JP2779980B2 - 磁気ヘッド駆動装置 - Google Patents

磁気ヘッド駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録或いは光磁気記録装置における磁
気ヘッドを駆動する磁気ヘッド駆動装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
第3図は従来のこの種の磁気ヘッド駆動装置の回路構
成を示す図である。同図において、17,18はセンタタッ
プ式の磁気ヘッド励磁コイルであり、15,16はそれぞれ
前記磁気ヘッド励磁コイル17,18を駆動するトランジス
タである。また、11は増幅器、12は反転増幅器、13,14
はそれぞれコンデンサ、R1,R2,R3,R4,R5,R6は抵抗器で
ある。
上記構成の磁気ヘッド駆動回路において、第4図
(a)に示すような書込データRDが入力された場合、増
幅器11とコンデンサ13を通った書込データRDはトランジ
スタ15のベースに入力される。一方、反転増幅器12に入
力された書込データRDは反転し、コンデンサ14を通って
トランジスタ16に入力される。これにより、トランジス
タ15とトランジスタ16は書込データRDがH(高)レベル
となる毎に交互にオンし、磁気ヘッド励磁コイル17及び
磁気ヘッド励磁コイル18に交互に励磁電流を供給する。
この場合、データの転送速度を上げるために、磁気ヘッ
ド励磁コイル17,18に流れる電流の立上がり速度及び立
下がり速度を速めるため、トランジスタ15及びトランジ
スタ16をAB級動作させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の磁気ヘッド駆動回路においては、トランジ
スタ15及びトランジスタ16をAB級動作させるため、トラ
ンジスタ15及びトランジスタ16のそれぞれのベース端子
にカップリング用のコンデンサ13及びコンデンサ14を接
続し、バイアス用の抵抗器R1,R2及び抵抗器R3,R4により
ベース電圧を所定の電圧値にする必要があった。このた
めコンデンサ13及びコンデンサ14と抵抗器R1,R2及び抵
抗器R3,R4のCR時定数が存在することになり、データ書
き込み開始時と終了時に第4図(b),(c)に示すよ
うに過渡応答が発生し、この過渡応答期間Tの間、トラ
ンジスタ16が動作できないという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題
点を除去し、記録媒体へのデータ書き込み時磁気ヘッド
から発生する磁界強度を効率よく安定させることができ
る磁気ヘッド駆動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、センタータップ式
の2個の励磁コイルと、該2個の励磁コイルを駆動する
2個の駆動用トランジスタを具備し、書き込みデータが
入力されることにより、該2個の励磁コイルを交互に励
磁させる磁気ヘッド駆動装置において、書込ゲート信号
を受け該書込ゲート信号が有るときのみ書き込みデータ
信号を前記2個の駆動用トランジスタのベースにカップ
リングコンデンサを通して出力するゲート回路と、該ゲ
ート回路の前記2個の駆動用トランジスタのそれぞれに
書込ゲート信号を出力する出力端子の直流電圧と該駆動
用トランジスタのベース直流電圧を略同一の電圧値とす
る手段を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
磁気ヘッド駆動装置を上記の如く構成することによ
り、ゲート回路の出力端子の直流電圧と該駆動用トラン
ジスタのベース直流電圧を略同一の電圧値とする手段を
設けたことにより、ゲート回路の出力端子と駆動用トラ
ンジスタのベースとの間に電位差をなくすることができ
るので、カップリング用のコンデンサによる時定数で過
渡応答が発生するということがなく、データ書き込み時
磁気ヘッドから発生する磁界強度を効率よく安定させる
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の磁気ヘッド駆動装置の回路構成を示
す図である。同図において、第3図と同一符号を付した
部分は同一部分を示す。19はアンドゲート回路、20はナ
ンドゲート回路である。アンドゲート回路19とナンドゲ
ート回路20で書込ゲート信号RGを受け該書込ゲート信号
RGが有るときのみ書き込みデータ信号RDを2個の駆動用
トランジスタ15,16のベースにカップリングコンデンサ1
3,14を通して出力するゲート回路を構成している。
上記構成の回路において、アンドゲート回路19の出力
端子の直流電圧V1、ナンドゲート回路20の出力端子の直
流電圧V2、トランジスタ15のベース電圧をV1′、トラン
ジスタ16のベース電圧をV2′とした場合、V1≒V1′とな
るように抵抗器R1とR2の抵抗値を選択し、V2≒V2′とな
るように抵抗器R3とR4の抵抗値を選択する。
端子t1には第2図の(b)に示すような書き込みデー
タ信号RDが入力され、端子t2には同図の(a)に示すよ
うな書き込みゲート信号RGが入力される。書き込みゲー
ト信号RGがH(高)レベルで、書き込みデータ信号RDが
Hレベルの時、アンドゲート回路19の出力はHレベル、
ナンドゲート回路20の出力はLレベルとなる。即ち、ト
ランジスタ15とトランジスタ16のベース電圧は第2図の
(c),(d)のように変化し、トランジスタ15とトラ
ンジスタ16は交互にON,OFFし、磁気ヘッド励磁コイル17
及び磁気ヘッド励磁コイル18に励磁電流を流す。この場
合、上記のようにV1≒V1′,V2≒V2′としているから、
アンドゲート回路19の出力端子とトランジスタ15のベー
スの間に電位差がなく、またナンドゲート回路20とトラ
ンジスタ16のベースの間に電位差がない。従って、アン
ドゲート回路19の出力端子とトランジスタ15のベース及
びナンドゲート回路20の出力端子とトランジスタ16のベ
ースをそれぞれカップリング用のコンデンサ13及びコン
デンサ14を介して接続しても、コンデンサ13の容量と抵
抗器R1,R2の抵抗値及びコンデンサ14の容量と抵抗器R3,
R4の抵抗値による時定数で、第4図に示すように過渡応
答による直流電圧の大きな変動が発生することがない。
即ち、第2図に示すようになり、磁気ヘッドから発生す
る磁界強度を効率よく安定させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば下記のような優れ
た効果が得られる。
(1)従来の回路構成の磁気ヘッド駆動装置ではカップ
リング用のコンデンサによる過渡応答期間中磁気ヘッド
から充分な磁界が得られないため、駆動用トランジスタ
をAB級動作させることができなかったが、本発明では駆
動用トランジスタをAB級動作させることが可能となり、
磁気ヘッド駆動電流の立上がり立下がりスピードを向上
させることができる。
(2)上記の結果、磁気ヘッドから発生する磁界の反転
スピードが向上するため記録媒体に対するデータの転送
速度を向上させることができる。
(3)また、発生磁界の反転スピードの向上により低ジ
ッタの読み出し信号が得られ読み出しデータの信頼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ヘッド駆動装置の回路構成を示す
図、第2図は本発明の磁気ヘッド駆動装置の動作を説明
するための波形図、第3図は従来のこの種の磁気ヘッド
駆動装置の回路構成を示す図、第4図はその動作を説明
するための波形図である。 図中、11……反転増幅器、12……増幅器、13,14……コ
ンデンサ、14……コンデンサ、15,16……駆動用トラン
ジスタ、17,18……磁気ヘッド励磁コイル、19……アン
ドゲート回路、20……ナンドゲート回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタータップ式の2個の励磁コイルと、
    該2個の励磁コイルを駆動する2個の駆動用トランジス
    タを具備し、書き込みデータが入力されることにより、
    該2個の励磁コイルを交互に励磁させる磁気ヘッド駆動
    装置において、 書込ゲート信号を受け該書込ゲート信号が有るときのみ
    書き込みデータ信号をカップリングコンデンサを通して
    前記2個の駆動用トランジスタのベースに出力するゲー
    ト回路と、 該ゲート回路の前記2個の駆動用トランジスタのそれぞ
    れに書き込みゲート信号を出力する出力端子の直流電圧
    と該駆動用トランジスタのベース直流電圧を略同一の電
    圧値とする手段を具備することを特徴とする磁気ヘッド
    駆動装置。
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