JP2781172B2 - アドレス遷移検出回路 - Google Patents

アドレス遷移検出回路

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JP2781172B2
JP2781172B2 JP8259598A JP25959896A JP2781172B2 JP 2781172 B2 JP2781172 B2 JP 2781172B2 JP 8259598 A JP8259598 A JP 8259598A JP 25959896 A JP25959896 A JP 25959896A JP 2781172 B2 JP2781172 B2 JP 2781172B2
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    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリ素子のアドレ
ス遷移検出回路に係り、特にメモリ素子に入力されるア
ドレス信号のパルス幅の長さに係わらず内部回路で必要
とするパルス幅を有するアドレス遷移検出信号を発生さ
せて誤動作を防止し得るアドレス遷移検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アドレス遷移検出回路は、入力アドレス
が変化するごとに一定の幅を有するアドレス遷移検出信
号を発生させ、メモリ素子のデータバス線を等化及びプ
リチャージさせる回路である。従って、アドレス遷移検
出信号は、同期されるデータバス線の充分な等化及び充
電によって内部回路を安定的に動作させるために常に一
定以上の幅を有しなければならない。
【0003】図5は従来の技術によるアドレス遷移検出
回路図である。従来の技術によるアドレス遷移検出回路
はアドレス入力部110、ラッチ部120、第1及び第
2遅延部130,140、アドレス遷移検出信号出力部
150からなる。
【0004】アドレス入力部110は入力されるチップ
選択信号CSバーとアドレス信号ADSを否定論理和す
るNORゲートNO1で構成される。チップ選択信号C
Sバーは‘ロー’でアクティブなので、アドレス入力部
110は入力されるアドレス信号ADSと反対位相の信
号を出力する。
【0005】ラッチ部120はインバータI11とNA
NDゲートNA11,NA12からなる。NANDゲー
トNA11はNORゲートNO1の出力がインバータI
11によって反転して第1入力端に入力されるように接
続され、NANDゲートNA12はNORゲートNO1
の出力が直接第1入力端に入力されるように接続され
る。そして、NANDゲートNA11,NA12は第2
入力端にNANDゲートNA12,NA11の出力が入
力されるように接続され、それぞれの第1入力端に入力
される信号を反転して互いに反対位相の信号を出力す
る。即ち、NANDゲートNA11,NA12のうち第
1入力端に‘ロー’として入力されるものは、第2入力
端の信号と関係なく‘ハイ’として出力され、第1入力
端に‘ハイ’として入力されるものは第2入力端にも
‘ハイ’が入力されて‘ロー’として出力される。そし
て、NANDゲートNA11,NA12は入力されるア
ドレス信号ADSが変わらなければ出力状態が保持され
る。
【0006】第1及び第2遅延部130,140はそれ
ぞれ直列接続されたインバータI12,I13とインバ
ータI14,I15からなる。第1遅延部130はNA
NDゲートNA11の出力が、第2遅延部140はNA
NDゲートNA12の出力が入力されるように接続さ
れ、入力される信号を所定の時間遅延させて出力する。
【0007】アドレス遷移検出信号出力部150はPM
OSトランジスタP11,P12,P13,P14とN
MOSトランジスタN11,N12,N13,N14か
らなり、CMOSフリップ・フロップの構成を有する。
すなわち、電源電圧Vddと接地との間にPMOSトラ
ンジスタP11,P12とNMOSトランジスタN1
1,N12がそれぞれ直列に、また、PMOSトランジ
スタP13,P14とNMOSトランジスタN13,N
14がそれぞれ直列に接続される。そして、第1遅延部
130の出力がP及びNMOSトランジスタP11,N
14のゲートに、第2遅延部140の出力がP及びNM
OSトランジスタP13,N12のゲートに入力される
ように接続される。なお、NANDゲートNA11の出
力はP及びNMOSトランジスタP12,N11のゲー
トに、NANDゲートNA12の出力はP及びNMOS
トランジスタP14,N13のゲートに入力されるよう
に接続される。P及びNMOSトランジスタP12,N
11とP及びNMOSトランジスタP14,N13のド
レイン共通接続部は出力端にアドレス遷移検出信号AT
DSを出力する。このアドレス遷移検出信号ATDSは
‘ロー’でアクティブ状態であり、この時、内部回路を
駆動させる。
【0008】次に、上述した構成のアドレス遷移検出回
路の動作を説明する。NORゲートNO1にチップ選択
信号CSバーと、内部回路で必要とするアドレス遷移検
出信号ATDSより長いパルス幅を有するアドレス信号
ADSとが入力される。いま、アドレス信号ADSが
‘ハイ’または‘ロー’で入力されると、NORゲート
NO1は‘ロー’のチップ選択信号CSバーによって、
入力されるアドレス信号ADSと反対位相の‘ロー’ま
たは‘ハイ’信号をラッチ部120へ出力する。
【0009】NORゲートNO1はアドレス信号ADS
が‘ロー’で入力されると、‘ハイ’信号をラッチ部1
20へ出力する。NORゲートNO1から出力された
‘ハイ’信号はNANDゲートNA11の第1入力端に
インバータI11を介して‘ロー’として入力され、且
つNANDゲートNA12の第1入力端に直接入力され
るので、NANDゲートNA11は第2入力端の信号と
関係なく‘ハイ’信号を出力する。このNANDゲート
NA11から出力された‘ハイ’信号はNANDゲート
NA12の第2入力端に入力され、これによりNAND
ゲートNA12は‘ロー’信号を出力する。
【0010】NANDゲートNA11から出力された
‘ハイ’信号はアドレス遷移検出信号出力部150のP
及びNMOSトランジスタP12,N11のゲートに、
NANDゲートNA12から出力された‘ロー’信号は
P及びNMOSトランジスタP14,N13のゲートに
印加される。また、NANDゲートNA11から出力さ
れた‘ハイ’信号は第1遅延部130を介して所定の時
間遅延してP及びNMOSトランジスタP11,N14
のゲートに印加され、NANDゲートNA12から出力
された‘ロー’信号は第2遅延部140を介して所定の
時間遅延してP及びNMOSトランジスタP13,N1
2のゲートに印加される。従って、PMOSトランジス
タP13,P14はゲートに印加される‘ロー’信号に
よって‘オン’となり、‘ハイ’のアドレス遷移検出信
号ATDSを出力し、これにより内部回路は駆動されな
い。
【0011】一方、アドレス信号ADSが‘ハイ’で入
力されると、NORゲートNO1は‘ロー’信号をラッ
チ部120へ出力する。従って、NANDゲートNA1
2は第2入力端の信号と関係なく‘ハイ’信号を出力
し、NANDゲートNA11は‘ロー’信号を出力す
る。そして、第1及び第2遅延部130,140は所定
の時間遅延して‘ロー’信号及び‘ハイ’信号を出力す
るので、PMOSトランジスタP11,P12は‘オ
ン’になって‘ハイ’のアドレス遷移検出信号ATDS
を出力する。この時にも内部回路は駆動されない。しか
し、アドレス信号ADSが‘ロー’から‘ハイ’、或い
は‘ハイ’から‘ロー’に遷移した時は、下記のように
ローレベルのアドレス遷移検出信号ATDSが出力さ
れ、内部回路が駆動される。
【0012】アドレス信号ADSが‘ロー’から‘ハ
イ’に遷移すると、NORゲートNO1は‘ハイ’から
‘ロー’に遷移する信号をラッチ部120へ出力する。
NORゲートNO1から出力された‘ハイ’から‘ロ
ー’への遷移信号はNANDゲートNA11の第1入力
端にインバータI11を介して反転して入力され且つN
ANDゲートNA12の第1入力端に直接入力されるの
で、NANDゲートNA12は第2入力端の信号と関係
なく‘ロー’から‘ハイ’に遷移する信号を出力する。
このNANDゲートNA12から出力される‘ロー’か
ら‘ハイ’への遷移信号はNANDゲートNA11の第
2入力端に入力され、これによりNANDゲートNA1
1は‘ハイ’から‘ロー’に遷移する信号を出力する。
【0013】NANDゲートNA11から出力された
‘ハイ’から‘ロー’に遷移する信号はアドレス遷移検
出信号出力部150のP及びNMOSトランジスタP1
2,N11のゲートに印加され、PMOSトランジスタ
P12を‘ターンオン’させ且つNMOSトランジスタ
N11を‘ターンオフ’させる。一方、NANDゲート
NA12から出力された‘ロー’から‘ハイ’に遷移す
る信号はP及びNMOSトランジスタP14,N13の
ゲートに印加され、PMOSトランジスタP14を‘タ
ーンオフ’させ且つNMOSトランジスタN13を‘タ
ーンオフ’させる。この際、第1及び第2遅延部13
0,140はNANDゲートNA11とNANDゲート
NA12からの信号を所定の時間遅延させるので、遷移
前の信号、即ちアドレス信号ADSが‘ロー’であると
きの‘ハイ’及び‘ロー’の信号を出力し、この信号が
P及びNMOSトランジスタP11,N14のゲートと
P及びNMOSトランジスタP13,N12のゲートに
印加されるので、NMOSトランジスタN14とPMO
SトランジスタP13が‘オン’状態、PMOSトラン
ジスタP11とNMOSトランジスタN12がオフ状態
を保持する。これにより、アドレス遷移検出信号ATD
はNMOSトランジスタN13,N14を介して‘ロ
ー’に遷移して出力されるので、内部回路を駆動させ
る。
【0014】その後、所定の時間が過ぎると、第1及び
第2遅延部130,140はNANDゲートNA11か
ら出力される遷移後の‘ロー’信号と、NANDゲート
NA12から出力される遷移後の‘ハイ’信号を出力す
るので、P及びNMOSトランジスタP11,N12が
‘ターンオン’され、P及びNMOSトランジスタP1
3,N14がターンオフされる。この際、前記PMOS
トランジスタP12が‘オン’状態でありNMOSトラ
ンジスタN11が‘オフ’状態であって、アドレス遷移
検出信号ATDSはPMOSトランジスタP11,P1
2を通して‘ハイ’に遷移して出力されるので、内部回
路の駆動を中止させる。従って、アドレス遷移検出信号
ATDSは第1及び第2遅延部130,140の所定の
遅延時間だけ‘ロー’状態を保持して内部回路を駆動さ
せる。
【0015】一方、アドレス信号ADSが‘ハイ’から
‘ロー’に遷移した時は、NORゲートNO1は‘ロ
ー’から‘ハイ’に遷移する信号をラッチ部120へ出
力する。従って、前記信号はインバータI11を介して
反転し‘ハイ’から‘ロー’に遷移してNANDゲート
NA11の第1入力端に入力されるので、このNAND
ゲートNA11は第2入力端の信号と関係なく‘ロー’
から‘ハイ’に遷移する信号を出力し、第2NANDゲ
ートNA12は‘ハイ’から‘ロー’に遷移する信号を
出力する。これにより、P及びNMOSトランジスタP
14,N11を‘ターンオン’させ、P及びNMOSト
ランジスタP12,N13をターンオフさせる。この
際、第1及び第2遅延部130,140はNANDゲー
トNA11とNANDゲートNA12からの信号を所定
の時間遅延させるので、遷移前の信号、即ちアドレス信
号ADSが‘ハイ’であるときの‘ロー’及び‘ハイ’
信号を出力し、この信号がトランジスタP11,N1
4,N12,P13のゲートに印加されるので、P及び
NMOSトランジスタP11,N12が‘オン’状態、
P及びNMOSトランジスタP13,N14がオフ状態
を保持する。これにより、アドレス遷移検出信号ATD
SはNMOSトランジスタN11,N12を介して‘ロ
ー’に遷移して出力されるので、内部回路を駆動させる
ことになる。
【0016】その後、所定の時間が過ぎると、第1及び
第2遅延部130,140はNANDゲートNA11か
ら出力される遷移後の‘ハイ’信号と、NANDゲート
NA12から出力される遷移後の‘ロー’信号を出力す
るので、P及びNMOSトランジスタP13,N14が
‘ターンオフ’され、P及びNMOSトランジスタP1
1,N12が‘ターンオフ’される。この際、前記PM
OSトランジスタP14が‘オン’状態でありNMOS
トランジスタN13が‘オフ’状態であって、アドレス
遷移検出信号ATDSはPMOSトランジスタP13,
P14を介して‘ハイ’に遷移して出力されるので、内
部回路の駆動を中止させる。従って、アドレス遷移検出
信号ATDSは第1及び第2遅延部130,140の所
定の遅延時間だけ‘ロー’状態を保持して内部回路を駆
動させる。
【0017】一方、メモリの内部回路で必要とするアド
レス遷移検出信号ATDSのパルス幅、即ち第1及び第
2遅延部130,140の遅延時間より短いパルス幅の
アドレス信号ADSが入力されると、アドレス遷移検出
信号出力部150はラッチ部120のNANDゲートN
A11,NA12の出力によって‘ハイ’から‘ロ
ー’、‘ロー’から‘ハイ’へのタイミングが決ってア
ドレス遷移検出信号ATDSを出力する。従って、アド
レス遷移検出信号ATDSは入力されるアドレス信号A
DSのパルス幅と同一の、メモリの内部回路で必要とす
るパルス幅より短いパルス幅を有するものとなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のアドレス遷移検出回路では、内部回路で必要とするア
ドレス遷移検出信号ATDSのパルス幅、即ち遅延部の
遅延時間より長いパルス幅を有するアドレス信号ADS
が入力されると、必要とするパルス幅と同一のパルス幅
を有するアドレス遷移検出信号ATDSを出力できる
が、必要とするパルス幅より短いパルス幅のアドレス信
号ADSが入力されると、入力アドレス信号ADSと同
一の短いパルス幅のアドレス遷移検出信号ATDSしか
出力できない。この、内部回路で必要とするアドレス遷
移検出信号より短いパルス幅のアドレス遷移検出信号は
データバス線を充分等化及び充電させることができない
ので、内部回路が不安定に動作するという問題点があっ
た。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、チップ選択信号と所定の幅を有し且つ位
相が遷移するアドレス信号とを論理演算して、前記アド
レス信号と反対に遷移する入力論理演算信号を出力する
アドレス入力部と、前記入力論理演算信号が第2帰還信
号によって第1及び第2NANDゲートの第1入力端に
同一及び反対の位相で伝達されるか或いは遮断され、第
1及び第2NANDゲートの第2入力端には第2及び第
1遅延信号が入力され、第1及び第2ラッチ信号を出力
するラッチ部と、前記第1及び第2ラッチ信号が互いに
反対の位相を有すると前記入力論理演算信号を前記第1
及び第2NANDゲートの第1入力端に伝達し、同じ位
相を有すると遮断する前記第2帰還信号を出力する帰還
部と、前記第1及び第2ラッチ信号を所定の時間遅延さ
せて前記第1及び第2遅延信号を出力する第1及び第2
遅延部と、前記第1及び第2ラッチ信号と前記第1及び
第2遅延信号が入力され、前記アドレス信号が遷移する
と、パルス幅が少なくとも第1または第2遅延部の遅延
時間より2倍以上であるアドレス遷移検出信号を出力す
るアドレス遷移検出信号出力部とを備えるアドレス遷移
検出回路とする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるアドレス遷移検出回路の実施の形態を詳細に説明す
る。図1は実施の形態を示す回路図である。この実施の
形態のアドレス遷移検出回路は、アドレス入力部21
0、ラッチ部220、第1及び第2遅延部230,24
0、アドレス遷移検出信号出力部250、帰還部260
から構成される。アドレス入力部210は、入力される
チップ選択信号CSバーとアドレス信号ADSを否定論
理和するNORゲートNO2からなる。チップ選択信号
CSバーは‘ロー’でアクティブなので、アドレス入力
部210は入力されるアドレス信号ADSと反対位相の
入力論理演算信号を出力する。
【0021】ラッチ部220はインバータI21、パス
用NMOSトランジスタN21,N22、第1及び第2
NANDゲートNA21,NA22、第1NANDゲー
トNA21のレベルを調節する電圧レベル調整手段とし
てのP及びNMOSトランジスタP21,N23,N2
4、第2NANDゲートNA22のレベルを調節する電
圧レベル調整手段としてのP及びNMOSトランジスタ
P22,N25,N26からなる。前記第1NANDゲ
ートNA21はNORゲートNO2からの入力論理演算
信号がパス用NMOSトランジスタN21を介して直接
第1入力端に入力されるように接続され、第2NAND
ゲートNA22はNORゲートNO2からの入力論理演
算信号がインバータI21によって反転してパス用NM
OSトランジスタN22を介して第1入力端に入力され
るように接続される。前記第1及び第2NANDゲート
NA21,NA22の第2入力端は第2及び第1遅延部
240,230から出力される第2及び第1遅延信号が
入力されるように接続される。前記第1及び第2NAN
DゲートNA21,NA22はそれぞれの第2入力端に
入力される第2及び第1遅延信号と関係なく、第1入力
端に入力される信号を反転させて第1及び第2ラッチ信
号を出力するが、第1入力端に入力される信号の位相が
保持される間、出力される第1及び第2ラッチ信号の位
相も保持される。
【0022】前記パス用NMOSトランジスタN21,
N22は帰還部260から出力される第2帰還信号がゲ
ートに印加されるように接続され、NORゲートNO2
に入力されるアドレス信号ADSが遷移するとき、前記
入力論理演算信号を所定の時間第1及び第2NANDゲ
ートNA21,NA22に伝送するのを防止する。P及
びNMOSトランジスタP21,N23,N24とP及
びNMOSトランジスタP22,N25,N26は電源
電圧Vddと接地との間に直列に接続されるが、P及び
NMOSトランジスタP21,N23とP及びNMOS
トランジスタP22,N25はゲートに第1及び第2N
ANDゲートNA21,NA22の出力がそれぞれ入力
されるように接続され、NMOSトランジスタN24,
N26のゲートは帰還部260からの第1帰還信号が入
力されるように接続される。前記P及びNMOSトラン
ジスタP21,N23,N24とP及びNMOSトラン
ジスタP22,N25,N26は、NMOSトランジス
タN21,N22によって入力論理演算信号が第1及び
第2NANDゲートNA21,NA22へ伝送されるの
が防止されるとき、第1及び第2NANDゲートNA2
1,NA22の入力レベルを調節する。
【0023】第1及び第2遅延部230,240は第1
及び第2NANDゲートNA21,NA22から出力さ
れる第1及び第2ラッチ信号がそれぞれ入力されて所定
の時間遅延させるもので、インバータI22,I23と
インバータI24,I25からなる。ここで、IC化時
の基板上でのインバータI22,I23,I24,I2
5の大きさが同一であれば、第1及び第2遅延部23
0,240の遅延時間は両方ともtである。
【0024】アドレス遷移検出信号出力部250はPM
OSトランジスタP23,P24,P25,P26とN
MOSトランジスタN27,N28,N29,N30か
らなり、CMOSフリップ・フロップの構成をもつ。す
なわち、電源電圧Vddと接地との間にPMOSトラン
ジスタP23,P24とNMOSトランジスタN27,
N28が、更にはPMOSトランジスタP25,P26
とNMOSトランジスタN29,N30がそれぞれ直列
に接続される。そして、P及びNMOSトランジスタP
23,N27のゲートに第1NANDゲートNA21か
ら出力される第1ラッチ信号が、P及びNMOSトラン
ジスタP25,N29のゲートに第2NANDゲートN
A22から出力される第2ラッチ信号が入力されるよう
に接続される。また、P及びNMOSトランジスタP2
4,N30のゲートに第1遅延部230から出力される
第1遅延信号が、P及びNMOSトランジスタP26,
N28のゲートに第2遅延部240から出力される第2
遅延信号が入力されるように接続される。そして、P及
びNMOSトランジスタP24,N27の共通ドレイン
とP及びNMOSトランジスタP26,N29の共通ド
レインは共通に接続されて出力端にアドレス遷移検出信
号ATDSを出力する。アドレス遷移検出信号ATDS
は‘ロー’でアクティブ状態であり、この時、内部回路
を駆動させる。
【0025】帰還部260は第3及び第4NANDゲー
トNA23,NA24からなる。第3NANDゲートN
A23は第1及び第2遅延信号が入力されるように接続
されて第1帰還信号を出力し、そして、この第1帰還信
号がラッチ部220のNMOSトランジスタN24,N
26のゲートに入力されるように接続される。第4NA
NDゲートNA24は第1及び第2NANDゲートNA
21,NA22からの第1及び第2ラッチ信号と第3N
ANDゲートNA23からの第1帰還信号が入力される
ように接続されて第2帰還信号を出力し、そして、この
第2帰還信号がパス用NMOSトランジスタN21,N
22のゲートに入力されるように接続される。
【0026】図2(A)乃至(J)は正常的なアドレス
信号ADSが入力されるときの図1の動作波形図であ
る。このときは、NORゲートNO2に‘ロー’状態の
チップ選択信号CSバーと図2(A)のようなアドレス
信号ADSが印加される。このアドレス信号ADSはメ
モリ素子の内部回路を駆動させるために要求されるアド
レス遷移検出信号ATDSの最小幅より大きい幅T1を
有する。
【0027】このアドレス信号ADSが入力され、アド
レス信号ADSが‘ロー’から‘ハイ’に遷移すると、
NORゲートNO2はアドレス信号ADSを反対位相に
した、即ち‘ハイ’から‘ロー’に遷移した入力論理演
算信号をラッチ部220へ出力する。この際、第1及び
第2NANDゲートNA21,NA22からの第1及び
第2ラッチ信号と第1及び第2遅延部230,240か
らの第1及び第2遅延信号は以前状態、即ちアドレス信
号ADSが‘ロー’であるときの状態を保持する。すな
わち、第1ラッチ信号と第1遅延信号は‘ロー’状態、
第2ラッチ信号と第2遅延信号は‘ハイ’状態として出
力される。従って、第4NANDゲートNA24は‘ロ
ー’及び‘ハイ’状態の第1及び第2ラッチ信号が入力
され、‘ハイ’状態の第2帰還信号を出力してNMOS
トランジスタN21,N22を‘ターンオン’させる。
【0028】従って、第1NANDゲートNA21の第
1入力端には入力論理演算信号が図2(B)のように
‘ハイ’から‘ロー’に遷移して直接入力され、第2入
力端には以前状態で第2遅延信号が‘ハイ’状態で入力
される。従って、第1NANDゲートNA21から出力
される第1ラッチ信号は図2(F)のように‘ロー’か
ら‘ハイ’に遷移して、アドレス遷移検出信号出力部2
50のPMOSトランジスタP23を‘ターンオフ’さ
せ且つNMOSトランジスタN27を‘ターンオン’さ
せる。この際、‘ハイ’状態の第2遅延信号によってN
MOSトランジスタN28が‘ターンオン’状態を保持
するので、NMOSトランジスタN27,N28を介し
てアドレス遷移検出信号ATDSは図2(J)のように
‘ロー’に遷移して活性状態が始まる。
【0029】このとき、第2NANDゲートNA22の
第1入力端には入力論理演算信号がインバータI21に
よって反転して図2(C)のように‘ロー’から‘ハ
イ’に遷移して入力され、第2入力端には‘ロー’状態
の第1遅延信号が入力される。従って、第2NANDゲ
ートNA22から出力される第2ラッチ信号は第1入力
端に入力される反転された入力論理演算信号に構わず図
2(H)のように‘ハイ’状態を保持する。
【0030】‘ハイ’状態の第1及び第2ラッチ信号は
PMOSトランジスタP21,P22を‘ターンオフ’
させるとともに、NMOSトランジスタN23,N25
を‘ターンオン’させる。このとき、同時に、‘ロー’
及び‘ハイ’状態の第1及び第2遅延信号によって第3
NANDゲートNA23から出力される第1帰還信号が
‘ハイ’状態を保持するので、NMOSトランジスタN
24,N26が‘ターンオン’状態となる。従って、第
1及び第2NANDゲートNA21,NA22の第1入
力端はNMOSトランジスタN23,N24あるいはN
MOSトランジスタN25,N26を介して‘ロー’状
態に保持される。この際、第1及び第2ラッチ信号と第
1帰還信号がそれぞれ‘ハイ’状態を保持するので、第
4NANDゲートNA24から出力される第2帰還信号
は図2(E)のように‘ハイ’から‘ロー’に遷移す
る。従って、NMOSトランジスタN21,N22を
‘ターンオフ’させて入力論理演算信号が第1及び第2
NANDゲートNA21,NA22に伝送されるのを遮
断し、第1及び第2NANDゲートNA21,NA22
のそれぞれの第1入力端を‘ロー’状態にする。
【0031】前記第1ラッチ信号が図2(F)のように
‘ロー’から‘ハイ’に遷移する状態は、図2(G)の
ように第1遅延部230による所定の遅延時間(t)遅
延した後、第1遅延部230出力の第1遅延信号を‘ハ
イ’状態にする。従って、第3NANDゲートNA23
の出力は‘ロー’、第4NANDゲートNA24の出力
は‘ハイ’になり、NMOSトランジスタN21,N2
2を‘ターンオン’させて第2NANDゲートNA22
の第1入力端を‘ハイ’にする。従って、第2ラッチ信
号は図2(H)のように‘ハイ’から‘ロー’に遷移す
る。この際、‘ハイ’から‘ロー’に遷移する第2ラッ
チ信号は第2遅延部240による所定の遅延時間(t)
遅延した後、第2遅延部240出力の第2遅延信号を
‘ロー’状態とし、第1NANDゲートNA21の第2
入力端を‘ロー’状態にする。従って、第1NANDゲ
ートNA21出力の第1ラッチ信号は‘ハイ’状態を保
持する。
【0032】そして、前記のように第2遅延信号が‘ハ
イ’から‘ロ’状態に遷移すれば、NMOSトランジス
タN28が‘ターンオフ’する一方、PMOSトランジ
スタP26が‘ターンオン’し、この時第2ラッチ信号
も‘ロー’状態でPMOSトランジスタP25も‘ター
ンオン’するので、PMOSトランジスタP25,P2
6を介して図2(J)のようにアドレス遷移検出信号A
TDSは‘ハイ’状態に遷移し、活性状態が完了する。
従って、この動作によれば、第1及び第2遅延部23
0,240のそれぞれの遅延時間tを加算した時間2t
の間NMOSトランジスタN27,N28が‘ターンオ
ン’されて‘ロー’状態のアドレス遷移検出信号ATD
Sが出力される。
【0033】なお、上記の動作において、第1及び第2
遅延信号がそれぞれ‘ハイ’状態であると、第3NAN
DゲートNA23から出力される第1帰還信号は‘ロ
ー’状態になる。そして、第1帰還信号が‘ロー’状態
になると、NMOSトランジスタN24,N26が‘タ
ーンオフ’されるとともに、第4NANDゲートNA2
4から出力される第2帰還信号が‘ハイ’状態になるの
で、NMOSトランジスタN21,N22が‘ターンオ
ン’される。さらに、NMOSトランジスタN21,N
22が‘ターンオン’されると、‘ロー’状態の入力論
理演算信号は第1NANDゲートNA21の第1入力端
には直接入力され、第2NANDゲートNA22の第1
入力端にはインバータI21によって‘ハイ’に反転し
て入力される。この際、第1及び第2NANDゲートN
A21,NA22の第2入力端に入力される第1及び第
2遅延信号が全て‘ハイ’状態を保持するので、第1ラ
ッチ信号は‘ハイ’に保持され、第2ラッチ信号は‘ロ
ー’に遷移する。
【0034】また、NORゲートNO2から第2NAN
DゲートNA22の第1入力端に入力される‘ハイ’状
態の入力論理演算信号は、NMOSトランジスタNA2
2のしきい値電圧VT だけ電圧降下が生じる。しかし、
‘ロー’状態の第2ラッチ信号によってPMOSトラン
ジスタP22が‘ターンオン’され、NMOSトランジ
スタN25が‘ターンオフ’されるので、第2NAND
ゲートNA22の第1入力端に入力される信号は電源電
圧Vddによって電圧が補償された‘ハイ’状態にな
る。
【0035】以上は、入力されるアドレス信号ADSが
‘ロー’から‘ハイ’に遷移する場合であるが、‘ハ
イ’から‘ロー’に遷移する場合にも、第1及び第2遅
延部230,240のそれぞれの遅延時間tを加算した
時間2tの間NMOSトランジスタN29,N30が
‘ターンオン’されて‘ロー’状態のアドレス遷移検出
信号ATDSが出力される。
【0036】図3(A)乃至(J)は第1及び第2遅延
部230,240の遅延時間tより短いパルスのアドレ
ス信号ADSが入力されたときの図1の動作波形図であ
る。このときは、NORゲートNO2に‘ロー’状態の
チップ選択信号CSバーと図3(A)のようなアドレス
信号ADSが印加される。このアドレス信号ADSの幅
T2はメモリ素子の内部回路を駆動させるために要求さ
れるアドレス遷移検出信号ATDSの最小幅2tの1/
2より短いので、NMOSトランジスタN21,N22
が‘ターンオン’される前に‘ロー’に遷移する。即ち
t>T2である。
【0037】前記アドレス信号ADSが入力され、この
アドレス信号ADSが‘ロー’から‘ハイ’に遷移する
と、NORゲートNO2はアドレス信号ADSを反対位
相にした、即ち‘ハイ’から‘ロー’に遷移した入力論
理演算信号をラッチ部220へ出力する。この際、第1
及び第2NANDゲートNA21,NA22からの第1
及び第2ラッチ信号と第1及び第2遅延部230,24
0からの第1及び第2遅延信号は以前の状態、すなわち
第1ラッチ信号と第1遅延信号は‘ロー’状態、第2ラ
ッチ信号と第2遅延信号は‘ハイ’状態を保持するの
で、第4NANDゲートNA24の‘ハイ’出力により
NMOSトランジスタN21,N22は‘ターンオン’
状態を保持する。従って、第1NANDゲートNA21
の第1入力端には図3(B)のように入力論理演算信号
が‘ハイ’から‘ロー’に遷移して入力され、第2入力
端には以前の状態の第2遅延信号が‘ハイ’で入力され
る。従って、第1ラッチ信号は図3(F)のように‘ロ
ー’から‘ハイ’に遷移して、アドレス遷移検出信号出
力部250のPMOSトランジスタP23を‘ターンオ
フ’させ且つNMOSトランジスタN27を‘ターンオ
ン’させる。この際、以前状態の‘ハイ’の第2遅延信
号によってNMOSトランジスタN28が‘ターンオ
ン’状態を保持するので、アドレス遷移検出信号ATD
SはNMOSトランジスタN27,N28を介して図3
(J)のように‘ロー’に遷移して活性状態が始まる。
【0038】このとき、第2NANDゲートNA22の
第1入力端には前記入力論理演算信号がインバータI2
1によって反転して図3(C)のように‘ロー’から
‘ハイ’に遷移して入力され、第2入力端には第1遅延
信号が‘ロー’状態に入力される。従って、第2NAN
DゲートNA22から出力される第2ラッチ信号は第1
入力端に入力される信号と関係なく、図3(H)のよう
に‘ハイ’状態を保持する。
【0039】そして、前記第1及び第2遅延部230,
240から出力される第1及び第2遅延信号が‘ロー’
及び‘ハイ’状態で第3NANDゲートNA23から出
力される第1帰還信号が図3(D)のように‘ハイ’状
態になり、かつ第2ラッチ信号が‘ハイ’状態であるの
で、前記第1ラッチ信号が‘ハイ’状態になると、第4
NANDゲートNA24から出力される第2帰還信号は
図3(E)のように‘ハイ’から‘ロー’に遷移してN
MOSトランジスタN21,N22を‘ターンオフ’さ
せる。従って、入力論理演算信号が第1及び第2NAN
DゲートNA21,NA22へ伝送されるのを遮断し
て、第1NANDゲートNA21の第1入力を図3
(B)のように‘ロー’状態に保持させ、第2NAND
ゲートNA22の第1入力を図3(C)のように‘ハ
イ’から‘ロー’状態に遷移させる。従って、前記NO
RゲートNO2に入力されるアドレス信号ADSが図3
(A)に示すように‘ハイ’から‘ロー’に遷移して
も、NMOSトランジスタN21,N22が‘ターンオ
フ’状態を保持するので、第1及び第2NANDゲート
NA21,NA22の第1入力端の状態が変わらず‘ロ
ー’に保持される。
【0040】また、図3(F)のように‘ロー’から
‘ハイ’に遷移する状態の第1ラッチ信号は第1遅延部
230に入力され、この第1遅延部230は所定の時間
t遅延した‘ハイ’状態の第1遅延信号を図3(G)の
ように出力して第2NANDゲートNA22の第2入力
端が‘ハイ’状態となるようにする。この際、第2NA
NDゲートNA22は第1入力端に‘ロー’状態の信号
が入力されるので、第2ラッチ信号は図3(H)のよう
に‘ハイ’状態を保持する。また、第1遅延信号が‘ハ
イ’状態となると、第1及び第2遅延信号によって第3
NANDゲートNA23から出力される第1帰還信号は
図3(D)のように‘ハイ’から‘ロー’に遷移し、こ
れにより第4NANDゲートNA24から出力される第
2帰還信号は図3(E)のように‘ロー’から‘ハイ’
に遷移してNMOSトランジスタN21,N22を‘タ
ーンオン’させる。
【0041】従って、NMOSトランジスタN21,N
22はアドレス遷移検出信号ATDSが図3(J)のよ
うに‘ロー’に遷移して活性状態が始まった後、第1及
び第2遅延部230,240の遅延時間tの間‘ターン
オフ’状態になる。これに対して、アドレス信号ADS
はパルス幅が前記第1及び第2遅延部230,240の
遅延時間tより短いので、NMOSトランジスタN2
1,N22がオンした時はNORゲートNO2に‘ロ
ー’状態として入力され、NORゲートNO2の出力は
‘ハイ’状態となり、第1NANDゲートNA21の第
1入力端は‘ハイ’状態、第2NANDゲートNA22
の第1入力端は‘ロー’状態となる。このとき、第2入
力端に入力される第1及び第2遅延信号が‘ハイ’状態
なので、前述のようにNMOSトランジスタN21,N
22が‘オン’すると、第1NANDゲートNA21か
ら出力される第1ラッチ信号は図3(F)のように‘ハ
イ’から‘ロー’に遷移し、第2NANDゲートNA2
2から出力される第2ラッチ信号は図3(H)のように
‘ハイ’状態を保持する。
【0042】そして、‘ロー’状態に遷移した第1ラッ
チ信号は、アドレス遷移検出信号出力部250のPMO
SトランジスタP23を‘ターンオン’させ、NMOS
トランジスタN27を‘ターンオフ’させる。しかし、
このとき、‘ハイ’状態の第1遅延信号と‘ハイ’状態
の第2ラッチ信号でNMOSトランジスタN29,N3
0が‘オン’するのでアドレス遷移検出信号ATDSは
‘ロー’状態を保持する。また、‘ロー’状態に遷移し
た第1ラッチ信号は第1遅延部230に入力され、第1
遅延部230の遅延時間tだけ遅延した後‘ロー’状態
の第1遅延信号を出力してNMOSトランジスタN30
を‘ターンオフ’させるとともに、PMOSトランジス
タP24を‘ターンオン’させる。従って、PMOSト
ランジスタP23,P24の‘ターンオン’によって、
図3(J)のようにアドレス遷移検出信号ATDSは
‘ハイ’状態に遷移し、活性状態が完了する。
【0043】このように、上記動作によれば、入力され
るアドレス信号ADSのパルス幅が第1及び第2遅延部
230,240の遅延時間tより短いので、アドレス信
号ADSの‘ハイ’から‘ロー’への遷移は、NMOS
トランジスタN21,N22によって第1及び第2NA
NDゲートNA21,NA22に入力されず検出されな
い。そして、アドレス遷移検出信号出力部250のNM
OSトランジスタは、パス用NMOSトランジスタN2
1,N22が‘ターンオフ’される第1及び第2遅延部
230,240の遅延時間tと、パス用NMOSトラン
ジスタN21,N22が‘ターンオン’されてNORゲ
ートNO2の出力が入力された後、第1遅延部230の
出力が‘ロー’状態となるまでの間、すなわち、第1及
び第2遅延部230,240の遅延時間を加算した時間
2tの間‘ターンオン’状態を保持するので、2tの間
‘ロー’状態のアドレス遷移検出信号ATDSが出力さ
れる。
【0044】なお、上記の説明は、入力されるアドレス
信号ADSが‘ロー’から‘ハイ’に遷移する場合であ
るが、‘ハイ’から‘ロー’に遷移する場合にも、第1
及び第2遅延部230,240のそれぞれの遅延時間t
を加算した時間2tの間アドレス遷移検出信号出力部2
50のNMOSトランジスタが‘ターンオン’され、
‘ロー’状態のアドレス遷移検出信号ATDSが出力さ
れる。
【0045】図4(A)乃至(J)は短いパルスのアド
レス信号ADSが入力されるときの図1の動作波形図で
ある。このときは、NORゲートNO2に‘ロー’状態
のチップ選択信号CSバーと図4(A)のようなアドレ
ス信号ADSが印加される。このアドレス信号ADSの
幅T3はメモリ素子の内部回路を駆動させるために要求
されるアドレス遷移検出信号ATDSの最小幅2tより
短くて1/2幅より長い。即ち、t<T3<2tであ
る。
【0046】前記アドレス信号ADSが入力され、この
アドレス信号ADSが‘ロー’から‘ハイ’に遷移する
と、NORゲートNO2はアドレス信号ADSを反対位
相にした、即ち‘ハイ’から‘ロー’に遷移した入力論
理演算信号をラッチ部220へ出力する。この際、第1
及び第2NANDゲートNA21,NA22からの第1
及び第2ラッチ信号と第1及び第2遅延部230,24
0からの第1及び第2遅延信号は以前の状態、すなわち
第1ラッチ信号と第1遅延信号は‘ロー’状態、第2ラ
ッチ信号と第2遅延信号は‘ハイ’状態を保持するの
で、第4NANDゲートNA24の‘ハイ’出力により
NMOSトランジスタN21,N22は‘ターンオン’
状態を保持する。従って、第1NANDゲートNA21
の第1入力端には前記入力論理演算信号が図4(B)の
ように‘ハイ’から‘ロー’に遷移して入力され、第2
入力端には以前状態で前記第2遅延部240から出力さ
れる第2遅延信号が‘ハイ’状態として入力される。従
って、第1NANDゲートNA21から出力される第1
ラッチ信号は図4(F)のように‘ロー’から‘ハイ’
に遷移して、アドレス遷移検出信号出力部250のPM
OSトランジスタP23を‘ターンオフ’させ且つNM
OSトランジスタN27を‘ターンオン’させる。この
際、以前状態の‘ハイ’の第2遅延信号によってNMO
SトランジスタN28が‘ターンオン’状態を保持する
ので、アドレス遷移検出信号ATDSはNMOSトラン
ジスタN27,N28を介して図4(J)のように‘ロ
ー’に遷移して活性状態が始まる。
【0047】このとき、第2NANDゲートNA22の
第1入力端には前記入力論理演算信号がインバータI2
1によって反転して図4(C)のように‘ロー’から
‘ハイ’に遷移して入力され、第2入力端には第1遅延
部230から出力される以前状態の第1遅延信号が‘ロ
ー’状態に入力される。従って、第2NANDゲートN
A22から出力される第2ラッチ信号は第1入力端に入
力される信号と関係なく図4(H)のように‘ハイ’状
態を保持する。
【0048】また、第1及び第2遅延信号によって第3
NANDゲートNA23から出力される第1帰還信号は
図4(D)のように‘ハイ’状態を保持する。そして、
第1帰還信号が‘ハイ’状態、第2ラッチ信号が‘ハ
イ’状態なので、前述のように第1ラッチ信号が‘ハ
イ’状態になると、第4NANDゲートNA24から出
力される第2帰還信号は図4(E)のように‘ハイ’か
ら‘ロー’に遷移してNMOSトランジスタN21,N
22を‘ターンオフ’させる。従って、NORゲートN
O2から出力される入力論理演算信号が第1及び第2N
ANDゲートNA21,NA22へ伝送されるのを遮断
して、第1NANDゲートNA21の第1入力を図4
(B)のように‘ロー’状態に保持させ、第2NAND
ゲートNA22の第1入力を図4(C)のように‘ハ
イ’から‘ロー’に遷移させる。従って、第1及び第2
ラッチ信号は図4(F)及び(H)のように‘ハイ’状
態を保持する。
【0049】図4(F)のように‘ロー’から‘ハイ’
に遷移する状態の第1ラッチ信号は第1遅延部230に
入力されて、所定の時間t遅延した後‘ハイ’状態の第
1遅延信号を図4(G)のように出力して第2NAND
ゲートNA22の第2入力端を‘ハイ’状態とする。こ
の際、第2NANDゲートNA22は第1入力端に信号
が‘ロー’状態として入力されるので、出力される第2
ラッチ信号は図4(H)のように‘ハイ’状態を保持す
る。また、第1遅延信号が‘ハイ’状態になると、第1
及び第2遅延信号によって第3NANDゲートNA23
から出力される第1帰還信号は図4(D)のように‘ハ
イ’から‘ロー’に遷移し、これにより第4NANDゲ
ートNA24から出力される第2帰還信号は図4(E)
のように‘ロー’から‘ハイ’に遷移してNMOSトラ
ンジスタN21,N22を‘ターンオン’させる。
【0050】従って、‘ロー’状態の入力論理演算信号
は再び第1NANDゲートNA21の第1入力端に図4
(B)のように直接入力されるとともに、第2NAND
ゲートNA22の第1入力端にインバータI21を介し
て図4(C)のように‘ロー’から‘ハイ’に遷移して
入力される。すると、前記第1遅延信号が‘ハイ’状態
を保持するので、第2NANDゲートNA22から出力
される第2ラッチ信号は図4(H)のように‘ハイ’か
ら‘ロー’に遷移する。そして、第2ラッチ信号は第2
遅延部240に入力され、この第2遅延部240は所定
の時間t遅延して図4(I)のように‘ハイ’から‘ロ
ー’に遷移する第2遅延信号を出力する。
【0051】一方、第2ラッチ信号が前記図4(H)の
ように‘ロー’に遷移した後、第2遅延部240によっ
て所定の時間t遅延して第2遅延信号が図4(I)のよ
うに‘ロー’に遷移する前にNORゲートNO2に入力
されるアドレス信号ADSが図4(A)のように‘ハ
イ’から‘ロー’に遷移すると、第1及び第2NAND
ゲートNA21,NA22のそれぞれの第1入力端に入
力される入力論理演算信号は図4(B)及び(C)のよ
うに‘ロー’から‘ハイ’に、及び‘ハイ’から‘ロ
ー’に遷移する。この際、前記第1及び第2遅延信号が
全て‘ハイ’状態なので、第3NANDゲートNA23
から出力される第1帰還信号は‘ロー’状態を保持し、
これにより第4NANDゲートNA24から出力される
第2帰還信号は‘ハイ’になって、NMOSトランジス
タN21,N22は‘ターンオン’状態が保持される。
【0052】さらに、第1及び第2遅延部230,24
0から出力される第1及び第2遅延信号が全て‘ハイ’
状態を保持するので、第1ラッチ信号は図4(F)のよ
うに‘ハイ’から‘ロー’に遷移し、第2ラッチ信号は
図4(H)のように‘ロー’から‘ハイ’に遷移する。
すると、第1NANDゲートNA21から出力される第
1ラッチ信号によってNMOSトランジスタN27を
‘ターンオフ’させるが、前記‘ハイ’状態の第2ラッ
チ信号および第1遅延信号によってNMOSトランジス
タN29,N30が‘ターンオン’状態を保持するの
で、アドレス遷移検出信号ATDSは図4(J)のよう
に‘ロー’状態を保持する。そして、前記第1及び第2
NANDゲートNA21,NA22から出力される第1
及び第2ラッチ信号は第1及び第2遅延部230,24
0に入力され、この第1及び第2遅延部230,240
は所定の時間tだけ遅延して図4(G)及び(I)のよ
うな第1及び第2遅延信号を出力する。
【0053】前記図4(I)のように第2遅延信号が
‘ハイ’から‘ロー’に遷移すると、第1NANDゲー
トNA21から出力される第1ラッチ信号が‘ロー’か
ら‘ハイ’に遷移し、第3NANDゲートNA23から
出力される第1帰還信号は図4(D)のように‘ロー’
から‘ハイ’に遷移する。このとき、第2ラッチ信号が
‘ハイ’であるので、第4NANDゲートNA24から
出力される第2帰還信号は図4(E)のように‘ロー’
となり、NMOSトランジスタN21,N22を‘ター
ンオフ’させて、NORゲートNO2から出力される入
力論理演算信号が第1及び第2NANDゲートNA2
1,NA22の第1入力端に伝達されるのを遮断する。
【0054】しかる後、第2遅延信号が‘ロー’から
‘ハイ’に遷移すると、第3NANDゲートNA23出
力の第1帰還信号が‘ロー’、第4NANDゲートNA
24出力の第2帰還信号が‘ハイ’となるので、NMO
SトランジスタN21,N22が‘ターンオン’し、N
ORゲートNO2から出力される入力論理演算信号が第
1及び第2NANDゲートNA21,NA22の第1入
力端に伝達される。この際、入力されるアドレス信号A
DSが‘ロー’状態なので、第1NANDゲートNA2
1の第1入力端には図4(B)のように‘ハイ’状態の
入力論理演算信号が入力され、第2NANDゲートNA
22の第1入力端には図4(C)のように‘ロー’状態
を保持する入力論理演算信号が入力される。このとき、
第2遅延信号は‘ハイ’状態を保持するので、第1ラッ
チ信号は図4(F)のように‘ハイ’から‘ロー’に遷
移して、アドレス遷移検出信号出力部250のPMOS
トランジスタP23を‘ターンオン’させ且つNMOS
トランジスタN27を‘ターンオフ’させる。
【0055】そして、前記‘ロー’状態に遷移した第1
ラッチ信号は第1遅延部230に入力され、この第1遅
延部230は所定の時間t遅延して‘ロー’状態に遷移
した第1遅延信号を出力してNMOSトランジスタN3
0を‘ターンオフ’させるとともにPMOSトランジス
タP24を‘ターンオン’させる。従って、PMOSト
ランジスタP23,P24の‘ターンオン’によって図
4(J)のようにアドレス遷移検出信号ATDSは‘ハ
イ’状態に遷移し、活性状態が完了する。この動作によ
れば、入力されるアドレス信号ADSのパルス幅T3と
第1及び第2遅延部230,240のそれぞれによる遅
延時間2tを加算した時間T3+2tの間アドレス遷移
検出信号出力部250のNMOSトランジスタが‘ター
ンオン’され、‘ロー’状態のアドレス遷移検出信号A
TDSが出力される。
【0056】上述したように、本発明によるアドレス遷
移検出回路は、入力されるアドレス信号の位相が遷移し
たとき、第1NANDゲートから出力される第1ラッチ
信号および第2遅延部から出力される以前状態の第2遅
延信号により、アドレス遷移検出信号出力部から出力さ
れるアドレス遷移検出信号が‘ロー’に遷移するように
して、メモリ素子の内部回路が活性状態となるようにす
る。同時に、第1及び第2ラッチ信号が全て‘ハイ’状
態となるので、パス用NMOSトランジスタを第1及び
第2遅延部の所定の遅延時間tの間‘ターンオフ’させ
て、NORゲートから出力される入力論理演算信号が第
1及び第2NANDゲートの第1入力端に入力されるの
を遮断する。これにより、アドレス遷移検出信号出力部
のNMOSトランジスタは、少なくとも、パス用NMO
Sトランジスタが‘ターンオフ’される第1及び第2遅
延部の遅延時間tと、パス用NMOSトランジスタが
‘ターンオン’されてNORゲートから出力される入力
論理演算信号による第1及び第2ラッチ信号が第1及び
第2遅延部を通過する遅延時間tとを加算した時間2t
の間‘ターンオン’状態を保持する。従って、アドレス
信号のパルス幅に関係なく内部回路で必要とする最小限
の幅、またはそれ以上の幅を有するアドレス遷移検出信
号を出力するので、メモリの誤動作を防止することがで
きる。
【0057】
【発明の効果】このように本発明によるアドレス遷移検
出回路によれば、メモリに入力されるアドレス信号のパ
ルス幅に関係なく内部回路で必要とするパルス幅を有す
るアドレス遷移検出信号を出力することができ、メモリ
の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアドレス遷移検出回路の実施の形
態を示す回路図。
【図2】正常的なアドレス信号が入力されたときの図1
の動作波形図。
【図3】第1及び第2遅延部の遅延時間より短いパルス
のアドレス信号が入力されたときの図1の動作波形図。
【図4】第1及び第2遅延部の遅延時間より長くてアド
レス遷移検出信号の最小幅より短いアドレス信号が入力
されたときの図1の動作波形図。
【図5】従来のアドレス遷移検出回路の回路図。
【符号の説明】
210 アドレス入力部 220 ラッチ部 230 第1遅延部 240 第2遅延部 250 アドレス遷移検出信号出力部 260 帰還部 NA21 第1NANDゲート NA22 第2NANDゲート N21,N22 パス用NMOSトランジスタ P21,P22 PMOSトランジスタ N23,N25 NMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−132293(JP,A) 特開 平7−48306(JP,A) 特開 平9−128969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/41

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ選択信号と所定の幅を有し且つ位
    相が遷移するアドレス信号とを論理演算して、前記アド
    レス信号と反対に遷移する入力論理演算信号を出力する
    アドレス入力部と、 前記入力論理演算信号が第2帰還信号によって第1及び
    第2NANDゲートの第1入力端に同一及び反対の位相
    で伝達されるか或いは遮断され、第1及び第2NAND
    ゲートの第2入力端には第2及び第1遅延信号が入力さ
    れ、第1及び第2ラッチ信号を出力するラッチ部と、 前記第1及び第2ラッチ信号が互いに反対の位相を有す
    ると前記入力論理演算信号を前記第1及び第2NAND
    ゲートの第1入力端に伝達し、同じ位相を有すると遮断
    する前記第2帰還信号を出力する帰還部と、 前記第1及び第2ラッチ信号を所定の時間遅延させて前
    記第1及び第2遅延信号を出力する第1及び第2遅延部
    と、 前記第1及び第2ラッチ信号と前記第1及び第2遅延信
    号が入力され、前記アドレス信号が遷移すると、パルス
    幅が少なくとも第1または第2遅延部の遅延時間より2
    倍以上であるアドレス遷移検出信号を出力するアドレス
    遷移検出信号出力部とを備えることを特徴とするアドレ
    ス遷移検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアドレス遷移検出回路に
    おいて、前記ラッチ部は、前記第2帰還信号によって制
    御され、前記入力論理演算信号を第1及び第2NAND
    ゲートの第1入力端に伝達するか或いは遮断するパス用
    トランジスタを備えることを特徴とするアドレス遷移検
    出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のアドレス遷移検
    出回路において、前記ラッチ部は、入力端が前記第1及
    び第2NANDゲートの出力端に共通に接続され、出力
    端が前記第1及び第2NANDゲートの第1入力端に接
    続され、電源電圧と接地との間に直列に接続されたCM
    OSトランジスタの構成をもつ電圧レベル調節手段を前
    記第1及び第2NANDゲートのそれぞれの第1入力端
    に備えることを特徴とするアドレス遷移検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアドレス遷移検出回路に
    おいて、前記帰還部は、入力端が前記第1及び第2NA
    NDゲートの出力端に接続され、前記第2帰還信号を出
    力する第4NANDゲートからなることを特徴とするア
    ドレス遷移検出回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のアドレス遷移検出回路に
    おいて、前記帰還部は、第1及び第2遅延部の出力端に
    接続され、前記第4NANDゲートへ第1帰還信号を出
    力する第3NANDゲートを更に備えることを特徴とす
    るアドレス遷移検出回路。
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