JP2002304701A - 再生アンプおよびこれを用いた磁気記録再生装置 - Google Patents

再生アンプおよびこれを用いた磁気記録再生装置

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JP2002304701A
JP2002304701A JP2001110841A JP2001110841A JP2002304701A JP 2002304701 A JP2002304701 A JP 2002304701A JP 2001110841 A JP2001110841 A JP 2001110841A JP 2001110841 A JP2001110841 A JP 2001110841A JP 2002304701 A JP2002304701 A JP 2002304701A
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Michiya Sako
美智也 迫
Kazue Toguchida
和恵 戸口田
Keiji Narisawa
敬二 成沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドの出力電圧の再生アンプ側へのか
ぶりがあると、記録モードから再生モードへの移行に時
間がかかる。 【解決手段】 差動対トランジスタQ2,Q3を含む増
幅回路部13を有する再生アンプにおいて、差動対トラ
ンジスタQ2,Q3の各ベースにバイアス電圧を与える
抵抗R5,R6に対して、スイッチSW1,SW2をそ
れぞれ並列に接続してなるスイッチ回路16を設け、こ
のスイッチ回路16を記録モード時および記録モードか
ら再生モードへ切り替わる際の一定期間オンさせて、入
力インピーダンスを下げるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生アンプおよび
これを用いた磁気記録再生装置に関し、特に記録ヘッド
に近接して配置される再生ヘッドからの信号を増幅する
再生アンプおよびこれを用いた磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体に対して情報を記録し、
又これを再生する磁気記録再生装置、例えばハードディ
スクを記録媒体とするHDD(hard disk drive)装置で
は、コイルに電流を流すことによって磁界を発生させ磁
性体の媒体にデータを記録する誘導型(inductive)ヘッ
ドを記録ヘッドとして、磁界の変化に応じて抵抗値が変
化する特性を有する磁気抵抗型(magneto resistive;M
R)ヘッド(以下、MRヘッドと称す)を記録ヘッドと
してそれぞれ用いるのが主流となっている。
【0003】図7に、誘導型ヘッドおよびMRヘッドを
利用した磁気記録再生装置におけるヘッド部とR(read)
/W(write)アンプ部との接続関係を示す。図7におい
て、誘導型ヘッド101およびMRヘッド102を含む
ヘッド部103は、フレキシブルプリント基板配線10
4によってR/Wアンプ部105へ接続され、このフレ
キシブルプリント基板配線104を通してR/Wアンプ
部105との間で信号伝達が行われる。ヘッド部103
において、誘導型ヘッド101とMRヘッド102とは
非常に近接して配置されることになる。
【0004】上記構成の磁気記録再生装置において、デ
ータの記録時には、R/Wアンプ部105は、外部より
入力されるライトデータに基づいて、誘導型ヘッド10
1のコイルに流す電流の極性を変えることによって磁界
を発生させ、当該誘導型ヘッド101によって磁性体の
媒体にデータを記録する。データの再生時には、R/W
アンプ部105は、MRヘッド102で読み取った信号
がフレキシブルプリント基板配線104を通して与えら
れると、この信号を増幅してRDX端子とRDY端子と
の間に差動信号として出力する。
【0005】図8は、R/Wアンプ部105における再
生アンプ側の回路例を示す回路図である。本回路例に係
る再生アンプは、MRヘッド102に流すバイアス電流
IBを、正電源VCCに接続された電流源201から供
給し、MRヘッド102の中点をGND(接地)電位レ
ベルに制御する帰還回路部202を備え、MRヘッド1
02の抵抗変化を電圧として取り出すCBVS(Current
Bias Voltage Sense)方式を採っている。
【0006】MRヘッド102は、MRX端子とMRY
端子との間に接続される。帰還回路部202は、トラン
ジスタQ1、抵抗R1〜R4、コンデンサC1および電
圧電流変換回路gm1から構成され、MRヘッド102の
中点電位がGND電位レベルになるように帰還をかけて
いる。抵抗R2,R3は各々等しい抵抗値を持つ分圧抵
抗である。
【0007】MRヘッド102からMRX,MRY端子
に入力される信号は、コンデンサC2,C3を通して差
動対トランジスタQ2,Q3の各ベースに与えられる。
これら差動対トランジスタQ2,Q3の各ベースには、
抵抗R5,R6の各一端が接続されている。抵抗R5,
R6の各他端は、直流電源V1の負極側に接続されてい
る。直流電源V1の正極側は正電源VCCに接続されて
いる。
【0008】差動対トランジスタQ2,Q3の各エミッ
タが共通に接続され、その共通接続点とGNDとの間に
電流源204が接続されている。差動対トランジスタQ
2,Q3は、その負荷回路205およびアンプ206と
共に増幅回路部207を構成している。そして、この増
幅回路部207から出力される差動信号は、スイッチ回
路208を介してRDX,RDY端子からMRヘッド1
02で読み取った信号として出力される。
【0009】上記構成の再生アンプにおいて、先ず、M
Rヘッド102のバイアス方式について説明する。電流
源201の電流をI1、トランジスタQ1のコレクタ電
流をI2とすると、例えば、I1>I2のとき、MRX
端子および電圧電流変換回路gm1の+端子の各電位が上
がる。これにより、電圧電流変換回路gm1の出力電流が
増加するため、トランジスタQ1のベース電位が上が
り、これに伴ってトランジスタQ1のコレクタ電流I2
が増加する。以上の動作を電圧電流変換回路gm1の+端
子電位がGND電位になるまで繰り返す。
【0010】ここで、抵抗R2,R3の各抵抗値がMR
ヘッド102の抵抗値に対して充分大きいと、 I1=I2=IB となる。つまり、電流源201の電流I1とトランジス
タQ1のコレクタ電流I2とが等しくなるように、帰還
アンプ202によって帰還がかかる。抵抗R2,R3の
各抵抗値が等しいため、これら抵抗R2,R3に流れる
電流が等しい。したがって、電圧電流変換回路gm1の+
端子電位は、MRヘッド102の中点電位と同電位とな
る。つまり、MRヘッド102の中点電位がほぼGND
レベルになる。
【0011】続いて、再生アンプの回路動作について説
明する。先ず、MRヘッド102は磁界の変化に応じて
抵抗値が変化する。再生アンプは、このMRヘッド10
2の抵抗変化を電圧として取り出し、増幅して出力す
る。すなわち、磁界による抵抗値の変化量をΔRMR、
増幅回路部207のゲインをAvとすると、RDX,R
DY端子(出力端子)には、IB×ΔRMR×Avの差
動信号が出力される。
【0012】コンデンサC2および抵抗R5、コンデン
サC3および抵抗R6はDCカット用のハイパスフィル
タを構成している。通常、そのカットオフ周波数foは
500kHz(=1/(2π*C2*R5),1/(2
π*C3*R6))程度に設定される。記録時、アンプ
206とスイッチ回路208はオフ状態にある。
【0013】図7に示したように、誘導型ヘッド101
とMRヘッド102とは非常に近接し、またWX,WY
端子への各配線はMRX,MRY端子への各配線と並走
しているので、記録時、WX,WY端子に発生する電圧
が、容量結合によって再生アンプのMRX,MRY端子
(入力端子)へ漏れることがわかっている。以下、これ
を再生アンプ側への「かぶり」と称すこととする。
【0014】図9に、再生(Read)モード/記録
(Write)モードの切り替えのタイミングチャート
を示す。図9において、R/Wアンプ105(図7を参
照)のRXW端子に入力されるモード信号は再生モード
時に“H”レベル、記録モード時に“L”レベルとな
り、またスイッチ208は再生モード時にオン(ON)
状態、記録モード時および記録モードから再生モードへ
切り替わる際の一定期間T1の間オフ(OFF)状態と
なる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】HDD等の磁気記録再
生装置においては、記録終了後、可能な限り早く再生信
号を出力することがメディアの記録容量を上げる要因の
一つであるが、記録時WX,WY端子に発生する電圧
が、図7に示すフレキシブルプリント基板配線104間
のクロストークやピン間のクロストークにより、差動対
トランジスタQ2,Q3のベースのバイアス電圧に差電
圧を発生させてしまう。差動対トランジスタQ2,Q3
のベース電位の時定数は、おおよそC2*R5(=C3
*R6)で決まる。差動対トランジスタQ2,Q3のベ
ース電圧に差がある状態で再生モードになると、その差
分をあたかも信号として増幅してしまうため、磁気記録
再生装置として誤動作してしまう。
【0016】また、記録時でもMRヘッド102のバイ
アス電流IBを決める経路は動作状態にあるので、再生
アンプのMRX端子とMRY端子へのかぶりの量が異な
る。このため、電圧電流変換回路gm1の+端子の電位が
変動すると、トランジスタQ1のベース電位が再生時の
電位から変化する。これにより、再生モード移行時、ト
ランジスタQ1のコレクタ電流I2が変動し、MRヘッ
ド102のバイアス状態を変えてしまう。
【0017】このような問題があるために、記録モード
から再生モードへ移行しても、差動対トランジスタQ
2,Q3のベース電圧が落ち着くのを待ってから、信号
を出力するようにスイッチ208に対して遅延時間T1
を設定したり、ヘッド部103とR/Wアンプ105と
の接続に配慮が必要であった。なお、遅延時間T1につ
いては、ヘッド部103の構成やクロストーク量にも依
存するので、システムに応じて最適な値を設定する必要
がある。
【0018】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、記録モードから再生
モードへの切り替え時間の短縮化を図り、メディアの記
録容量(記録密度)の向上を可能とした再生アンプおよ
びこれを用いた磁気記録再生装置を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による再生アンプ
は、記録モード時および記録モードから再生モードへ切
り替わる際の一定期間、入力インピーダンスを下げる制
御手段を有し、再生ヘッドからの信号を増幅する構成と
なっている。この再生アンプは、磁性体の媒体に情報を
記録し、また記録された情報を再生する磁気記録再生装
置において、その再生アンプとして用いられる。
【0020】上記構成の再生アンプまたはこれを用いた
磁気記録再生装置において、記録モード時および記録モ
ードから再生モードへ切り替わる際の一定期間、入力イ
ンピーダンスを下げることで、入力信号に対する入力回
路部分の時定数が短くなる。これにより、記録ヘッドの
出力電圧の再生アンプ側へのかぶりが抑えられ、記録モ
ードから再生モードへの切り替え時間が短縮される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る再生ア
ンプの回路例を示す回路図である。図1において、本実
施形態に係る再生アンプは、入力端子としてMRX,M
RY端子、出力端子としてRDX,RDY端子を有し、
帰還回路部11、フィルタ回路部12および増幅回路部
13を備えた構成となっている。MRX,MRY端子間
には、再生ヘッドとして例えばMRヘッド14が接続さ
れる。このMRヘッド14のバイアスのかけ方として
は、例えば、電源VCCとMRX端子との間に接続され
た電流源15から電流I1を供給するCurrent
Bias方式が採られる。
【0023】帰還回路部11は、MRY端子にコレクタ
が接続されたトランジスタQ1と、このトランジスタQ
1のエミッタと負電源VEEとの間に接続された抵抗R
1と、トランジスタQ1のベースと負電源VEEとの間
に接続されたコンデンサC1と、MRX端子とMRY端
子との間に直列に接続された分圧抵抗R2,R3と、そ
の分圧点とGNDとの間に接続された抵抗R4、+端子
が分圧抵抗R2,R3の分圧点に接続されかつ−端子が
接地され、出力端子がトランジスタQ1のベースに接続
された電圧電流変換回路gm1とから構成されている。
【0024】この帰還回路部11は、MRヘッド14の
中点電位がGND電位レベルになるように帰還をかける
作用をなす。そのため、分圧抵抗R2,R3の各抵抗値
は等しく設定されている。電圧電流変換回路gm1はいわ
ゆるgm アンプであり、MRヘッド14に対して並列に
接続された分圧抵抗R2,R3の分圧点の電位をMRヘ
ッド14の中点電位として検出し、GNDレベルとの差
分をトランジスタQ1にそのベース電圧として帰還する
ことにより、MRヘッド14の中点電位がGNDレベル
になるようにフィードバック制御を行う。
【0025】フィルタ回路部12は、MRX端子に一端
が接続されたコンデンサC2と、このコンデンサC2の
他端に一端が接続された抵抗R5とからなるDCカット
用のハイパスフィルタと、MRY端子に一端が接続され
たコンデンサC3と、このコンデンサC3の他端に一端
が接続された抵抗R6とからなるDCカット用のハイパ
スフィルタとを有する構成となっている。
【0026】このフィルタ回路部12において、抵抗R
5,R6の各他端は、直流電源V1の負極側に共通に接
続されている。直流電源V1の正極側は正電源VCCに
接続されている。抵抗R5,R6は、トランジスタQ
2,Q3の各ベースにバイアス電位を与える作用もな
す。フィルタ回路部12にはさらに、抵抗R5,R6に
対してそれぞれ並列に接続されたスイッチSW1,SW
2からなるスイッチ回路16が設けられている。このス
イッチ回路16は、後述するように、記録モード時およ
び記録モードから再生モードへ切り替わる際の一定期間
オン状態となる。
【0027】増幅回路部13は、エミッタが共通に接続
され、各ベースがコンデンサC2,C3の各他端に接続
された差動対トランジスタQ2,Q3と、これらトラン
ジスタQ2,Q3のエミッタ共通接続点とGNDとの間
に接続された電流源17と、差動対トランジスタQ2,
Q3の各コレクタに接続された負荷回路18と、この負
荷回路18を通して導出される差動信号を増幅するアン
プ19とを有する構成となっている。アンプ19で増幅
された差動信号は、スイッチ回路20を介してRDX,
RDY端子からMRヘッド14で読み取った信号として
出力される。
【0028】再生(Read)/記録(Write)モ
ードの切り替えのタイミングチャートを図2に示す。同
図から明らかなように、R/Wアンプ部(図7を参照)
のRXW端子に入力されるモード信号(再生モード時に
“H”レベル、記録モード時に“L”レベル)に対し
て、スイッチ回路20は再生モード時にオン状態、記録
モード時および記録モードから再生モードへ切り替わる
際の一定期間T1の間オフ状態となる。これにより、記
録モードから再生モードへ移行しても、差動対トランジ
スタQ2,Q3のベース電圧が落ち着くまでの一定期間
T1が経過した後に、RDX,RDY端子から差動信号
が出力されることになる。
【0029】一方、スイッチ回路16はスイッチ回路2
0とは逆に、再生モード時にオフ状態、記録モード時お
よび記録モードから再生モードへ切り替わる際の一定期
間T1の間オン状態となる。これにより、スイッチ回路
16は記録モード時および記録モードから再生モードへ
切り替わる際の一定期間T1、抵抗R5,R6の各々の
両端間を短絡し、再生アンプの入力インピーダンスを下
げることにより、フィルタ回路12におけるC2*R
5、C3*R6で決まる時定数を短くする作用をなす。
【0030】次に、上記構成の本実施形態に係る再生ア
ンプにおける回路動作について説明する。
【0031】記録モード時、スイッチ回路16がオン状
態にあり、抵抗R5,R6がスイッチSW1,SW2に
よって短絡された状態にある。これにより、記録モード
時、MRX,MRY端子にかぶりがあったとしても、差
動対トランジスタQ2,Q3のベース電位は、VCC−
V1のままで、記録ヘッドの出力電圧の再生アンプ側へ
のかぶりによる電圧変動がない。
【0032】このように、記録モードにおいて、差動対
トランジスタQ2,Q3のベース電位が変動を受けない
ということは、そのまま再生モードになっても、増幅回
路部13では実際の信号成分しか増幅されず、一定期間
T1の時間を短く設定できることを意味する。そして、
一定期間T1を短く設定できることで、その分だけ記録
モード終了後、再生信号(差動信号)を出力するまでの
時間を短縮できる。
【0033】図3は、スイッチ回路16を実現する具体
的な回路例をその周辺回路と共に示す回路図であり、図
中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
【0034】図3において、電源VCCとコンデンサC
3の他端との間にトランジスタQ4が、電源VCCとコ
ンデンサC2の他端との間にトランジスタQ5がそれぞ
れ接続されている。これらトランジスタQ4,Q5は各
ベースが共通に接続されている。また、電源VCCと抵
抗R5,R6の各他端との間にトランジスタQ6が接続
されている。このトランジスタQ6のベースは、直流電
源15の負極側に接続されている。トランジスタQ4,
Q5の各ベースとトランジスタQ6のベースとの間には
抵抗R7が接続されている。
【0035】スイッチSW3,SW4は、先述したモー
ド信号に基づいて切り替え動作を行うスイッチである。
これらスイッチSW3,SW4の各可動端子cとGND
との間には、電流源21,22がそれぞれ接続されてい
る。これら電流源21,22は各電流をI3,I4とす
ると、I3=I4の関係にある。スイッチSW3は、一
方の固定端子aがトランジスタQ4,Q5の各ベース
に、他方の固定端子bがコンデンサC3の他端にそれぞ
れ接続されている。スイッチSW4は、一方の固定端子
aが抵抗R5,R6の各他端に、他方の固定端子bがコ
ンデンサC2の他端にそれぞれ接続されている。
【0036】上記構成のスイッチ回路16において、再
生モード時、スイッチSW3,SW4は固定端子a側に
接続された状態にある。このとき、トランジスタQ4,
Q5のベース電位は直流電圧V1からR7*I3(例え
ば、約300mVに設定)だけ電圧降下した電位とな
る。これにより、トランジスタQ4,Q5がオフ状態と
なり、電流源22の電流I4がトランジスタQ6から流
れる。
【0037】この状態では、トランジスタQ2,Q3の
ベース電位は、トランジスタQ6のベース-エミッタ間
電圧をVbeとすると、ほぼVCC−V1−Vbeとな
り、MRX端子からみると、コンデンサC2と抵抗R5
からなるハイパスフィルタとなり、その時定数はC2*
R5となる。なお、信号のカットオフ周波数foは、f
o=1/(2π*C2*R5)で決まる。
【0038】記録モード時は、スイッチSW3,SW4
が固定端子b側に切り替わる。すると、トランジスタQ
4,Q5がオン状態となる。このとき、トランジスタQ
2,Q3のベース電位は、トランジスタQ4,Q5の各
ベース-エミッタ間電圧をVbeとすると、ほぼVCC
−V1−Vbeとなり、通常の再生モード時と同じであ
るが、MRX端子からみると、コンデンサC2とトラン
ジスタQ4の交流的インピーダンスreからなるハイパ
スフィルタとなり、その時定数はC2*reとなる。
【0039】トランジスタQ4の交流的インピーダンス
reは、 re=VT/I3 で表される。ここに、VTはサーマル・ボルテージであ
り、 VT=kT/q である。ここに、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、
qは素電荷である。
【0040】ここで、抵抗R5,R6を10kΩ程度と
すると、これに対して交流的インピーダンスreは電流
源21の電流I3次第では100Ω程度に設定できるの
で、時定数としては2桁短くなり、トランジスタQ2,
Q3のベース電圧の収束時間を早めることができる。
【0041】図4および図5に、シミュレーションのデ
ータを示す。図4はスイッチ回路16を動作させたとき
のシミュレーション結果を、図5はスイッチ回路16を
動作させないときのシミュレーション結果をそれぞれ示
している。なお、このシミュレーションでは、図2のタ
イミングチャートにおける一定期間T1をT1=0とし
て波形出力している。
【0042】図4および図5において、(A)は記録ヘ
ッドの出力波形であり、前半部分は記録モードでの記録
ヘッド波形の振る舞いを、それ以降は再生モードへ移行
した後の記録ヘッド波形の振る舞いをそれぞれ示してい
る。(B)は再生アンプの出力波形である。この再生ア
ンプの出力波形の対比から明らかなように、図5のスイ
ッチ回路16を動作させない場合、即ちスイッチ回路1
6を持たない従来技術の場合には、記録時の再生アンプ
側へのかぶりの影響によって出力波形が0に収束するの
に時間がかかるのに対して、図4のスイッチ回路16を
動作させた場合には、再生アンプの出力波形が瞬時に0
に収束する。
【0043】なお、本実施形態においては、MRヘッド
14のバイアスのかけ方として、電流源15から電流I
1を供給するCurrent Bias方式を採用する
としたが、実際の信号増幅の回路系がコンデンサC2,
C3でDC成分をカットするVoltage Sens
e方式であれば、MRヘッド14のバイアスのかけ方は
問わない。
【0044】以上説明した本実施形態に係る再生アンプ
は、磁気記録再生装置において、そのR/Wアンプ部に
用いられる。磁気記録再生装置として、例えばPRML
(Partial Response Maximum Likelihood)方式を採用し
た高密度記録再生装置の構成の一例を図6に示す。
【0045】図6において、ディスク状記録媒体31
は、その記録情報がヘッド部32によって読み取られ
る。このヘッド部32から出力される再生信号は、再生
アンプ33を経て非線型補償回路34に供給される。非
線型補償回路34で非線型補償がなされた再生信号は、
イコライザ35で周波数特性の補償が行われた後、A/
Dコンバータ36およびクロックリカバリー回路37に
供給される。クロックリカバリー回路37では、イコラ
イザ35を経た再生信号に基づいて、当該再生信号に同
期したクロックの生成が行われる。
【0046】クロックリカバリー回路37で生成された
クロックは、A/Dコンバータ36に対しそのサンプリ
ングクロックとして与えられる。A/Dコンバータ36
は、クロックリカバリー回路37から与えられるサンプ
リングクロックに同期して再生信号をサンプリングする
ことによってデジタルデータに変換する。このA/Dコ
ンバータ36でA/D変換されたデジタルデータは、ビ
タビ復号器38でビタビ復号が行われ、さらに復調回路
39で復調が行われて出力される。
【0047】一方、記録系(書き込み系)においては、
データ(デジタル入力系列)は変調回路40で変調が行
われ、さらに書き込み補償回路41で書き込み補償が行
われた後、記録ドライバ42を通してヘッド部32に供
給される。そして、このヘッド部32によって記録媒体
31に対して情報の書き込み(記録)が行われる。
【0048】上記構成の高密度記録再生装置において、
ヘッド部32は、図7において説明したように、記録ヘ
ッドとしての誘導性ヘッドと再生ヘッドとしてのMRヘ
ッドとが近接した配置された構成となっている。また、
再生アンプ33および記録ドライバ42がR/Wアンプ
部43を構成している。そして、このR/Wアンプ部4
3における再生アンプ33として、先述した実施形態に
係る再生アンプが用いられる。
【0049】このように、磁気記録再生装置において、
そのR/Wアンプ部43の再生アンプ33として、先述
した実施形態に係る再生アンプを用いることにより、当
該再生アンプは記録モードの終了後素早く再生信号を出
力できる、換言すれば記録モードから再生モードへの切
り替え時間を短縮できるので、その分だけメディアの記
録容量(記録密度)の向上が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録モード時および記録モードから再生モードへ切り替
わる際の一定期間、入力インピーダンスを下げるように
したことにより、記録ヘッドの出力電圧の再生アンプ側
へのかぶりが抑えられるため、記録モードから再生モー
ドへの切り替え時間が短縮され、その分だけメディアの
記録密度の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る再生アンプの回路例
を示す回路図である。
【図2】本実施形態に係る再生/記録モードの切り替え
のタイミングチャートである。
【図3】スイッチ回路を実現する具体的な回路例をその
周辺回路と共に示す回路図である。
【図4】スイッチ回路を動作させたときのシミュレーシ
ョン結果を示す図である。
【図5】スイッチ回路を動作させないときのシミュレー
ション結果を示す図である。
【図6】PRML方式を採用した高密度記録再生装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【図7】磁気記録再生装置におけるヘッド部とR/Wア
ンプ部との接続関係を示す図である。
【図8】従来例に係る再生アンプの回路例を示す回路図
である。
【図9】従来例に係る再生/記録モードの切り替えのタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
11…帰還回路部、12…フィルタ回路部、13…増幅
回路部、14…MRヘッド(磁気抵抗型ヘッド)、16
…スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成沢 敬二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D031 AA01 AA04 DD11 EE06 HH09 5D034 BA02 BB14 5D091 AA01 AA08 DD03 DD04 HH20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生ヘッドからの信号を増幅する再生ア
    ンプであって、 記録モード時および記録モードから再生モードへ切り替
    わる際の一定期間、入力インピーダンスを下げる制御手
    段を有することを特徴とする再生アンプ。
  2. 【請求項2】 再生ヘッドからの信号を差動入力とする
    差動対トランジスタと、 前記差動対トランジスタの各制御電極にバイアス電位を
    与える一対の抵抗とを備え、 前記制御手段は、記録モード時および記録モードから再
    生モードへ切り替わる際の一定期間で前記一対の抵抗を
    短絡するスイッチ回路からなることを特徴とする請求項
    1記載の再生アンプ。
  3. 【請求項3】 前記再生ヘッドは、磁化の向きによって
    磁性体の抵抗値が変化する磁気抵抗型ヘッドであること
    を特徴とする請求項1記載の再生アンプ。
  4. 【請求項4】 磁性体の媒体に情報を記録し、又その記
    録情報を再生する磁気記録再生装置であって、 記録モード時および記録モードから再生モードへ切り替
    わる際の一定期間、入力インピーダンスを下げる制御手
    段を有し、再生ヘッドからの信号を増幅する再生アンプ
    を具備することを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生ヘッドは、再生ヘッドからの信
    号を差動入力とする差動対トランジスタと、 前記差動対トランジスタの各制御電極にバイアス電位を
    与える一対の抵抗とを備え、 前記制御手段は、記録モード時および記録モードから再
    生モードへ切り替わる際の一定期間で前記一対の抵抗を
    短絡するスイッチ回路からなることを特徴とする請求項
    4記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記再生ヘッドは、磁化の向きによって
    磁性体の抵抗値が変化する磁気抵抗型ヘッドであること
    を特徴とする請求項4記載の磁気記録再生装置。
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