JP6116786B1 - ガス式熱可塑性樹脂部材接着器及び熱可塑性樹脂部材の接着方法 - Google Patents

ガス式熱可塑性樹脂部材接着器及び熱可塑性樹脂部材の接着方法 Download PDF

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Abstract

ガス式ベルト接着器(1)を用いてバーナ本体(3)から放出される炎により加熱されるベルト加熱部(12)に一対のベルト端部を当接させて溶融し、接着する。具体的には、ガス式ベルト接着器(1)は、バーナ本体(3)の先端部(3a)に取り付ける中空のバーナ接続部(11)と、ベルト加熱部(11)に設けられ、一対のベルト端部がそれぞれ当接される一対の加熱面(12a,12a)とを設ける。これにより、簡易かつ安価な構造で確実にベルト加熱部(12)を加熱して接着できるようにする。

Description

本発明は、熱可塑性ポリウレタンなどの丸ベルトやVベルト等の熱可塑性樹脂部材の両端部を加熱して接着するガス式熱可塑性樹脂部材接着器に関する。
従来より、軽負荷の伝動目的で熱可塑性ポリウレタンよりなる丸ベルトやVベルトが用いられている。この丸ベルトやVベルトは、現場でベルト端を溶着して装置にセッティングし、約240℃の高温で溶着される(例えば、特許文献1参照)。このような溶着器は、電熱式のものであって、電気コードを有する有線式のものが多かった。
特開平8−166045号公報
そこで、携帯性を考慮してバッテリ方式が採用されるようになってきているが、バッテリのコストのために溶着器全体の価格が高くなる問題がある。また、加熱部のデジタル式温度表示や温度コントロールが容易に制御可能であるが、制御基板などが必要となって高額になるという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易かつ安価な構造で確実に熱可塑性樹脂部材両端部を加熱して接着できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、ガス式の簡易な構造にした。
具体的には、第1の発明のガス式熱可塑性樹脂部材接着器では、ガスバーナの先端に取り付ける中空のバーナ接続部と、
上記バーナ接続部に連通する貫通孔を有し、上記ガスバーナから放出される炎により加熱され、一対の熱可塑性樹脂部材端部が当接される一対の加熱面を有する熱可塑性樹脂部材加熱部と、
上記熱可塑性樹脂部材加熱部の外周面に設けられて上記貫通孔に連通するガイド溝と、
上記ガイド溝を含む上記熱可塑性樹脂部材加熱部の外周面を覆うバーナカバーとを備え、
上記貫通孔に導入された炎が上記ガイド溝と上記バーナカバー内面との間に誘導されるように構成されている。
上記の構成によると、ガスバーナの炎を利用するので、すぐに熱可塑性樹脂部材の溶着温度まで熱可塑性樹脂部材加熱部を加熱して押し当てられた一対の熱可塑性樹脂部材端部を溶かして接着できるため、電気コードやバッテリが必要とされず、構造が極めて簡易になる。また、市販のガスバーナの先端に取り付けることができるので、維持コストが安価である。さらに、ガスバーナからの炎が熱可塑性樹脂部材加熱部の内部を通った後、バーナカバーに衝突して一対のガイド溝内面とバーナカバーとの間を通って熱可塑性樹脂部材加熱部外周の全体に広がるので、全体の温度のバラツキが最小限となる。なお、熱可塑性樹脂部材は、ベルトに限定されない。
第2の発明では、第1の発明において、
上記熱可塑性樹脂部材は、ベルトである。
上記の構成によると、ベルトが切断されたときに現場で容易かつ確実に接着できる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記熱可塑性樹脂部材加熱部は、円柱状であり、
上記一対の加熱面は、上記熱可塑性樹脂部材加熱部の円形状両端面に設けられ、
上記ガイド溝は、上記熱可塑性樹脂部材加熱部の円周方向に沿って形成されている。
上記の構成によると、熱可塑性樹脂部材加熱部の外周面が滑らかな曲面を有するので、バーナからの炎がガイド溝とバーナカバー内面との間を滑らかに誘導される。また、円形であるので、製造しやすい。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、
上記一対の加熱面の少なくとも一方には、所定の温度になると変色する塗料が塗布されている。
上記の構成によると、制御基板を設けなくても、安価な構造で最適な温度を容易に確認できる。
第5の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、
上記一対の加熱面の少なくとも一方には、所定の温度になると変形するバイメタルが設けられている。
上記の構成によると、制御基板を設けなくても、安価な構造で最適な温度を容易に確認できる。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、
上記ガスバーナは、ライター用ガスが使用可能である。
上記の構成によると、入手性がよく、維持コストが安い。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記熱可塑性樹脂部材加熱部は、上記バーナ接続部よりも熱伝導率の高い材料で構成されている。
上記の構成によると、熱可塑性樹脂部材加熱部がバーナ接続部よりも先に加熱されるので、効率よく熱可塑性樹脂部材が溶融される。
第8の発明では、第7の発明において、
上記バーナカバーは、上記熱可塑性樹脂部材加熱部よりも熱伝導率の低い材料で構成されている。
上記の構成によると、熱可塑性樹脂部材加熱部がバーナカバーよりも先に加熱されるので、効率よく熱可塑性樹脂部材が溶融される。
第9の発明では、
所定長さに切断した熱可塑性のベルトを用意し、バーナ接続部の根元をガスバーナの先端部に差し込む準備工程と、
上記ガスバーナを着火させ、炎を上記バーナ接続部を介して熱可塑性樹脂部材加熱部の貫通孔に送り込む着火工程と、
一対のベルト端部を両側からそれぞれ上記熱可塑性樹脂部材加熱部の一対の加熱面に押し付けて所定時間維持して溶融させる溶融工程と、
上記一対のベルト端部を互いに素早く圧着し、圧着したまま所定時間保持し、溶融部を冷却固化させる圧着工程とを含む。
上記の構成によると、ガスバーナの炎を利用するので、すぐに熱可塑性樹脂部材の溶着温度まで熱可塑性樹脂部材加熱部を加熱して押し当てられた一対の熱可塑性樹脂部材端部を溶かして接着できるため、電気コードやバッテリが必要とされず、作業が極めて簡易になる。
第10の発明では、第9の発明において、
上記溶融工程において、上記一対の加熱面の加熱面の塗料が変色し、又は該加熱面のバイメタルが変形するのを目視して所定の温度に達したことを判定する。
上記の構成によると、制御基板を設けなくても、安価な構造で最適な温度を容易に確認できる。
第11の発明では、第9又は第10の発明において、
上記準備工程において、ガスバーナに市販のライター用ガスを充填しておく。
上記の構成によると、バーナ接続部を市販のガスバーナの先端に取り付けることができるので、維持コストが安価である。
第12の発明では、第9又は第10の発明において、
上記準備工程において、上記ガスバーナとしてガス式半田ごての先端に上記バーナ接続部を取り付ける。
上記の構成によると、バーナ接続部を市販のガス式半田ごての先端に取り付けることができるので、維持コストが安価である。
以上説明したように、本発明によれば、ガスバーナから放出される炎をガイド溝に誘導させて効率よく加熱される熱可塑性樹脂部材加熱部に一対の熱可塑性樹脂部材端部を当接させて接着するようにしたことにより、簡易かつ安価な構造で確実に熱可塑性樹脂部材端部を加熱して接着できる。
ガス式ベルト接着器を示す正面図である。 ガス式ベルト接着器を示す斜視図である。 ガス式ベルト接着器を示す斜視図である。 ガス式ベルト接着器を示す分解斜視図である。 ガス式ベルト接着器を示す分解斜視図である。 ガス式ベルト接着器を示す左側面図である。 ノズル部を拡大して示す背面図である。 図1のVIII−VIII線断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 バーナカバーを示す背面図である。 ベルト加熱部及びバーナ接続部を示す左側面図である。 ベルト加熱部及びバーナ接続部を示す右側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6に示すように、ガス式熱可塑性樹脂部材接着器としてのガス式ベルト接着器1は、例えば、熱可塑性樹脂部材としての熱可塑性ポリウレタン単体の丸ベルトやVベルトを熱溶着により簡単に接着させるものである。ベルトの材質は、熱可塑性のものであれば、熱可塑性ポリウレタン単体に限定されない。
ガス式ベルト接着器1は、金属製などのバーナ台2を有し、そのバーナ台2上に通常のガスライター用のガスを充填可能なガスバーナとしてのバーナ本体3が設けられている。バーナ本体3には、押圧式のバーナレバー4が設けられている。バーナ本体3の炎が放出される先端には、ノズル部10が接続されている。バーナ本体3は、例えば、ライター用ガスが使用可能な汎用品とする。そうすると、入手性がよく、維持コストが安い。なお、バーナ本体3の先端部は、連結部3bを中心に回動可能であってもよい。
図7〜図12にも示すように、ノズル部10は、バーナ本体3の先端に取り付ける、例えば中空段付円筒状のバーナ接続部11を備えている。バーナ接続部11は、例えば、ステンレス鋼で構成され、その大径側の根元形状は、バーナ本体3の先端部3aに合わせて成形すればよく、小径の先端側には、中央にガス誘導孔11aが開口された円筒状の挿入部11bが形成されている。なお、バーナ接続部11の根元側には、複数の空気孔11cが開口されていてもよい。
バーナ接続部11の挿入部11bには、熱可塑性樹脂部材加熱部としてのベルト加熱部12が挿入されている。ベルト加熱部12は、例えば、熱伝導率が高い銅に比べて安価であるがステンレス鋼などに比べると熱伝導率の高い材料、例えば、真鍮で構成されている。このベルト加熱部12は、例えば、真鍮の円柱状部材の削り出しなどで形成され、その円形状両端面に一対の加熱面12a,12aが形成されている。円形であるので、製造しやすい。この加熱面12a,12aは、一対のベルト端部B(図8に二点鎖線で示す)がそれぞれ当接可能な面積が確保されている。また、ベルト加熱部12は、先端からの炎が導入される直径方向に伸びる貫通孔12bを有し、その根元側にバーナ接続部11の挿入部11bが接続されている。バーナ接続部11の外周面には、円周方向に沿って延びるガイド溝12cが形成されている。ガイド溝12cの深さは特に限定されないが、炎が行き渡る程度の深さが確保されていればよい。本実施形態では、ガイド溝12cは、円周方向に沿って延びているが、例えば螺旋状に延びていてもよい。
ベルト加熱部12は、その外周面が、円弧状断面を有するバーナカバー13で覆われている。そして、ガイド溝12cは、貫通孔12bに導入された炎を、この外周面を覆うバーナカバー13内面との間で誘導する役割を果たす。
バーナカバー13は、例えば、ステンレス鋼管の内周及び側壁を切削して形成され、ベルト加熱部12が嵌まり込む円形内周面13aと、ベルト加熱部12の一方の加熱面12aが当接することで嵌め込み時の位置決めが容易となる内フランジ13bが形成されている。内フランジ13bの最小の内径は、加熱対象のベルト端部Bの外径よりも大きく確保されているので、ベルト加熱部12の軸方向に押し込んで嵌め込むときの位置決めの役割も果たす。バーナカバー13は、例えばステンレス鋼よりなるので、ベルト加熱部12よりも熱伝導率の低い。これにより、ステンレス鋼よりなるバーナカバー13よりも、ベルト端部Bが当接するベルト加熱部12の温度が向上しやすくなっている。
このように、ガス式ベルト接着器1は、このバーナ本体3から放出される炎により加熱されるベルト加熱部12の一対の加熱面12a,12aに一対のベルト端部Bをそれぞれ当接させて溶融させた後、互いに付き合わせて接着するようになっている。
例えば、一対の加熱面12a,12aの少なくとも一方には、所定の温度になると変色する塗料が塗布されていてもよい。このようにすれば、制御基板を設けなくても簡単な構成だけで、色の変化を見れば最適な温度を容易に確認できるというメリットがある。
また、一対の加熱面12a,12aの少なくとも一方には、所定の温度になると変形するバイメタルが設けられていてもよい。このようにすれば、同様に制御基板を設けなくても安価な構造だけで、バイメタルの変形を見れば最適な温度を容易に確認できる。
次に、本実施形態に係るガス式ベルト接着器1を用いたベルトの接着方法について説明する。
まず、準備工程において、バーナ接続部11の根元をバーナ本体3の先端部3aに差し込んでおく。バーナ本体3には、市販のライター用ガスを充填しておく。また、所定長さに切断した熱可塑性のベルトを用意する。
次いで、着火工程において、バーナレバー4を押し下げて着火させ、炎をバーナ接続部11を介してベルト加熱部12の貫通孔12bに送り込む。
しばらく加熱すると、例えば、加熱面12aの塗料が変色し、又はバイメタルが変形して所定の温度(例えば240℃)に達したことが判明する。
次いで、溶融工程において、図8に二点鎖線で示すように、一対のベルト端部Bをそれぞれ片手ずつに持ち、両側から一対の加熱面12a,12aに押し付けて例えば、20秒から90秒維持する。すると、加熱面12aは、ベルトの溶融温度以上になっているので、ベルト端部Bが溶融する。
次いで、図8の矢印の先に二点鎖線で示すように、ベルト端部B同士を段違いのないように素早く圧着する。
次いで、圧着工程において、圧着したまま1〜2分保持し、溶融部を冷却固化すると接着が完了する。
そして、現場にて接着されてエンドレスとなったベルトを装置にセッティングする。
本実施形態では、バーナ本体3の炎を利用するので、電気式に比べてすぐにベルトの溶着温度までベルト加熱部12を加熱して一対のベルト端部Bを溶かして接着できる。また、電気コードやバッテリが必要とされず、構造が極めて簡易になる。
また、市販のバーナ本体3の先端部3aにノズル部10を取り付けることができるので、維持コストが安価である。
また、図9に示すように、バーナ本体3からの炎がベルト加熱部12の貫通孔12bを通った後、バーナカバー13に衝突して一対のガイド溝12c内面とバーナカバー13との間を通ってベルト加熱部12外周の全体に広がるので、一対の加熱面12a,12a全体の温度のバラツキが最小限となる。例えば、バラツキは、±10℃程度以内に抑えられる。ベルト加熱部12の外周面が滑らかな曲面を有するので、バーナ本体3からの炎がガイド溝12cとバーナカバー13内面との間を滑らかに誘導される。
したがって、本実施形態に係るガス式ベルト接着器1によると、バーナ本体3から放出される炎をガイド溝12cに誘導させて効率よく加熱されるベルト加熱部12に一対のベルト端部Bを当接させて接着するようにしたことにより、簡易かつ安価な構造で確実にベルト端部Bを加熱して接着できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、バーナ本体3の先端にバーナ接続部11を取り付けたガス式ベルト接着器1の例を示したが、ガス式半田ごての先端にバーナ接続部11を取り付けるガス式ベルト接着器1でもよい。
上記実施形態では、ガス式熱可塑性樹脂部材接着器は、丸ベルトやVベルトを熱溶着により簡単に接着させるガス式ベルト接着器1としたが、接着対象の熱可塑性樹脂部材は、ベルトに限定される必要はなく、熱可塑性樹脂部材を接着して修理等するために幅広く使用することができる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 ガス式ベルト接着器(熱可塑性樹脂部材接着器)
2 バーナ台
3 バーナ本体(ガスバーナ)
3a 先端部
3b 連結部
4 バーナレバー
10 ノズル部
11 バーナ接続部
11a ガス誘導孔
11b 挿入部
11c 空気孔
12 ベルト加熱部(熱可塑性樹脂部材加熱部)
12a 加熱面
12b 貫通孔
12c ガイド溝
13 バーナカバー
13a 円形内周面
13b 内フランジ

Claims (12)

  1. ガスバーナの先端に取り付ける中空のバーナ接続部と、
    上記バーナ接続部に連通する貫通孔を有し、上記ガスバーナから放出される炎により加熱され、一対の熱可塑性樹脂部材の端部が当接される一対の加熱面を有する熱可塑性樹脂部材加熱部と、
    上記熱可塑性樹脂部材加熱部の外周面に設けられて上記貫通孔に連通するガイド溝と、
    上記ガイド溝を含む上記熱可塑性樹脂部材加熱部の外周面を覆うバーナカバーとを備え、
    上記貫通孔に導入された炎が上記ガイド溝と上記バーナカバー内面との間に誘導されるように構成されている
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  2. 請求項1のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記熱可塑性樹脂部材は、ベルトである
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  3. 請求項1又は2のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記熱可塑性樹脂部材加熱部は、円柱状であり、
    上記一対の加熱面は、上記熱可塑性樹脂部材加熱部の円形状両端面に設けられ、
    上記ガイド溝は、上記熱可塑性樹脂部材加熱部の円周方向に沿って形成されている
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記一対の加熱面の少なくとも一方には、所定の温度になると変色する塗料が塗布されている
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  5. 請求項1から3のいずれか1つに記載のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記一対の加熱面の少なくとも一方には、所定の温度になると変形するバイメタルが設けられている
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記ガスバーナは、ライター用ガスが使用可能である
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記熱可塑性樹脂部材加熱部は、上記バーナ接続部よりも熱伝導率の高い材料で構成されている
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  8. 請求項7に記載のガス式熱可塑性樹脂部材接着器において、
    上記バーナカバーは、上記熱可塑性樹脂部材加熱部よりも熱伝導率の低い材料で構成されている
    ことを特徴とするガス式熱可塑性樹脂部材接着器。
  9. 所定長さに切断した熱可塑性のベルトを用意し、バーナ接続部の根元をガスバーナの先端部に差し込む準備工程と、
    上記ガスバーナを着火させ、炎を上記バーナ接続部を介して熱可塑性樹脂部材加熱部の貫通孔に送り込む着火工程と、
    一対のベルト端部を両側からそれぞれ上記熱可塑性樹脂部材加熱部の一対の加熱面に押し付けて所定時間維持して溶融させる溶融工程と、
    上記一対のベルト端部を互いに素早く圧着し、圧着したまま所定時間保持し、溶融部を冷却固化させる圧着工程とを含む
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂部材の接着方法。
  10. 請求項9の熱可塑性樹脂部材の接着方法において、
    上記溶融工程において、上記一対の加熱面の加熱面の塗料が変色し、又は該加熱面のバイメタルが変形するのを目視して所定の温度に達したことを判定する
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂部材の接着方法。
  11. 請求項9又は10の熱可塑性樹脂部材の接着方法において、
    上記準備工程において、バーナ本体に市販のライター用ガスを充填しておく
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂部材の接着方法。
  12. 請求項9又は10の熱可塑性樹脂部材の接着方法において、
    上記準備工程において、上記ガスバーナとしてガス式半田ごての先端に上記バーナ接続部を取り付ける
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂部材の接着方法。
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