JP2781521B2 - 印刷装置における連続用紙の制御方法及び印刷装置 - Google Patents

印刷装置における連続用紙の制御方法及び印刷装置

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JP2781521B2 JP6158481A JP15848194A JP2781521B2 JP 2781521 B2 JP2781521 B2 JP 2781521B2 JP 6158481 A JP6158481 A JP 6158481A JP 15848194 A JP15848194 A JP 15848194A JP 2781521 B2 JP2781521 B2 JP 2781521B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式の印刷装置
における連続用紙の制御方法及び印刷装置に関する。
【0002】近年において、印刷装置の小型化、低価格
化、高信頼性化が図られており、これにともなって、連
続用紙をホッパからスタッカまで走行させる用紙搬送機
構についても、構成の簡略化、小型化が要求されてい
る。
【0003】
【従来の技術】図13は従来の印刷装置80の概略の構
造を示す図である。印刷装置80は、感光体ドラム8
1、帯電器82、露光器83、現像器84、転写器8
5、クリーナ86、定着器87、トタクタ88、吸着搬
送器89、スカッフローラ90、ガイド板91,92,
93、ホッパ94、及びスタッカ95などから構成され
ている。
【0004】ホッパ94から供給される連続用紙PP
は、トタクタ88によって所定の速度で送られ、ガイド
板91,92の間を通って感光体ドラム81と転写器8
5との間を通過する。転写器85を通過する間に、感光
体ドラム81に形成されたトナー像が連続用紙PPの表
面に転写される。そして、吸着搬送器89により吸着さ
れた状態で送られ、定着器87によってトナー像が定着
され、スカッフローラ90を経てスタッカ95に排出さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷装
置80では、連続用紙PPの走行を確実とするために吸
着搬送器89が設けられており、そのため走行経路が長
くなって装置が大型化し、且つコスト高の要因となって
いた。
【0006】しかし、吸着搬送器89を省略した場合に
は、その周辺部において連続用紙PPに弛みが生じる場
合がある。例えば、連続用紙PPが停止中に、感光体ド
ラム81により連続用紙PPが静電吸引され、その状態
で感光体ドラム81が回転した場合、転写器85が感光
体ドラム81に対する接近位置と離間位置との間で移動
した場合、及び、定着器87内に設けられた脱煙ブロワ
により連続用紙PPが吸引された場合に、連続用紙PP
に弛みが生じる。
【0007】連続用紙PPに弛みが生じると、連続用紙
PPに転写されている未定着のトナー像が周囲の機器に
付着してそれらを汚し、また未定着のトナー像が機器と
擦れて乱れるため印字品質が低下するという問題が生じ
る。したがって、吸着搬送器89を省略するには、それ
らの問題を解決する必要がある。
【0008】また、一連の印刷ジョブが終了した場合に
は、連続用紙PPに未定着のトナー像が付着した状態で
連続用紙PPの送り動作が停止する。そのとき、連続用
紙PPが1/2インチ程度バックフィードされ、転写位
置の上流側においても未定着のトナー像が付着した状態
となる。その後、オペレータが、ホッパ94の上方にお
いて連続用紙PPを切断し、連続用紙PPをスタッカ9
5に排出すべく送り動作を再開すると、連続用紙PPの
後端部分がばたつき、未定着のトナー像が乱れたり他の
機器に付着したりする。これを防止するために、従来に
おいては転写位置から切断位置までの距離を長くとって
おかなければならず、それだけ走行経路が長くなって装
置が大型化し、且つ連続用紙PPの無駄使いとなってい
た。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、吸着搬送器を用いなくても連続用紙の弛みやばた
つきをなくし、走行経路を短くして小型化を図り且つ低
コスト化を図ることを可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を、前
記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との間を移
動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転写し、
それを定着器で定着するように構成された電子写真式の
印刷装置における連続用紙の制御方法であって、前記定
着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるためのロー
ラを設け、前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行
させためのトラクタを設け、前記トタクタの停止中にお
いて前記転写器が移動するときに、前記ローラを回転さ
せて前記連続用紙を引っ張る方法である。
【0011】請求項の発明に係る方法では、前記転写
器の位置を接近位置においてのみ検出し、前記転写器を
離間位置に位置決めする際に、前記転写器を接近位置に
移動させた後に離間位置に移動させる。
【0012】請求項の発明に係る方法は、前記トタク
タの停止中において前記感光体ドラムが回転するとき
に、前記ローラを回転させて前記連続用紙を引っ張る方
法である。
【0013】請求項の発明に係る方法は、前記トタク
タの作動中において前記転写器が接近位置から離間位置
に移動するときに、前記ローラの回転速度を増大させて
前記連続用紙を引っ張る方法である請求項の発明に係
る方法は、前記トタクタの停止中において前記定着器に
設けられた脱煙ブロワが作動するときに、前記ローラを
回転させて前記連続用紙を引っ張る方法である。
【0014】請求項の発明に係る方法は、前記連続用
紙の後端が前記トタクタを通過した後において、前記転
写器を接近位置に位置決めした状態で前記感光体ドラム
を回転させて前記連続用紙を走行させる方法である。
【0015】請求項の発明に係る方法は、前記トタク
タの上流側に、前記連続用紙の後端を検出するための後
端センサーを設け、前記後端センサーが前記連続用紙の
後端を検出した後において、前記転写器を接近位置に位
置決めした状態で前記感光体ドラムを回転させて前記連
続用紙を走行させる方法である。
【0016】請求項の発明に係る方法では、前記連続
用紙に転写されたトナー像が転写位置を通過した後に、
前記転写器を接近位置に位置決めする。請求項の発明
に係る方法では、前記連続用紙に転写されたトナー像が
定着された後に、前記転写器を離間位置に移動する。
【0017】請求項10の発明に係る方法は、前記連続
用紙の先端が前記トタクタを通過して前記感光体ドラム
に向かう際に、前記感光体ドラムを回転させた状態で前
記連続用紙を走行させる方法である。
【0018】請求項11の発明に係る装置は、感光体ド
ラム、前記感光体ドラムに潜像を形成する露光器、前記
潜像をトナー像にする現像器、前記感光体ドラムに対す
る接近位置と離間位置との間を移動可能に設けられ前記
トナー像を連続用紙に転写する転写器、前記転写器の下
流側に設けられた定着器、前記定着器の下流側に設けら
れて前記連続用紙を走行させるためのローラ、前記転写
器の上流側に設けられて前記連続用紙を走行させるため
のトラクタ、及び、前記トタクタの走行速度に対する前
記ローラの走行速度を相対的に大きくして前記連続用紙
に張力を与える方向に前記連続用紙を引っ張るための用
紙制御部、が設けられ、前記用紙制御部には、前記トタ
クタの停止中において前記転写器が移動するときに、前
記ローラを回転させて前記連続用紙を引っ張るための第
1制御部が設けられて構成される。
【0019】
【0020】請求項12の発明に係る装置において、前
記用紙制御部には、前記トタクタの停止中において前記
感光体ドラムが回転するときに、前記ローラを回転させ
て前記連続用紙を引っ張るための第2制御部が設けられ
て構成される。
【0021】請求項13の発明に係る装置において、前
記用紙制御部には、前記トタクタの作動中において前記
転写器が接近位置から離間位置に移動するときに、前記
ローラの回転速度を増大させて前記連続用紙を引っ張る
ための第3制御部が設けられて構成される。
【0022】請求項14の発明に係る装置は、前記トタ
クタの上流側に設けられて前記連続用紙の後端を検出す
るための後端センサー、及び、前記後端センサーが前記
連続用紙の後端を検出した後において、前記感光体ドラ
ムを回転させ且つ前記転写器を接近位置に位置決めする
用紙後端制御部が設けられて構成される。
【0023】請求項15の発明に係る装置では、前記連
続用紙の先端が前記トタクタを通過して前記感光体ドラ
ムに向かう際に、前記感光体ドラムを回転させる用紙先
端制御部が設けられて構成される。
【0024】請求項16の発明に係る装置では、前記ト
タクタ及び前記定着器が、前記転写器の位置よりも低い
位置に配置され、前記連続用紙の経路が前記転写器を頂
点とする山形に形成されて構成される。
【0025】なお、本発明におけるトタクタは、回転部
分の形状に係わらず、連続用紙に設けられた送り穴に係
合して走行させる装置をいい、本発明におけるローラ
は、回転部分の形状に係わらず、連続用紙との摩擦力で
連続用紙を走行させる装置をいう。
【0026】
【作用】トタクタの走行速度に対するローラの走行速度
(周速度)を相対的に大きくすることによって、トタク
タとローラとの間で連続用紙が引っ張られる。これによ
って、転写器が移動した場合、感光体ドラムが像作成以
外の目的で回転した場合、脱煙ブロワが作動した場合な
どでも、連続用紙に弛みが発生せず、又は発生した弛み
が除去される。
【0027】ローラの走行速度を相対的に大きくするに
は、例えばトタクタが通常の速度で走行しているときに
は、ローラの回転速度を通常の速度よりも増大し、トタ
クタが停止している場合には、ローラを通常の速度又は
適当な低速度で回転させる。
【0028】連続用紙の後端がトタクタを通過したとき
には、転写器を接近位置に位置決めした状態で感光体ド
ラムを回転させる。これによって、連続用紙の後端が転
写器によって押さえられ、連続用紙のばたつきが防止さ
れる。
【0029】
【実施例】図1は本発明に係る印刷装置1の概略の構造
を示す図、図2は印刷装置1の要部を示す図、図3は印
刷装置1の転写器の移動動作を示す図である。
【0030】図1において、印刷装置1は、本体フレー
ム10、感光体ドラム11、帯電部12、露光光学部1
3、現像部14、転写部15、クリーナ16、定着部1
7、トタクタ18、スカッフローラ19、スイングガイ
ド20、ホッパ部21、スタッカ部22、及び制御部2
5などから構成されている。なお、印刷装置1には、除
電器、電位センサーなどの種々の機器及びセンサーが設
けられているが、本発明には関係が薄いので説明を省略
する。
【0031】図2をも参照して、右方向(矢印A1方
向)に回転する感光体ドラム11の表面は、帯電部12
によって均一に帯電された後、露光光学部13からの露
光によって静電潜像が形成される。感光体ドラム11の
表面に形成された静電潜像は、現像部14によってトナ
ー像に可視化される。
【0032】転写部15は、支軸22を中心に矢印A2
方向に回動可能に設けられた支持板21、支持板21に
取り付けられた転写器23、支持板21を回動駆動する
モータM1から構成されている。支持板21は、モータ
M1の正転又は逆転によって、接近位置PS1と離間位
置PS2とに位置決めされる。
【0033】接近位置PS1では、図3に鎖線で示すよ
うに、転写器23が感光体ドラム11に極接近し、これ
らの間のクリアランスが0.7mm程度となる。したが
って、感光体ドラム11と転写器23との間に連続用紙
PPが存在する場合には、その連続用紙PPは転写器2
3によって感光体ドラム11の表面に押しつけられる。
そのとき、転写器23に高電圧が加えられていると、感
光体ドラム11の表面に形成されたトナー像が連続用紙
PPに転写される。
【0034】離間位置PS2では、図3に実線で示すよ
うに、転写器23が感光体ドラム11の表面から充分に
離れており、これらの間に連続用紙PPが存在する場合
でも、その連続用紙PPは感光体ドラム11の表面と接
触しない。
【0035】転写部15が接近位置PS1にあることを
検出するために、光電式のセンサーSE2が設けられて
いる。すなわち、転写部15が接近位置PS1に位置決
めされたときには、支持板21に設けられたドグ24が
センサーSE2によって検出される。転写部15が離間
位置PS2に位置決めされたときを含めて、接近位置P
S1にない場合には、センサーSE2はドグ24を検出
しない。
【0036】このように、転写部15の位置検出のため
に、接近位置PS1のみを検出するただ1つのセンサー
SE2が設けられているので、離間位置PS2に位置決
めするときには、モータM1を正転させて転写部15を
一旦接近位置PS1に位置決めし、その後にモータM1
を逆転させて離間位置PS2に位置決めする。但し、転
写部15が接近位置PS1にある場合には、直ちにモー
タM1を逆転させる。転写部15のホームポジションは
離間位置PS2であるので、そのような動作が転写部1
5の初期化時に実行される。
【0037】連続用紙PPに転写されたトナー像は、定
着部17において定着される。定着部17には、熱定着
を行うためのフラッシュランプ31、及び、定着時に発
生するトナー粉末による煙や臭いを取り除くための脱煙
ブロワ32が設けられている。脱煙ブロワ32がオンし
ているときには、連続用紙PPは上方に吸引される。脱
煙ブロワ32がオフとなった後も、しばらくの時間は吸
引力が作用する。
【0038】ところで、連続用紙PPは、トタクタ18
及びスカッフローラ19の作動によって、ホッパ部21
から引き出され、連続用紙PPの後端を検出するための
光電式のセンサーSE1を通り、トタクタ18を経てガ
イド板26,27の間を通り、感光体ドラム11と転写
器23との間の転写位置を通り、ガイド板28,29の
間を通り、定着部17を通り、スカッフローラ19の間
を通ってスタッカ部22に排出される。
【0039】トタクタ18は、モータM2の正転又は逆
転によって、送り方向(矢印A3方向)又は逆送り方向
に走行駆動する。トタクタ18の走行速度は、モータM
2の回転速度に比例する。連続用紙PPの両側に設けら
れた送り穴に、トタクタ18に設けられたピンが嵌入
し、これらは一体的に走行するため、連続用紙PPの送
り速度はトタクタ18の走行速度に等しい。したがっ
て、トタクタ18が停止しているときは、連続用紙PP
も停止している。
【0040】スカッフローラ19は、モータM3の回転
によって回転駆動する。連続用紙PPは、回転駆動する
上下のローラによって挟まれており、これらの間の摩擦
力で送られる。したがって、トタクタ18の走行速度よ
りもスカッフローラ19の周速度が速い場合には、スカ
ッフローラ19と連続用紙PPとの間ですべりが発生
し、連続用紙PPの送り速度はトタクタ18の走行速度
と等しくなる。
【0041】通常の印刷時において、スカッフローラ1
9の回転速度(周速度)を、トタクタ18の走行速度よ
りも5%程度大きくしてあり、これによって連続用紙P
Pに張力を発生させ、印字品質の向上を図っている。ま
た、種々の条件に応じて、スカッフローラ19の回転速
度及び回転方向を制御し、連続用紙PPが弛んだり撓ん
だりしないようにして印字品質の向上を図っている。そ
の制御内容については後述する。
【0042】次に、印刷装置1の制御部25について説
明する。図4は制御部25を示すブロック図である。制
御部25は、処理装置、RAM、ROM、A/D変換
器、インタフェース回路などから構成されており、本体
フレーム10内に設けられた各種センサーSE1,2…
の検出信号SN1,2…、操作スイッチ及び他の装置か
らの操作信号又は指令信号に基づいて、各種モータM1
〜5の制御及びその他の機器の制御を行う。なお、制御
部25とモータM1〜5との間にはドライバユニット1
5u,18u,19u,32u,11uが設けられ、制
御部25と帯電部12及び転写器23との間には高圧電
源装置12u,23uが設けられている。
【0043】次に、制御部25の処理内容及び各部の動
作について、タイミングチャートなどを参照して説明す
る。制御部25には、用紙制御部61、用紙先端制御部
62、及び用紙後端制御部63が設けられている。用紙
制御部61には、第1制御部61a、第2制御部61
b、及び第3制御部61cが設けられている。これら
は、制御部25の機能の一部を示したものであり、RA
Mなどに格納されたプログラムを処理装置が実行するこ
とによって実現される。
【0044】用紙制御部61は、トタクタ18の走行速
度に対するスカッフローラ19の周速度を相対的に大き
くし、連続用紙PPに張力を与える方向に連続用紙PP
を引っ張るように制御する。つまり、用紙制御部61
は、トタクタ18とスカッフローラ19との間において
連続用紙PPが弛まないように制御し、連続用紙PPの
表面に付着した未定着のトナー像が他の機器に接触しな
いようにし、印字品質の維持を図る。
【0045】まず、第1制御部61aは、トタクタ18
の停止中において転写器23が移動するときに、スカッ
フローラ19を回転させ、これによって連続用紙PPを
引っ張るように制御する。このような制御動作は、印刷
装置1の電源投入時、エラーリセット時などのように転
写部15の初期化を行う必要があるときに実行される。
【0046】図5は転写部15の初期化時における各部
の動作を示すタイミングチャートである。初期化信号が
出力されると、トタクタ18が停止したままの状態で、
スカッフローラ19が回転を開始する。このときの回転
速度は、通常の印刷時よりも低くてよい。所定の短い時
間t1の後に、制御部25から転写部15のドライバユ
ニット15uに接近信号ST1が出力され、モータM1
が正転して転写器23が接近位置PS1に位置決めされ
る(接近動作)。このとき、センサーSE2がオンす
る。その後、離間信号ST2が出力され、モータM1が
逆転して転写器23が離間位置PS2に位置決めされる
(離間動作)。その後にスカッフローラ19が停止す
る。なお、時間t1は零でもよい。
【0047】この制御動作によって、転写器23は離間
位置PS2に位置決めされる。位置決めが行われている
間において、スカッフローラ19の回転によって連続用
紙PPが引っ張られ、転写器23の移動にともなう連続
用紙PPの弛みが除去される。
【0048】次に、第2制御部61bは、トタクタ18
の停止中において感光体ドラム11が回転するときに、
スカッフローラ19を回転させ、これによって連続用紙
PPを引っ張るように制御する。このような制御動作
は、印刷装置1の電源投入時、一定時間毎に行うウォー
ミングアップ時などのように、連続用紙PPが停止して
いるときに実行される。
【0049】図6は感光体ドラム11の回転時における
各部の動作を示すタイミングチャートである。感光体ド
ラム11が回転する前に、トタクタ18が停止したまま
の状態で、スカッフローラ19が回転を開始する。その
後、ドラム回転信号ST17が出力され、モータM5の
回転駆動によって感光体ドラム11が回転する。感光体
ドラム11の回転が停止した後に、スカッフローラ19
が停止する。
【0050】この制御動作が行われると、スカッフロー
ラ19の回転によって連続用紙PPが引っ張られるの
で、連続用紙PPが感光体ドラム11に静電吸引された
場合でも連続用紙PPには弛みが生じない。
【0051】次に、第3制御部61cは、トタクタ18
の作動中において転写器23が接近位置PS1から離間
位置PS2に移動するとき(離間動作時)に、スカッフ
ローラ19の回転速度を増大させ、これによって連続用
紙PPを引っ張るように制御する。このような制御動作
は、印刷終了時に実行される。
【0052】図7は転写器23の離間動作時における各
部の動作を示すタイミングチャートである。スカッフロ
ーラ19、トタクタ18、及び感光体ドラム11が通常
の速度で回転している状態で、転写部15のモータM1
が逆転して転写器23が接近位置PS1から離間位置P
S2へ移動した場合に、その離間動作の間においてスカ
ッフローラ19の回転速度を増大する。これによって、
離間動作にともなう連続用紙PPの弛みが除去される。
【0053】その他、用紙制御部61は、脱煙ブロワ3
2の作動時においてもスカッフローラ19を回転させ
る。図8は脱煙ブロワ32の作動時における各部の動作
を示すタイミングチャートである。
【0054】トタクタ18の停止中において、定着部1
7に設けられた脱煙ブロワ32が作動するときに、スカ
ッフローラ19を回転させて連続用紙PPを引っ張る。
脱煙ブロワ32が停止した後、所定の時間t2が経過し
て脱煙ブロワ32の吸引力が全くなくなってからスカッ
フローラ19を停止する。
【0055】図4に戻り、用紙先端制御部62は、連続
用紙PPの先端がトタクタ18を通過して感光体ドラム
11に向かう際に、感光体ドラム11を回転させるよう
に制御する。このような制御動作は、連続用紙PPを走
行経路に自動的にローディングするためのオートローデ
ィング時に実行される。
【0056】図9はオートローディング時における各部
の動作を示すタイミングチャート、図10はオートロー
ディング時における連続用紙PPの走行経路を説明する
ための図である。
【0057】オートローディング信号が出力されると、
スカッフローラ19及びトタクタ18が回転する。これ
とともに、モータM5が回転駆動し、感光体ドラム11
が矢印A1方向に回転する。連続用紙PPの先端PPa
は、感光体ドラム11に向かって走行し、やがて感光体
ドラム11の下部に当たる。連続用紙PPの先端PPa
は、感光体ドラム11の回転によって感光体ドラム11
と転写器23との間に案内されるので、他の機器に回り
込んでしまうというトラブルがない。連続用紙PPは、
転写位置を通過すると、その自重によって下方へ落下
し、ガイド板28に沿って走行する。また、連続用紙P
Pの走行経路が、転写器23を頂点とする山形に形成さ
れており、オートローディング時の連続用紙PPの走行
が容易である。このように、オートローディング時にお
いて、連続用紙PPが正規の走行経路を走行するので、
用紙ジャムが起こらない。
【0058】図4において、用紙後端制御部63は、連
続用紙PPの後端がトタクタ18を通過した後におい
て、転写器23を接近位置PS1に位置決めした状態で
感光体ドラム11を回転させて連続用紙PPを走行させ
るように制御する。連続用紙PPの後端がトタクタ18
を通過したことは、例えば連続用紙PPの後端を検出す
るセンサーSE1の検出信号SN1が出力されてから所
定の時間が経過したことによって、又は専用のセンサー
を設けることによって検出できる。このような制御動作
は、一連の印刷ジョブが終了した後に、連続用紙PPを
排出するときに実行される。
【0059】図11は用紙排出時における各部の動作を
示すタイミングチャート、図12は用紙排出時における
連続用紙PPと未定着トナーTNの位置を示す図であ
る。一連の印刷ジョブが終了したときには、図12
(A)に示すように、連続用紙PP上の未定着トナーT
Nの後端は転写位置から距離LB(=1/2インチ)だ
け上流側にある。これは、印刷ジョブの終了時に、感光
体ドラム11上のトナー像の後端が連続用紙PPに転写
され後、連続用紙PPはさらに1/2インチ送られて停
止し、その後、バック方向に1インチ送られて停止した
状態である。その後、オペレータが、連続用紙PPを切
断して用紙排出指令SN5を出す。
【0060】図11に示すように、用紙排出指令SN5
が出力されると、トタクタ18が回転し、スカッフロー
ラ19が通常の速度よりも速い速度で回転し、連続用紙
PPが送られる。所定の時間t3後に、感光体ドラム1
1が回転する。トタクタ18が回転してから所定の時間
t4後に、図12(B)に示すように、転写部15のモ
ータM1が正転して転写器23が接近位置PS1に位置
決めされる。この時間t4は、連続用紙PP上の未定着
トナーTNの後端が感光体ドラム11に接触しない位置
まで進むに要する時間、例えば1/2インチの走行に要
する時間である。転写器23を接近位置PS1に位置決
めしても、転写器23には高電圧を印加しない。
【0061】転写器23が接近位置PS1に位置決めさ
れることによって、連続用紙PPが感光体ドラム11と
転写器23とに挟まれ、連続用紙PPがトタクタ18か
ら外れた後においても連続用紙PPがばたつくことがな
くなるので、未定着トナーTNが乱れたり他の機器に付
着したりすることがない。また、従来のように転写位置
から連続用紙PPの切断位置までの距離を長くとる必要
がなく、走行経路の短縮によって装置の小型化を図り、
連続用紙PPの無駄使いをなくすことができ、全体的に
コストダウンを図ることができる。
【0062】連続用紙PPの後端がトタクタ18から外
れると、スカッフローラ19の回転速度を通常の速度に
戻す。これによって連続用紙PPの走行速度を一定に
し、正規の定着が行われるようにする。所定の時間t5
が経過すると、転写部15のモータM1を逆転して転写
器23を離間位置PS2に戻す。この時間t5は、未定
着トナーTNの全てが定着完了するまでの時間であり、
例えば図12(A)に示す距離LAの走行に要する時間
である。
【0063】上述の実施例において、制御部25の制御
内容、制御順序、制御タイミング、印刷装置1の全体又
は各部の構成、形状、寸法などは、本発明の主旨に沿っ
て種々変更することができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1乃至請求項16の発明による
と、従来のような吸着搬送器を用いなくても、連続用紙
の弛みやばたつきをなくし、未定着トナーの乱れを防止
して印字品質を維持することができる。しかも、走行経
路を短くして小型化を図り、且つ低コスト化を図ること
が可能となる。また、転写器の移動による連続用紙の弛
みをなくすことができる。
【0065】請求項の発明によると、転写器の位置検
出のためのセンサーの個数を減少させ、低コスト化を図
ることができる。
【0066】請求項及び請求項12の発明によると、
感光体ドラムの静電吸引による連続用紙の弛みをなくす
ことができる。請求項及び請求項13の発明による
と、脱煙ブロワの吸引による連続用紙の弛みをなくすこ
とができる。
【0067】請求項乃至請求項及び請求項14の発
明によると、連続用紙の後端におけるばたつきをなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷装置の概略の構造を示す図で
ある。
【図2】印刷装置の要部を示す図である。
【図3】印刷装置の転写器の移動動作を示す図である。
【図4】制御部を示すブロック図である。
【図5】転写部の初期化時における各部の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図6】感光体ドラムの回転時における各部の動作を示
すタイミングチャートである。
【図7】転写器の離間動作時における各部の動作を示す
タイミングチャートである。
【図8】脱煙ブロワの作動時における各部の動作を示す
タイミングチャートである。
【図9】オートローディング時における各部の動作を示
すタイミングチャートである。
【図10】オートローディング時における連続用紙の経
路を説明するための図である。
【図11】用紙排出時における各部の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図12】用紙排出時における連続用紙と未定着トナー
の位置を示す図である。
【図13】従来の印刷装置の概略の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 印刷装置 11 感光体ドラム 13 露光光学部(露光器) 14 現像部(現像器) 17 定着部(定着器) 18 トタクタ 19 スカッフローラ(ローラ) 23 転写器 32 脱煙ブロワ 61 用紙制御部 61a 第1制御部 61b 第2制御部 61c 第3制御部 62 用紙先端制御部 63 用紙後端制御部 SE1 センサー(後端センサー) PP 連続用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−53395(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 23/18 - 23/198 B41J 15/16 G03G 15/00 510

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの表面に形成されたトナー像
    を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との
    間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転
    写し、それを定着器で定着するように構成された電子写
    真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であって、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のローラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させための
    トラクタを設け、 前記トタクタの停止中において前記転写器が移動すると
    きに、前記ローラを回転させて前記連続用紙を引っ張
    る、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  2. 【請求項2】前記転写器の位置を接近位置においてのみ
    検出し、 前記転写器を離間位置に位置決めする際に、前記転写器
    を接近位置に移動させた後に離間位置に移動させる、 請求項記載の印刷装置における連続用紙の制御方法。
  3. 【請求項3】感光体ドラムの表面に形成されたトナー像
    を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との
    間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転
    写し、それを定着器で定着するように構成された電子写
    真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であって、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のローラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のトラクタを設け、 前記トタクタの停止中において前記感光体ドラムが回転
    するときに、前記ローラを回転させて前記連続用紙を引
    っ張る、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  4. 【請求項4】感光体ドラムの表面に形成されたトナー像
    を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との
    間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転
    写し、それを定着器で定着するように構成された電子写
    真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であって、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のローラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のトラクタを設け、 前記トタクタの作動中において前記転写器が接近位置か
    ら離間位置に移動するときに、前記ローラの回転速度を
    増大させて前記連続用紙を引っ張る、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  5. 【請求項5】感光体ドラムの表面に形成されたトナー像
    を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との
    間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転
    写し、それを定着器で定着するように構成された電子写
    真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であって、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のローラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のトラクタを設け、 前記トタクタの停止中において前記定着器に設けられた
    脱煙ブロワが作動するときに、前記ローラを回転させて
    前記連続用紙を引っ張る、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  6. 【請求項6】感光体ドラムの表面に形成されたトナー像
    を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との
    間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転
    写し、それを定着器で定着するように構成された電子写
    真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であって、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のローラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のトラクタを設け、 前記連続用紙の後端が前記トタクタを通過した後におい
    て、前記転写器を接近位置に位置決めした状態で前記感
    光体ドラムを回転させて前記連続用紙を走行させる、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  7. 【請求項7】感光体ドラムの表面に形成されたトナー像
    を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との
    間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に転
    写し、それを定着器で定着するように構成された電子写
    真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であって、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のローラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のトラクタを設け、 前記トタクタの上流側に、前記連続用紙の後端を検出す
    るための後端センサーを設け、 前記後端センサーが前記連続用紙の後端を検出した後に
    おいて、前記転写器を接近位置に位置決めした状態で前
    記感光体ドラムを回転させて前記連続用紙を走行させ
    る、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  8. 【請求項8】前記連続用紙に転写されたトナー像が転写
    位置を通過した後に、前記転写器を接近位置に位置決め
    する、 請求項記載の印刷装置における連続用紙の制御方法。
  9. 【請求項9】前記連続用紙に転写されたトナー像が定着
    された後に、前記転写器を離間位置に移動する、 請求項又は請求項記載の印刷装置における連続用紙
    の制御方法。
  10. 【請求項10】感光体ドラムの表面に形成されたトナー
    像を、前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置と
    の間を移動可能に設けられた転写器によって連続用紙に
    転写し、それを定着器で定着するように構成された電子
    写真式の印刷装置における連続用紙の制御方法であっ
    て、 前記定着器の下流側に、前記連続用紙をさせるためのロ
    ーラを設け、 前記転写器の上流側に、前記連続用紙を走行させるため
    のトラクタを設け、 前記連続用紙の先端が前記トタクタを通過して前記感光
    体ドラムに向かう際に、前記感光体ドラムを回転させた
    状態で前記連続用紙を走行させる、 ことを特徴とする印刷装置における連続用紙の制御方
    法。
  11. 【請求項11】感光体ドラム、 前記感光体ドラムに潜像を形成する露光器、 前記潜像をトナー像にする現像器、 前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との間を
    移動可能に設けられ前記トナー像を連続用紙に転写する
    転写器、 前記転写器の下流側に設けられた定着器、 前記定着器の下流側に設けられて前記連続用紙を走行さ
    せるためのローラ、 前記転写器の上流側に設けられて前記連続用紙を走行さ
    せるためのトラクタ、及び、 前記トタクタの走行速度に対する前記ローラの走行速度
    を相対的に大きくして前記連続用紙に張力を与える方向
    に前記連続用紙を引っ張るための用紙制御部、が設けら
    れ、前記用紙制御部には、 前記トタクタの停止中において前記転写器が移動すると
    きに、前記ローラを回転させて前記連続用紙を引っ張る
    ための第1制御部が設けられてなる、 ことを特徴とする印刷装置。
  12. 【請求項12】前記用紙制御部には、 前記トタクタの停止中において前記感光体ドラムが回転
    するときに、前記ローラを回転させて前記連続用紙を引
    っ張るための第2制御部が設けられてなる、請求項11
    記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】前記用紙制御部には、 前記トタクタの作動中において前記転写器が接近位置か
    ら離間位置に移動するときに、前記ローラの回転速度を
    増大させて前記連続用紙を引っ張るための第3制御部が
    設けられてなる、 請求項11及び請求項12記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】感光体ドラム、 前記感光体ドラムに潜像を形成する露光器、 前記潜像をトナー像にする現像器、 前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との間を
    移動可能に設けられ前記トナー像を連続用紙に転写する
    転写器、 前記転写器の下流側に設けられた定着器、 前記定着器の下流側に設けられて前記連続用紙を走行さ
    せるためのローラ、 前記転写器の上流側に設けられて前記連続用紙を走行さ
    せるためのトラクタ、 前記トタクタの上流側に設けられて前記連続用紙の後端
    を検出するための後端センサー、及び、 前記後端センサーが前記連続用紙の後端を検出した後に
    おいて、前記感光体ドラムを回転させ且つ前記転写器を
    接近位置に位置決めする用紙後端制御部、 が設けられてなることを特徴とする印刷装置。
  15. 【請求項15】感光体ドラム、 前記感光体ドラムに潜像を形成する露光器、 前記潜像をトナー像にする現像器、 前記感光体ドラムに対する接近位置と離間位置との間を
    移動可能に設けられ前記トナー像を連続用紙に転写する
    転写器、 前記転写器の下流側に設けられた定着器、 前記定着器の下流側に設けられて前記連続用紙を走行さ
    せるためのローラ、 前記転写器の上流側に設けられて前記連続用紙を走行さ
    せるためのトラクタ、 及び、 前記連続用紙の先端が前記トタクタを通過して前記感光
    体ドラムに向かう際に、前記感光体ドラムを回転させる
    用紙先端制御部、 が設けられてなることを特徴とする印刷装置。
  16. 【請求項16】前記トタクタ及び前記定着器が、前記転
    写器の位置よりも低い位置に配置され、前記連続用紙の
    経路が前記転写器を頂点とする山形に形成されてなる、 請求項15記載の印刷装置。
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