JP4609935B2 - コンテナ - Google Patents
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Description
請求項1の構成によれば、蓋体と別体に形成されたL形部材を蓋体に組み付けると、L形部材における操作突片の下部が包囲壁から下方に突出して係合操作片になる。そして、ボックスに蓋体が組み付けられると、係合操作片に備えた蓋係止突起がボックスの開口縁突部の下面に係止して、蓋体がボックスに固定される。また、係合操作片がボックスから離れる側に押されて傾動すると、蓋係止突起と開口縁突部の下面との係止が解除されて蓋体がボックスから離脱可能となる。ここで、係合操作片が外側に押されてモーメント負荷を受けると、L形部材に備えた内面当接部が包囲壁の内面に押し付けられると共に、L形部材に備えた上面当接部が蓋体の上面に押し付けられる。即ち、係合操作片を含むL形部材に係るモーメント負荷は、蓋体の包囲壁と蓋体の上面を構成する壁部とに分散してかかり、従来のように蓋体の一部でモーメント負荷が局所的に大きくなることが防がれる。これにより、ボックスと蓋体との着脱に関する耐久性を向上させることができる。
蓋体がボックスから離脱した状態では、ボックスによるL形部材の傾動の規制がなくなる。このとき、請求項2の構成によれば、L形部材の水平突片と蓋体との間で浮上規制係合部が互いに係合して、上面当接部が蓋体の上面から浮き上がらないように規制される。これにより、L形部材全体の傾動が規制されて、蓋体からのL形部材の離脱を防ぐことができる。具体的には、浮上規制係止部は、水平突片の先端から突出した係止突起と、蓋体に形成されて係止突起が下方から係止する被係止部とで構成することができる(請求項3の発明)。
請求項4の構成によれば、L形部材のうち操作突片から両側方に突出した1対の側部突出アーム部が包囲壁の内面に宛がわれ、水平突片から両側方に突出した1対の上面当接アーム部が蓋体の上面に宛がわれる。これにより、係合操作片に係るモーメント負荷が、蓋体の包囲壁と蓋体の上面を構成する壁部とに分散される。
請求項5の構成によれば、係合操作片としての操作突片がボックス側に押された際に、内面当接アームがボックスの開口縁突部に当接して操作突片にかかるモーメント負荷が緩和される。
請求項6の構成によれば、内面当接アームは、外側オフセット壁の内面に宛がわれて包囲壁全体の内面からボックス側には突出しなくなる。これにより蓋体をボックスに取り付ける際に、内面当接アームとボックスの開口縁突部との干渉が防がれる。
請求項7の構成によれば、上側オフセット壁の上面が上面当接アームの上面と面一になるので、上面当接アームに物が引っ掛かって破損する事態が防がれる。
以下、本発明の一実施形態に係るコンテナ10を図1〜図11に基づいて説明する。図1に示すように、このコンテナ10は、ボックス11と蓋体20とを備えてなる。ボックス11は、平面形状が長方形をなし、上面に開口11A(図2参照)を備えている。そして、その開口11Aの縁部全体に開口縁突部13(図2参照)が形成されている。図10に示すように、開口縁突部13は、ボックス11の側壁12における上端部を外側に折り返してなる。具体的には、開口縁突部13は、側壁12の上端部から外側水平方向に張り出した鍔壁13Aと、その鍔壁13Aの先端部から垂直下方に垂下した折返壁13Bとを備え、これにより側壁12における上端部を外側に折り返した構造になっている。また、側壁12の外面には複数のリブ15が垂直方向に延びており、それらリブ15が鍔壁13A及び折返壁13Bにも繋がっている。さらに、ボックス11の側壁12及び図示しない底壁には、全体に亘って複数の窓16が形成されて、側壁12及び底壁全体が略格子構造になっている。
本実施形態は図12及び図13に示されており、主としてL形部材50の構成が第1実施形態のL形部材40とは異なる。即ち、本実施形態のL形部材50は、図12に示すように、前記第1実施形態のL形部材40から内面当接アーム43及び上面当接アーム44を排除した構造になっている。また、本実施形態の収容開口52は、包囲壁21Bの上端部から下端部まで一定の幅で開放しており、上面壁21Aに関しては包囲壁21Bとの間で共通した角部のみが切除されている。そして、包囲壁21Bには、収容開口52の下端部を跨ぐように架橋部51が差し渡されている。また、上面壁21Aには、収容開口52から所定の間隔を開けた位置に門形の被係止部53が突出形成されている。その他の構成に関しては、第1実施形態と同様であるので、重複した説明は省略する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 ボックス
11A 開口
13 開口縁突部
20 蓋体
21A 上面壁
21B 包囲壁
31,52 収容開口
32 外側オフセット壁
33 上部当接壁
34 上側オフセット壁
34B,53 被係止部
40,50 L形部材
40H 係合操作片
41 操作突片
42 水平突片
43 内面当接アーム
44 上面当接アーム
46 蓋係止突起
47 係止突起
Claims (7)
- ボックスと、そのボックスの上面の開口を閉塞する蓋体とを備えてなり、前記ボックスの開口縁から側方に張り出した開口縁突部を、前記蓋体の外縁部から垂下した包囲壁にて包囲したコンテナであって、
前記包囲壁の複数箇所から下方に係合操作片を突出させ、それら係合操作片の内面に形成された蓋係止突起を前記開口縁突部の下面に係止することで前記ボックスに前記蓋体を固定すると共に、前記係合操作片を外側に傾動させて前記蓋係止突起と前記開口縁突部との係止を解除可能としたコンテナにおいて、
略水平方向に延びた水平突片の一端から操作突片を垂下してなるL形部材を前記蓋体と別体に形成し、前記包囲壁に形成された収容開口に前記操作突片の上部を収容する一方、前記操作突片の下部を前記包囲壁から下方に突出させて前記係合操作片とし、
前記操作突片には、前記包囲壁の内面に宛がわれる内面当接部が設けられ、
前記水平突片には、前記蓋体の上面に宛がわれる上面当接部が設けられたことを特徴とするコンテナ。 - 前記水平突片と前記蓋体との間で互いに係合し、前記上面当接部が前記蓋体の上面から浮き上がらないように規制する浮上規制係止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ。
- 前記浮上規制係止部は、前記水平突片の先端から突出した係止突起と、前記蓋体に形成されて、前記係止突起が下方から係止する被係止部とからなることを特徴とする請求項2に記載のコンテナ。
- 前記内面当接部は、前記操作突片から両側方に突出した1対の内面当接アームで構成され、前記上面当接部は、前記水平突片から両側方に突出した1対の上面当接アームで構成されたことを特徴とする請求項1乃至3に記載のコンテナ。
- 前記内面当接アームは、前記包囲壁と前記開口縁突部との間に挟まれたことを特徴とする請求項4に記載のコンテナ。
- 前記包囲壁のうち前記1対の内面当接アームが当接する部分を外側にオフセットさせて外側オフセット壁を形成し、前記内面当接アームの厚さを前記外側オフセット壁のオフセット量以下にしたことを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテナ。
- 前記蓋体の上面には、前記上面当接アームとの当接部分の周りを上側にオフセットさせて上側オフセット壁を形成し、前記上側オフセット壁の上面と前記上面当接アームの上面とを面一にしたことを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載のコンテナ。
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- 2005-03-22 JP JP2005081553A patent/JP4609935B2/ja not_active Expired - Fee Related
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