JP2785416B2 - 幅圧下方法 - Google Patents

幅圧下方法

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JP2785416B2 JP2035486A JP3548690A JP2785416B2 JP 2785416 B2 JP2785416 B2 JP 2785416B2 JP 2035486 A JP2035486 A JP 2035486A JP 3548690 A JP3548690 A JP 3548690A JP 2785416 B2 JP2785416 B2 JP 2785416B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/02Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、幅圧下方法に関するものである。
[従来の技術] スラブを強幅圧下する場合、従来は特開昭55−77911
号公報に示すように、幅圧下ミルを用いていた。
しかし、幅圧下ミルを用いて強幅圧下を行った場合、
幅圧下されたスラブは、幅方向の肉厚変化が幅中央部に
まで及ばないため、第6図に示すようにスラブaの両端
部のみが厚さ方向に膨らんで、幅方向の断面形状がいわ
ゆるドッグボーン状となるので、該スラブaを後工程で
厚さ圧下した時に第7図に示すようにスラブaの先後端
に端延び即ちフィッシュテールbと呼ばれる形状不良部
が生じてしまう。
このようにスラブaの先後端にフィッシュテールbが
生じると、スラブaの先後端の平面形状を整えるために
第7図に仮想線で示すようにフィッシュテールb部を切
断しなければならず、材料の歩留りが悪化する。
そこで近年ドッグボーンを発生させずにスラブを強幅
圧下するために、幅圧下プレスが用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、幅圧下プレスを用いて強幅圧下を行っ
た場合、幅圧下されたスラブに幅方向の肉厚変化がスラ
ブの幅中央部にまで及ぶため、スラブの断面形状はドッ
グボーンにはなりにくくなるが、スラブが狭幅である
と、今度は幅圧下による幅方向の肉厚変化がスラブの幅
中央部に集中してしまい、第8図に示すようにスラブc
は幅中央が膨らんだシングルバルジと呼ばれる断面形状
となるので、該スラブcを後工程で厚さ圧下した時に第
9図に示すようにスラブcの先後端に中延び即ちタング
dと呼ばれる形状不良が生じてしまう。
このようにスラブcの先後端にタングdが生じると、
スラブcの先後端の平面形状を整えるために第9図に仮
想線で示すようにタングd部を切断しなければならず、
フィッシュテールの場合と同様に材料の歩留りが悪化す
る。
本発明は上述の実情に鑑み、狭幅から広幅までのあら
ゆるスラブに対して、強幅圧下後の断面形状を略矩形状
とすることができ、それにより水平圧延機のスラブにフ
ィッシュテールやタングが生じるのを防止し得るように
した幅圧下方法を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、幅圧下プレスによる幅圧下と強幅圧下ミル
による幅圧下の両方を行ってスラブを強幅圧下する際
に、スラブが広幅の場合には幅圧下プレスによる幅圧下
量に対する強幅圧下ミルによる幅圧下量の割合を少く
し、スラブが狭幅の場合には幅圧下プレスによる幅圧下
量に対する強幅圧下ミルによる幅圧下量の割合を多くす
ることを特徴とする幅圧下方法にかかるものである。
[作用] スラブが広幅の場合には、幅圧下プレスによるスラブ
の幅圧下量に対して強幅圧下ミルによるスラブの幅圧下
量の割合を少くし、また、スラブが狭幅の場合には、幅
圧下プレスによるスラブの幅圧下量に対して強幅圧下ミ
ルによるスラブ幅圧下量の割合を多くすることにより、
幅圧下前のスラブの幅寸法に拘らず強幅圧下されたスラ
ブの断面形状を略矩形にし、当該スラブを水平圧延機で
厚さ圧下することに起因したスラブの先後端におけるフ
ィッシュテールやタングの発生を防止する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第5図は本発明の一実施例である。
スラブ1を加熱する加熱炉2のライン方向3下流側に
幅圧下プレス4を配設する。
該幅圧下プレス4は、相対向面にライン方向3下流へ
行くに従い互いに近付くテーパ部5、及び、該テーパ部
5の下流にライン方向3と平行に延びる平行部6を有し
て、スラブ1の両側部に配設された一対の金型7,7と、
該金型7,7を互いに近接離反させるための駆動装置8,8と
で構成されている。
幅圧下プレス4のライン方向3下流に強幅圧下ミル9
を配設する。
該強幅圧下ミル9は上下方向に延び、且つ、胴部10の
上下端に、端部へ行くに従い拡径するテーパ部11、及
び、ストレート部12から成るフランジ13,13を有して、
スラブ1の両側部に回転自在に配設された一対の孔型ロ
ール14,14により構成されている。
強幅圧下ミル9のライン方向3下流に水平圧延機15a
〜15eと通常の幅圧下ミル16a〜16dを交互に複数配設す
る。
スラブ1は加熱炉2で加熱された後、図示しない搬送
手段によりライン方向3に沿って幅圧下プレス4まで送
られる。幅圧下プレス4では、スラブ1は、互いに近接
離反する金型7,7により幅圧下され、平行部6,6が最も近
接した時の間隔と等しい幅寸法となる。
幅圧下プレス4によれば、幅圧下されたスラブ1の幅
方向の肉厚変化が幅中央部まで及ぶため、広幅のスラブ
1は断面形状が略矩形状となり、狭幅のスラブ1は幅中
央部が膨んだ第8図に示すようなシングルバルジ状とな
る。
幅圧下プレス4で幅圧下されたスラブ1は、その後、
強幅圧下ミル9に送られ、一対の孔型ロール14,14間で
幅圧下される。
強幅圧下ミル9では、スラブ1は、孔型ロール14上下
端のテーパ部11により、両端部が厚さ方向への膨らみを
拘束された状態で幅圧下されるので、結果としてスラブ
1は広幅、狭幅に拘らず、第4図に示すように両端部に
強幅圧下ミル9による僅小膨らみ部17を有し、狭幅の場
合には更に中央部に幅圧下プレス4による僅小膨らみ部
18を有する矩形に近い断面形状となる。
この際、幅圧下プレス4による幅圧下量と強幅圧下ミ
ル9による幅圧下量の合計が強幅圧下の段階で必要な幅
圧下量となるようにし、且つ、スラブ1が広幅の場合に
は、幅圧下プレス4による幅圧下量に対する強幅圧下ミ
ル9による幅圧下量の割合を少くして、強幅圧下ミル9
によるスラブ1両端部の僅小膨らみ部17が成長しないよ
うにし、スラブ1が狭幅の場合には、幅圧下プレス4に
よる幅圧下量に対する強幅圧下ミル9による幅圧下量の
割合を多くして、幅圧下プレス4によるスラブ1中央部
の僅小膨らみ部18が成長しないようにして、スラブ1の
断面がより矩形に近付くように調整を行う。
強幅圧下ミル9で幅圧下されたスラブ1は、その後、
水平圧延機15aへ送られて厚さ圧下が行われる。
このように、水平圧延機15aで厚さ圧下されたスラブ
1は、断面形状が略矩形の状態から厚さ圧下されること
になるので、先後端に第7図に示すようなフィッシュテ
ールや第9図に示すようなタングのない略矩形の平面形
状に成形される。
上記をフィッシュテール及びタングの量(切断されな
ければならない部分の量)とスラブの幅との関係を表わ
す第5図により示す。
尚、第5図中、線イは強幅圧下ミル9のみを用いた場
合、線ロは強幅圧下ミル9の幅圧下量と幅圧下プレス4
の幅圧下量の割合を1対3とした場合、線ハは強幅圧下
ミル9の幅圧下量と幅圧下プレス4の幅圧下量の割合を
1対7とした場合、線ニは幅圧下プレス4のみを用いた
場合を示している。
又、第5図中、フィッシュテールの量は上方に行く程
大きくなり、タングの量は下方へ行く程大きくなる。
第5図によれば、強幅圧下ミル9のみを用いた線イの
場合にはフィッシュテールの発生を防止することができ
ず、又、幅圧下プレス4のみを用いた線ニの場合にもス
ラブ1が狭幅であると、タングの発生を防止することが
できないことがわかる。
これに対して、本願発明では、幅圧下プレス4による
幅圧下量に対する強幅圧下ミル9による幅圧下量の割合
を適宜調整することにより、線ロ,ハで示すように、狭
幅から広幅までのあらゆるスラブ1に対してフィッシュ
テール及びタングが0或いは略0となるようにすること
ができる。
水平圧延機15aで厚さ圧下されたスラブ1は、その
後、再びライン方向3上流側の強幅圧下ミル9でリバー
ス圧延した後、強幅圧下ミル9下流側の水平圧延機15a
〜15e及び幅圧下ミル16a〜16dにより順番に厚さ圧下及
び幅圧下して行くか、或いは、リバース圧延することな
く、そのままライン方向3下流側の幅圧下ミル16a〜16d
及び水平圧延機15b〜15eにより順番に幅圧下及び厚さ圧
下して行くようにする。
尚、本発明の幅圧下方法は、上述の実施例にのみ限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の幅圧下方法によれば、
下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
スラブが広幅の場合には、幅圧下プレスによるスラ
ブの幅圧下量に対して強幅圧下ミルによるスラブの幅圧
下量の割合を少くし、また、スラブが狭幅の場合には、
幅圧下プレスによるスラブの幅圧下量に対して強幅圧下
ミルによるスラブ幅圧下量の割合を多くするので、幅圧
下前のスラブの幅寸法に拘らず強幅圧下されたスラブの
断面形状を略矩形にすることができ、当該スラブを水平
圧延機で厚さ圧下することに起因したスラブの先後端に
おけるフィッシュテールやタングの発生を防止できる。
スラブの先後端にフィッシュテールやタングが発生
するのを防止することができるので、スラブの先後端の
平面形状を整えるためにスラブの先後端に切断する必要
をなくすことができ、或いは切断する量を大幅に減少す
ることができ、従ってスラブの歩留りを向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の幅圧下方法に用いる幅圧下設備の一例
を示す平面図、第2図は第1図の幅圧下プレスの拡大
図、第3図は第1図の強幅圧下ミルの拡大正面図、第4
図は第1図の装置で強幅圧下されたスラブの断面形状を
示す図、第5図はフィッシュテール及びタングの量とス
ラブの幅との関係を示す線図、第6図は幅圧下ミルのみ
で強幅圧下されたスラブの断面形状を示す図、第7図は
第6図のスラブの厚さ圧下後の状態を示す平面図、第8
図は幅圧下プレスのみで強幅圧下されたスラブの断面形
状を示す図、第9図は第8図のスラブの厚さ圧下後の状
態を示す平面図である。 図中1はスラブ、4は幅圧下プレス、9は強幅圧下ミ
ル、11はテーパ部、14は孔型ロール、15aは水平圧延機
を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅圧下プレスによる幅圧下と強幅圧下ミル
    による幅圧下の両方を行ってスラブを強幅圧下する際
    に、スラブが広幅の場合には幅圧下プレスによる幅圧下
    量に対する強幅圧下ミルによる幅圧下量の割合を少く
    し、スラブが狭幅の場合には幅圧下プレスによる幅圧下
    量に対する強幅圧下ミルによる幅圧下量の割合を多くす
    ることを特徴とする幅圧下方法。
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