JP2782778B2 - 伝票発行装置 - Google Patents

伝票発行装置

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JP2782778B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、申込票や注文書等の入力帳票に記入された
イメージを読み取ってこれを編集し、伝票用紙に出力す
ることで伝票の発行を行う伝票発行装置に係わり、特に
長尺の伝票用紙に連続して個々の伝票を印刷するように
した伝票発行装置に関する。
「従来の技術」 例えばデパート(百貨店)では、顧客から商品の配送
を依頼されたとき、配送伝票の作成を行っている。配送
伝票は(イ)商品の取り出しや包装作業を行う配送セン
タ等で使用される作業伝票、(ロ)発送する商品に貼付
する荷札として使用される伝票、(ハ)配送センタと各
家庭とを結ぶ小規模な配送所(デポ)において使用され
る作業伝票、それに(ニ)商品を客先に届けたことを確
認するための証明印をもらうために使用される伝票等の
ように関連する複数のフォームの伝票から構成されてい
る。デパートは商品の配送の依頼を受けると、その商品
の名称や届け先および依頼主といった1つのまとまった
処理データを基にして、複数のフォームの配送伝票を作
成する。
配送伝票は個人の客のように比較的小口の客に対して
は、届け先等の所定の事項について直接記入してもらう
ようになっていることが多い。すなわち、デパートは関
連するフォームの伝票を重ね合わせた冊子を用意してお
き、カーボン紙を用いて、あるいは伝票用紙に感圧紙を
用いて、一番上の伝票に所定の事項を記入してもらうこ
とで関連ある複数のフォームの伝票の作成を同時に行っ
ている。
ところが比較的大口の客、すなわち配送箇所が10か所
以上に及ぶような顧客に対しては、顧客の提出した商品
の購入申込書を基にデパート側が直接伝票を作成・処理
するのが通常である。
中元あるいは歳暮期のように比較的大口の客による贈
答品の配送依頼が集中する時期にも、これらの依頼を迅
速に処理する装置として伝票発行装置が活躍している。
第12図は、本出願人が先に提案した伝票発行装置の外
観を表わしたものである(特願昭56−118471号等)。こ
の伝票発行装置11は、外形上分離された2つの装置部分
から構成されている。図で右側に位置する装置部分に
は、プラテン12をその上面に配置したデータ入力部13
と、入力されたデータを記憶するためのデータ記憶部14
と、記憶されたデータの編集を行うためのデータ編集部
15、それに各種の制御を行うための制御部16とが収容さ
れている。また図で左側に位置する装置部分には、操作
部17とデータの出力について制御するための出力制御部
18、それにレーザ光線を用いてデータの印字を行うレー
ザプリンタ部19とが収容されている。
第13図は、この従来提案された伝票発行装置に使用さ
れる配送用の伝票のフォームを表わしたものである。こ
の装置では、先に一例として説明した(イ)から(ニ)
の4種類の伝票に対応させて1ページ分のフォーム21を
4つの部分フォーム22−1、22−2、22−3、22−4で
構成しており、これらの間の境界線23は、将来切り離さ
れるべき切取線に対応している。各部分フォーム22−
1、22−2、22−3、22−4には“お届け先”の欄24−
1〜24−4や、“ご依頼主”の欄25−1〜25−4等の欄
が配置されている。伝票発行装置のオペレータは、使用
しようとしているフォーム21を第12図に示したプラテン
12にセットして、データ入力部13で読み取り、これをデ
ータ記憶部14に記憶させておく。
一方、第14図はご贈答品購入申込書の一例を表わした
ものである。この図に示したように、ご贈答品購入申込
書27には、“お届け先”を記載する欄28−1、28−2、
……と、“ご依頼主”を記載する欄29が配置されてい
る。記入済みのご贈答品購入申込書27も第12図に示した
プラテン12にセットしてデータ入力部13から読み取り、
データ記憶部14に記憶させる。
このようにして、2種類の画像情報の記憶が行われた
ら、伝票発行装置はご贈答品購入申込書27から必要な画
像情報を抽出し、4つの部分フォーム22−1、22−2、
22−3、22−4に対応する箇所に割り振ってこれを伝票
としてプリントアウトする。
第15図はこのようにしてプリントアウトされた伝票の
一例を表わしたものである。この例では、第14図に示し
た欄29に記載された“ご依頼主”の画像情報が各部分フ
ォーム22−1、22−2、22−3、22−4における“ご依
頼主”の欄25−1〜25−4に転記されている。また、こ
の出力された伝票31では、第14図に示した欄28−1に記
載された“お届け先”の画像情報が各“お届け先”の欄
24−1〜24−4に転記されている。すなわち、第15図に
示した伝票31は、「甲野一郎」という届け先用に作成さ
れた一連の個伝票の切り離し前の状態となっている。
このように従来提案された伝票発行装置では、レーザ
プリンタを用いて伝票の高速処理が可能となったが、発
行された1ページ分の伝票を境界線23に沿って切り離
し、個々の個伝票とする必要があった。このため、関連
するフォームの伝票を重ね合わせた冊子を用いてこれを
順次剥ぎとっていく従来の伝票発行システムとの適合性
をとりにくいという問題があった。
そこで、予め関連するフォームの伝票を重ね合わせた
冊子あるいはこの冊子が連続したロール状の伝票用紙を
用意しておき、これをインパクトタイプのプリンタで印
字して伝票を発行する伝票発行装置が実用化されるに至
っている。このような伝票発行装置は、オフィス・コン
ピュータやパーソナル・コンピュータを使用して、これ
に読取装置やドットプリンタを接続した構成となってい
る。コンピュータには、伝票の読み取りや画像情報の編
集および編集後の画像情報を伝票用紙に印字する印字制
御に関するプログラムが使用されている。
ところで、デパート等における伝票の発行を行う現場
には、配送依頼が集中する時期になると、第14図に例示
したような申込書等の入力帳票が1日に数千枚あるいは
これを大きく上回るような枚数持ち込まれることにな
る。このような入力帳票を基にして発行する伝票は、入
力帳票の同一依頼主別に一度まとめられ、ここで入力帳
票と照合を行ったり、請求書の作成等が行われる。前記
したドットプリンタからは、ロール状の伝票用紙が個々
の伝票(個伝票)を連続して印字した形で出力されるの
で、まず作業者はこれを同一依頼主ごとに切り取る作業
を行う。
第16図は、ドットプリンタから出力される従来のロー
ル状の伝票用紙を表わしたものである。伝票用紙32はミ
シン目の付けられた境界線33によって個々の伝票(個伝
票)34に区切られている。1巻の伝票用紙32からは、例
えば1000枚の個伝票34を印刷することができる。個々の
個伝票34には“ご依頼主”の欄35が設けられているの
で、作業者はここを注視し、この図に示すように例えば
「山川一郎」から「山田一郎」に変わる区切り36−1お
よび「山田一郎」から「北商事」に変わる区切り36−2
でミシン目を切り離し、依頼主ごとに伝票群に仕分ける
ことになる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、伝票発行装置の処理速度はこの装置を構成
するドットプリンタの印字速度で大きく左右される。こ
のため、従来の伝票発行装置でもドットプリンタは可能
な限り高速のものが使用されている。したがって、第16
図に示したような伝票用紙34は比較的高速で出力される
ことになる。作業者はこの伝票用紙34の“ご依頼主”の
欄35を見て依頼主ごとの仕分けを行うことになるが、特
に依頼主の名前が似ているような場合には前記した区切
り36を見逃してしまうことがある。また、1人の依頼主
が幾つの配送先(届け先)を指定するかは全く自由なの
で、作業者は1つ1つの“ご依頼主”の欄35を見て区切
り36を発見するしかなく、かなりの労力を要することに
なる。
そこで本発明の目的は、プリンタから印字して出力さ
れる長尺の伝票用紙から必要な部位を容易に見つけるこ
とのできる伝票発行装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明では、第1図に原理的に示すように、伝票の元
となる入力帳票上の画像情報を読み取る読取手段41と、
この読取手段41によって読み取られた画像情報を記憶す
る画像情報記憶手段42と、同一種類の伝票の区切りを示
す特定の識別用イメージを記憶したイメージ記憶手段44
と、画像情報記憶手段42に記憶された画像情報のうち同
一種類の伝票の区切りを判別する特定情報判別手段45
と、画像情報記憶手段42に記憶された画像情報のうち必
要なものを個々の伝票用の画像情報として抽出すると共
に識別用イメージをこれに組み込んで同一種類の伝票の
区切りを示した伝票用の画像情報を編集する画像編集手
段46と、伝票用紙のそれぞれの伝票フォームに対応させ
て画像編集手段46によって編集した後の伝票用の画像情
報を順次印字していくプリンタ43とを伝票発行装置に具
備させる。
すなわち本発明では、特定の識別用イメージをイメー
ジ記憶手段44に格納しておき、画像情報記憶手段42に記
憶された画像情報のうち同一種類の伝票の区切りを特定
情報判別手段45によって判別して、この結果に応じて例
えば依頼主が代わる箇所で識別用イメージを伝票用画像
情報の一部に組み込むようにして、長尺の伝票用紙から
必要な部位を容易に見つけ出せるようにする。識別用イ
メージは依頼主が代わる場合以外の識別に用いられても
よいことは当然である。また、識別用イメージは必ずし
も識別する伝票等の境界領域にのみ配置される必要があ
るものではなく、例えば同一依頼主の個伝票ごとに昇順
あるいは降順の番号を付すことでこれを識別用イメージ
としてもよい。これにより、番号が“1"等の初期値にリ
セットされる場所を探すことにより、伝票上で例えば依
頼主の交代した箇所を簡単に見つけることができる。ま
た、個伝票の所定枚数ごとにこれを表わす識別用マーク
を付すようにしてもよい。これにより事務の区切りとな
る伝票の部位を容易に識別することができるようにな
る。
「実施例」 以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
(装置の概要) 第2図は本発明の一実施例における伝票発行装置の外
観を表わしたものである。この伝票発行装置は、制御部
51を前面に配置した読取装置52を備えている。読取装置
52の図で左側には高速ドットプリンタ53が配置されてい
る。制御部51にはバーコードリーダ54が接続されてい
る。
積み重ねられた申込票(入力帳票)55は、1回に処理
できる所定量ずつ読取装置52の供給トレイ56にセットさ
れる。そして、制御部51の上部に設けられた操作部57を
操作して、その指示に従って高速ドットプリンタ53のプ
リントが開始される伝票用紙部分に記載されているバー
コードをバーコードリーダ54で読み取る。この読み取り
は、高速ドットプリンタ53の上部の蓋58を開いて、セッ
トされている伝票用紙の箇所にバーコードリーダを持っ
ていき、スキャンすることで達成される。
このようにして読み取りのための準備が終了したら、
制御部51から伝票発行のための作業開始の指示が行われ
る。これに基づき、供給トレイ56にセットされた申込票
が1枚ずつ読取装置52のシート状原稿読取部59の下を通
過してプラテンカバー61表面上に排出される。このとき
申込票55はその後端部がシート状原稿読取部59に挟まれ
た状態で一時的に停止し、制御部51による適合性のチェ
ックを受ける。例えば、申込票55が裏返しでセットされ
た場合のように読み取りが不可能であったような場合に
は、申込票55は停止状態のままとなり、操作部57の液晶
ディスプレイ62に必要な警告表示等が行われる。これに
対して適合性があるとされた場合には、シート状原稿読
取部59内に配置されたスタンプが申込票55に押され、こ
の申込票55が完全にプラテンカバー61上に排出される。
この状態で制御部51は画像情報を編集し、その結果を高
速ドットプリンタ53に渡して伝票の印字を行わせる。印
字結果は高速ドットプリンタ53の後部からロール状の伝
票用紙64のままの状態で出力される。
なお、この伝票発行装置では痛んだ申込票のように供
給トレイ56から1枚ずつシート状原稿読取部59を通すこ
とが困難な原稿を取り扱うことができる。このような原
稿は、プラテンカバー61の下のプラテンガラス(図示せ
ず)にセットした状態で操作部57を操作し、原稿の読み
取りをイメージセンサ固定型からイメージセンサ可動型
に切り換えるようにすればよい。
第3図は読取装置の概略構成を表わしたものである。
この読取装置52の装置本体内部にはレール64と、これに
沿って往復動自在に配置された1次元イメージセンサ65
が配置されている。1次元イメージセンサ65は、シート
状原稿読取部59を用いて原稿の読み取りが行われる状態
で図で実線で示したようにシート状原稿読取部59の下方
の読取位置66に停止するようになっている。この状態で
は、供給トレイ56にセットされた申込票55がシート状原
稿読取部59内の搬送ロール67によって1枚ずつ搬送さ
れ、この状態で1次元イメージセンサ65による画像情報
の読み取りが行われる。原稿の搬送ロール68の近傍には
図示しないスタンプ押印機構が配置されており、読み取
りが問題なく終了した申込票に対する押印が行われるよ
うになっている。
一方、プラテンカバー61とその下のプラテンガラス69
の間に原稿を挟持させて読み取りを行う場合には、図で
破線で示したように1次元イメージセンサ65はプラテン
ガラス69の下方の所定範囲を往復動し、静止した原稿に
対する画像情報の読み取りが行われる。
第4図は、以上説明した伝票発行装置の回路構成の概
要を表わしたものである。伝票発行装置はCPU(中央処
理装置)71を搭載しており、バス72を通じて直接的にま
たは図示しないインタフェース回路を介して次の各部と
接続されている。
(i)外部記憶装置73: ハードディスクとこれを駆動するための回路から構成
されている。ハードディスクには、この伝票発行装置を
制御するためのプログラムが格納されている。また、こ
のハードディスクの所定の領域(イメージ記憶手段)に
は、伝票上で依頼主が代わる箇所を示す識別用イメージ
が格納されるようになっている。識別用イメージは、こ
の伝票発行装置に予め幾種類か用意されているが、装置
によってはオペレータに独自のイメージを入力の作成を
許容し、これを外部記憶装置73に登録するようにしても
よい。
(ii)RAM74: 作業用メモリであり、この伝票発行装置の電源が投入
されるとハードディスク内のプログラムの格納も行われ
るようになっている。
(iii)読取装置52: 第3図に示した1次元イメージセンサ65を備えてお
り、読み取られた画像信号はディジタル信号に変換され
る。
(iv)イメージメモリ75: 画像情報を格納するメモリである。本実施例では外部
記憶装置73内に格納された識別用イメージがこのイメー
ジメモリ75に転送されて、該当する個伝票の画像情報と
組み合わされることになる。
(v)高速ドットプリンタ53: 伝票の処理が遅滞なく行われるように、本実施例では
高速印字を行うことのできるワイヤドットプリンタを使
用している。
(vi)操作部57: この操作部には、各種入力キーと液晶ディスプレイ62
とが配置されている。入力キーには、作業を開始させる
ためのスタートキーや停止させるためのストップキーの
他、数字を入力するためのテンキー、各種機能を選択す
るための機能キー、読取濃度を設定するための濃度キー
等が用意されている。液晶ディスプレイ62は数行にわた
って漢字かな混じり文を出力することができるようにな
っている。
(vii)バーコードリーダ54: バーコードリーダ54については既に説明した。バーコ
ードリーダを省略して伝票用紙64に印刷された番号を直
接目で読み取り、テンキーからその数値を入力してもよ
い。
(申込票の構成) 第5図は、この実施例で用いられる申込票の構成を表
わしたものである。
申込票55は例えばB4判サイズの用紙であり、その上部
左側に依頼主記入欄81が設けられている。この依頼主記
入欄81には贈答用品等の依頼主の住所、氏名、電話番号
が手書き等で記入される。依頼主記入欄81の下には、所
定の間隔で届け先記入欄82−1、82−2……が例えば7
欄ほど配置されている。図では、このうちの2つの届け
先記入欄82−1、82−2が示されている。届け先記入欄
82−1、82−2……には、それぞれ届け先の住所や届け
る商品の名称・番号および料金・数量が手書き等で同様
に記入されるようになっている。
依頼主記入欄81の右側上部には申込番号欄83が配置さ
れており、その下には開始マーク記入欄84と終了マーク
記入欄85が隣接して配置されている。また、それぞれの
届け先記入欄82−1、82−2……の右側には、同上マー
ク記入欄86、取消マーク記入欄87および頁終了マーク記
入欄88が配置されている。更に、申込票55の右上部の隅
には十字形の位置合わせマーク89−1が印刷されてお
り、申込票55の右端部分における各届け先記入欄82−
1、82−2……の境界に相当する位置にも同様の位置合
わせマーク89−2、89−3……が印刷されている。
ここで、申込番号欄83には所定桁数の数字が申込番号
として印刷されており、これらは申込票55ごとに異なる
固有の数値となっている。開始マーク記入欄84以降のマ
ーク記入欄には、該当する欄に鉛筆等でマークを記入す
るようになっている。このうち開始マーク記入欄84に図
示のようにマークを記入した場合には、同一の依頼主の
申込票55で一番最初のページであることを表わすように
なっている。終了マーク記入欄85にマークが付された場
合には、同一の依頼主の申込票55が一番最後のページで
あることが表わされる。したがって、同一の依頼主の申
込票55がただ1枚である場合には、開始マーク記入欄84
と終了マーク記入欄85の双方にマークが記されることに
なる。
同上マーク記入欄86にマークが記入された場合には、
届け先記入欄82に記入する商品の名称や数量等がこのマ
ークの記入された直前の欄と同一であることを示すよう
になっている。これにより、届け先記入欄82における商
品や料金の欄の記入を省略することができる。この場
合、伝票発行装置はこのマークの付された直前の欄の商
品や料金の欄の画像情報を転記処理することになる。
取消マーク記入欄87にマークが記入された場合には、
その左側の届け先記入欄82の記載内容が取り消され、こ
の届け先に対する商品の配送は行われない。これは、こ
の申込票55の所定部分をコピーして次回の贈答に用いる
場合があることを配慮したものである。頁終了マーク記
入欄88にマークが記されると、このページのこれ以降の
届け先記入欄82の記載内容がすべて取り消される。
(識別用イメージの選択) 第6図は、この伝票発行装置で識別用イメージを伝票
に使用する場合のそのイメージの選択作業を表わしたも
のである。本実施例の伝票発行装置では、識別用イメー
ジの個伝票への表示について第1モードと第2モードの
2つのモードのうちから1つのモードを選択することが
できる。ここで、第1モードとは、個々の依頼主の一連
の個伝票について最初の個伝票に“S"(スタート)とい
う英文字を表示し、最後の個伝票に“E"(エンド)とい
う英文字を表示するようにしたモードであり、第2モー
ドとは同一依頼主の最後の個伝票にアスタリスク*を複
数個連続して次の依頼主との境界位置を表示するモード
である。
このモード選択を行うには伝票発行装置を選択モード
に設定する(第6図ステップ;Y)。選択モードへの移
行は、例えば特定のファンクションキーを押すことで実
現することができる。伝票発行装置が選択モードに設定
されたら、読取装置52の液晶ディスプレイ62に識別用イ
メージの表示態様の選択を指示する表示が行われる(ス
テップ)。このとき、液晶ディスプレイ62には第1モ
ードと第2モードの2つのモード選択項目が表示され
る。第1モードに関しては、液晶ディスプレイ62上に
「S、Eの両表示」という注記が表示されており、第2
モードに関しては、液晶ディスプレイ62上に「*で終了
表示」という注記が表示されている。オペレータが操作
部57のテンキーで数値“1"を入力し第1モードを選択す
ると(ステップ;Y)、第1モードの設定が行われる
(ステップ)。これに対して、オペレータがテンキー
で数値“2"を入力すると(ステップ;Y)、伝票発行装
置は第2モードに設定される(ステップ)。
なお、この識別用イメージの選択作業を行わずにいき
なり伝票の印字を開始することができ、この場合には先
に選択したモードで該当する個伝票に対する識別用イメ
ージの表示が行われることになる。また伝票発行装置に
よっては、予め定められた1種類の表示モードのみで識
別用イメージの表示を行うようにしてもよい。このとき
には、この第6図に示した制御が不要となることは当然
である。
(装置の動作) 第7図は、第1モードが選択された状態におけるこの
伝票発行装置の動作の概要を表わしたものである。
伝票発行装置のオペレータが第2図に示した読取装置
52に所定枚数の申込票55をセットして操作部57のスター
トキーを押すと(第7図ステップ)、供給トレイ56に
セットされた申込票55が1枚だけシート状原稿読取部59
内に搬入され、1次元イメージセンサ65による申込票55
全体の読み取りが行われる(ステップ)。CPU71は、
この結果得られた画像情報中の開始マーク記入欄84に相
当する位置をチェックし、ここにマーク(開始マーク)
が付けられているかどうかを判別する(ステップ)。
開始マークが存在すれば(Y)、新しい依頼主につい
ての申込票55が読み取られたことになる。そこで、この
場合には申込票55の依頼主記入欄81の画像情報を切り出
し、このイメージをイメージメモリ75の各個伝票におけ
る依頼主の欄に格納する(ステップ)。次に、同一依
頼主における最初の個伝票であることを示す文字“S"を
最初の個伝票の画像情報に組み込む(ステップ)。こ
の後、これら各個伝票についての残りの画像情報を申込
票55の画像情報から転記する(ステップ)。すなわ
ち、届け先等の画像情報がこの段階でそれぞれ対応する
個伝票に転記される。
次に、CPU71は申込票55の終了マーク記入欄85に相当
する位置をチェックし、ここにマーク(終了マーク)が
付けられているかどうかを判別する(ステップ)。終
了マークが付けられていた場合には(Y)、同一依頼主
における最後の個伝票であることを示す文字“E"を最後
の個伝票の画像情報に組み込む(ステップ)。そし
て、このようにして1枚の申込票55を基にして作成され
た個伝票の画像情報を順次高速ドットプリンタ53に出力
して伝票の印刷を行う(ステップ)。そして、読取装
置52に申込票55がセットされている限り(ステップ;
Y)、ステップに戻ってこれらの処理を行う(ステッ
プ〜)。但し、同一依頼主の申込票55に続ページが
ある場合には、ステップの処理を次回から省略するこ
とができるが、ステップで組み込んだ文字“S"は同一
依頼主の次のページ以降で不要であり、ステップの転
記処理等で削除する必要がある。
読取装置52にセットされたすべての申込票55の処理が
終了したら(ステップ;N))、伝票発行の処理は終了
する。
第8図は、高速ドットプリンタ53から出力される伝票
用紙のうち文字“S"が記入された個伝票の部分を表わし
たものである。長尺の伝票用紙64の両側部にはスプロケ
ット穴91が所定間隔でそれぞれ一列に配置されており、
これらの僅か内側には伝票用紙64の長手方向にミシン目
の切取線92、93が設けられている。また、各個伝票94−
1〜94−3の境界には、伝票用紙64の短手方向にミシン
目の切取線96、97が設けられている。
この第8図は、依頼主“山田一郎”の最初の個伝票を
表わしたもので、お届け先印刷欄98の左上の箇所99に文
字“S"が太字で印刷されている。したがって、作業者は
切取線96で伝票用紙64を切り離すことで、これよりも前
の依頼主の個伝票群と伝票の区別を行うことができる。
第9図は、これに対して伝票用紙の文字“E"が記入さ
れた部分を表わしたものである。すなわち、この第9図
では第8図に示した依頼主“山田一郎”の最終の個伝票
を表わしたもので、お届け先印刷欄98の左上の箇所99に
文字“E"が太字で印刷されている。したがって、作業者
はこの最終の個伝票94−5と1つ後の個伝票94−6の境
界線を構成する切取線101の箇所で伝票用紙64を切り離
すことで、これよりも後の依頼主の個伝票群と伝票の区
別を行うことができる。
なお、この第9図に示した同一依頼主についての最終
の個伝票94−5とその1つ前の個伝票94−4の間の切取
線102と他の3つの切取線92、93、101を切り取れば、最
終の個伝票94−5が分離されることになる。第8図の例
でも同様であり、切取線92、93、96、97で切り取ること
で最初の個伝票94−3が分離されることになる。ただ
し、実施例でこれら個伝票への分離は、この段階では行
わないことは前記した通りである。
第10図は、第6図のステップで示した第2モードに
伝票発行装置が設定された場合の伝票用紙の一部を表わ
したものである。この第10図で第9図と同一部分には同
一の符号を付してこれらの説明を適宜省略する。
この第10図に示した伝票用紙64の個伝票64−7は、第
9図に示した個伝票94−5と記載内容は実質的に同一で
ある。相違する点は、お届け先印刷欄98の左上の箇所99
に文字“E"が印字されておらず、代って切取線101のす
ぐ上の位置111にアスタリスク*が一列に印字されてい
ることのみである。作業者は、これらのアスタリスク*
の配置された箇所の切取線101を単純に切り取っていく
だけで、依頼主別の個伝票群に仕分けることができる。
伝票用紙64は複数の伝票用シートを重ね合わせたもの
であるが、アスタリスク*の印字位置111をこれらの伝
票用シートの裏面の転写用インクが塗布されていない箇
所にすれば、2枚目以降の伝票用シートにアスタリスク
*を印字しないことができる。すなわち、アスタリスク
*の印字された表紙の伝票用シートを例えば売場の控え
に使用することで、届け先や依頼主に渡す伝票(伝票用
シート)からこのような識別用イメージの顕在化を避け
ることができる。第8図および第9図で示した文字“S"
および文字“E"についても同様である。
以上説明した第2モードによる伝票のプリントアウト
は、第7図で説明した制御におけるステップを省略
し、ステップで文字“E"の代わりにアスタリスク*を
横一列に該当箇所に組み込むことで実現することができ
る。
「変形例」 第11図は、本発明の変形例の伝票発行装置で印刷され
たロール状の伝票用紙を表わしたものである。この伝票
用紙121は、ミシン目の付けられた境界線122によってそ
れぞれ個伝票123−0、123−1……に区切られている。
このうち依頼主“山川二郎”の最終の個伝票123−0に
ついては、届け先の氏名の記入された欄の左側に文字
“E"が印刷されており、次の依頼主“山田一郎”の最初
の個伝票123−1については、同一箇所の文字“S"が印
刷されている。これらは先の実施例と同様である。この
変形例では、同一依頼主の個伝票の所定枚数ごとにその
枚数を表わす数字が印字されている。この例では、依頼
主“山田一郎”の5枚目の個伝票123−5の“お届け
先”と記載された欄の左側の位置125には数字“5"が印
字され、同一依頼主の5枚目の個伝票であることを表わ
している。以下図示しないが10枚目、15枚目のようにこ
の例では5枚単位でこの位置125に同様の表示が行われ
る。このように同一依頼主の所定枚数ごとに数字や記号
等による特定の表示を行うと、申込票等の原本とチェッ
クする際の対応関係がとりやすいという利点がある。
「発明の効果」 このように本発明によれば、同一種類の伝票の区切り
を示す特定の識別用イメージを伝票用の画像情報自体に
組み込むような編集を行うことにしたので、発行される
伝票のチェックや仕分けを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的な構成を示す原理図、第2図〜
第10図は本発明の一実施例を説明するためのもので、こ
のうち第2図は伝票発行装置の外観を表わした斜視図、
第3図は読取装置の概略構成を表わした側面図、第4図
は伝票発行装置の回路構成の概要を表わしたブロック
図、第5図は申込票の一部を示す平面図、第6図は伝票
発行装置で識別用イメージを伝票に使用する場合のその
イメージの選択作業を表わした流れ図、第7図は第1モ
ードが選択された状態におけるこの伝票発行装置の動作
の概要を表わした流れ図、第8図は伝票用紙のうち文字
“S"が記入された個伝票の部分を表わした平面図、第9
図は伝票用紙のうち文字“E"が記入された個伝票の部分
を表わした平面図、第10図は第2モードに伝票発行装置
が設定された場合の出力される伝票用紙の一部を表わし
た平面図、第11図は変形例において出力される伝票用紙
の一部を表わした平面図、第12図は出願人が先に提案し
た伝票発行装置の外観を表わした斜視図、第13図はこの
従来提案された伝票発行装置に使用される配送用の伝票
のフォームを表わした平面図、第14図はご贈答品購入申
込書の一例を表わした平面図、第15図はプリントアウト
された伝票の一例を表わした平面図、第16図はドットプ
リンタから出力される従来のロール状の伝票用紙の一部
を表わした平面図である。 41……読取手段、42……画像情報記憶手段、 43……プリンタ、44……イメージ記憶手段、 45……特定情報判別手段、 46……画像編集手段、52……読取装置、 53……高速ドットプリンタ、 64、121……伝票用紙、71……CPU、 73……外部記憶装置、74……RAM、 75……イメージメモリ、 96、97、101、102……切取線、 99……(文字の印字される)箇所、 111……(アスタリスク*が印字される)位置、 122……境界線、 125……(枚数の表示される)位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 秀樹 埼玉県岩槻市大字岩槻1275番地 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 昭62−99888(JP,A) 特開 昭63−85816(JP,A) 特開 昭63−89024(JP,A) 特開 昭58−197080(JP,A) 特開 昭58−19976(JP,A) 特開 平2−18073(JP,A) 実開 昭59−130160(JP,U) 実開 昭57−138658(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 B41J 21/00 G06F 3/12 G06F 15/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝票の元となる入力帳票上の画像情報を読
    み取る読取手段と、 この読取手段によって読み取られた画像情報を記憶する
    画像情報記憶手段と、 同一種類の伝票の区切りを示す特定の識別用イメージを
    記憶したイメージ記憶手段と、 前記画像情報記憶手段に記憶された画像情報のうち同一
    種類の伝票の区切りを判別する特定情報判別手段と、 前記画像情報記憶手段に記憶された画像情報のうち必要
    なものを個々の伝票用の画像情報として抽出すると共に
    前記識別用イメージをこれに組み込んで同一種類の伝票
    の区切りを示した伝票用の画像情報を編集する画像編集
    手段と、 伝票用紙のそれぞれの伝票フォームに対応させて前記画
    像編集手段によって編集した後の伝票用の画像情報を順
    次印字するプリンタ とを具備することを特徴とする伝票発行装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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