JPH0731862Y2 - トランスファフィーダのクロスバーシフト装置 - Google Patents

トランスファフィーダのクロスバーシフト装置

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JPH0731862Y2
JPH0731862Y2 JP1989110833U JP11083389U JPH0731862Y2 JP H0731862 Y2 JPH0731862 Y2 JP H0731862Y2 JP 1989110833 U JP1989110833 U JP 1989110833U JP 11083389 U JP11083389 U JP 11083389U JP H0731862 Y2 JPH0731862 Y2 JP H0731862Y2
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crossbar
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清和 馬場
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Toyota Motor Corp
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Komatsu Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は上型との干渉を避けるため、スライドの下降
とともにクロスバーをシフトさせるようにしたトランス
ファフィーダのクロスバーシフト装置に関する。
〔従来の技術〕
従来トランスファプレスには各加工ステーションへワー
クを搬送したり、ワークの搬入出を行うトランスファフ
ィーダが装備されている。
また上記トランスファフィーダには、フィード方向に並
設されたトランスファバー間に複数のクロスバーを横架
して、これらクロスバーにバキュームカップのようなワ
ーク保持手段を設け、上記トランスファバーの2次元動
作に伴いこのワーク保持手段でワークの搬送を行うよう
にしたものがある。
上記のようなトランスファフィーダでは、第6図に示す
軌跡aに示すようにクロスバーbが移動して、ワークc
を加工ポジションdへ搬入した後、スライドeの下降と
ともに軌跡fに示すようにクロスバーbがリターンし
て、gに示す位置で一時待避するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このため従来のトランスファフィーダではクロスバーb
に設けられたワーク保持手段hのアームiの長さを長く
すると、待機時ワーク保持手段hがスライドeとともに
下降する上型やスライドeと干渉するため、ワーク保持
手段h間の距離Aが大きくできなかった。
その結果サイズの大きなワークcを第7図に示すように
吸着した場合、ワークcの端部が下方に垂れてワーク保
持手段hの吸着力が低下し、吸着ミスを発生したり、垂
れたワークcの端部が下型と干渉してワークcの搬入が
円滑にできないなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、スライドの下降とともにクロスバーをシフトさせる
ことにより上型やスライドとの干渉を防止したトランス
ファフィーダのクロスバーシフト装置を提供して、ワー
クの安定した搬入を可能にしたものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、リフト機構によ
り上下動自在なリフトビーム上に、フィード方向へ移動
自在にキャリヤを設け、かつ互に対向するキャリヤの間
にクロスバーを横架して、これらクロスバーにアームを
介して複数のワーク保持手段を設けると共に、上流側に
位置するキャリヤに、該キャリヤのリターン動作ととも
にクロスバーを上流側へシフトさせるシフト機構を設け
たもので、上記シフト機構によりシフトした分だけワー
ク保持手段を支持するアームの長さが長くでき、これに
よって大きなワークでも端部が垂れ下ることなく吸着で
きるため、吸着ミスや垂れ下ったワークが下型などと干
渉することなくワークの搬入が行えるようにしたトラン
スファフィーダのクロスバーシフト装置を提供しようと
するものである。
〔実施例〕
この考案は一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1はプレス本体で、ベッド1a上に複数のボル
スタ2が設置されており、これらボルスタ2上に各加工
ステーションW1,W2…毎に下型3が載置されている。
また上記各ボルスタ2の上方にはスライド4が上下動自
在に設けられていて、これらスライド4の下面に取付け
られた上型5と上記下型3の間でワーク6の成型を行う
ようになっている。
一方図中7はフィード方向Aに並設された一対のリフト
ビームで、各ボルスタ2毎に上流側71と下流側72に分割
されていると共に、各リフトビーム71,72の下部はリフ
ト機構8に支持されている。
上記各リフトビーム71,72の上面にはトランスファバー
9により互に連結された複数のキャリヤ10が設けられて
いる。
これらキャリヤ10はリフトビーム7上に布設されたガイ
ドレール11上を転動するローラ12を下部に有していて、
ガイドレール11に沿ってフィード方向Aへ移動自在とな
っていると共に、各キャリヤ10上にはチルト機構13が設
置されていて、互に対向するチルト機構13間にクロスバ
ー14が横架され、これらクロスバー14には長手方向に間
隔を存して複数アーム15aが突設されている。
そしてこれらアーム15aの先端にバキュームカップのよ
うなワーク保持手段15が取付けられている。
また上記各クロスバー14のうち上流側トランスファバー
71間に横架されたクロスバー14はシフト機構40によりシ
フトできるようになっている。
上記シフト機構40は第4図に示すようにキャリヤ10内に
カナメ部分がピン41により軸支されたほぼ扇状のセグメ
ントギヤ42が設けられており、このセグメントギヤ42の
下部には板カム43のカム面43aに当接するカムフォロワ4
4が回転自に支承されている。
上記板カム43のカム面43aは上流側へ順次高くなるよう
に傾斜されていて、キャリヤ10がリフトビーム71に沿っ
て上流側へリターンされる際このカム面43aによりピン4
1を中心にセグメントギヤ42を回動させると共に、セグ
メントギヤ42の上部にはカムフォロワ44をカム面43aに
圧接するようセグメントギヤ42を付勢する付勢手段45が
設けられている。
上記セグメントギヤ42にはギヤ列46を介してピニオン47
が噛合されており、ピニオン47はスライド48に固着され
たラック49に噛合されている。
上記スライド48はキャリヤ10上に布設されたガイドレー
ル50にローラ51を介して支承されていて、ピニオン47の
回転に伴いガイドレール50に沿って移動されると共に、
上記スライド48上にクロスバー14をチルトするチルト機
構13が設置されている。
一方図中18はフィード方向Aの下流側に設置されたカム
ボックスで、図示しない動力取出し装置によりプレス本
体1より取出された動力により回転されるフィードカム
19及びリフトカム20が収容されている。
これらフィードカム19及びリフトカム20には下端側が軸
支されたフィードレバー21及びリフトレバー22が周接さ
れていて、各カム19,20の回転に伴い各レバー21,22の上
端がフィード方向Aへ揺動れると共に、フィードレバー
21の上端はリンク23を介してフィードキャリヤ24に連結
され、さらにフィードキャリヤ24ともっとも下流側のキ
ャリヤ10間が連結杆25により連結されている。
そして上流側リフトビーム71に設けられたキャリヤ10
と、下流側リフトビーム72のもっとも上流側に設けられ
たキャリヤ10の間は別の連結杆26により連結されてい
て、リフトレバー21の揺動に伴い各リフトビーム71,72
上をキャリヤ10が同時に移動されるようになっている。
またリフトレバー22の上端には連結杆28の一端が接続さ
れている。
上記連結杆28の他端側はリフトビーム7に沿って上流側
へ延出され、各リフト機構8にそれぞれ接続されて、こ
れらリフト機構8を駆動するようになっている。
次に作用を説明すると、カムボックス18内に設けられた
フィードカム19及びリフトカム20によりフィードレバー
21及びリフトレバー22が揺動されてリフトビーム7が上
下動を、そしてトランスファバー9がリフトビーム7上
をフィード方向へ往復動されて、上流側より搬入された
ワーク6が加工ステーションW1,W2…へ順次搬送され
る。
またワーク6の搬送が完了すると、各キャリヤ10はリタ
ーンを開始するが、上流側のリフトビーム71に設けられ
たキャリヤ10はリターンとともにシフト機構40のセグメ
ントギヤ42が板カム43のカム面43aにより回動され、こ
れによってピニオン47が回転されるため、キャリヤ10が
リターンしながらキャリヤ10上のスライド48がさらに上
流側へシフトされる。
スライド48上にはチルト機構13を介してクロスバー14が
横架されているため、キャリヤ10が待機位置までリター
ンされたときにクロスバー14はさらに第5図の実線に示
す位置までシフトされるようになる。なお仮想線は従来
のクロスバーの待機位置を示す。
これによって従来ではワーク保持手段15の間隔が距離A
に制限されていたのを、これより大きな距離A′として
もワーク保持手段15がスライド4や上型5と干渉しなく
なる。
またスライド4が下死点まで達してワーク6を成形して
いる間にキャリヤ10はさらにリターンして次に搬入する
ワーク6の上方にワーク保持手段15が達して次のワーク
6を吸着し、スライド4の上昇とともに再び加工ステー
ションW1へと搬入する。
以下上記動作を繰返すことにより、加工ステーションW1
へのワーク6の搬入と各加工ステーションW1,W2……間
のワーク6の搬送及び加工ステーションW4で成形の完了
したワーク6の搬出を行うものである。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、リフトビームに沿って
フィード方向へ往復動されるキャリヤにシフト機構を設
けて、キャリヤがリターンする際キャリヤ上に支持され
たクロスビームを上流側へシフトさせるようにしたこと
から、シフト分だけワーク保持手段を支持するアームの
長さが長くできる。
これによってワーク保持手段の間隔が従来のものに比べ
て大きくできることから、大きなワークを吸着してもワ
ークの端部が垂れ下ることがないため、吸着ミスが発生
したり、ワークを搬入する際垂れ下ったワークと下型が
干渉して、円滑なワークの搬入が阻害されるなどの不具
合を解消することができると共に、ワークの中心部より
離れた個所を吸着して搬入することができる搬入姿勢が
安定し、これによって高速搬入が可能となるため、プレ
スの生産性向上も図れる。
またプレス作業中待機中でクロスバーが待機していると
きでも、アーム先端に設けられたワーク保持手段が金型
やスライドなどと干渉する心配がないと共に、クロスバ
ーのシフトをプレス本体より動力を得て駆動されるトラ
ンスファバーのリターン動作に連動して行うようにした
ことから、クロスバーのシフトとスライドの上下動が同
期するようになり、これによってもスライドとワーク保
持手段が干渉するのを確実に防止できるため安全性も高
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は全体的な平
面図、第2図は同正面図、第3図は第2図III-III線に
沿う矢視図、第4図はシフト機構の斜視図、第5図は作
用説明図、第6図及び第7図は従来の説明図である。 7はリフトビーム、8はリフト機構、10はキャリヤ、14
はクロスバー、15はワーク保持手段、15aはアーム、40
はシフト機構、42はセグメントギヤ、43は板カム、47は
ピニオン、48はスライド、49はラック、Aはフィード方
向。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフト機構8により上下動自在なリフトビ
    ーム7上に、フィード方向Aへ移動自在にキャリヤ10を
    設け、かつ互に対向するキャリヤ10の間にクロスバー14
    を横架して、これらクロスバー14にアーム15aを介して
    複数のワーク保持手段15を設けると共に、上流側に位置
    するキャリヤ10に、該キャリヤ10のリターン動作ととも
    にクロスバー14を上流側へシフトさせるシフト機構40を
    設けてなるトランスファフィーダのクロスバーシフト装
    置。
  2. 【請求項2】上記シフト機構40をキャリヤ10のリターン
    とともに板カム43により回動されるセグントギヤ42と、
    このセグントギヤ42により回転されるピニオン47及びこ
    のピニオン47によりラック49を介してシフトされるスラ
    イド48より構成し、該スライド48上にクロスバー14を設
    けてなる請求項1記載のクロスバーシフト装置。
JP1989110833U 1989-09-25 1989-09-25 トランスファフィーダのクロスバーシフト装置 Expired - Fee Related JPH0731862Y2 (ja)

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JPH0832346B2 (ja) * 1987-06-09 1996-03-29 佐藤鉄工株式会社 トランスファ−プレスのブランク材供給装置

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