JPH08119062A - 車両用エアバッグ装置の故障表示器 - Google Patents

車両用エアバッグ装置の故障表示器

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JPH08119062A
JPH08119062A JP28603994A JP28603994A JPH08119062A JP H08119062 A JPH08119062 A JP H08119062A JP 28603994 A JP28603994 A JP 28603994A JP 28603994 A JP28603994 A JP 28603994A JP H08119062 A JPH08119062 A JP H08119062A
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JP
Japan
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failure
indicator
indicator lamp
detected
fault
Prior art date
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Pending
Application number
JP28603994A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimizu
洋 清水
Koji Otaka
孝治 大高
Koji Imai
幸司 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP28603994A priority Critical patent/JPH08119062A/ja
Publication of JPH08119062A publication Critical patent/JPH08119062A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置故障の有無と表示灯の断線等の故障を確
実に判別して報知する。 【構成】 エアバッグ装置1内のCPU11は、装置1
各部の故障を検出し、故障が検出されない間は故障表示
灯2を点灯し続けるとともに、故障が検出された場合は
故障表示灯2を点灯から点滅へ変化せしめる。故障表示
灯2自体が断線等した場合には当該表示灯2が消灯す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用エアバッグ装置の
故障表示器に関し、特に故障表示灯の断線等によっても
故障報知が妨げられない故障表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】車両衝突時等にエアバッグを展開して乗
員保護を図るエアバッグ装置において、スキブ点火回路
の各部の故障を常時検出して報知することにより、未然
に取り替えあるいは修理を促している。この故障報知は
通常、故障表示器の表示灯によりなされ、故障発生時に
は当該表示灯が点灯ないし点滅し、正常時には消灯す
る。
【0003】これを図5で説明すると、エアバッグ装置
が正常な場合には(図の(1))電源投入後の初期故障
診断中に故障表示灯が点灯し、その後は消灯する。エア
バッグ装置が初期故障を生じている場合には(図の
(2))初期故障診断後も故障表示灯は点灯したままで
ある。また、初期故障診断が終了した後に故障(通常故
障)が発生した場合には(図の(3))一旦消灯した故
障表示灯が再び点灯する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の故
障表示は、故障発生時に表示灯が点灯して乗員の注意を
引く点では優れているものの、表示灯自体が断線し、あ
るいは表示灯までの配線が断線等した場合には故障表示
がなされない(図5の(4))という問題がある。
【0005】そこで本発明はかかる課題を解決するもの
で、装置故障の有無と表示灯の断線等の故障を確実に判
別して報知できる車両用エアバッグ装置の故障表示器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成で
は、図6に示すように、車両用エアバッグ装置の各部の
故障を検出する故障検出手段と、故障表示灯と、故障が
検出されない間は上記故障表示灯を点灯し続けるととも
に、故障が検出された場合は上記故障表示灯の点灯状態
を変化せしめる表示灯点灯制御手段とを具備している。
【0007】本発明の第2の構成では、上記表示灯制御
手段は、故障検出時に上記故障表示灯を点灯から点滅へ
変化せしめるように設定されている。
【0008】本発明の第3の構成では、上記故障表示灯
は一対設けられ、上記表示灯制御手段は、故障が検出さ
れない間は一方の故障表示灯を点灯せしめるとともに、
故障が検出された場合は他方の故障表示灯を点灯せしめ
るように設定されている。
【0009】
【作用】上記第1の構成において、故障が検出されない
間は故障表示灯が点灯し続け、故障が検出されると上記
故障表示灯の点灯状態が変化する。これにより、エアバ
ッグ装置各部の故障発生が報知される。また、故障表示
灯の断線故障を生じると、当該表示灯は全く消灯したま
まとなり、表示灯の故障を知ることができる。
【0010】上記第2の構成においては、表示灯の点滅
により確実に装置故障が識別される。
【0011】上記第3の構成においては、いずれかの故
障表示灯の点灯により装置の正常と故障が確実に識別さ
れるとともに、故障表示灯の消灯により当該表示灯の故
障を知ることができる。
【0012】
【実施例】図1において、故障表示器を内蔵したエアバ
ッグ装置1には故障表示灯2が接続されている。エアバ
ッグ装置1の詳細を図2に示す。図において、バッテリ
3は作動の確実性を考慮して並列に設けたイグニション
(IG)スイッチ4A,4Bとヒューズ5A,5Bを介
してエアバッグ装置1内のダイオード回路12に接続さ
れており、このダイオード回路12とDC/DCコンバ
ータ13により、所定のスキブ作動用電圧が、コンデン
サを使用したバックアップ電源14等に供給される。
【0013】バックアップ電源14はセーフィングセン
サ15を介して、並列に設けた2個のスキブ6A,6B
の給電端子に接続されており、これらスキブ6A,6B
はそれぞれアース端子に接続されたトランジスタ16
A,16Bにより通電作動せしめられる。増幅回路17
が設けられて、上記各スキブ6A,6Bの端子電圧が入
力しており、CPU11は増幅回路17の出力よりスキ
ブ6A,6Bの断線やショートを検出する。CPU11
には衝突時の加速度を検出するGセンサ18が接続され
るとともに、上記故障表示灯2が接続されている。CP
U11はGセンサ18の出力より衝突を検出すると、上
記各トランジスタ16A,16Bを導通作動せしめる。
この時、セーフィングセンサ15の接点は閉じているか
ら、各スキブ6A,6Bに通電されて図略のエアバッグ
が展開作動する。
【0014】CPU11は上述のスキブ断線等を検出す
る以外に、公知の構成により、バッテリ電圧の低下、バ
ックアップ電源14の電圧低下ないし上昇、バックアッ
プ電源用コンデンサの容量低下、Gセンサ18の作動不
良、セーフィングセンサ15のショート、点火用トラン
ジスタ16A,16Bのオープン等の各種故障を検出判
定する。なお、これら故障のうち、コンデンサの容量低
下、Gセンサ18の作動不良および点火用トランジスタ
16A,16Bのオープン等の故障は、IGスイッチ4
A,4B投入直後の初期故障診断にて検出判定される。
【0015】CPU11の表示灯点灯制御の手順を図3
に示す。IGスイッチ4A,4Bを投入した直後の初期
故障診断ルーチンにおいて(ステップ101)装置各部
の作動が正常であれば故障表示灯2が点灯せしめられる
(ステップ102、図4の(1))。初期故障診断で装
置各部の故障が検出されると、上記故障表示灯2は点滅
作動せしめられる(ステップ103、図4の(2))。
なお、初期故障診断中は故障表示灯2は点灯せしめられ
る。
【0016】初期故障診断後の通常故障診断ルーチンに
おいて(ステップ104)装置各部の作動が正常であれ
ば故障表示灯が点灯せしめられ(ステップ105、図4
の(1))、装置各部の故障が検出されると点滅作動せ
しめられる(ステップ106、図4の(3))。また、
表示灯自体の断線、ないし表示灯の給電線断線等の表示
灯故障の場合には、その時点で表示灯2が消灯する(図
3の破線矢印、図4の(4))。
【0017】このように、本実施例の故障表示器におい
ては、エアバッグ装置の作動が正常な場合には故障表示
灯が点灯し続け、エアバッグ装置の各部に故障を生じた
場合には上記故障表示灯が点滅作動する。そして、表示
灯の故障の場合には当該表示灯が消灯する。しかして、
エアバック装置の正常、故障、および表示灯の故障(表
示灯自体の断線あるいは給電線の断線)の三状態を確実
に識別することができる。
【0018】なお、上記実施例において、エアバッグ装
置の正常と故障を点灯報知する表示灯をそれぞれ設けれ
ば、表示灯の故障時にはいずれの表示灯も消灯状態とな
るから、上記三状態を同様に識別することができる。こ
の場合、正常と故障の各表示灯の発光色は異なるものを
使用できる。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明の車両用エアバッグ
装置の故障表示器によれば、エアバッグ装置故障の有無
と表示灯の断線等の故障を確実に判別して報知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示灯を有する車両用エアバッグ装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】故障表示器を具備する車両用エアバッグ装置の
内部回路図である。
【図3】CPUにおける表示灯点灯制御のフローチャー
トである。
【図4】故障表示灯の作動を示すタイムチャートであ
る。
【図5】従来の故障表示器における故障表示灯の作動を
示すタイムチャートである。
【図6】クレーム対応図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置 11 CPU(故障検出手段、表示灯点灯制御手段) 2 故障表示灯 3 バッテリ 4A,4B イグニションスイッチ 6A,6B スキブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用エアバッグ装置の各部の故障を検
    出する故障検出手段と、故障表示灯と、故障が検出され
    ない間は上記故障表示灯を点灯し続けるとともに、故障
    が検出された場合は上記故障表示灯の点灯状態を変化せ
    しめる表示灯点灯制御手段とを具備する車両用エアバッ
    グ装置の故障表示器。
  2. 【請求項2】 上記表示灯制御手段は、故障検出時に上
    記故障表示灯を点灯から点滅へ変化せしめるように設定
    されている請求項1記載の車両用エアバッグ装置の故障
    表示器。
  3. 【請求項3】 上記故障表示灯は一対が設けられ、上記
    表示灯制御手段は、故障が検出されない間は一方の故障
    表示灯を点灯せしめるとともに、故障が検出された場合
    は他方の故障表示灯を点灯せしめるように設定されてい
    る請求項1記載の車両用エアバッグ装置の故障表示器。
JP28603994A 1994-10-26 1994-10-26 車両用エアバッグ装置の故障表示器 Pending JPH08119062A (ja)

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JP28603994A JPH08119062A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 車両用エアバッグ装置の故障表示器

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JPH08119062A true JPH08119062A (ja) 1996-05-14

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ID=17699185

Family Applications (1)

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JP28603994A Pending JPH08119062A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 車両用エアバッグ装置の故障表示器

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JP (1) JPH08119062A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047117A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Denso Corp テルテール用光源の故障判断装置
JP2015082491A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 株式会社豊田自動織機 電極積層装置及び電極の取得方法
JP2016132389A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 三菱電機株式会社 制御装置及び制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010047117A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Denso Corp テルテール用光源の故障判断装置
JP2015082491A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 株式会社豊田自動織機 電極積層装置及び電極の取得方法
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