JP2782508B2 - ロープの端面融着連結方法 - Google Patents
ロープの端面融着連結方法Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H69/00—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
- B65H69/08—Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by welding
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/16—Auxiliary apparatus
- D07B7/165—Auxiliary apparatus for making slings
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- D07B7/169—Auxiliary apparatus for interconnecting two cable or rope ends, e.g. by splicing or sewing
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Description
または撚りにより製造される組み紐などの各種ロープ
(以下ロープという)の端面を、硬化部分を少なくかつ
体裁よく連結できるようにしたロープの端面融着連結方
法に関する。
束し、これを組みまたは撚り合わせて構成されているの
で端面は、多数の繊維が外側に向って分散する状態とな
る傾向が多く、往々にしてほつれる場合が多い。したが
って端部近くをテープなどで捲回して端部の繊維の分散
を防止しながらほつれを防いだり、ハンダゴテを端面に
当接させて熱溶融させて固化させ、平滑な端面とする方
法が知られている。
に、ロープAの端部の稍々、内側部分を線状または板状
の加熱体Bで加熱溶融させ乍ら移動させて端部を切除
し、新たな端部を、溶着固化させて隣り合う繊維同士が
付着し合った一平面よりなる平滑端面1として形成する
ことができる。
滑車駆動用に用いる「ブラインド操作コード」として広
く知られる無端環状のロープを作る場合には、一本のロ
ープAの両端を重ね合わせて当接一致させ、接合状態を
作り、この接合部分に向けて熱風を送風し、その接合部
分を部分的に熱溶融させる。そしてその溶融過程に端部
の外表面を平均に押叩し乍ら滑らかに整形し、冷却固化
させて両端を一体的に連結するようにしているのが一般
である。
両端を連結する際、熱風を送って接合部分を部分的に熱
溶融させているが、熱風のため熱の局所的、集中的な送
風が難しく、どうしても溶融個処が広がり、具体的には
接合部分を中心に左右に亘って7mm〜10mmの広域に広
がり、そのためその部分が冷却固化すると硬化部分が長
くなって紐としての柔軟性を失うという不都合があっ
た。
蔵した非接着個処や不均一な加熱作用のための炭化変質
個処を発生するなど、接着性にも問題があった。
と、柔軟性のない個処が長尺となり、そのため、ブライ
ンドなどの滑車の回転に用いる際、その滑車の円周にな
じまず滑って空回りしたり、往々にして他の個処に引掛
かったり、滑車から外れたりさらには騒音を発するなど
の不都合を生ずる。
短かく構成し、これにより紐としての柔軟性の欠除部分
を極力逓減するようにした新規な連結方法を提供するこ
とを目的とする。
成繊維で組みまたは撚りにより製造される一本のロープ
を環状に曲げて両端部同士を互いに押さえ付けて接合部
を形成して、環状に形成し、この押さえ付け状態の前記
接合部に沿って線状ないし板状の加熱体をロープに対し
て直角の切断する方向に横切らさせることにより隣り合
う平滑端面を加熱溶融して融着連結できることを特徴と
するより成るロープの端面融着連結方法に係わり、ま
た、合成繊維で組みまたは撚りにより製造される一本の
ロープの両端部を平滑端面とする工程と、前記平滑端面
同士を互いに押さえ付けて接合部を形成してを環状に形
成し、前記接合部に沿って線状ないし板状の加熱体をロ
ープに対して直角の切断する方向に横切らせることによ
り隣り合う平滑端面を加熱溶融して環状に融着連結でき
る工程とより成ることを特徴とするロープの端面融着連
結方法に係わる。そして、ロープは糸、その他集束され
た合成繊維の芯糸を内包する構成のものにも適用でき
る。
態を説明する。
は撚り合せて得られる一本のロープAの両端を、各繊維
が分散しない集束された状態に保ち平滑な端面1とす
る。この場合のロープAは組みまたは撚り合わせただけ
の構成のものや、芯糸を内包したものなど好みの材料の
ものを用いることができる。
2(イ),(ロ),(ハ)に示す方法で形成する場合
や、ハンダゴテを用い端面1を局部的に加熱溶融させて
ほつれを防ぐために滑らかな平滑端面1を形成する場合
もある。
面1とするものである。
て両端の平滑端面1,1を互いに押させ付けて接触さ
せ、その接合部2に沿って加熱体として予め所望の高温
度に加熱されている熱線3を挟み込み乍ら図1(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)に示すようにロープAに対して
直角の切断方向、すなわち一方向Pに向けて緩やかに移
動させる。この場合の方向Pは、図示のように熱線を固
定させてロープAを移動させても、またその逆のロープ
Aを固定させて熱線3を移動させても良く、要は相対的
に熱線3が接合部2の間を移動できれば良い。
面1,1を加熱溶融させるので、両平滑端面1,1同士
が融着し、一体化され、その状態が一方向Pに向って順
次と進行し、接合部2の全域を熱線3が通過すると放熱
固化して完全に両平滑端面1,1は一体的に連結され
る。
作用により溶融された樹脂分が、外方へ溢出する虞れが
あるので、その溢出する樹脂を接合部2の周辺に均等に
押え込み乍ら不均等にならないように注意深く、例え
ば、ロープAの外形に等しい凹弧面を穿った二個一対の
成形具を用い接合部2に沿って挟持しながら接合部2の
外周面を軽く叩打して成形するのが好ましい。
うに熱線処理で平滑処理された場合でも端部の溶融固化
による硬化部分Xは極めて小さく、しかも、この硬化部
分Xが両端面1,1の当接押し付けで熱線3による加熱
溶融作用を受けてもその硬化部分Xの一部ないし全域が
溶融するのみに止どまり、従来のような熱風吹き付けの
ような広域に亘る熱溶融個処は生じないと共に熱線3を
中心にしてその両側から両平滑端面1,1により接合部
2が形成されているので、両端面1,1に作用する熱エ
ネルギーは均等であり、片寄りによる不都合は生じな
い。そして全体として接合部2の硬化部分は2X実際に
は3mm以下に押さえることができる。
ての熱線3にはニクロム線など好みの発熱素材を用いる
ことができ、しかも構造は板状の熱線を用いることもで
きるが、その大きさはロープ径より十分小さい外径や厚
さのものが好ましく、その上小型軽量の定電流回路を用
いた熱損失の少ないヒータ装置を利用できる。
え付けられている接合部を、熱線などの加熱体の移動挟
持というきわめて簡単で無駄のない直接溶融手段または
再溶融手段で連結接続しているので、硬化部分を極力短
かくでき、しかも再固化時に空泡、空隙等や炭化変質個
処の発生のない接着強度の高い均一な接着面を得ること
ができ、したがってロープとしての柔軟性を欠く部分を
少なくして環状に連結できるので、各種のエンドレスロ
ープとして利用できると共に、例えばブラインドの滑車
駆動用のブラインド用操作コードとして用いても硬化し
た連結部の要因による滑車より外れたり滑ったり、騒音
を発したり、また装置内で引っ掛かったりなどの不都合
を生ずることはない。
図
Claims (3)
- 【請求項1】 合成繊維で組みまたは撚りにより製造さ
れる一本のロープを環状に曲げて両端部同士を互いに押
さえ付けて接合部を形成して、環状に形成し、この押さ
え付け状態の前記接合部に沿って線状ないし板状の加熱
体をロープに対して直角の切断する方向に横切らさせる
ことにより隣り合う平滑端面を加熱溶融して融着連結で
きることを特徴とするロープの端面融着連結方法。 - 【請求項2】 合成繊維で組みまたは撚りにより製造さ
れる一本のロープの両端部を平滑端面とする工程と、前
記平滑端面同士を互いに押さえ付けて接合部を形成して
環状に形成し、前記接合部に沿って線状ないし板状の加
熱体をロープに対して直角の切断する方向に横切らせる
ことにより隣り合う平滑端面を加熱溶融して環状に融着
連結できる工程とより成ることを特徴とするロープの端
面融着連結方法。 - 【請求項3】 ロープは合成樹脂の芯糸を内包させて成
ることを特徴とする請求項1または2いづれか記載のロ
ープの端面融着連結方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8076664A JP2782508B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ロープの端面融着連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076664A JP2782508B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ロープの端面融着連結方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268486A JPH09268486A (ja) | 1997-10-14 |
JP2782508B2 true JP2782508B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13611686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8076664A Expired - Fee Related JP2782508B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ロープの端面融着連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782508B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011136255A1 (ja) | 2010-04-30 | 2011-11-03 | 立川ブラインド工業株式会社 | 操作コード、日射遮蔽装置の操作装置 |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
EP2474701B1 (en) * | 2009-09-04 | 2017-11-01 | Tachikawa Corporation | Operation cord and lifting device using same |
JP5351349B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2013-11-27 | 立川ブラインド工業株式会社 | 操作コードおよびそれを用いた昇降装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504358A (ja) * | 1973-05-19 | 1975-01-17 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8076664A patent/JP2782508B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011136255A1 (ja) | 2010-04-30 | 2011-11-03 | 立川ブラインド工業株式会社 | 操作コード、日射遮蔽装置の操作装置 |
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JPH09268486A (ja) | 1997-10-14 |
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