JP3263658B2 - アドレス遷移検出回路 - Google Patents

アドレス遷移検出回路

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JP3263658B2
JP3263658B2 JP08363398A JP8363398A JP3263658B2 JP 3263658 B2 JP3263658 B2 JP 3263658B2 JP 08363398 A JP08363398 A JP 08363398A JP 8363398 A JP8363398 A JP 8363398A JP 3263658 B2 JP3263658 B2 JP 3263658B2
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    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス情報の変
化を検出してタイミング信号を生成するアドレス遷移検
出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、半導体メモリ装置の構成を示す
ブロック図である。メモリセルアレイ1は、複数のメモ
リセルが行列配置され、メモリセルトランジスタの各行
及び各列に沿って複数のワード線及びビット線がそれぞ
れ配置される。デコーダ2は、メモリセルアレイ1に接
続され、アドレス情報に応答してワード線及びビット線
の一つを活性化することにより、メモリセルアレイ1内
に配置された複数のメモリセルのうちの1つを選択す
る。センスアンプ3は、メモリセルアレイ1に接続さ
れ、選択されたメモリセルに記憶された情報を、例え
ば、ビット線の電位変動に基づいて読み出してデータ出
力を得る。アドレス遷移検出(ATD)回路4は、アド
レス情報を受け取り、その変化を検出してタイミング信
号を生成する。即ち、メモリ装置では、アドレス情報の
変化のタイミングと各部の動作タイミングとを整合させ
る必要があり、アドレス情報の変化を検出してタイミン
グ信号を生成するように構成される。そして、クロック
発生回路5は、ATD回路4に接続され、ATD回路4
から入力されるタイミング信号に応答して各部の動作タ
イミングを決定するクロック信号を発生する。
【0003】図6は、ATD回路4の構成を示す回路図
であり、図7は、その動作を説明するタイミング図であ
る。ATD回路4は、アドレス情報の変化を検出する検
出部4a及びノイズ波形を除去する整形部4bより構成
される。尚、これらの検出部4a及び整形部4bは、ア
ドレス情報のビット数に応じた数だけ並列に設けられ、
それらの出力の論理和が最終的なタイミング信号として
出力されるように構成される。
【0004】検出部4aは、遅延素子D1及びEXOR
ゲートE1を含み、アドレス信号(アドレス情報の1ビ
ット)がそのままEXORゲートE1の入力の一方に与
えられると共に、アドレス信号が遅延素子D1を介して
EXORゲートE1の入力の他方に与えられる。EXO
RゲートE1は、2つの入力の状態が異なるときに出力
が立ち上げられるため、図7に示すように、アドレス信
号が変化したときに立ち上がり、遅延素子D1の遅延期
間に一致する期間t1を経過した後に立ち下がる検出出
力が得られる。
【0005】整形部4bは、遅延素子D2、NANDゲ
ートN1及びインバータI1を含み、検出部4aからの
検出出力がそのままNANDゲートN1の入力の一方に
与えられると共に、その検出出力が遅延素子D2を介し
てNANDゲートN1の入力の他方に与えられる。そし
て、NANDゲートN1の出力が、インバータI1を介
して整形出力として出力される。NANDゲートN1
は、2つの入力の状態が共にハイレベルのときに出力が
立ち上げられるため、図7に示すように、検出出力の立
ち上がりのみが遅延素子D2の遅延期間に一致する期間
t2だけ遅延された整形出力が得られる。この整形部4
bによれば、パルスの時間幅が期間t2に達していない
場合、そのパルスは、ノイズと見なされて除去される。
従って、アドレス信号に混入したノイズの影響を受けて
検出出力が一時的に反転したとしても、最終的に出力さ
れるタイミング信号に影響が及ぶことはなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ノイズ等の影響によっ
てアドレス信号が一時的に反転した場合、検出部4aで
は、図8に示すように、アドレス信号の立ち下がりのタ
イミングと、そのタイミングから遅延素子D1の遅延期
間に一致する期間t1だけ遅れたタイミングで検出出力
が立ち上げられる。このような検出出力は、アドレス信
号が反転している期間が遅延素子D1の遅延期間よりも
短いときに現れる。ここで、ノイズの影響を受けて検出
出力が一時的に立ち上がっている期間が、整形部4bの
遅延素子D2の遅延期間よりも長くなると、整形部4b
は、検出出力の立ち上がりの部分を完全に除去すること
ができなくなる。このような整形出力から得られるタイ
ミング信号に基づいてクロック発生回路5がクロック信
号を生成すると、各部の回路が誤動作し、メモリセルか
ら正しいデータを読み出すことができなくなる。例え
ば、センスアンプ3では、ビット線の容量やメモリセル
の応答速度に従う周期でビット線を充放電したときの電
位変動を検出するように構成されるため、不定期間のノ
イズに影響されたタイミング信号に応答してクロック信
号が生成されると、安定した判定結果を得られるなくな
る。
【0007】そこで本発明は、メモリセル部分及びその
周辺部分の回路が誤動作しないように、アドレス変化の
タイミングを示すタイミング信号を整形することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、行列配置された複数のメモリセルのアドレスを指定
するアドレス信号の変化に応答して一定の時間幅で検出
パルスが立ち上げられる検出出力を発生する検出部と、
上記検出出力に上記一定の時間幅よりも短く所定の時間
幅に達しないパルスが立ち上がったとき、このパルスを
除去して整形出力を発生する整形部と、を有するアドレ
ス遷移検出回路であって、上記整形部は、2入力型の第
1の論理ゲートと、上記第1の論理ゲートの出力を受け
て、出力を上記第1の論理ゲートの入力の一方に与える
インバータと、上記第1の論理ゲートの入力の一方と一
定電位との間に接続されてゲートに上記検出出力が印加
されるトランジスタと、上記第1の論理ゲートの出力の
立ち上がり及び立ち下がりをそれぞれ遅延する第1及び
第2の遅延素子と、上記第1及び第2の遅延素子の最終
段の出力を上記第1の論理ゲートの入力の他方に与える
帰還路と、を備え、上記第1及び第2の遅延素子の最終
段から上記整形出力を得ることにある。
【0009】本発明によれば、タイミング信号に所定の
時間幅に達しないパルスが立ち上げられたとき、そのパ
ルスの幅が、回路の誤動作を招かない時間幅まで引き延
ばされる。このタイミング信号を受けて回路が動作する
と、読み出し動作が繰り返されるが、アドレス情報自体
に変更がなければ、同じデータが繰り返し読み出される
ため、メモリ装置の出力データに変化はない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のアドレス遷移検
出回路の第1の実施形態を示す回路図であり、図2は、
その動作を説明するタイミング図である。変化点検出部
10は、図6に示す検出部4aと同一機能のものであ
り、アドレス信号ADRの立ち上がり及び立ち下がりの
タイミングで一定の時間幅のパルスを立ち上げる検出出
力DSを発生する。尚、具体的な回路構成については、
図6に示す検出部4aと同一である必要はない。
【0011】Nチャンネル型のトランジスタ11は、変
化点検出部10で生成される検出出力DSがゲートに印
加され、NORゲート12の入力の一方と接地点との間
に接続される。NORゲート12は、入力の一方がトラ
ンジスタ11を介して接地され、入力の他方が後述する
帰還路16に接続される。インバータ13は、入力がN
ORゲート12の出力に接続され、出力がNORゲート
12の入力の一方に接続される。第1の遅延素子14
は、NORゲート12の出力に接続され、NORゲート
12の出力信号の立ち上がりを遅延する。第2の遅延素
子15は、第1の遅延素子14の出力に接続され、第1
の遅延素子14の出力信号の立ち下がりを遅延する。帰
還路16は、第2の遅延素子15の出力とNORゲート
12の入力の他方との間を接続し、第2の遅延素子15
の出力信号をNORゲート12に入力する。そして、第
2の遅延素子15の出力信号が整形出力CSとしてクロ
ック生成回路(図示せず)へ供給される。
【0012】続いて、回路の動作を説明する。ここで、
アドレス信号ADRにノイズが混入して瞬間的に状態が
反転したとすると、変化点検出部10は、その状態の変
化を検出して時間幅W1のパルスが立ち上がる検出出力
DSを発生する。尚、変化点検出部10については、図
6の検出部4aと同一の回路構成とした場合、パルスが
2度立ち上がることになるが、この説明においては、パ
ルスが1度しか立ち上がらないものとする。
【0013】検出出力DSが立ち上がると、トランジス
タ11がオンし、トランジスタ11のドレイン側、即
ち、NORゲート12の入力の一方(a点)が接地され
る。ここで、トランジスタ11は、インバータ13と比
較して、駆動能力が大きく設定されており、a点の電位
は接地電位まで引き下げられる。a点の電位が立ち下が
ると、NORゲート12が反転し、NORゲート12の
出力側(b点)の電位が立ち上がる。a点及びb点の電
位は、b点の電位が立ち上がった後には、クロスカップ
リングされたNORゲート12及びインバータ13によ
りラッチされるため、すぐに検出出力DSが立ち下がっ
てトランジスタ11がオフした後でも安定して維持され
る。
【0014】b点の電位が立ち上がると、この立ち上が
りが第1の遅延素子14により遅延され、第1の遅延素
子14の遅延期間に一致した期間t1だけ遅れたタイミ
ングで第1の遅延素子14の出力側(c点)の電位が立
ち上がる。第1の遅延素子14は、主として立ち上がり
を遅延するものであり、c点の電位の立ち下がりのタイ
ミングは、b点の立ち下がりのタイミングに対して大き
く遅れることはない。また、第2の遅延素子15は、主
として立ち下がりを遅延するため、第2の遅延素子15
の出力側の電位、即ち、整形出力CSは、c点の電位が
立ち上がりのタイミングから大きく遅れることなく立ち
上がる。整形出力CSが立ち上がると、NORゲート1
2が反転し、b点の電位が立ち下がる。さらに、b点の
電位の立ち下がりに応答して、インバータ13が反転す
ると、この時点ではトランジスタ11がオフしているた
め、a点の電位は立ち上げられる。
【0015】c点の電位が立ち下がると、この立ち下が
りが第2の遅延素子15により遅延され、第2の遅延素
子15の遅延期間に一致した期間t2だけ遅れたタイミ
ングで整形出力CSが立ち下がる。ここで、NORゲー
ト12は、整形出力CSが立ち下がったとしても、a点
の電位が立ち上がったままであるため、b点の電位は立
ち下げられたまま変化しない。この状態のまま、次の検
出出力DSの立ち上がりを待つ待機状態となる。
【0016】以上のようにして、整形出力CSは、検出
出力DSのパルスの時間幅に関係なく、所定の時間幅で
立ち上げられるようになる。このときの時間幅は、主
に、第2の遅延素子15の遅延期間t2によって設定さ
れる。従って、ノイズの影響によって検出出力DSで短
い時間幅のパルスが立ち上げられたとしても、整形出力
CSでは、そのパルスの時間幅が十分な幅まで引き延ば
されるため、この整形出力CSを受ける回路は、アドレ
スが変化したときと同じように、正しく動作する。整形
出力CSを受ける回路とは、例えば、図5に示すクロッ
ク生成回路5であり、このクロック生成回路5が正常に
動作すれば、その周辺回路が誤動作することはない。通
常のメモリ装置の場合、外部から供給するアドレス情報
が変化していないときに読み出し動作が繰り返されて
も、同一アドレスのメモリセルから繰り返しデータが読
み出されるだけであり、データ出力が変化することはな
いため、動作的に問題はない。
【0017】ところで、図1に示す回路においては、以
下のような問題が発生することがある。アドレス信号A
DRに連続してノイズが混入し、検出出力DSが短い周
期で連続して立ち上がった場合、2度目の検出出力DS
の立ち上がりが無視され、アドレス信号ADRが十分に
安定する前に整形出力CSが立ち下がってしまうことが
ある。即ち、図2において波線で示すように、時間幅W
1のパルスが立ち上がった後、a点の電位が立ち上がる
よりも早いタイミングで時間幅W2のパルスが立ち上が
ると、そのパルスの立ち上がりがNORゲート12では
無視されることになる。このとき、アドレス信号ADR
に混入したノイズが長い期間で波形を乱していると、そ
の乱れが安定してから十分な期間を経過することなく整
形出力CSが立ち下がってしまう。このように、アドレ
ス信号ADRが安定してから十分な時間を経過しないう
ちに整形出力CSが立ち下がると、間違ったアドレスが
指定されるおそれがあり、正しいデータが読み出されな
くなる。
【0018】図3は、本発明のアドレス遷移検出回路の
第2の実施形態を示す回路図であり、図4は、その動作
を説明するタイミング図である。この第2の実施形態に
おいては、検出出力DSが短い周期で連続して立ち上が
ったときには、整形出力CSの立ち下がりを遅らせるよ
うに構成される。この第2の実施形態においては、変化
点検出部10とトランジスタ11との間に第3の遅延素
子17が追加され、さらに、帰還路16の途中にNOR
ゲート18及びインバータ19が追加されている。その
他の部分の構成は、図1に示す構成と同一である。
【0019】第3の遅延素子17は、変化点検出部10
に接続され、検出出力DSを遅延してトランジスタ11
のゲートに印加する。NORゲート18は、入力の一方
にインバータ19の出力が接続され、入力の他方に検出
出力DSが入力される。このNORゲート18の出力が
NORゲート12の他方の入力に接続される。インバー
タ19は、入力が帰還路16に接続され、出力がNOR
ゲート18の入力の一方に接続される。
【0020】続いて、回路の動作について説明する。こ
こで、検出出力DSは、ノイズの影響により、時間幅W
1のパルスに続いて、時間幅W2のパルスを立ち上げる
ものとする。検出出力DSが時間幅W1のパルスの始ま
りで立ち上がると、第3の遅延素子17の遅延期間に一
致する期間t3だけ遅れたタイミングでトランジスタ1
1がオンしてa点が接地され、a点の電位が接地電位ま
で引き下げられる。a点の電位が立ち下がると、NOR
ゲート12が反転してb点の電位が立ち上がる。a点及
びb点の電位は、NORゲート12及びインバータ13
によりラッチされ、トランジスタ11のオン/オフに関
係なく安定して維持される。
【0021】b点の電位が立ち上がると、この立ち上が
りが第1の遅延素子14により遅延され、第1の遅延素
子14の遅延期間に一致した期間t1だけ遅れたタイミ
ングでc点の電位が立ち上がる。このとき、c点の電位
の立ち下がりのタイミングはb点の電位の立ち下がりの
タイミングに対して大きく遅れることはなく、また、整
形出力CSの立ち上がりのタイミングは、c点の電位が
立ち上がりのタイミングから大きく遅れることない。整
形出力CSが立ち上がると、インバータ19が反転し、
NORゲート18の入力の一方が立ち下げられる。この
とき、検出出力DSで時間幅W2のパルスが立ち上がっ
ていると、NORゲート18は反転せず、NORゲート
18の出力側(d点)の電位は変化しない。このNOR
ゲート18が、時間幅W2のパルスの立ち下がりまで待
って反転すると、d点の電位は、この時点で立ち上がる
ことになる。d点の電位が立ち上がると、NORゲート
12が反転し、b点の電位が立ち下がる。そして、b点
の電位の立ち下がりに応答してインバータ13が反転す
ると、a点の電位は立ち上がる。この第2の実施形態に
おいては、図2に示す第1の実施形態と比較して、この
b点の電位の立ち下がりのタイミングが、検出出力DS
の時間幅W2のパルスの分だけ遅くなっている。
【0022】c点の電位が立ち下がると、この立ち下が
りが第2の遅延素子15により遅延され、第2の遅延素
子15の遅延期間に一致した期間t2だけ遅れたタイミ
ングで整形出力CSが立ち下がる。ここで、整形出力C
Sが立ち下がってインバータ19と共にNORゲート1
8が反転し、d点の電位が立ち下がっても、a点の電位
が立ち上がったままであるため、NORゲート12は反
転せず、b点の電位は変化しない。この状態のまま、次
の検出出力DSの立ち上がりを待つ待機状態となる。
【0023】以上のようにして、整形出力CSは、検出
出力DSのパルスの時間幅に関係なく、所定の時間幅で
立ち上げられる。そして、短い周期で連続して検出出力
DSのパルスが立ち上げられたときでも、そのパルスの
時間幅に応じて整形出力CSの立ち下がりが遅延される
ことになるため、整形出力CSの立ち下がりのタイミン
グでアドレスを指定するようにしても、誤動作は生じな
くなる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、アドレス信号が瞬間的
に反転して検出部で検出出力に時間幅の短いパルスが立
ち上げられたとしても、そのパルスの時間幅が整形部で
引き延ばされるため、整形出力を受けて動作する回路が
誤動作するのを防止できる。さらに、ノイズが連続して
混入し、検出出力で連続してパルスが立ち上げられた場
合でも、アドレス信号が安定してから十分な時間を経過
した後に整形出力が立ち下げられるようになる。従っ
て、アドレスの指定が不安定なまま読み出し動画繰り返
されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアドレス遷移検出回路の第1の実施形
態を示す回路図である。
【図2】図1のアドレス遷移検出回路の動作を説明する
タイミング図である。
【図3】本発明のアドレス遷移検出回路の第2の実施形
態を示す回路図である。
【図4】図3のアドレス遷移検出回路の動作を説明する
タイミング図である。
【図5】メモリ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のアドレス遷移検出回路の構成を示す回路
図である。
【図7】図6のアドレス遷移検出回路の第1の動作を説
明するタイミング図である。
【図8】図6のアドレス遷移検出回路の第2の動作を説
明するタイミング図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 デコーダ 3 センスアンプ 4 アドレス遷移検出回路 4a 検出部 4b 整形部 5 クロック発生回路 10 変化点検出部 11 トランジスタ 12、18 NORゲート 13、19 インバータ 14、15、17 遅延素子 16 帰還路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列配置された複数のメモリセルのアド
    レスを指定するアドレス信号の変化に応答して一定の時
    間幅で検出パルスが立ち上げられる検出出力を発生する
    検出部と、上記検出出力に上記一定の時間幅よりも短く
    所定の時間幅に達しないパルスが立ちあがったとき、こ
    のパルスを除去して整形出力を発生する整形部と、を有
    するアドレス遷移検出回路であって、上記整形部は、2
    入力型の第1の論理ゲートと、上記第1の論理ゲートの
    出力を受けて、出力を上記第1の論理ゲートの入力の一
    方に与えるインバータと、上記第1の論理ゲートの入力
    の一方と一定電位との間に接続されるトランジスタと
    上記第1の論理ゲートの出力の立ち上がり及び立ち下が
    りをそれぞれ遅延する第1及び第2の遅延素子と、上記
    第1及び第2の遅延素子の最終段の出力を入力の一方に
    受けると共に、上記検出出力を入力の他方に受け、その
    出力を上記第1の論理ゲートの入力の他方に与える第2
    の論理ゲートと、上記検出出力を遅延させて上記トラン
    ジスタのゲートに与える第3の遅延素子と、を備え、上
    記第1及び第2の遅延素子の最終段から上記整形出力を
    得ることを特徴とするアドレス遷移検出回路。
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