JP2781896B2 - トランスファープレス - Google Patents
トランスファープレスInfo
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- JP2781896B2 JP2781896B2 JP1342490A JP1342490A JP2781896B2 JP 2781896 B2 JP2781896 B2 JP 2781896B2 JP 1342490 A JP1342490 A JP 1342490A JP 1342490 A JP1342490 A JP 1342490A JP 2781896 B2 JP2781896 B2 JP 2781896B2
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- JP
- Japan
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- press
- line direction
- station
- carry
- feed
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はトランスファープレスに関するものである。
[従来の技術] 従来のトランスファープレスを第4図を用いて略述す
る。
る。
ライン方向1に延びるハウジング2を設け、該ハウジ
ング2の内部に、下金型3を載置してライン方向1と直
角方向へ移動しハウジング2側部の開口部から出入自在
なキャリア4を設け、ハウジング2内部上方に上金型5
を昇降自在に支持するスライド6を設けて、対応する上
下金型5,3によりプレスステーション7を形成する。
ング2の内部に、下金型3を載置してライン方向1と直
角方向へ移動しハウジング2側部の開口部から出入自在
なキャリア4を設け、ハウジング2内部上方に上金型5
を昇降自在に支持するスライド6を設けて、対応する上
下金型5,3によりプレスステーション7を形成する。
尚、8はハウジング2内部のプレスステーション7を
設けることのできない支柱の部分に形成されたアイドル
ステーションである。
設けることのできない支柱の部分に形成されたアイドル
ステーションである。
ハウジング2内のプレスステーション7よりもライン
方向1上流側の位置に、最上流のプレスステーション7
へプレス材を供給するための搬入ステーション9を形成
する。
方向1上流側の位置に、最上流のプレスステーション7
へプレス材を供給するための搬入ステーション9を形成
する。
搬入ステーション9の上方にライン方向1に延びるガ
イド10を設け、該ガイド10に沿って搬入ステーション9
と上流側のプレスステーション7との間を移動可能に搬
入台車11を設け、該搬入台車11にプレス材を吸着及び吸
着解除可能な吸着パッド等のプレス材把持具12を取付け
る。
イド10を設け、該ガイド10に沿って搬入ステーション9
と上流側のプレスステーション7との間を移動可能に搬
入台車11を設け、該搬入台車11にプレス材を吸着及び吸
着解除可能な吸着パッド等のプレス材把持具12を取付け
る。
ハウジング2のライン方向1上流側の位置の上部にラ
イン方向1へ揺動可能な駆動レバー13を設け、該駆動レ
バー13をリンク14を介し前記搬入台車11に接続して搬入
台車11をライン方向1へ往復移動させ得るようにする。
イン方向1へ揺動可能な駆動レバー13を設け、該駆動レ
バー13をリンク14を介し前記搬入台車11に接続して搬入
台車11をライン方向1へ往復移動させ得るようにする。
ハウジング2内の前記上下金型5,3間の両側部にライ
ン方向1に延びる一対の昇降ガイド15を図示しない駆動
機構により昇降可能に設け、該一対の昇降ガイド15間の
各プレスステーション7及びアイドルステーション8に
も対応する位置にライン方向1と直角方向に延びて前記
と同様のプレス材把持具を備えたクロスバー16をライン
方向1へ移動自在に設け、ハウジング2のライン方向1
上流側又は下流側の位置にライン方向1へ揺動可能な駆
動レバー17を設け、該駆動レバー17を図示しないリンク
等を介して前記クロスバーに16に接続して駆動レバー17
の揺動によりクロスバー16をライン方向1へ往復移動さ
せ得るようにする。
ン方向1に延びる一対の昇降ガイド15を図示しない駆動
機構により昇降可能に設け、該一対の昇降ガイド15間の
各プレスステーション7及びアイドルステーション8に
も対応する位置にライン方向1と直角方向に延びて前記
と同様のプレス材把持具を備えたクロスバー16をライン
方向1へ移動自在に設け、ハウジング2のライン方向1
上流側又は下流側の位置にライン方向1へ揺動可能な駆
動レバー17を設け、該駆動レバー17を図示しないリンク
等を介して前記クロスバーに16に接続して駆動レバー17
の揺動によりクロスバー16をライン方向1へ往復移動さ
せ得るようにする。
次に作動について説明する。
ハウジング2上方に設けられた駆動レバー13をライン
方向1に往復揺動させることにより、リンク14を介して
搬送台車11がガイド10に沿ってライン方向1へ往復移動
し、搬入台車11に取付けられたプレス材把持具12が搬入
ステーション9上のプレス材を最上流のプレスステーシ
ョン7へ供給して行く。
方向1に往復揺動させることにより、リンク14を介して
搬送台車11がガイド10に沿ってライン方向1へ往復移動
し、搬入台車11に取付けられたプレス材把持具12が搬入
ステーション9上のプレス材を最上流のプレスステーシ
ョン7へ供給して行く。
これと同時に、前記とは別の駆動レバー17をライン方
向へ揺動させて図示しないリンク等を介してクロスバー
16をライン方向へ往復移動させ、且つこれに対応させて
昇降ガイド15を昇降させることにより、クロスバー16に
取付けられた図示しないプレス材把持具に送り動作及び
昇降動作を起こさせて各プレスステーション7及びアイ
ドルステーション8のプレス材を順に上流から下流へ送
って行く。
向へ揺動させて図示しないリンク等を介してクロスバー
16をライン方向へ往復移動させ、且つこれに対応させて
昇降ガイド15を昇降させることにより、クロスバー16に
取付けられた図示しないプレス材把持具に送り動作及び
昇降動作を起こさせて各プレスステーション7及びアイ
ドルステーション8のプレス材を順に上流から下流へ送
って行く。
こうして、搬入ステーション9からプレスステーショ
ン7に送られ或いは上流側のプレスステーション7から
順次下流側のプレスステーション7へ送られたプレス材
は、各プレスステーション7で上下金型5,3により複数
回に亘ってプレスされて行く。
ン7に送られ或いは上流側のプレスステーション7から
順次下流側のプレスステーション7へ送られたプレス材
は、各プレスステーション7で上下金型5,3により複数
回に亘ってプレスされて行く。
尚、トランスファープレスには、上記したクロスバー
方式の他にも、近年本願出願人らが提案しているよう
な、昇降ガイドの代りに、固定ガイドと、該固定台車に
沿って移動可能な送り台車等のトロリーを用いたトロリ
ー方式等がある。
方式の他にも、近年本願出願人らが提案しているよう
な、昇降ガイドの代りに、固定ガイドと、該固定台車に
沿って移動可能な送り台車等のトロリーを用いたトロリ
ー方式等がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記従来のトランスファープレスには、
以下のような問題があった。
以下のような問題があった。
即ち、搬入ステーション9のプレス材をプレスステー
ション7へ供給する搬送台車11と、プレス材をライン方
向1上流から下流のプレスステーション7へと送って行
くクロスバー16とでは、通常ライン方向1への移動量や
昇降動作等が異なっているため、夫々別の駆動レバー1
3,17を用いて駆動するようにしていた。
ション7へ供給する搬送台車11と、プレス材をライン方
向1上流から下流のプレスステーション7へと送って行
くクロスバー16とでは、通常ライン方向1への移動量や
昇降動作等が異なっているため、夫々別の駆動レバー1
3,17を用いて駆動するようにしていた。
そのため、似たような構造の駆動機構が2系統必要に
なり、装置全体の複雑化、大型化を招いていた。
なり、装置全体の複雑化、大型化を招いていた。
本発明は上述の実情に鑑み、搬入ステーションからプ
レスステーションへのプレス材の供給及び、プレスステ
ーション間のプレス材を送りを同一の駆動機構で行い得
るようにしたトランスファープレスを提供することを目
的とするものである。
レスステーションへのプレス材の供給及び、プレスステ
ーション間のプレス材を送りを同一の駆動機構で行い得
るようにしたトランスファープレスを提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は搬入ステーション及び複数のプレスステーシ
ョンをライン方向に上流側から順に設け、搬入ステーシ
ョン及びプレスステーションの両側部にライン方向に延
びるガイドを設け、搬入ステーション及び各プレスステ
ーションに対応させて夫々搬入台車及び複数の送り台車
をガイドに沿って移動自在に配設し、搬入台車及び各送
り台車を連結バーにより一体的にライン方向に往復移動
可能に連結すると共に、搬入台車にプレス材把持具をラ
イン方向に移動可能に支持し、且つ各送り台車にプレス
材把持具を昇降自在に支持したことを特徴とするトラン
スファープレスにかかるものである。
ョンをライン方向に上流側から順に設け、搬入ステーシ
ョン及びプレスステーションの両側部にライン方向に延
びるガイドを設け、搬入ステーション及び各プレスステ
ーションに対応させて夫々搬入台車及び複数の送り台車
をガイドに沿って移動自在に配設し、搬入台車及び各送
り台車を連結バーにより一体的にライン方向に往復移動
可能に連結すると共に、搬入台車にプレス材把持具をラ
イン方向に移動可能に支持し、且つ各送り台車にプレス
材把持具を昇降自在に支持したことを特徴とするトラン
スファープレスにかかるものである。
[作用] 搬入台車と送り台車は連結バーによって一体的に連結
されライン方向に等しい量だけ移動させられる。
されライン方向に等しい量だけ移動させられる。
このとき、搬入台車に対してプレス材把持具をライン
方向に移動させることにより、搬入ステーションから最
上流のプレスステーションにプレス材を供給するのに必
要な送り量が得られる。又、送り台車に対してプレス材
把持具を、昇降させることにより、プレス材をライン方
向上流から下流のプレスステーションに送るときに必要
な送り動作が得られる。
方向に移動させることにより、搬入ステーションから最
上流のプレスステーションにプレス材を供給するのに必
要な送り量が得られる。又、送り台車に対してプレス材
把持具を、昇降させることにより、プレス材をライン方
向上流から下流のプレスステーションに送るときに必要
な送り動作が得られる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例であり、図中第4
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
ハウジング2内部の上下金型5,3間の両側部にライン
方向1へ延びる左右一対のガイド18を高さ調節可能で且
つ作業中には昇降しないように設け、該各ガイド18に搬
入ステーション9及びプレスステーション7並にアイド
ルステーション8に対応させて夫々搬入台車19と複数の
送り台車20をライン方向1に移動自在に配設する。
方向1へ延びる左右一対のガイド18を高さ調節可能で且
つ作業中には昇降しないように設け、該各ガイド18に搬
入ステーション9及びプレスステーション7並にアイド
ルステーション8に対応させて夫々搬入台車19と複数の
送り台車20をライン方向1に移動自在に配設する。
該搬入台車19及び送り台車20間を連結バー21を用いて
所要の間隔で一体的に連結し、且つ搬入台車19及び送り
台車20にライン方向1へ延びる水平ラック22を移動自在
に貫通配置する。
所要の間隔で一体的に連結し、且つ搬入台車19及び送り
台車20にライン方向1へ延びる水平ラック22を移動自在
に貫通配置する。
搬入台車19にセクタギア23をピン24を用いて回動自在
に枢支し、セクタギア23の回転によりピニオン25を介し
て前記水平ラック22をライン方向1へ移動させ得るよう
にする。
に枢支し、セクタギア23の回転によりピニオン25を介し
て前記水平ラック22をライン方向1へ移動させ得るよう
にする。
又、各送り台車20に上下に延びる垂直ラック26を貫通
配置し、前記水平ラック22のライン方向1の移動により
ピニオン27を介して前記垂直ラック26を昇降させ得るよ
うにし、左右の垂直ラック26下端間にライン方向1と直
角方向に延びるクロスバー29を取付け、該クロスバー29
にプレス材を吸着及び吸着解除自在なバキュームカップ
等のプレス材把持具28を取付ける。
配置し、前記水平ラック22のライン方向1の移動により
ピニオン27を介して前記垂直ラック26を昇降させ得るよ
うにし、左右の垂直ラック26下端間にライン方向1と直
角方向に延びるクロスバー29を取付け、該クロスバー29
にプレス材を吸着及び吸着解除自在なバキュームカップ
等のプレス材把持具28を取付ける。
前記左右の搬入台車19の下部に夫々ライン方向1に延
びるレール30を設け、該レール30にライン方向1へ移動
自在に補助台車31を取付け、左右一対の補助台車31間に
ライン方向1と直角方向に延びる支持部材32を取付け、
該支持部材32の下部に複数のプレス材把持具28をライン
方向、前後方向調整可能にアーム33を介して取付ける。
びるレール30を設け、該レール30にライン方向1へ移動
自在に補助台車31を取付け、左右一対の補助台車31間に
ライン方向1と直角方向に延びる支持部材32を取付け、
該支持部材32の下部に複数のプレス材把持具28をライン
方向、前後方向調整可能にアーム33を介して取付ける。
前記搬入台車19に調整レバー34の中央部をピン35を用
いてライン方向1へ揺動自在に枢支し、該調整レバー34
の下端にピン36を介して小リンク37の一端を枢着し、該
小リンク37の他端をピン38を用いて前記補助台車31に接
続し、調整レバー34の揺動により小リンク37を介して補
助台車31をレール30に沿いライン方向1に往復移動させ
得るようにする。
いてライン方向1へ揺動自在に枢支し、該調整レバー34
の下端にピン36を介して小リンク37の一端を枢着し、該
小リンク37の他端をピン38を用いて前記補助台車31に接
続し、調整レバー34の揺動により小リンク37を介して補
助台車31をレール30に沿いライン方向1に往復移動させ
得るようにする。
搬入ステーション9よりもライン方向1上流側の位置
にライン方向1と直角に延びる揺動軸39を設け、該揺動
軸39に駆動レバー40の下端を揺動自在に枢着すると共
に、該駆動レバー40にカムフォロワを取付け、前記揺動
軸39と平行な駆動軸43に回転自在に取付けられた送りカ
ム44により前記カムフォロワ42を介して駆動レバー40を
揺動させ得るようにする。
にライン方向1と直角に延びる揺動軸39を設け、該揺動
軸39に駆動レバー40の下端を揺動自在に枢着すると共
に、該駆動レバー40にカムフォロワを取付け、前記揺動
軸39と平行な駆動軸43に回転自在に取付けられた送りカ
ム44により前記カムフォロワ42を介して駆動レバー40を
揺動させ得るようにする。
駆動レバー40上端にピン45を取付け、該ピン45と前記
搬入台車19のセクタギア23を枢支するピン24とにより駆
動レバー40と搬入台車19を連結する送りロッド46を枢支
する。
搬入台車19のセクタギア23を枢支するピン24とにより駆
動レバー40と搬入台車19を連結する送りロッド46を枢支
する。
前記揺動軸39に昇降レバー47の中央部を枢支し、該昇
降レバー47の一端にカムフォロワ48を取付け、前記駆動
軸43に取付けた昇降カム49によりカムフォロワ48を介し
て昇降レバー47を揺動させ得るようにする。
降レバー47の一端にカムフォロワ48を取付け、前記駆動
軸43に取付けた昇降カム49によりカムフォロワ48を介し
て昇降レバー47を揺動させ得るようにする。
前記駆動レバー40の上端に取付けたピン45にL字型の
中継レバー50を取付け、前記昇降レバー47の他端と、中
継レバー50の対応する端部との間にピン51,52を用いて
昇降リンク53を接続する。この時揺動軸39、ピン45,51,
52を平行四辺形状に配置する。
中継レバー50を取付け、前記昇降レバー47の他端と、中
継レバー50の対応する端部との間にピン51,52を用いて
昇降リンク53を接続する。この時揺動軸39、ピン45,51,
52を平行四辺形状に配置する。
前記搬入台車19に設けたセクタギア23の回転中心側に
突出部54を形成し、該突出部54の先端と、前記中継レバ
ー50の対応する端部間にピン55,56を用いて昇降ロッド5
7を接続する。このときピン24,45,55,56を平行四辺形状
に配置する。
突出部54を形成し、該突出部54の先端と、前記中継レバ
ー50の対応する端部間にピン55,56を用いて昇降ロッド5
7を接続する。このときピン24,45,55,56を平行四辺形状
に配置する。
前記駆動レバー40の揺動軸39及びピン45の中間位置
と、前記調整レバー34の上端との間にピン58,59を用い
て調整ロッド60を接続する。
と、前記調整レバー34の上端との間にピン58,59を用い
て調整ロッド60を接続する。
尚、61は搬入台車19、送り台車20、補助台車31に取付
けたローラである。又、駆動レバー40と昇降レバー47の
カムフォロワ42,48は夫々図示しない拘束シリンダによ
り送りカム44及び昇降カム49に圧接されている。
けたローラである。又、駆動レバー40と昇降レバー47の
カムフォロワ42,48は夫々図示しない拘束シリンダによ
り送りカム44及び昇降カム49に圧接されている。
次に作動について説明する。
駆動軸43を回転駆動すると、送りカム44と昇降カム49
が回転する。
が回転する。
送りカム44が回転すると、カムフォロワ42を介して駆
動レバー40が揺動し、駆動レバー40の揺動により送りロ
ッド46を介して搬入台車19がガイド18に沿いライン方向
1へ往復移動し、更に搬入台車19に連結バー21を介して
一体に連結された送り台車20もガイド18に沿いライン方
向1へ往復移動する。
動レバー40が揺動し、駆動レバー40の揺動により送りロ
ッド46を介して搬入台車19がガイド18に沿いライン方向
1へ往復移動し、更に搬入台車19に連結バー21を介して
一体に連結された送り台車20もガイド18に沿いライン方
向1へ往復移動する。
これにより、送り台車20はプレス材をライン方向1上
流から下流のプレスステーション7へ送るのに必要な送
り量aが与えられる。一方搬入台車19は送り量aでは搬
入ステーション9から最上流のプレスステーション7へ
プレス材を供給するには送り量bだけ不足することにな
る。
流から下流のプレスステーション7へ送るのに必要な送
り量aが与えられる。一方搬入台車19は送り量aでは搬
入ステーション9から最上流のプレスステーション7へ
プレス材を供給するには送り量bだけ不足することにな
る。
そこで駆動レバー40が揺動する時に駆動レバー40上の
ピン45と58との間で生じるライン方向1の位置ずれcを
利用して、駆動レバー40が第3図に示すように左方へ揺
動すると、調整ロッド60が送りロッド46に対して相対的
に右方へ変位され、調整ロッド60の相対変位により調整
レバー34の下端が左方に揺動されるようにしてあるの
で、調整レバー34の揺動により生リンク37を介し、補助
台車31がレール30に沿いライン方向1左方へ移動され、
補助台車31と共に支持部材32、アーム33を介してプレス
材把持具28が送り量bだけ左方へ移動されて、プレス材
を搬入ステーション9から最上流のプレスステーション
7へ送るのに必要な送り量a+bが得られる。
ピン45と58との間で生じるライン方向1の位置ずれcを
利用して、駆動レバー40が第3図に示すように左方へ揺
動すると、調整ロッド60が送りロッド46に対して相対的
に右方へ変位され、調整ロッド60の相対変位により調整
レバー34の下端が左方に揺動されるようにしてあるの
で、調整レバー34の揺動により生リンク37を介し、補助
台車31がレール30に沿いライン方向1左方へ移動され、
補助台車31と共に支持部材32、アーム33を介してプレス
材把持具28が送り量bだけ左方へ移動されて、プレス材
を搬入ステーション9から最上流のプレスステーション
7へ送るのに必要な送り量a+bが得られる。
これにより、1つの駆動レバー40で搬入台車19側と送
り台車20側は互いに異なる送り量a+b及びaを得るこ
とが可能となる。
り台車20側は互いに異なる送り量a+b及びaを得るこ
とが可能となる。
又、前記したように昇降カム49が回転すると、カムフ
ォロワ48を介して昇降レバー47が揺動し、昇降レバー47
の揺動により昇降リンク53、中継レバー50、昇降ロッド
57を介してセクタギア23が回動し、セクタギア23の回動
により、ピニオン25、水平ラック22、ピニオン27を介し
て各送り台車20の垂直ラック26が昇降する。これによ
り、垂直ラック26が支持するクロスバー29及びプレス材
把持具28が昇降し、プレス材をライン方向1上流から下
流のプレスステーション7或いはアイドルステーション
8へ送る際に必要なプレス材の下金型3に対する吸着及
び吸着解除のための昇降動作が行われる。
ォロワ48を介して昇降レバー47が揺動し、昇降レバー47
の揺動により昇降リンク53、中継レバー50、昇降ロッド
57を介してセクタギア23が回動し、セクタギア23の回動
により、ピニオン25、水平ラック22、ピニオン27を介し
て各送り台車20の垂直ラック26が昇降する。これによ
り、垂直ラック26が支持するクロスバー29及びプレス材
把持具28が昇降し、プレス材をライン方向1上流から下
流のプレスステーション7或いはアイドルステーション
8へ送る際に必要なプレス材の下金型3に対する吸着及
び吸着解除のための昇降動作が行われる。
以上の動作を適宜組合せることにより、トランスファ
ープレスは搬入ステーション9から供給されたプレス材
をライン方向1上流から下流のプレスステーション7へ
順に送りながら各プレスステーション7で複数回に亘っ
てプレスして行く。
ープレスは搬入ステーション9から供給されたプレス材
をライン方向1上流から下流のプレスステーション7へ
順に送りながら各プレスステーション7で複数回に亘っ
てプレスして行く。
尚、本発明のトランスファープレスは、上述の実施例
にのみ限定されるものではなく、搬入台車に対してプレ
ス材把持具をライン方向へ移動させる手段は直接シリン
ダやラックアンドピニオン機構を用いても良いこと、そ
の他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
にのみ限定されるものではなく、搬入台車に対してプレ
ス材把持具をライン方向へ移動させる手段は直接シリン
ダやラックアンドピニオン機構を用いても良いこと、そ
の他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のトランスファープレス
によれば、搬入台車と送り台車を一体的に連結し、搬入
台車にはプレス材把持具をライン方向移動自在に支持す
ると共に、送り台車にはプレス材保持具を昇降自在に支
持したので、搬入ステーションから最上流のプレスステ
ーションへのプレス材の供給と、プレスステーション間
のプレス材の送りを同一の駆動機構で行うことができ、
それによって装置全体を小型化することが可能となると
いう優れた効果を奏し得る。
によれば、搬入台車と送り台車を一体的に連結し、搬入
台車にはプレス材把持具をライン方向移動自在に支持す
ると共に、送り台車にはプレス材保持具を昇降自在に支
持したので、搬入ステーションから最上流のプレスステ
ーションへのプレス材の供給と、プレスステーション間
のプレス材の送りを同一の駆動機構で行うことができ、
それによって装置全体を小型化することが可能となると
いう優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は第1図の
II−II矢視図、第3図は第1図の作動図、第4図は従来
例の側面図である。 図中1はライン方向、7はプレスステーション、9は搬
入ステーション、18はガイド、19は搬入台車、20は送り
台車、21は連結バー、28はプレス材把持具を示す。
II−II矢視図、第3図は第1図の作動図、第4図は従来
例の側面図である。 図中1はライン方向、7はプレスステーション、9は搬
入ステーション、18はガイド、19は搬入台車、20は送り
台車、21は連結バー、28はプレス材把持具を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 博志 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内 (72)発明者 釆女 潔 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内 (72)発明者 堤 正尚 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 43/05
Claims (1)
- 【請求項1】搬送ステーション及び複数のプレスステー
ションをライン方向に上流側から順に設け、搬入ステー
ション及びプレスステーションの両側部にライン方向に
延びるガイドを設け、搬入ステーション及び各プレスス
テーションに対応させて夫々搬入台車及び複数の送り台
車をガイドに沿って移動自在に配設し、搬入台車及び各
送り台車を連結バーにより一体的にライン方向に往復移
動可能に連結すると共に、搬入台車にプレス材把持具を
ライン方向に移動可能に支持し、且つ各送り台車にプレ
ス材把持具を昇降自在に支持したことを特徴とするトラ
ンスファープレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342490A JP2781896B2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | トランスファープレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342490A JP2781896B2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | トランスファープレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03221228A JPH03221228A (ja) | 1991-09-30 |
JP2781896B2 true JP2781896B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=11832755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1342490A Expired - Fee Related JP2781896B2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | トランスファープレス |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2781896B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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US5899108A (en) * | 1996-12-19 | 1999-05-04 | Schuler Pressen Gmbh & Co. | Flexible multi-axis transfer device |
US5842370A (en) * | 1996-12-19 | 1998-12-01 | Schuler Pressen Gmbh & Co. | Transfer device and multistation presses |
DE10064154B4 (de) * | 2000-12-22 | 2004-06-03 | Schuler Pressen Gmbh & Co. Kg | Mehrstufenpresse" |
JP4700382B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2011-06-15 | 旭精機工業株式会社 | トランスファ装置 |
-
1990
- 1990-01-23 JP JP1342490A patent/JP2781896B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH03221228A (ja) | 1991-09-30 |
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