JP4163024B2 - 角形運搬容器の蓋体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方面が開口した容器本体の開口縁全周を覆うように略矩形平板状に形成されるとともに、2軸のヒンジを介して容器本体に回動自在に取り付けられた角形運搬容器の蓋体に関し、詳しくは、角形運搬大容器この角形運搬大容器を2分割した大きさの角形運搬小容器とを混在して用いた場合に好適に使用される角形運搬容器の蓋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、物品の搬送に関して、大型容器と、大型容器の半分の大きさを有する小型容器の2種類をセットで用意し、これら大小2種類の容器を用いて物品を同じ場所に搬送する場合がある。例えば、自動車の組立ラインでは、大型の部品は、大型の容器内に収容され、小型の部品は、小型の容器内に収容され、同じラインで使用されている。
【0003】
このように、同じ場所に、大型容器とその半分の大きさの小型容器とにより部品などが搬送されてくれば、部品を使用して容器が空となった場合に、2種類の容器を混在した状態で積み上げておくことができ、これにより占有スペースを少なくすることができるとともに、空容器を積み上げた状態のまま回収することができる。
【0004】
したがって、大小の容器を別々に管理するという不便な作業が不要になるとともに、保管場所のスペースを少なくすることができる。
ところで、従来から、このような組み合わせ容器として、種々のものが提案されている。
例えば、図10に示した小型容器3と大型容器4との組み合わせでは、小型容器3、3を2つ並べるとともに、この小型容器3の2倍の大きさを有する大型容器4を嵌合させる場合に、大型容器4の底面の凸部6を、略半分の大きさの凸部6a,6bに2分割し、これらの凸部6a,6bを2つの小型容器3,3の開口部8,8内に収容している。
【0005】
一方、図11に示した小型容器1の場合は、小型容器1の開口縁全周に亘って形成された枠状の水平フランジ面7のうち、一つの水平フランジ面17を、周囲より一段低い位置に設定することにより、この2倍の大きさを有する大型容器を、例えば、図10に示した大型容器4の場合のように、底面の凸部6を2分割しなくても、そのままの状態で小型容器1,1の上部内に収容することができる(特許文献1参照)。
【0006】
他方、図12に示した小型容器12の場合は、小型容器12の一対の水平フランジ面14,14を両側とも切り欠くとともに、この切り欠かれた水平フランジ面14,14の四隅に、それぞれ突起16を設けている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
実開昭58−53033号公報(第4頁〜第9頁、第1図)
【特許文献2】
実開昭57−63011号公報(第4頁、第3図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構造では、以下のような問題がある。
すなわち、図10に示した大小の容器4,3の組み合わせでは、大型容器4の底面に形成される凸部6a,6b間に、隙間Sが形成されるため、この大型容器4を、例えば、ローラコンベアなどを用いて搬送した場合に、中央の隙間Sにローラコンベアが引っ掛かって、大型容器4がそのローラコンベアから落下してしまったり、隙間Sにローラコンベアの一本が嵌り込んでしまうという問題があった。
【0009】
さらに、図11に示したように、1つの水平フランジ面17に切り欠きを設けた小型容器1の場合は、小型容器1,1を2つ並べるときに、方向性が生じてしまい、必ず図11の姿勢で並べなければならないという問題があった。また、仮に、図11の姿勢で小型容器1,1が並べられ、その上に2倍の大きさの図示しない大型容器が載せられた場合であっても、図11に示した小型容器1,1を、左右方向に引っぱると、上下の容器が移動不能に嵌合されていないことから、上位の図示しない大型容器が落下してしまうという問題があった。
【0010】
さらに、この図11に示した大小の容器の相互嵌合構造では、小型容器1の上に、同じく小型容器1を段積みする場合に、上位の小型容器1の底板18を、下位の小型容器1の一段低い水平フランジ面17より下方位置に没入されないと、上位の小型容器1の姿勢が安定しなくなる。
すなわち、図11に示した小型容器1を2個用いて、これら小型容器1,1を上下に段積みする場合は、側方の膨出部3,5を、容器の底面18より所定距離高い位置に設定し、その距離Sを水平フランジ面17の低くなった長さTよりも長くしなければならない(S>T)。このことは、小型容器1における膨出部3,5の下方部分(距離S)を長くして、小型容器1の嵌合代を大きく確保することを意味している。
【0011】
なお、図11示したように、2個並べた小型容器1、1の上に、2倍の大きさの大型容器を段積みする場合は、その大型容器の底部側が、四角い枠状の上方フランジ7で囲まれた範囲内に没入される。これにより、大型容器に形成された同様の膨出部3,5が上方フランジ7に支持されることから、大型容器における距離Sは、小型容器1の距離Sに比べて短くて良い。すなわち、図11に示した小型容器1を用いて大型容器と相互嵌合を行なう場合は、小型容器の嵌合代(距離S)を大きく確保しなければならないという問題があった。
【0012】
また、図12に示した小型容器12を用いて大型容器との相互嵌合を行なう場合は、小型容器12の互いに対向する一対の水平フランジ面14,14を両方とも切り欠いているため、2つ並べた小型容器12,12の上に、この2倍の大きさの大型容器を段積みしようとすると、その大型容器の底面が、小型容器12の突起16のみで支持される構造となる。したがって、上位に配置される大型容器の安定性が悪いという問題があった。
【0013】
本発明は、このような実状に鑑み、大小の容器が組み合わせて用いられ一方面が開口した容器本体の開口縁全周を覆うように略矩形平板状に形成された角形運搬容器の蓋体、特に4側壁が底壁に対して折り畳み自在に形成され、かつ2軸のヒンジを介して容器本体に回動自在に取り付けられた角形運搬容器の蓋体であって、小型容器の嵌合代を特に大きく設定する必要もなく、かつ段積みした場合に、下の容器を水平方向に引っ張ったり、横方向から衝撃が加わったりした場合であっても、上位の容器が落下する虞が少なく、さらに上下の容器間にがたつきが発生し難い、折り畳み自在な角形運搬容器の蓋体を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明に係る角形運搬容器の蓋体は、
一方面が開口し4側壁が底壁に対して折り畳み自在に形成された容器本体の開口縁全周を覆うように略矩形平板状に形成されるとともに、2軸のヒンジを介して前記容器本体に回動自在に取り付けられた角形運搬容器の蓋体であって、
前記蓋体の外周域に沿った3側辺部に、所定高さの隔壁体をそれぞれ立設するとともに、隔壁体が形成されていない残り1つの側辺部における両端部に、それぞれ上方に立ち上がる突起を設けたことを特徴としている。
【0018】
係る構成による蓋体であれば、一方面が開口した容器本体の開口部を覆うように装着されている場合に、この蓋体に構成した構造により上位の大型容器の移動を防止することができる。
ここで、前記突起の高さは、前記隔壁体の高さよりも、若干低く形成されていることが好ましい。
【0019】
このような構成であれば、容器同士を段積みした場合に、突起に直接上方側からの荷重が作用しないので、突起の損傷を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、図面参照しながら本発明ついて説明する。
図1は、本発明の一実施例を説明するのに好適な小型容器30を2個並べた状態で示したもので、図2は図1に示した小型容器30を底面側から見た斜視図である。図3は図1に示した小型容器30に組み合わせて使用される大型容器60の斜視図である。なお、図1において、大型容器60の短辺の長さAは、小型容器30の長辺の長さAと等しい。一方、大型容器60の長辺の長さ2Bは、小型容器30の短辺の長さBの2倍と略同じに設定されている。
【0021】
小型容器30は、図1および図2に示したように、略矩形状の底板32と、この底板32から立ち上げられた四側板34,36,38,40とにより、一方面が開口した容器本体30aが形成されている。また、この容器本体30aの開口縁全周に、上方フランジ42が形成されている。これらの上方フランジ42のうち、長側板40の上方フランジ面42aは、他のフランジ面よりも低い位置に形成されている。そして、この一段低い位置の上方フランジ面42aの基準位置に対する不足長さTは、側板角部から外方に膨出して形成された脚部Dの底板32からの距離Sよりも小さい(S>T)。
【0022】
一方、この一段低い位置の上方フランジ面42aの両端部には、上方に向かってそれぞれ突起44が形成されている。これら両端部の突起44は、上記したフランジ面42aの基準位置に対する不足長さTよりも、1mm程短く設定されている。なお、この1mmに相当する長さは、後述するように、小型容器30同士を二段に重ねた場合のクリアランスとして機能する。
【0023】
また、容器本体30aの四隅に突出形成された脚部Dにより、容器本体30aの底板32側に、下方フランジ45が形成されている。
さらに、図2に示したように、容器本体30aの底板32は、略格子状のリブによって構成され、この格子状のリブにより凹所50が形成されている。このような凹所50は、有底の溝あるいは、また開口した孔であっても良い。底板32の凹所50の縦横の長さは、図1、図2に示した突起44を収容できる大きさを有している。
【0024】
このように形成された小型容器30を、上下2段に段積みすれば、例えば、図5に示したように、上位の小型容器30の脚部Dより通常下方に位置する部分、すなわち底部が、下位の小型容器30内に没入される。一方、上位の小型容器30の下方フランジ45が、下位の小型容器30の上方フランジ42に当接する。これにより、2つの小型容器30,30は、安定した姿勢で段積みされる。なお、図5に示したように、小型容器30同士を段積みした場合は、突起44が上方フランジ42より、1mm程低いため、この1mmがクリアランスとなって、下方の突起44が上位の小型容器30に当接しない。したがって、段積みした場合に上からの荷重が、突起44に直接作用しないので、突起44の破損、欠損などを防止することができる。
【0025】
以下に、このような小型容器30に組み合わせて使用される2倍の大きさの大型容器60について、図3および図4を参照しながら説明する。
大型容器60は、図4に示したように、上記した小型容器30の場合と同様に、底板62に格子状のリブが形成されており、この格子状のリブ内に凹所64が形成されている。この凹所64も、小型容器30の場合と同様に、有底の溝であっても、開口した孔であっても良い。また、容器本体60aの角部には、外方に膨出する脚部Dが突出形成されている。このような脚部Dに、下方フランジ68が形成されていることも、小型容器30の場合と同様である。
【0026】
一方、大型容器60の開口縁には、全て同じ高さに上方フランジ67が形成されている。すなわち、大型容器60の場合は、いずれのフランジ67も切り欠かれていない。
このように形成された大型容器60を、小型容器30と2つ組にして使用すれば、大型容器60の上または下に、小型容器30を2個並べながらこれらを混在した状態で積み上げていくことができる。
【0027】
すなわち、図1に示した場合のように、小型容器30,30の低く形成されたフランジ面42a,42a同士を突き合わせた状態で小型容器30,30を2個並べるとともに、その上に大型容器60を段積みすれば、大型容器60の底部側が2つの小型容器に支持される。このとき、大型容器60の四隅の脚部Dが、2つの小型容器30の上方フランジ42に支持される。これにより、大小容器が上下2段に段積みされる。また、大型容器60の長辺を横断する中央部分が、小型容器30,30の一段低い上方フランジ面42a,42a上に支持される。このとき、小型容器30,30の4つの突起44が、大型容器60の底面に形成された凹所64内に没入される。したがって、大小の容器が互いに嵌合された状態で、仮に下位の容器30を水平方向に引っ張ったとしても、小型容器30の突起44が大型容器60の凹所64内に差し込まれているので、これらを水平方向に引っ張ったり、あるいは水平方向に衝撃力が加わったとしても、これらが移動してしまうことはない。これにより、小型容器30と大型容器60を安定した姿勢で段積みすることができる。
【0028】
また、小型容器30同士を上下に嵌合させた場合には、図5に示したように、下方に位置する小型容器30の上方フランジ面42上に、上方に位置する小型容器30の脚部Dが支持される。すなわち、下方フランジ45が上方フランジ面42の上に支持される。このとき、突起44が水平方向への移動を邪魔することになるので、ガタツキを防止することができる。したがって、上位の小型容器30を安定した姿勢で保持することができる。また、下方の小型容器30の突起44は、上記したように、上方フランジ42に対して1mmのクリアランスが確保されているので、上位の小型容器30に当接しない。これにより、突起44の破損を防止することができる。また、小型容器30同士を上下に段積みする場合に、小型容器30の嵌合代を、大型容器60の嵌合代と同じ深さに設定することができる。すなわち、これまで、小型容器と大型容器の相互嵌合を行なう場合は、小型容器における嵌合代(小型容器30の距離Sに相当)を、大型容器の嵌合代(大型容器60の距離Sに相当)に比べて長く確保する必要があったが、この例によれば、大型容器の嵌合代Sと小型容器の嵌合代Sを同じ長さに設定することができる。
【0029】
したがって、ハーフ箱を形成する場合に、重量増になることを防止することができ、コストダウンを図ることができる。また、この例によれば、小型容器の嵌合代Sを特に大きくする必要がないので、例えば、折畳みコンテナに適用した場合に、コンパクトに折畳むことが可能になる
【0030】
上記例では、一方面が開口した通常の角形運搬容器について説明したが折畳みコンテナに適用することができる。
図6および図7は、折畳みコンテナ80を示したものである。この折畳みコンテナ80は、コンテナ本体81と蓋体83とから構成されている。そして、コンテナ本体81と蓋体83とは、コンテナ本体81の外側に配置された2軸構成のヒンジ95により回動自在にされている。このようなヒンジ機構により、蓋体83は、コンテナ本体81の側板に当接するまで、略270度の範囲内を回動することが可能にされている。また、蓋体83がコンテナ本体81に対して確実に開いた状態にあるとき、ヒンジ95は、上枠86の上面86aより低い位置にある。
【0031】
このように形成された折畳みコンテナ80では、蓋体83を閉じて使用することもあれば、蓋体83を開いて使用することもあるので、コンテナ本体81と蓋体83の両方に、突起85あるいは突起93が設けられている。
すなわち、折畳みコンテナ80では、コンテナ本体81の上部開口端面に上記実施例の突起44に相当する突起85が形成されている。また、蓋体83の天面に、上記実施例の突起44に相当する突起93が形成されている。
【0032】
また、この折畳みコンテナ80では、コンテナ本体81の4側板部を一体に連結する矩形状の上枠86の天井面が上記例の上方フランジに相当する。そして、上枠86の一辺は、他の三辺に比べて一段低い位置にあり、この一段低い位置の側板部82の両端部に、突起85がそれぞれ2個づつ形成されている。
なお、図7に示したように、コンテナ本体81の底板84の外周部には、リブによる凹所87,87が並んで形成されている。このような凹所87が形成されることにより、同じコンテナ本体81を、上下に重ねた場合に、上方の突起85が下方の凹所87内に没入される。また、図8に示したように、蓋体83を閉じてから小型の折畳みコンテナ80を上下に段積みした場合は、蓋体83の突起93が底板84の凹所87内に没入される。
【0033】
また、コンテナ本体81の底板84は、図7に示したように、中央が一段高く形成されているが、この一段高い底部分が格子状のリブにより構成されている。そして、この格子状のリブにより、多数の凹所89が形成されている。このような凹所89も、上面側の突起85を収容できる大きさに形成されている。
このように形成された折畳みコンテナ80を小型容器とし、大型折畳みコンテナ100の上に2個配置すれば、図9に示したように、小型容器80の蓋体83を自由に開くことができる。また、蓋体83を両方とも閉じれば、その上に大型折畳みコンテナ100を段積みすることもできる。
【0034】
このように本実施例によれば、蓋体83を閉じた状態の小型折畳みコンテナ80の上方に、同形状の大型または小型折畳みコンテナを何段も重ね合わせていくことができる。また、その場合に、蓋体83の突起93がこれと当接しあう容器本体81の底面部に嵌りあうので、相互嵌合が崩れてしまうことはない。したがって、段積み状態を安定にすることができる。
【0035】
このように、本発明は、折畳みコンテナにおけるコンテナ本体81蓋体83に適用される
このように、本願発明では、コンテナ本体81と蓋体83に、突起85あるいは突起93を設けておけば、蓋体83を閉じた場合と、蓋体83を開いた場合の両方の姿勢で、大小容器の相互嵌合を行なうことができる。また、蓋体83のガタツキも防止することができる。
【0036】
なお、突起85、あるいは突起93は、1個であっても良く、あるいは3個以上形成されていても良い。また、これらの突起85、93は、両端部に限定されず、中央部に設けることもできる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、小型容器同士を嵌合させる場合に、嵌合代を深く確保する必要がなく、大型容器の場合と同じ深さの嵌合代に設定することができる。したがって、重量増になることがなく、コストダウンに寄与することができる。
【0038】
また、小型容器と2倍の大きさの大型容器とを段積みすれば、小型容器の突起を、大型容器の底板に形成される格子状のリブなどからなる凹所内に没入させることが可能になるため、段積みされた大小の容器を、水平方向に引っ張ったり、横方向から衝撃が加わったりした場合であっても、上位の容器が落下してしまうこともない。
【0039】
さらに、小型容器の蓋体を一枚の蓋体にし、ヒンジ機構を外側に配置したので、大型容器に小型容器を2個載置した場合でも、小型容器の蓋体を相互に干渉することなく開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例を説明するのに好適な小型容器を2つ並べて示した斜視図である。
【図2】 図2は図1に示した小型容器を下面側から見たときの斜視図である。
【図3】 図3は図1に示した小型容器に相互嵌合されるべく、2倍の大きさを備えた大型容器の斜視図である。
【図4】 図4は図3に示した大型容器を下面側から見たときの斜視図である。
【図5】 図5は図1に示した小型容器を2段に段積みしたときの概略半断面図である。
【図6】図6は、本発明に係る蓋体を備えた折畳みコンテナの斜視図である。
【図7】図7は蓋体付き折畳みコンテナの下面側から見た部分斜視図である。
【図8】図8は蓋付き折畳みコンテナの蓋体を閉じた姿勢での斜視図である。
【図9】図9は大型の折畳みコンテナの上に小型の折畳みコンテナを段積みしたときの概略側面図である。
【図10】図10は従来の大型容器と小型容器の相互嵌合構造の一例を示した斜視図である。
【図11】図11は、実開昭58−53033号公報に開示された従来の大型容器と小型容器の相互嵌合構造を示した斜視図である。
【図12】図12は実開昭57−63011号公報に開示された従来の大型容器と小型容器の相互嵌合構造を示した斜視図である。
【符号の説明】
18 底板
30a 容器本体
30 小型容器
32 底板
34,36,38,40 四側板
42 上方フランジ
42a 上方フランジ面
44 突起
45 下方フランジ
50 凹所
60 大型容器
60a 容器本体
62 底板
64 凹所
67 上方フランジ
68 下方フランジ
80 折畳みコンテナ
81 コンテナ本体
84 底板
85 突起
87 凹所
93 突起
D 脚部

Claims (2)

  1. 一方面が開口し4側壁が底壁に対して折り畳み自在に形成された容器本体の開口縁全周を覆うように略矩形平板状に形成されるとともに、2軸のヒンジを介して前記容器本体に回動自在に取り付けられた角形運搬容器の蓋体であって、
    前記蓋体の外周域に沿った3側辺部に、所定高さの隔壁体をそれぞれ立設するとともに、隔壁体が形成されていない残り1つの側辺部における両端部に、それぞれ上方に立ち上がる突起を設けたことを特徴とする角形運搬容器の蓋体。
  2. 前記突起の高さは、前記隔壁体の高さよりも、若干低く形成されていることを特徴とする請求項に記載の角形運搬容器の蓋体。
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