JPH09240421A - 乗員保護装置 - Google Patents

乗員保護装置

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JPH09240421A
JPH09240421A JP4932196A JP4932196A JPH09240421A JP H09240421 A JPH09240421 A JP H09240421A JP 4932196 A JP4932196 A JP 4932196A JP 4932196 A JP4932196 A JP 4932196A JP H09240421 A JPH09240421 A JP H09240421A
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JP
Japan
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switching transistor
diagnostic
detonator
diagnosis
terminal
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JP4932196A
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Takayuki Kishi
隆行 岸
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Marelli Corp
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Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 診断用スイッチングトランジスタを共用化す
ることによりコスト低減及び部品個数の低減を図る。 【解決手段】 直流電源の出力側に、雷管、その雷管に
点火電流を流すためのスイッチングトランジスタからな
る直列回路が並列接続され、かつ前記雷管とスイッチン
グトランジスタとの接続点のそれぞれと電源ラインとの
間に、診断用スイッチングトランジスタ、回り込み防止
用ダイオードからなる直列回路が接続されてなる乗員保
護装置において、前記診断用スイッチングトランジスタ
の1つに回り込み防止用ダイオードのカソードを共通接
続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両の乗
員を衝突事故から保護するエアバッグ、特に複数の点火
用スクイーブ(雷管)を有し、そのスクイーブ等の故障
(断線、短絡)を診断する機能を有する乗員保護装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最初に本願発明に係る複数の雷管を有す
る乗員保護装置を説明する前に、1つの雷管を有する、
例えば運転席用乗員保護装置を図2に基づき説明する。
図2において、1は車載バッテリ、2はイグニッション
スイッチ、3は第1逆流防止用ダイオード4を介して前
記バッテリ1からの電圧が供給され、その電圧を昇圧し
て出力する昇圧回路、5は第2逆流防止用ダイオード
で、そのアノードが前記バッテリ1に接続され、またカ
ソードが前記昇圧回路3の出力端子に接続されている。
【0003】6はバックアップコンデンサで、突入電流
防止用抵抗7を介して前記第2逆流防止用ダイオード5
のカソードと前記昇圧回路3の出力端子との接続点に接
続されている。8は前記突入電流防止用抵抗7に並列接
続された放電用ダイオードで、そのカソードは第1スイ
ッチングトランジスタ9のエミッタと前記昇圧回路3の
出力端子とに接続されている。11は前記第1スイッチ
ングトランジスタ9のコレクタに一端が接続された雷管
で、その他端は第3逆流防止用ダイオード12及び機械
式加速度スイッチ13を直列に介して接地されている。
【0004】39は前記機械式加速度スイッチ13に並
列接続された定電流回路で、後述のマイクロコンピュー
タ26の診断手段25からのクロックパルスによって作
動する定電流源39a,該定電流源39aからの電流に
基づいて基準電圧を発生する第1抵抗39b、差動増幅
器39c、第2抵抗39d、制御用トランジスタ39e
及び電流検出抵抗39fから構成され、診断時に電流検
出用抵抗39fに流れる電流値が一定になるように制御
用トランジスタ39eが制御している。
【0005】23は加速度センサで、車両の衝突時に車
両の前後方向に発生する加速度を検出し、その検出信号
をマイクロコンピュータ26の衝突判断手段24に供給
する。衝突判断手段24は、重大衝突事故と判断すると
先ず出力端子から第1スイッチングトランジスタ9にト
リガパルスを供給して、一定時間のみオンする。
【0006】25は前記衝突判断手段24と同様にマイ
クロコンピュータ26が有する機能の1つである診断手
段で、前記イグニッションスイッチ2がオンされた後に
前記衝突判断手段24と交互に作動し、該診断手段が作
動しているときにはクロックパルスを定電流回路39に
供給すると共に、そのクロックパルスに同期した制御信
号を他の出力端子から診断用スイッチングトランジスタ
27に供給する。また、診断手段25は後述の差動増幅
器41から供給される電圧の大きさに基づいて前記雷管
11の断線、短絡等の故障診断を行っている。
【0007】27は診断用スイッチングトランジスタ
で、そのエミッタは定電圧電源ライン(+V)に、ベー
スは前記マイクロコンピュータ26の診断手段25の出
力端子に、またコレクタは逆流防止用ダイオード28、
第3抵抗29を直列に介して第1スイッチングトランジ
スタ9のコレクタと雷管11との接続点に接続されてい
る。41は差動増幅器で、前記雷管11の両端に発生す
る電圧を入力して、その雷管11の両端子間に発生する
電位差を診断手段25に供給する。
【0008】次に、上記構成における動作説明を行う。 (診断手段25が作動しているとき)イグニッションス
イッチ2がオンされると、その後の一定時間の間隔をお
いてマイクロコンピュータ26の診断手段25及び衝突
判断手段24が作動を交互に繰り返し、診断手段25が
作動しているときには衝突判断手段24は作動しておら
ず、衝突判断手段24によって第1スイッチングトラン
ジスタ9はオフ状態にされている。その結果、マイクロ
コンピュータ26の診断手段25の出力端子から定電流
回路18に対してクロックパルスが供給されると共に、
それに同期して他の出力端子からパルスの制御信号が診
断用スイッチングトランジスタ27に出力され、診断用
スイッチングトランジスタ27、制御用トランジスタ3
9eが同期してオン、オフを繰り返す。
【0009】その結果、電流検出用抵抗39f及び第3
逆流防止用ダイオード12を介して雷管11に微少な診
断用の定電流(雷管によって火薬が点火されないような
電力に設定されている)がパルス状に流れ、その定電流
によって発生する雷管11の両端の電位差が差動増幅器
41によって検出され、マイクロコンピュータ26の診
断手段25に供給されることによって診断され、異常と
判断された場合には、図示されないランプを点灯駆動す
る。
【0010】(衝突判断手段24が作動しているとき)
上述したようにイグニッションスイッチ2がオンされた
後、マイクロコンピュータ26は診断手段25及び衝突
判断手段24の作動を交互に繰り返し、衝突判断手段2
4が作動しているときには診断手段25は作動しておら
ず、診断用スイッチングトランジスタ27、定電流回路
39はオフ状態にある。その結果、マイクロコンピュー
タ26の衝突判断手段24に加速度センサ23から加速
度信号が供給されることによって、衝突判断手段24が
重大衝突と判断した場合には、出力端子から第1スイッ
チングトランジスタ9に対してローレベルなトリガパル
スを供給し、それによって、バックアップコンデンサ6
に充電された電力が雷管11、第3逆流防止用ダイオー
ド12を介して機械式加速度スイッチ13に流れ、図示
されないエアバッグが展開される。
【0011】次に、運転席用エアバッグ、助手席用エア
バッグ、プリテンショナを有する乗員保護装置につい
て、その構成を以下に説明する。すなわち、図3に示す
ものが車両内に複数のエアバッグ等の乗員保護装置を備
えたシステムを示すもので、そこには運転席用プリテン
ショナ用の雷管11、助手席用エアバッグ用の雷管1
8、21、助手席用プリテンショナ用の雷管15が並列
的に配置されているが、それらを並列接続するために、
第1スイッチングトランジスタ9、雷管11及び第3逆
流防止用ダイオード12からなる回路を1つの直列回路
と考えた場合の回路が並列に、3つ接続されている。す
なわち、第1スイッチングトランジスタ9に対応して、
第2スイッチングトランジスタ14、第3スイッチング
トランジスタ17、第4スイッチングトランジスタ20
が接続され、また第1の雷管11に対応して、第2の雷
管15、第3の雷管18、第4の雷管21が接続され、
さらに第3逆流防止用ダイオード12に対応して、第4
逆流防止用ダイオード16、第5逆流防止用ダイオード
19、第6逆流防止用ダイオード22が接続されて、第
1、第2、第3及び第4スイッチングトランジスタ9、
14、17及び20のそれぞれは、それぞれのベースに
マイクロコンピュータ26の出力端子から信号ライン
D、C、B、Aを介してトリガパルスが供給される。
【0012】前記プリテンショナ用の雷管11、15
は、エアバッグ用の雷管18、21に比べて電流容量が
小さく、電流をあまり流せないため(エアバッグ用の雷
管18、21を診断するために流す定電流と同一の大き
さの定電流を流すと定格オーバーになってしまう)、プ
リテンショナ用の雷管11、15に接続された抵抗2
9、32は、エアバッグ用の雷管18、21に接続され
た抵抗35、38に比べて大きくしてある。すなわち、
プリテンショナ用の雷管11、15に流れる電流は、定
電流回路39で設定された定電流値よりも小さい値にな
るように抵抗29、32が選ばれている。
【0013】また、1つのマイクロコンピュータ26の
診断手段25で雷管11、15、18、21の断線、短
絡等を診断するので、差動増幅器41の前段にマルチプ
レクサとしての切り換え回路40が必要になる。この切
り換え回路40は、第1及び第2可動端子40a,40
b並びに第1〜第8固定端子40c〜40jからなり、
マイクロコンピュータ26の診断手段25からクロック
パルス(前記スイッチングトランジスタ27、30、3
3、36に供給されるクロックパルスと同一)が供給さ
れると、第1可動端子40a及び第1固定端子40cが
接続され、かつ第2可動端子40b及び第5固定端子4
0gが接続される。また、次のクロックパルスが供給さ
れると第1可動端子40a及び第2固定端子40dが接
続され、かつ第2可動端子40b及び第6固定端子40
hが接続される。更に次のクロックパルスが供給される
と第1可動端子40a及び第3固定端子40eが接続さ
れ、かつ第2可動端子40b及び第7固定端子40iが
接続される。また更に次のクロックパルスが供給される
と第1可動端子40a及び第4固定端子40fが接続さ
れ、かつ第2可動端子40b及び第8固定端子40jが
接続される。更にクロックパルスが供給されると、上記
接続順に従って動作が繰り返れる。
【0014】また、第1スイッチングトランジスタ9の
コレクタ及び雷管11の接続点X1と定電圧電源ライン
(+V)との間には診断用スイッチングトランジスタ2
7、回り込み防止用ダイオード28及び抵抗29からな
る直列回路が介挿されている。また第2スイッチングト
ランジスタ14のコレクタ及び雷管15との接続点X2
と定電圧電源ライン(+V)との間には診断用スイッチ
ングトランジスタ30、回り込み防止用ダイオード31
及び抵抗32からなる直列回路が介挿され、さらに第3
スイッチングトランジスタ17のコレクタ及び雷管18
との接続点X3と定電圧電源ライン(+V)との間には
診断用スイッチングトランジスタ33、回り込み防止用
ダイオード34及び抵抗35からなる直列回路が介挿さ
れ、またさらに第4スイッチングトランジスタ20のコ
レクタと雷管21との接続点X4と定電圧電源ライン
(+V)との間には診断用スイッチングトランジスタ3
6、回り込み防止用ダイオード37及び抵抗38からな
る直列回路が介挿されている。
【0015】なお、前記第1の診断用スイッチングトラ
ンジスタ27は、そのベースにマイクロコンピュータ2
6の診断手段25の出力端子Eからローレベルな診断パ
ルス信号が供給され、また前記第2の診断用スイッチン
グトランジスタ30は、そのベースに診断手段25の出
力端子Fからローレベルな診断パルス信号が供給され、
さらに前記第3の診断用スイッチングトランジスタ33
は、そのベースに診断手段25の出力端子Gからローレ
ベルな診断パルス信号が供給され、また更に前記第4の
診断用スイッチングトランジスタ36は、そのベースに
診断手段25の出力端子Hからローレベルな診断パルス
信号が供給される。この診断手段25の出力端子E,
F,G,Hから出力される診断信号は互いにオーバーラ
ップ(同時にローレベルなること)することなく、クロ
ックパルスに同期して出力される。
【0016】次に、この図3における構成の動作説明を
行う。 (診断手段25が作動しているとき)イグニッションス
イッチ2がオンされると、その後の一定時間の間隔をお
いてマイクロコンピュータ26の診断手段25及び衝突
判断手段24の作動が交互に繰り返され、診断手段25
が作動しているときには衝突判断手段24は作動してお
らず、衝突判断手段24は信号ラインA、B、C、Dを
介して第1、第2、第3及び第4スイッチングトランジ
スタ9、14、17、20をオフ状態にする。
【0017】一方で、マイクロコンピュータ26の診断
手段25の出力端子から定電流回路39及び切り換え回
路40に対してクロックパルスを供給すると共に、それ
に同期して他の出力端子E、F、G、Hからクロックパ
ルスに同期したパルス信号が第1、第2、第3及び第4
の診断用スイッチングトランジスタ27、30、33、
36に出力され、第1、第2、第3及び第4の診断用ス
イッチングトランジスタ27、30、33、36が互い
にオーバーラップすることなくオン、オフ動作を繰り返
す。
【0018】その結果、雷管11、15には定電流回路
39で規定する定電流より小さい電流が流れ、また雷管
18、21には、定電流回路39で規定する定電流が流
れ、それらの電流によって発生する各雷管11、15、
18、21の両端の電圧が切り換え回路40によって選
択されて差動増幅器30に供給され、差動増幅器41に
よって電位差が検出され、その電位差に基づいてマイク
ロコンピュータ26の診断手段25によって診断され、
異常と判断された場合には、図示されないランプが点灯
駆動される。
【0019】(衝突判断手段24が作動しているとき)
上述したようにイグニッションスイッチ2がオンされた
後、マイクロコンピュータ26は診断手段25及び衝突
判断手段24を交互に作動を繰り返し、衝突判断手段2
4が作動しているときには診断手段25は作動しておら
ず、第1、第2、第3及び第4の診断用スイッチングト
ランジスタ27、30、33、36がオフ状態にされ
る。その結果、マイクロコンピュータ26の衝突判断手
段24に加速度センサ23から加速度信号が供給され、
衝突判断手段24が重大衝突と判断した場合には、出力
端子から信号ラインA、B、C、Dを介して第1、第
2、第3及び第4スイッチングトランジスタ9、14、
17、20のいずれかに対してローレベルなトリガパル
スが供給され、それによって、バックアップコンデンサ
6に充電された電力が対応する第1、第2、第3及び第
4の雷管11、15、19及び21に供給され、図示さ
れないエアバッグが展開し、かつプリテンショナが作動
する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな乗員保護装置にあっては、上記の如く、各雷管には
それぞれ固有の診断用スイッチングトランジスタ27、
30、33、36が接続されているために、コストアッ
プになるという課題があった。また、プリテンショナ用
の雷管11、15に直列接続された抵抗29、32の両
端が短絡し、抵抗ゼロになった場合には、この雷管1
1、15に過大な定電流が流れてしまうという課題があ
った。
【0021】この発明は、このような課題に着目してな
されたもので、プリテンショナの診断用スイッチングト
ランジスタを共用化することによりコスト低減及び部品
個数の低減を図ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗員保護
装置は、直流電源の端子間に、雷管とその雷管に点火電
流を流すためのスイッチングトランジスタとからなる直
列回路が並列接続され、かつ前記雷管とスイッチングト
ランジスタとの接続点のそれぞれと定電圧電源ラインと
の間のそれぞれに、回り込み防止用ダイオードが接続さ
れてなる乗員保護装置において、2つの回り込み防止用
ダイオードのカソードと前記定電圧電源ラインとの間に
共通の診断用スイッチングトランジスタを介挿し、かつ
他の回り込み防止用ダイオードのカソードと前記定電圧
電源ラインとの間のそれぞれに診断用スイッチングトラ
ンジスタを介挿したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図1に基づいて
説明する。なお図1に基づいて構成を説明するが、図3
において説明したものと同一構成のもの、または均等な
ものには同一符号を付してその説明を省略し、異なる構
成についてのみ説明する。
【0024】すなわち、図1において、図3に示した構
成と異なる部分は、運転席用プリテンショナの雷管11
に接続された第1の診断用スイッチングトランジスタ2
7と、助手席用プリテンショナの雷管15に接続された
第2の診断用スイッチングトランジスタ30とが共用化
され、回り込み防止用ダイオード28、31のアノード
側が、共用化された診断用スイッチングトランジスタ3
0のカソードに共通接続されて、診断用スイッチングト
ランジスタ27が省略されている点である。また、運転
席用プリテンショナと助手席用プリテンショナとの雷管
11、15に接続された抵抗29、32のそれぞれに流
れる電流の大きさが定電流回路39で規定している定電
流の半分程度になるように抵抗値の大きさを選定してい
る。
【0025】次に、このような構成にすることによっ
て、第1及び第2の雷管11、15が従来通り診断され
ることを以下に説明する。 1.(第2の診断用スイッチングトランジスタ30がオ
ンした時に、第1の雷管11が断線していた場合) 切り換え回路40の第1可動端子40a及び第4固定端
子40fが接続され、かつ第2可動端子40b及び第8
固定端子40jが接続されたとき、差動増幅器41の出
力は大きな値が出力され、また第1可動端子40a及び
第3固定端子40eが接続され、かつ第2可動端子40
b及び第7固定端子40iが接続されたとき、差動増幅
器41の出力は正常時の電圧値になり、診断手段25
は、診断手段25から出力したクロックパルスの数から
第1または第2の雷管11、15が断線していることを
判断する。
【0026】2.(第2の診断用スイッチングトランジ
スタ30がオンした時に、第1の雷管11の両端子間が
短絡していた場合) 切り換え回路40の第1可動端子40a及び第4固定端
子40fが接続され、かつ第2可動端子40b及び第8
固定端子40jが接続されたとき、差動増幅器41の出
力はゼロになり、また第1可動端子40a及び第3固定
端子40eが接続され、かつ第2可動端子40b及び第
7固定端子40iが接続されたとき、差動増幅器41の
出力は正常時の電圧値になり、上記と同様に診断手段2
5は、診断手段25から出力したクロックパルスの数か
ら第1または第2の雷管11、15が短絡していること
を判断する。
【0027】3.(第2の診断用スイッチングトランジ
スタ30がオンした時に、第2の雷管15が断線してい
た場合) 切り換え回路40の第1可動端子40a及び第4固定端
子40fが接続され、かつ第2可動端子40b及び第8
固定端子40jが接続されたとき、差動増幅器41の出
力は大きな値が出力され、また第1可動端子40a及び
第3固定端子40eが接続され、かつ第2可動端子40
b及び第7固定端子40iが接続されたとき、差動増幅
器41の出力は正常時の電圧値になり、診断される。
【0028】4.(第2の診断用スイッチングトランジ
スタ30がオンした時に、第2の雷管15の両端子間が
短絡していた場合) 切り換え回路40の第1可動端子40a及び第4固定端
子40fが接続され、かつ第2可動端子40b及び第8
固定端子40jが接続されたとき、差動増幅器41の出
力はゼロになり、また第1可動端子40a及び第3固定
端子40eが接続され、かつ第2可動端子40b及び第
7固定端子40iが接続されたとき、差動増幅器41の
出力は正常時の電圧値になり、診断される。
【0029】5.(第2の診断用スイッチングトランジ
スタ30がオンした時に、抵抗29(または抵抗32)
の端子間が短絡していた場合) 抵抗29、32の値が大きいので、短絡していない抵抗
32(または29)に電流が分流されなくなり、短絡し
ている抵抗29(または32)のみに電流が供給され、
これに対応する論理が差動増幅器41から診断手段25
に供給されて診断される。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、部品点数の削減、コスト低減を図ることができる
という効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施の一形態の示す回路説明図
である。
【図2】図3の従来例を説明するための1つの雷管の簡
単な回路説明図である。
【図3】従来例を説明するための回路説明図である。
【符号の説明】
2 イグニッションスイッチ 3 昇圧回路 6 バックアップコンデンサ 11,15,18,21 雷管 13 機械式加速度スイッチ 14,17,20 スイッチングトランジスタ 26 マイクロコンピュータ 27,30,33,36 診断用スイッチングトランジ
スタ 25 診断手段 28 ダイオード 39 定電流回路 40 切り換え回路(マルチプレクサ) 41 差動増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の端子間に、雷管とその雷管に
    点火電流を流すためのスイッチングトランジスタとから
    なる直列回路が並列接続され、かつ前記雷管とスイッチ
    ングトランジスタとの接続点のそれぞれと定電圧電源ラ
    インとの間のそれぞれに、回り込み防止用ダイオードが
    接続されてなる乗員保護装置において、2つの回り込み
    防止用ダイオードのカソードと前記定電圧電源ラインと
    の間に共通の診断用スイッチングトランジスタを介挿
    し、かつ他の回り込み防止用ダイオードのカソードと前
    記定電圧電源ラインとの間のそれぞれに診断用スイッチ
    ングトランジスタを介挿したことを特徴とする乗員保護
    装置。
JP4932196A 1996-03-06 1996-03-06 乗員保護装置 Pending JPH09240421A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213454A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Hitachi Ltd 負荷の故障診断方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213454A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Hitachi Ltd 負荷の故障診断方法および装置

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