JP3074802B2 - 伝票発行装置 - Google Patents

伝票発行装置

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JP3074802B2
JP3074802B2 JP03176819A JP17681991A JP3074802B2 JP 3074802 B2 JP3074802 B2 JP 3074802B2 JP 03176819 A JP03176819 A JP 03176819A JP 17681991 A JP17681991 A JP 17681991A JP 3074802 B2 JP3074802 B2 JP 3074802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、申込票や注文書等の入
力帳票に記入されたイメージを読み取って、これを編集
し、伝票用紙に印刷することで伝票の発行を行う伝票発
行装置に係わり、特に2種類以上の伝票を発行すること
のできる伝票発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】申込票等に記入されたイメージを読み取
って、これを編集し、伝票用紙に印刷する伝票発行装置
では、伝票等の問い合わせに応じるため、あるいは、発
行伝票の数の確認や、発行伝票の重複・抜けがないか等
の確認のため、特公昭63−55099号公報に示され
るように、伝票の通し番号を作成するようにしている。
この通し番号は、例えば連続した形でデパート等の伝票
発行元のホストコンピュータに送られ、記憶される。そ
して、必要に応じて、このホストコンピュータにおいて
検索用のプログラムによって検索される。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】ところで、1つのデパートが商品を配送す
る場合、自店で配送したり配送会社を利用したり、ある
いは複数の配送会社を利用したりすることがあり、この
ような場合には、複数種の伝票フォームの伝票を発行す
る必要が生じる。そこで、複数種の伝票フォームの伝票
を発行可能で、申込票に記入されたデータを、どの伝票
フォームに印字するか選択できるようにした伝票発行装
置もある。通常、複数種の伝票フォームに印字する場合
には、それぞれの伝票フォームの印字情報等を持った複
数のプログラムが必要になる。このように複数のプログ
ラムによって複数種の伝票フォームの伝票を発行した場
合には、各伝票フォームごとに異なる系列のチェック用
通し番号が作成されるので、検索に不便である。
【0004】また、複数種の伝票フォームの印字情報等
を持つ1つのプログラムによって複数種の伝票フォーム
の伝票を発行できるようにした伝票発行装置もある。し
かしながら、各伝票の通し番号は配送会社等によって異
なるため、各伝票フォームごとの通し番号の桁数が異な
る場合がある。このような場合に各伝票フォームごとの
通し番号をチェック用通し番号として用い、これを連続
した形でホストコンピュータに送ると、チェック用通し
番号の区切りが分からなくなるので、従来は、各伝票フ
ォームごとの伝票の発行だけを行い、チェック用通し番
号は作成していなかった。
【0005】しかしながら、デパート等の伝票発行元で
は、発行された個々の伝票について重複や抜けがないこ
とのチェックが厳重に行われており、また、伝票等の問
い合わせにも応じる必要があり、チェック用通し番号が
作成されなかったり複数の系列のチェック用通し番号が
作成されたりすると、伝票のチェックに多くの労力と時
間を費やことになり、チェック用通し番号の作成および
チェック用通し番号の一本化が強く望まれている。
【0006】しかし、仮に、伝票フォームの種類に係わ
らず単に連続したチェック用通し番号を作成したとして
も、そのチェック用通し番号によっては、どの申込票の
データに基づく伝票なのか、あるいはどの伝票フォーム
に印字した伝票なのかが不明であり、また、各伝票フォ
ームごとの伝票発行枚数や、発行伝票の重複・抜けの確
認ができない。
【0007】そこで本発明の目的は、複数種の伝票フォ
ームの伝票を発行する場合でも、個々の伝票を識別可能
なチェック用通し番号を作成することができ、伝票のチ
ェックを容易にすることのできる伝票発行装置を提供す
ることにある。
【0008】請求項1記載の発明の伝票発行装置は、入
力帳票に記入されたデータを読み取る読取手段と、この
読取手段によって読み取られたデータを、複数種の伝票
フォームのいずれかに対応するように編集する画像編集
手段と、この画像編集手段によって編集されたデータを
伝票用紙に印刷する印刷手段と、入力帳票の番号と複数
種の伝票フォームごとの通し番号とを組み合わせて、印
刷手段によって印刷された個々の伝票を識別するための
チェック用通し番号を作成するチェック用通し番号作成
手段とを備えたものである。
【0009】この伝票発行装置では、入力帳票に記入さ
れたデータは読取手段によって読み取られ、画像編集手
段によって、複数種の伝票フォームのいずれかに対応す
るように編集され、印刷手段によって伝票用紙に印刷さ
れる。また、チェック用通し番号作成手段によって、入
力帳票の番号と複数種の伝票フォームごとの通し番号と
を組み合わせて個々の伝票を識別するためのチェック用
通し番号が作成される。
【0010】請求項2記載の発明の伝票発行装置は、請
求項1記載の発明において、チェック用通し番号作成手
段が、入力帳票の番号と複数種の伝票フォームごとの通
し番号と桁数を合わせるための付加データとを組み合わ
せて、固定長のチェック用通し番号を作成するようにし
たものである。
【0011】請求項3記載の発明の伝票発行装置は、請
求項1記載の発明において、チェック用通し番号作成手
段が、区切りを示すデータを付加して、可変長のチェッ
ク用通し番号を作成するようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図10は本発明の一実施例に係
る。
【0013】図1は本実施例の伝票発行装置の概略の構
成を示す機能ブロック図である。この図に示すように、
本実施例の伝票発行装置は、申込票に記入されたデータ
を画像情報として読み取る読取手段11と、この読取手
段11で読み取った入力画像情報を記憶する画像情報記
憶手段12と、この画像情報記憶手段12に接続され、
画像情報や印字情報等を記憶する2次記憶手段13と、
伝票用紙から伝票通し番号を読み取る伝票通し番号読取
手段14と、2次記憶手段13および伝票通し番号読取
手段14に接続され、入力画像情報中の申込票の番号と
伝票通し番号読取手段14で読み取った伝票通し番号と
を組み合わせてチェック用通し番号を作成するチェック
用通し番号作成手段15と、画像情報記憶手段12、2
次記憶手段13および伝票通し番号読取手段14に接続
され、入力画像情報やその他の情報を用いて、入力画像
情報を複数種の伝票フォームのいずれかに対応するよう
に編集して伝票画像情報を作成したり、入力画像情報中
の数字やマークを認識したりする画像編集手段16と、
この画像編集手段16に接続され、画像編集手段16で
作成された伝票画像等を印字する出力手段17とを備え
ている。
【0014】この伝票発行装置では、申込票に記入され
たデータは読取手段11によって読み取られ、入力画像
情報として画像情報記憶手段12に記憶される。画像編
集手段16は、入力画像情報を複数種の伝票フォームの
いずれかに対応するように編集して伝票画像情報を作成
し、画像情報記憶手段12に記憶させる。この処理の際
に必要なデータは2次記憶手段13に記憶される。ま
た、画像編集手段16は、入力画像情報中の申込票の番
号を認識し2次記憶手段13に記憶させる。一方、伝票
通し番号読取手段14によって伝票用紙から伝票通し番
号が読み取られ、チェック用通し番号作成手段15は、
2次記憶手段13に記憶されている申込票の番号と伝票
通し番号読取手段14で読み取った伝票通し番号とを組
み合わせてチェック用通し番号を作成し、2次記憶手段
13に記憶させる。また、画像編集手段16は、作成し
た伝票画像情報を出力手段17に送り、この出力手段1
7によって伝票画像を伝票用紙に印字させる。
【0015】次に、図2を用いて、本実施例の伝票発行
装置の具体的な構成について説明する。この図に示すよ
うに、本実施例の伝票発行装置は、申込票のイメージを
読み取る読取装置21と、この読取装置21で読み取っ
た入力画像や編集された画像や2種類の伝票フォームに
対応する伝票転記情報等を格納するイメージメモリ22
および外部記憶装置23と、システムを動作させるプロ
グラムを格納したリード・オンリ・メモリ(以下、RO
Mと記す。)24と、外部記憶装置23からロードされ
た伝票発行のためのプログラムやこのプログラム実行の
際に必要なデータを格納するランダム・アクセス・メモ
リ(以下、RAMと記す。)25と、プログラムの操作
をする操作部26と、バーコードで記入されている伝票
の通し番号を読み取るためのバーコードリーダ27と、
伝票画像を互いに異なるフォームの伝票用紙に印字させ
るドットプリンタ(1)31およびドットプリンタ
(2)32と、以上の各構成要素を制御する中央処理装
置(以下、CPUと記す。)28とを備えている。以上
の各構成要素は、互いにバス30によって接続されてい
る。
【0016】図1の画像読取手段11、画像情報記憶手
段12、2次記憶手段13、伝票通し番号読取手段1
4、出力手段17は、それぞれ、図2の読取装置21、
イメージメモリ22、外部記憶装置23およびRAM2
5、バーコードリーダ27、ドットプリンタ(1)31
およびドットプリンタ(2)32に対応する。また、図
1のチェック用通し番号作成手段15および画像編集手
段16は、図2のCPU28が所定のプログラムを実行
することによって実現される。
【0017】図4は入力画像情報の原稿となる申込票の
例を示す。この申込票40には、その申込票の番号41
と、一つの依頼主欄42と、複数の届け先、商品および
金額の欄43と、この欄43ごとに設けられ、2種類の
伝票フォームのうちのどちらの伝票に印字するかを決め
るための個伝票選択マーク欄44が設けられている。本
実施例では、個伝票選択マーク欄44が塗られているか
否かでどちらの伝票フォームの伝票に印字するかを選択
するようになっており、個伝票選択マーク欄44が塗ら
れていないときには欄43の記載内容を第1の伝票(以
下、伝票(1)と記す。)のフォームに転記し、個伝票
選択マーク欄44が塗られているときには欄43の記載
内容を第2の伝票(以下、伝票(2)と記す。)のフォ
ームに転記するものとする。
【0018】図5、図6はそれぞれ伝票(1)51、伝
票(2)52の例を示す。各伝票共、ミシン目53を境
にして、同一フォームが予め繰り返し印刷された長尺の
伝票であり、それぞれ、申込票40のイメージから転記
される届け先欄54と、商品および金額の欄55と、依
頼主欄56を有すると共に、予め、バーコードによって
伝票通し番号57が連続して印刷されている。また、伝
票(1)51、伝票(2)52は、それぞれ、図2のド
ットプリンタ(1)31、ドットプリンタ(2)32に
セットされている。
【0019】各伝票51、52のフォームにおける転記
欄の転記位置等の転記情報と、各伝票51、52がどの
ドットプリンタにセットされているかの情報は、予めデ
ータとして外部記憶装置23に与えられている。
【0020】次に、図3のフローチャートを用いて本実
施例の伝票発行装置の動作について説明する。この伝票
発行装置は、まず、ステップ(以下、Sと記す。)10
1で、バーコードリーダ27によって、各伝票51、5
2に印刷されているバーコードを読み取って入力し、伝
票通し番号を読み取る。このバーコードの入力は、印字
する伝票の種類の数だけ、すなわち接続されているプリ
ンタの台数分だけ行われる。本実施例では、バーコード
の入力は2回であり、まず、ドットプリンタ(1)31
にセットされている最初の伝票(1)51の通し番号5
7を入力し、次に、ドットプリンタ(2)32にセット
されている伝票(2)52の最初の通し番号57を入力
する。このバーコードの入力は、例えば、各ドットプリ
ンタのカバーを開けて、バーコードリーダ27を各伝票
51、52のバーコードにつきあてて行う。このバーコ
ード入力処理によって、各伝票51、52の通し番号の
開始番号が設定される。それ以降の通し番号は連続であ
るため、一つの伝票を発行するごとに伝票発行装置側で
通し番号を一つ増加させることにより、バーコード入力
を行うことなく目的の伝票の通し番号が得られる。
【0021】次に、S102で申込票40の有無を判断
し、無い場合は終了する。有る場合は、S103で読取
装置21によって申込票40を読み取り、イメージメモ
リ22(図1の画像情報記憶手段12)に格納し、S1
04でCPU28(図1の画像編集手段16)によって
申込票のイメージから申込票番号41を認識する。次
に、S105でCPU28によって、未処理届出先の有
無を判断し、無い場合はS102へ戻り、次の申込票の
処理を行う。有る場合は、S106でCPU28(画像
編集手段16)によって申込票のイメージから個伝票選
択マークの有無(個伝票選択マーク欄44が塗られてい
るか否か)を判断する。
【0022】S106で、個伝票選択マークが無い場合
には、印字は伝票(1)51に行われる。この場合に
は、S107でCPU28(画像編集手段16)によっ
て、伝票(1)の転記情報を基に申込票40の各欄4
2、43に記載された内容をイメージメモリ22上に転
記し、伝票(1)の1枚の伝票(以下、個伝票(1)と
記す。)の印字イメージを作成する。次に、S108で
その個伝票(1)に伝票(1)の通し番号を割当て、S
109で伝票(1)の通し番号を1増加し、S110で
CPU28(図1のチェック用通し番号作成手段14)
によって、申込票番号とS108で割り当てた伝票
(1)の通し番号とからチェック用通し番号を作成す
る。次に、S111で、伝票(1)がセットされている
ドットプリンタ31に個伝票(1)の印字イメージを出
力し、個伝票(1)を作成する。
【0023】S106で、個伝票選択マークが有る場合
には、印字は伝票(2)52に行われる。この場合の処
理は伝票(1)51の場合と同様である。すなわち、S
112で伝票(2)の転記情報を基に申込票40の各欄
42、43に記載された内容をイメージメモリ22上に
転記し、伝票(2)の1枚の伝票(以下、個伝票(2)
と記す。)の印字イメージを作成する。次に、S113
でその個伝票(2)に伝票(2)の通し番号を割当て、
S114で伝票(2)の通し番号を1増加し、S115
で申込票番号とS113で割り当てた伝票(2)の通し
番号とからチェック用通し番号を作成する。次に、S1
16で、伝票(2)がセットされているドットプリンタ
32に個伝票(2)の印字イメージを出力し、個伝票
(2)を作成する。
【0024】S111またはS116で、個伝票(1)
または個伝票(2)の作成が終了したら、S105へ戻
る。図4に示すように、申込票40は、一人の依頼主で
複数人に商品を届けることができるような形式になって
おり、届出先の欄43が複数あるため、未処理の欄がな
くなるまで、S105ないしS116の処理を繰り返
し、全ての欄43に対して伝票作成後(S105で
無)、S102へ戻り、次の申込票40の処理に移る。
そして、この処理を申込票が無くなるまで繰り返し、無
くなったら(S102で無)、終了する。
【0025】次に、図7を参照して、図3のS110、
S115におけるチェック用通し番号の作成について説
明する。チェック用通し番号は、申込票40の申込票番
号41と各伝票51、52ごとの伝票通し番号とを組み
合わせて作成される。図7は、届け先が5欄の申込票4
0を用いて2種類の伝票51、52を発行したときのチ
ェック用通し番号の作成方法を示している。ここでは、
入力された申込票は2枚でそれぞれ4桁の申込票番号
“9001”と“9002”とを持ち、伝票(1)51
の通し番号は8桁で“11000001”から始まり、
伝票(2)52の通し番号は10桁で“2200000
001”から始まるものとする。また、申込票40の各
届け先欄43の伝票(1)51、伝票(2)52への振
り分けは図7に示すように行われたものとする。
【0026】チェック用通し番号は、個々の伝票を識別
するため、その番号からオリジナルの申込票40の申込
票番号と伝票通し番号とが分かることが作成の条件とさ
れる。そのため、この例では、単に申込票番号の後ろに
伝票通し番号を続けて、チェック用通し番号を作成する
ものとする。このようにしてチェック用通し番号が一本
化される。
【0027】ところで、従来、チェック用の番号は例え
ば連続した形で後処理にまわされるようになっていた。
例えば、チェック用の番号はホストコンピュータに送ら
れて記憶され、必要に応じて、このホストコンピュータ
において検索用のプログラムによって検索される。とこ
ろが、本実施例のように伝票通し番号の桁数が異なる2
種類以上の伝票を発行する場合には、従来通りチェック
用の番号を作成したのでは、この番号を図10に示すよ
うに連続した形でホストコンピュータに送ると、データ
検索時にデータの区切りが分からず、データを読み出せ
ない状態になってしまう。
【0028】そこで、本実施例では、発行する複数種の
伝票の通し番号のうち最大桁数のものに桁数を合わせる
ことにより、チェック用通し番号の桁数を統一してい
る。すなわち、伝票(1)51の通し番号が8桁、伝票
(2)52の通し番号が10桁なので、図8に示すよう
に、伝票(1)51に対応するチェック用通し番号に
は、末尾に特殊文字(例えば「$」マーク)を2つ付加
してチェック用通し番号を固定長にしている。これによ
り、データの区切りが一定になり、後処理でデータを読
み出すことができるようになる。
【0029】なお、図9に示すように、全てのチェック
用通し番号の末尾に、データの区切りを示す特殊文字
(例えば「$」マーク)を1つ付加して、チェック用通
し番号を可変長にしても良い。この場合、後処理では特
殊文字を認識することでデータの区切りを認識すること
ができる。この方法によれば、各伝票の通し番号の桁数
が大きく異なる場合には、図9に示す例に比べてチェッ
ク用通し番号のデータ量が少なくなる。
【0030】このように本実施例によれば、複数種の伝
票フォームの伝票を発行する場合でも、個々の伝票を識
別可能な一本化されたチェック用通し番号を作成するこ
とができ、このチェック用通し番号によって、どの申込
票のデータに基づく伝票なのか、あるいはどの伝票フォ
ームに印字した伝票なのかが分かる。従って、伝票発行
における重複や抜けのチェックが簡単になり、それに費
やしていた労力と時間を軽減することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば上記実施例では、伝票フォームが予め印刷されて
いる長尺の伝票用紙を用いているが、この伝票用紙の代
わりに、何も印刷されていない用紙を用いると共に、各
伝票51、52のフォームを2次記憶手段13等に保持
しておき、伝票イメージ作成時にこのフォームと申込票
からの転記内容とを合成して印刷し、伝票を発行するよ
うにしても良い。この場合には、プリンタは必ずしも複
数台必要ではなく、1台のプリンタで多種の伝票フォー
ムの伝票を作成することが可能となる。
【0032】また、上記実施例では、各伝票に伝票通し
番号がバーコードの形で印刷され、この伝票通し番号を
バーコードリーダで読み取って入力するようにしている
が、伝票発行装置側で伝票通し番号を管理し、伝票ごと
に通し番号を発行するようにすれば、伝票通し番号の読
取手段は必要なくなる。
【0033】また、チェック用通し番号に、「お客様番
号」や「伝票発行日時」等を付加することによって、よ
り多様な検索が可能となる。また、チェック用通し番号
と伝票転記内容とを対応付けて記憶するようにしても良
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、入力帳票の番号と複数種の伝票フォームごと
の通し番号とを組み合わせてチェック用通し番号を作成
するようにしたので、複数種の伝票フォームの伝票を発
行する場合でも個々の伝票を識別可能なチェック用通し
番号を作成することができ、伝票のチェックを容易にす
ることができるという効果がある。
【0035】また、請求項2または3記載の発明によれ
ば、チェック用通し番号を作成する際、桁数を合わせる
ための付加データを用いて固定長にしたり、区切りを示
すデータを付加するようにしたので、上記効果に加え、
伝票フォームごとの通し番号の桁数が伝票フォームごと
に異なる場合でも、チェック用通し番号の区切りが明確
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の伝票発行装置の概略の構
成を示す機能ブロック図である。
【図2】 一実施例の伝票発行装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 一実施例の伝票発行装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】 入力原稿となる申込票の例を示す説明図であ
る。
【図5】 第1の伝票の例を示す説明図である。
【図6】 第2の伝票の例を示す説明図である。
【図7】 一実施例の伝票発行装置におけるチェック用
通し番号の作成方法を示す説明図である。
【図8】 一実施例の伝票発行装置によって作成された
チェック用通し番号の一例を示す説明図である。
【図9】 一実施例の伝票発行装置によって作成された
チェック用通し番号の他の例を示す説明図である。
【図10】 一実施例との比較のために示すチェック用
通し番号の例を示す説明図である。
【符号の説明】
11…読取手段、12…画像情報記憶手段、14…伝票
通し番号読取手段、15…チェック用通し番号作成手
段、16…画像編集手段、17…出力手段、21…読取
装置、22…イメージメモリ、23…外部記憶装置、2
7…バーコードリーダ、28…CPU、31、32…ド
ットプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 3/12 B41J 5/30 B41J 2/485

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力帳票に記入されたデータを読み取る
    読取手段と、 この読取手段によって読み取られたデータを、複数種の
    伝票フォームのいずれかに対応するように編集する画像
    編集手段と、 この画像編集手段によって編集されたデータを伝票用紙
    に印刷する印刷手段と、 前記入力帳票の番号と複数種の伝票フォームごとの通し
    番号とを組み合わせて、前記印刷手段によって印刷され
    た個々の伝票を識別するためのチェック用通し番号を作
    成するチェック用通し番号作成手段とを具備することを
    特徴とする伝票発行装置。
  2. 【請求項2】 入力帳票に記入されたデータを読み取る
    読取手段と、 この読取手段によって読み取られたデータを、複数種の
    伝票フォームのいずれかに対応するように編集する画像
    編集手段と、 この画像編集手段によって編集されたデータを伝票用紙
    に印刷する印刷手段と、 前記入力帳票の番号と複数種の伝票フォームごとの通し
    番号と桁数を合わせるための付加データとを組み合わせ
    て、前記印刷手段によって印刷された個々の伝票を識別
    するための固定長のチェック用通し番号を作成するチェ
    ック用通し番号作成手段とを具備することを特徴とする
    伝票発行装置。
  3. 【請求項3】 入力帳票に記入されたデータを読み取る
    読取手段と、 この読取手段によって読み取られたデータを、複数種の
    伝票フォームのいずれかに対応するように編集する画像
    編集手段と、 この画像編集手段によって編集されたデータを伝票用紙
    に印刷する印刷手段と、 前記入力帳票の番号と複数種の伝票フォームごとの通し
    番号とを組み合わせると共に、区切りを示すデータを付
    加して、前記印刷手段によって印刷された個々の伝票を
    識別するための可変長のチェック用通し番号を作成する
    チェック用通し番号作成手段とを具備することを特徴と
    する伝票発行装置。
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