JPH0288344A - 点火回路 - Google Patents

点火回路

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JPH0288344A
JPH0288344A JP1150698A JP15069889A JPH0288344A JP H0288344 A JPH0288344 A JP H0288344A JP 1150698 A JP1150698 A JP 1150698A JP 15069889 A JP15069889 A JP 15069889A JP H0288344 A JPH0288344 A JP H0288344A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B9/03Safety arrangements electric with multiple-channel loop, i.e. redundant control systems

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の乗客拘束システムに関し、より詳細に
は、内部故障の存在を容易に診断することができるエア
バッグ受動拘束システムの点火回路に関する。
〔従来の技術〕
公知のエアバッグ乗客拘束システムは、各々が同じ公称
抵抗値の抵抗器により分路されている第1及び第2の常
開自動車加速センサーと直列の点火スクイーゾの両端間
に電位を与える給電源を有する点火回路を具備している
。従って、センサーが常開状態をとりながら回路に小電
流が流れる。
車輌の衝突や著しい減速時にセンサーが閉成すると、ス
クイーゾを流れる電流が著しく高まり、それによりスク
イーゾが点火されてエアバッグを展開させる。ドライバ
及び乗客用エアバッグの両方を調整するために、各エア
バッグに対して別々の点火回路が採用され車輌の衝突時
に各々が独立して点火を行う。
このような独立点火回路の利点は内部故障の存在、すな
わち1個の常開センサーの不適切な閉成等の素子の故障
が、回路の電位を測定することにより容易に診断できる
ことである。残念ながら、各スクイーゾは2個のセンサ
ーしか接続されていないため、スクイーゾに対する冗長
点火径路はない。従って、両方のバッグを展開させるに
は4個のセンサーが全て閉成しなければならない。冗長
点火径路は各エアバッグに対してさらに専用の直列点火
回路を付加することにより生成することができる。従っ
て、各エアバッグは1個のスクイーゾに専用の両方のセ
ンサーの開成時にバッグを展開させる2個もしくはそれ
以上のスクイーゾを有し、従ってその冗長点火径路数は
冗長直列点火回路数に等しい。残念ながら、回路素子数
が増大するためにこのような回路を使用する乗客拘束シ
ステムのコスト及びこのような回路素子の故障の可能性
が劇的に高まる。
もう一つの公知のエアバッグ点火回路は並列配線された
第1対の常開センサーと、並列配線された一対のスクイ
ーゾと並列配線された第2対の常開センサーを直列に配
置することにより多数の点火径路を提供する。これらの
センサーも同じ公称抵抗値の抵抗器により分路されてい
る。スクイーゾは第1対のセンサーのいずれかと第2対
のセンサーのいずれかの同時閉成時に点火する。多数の
点火径路を設けることにより、内部で使用する回路素子
数を増大する必要なしにシステムの信頼度が高められる
。残念ながら、このような回路の診断は容易ではなく、
回路まわりの電位を調べれば故障が発生したことは判る
が、正確な故障識別方法はなく、故障源が明らかになる
までは個々の回路素子を個別に取り除いたりデストする
ことばはとんどできない。例えば、第1対のセンサーを
構成するセンサーの一つが故障で閉成すれば、両センサ
ーを取り除いて個別にテストし、どのセンサーが故障し
たかを決定しなければならない。
最少数の回路素子を使用して多数の点火径路を有する自
動車の乗客拘束システム用点火回路を提供することが本
発明の目的である。
点火回路を分解する必要なしにその素子を診断すること
ができる、自動車の乗客拘束システム用点火回路を提供
することが本発明のもう一つの目的である。
点火回路を分解することなく内部のいかなる故障をも明
確に診断する方法を提供することも本発明の目的である
自動車の乗客拘束システムの第1及び第2の手段を起動
させる、例えば1対のエアバッグを展開させる、本点火
回路は給電源の両端間に並列接続された第1及び第2の
回路脚を有し、その間に第1の電圧が印加される。特に
、第1の回路脚はエアバッグの展開を必要とする第1の
状態を検出する第1の常開センサー(以後“セーフイン
グセンサー”と呼ぶ)と、内部抵抗を有する第1のエア
バッグを展開させるスクイーゾのような第1のトリガー
手段とエアバッグの展開を必要とする第2の状態を検出
する第2の常開セン−(以後“クラッシュセンサー”と
呼ぶ)を直列に具備している。
同様に、第2の回路脚はもう1個のセーフイングセンサ
ーと、第1のスクイーゾの内部抵抗値と実質的に等しい
内部抵抗値を有する第2のエアバッグを展開させる第2
のスクイーゾと、もう1個のクラッシュセンサーを直列
に具備している。各常開セーフイング及びクラッシュセ
ンサーは各スクイーゾの内部抵抗値よりも実質的に高い
抵抗値を有する抵抗器により分路されている。第1及び
第2の回路脚のクラッシュ及びセーフイングセンサーを
分路する抵抗器は、それぞれ、同じ公称抵抗値である。
あるいは、各回路脚のセーフイングセンサーを分路する
抵抗器及び各回路脚のクラッシュセンサーを分路する抵
抗器は、それぞれ、同じ公称抵抗値である。
1対の反対にバイアスされたダイオードからなる第1の
ダイオードブリッジが第1の回路脚上のセーフイングセ
ンサーとそのスクイーブ間の第1の接合点を第2の回路
脚上のセーフイングセンサーとそのスクイーブ間の第1
の接合点と接続する。
同様に、1対の反対にバイアスされたダイオードからな
る第2のダイオードブリッジが第1の回路脚上のスクイ
ーゾとそのクラッシュセンサー間の第2の接合点を第2
の回路脚上のスクイーゾとそのクラッシュセンサー間の
第2の接合点と接続する。ダイオードブリッジは多数の
点火径路を提供し、従って、いずれかのセーフイングセ
ンサー及びいずれかのクラッシュセンサーの閉成時に両
スクイーブが点火されて両エアバッグが展開される。
ダイオードブリッジはさらに、故障の識別を行うだけで
なく、点火回路内に故障が存在することを診断すること
ができる。このために、本点火回路はさらにその周りの
いくつかの接合点の電位及び回路脚両端間に加わる電圧
を読み取る手段と、いくつかの接合点の電位を互いに比
較する手段と、印加電圧及び印加電圧の複数の公知のパ
ーセンテージから複数の電圧範囲を計算する手段と、一
つの接合点の電位をこのように計算される電圧範囲と比
較する手段と、第1の印加電圧よりも高い第2の電圧を
回路脚両端間に加える、すなわち、回路脚両端間の印加
電圧を増大する手段と、回路脚両端間に第1の電圧が印
加される時の一つの接合点の電位を回路脚両端間に第2
の電圧が印加される時の同じ接合点の電位と比較する手
段と、各ダイオードブリッジの両端間電圧降下をダイオ
ード順バイアス導通電圧と比較する手段を具備している
本点火回路はさらに故障の存在を知らせる信号手段と、
診断時に故障を記録する手段を具備している。本点火回
路はさらに各回路脚から電流を引き出すスイッチ可能手
段等のダイオードブリッジを有するダイオードの瞬時順
バイアス導通電圧決定手段及び各ダイオードブリッジの
両端間電圧降下を計算する手段を具備し、点火回路はダ
イオードの順バイアス導通電圧を周期的に再決定して時
間と温度の影響だけでなく製造公差も補償する。
〔実施例〕
第1図を参照として、本発明に従って構成され(図示せ
ぬ)1対のエアバッグを展開させるための点火回路10
は、直流給電16の両端間に並列接続された第1及び第
2の回路脚12.14を有している。直流給電16は、
例えば、バッテリー8及びバッテリー8の両端間に接続
されて通常それにより充電されるコンデンサ20を有し
、従って回路脚12.14両端間に送られる供給電圧V
 はバッテリー8が故障したり車輌の衝突時に点火回路
10の脚12.14から分離される場合にエアバッグを
展開させるのに充分なものとされる。また、コンデンサ
20はインダクタ24を介して充電トランジスタ22の
パルス出力により公称供給電圧V へ充電される。充電
トランジスタ22の入力はバッテリー8の出力電圧vb
ttを連続的に監視するマイクロプロセッサ30のパル
ス出力及び1対のアナログ/デジタルコンバータA。
Bにより、それぞれ回路脚12.14の両端間に加えら
れる供給電圧V からなっている。1対の$ 保護ダイオード32がコンデンサ20の不足放電を防止
する。前記したように、コンデンサ20はさらに内部故
障の存在を診断するのに使用する点火回路10の脚12
.14の両端間に加わる供給電圧V を−時的に増大す
る作用をする。
第1の回路脚12は、第1の閾値を越える加速等の、エ
アバッグを展開させる必要がある第1の条件を検出する
常開セーフイングセンサ34と、内部を流れる電流が閾
値を越える場合に第1のエアバッグを爆発的に展開させ
る公称内部抵抗値のヒータ線からなる点火スクイージ3
6等の第1のエアバッグを展開させるトリが手段と、第
2の閾値を越える加速等のエアバッグを展開させる必要
がある第2°の条件を検出する常開クラッシュセンサ3
8とを直列に具備している。クラッシュセンサ38の第
2の加速閾値はセーフイングセンサ34の第1の加速閾
値よりも高(、従ってセーフイングセンサ34はクラッ
シュセンサ38を有効に1アーム”し、第2の閾値を越
える速度で車輌が加速する時にアームされたクラッシュ
センサ38がスクイーゾ36を点火する。
第1の回路脚12の常開センサ34.38はそれぞれ同
じ公称抵抗値の抵抗器40により分路されている。重要
なのは、分路抵抗器40の公称抵抗値が好ましくはスク
イーゾ36の公称内部抵抗値よりも数桁高いことである
。例えば、スクイーゾ36の公称内部抵抗値がおよそ2
Ωであれば、分路抵抗器40は好ましくはそれぞれ2に
Ωの抵抗器である。
同様に、点火回路10の第2の脚14は第1の回路脚1
2のセーフイングセンサ34と同じ加速閾値を有する第
2のセーフイングセンサ42と、第1のスクイーゾ36
と同じ内部抵抗値を有し内部を流れる電流が閾値を越え
る場合に第2のエアバッグを展開させる第2のスクイー
ゾ44と、第1の回路脚12のクラッシュセンサ38と
同じ加速閾値を有する第2のクラッシュセンサ46を直
列に具備している。第2の回路脚14のセーフイングセ
ンサ42及びクラッシュセンサ46は各々が第1の回路
脚12の分路抵抗器40と同じ公称抵抗値を有する抵抗
器48に分路されている。
反対にバイアスされたダイオード52からなる第1のダ
イオードブリッジ50が第1の脚12上のセーフイング
センサ34とそのスクイ−136間の接合点54(以後
、“第1の接合点54”と呼ぶ)を第2の脚14上のセ
ーフイングセンサ42とそのスクイージ44間の接合点
56(以後、“第2の接合点56”と呼ぶ)に接続する
。同様に、反対にバイアスされたダイオード62からな
る第2のダイオードブリッジ60が第1の回路脚12上
のスクイーゾ36とそのクラッシュセンサ38間のもう
一つの接合点64(以後、“第3の接合点64”と呼ぶ
)を第2の回路脚14上のスクイーゾ44とそのクラッ
シュセンサ46間の接合点(以後、“第5の接合点66
“と呼ぶ)に接続する。
ダイオードブリッジ50.60はスクイーゾ36.44
に多数の点火経路を提供し、従って、セーフイングセン
サとクラッシュセンサがどのような組合わせで閉成され
るかに無関係に両方のエアバッグが展開される。とりわ
け、正規動作時には、分路抵抗器40.48は各回路1
2.14、従って、そのスクイーゾ36.44を流れる
電流を比較的低く維持する。閾値を越える加速によりセ
ーフイングセンサ34.42の少くとも1個及びクラッ
シュセンサ38.46の少くとも1個が閉成すると、分
路抵抗器40.48が短絡され、スクイーゾ36.44
を流れる電流はその点火閾値よりも高い値へ増大してエ
アバッグは同時に展開される。
本発明のもう一つの特徴に従って、本点火回路10のダ
イオードブリッジ50.60によりさらに内部故障の診
断を行うことができる。とりわけ、正規動作中に、点火
回路10は同じ抵抗値を有し、従って、同じ電流を引き
出す2つの脚12.14を有する簡単な並列回路として
機能する。従って、正規動作中に、第1、第2の接合点
54.56及び第3、第4の接合点64.68はそれぞ
れ同電位に維持される。しかしながら、回路10内に故
障が存在するとその脚12.14を流れる電流が中断さ
れ、一つもしくはそれ以上の接合点の電位を変える。各
故障により回路、従って、接合点の電位は異なる影響を
受けるため、接合点54,56.64.66の電位の絶
対値及び相対値を調べることにより故障の本質を調べる
ことができる。
従って、本点火回路10はさらにそこへ接続されたマイ
クロプロセッサ30上のアナログ/デジタル変換器ポー
ト″C”  IID”  IIE”、 “F″等の各接
合点54,56.64.88の電位を読取る手段を具備
している。点火回路10はさらにマイクロプロセッサ3
0に接続され故障の存在を診断するのに有用な複数個の
基準値を記憶するEPROM68等の持久メモリユニッ
トを具備し、このように診断された故障の周波数と本質
が記録されて後に調べられ、且つマイクロプロセッサ3
0により起動される信号ランプ70等の信号手段を具備
して、故障の存在を車輌の運転者に示す。
ダイオードブリッジ50.60のいずれかの両端間の瞬
時電圧降下がそのダイオード52.62の順バイアス導
通電圧V、を越える場合には、ブリッジ50.60の順
バイアスダイオードが“ターンオンする”、すなわち、
電流が流れ始め、その後ブリッジ50.60の両端間の
電圧降下はダイオード順バイアス導通電圧V、に制限さ
れることをお判り願いたい。ブリッジ50.60の両端
間電圧がそのダイオード52.62の順バイアス導通電
圧Vdを越えると、前記したようにダイオード故障が表
示される。
マイクロプロセッサ30が実行する診断シーケンスを第
2図に略示する。特に、マイクロプロセッサ30は、(
1)瞬時供給電圧V 及び接合点54.56.64.6
6の電位をそれぞれそのアナログ/デジタル変換器ポー
ト″B″  C”“D”、 “E′″、 “F”を介し
て読取り、(2)さまざまな回路の故障群に対応する供
給電圧V に対する接合点電位の範囲を定義する予め記
憶された複数の範囲%をEPROM68から検索し、(
3)前記%及び瞬時供給電圧V を使用して5つ$ の電圧範囲を計算し、(4)  (a)第1の接合点5
4の電位■1が存在する電圧範囲、(b)EPROM6
8から検索した基準ダイオード順バイアス導通電圧V、
と比較した第1及び第2の接合点54゜56間の電圧降
下v12、(c)第1.第3の接合点54.64間及び
第2、第4の接合点56. 66間の電圧降下、(d)
 コンデンサ20を瞬時供給電圧■3よりも高い電圧に
充電した場合に第1の接合点54の電位v1に及ぼす影
響に基いて任意特定の故障の存在及び本質を決定するこ
とにより、点火回路10に故障が存在する場合に、それ
を診断する。故障が表示されると、その後マイクロプロ
セッサ30は表示された故障をEPROM68内に記録
し信号ランプ70を点灯する。また、マイクロプロセッ
サ30が実行する1組の命令として故障%を記憶させる
こともでき、このような値を得るためにEPROM68
を参照する必要をなくすこともできることをお判り願い
たい。
前記ステップ2においてEPROM6Bから検索される
故障範囲%は最初に同業者には公知の方法で回路分析に
より決定され、各故障に対する接合点54.56.64
.66の電位変化が計算される。こうして得られる%を
次に経験的に拡大して点火回路10を構成する素子の電
気的特性の許容変動に適応する故障電圧範囲が得られる
。従って、2にの分路抵抗器40.48を有する本点火
回路10の実施例に対して、範囲(1)は大地電位と供
給電圧V の16.5%間にあり、範囲(2)奪 は供給電圧V の16.5%と46%間にあり、$ 範囲(3)は供給電圧V の46%と58%間にあ$ す、範囲(4)は供給電圧V の58%と79%間客 にあり、範囲(5)は供給電圧V の79%と10$ 0%間にある。事実、分路抵抗器40.48が同じ公称
抵抗値を有しスクイーゾ36.44の公称内部抵抗値が
それに較べて無視し得る任意の実施例に対して前記%は
正しい。
第1.第2の接合点54.56、第1.第3の接合点5
4.64及び第2.第4の接合点56゜60間で観察さ
れた電圧降下v1□”H”24は前記故障範囲と組合せ
て次表に示す26の特定故確認するのに使用され、表中 大きさの電圧を表わす。
“無” は無視できる 障の識別若しくは回路10内に故障がないことをここで
 S81・・・第1の回路脚12のセーフイングセンサ
34 SS2・・・第2の回路脚14のセーフイングセンサ4
2 C3I・・・第1の回路脚12のクラッシュセンサ38 C82・・・第2の回路脚14のクラッシュセンサ46 J1〜J4・・・接合点54. 56. 64゜■、・
・・ダイオードブリッジ50.60を構成するダイオー
ド52.62 の瞬時順バイアス導通電圧 g・・・回路素子の公称抵抗値の変動に順応して回路に
故障が無い場合の 不注意による故障登録を防止す る、例えば0,3Vの特定保護 帯 次の例は第1表の使用を示すだけでなく、前記診断シー
ケンスの応用を示すものである。各側に対して、供給電
圧V は12Vであり、従って前$ 記ステップ2で計算される範囲(1)〜(5)は次のよ
うになる。範囲1.0〜1.98V、範囲2゜1.98
〜4.86V、範囲3. 4. 86〜6.88V、範
囲4. 6. 88〜9.42V、範囲5.9.42〜
12.OV、次側に対して、ダイオード順バイアス導通
電圧Vdは0.70Vであったものとする。
例1 第1.第2.第3及び第4接合点54. 56゜64.
66の電位はそれぞれ12.00゜12.00.11.
98.11.99Vとする。
12Vの供給電圧を与えると、第1の接合点電位v1は
範囲5内に入る。第1、第2の接合点54゜56間の電
圧降下V はゼロであるため、v12のみを使用して最
初に第1表を参照すると次の故障状態が識別される、両
スクイーブ36.44が開放(故障魔7):両セーフイ
ングセンサ34.42が開成(故障Na8);第1、第
2の接合点54゜56が共にバッテリ18の正端子に短
絡(故障Nα9);回路脚12.14が第3の接合点6
4と大地間及び第4の接合点66と大地間でそれぞれ開
放(故障N11L10);あるいは点火回路10の第3
、第4の接合点64.66が共にバッテリー8の正端子
に短絡(故障kl 1)。
さらに第1表を参照として、第1、第3接合点54.6
4間の電圧降下”13を調べる必要がある。
本例において、第1、第3接合点54.64間に0.0
2Vの小さな正の電圧降下”13が生じるため故障N1
1L7. 10. 11は適用されず、故障NIIL7
により供給電圧V (すなわち、12v)に等し$ い電圧降下v13がその間に生じ、故障Na1O,11
も接合点54.64に同じ電位を生じているはずである
故障Na8,9をさらに区別するために、充電トランジ
スタ22をオンとすることによりコンデンサ20が充電
される。このような充電により第1の接合点54の電位
が増大し、次に第1表を参照すれば両方のセーフイング
センサ34.42が閉成していることが判る(故障勲8
)。このような充電により第1の接合点54の電位を増
大することができない場合には、第1、第2の接合点5
4゜56がバッテリ18に短絡される(故障阻8)。
また、マイクロプロセッサ30はそれに接続されたアナ
bグ/デジタル変換器ポート“A″、“B”  sC”
を介してバッテリ電圧”batを第1の接合点の電位v
1と比較することができる。
とりわけ、第1、第2の接合点54.56がバッテリ1
8に短絡されていない場合には、給電ダイオード32の
順バイアス導過電圧V、に実質的に等しい電圧降下がバ
ッテリ18と第1の接合点54間に生じる。バッテリ電
圧vb、lが第1の接合点54の電位と実質的に等しい
場合には、第1、第2の接合点54.56がバッテリ1
8に短絡される、すなわち故障N118が表示される。
マイクロプロセッサ30が第1、第2の接合点54.5
6の電位しか読取らない場合のように、電圧降下v13
.v24が得られない場合には、本例の特定の故障を識
別することはできない。むしろ、故障は2つの故障群、
すなわち、故障Th7. 8゜10からなる群もしくは
故障N119.10からなる群内にあるとされるだけで
ある。
例2 第1、第2、第3及び第4の接合点54. 56゜64
.66の電位はそれぞれ11.98゜12.00,11
.28,11.30Vとされる。
従って、第1の接合点電位は範囲5内に入る。
v12を使用して第1表を最初に参照すれば、次の故障
状態が可能なものとして示される;第1の接合点54が
バッテリの正端子に短絡(故障kl);第1のセーフイ
ングセンサ34が閉成;もしくは第3の接合点64がバ
ッテリの正端子に短絡(故障Na5)。第1、第3の接
合点54.64間に存在する小さな負の電圧降下v13
を使用してさらに第1表を参照すれば、第1の接合点5
4がバッテリ1Bの正端子に短絡されていることが示さ
れる(故障恥1)。
例3 第1、第2、第3及び第4の接合点54. 56゜64
.66の電位はそれぞれ6.10,6.10゜6.06
.6.07とされる。従って、第1の接合点電位は範囲
3内に入る。第1、第2の接合点54.56は同電位で
あるため、回路10内に故障は存在しない。
例4 第1、第2、第3及び第4の接合点54. 56゜64
.66の電位はそれぞれ5. 97. 6. 12゜5
.93,6.IOVとされる。従って、第1の接合点電
位は範囲3内に入る。第1、第2の接合点54.56間
の−0,15Vの電圧降下”+2はダイオード順バイア
ス導通電圧V、よりも著しく低いため、回路10内の分
路抵抗器40.48の少くとも1個はその許容範囲外の
公称抵抗値を有している(故障N11l 7)。
各回路脚12.14内でそのクラッシュセンサ38.4
6と大地間に(図示せぬ)ダイオードを付加すれば、故
障N121,23.25内の状態をさらに区別できるこ
とをお判り願いたい。とりわけ、第2、第4の接合点6
4.66の電位がこのような付加抵抗器の順バイアス導
通電圧vdに等しい場合には、第2、第4の接合点64
.66は大地に短絡されない。逆に、第2、第4の接合
点64.86の電位がゼロである場合には、大地への短
絡が表示される。しかしながら、回路脚12゜14内に
このような付加ダイオードが存在すれば、その順バイア
ス導通電圧Vdにより前記故障範囲%、従って回路の診
断に適応可能な故障範囲が変る。
同様に、クラッシュセンサ34,42を分路スる抵抗器
40.48のいずれよりも実質的に大きい抵抗値を有す
る(図示せぬ)抵抗器も各クラッシュセンサ34,42
を分路し、故障磁26内の状態間をさらに区別すること
ができる。
所与のダイオードの順バイアス導通電圧vdは製造公差
及び、例えばその動作温度変動等の、ダイオードの動作
状態により変動することをお判り願いたい。従って、点
火回路10内の故障を正確に診断するために、点火回路
10内の各ダイオード52.62の瞬時順バイアス導通
電圧vdを周期的に再決定して前記診断シーケンスに使
用することが好ましい。従って、本発明の点火回路10
はさらに、第1図に示すように、それぞれ第3、第4の
接合点64.66に接続され回路脚12゜14から選択
的に電流を引き出すトランジスタ72.74等の電流ス
イッチ手段を具備している。
とりわけ、各トランジスタ72.74のコレクタに分路
抵抗器40.48と同じ抵抗値を有する抵抗器76を介
して、それぞれ、第3、第4の接合点64.68に接続
されており、各トランジスタ72.74のエミッタは接
地されている。
ダイオードブリッジ50.60を構成するダイオード5
2.62の瞬時順バイアス導通電圧v6を決定する方法
を第3図に示す。特に、電流はマイクロプロセッサ30
から第1のトランジスタ72のベースに供給され、従っ
て、そのコレクタに接続された抵抗器76を介して電流
が引き出される。従って、増大された電流が給電された
トランジスタ72が接続された脚12へ流れ、そのセー
フイングセンサ34の両端間に大きな電位降下を生じて
各ブリッジ50.80の順バイアスダイオ−ドの両端間
にダイオードを“オン”とするのに充分な電圧降下を与
える。その結果、アナログ/デジタル変換器ボート“C
″、 D”、 “E″“F”を介してマイクロプロセッ
サ30により読取られる瞬時接合点電位から計算される
第1、第2の接合点54.56及び第3、第4の接合点
64.66間の電圧降下v13.v24はダイオード5
2.62の順バイアス導通電圧の瞬時値に等しくなる。
前記方法は第2のトランジスタ74が第2の脚14から
電流を引き出して繰返され、ブリッジ50.60の反対
にバイアスされた各ダイオード52.62の瞬時順バイ
アス導通電圧vdが計算される。各ダイオード52.6
2の瞬時順バイアス導通電圧Vdはその後EPROM6
8に記憶されて前記診断シーケンスで使用される。
トランジスタやダイオードの故障によりダイオード両端
間の瞬時電圧降下が計算できない場合には、ダイオード
順バイアス導通電圧vdの予選定値が使用されることを
お判り願いたい。この点について、さらにダイオード順
バイアス導通電圧■、は前記したように点火回路10に
故障が存在しない場合、もしくは故障が範囲3内に入る
場合しか正確にチエツクできないこともお判り願いたい
。従って、瞬時ダイオード順バイアス導通電圧vdをテ
ストする場合、第1、第3の接合点54゜56の瞬時電
位から計算される電圧降下■12が0よりは大きいがそ
の最小許容値よりも小さい場合には、トランジスタもし
くはダイオード故障が表示される(故障Nal 8)。
本診断シーケンスはさらに次のステップからなる二点火
回路に関する電位v12 ’ ”13 ” 23 ’v
24を数回読取りそれから前記ステップに使用する平均
値を計算する:信号ランプ70の完全性をチエツクし、
信号ランプ70の故障時にはバックアップ信号手段を働
かせる;信号ランプ70を介して、コード化シーケンス
により、検出された特定故障を知らせる;マイクロプロ
セッサ30のアナログ/デジタルポート“A”を介して
バッテリー8の出力電圧V を読取り、例えば、バッテ
リ18の故障時もしくは車輌の衝突的に回路10からバ
ッテリ18が分離した時に、バッテリ電圧Vbatが両
スクイーブ36.44を点火するのに充分なレベルより
も低く降下する場合にコンデンサ20を充分する: (
図示せぬ)その付加感知手段を使用して車輌フレームへ
の加速度センサ34゜40.42.46の物理的取付け
を確証する。
回路10内の故障の存在の決定に関して、マイクロプロ
セッサ30は表示される故障がセーフイングセンサ34
.42の一方の瞬時閉成等のシステム異常であるか、開
成位置で故障したセンサ等の真の故障であるかを決定す
る増分カウンタ等の手段を組み込むことができる。マイ
クロプロセッサ30はさらに連続診断能力を保証するデ
ツトマンタイムを組み込むことができ、例えば、マイク
ロプロセッサ30が任意の外乱により停止されるような
場合、その命令の特定点においてマイクロプロセッサ3
0を開始させる。マイクロプロセッサ30命令はさらに
、それに接続されたEPROM68の完全性をチエツク
し、記録された故障の除去をEPROM68内に記録す
るステップを有することができる。
本エアバッグ点火回路の別の実施例80を第4図に示す
。点火回路80は(図示せぬ)ドライバの側lエアバッ
グ等の1個のエアバッグを起動させ、且つ多数の点火径
路と完全な回路の診断可能性を提供する。特に、点火回
路80は本点火回路の第1の実施例(lO)に関して前
記したものと同様な給電源16の両端間に並列接続され
た3つの回路脚82.84.86を具備している。
第1の脚82はセーフイングセンサ88、エアバッグを
起動させるスクイーゾ90.及びクラッシュセンサ92
を直列に具備し、第2の脚84はセーフイングセンサ9
4と抵抗器96を直列に具備し、第3の脚86は抵抗器
98とクラッシュセンサ100を直列に具備している。
第1の実施例(10)と同じように、各センサ88.9
2には第2、第3の脚84.86の直列抵抗器98.9
8と同じ公称抵抗値の分路抵抗器102が設けられてい
る。
反対にバイアスされたダイオード106からなる第1の
ダイオードブリッジ104が、第1の脚82上のセーフ
イングセンサ88とそのスクイージ90間の接合点(以
後、 “第1の接合点108”と呼ぶ)を第2の脚84
上のセーフイングセンサ94とその抵抗器96間の接合
点110(以後、“第2の接合点110”と呼ぶ)に接
続する。同様に、反対にバイアスされたダイオード11
4からなる第2のダイオードブリッジ112が、第1の
回路脚82上のスクイーゾ90とそのクラッシュセンサ
92間の接合点116(以後、 “第3の接合点116
”と呼ぶ)を第3の回路脚86上の抵抗器98とそのク
ラッシュセンサ100間の接合点118(以後、“第4
の接合点118”と呼ぶ)に接続する。公称抵抗値の低
い抵抗器はクラッシュ及びセーフイングセンサの閉成時
に激烈に損傷して、点火回路の信頼度を低下させる他に
火炎その他の危険を伴うため、第1の実施例(10)の
第2のスクイーゾ44はそこから取り外した時に同じ公
称抵抗値の抵抗器で簡単に取り替えるわけにはいかない
という事実により、第2の実施例(80)のように、本
点火回路の第1の実施例(10)の第2の回路脚14を
2つの別々の回路脚84,86に分割する必要があるこ
とをお判り願いたい。
本点火回路10の第1の実施例(10)と同様に、ダイ
オードブリッジ104及び112により、いずれかのセ
ーフイングセンサ88.94がクラッシュセンサ92.
100を共に“アーム”することができる。従って、セ
ーフィングセンサ88゜94のいずれかとクラッシュセ
ンサ92.100のいずれかが同時に閉成すると、スク
イーゾ90を流れる電流はその点火閾値を越える値まで
増大し、スクイーゾ90はエアバッグを展開させる。
本点火回路の第1の実施例(10)に関して前記した診
断シーケンスを使用して、ダイオードブリッジ104.
112も同様に完全な回路診断可能性を提供する。
ダイオードブリッジ104.112を構成する各ダイオ
ード106.114の瞬時順バイアス導通電圧V、が前
記したようにトランジスタ120゜122を交互にオン
することにより計算され、そのコレクタは抵抗器124
を介して、それぞれ、第1及び第3の回路脚82.86
の第3及び第4の接合点116.118に接続されてい
る。
本発明の実施例を開示してきたが、特許請求の範囲を外
れることなく本発明を修正できることをお判り願いたい
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に従って構成されたエアバッグ点火回路
の線図、第2図はそのマイクロプロセッサにより実行さ
れる第1図のエアバッグ点火回路内の故障の存在を診断
する方法を示すフロー図、第3図は第1図のエアバッグ
点火回路のダイオードブリッジを構成するダイオードの
瞬時順バイアス導通電圧を決定する方法を示すフロー図
、第4図は1個のみのエアバッグを展開させ且つ多数の
点火径路と完全な回路診断可能性を特徴とする本発明の
エアバッグ点火回路の別の実施例である。 参照符号の説明 10・・・点火回路 12.14・・・回路脚 6・・・直流給電 8・・・バッテリ 0・・・コンデンサ 2・・・充電トランジスタ 4・・・インダクタ 0・・・マイクロプロセッサ 2・・・保護ダイオード 4.42・・・セーフイングセンサ 6.44・・・点火スクイーゾ 8.46・・・クラッシュセンサ 0.48・・・分路抵抗器 0.60・・・ダイオードブリッジ 2.62・・・ダイオード 8・・・EPROM 0・・・信号ランプ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車の乗客拘束システムの第1及び第2の手段
    を起動させる点火回路において、該点火回路は、  前記手段の起動を必要とする第1の状態を検出するた
    めの第1の常開センサと、内部抵抗を有する前記第1の
    手段を起動させるための第1のトリガー手段と、前記手
    段の起動を必要とする第2の状態を検出するための第2
    の常開センサとを直列に具備し、前記第1及び第2のセ
    ンサは、それぞれ、第1及び第2の抵抗器により分路さ
    れ、前記第1及び第2の抵抗器は前記第1のトリガー手
    段の内部抵抗よりも実質的に大きい抵抗値を有する、第
    1の回路脚と、  前記第1の回路脚と並列接続され、前記手段の起動を
    必要とする第1の状態を検出するための第3の常開セン
    サと、前記第1のトリガー手段の内部抵抗と実質的に等
    しい内部抵抗を有し前記第2の手段を起動させるための
    第2のトリガー手段と、 前記手段の起動を必要とする
    第2の状態を検出するための第4の常開センサとを直列
    に具備し、前記第3及び第4のセンサは、それぞれ、第
    3及び第4の抵抗器により分路され、前記第3及び第4
    の抵抗器は前記第2のトリガー手段の内部抵抗よりも実
    質的に大きい抵抗値を有する第2の回路脚と、  前記第1の回路脚上の前記第1のセンサと前記第1の
    トリガー手段間の第1の接合点を前記第2の回路脚上の
    前記第3のセンサと前記第2のトリガー手段間の接合点
    と接続する反対にバイアスされた一対のダイオードから
    なる第1のダイオードブリツジと、  前記第1の回路脚上の前記第1のトリガー手段と前記
    センサ間の第2の接合点を前記第2の回路脚上の前記第
    2のトリガー手段と前記第4のセンサ間の接合点と接続
    する反対にバイアスされた一対のダイオードからなる第
    2のダイオードブリツジと、  前記回路脚の両端間に第1の電圧を加える手段とを具
    備する点火回路。
  2. (2)請求項(1)記載の点火回路において、前記第1
    及び第2の抵抗器及び前記第3及び第4の抵抗器は、そ
    れぞれ、同じ公称抵抗値である点火回路。
  3. (3)請求項(1)記載の点火回路において、前記第1
    ,第3の抵抗器及び前記第2,第4の抵抗器は、それぞ
    れ、同じ公称抵抗値である点火回路。
  4. (4)前記点火回路内の故障を診断する手段を含む請求
    項(1)記載の点火回路において、  前記複数の接合点の電位を読み取る手段と、 前記接
    合点の一つの電位を前記もう一つの接合点の電位と比較
    する手段、 とを具備する点火回路。
  5. (5)請求項(4)記載の点火回路において、前記故障
    を診断する前記手段はさらに、  前記回路脚の両端間に印加される電圧を読み取る手段
    と、  印加電圧及び印加電圧の複数の公知の%から複数の電
    圧範囲を計算する手段と、  前記接合点の一つの電位を前記電圧範囲と比較する手
    段、 とを具備する点火回路。
  6. (6)請求項(4)記載の点火回路において、前記故障
    を診断する前記手段はさらに、  第1の印加電圧よりも大きい第2の電圧を前記回路脚
    の両端間に印加する手段と、  前記回路脚の両端間に第1の電圧が印加される時の前
    記接合点の一つの電位を、前記回路脚の両端間に第2の
    電圧が印加される時の前記接合点の一つの電位と比較す
    る手段、 とを具備する点火回路。
  7. (7)請求項(6)記載の点火回路において、前記回路
    脚の両端間に第1の電圧を印加する前記手段はバツテリ
    を具備し、前記回路脚の両端間に第2の電圧を印加する
    前記手段は前記バツテリと並列接続されたコンデンサ及
    び前記コンデンサを第2の電圧まで充分する手段を具備
    する点火回路。
  8. (8)請求項(7)記載の点火回路において、前記コン
    デンサを充電する前記手段はトランジスタを具備し、前
    記トランジスタのコレクタとエミツタは前記コンデンサ
    の両端間に接続されており、前記トランジスタのベース
    は電流源に接続されており、前記電流源から前記トラン
    ジスタのベースへ電流が送出される時に前記トランジス
    タが前記コンデンサを充電する点火回路。
  9. (9)請求項(4)記載の点火回路において、診断時に
    前記故障の存在を知らせる信号手段を含む点火回路。
  10. (10)請求項(4)記載の点火回路において、診断時
    に前記故障を記録する手段を含む点火回路。
  11. (11)請求項(10)記載の点火回路において、前記
    記録手段は持久記憶装置を具備する点火回路。
  12. (12)請求項(11)記載の点火回路において、前記
    故障が診断されるたびにそれが修正される前に前記記憶
    装置内のカウンタを増分する手段を含む点火回路。
  13. (13)請求項(4)記載の点火回路において、前記故
    障を診断する前記手段はさらに、  前記ダイオードブリツジを構成するダイオードの順バ
    イアス導通電圧を決定する手段と、  前記各ダイオードブリツジの両端間の電圧降下を計算
    する手段と、  前記各ダイオードブリツジの両端間の電圧降下を前記
    ダイオード順バイアス導通電圧と比較する手段、 とを具備する点火回路。
  14. (14)請求項(13)記載の点火回路において、ダイ
    オードの順バイアス導通電圧を決定する前記手段は、  前記一方の回路脚上の前記第2の接合点に接続されそ
    こから電流を引き出す切替可能手段と、 前記切替可能
    手段が前記脚から電流を引き出している時に、前記第1
    の回路脚の前記第1及び第2の接合点、及び前記第2の
    回路脚の前記第1及び第2の接合点の電位をそれぞれ読
    み取る手段と、 前記切替可能手段が前記脚から電流を
    引き出している時に、前記第1及び第2の接合点の電位
    差と前記第3及び第4の接合点の電位差をそれぞれ計算
    する手段、 とを具備する点火回路。
  15. (15)故障診断手段を内蔵する請求項(4)記載の点
    火回路において、  前記複数の接合点の電位を読み取る手段を有するマイ
    クロプロセツサと、  次のステップ、すなわち、  前記マイクロプロセツサの入カポートを介して前記脚
    上の複数の接合点の電位を読み取る、 前記接合点の一
    つの電位をもう一つの前記接合点の電位と比較する、  からなり前記マイクロプロセツサが実行する1組の命
    令、 とを具備する点火回路。
  16. (16)請求項(15)記載の点火回路において、該回
    路は前記回路脚の両端間に印加される前記第1の電圧を
    読み取る前記マイクロプロセツサ上の手段と、  前記マイクロプロセツサへ複数の故障範囲%値を与え
    る手段を含み、  前記マイクロプロセツサ命令はさらに次のステップ、
    すなわち、  前記回路脚の両端間に印加される第1の電圧を読み取
    る、  前記故障範囲%値及び前記第1の印加電圧を使用して
    複数の故障電圧範囲を計算する、  前記接合点の一つの電位を前記故障電圧範囲と比較す
    る、 からなる点火回路。
  17. (17)請求項(16)記載の点火回路において、前記
    故障%値を与える前記手段は前記故障範囲%値を記憶し
    ている前記マイクロプロセツサに接続されたメモリユニ
    ツトを具備し、前記マイクロプロセツサ命令はさらに前
    記メモリユニツトから前記故障範囲%値を検素するステ
    ップを有する点火回路。
  18. (18)前記マイクロプロセツサにより作動されて前記
    回路脚の両端問に第2の電圧を印加する手段を含む請求
    項(15)記載の点火回路において、前記第2の印加電
    圧は前記第1の印加電圧よりも大きく、前記1組のマイ
    クロプロセツサ命令はさらに 次のステップ、すなわち
    、  前記回路脚の両端間に前記第1の電圧が印加される時
    に前記接合点の一つの電位をメモリユニツト内に記憶す
    る、  前記回路脚の両端間に前記第2の電圧が印加される時
    に前記第2の電圧を印加する前記手段を作動させる、  前記回路脚の両端間に前記第1の電圧が印加される時
    に、前記接合点の前記一つの電位を前記メモリユニツト
    から検索する、  前記回路脚の両端間に前記第1の電圧が印加される時
    の前記接合点の前記一つの電位を、前記回路脚の両端間
    に前記第2の電圧が印加される時の前記接合点の前記一
    つの電位と比較する、 からなる点火回路。
  19. (19)請求項(14)記載の点火回路において、前記
    一方の回路脚の前記第2の接合点から電流を引き出す前
    記切替可能手段は、  コレクタが前記脚の前記分路抵抗器と同じ公称抵抗値
    の抵抗器を介して前記第2の接合点に接続され、エミツ
    タが前記回路脚のゼロ電位位置に接続されているトラン
    ジスタと、  前記トランジスタのベースへ切替可能に電流を送出す
    る手段、 とを具備する点火回路。
  20. (20)車輌の乗客拘束システムの手段を起動させる点
    火回路において、該点火回路は、  前記手段の起動を必要とする第1の状態を検出する第
    1の常開センサと、内部抵抗を有する前記手段を起動さ
    せるトリガー手段と、前記手段の起動を必要とする第2
    の状態を検出する第2の常開センサとを直接に具備し、
    前記第1及び第2のセンサは前記トリガー手段の内部抵
    抗よりも実質的に大きい抵抗値を有する第1及び第2の
    抵抗器により、それぞれ、分路されている第1の回路脚
    と、 前記第1の回路脚と並列接続され、前記手段の起
    動を必要とする第1の状態を検出する第3の常開センサ
    と、前記トリガー手段の内部抵抗値よりも実質的に大き
    い抵抗値を有する第3の抵抗器とを直列に具備する第2
    の回路脚と、  前記第1及び第2の回路脚と並列接続され、第4の抵
    抗器と前記手段の起動を必要とする第2の状態を検出す
    る第4の常開センサを直列に具備し、前記第4の抵抗器
    は前記トリガー手段の抵抗値よりも実質的に大きい抵抗
    値を有する第3の回路脚と、  一対の反対にバイアスされたダイオードを具備し、前
    記第1の回路脚上の前記第1のセンサと前記トリガー手
    段間の第1の接合点を前記第2の回路脚上の前記第3の
    センサと前記第3の抵抗器間の接合点に接続する第1の
    ダイオードブリツジと、 一対の反対にバイアスされた
    ダイオードを具備し、前記第1の回路脚上の前記第1の
    トリガー手段とその前記第2のセンサ間の第2の接合点
    を前記第3の回路脚上の前記第4の抵抗器と前記第4の
    センサ間の接合点に接続する第2のダイオードブリツジ
    と、  前記回路脚の両端間に第1の電圧を印加する手段、 とを具備する点火回路。
  21. (21)請求項(20)記載の点火回路において、前記
    第1,第2の抵抗器及び前記第3,第4の抵抗器は、そ
    れぞれ、同じ公称抵抗値である点火回路。
  22. (22)請求項(20)記載の点火回路において、前記
    第1,第3の抵抗器及び前記第2,第4の抵抗器は、そ
    れぞれ、同じ公称抵抗値である点火回路。
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