JP2779472B2 - 膜構造物に於けるケーブルの接続金具 - Google Patents

膜構造物に於けるケーブルの接続金具

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JP2779472B2 JP24822193A JP24822193A JP2779472B2 JP 2779472 B2 JP2779472 B2 JP 2779472B2 JP 24822193 A JP24822193 A JP 24822193A JP 24822193 A JP24822193 A JP 24822193A JP 2779472 B2 JP2779472 B2 JP 2779472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膜構造物に於けるケーブ
ルの接続金具、さらに詳しくは膜構造物を形成すべく張
架される複数のケーブルを取付可能な接続金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ケーブルの接続金具として
は、例えば図4に示すようなものが存在する。
【0003】即ち、この従来のものは夫々溝11を形成し
た複数のプレート12からなり、溝11にケーブル13を挿通
した状態で、複数のプレート12を積層せしめてボルト,
ナット等の固定具14で固定するように構成したものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、2本のケーブル13を平面的に交差させる場
合にしか使用することができず、適用範囲が狭く限定さ
れるという不都合があった。
【0005】また、ケーブル13に張設された膜材(図示
せず)が風圧等の外力を受けた場合には、各ケーブル13
には多大なる引張力が加わることとなるため、単にプレ
ート12の積層による固定だけでは、前記ケーブル13を保
持できずに、該ケーブル13が移動することとなり、その
結果膜構造物の外観形状に変形を与えてしまうという致
命的な問題点を有していたのである。
【0006】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、平面的な接続に限定
されることなく、複数のケーブルを確実且つ強固に接続
することができる接続金具の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために、本発明は複数のケーブルを接続するための接
続金具であって、接続すべきケーブル4に設けた係止体
5に係合してその移動を阻止する移動規制手段と、他の
ケーブル10を回動自在に取付可能な支軸3が軸架される
一対の取付片2とが夫々設けられてなることを特徴とす
る膜構造物に於けるケーブルの接続金具である。
【0008】
【作用】従って、上記構成を特徴とするケーブルの接続
金具に於いては、接続したケーブル4の係止体5が移動
規制手段に係合して、その移動が阻止された状態で接続
されることになる。
【0009】一方、一対の取付片2に軸架した支軸3に
は他のケーブル10を回動自在に取付けることができるた
め、該ケーブル10を所望の角度に張架することが可能と
なるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。図1乃至図3に於いて、1は金属プレート
からなる金具本体を示し、該金具本体1の所望位置には
複数の貫通孔(図示せず)が穿設されてなる。
【0011】2は金具本体1の裏面に対向して突設され
た一対の取付片で、各取付片2の両端部には夫々貫通孔
(図示せず)が対向して穿設されている。3は取付片2
の貫通孔に挿通された支軸を示す。
【0012】本実施例に係るケーブルの接続金具は以上
のような構成からなり、以下これを使用して複数のケー
ブルを接続する場合について説明する。
【0013】先ず、地上に立設した支柱等を介して一方
のケーブル4を張架するのであるが、該ケーブル4は所
定位置には係止体5としての筒状体が外嵌着されてお
り、この係止体5を接続金具6の金具本体1上にセット
した状態で、Uボルト7を前記係止体5の端面に係合す
るようにして金具本体1の貫通孔に挿通した後、これに
ナット8を締着する。
【0014】これにより、ケーブル4は接続金具6の金
具本体1に確実且つ強固に固定されて、該ケーブル4に
引張力が加わっても不用意に移動することはなく、また
ケーブル4の回転も阻止されることになる。
【0015】その後、接続金具6の支軸3を挿通可能な
取付具9を端部に有する他のケーブル10を接続するので
あるが、該ケーブル10は支軸3に対して回動自在に取付
けられるために、これを所望角度に配することが可能と
なる。
【0016】従って、かかるケーブル10の他端部を、同
じように取付具9を介して別の接続金具6に接続する場
合に於ける取付作業も容易に行え、且つ所望形状の膜構
造物の形成の便に供し得ることとなる。
【0017】また、膜材(図示せず)は一方のケーブル
4に沿って張設されるが、他方のケーブル10は接続金具
6の下方位置に接続されるため、前記膜材の外観形状に
影響を与えないという利点もある。
【0018】さらに、本実施例に係るケーブルの接続金
具6は非常に簡易な構成からなるために、その製作も容
易且つ安価に行えるのである。
【0019】尚、上記実施例に於いては、係止体5を筒
状体で構成してなるが、その具体的な形状等の構成はこ
れに限定されるものではなく、移動規制手段も係止体5
の形状等を考慮して任意な変更が可能であり、例えば従
来の溝に代えて、プレートに係止体5を嵌合可能な孔を
設けて該プレートを積層しても構わない。
【0020】また、金具本体1に複数の貫通孔を穿設し
ておけば、ケーブル4を金具本体1に対して任意の角度
に取付けることができて利便である。
【0021】さらに、上記実施例では、接続金具6に2
本のケーブル10を接続したが、1本のケーブル10のみを
接続してもよく、また支軸3の数をさらに増やして3本
以上のケーブル10を接続することも可能であり、その具
体的な使用態様や支軸3の数は問うものではない。
【0022】その他、取付片2の形状等の具体的な構成
も本発明の意図する範囲内に於いて任意に変更自在であ
る。
【0023】
【発明の効果】叙上の様に、本発明はケーブルに設けた
係止体に係合してその移動を阻止する移動規制手段を具
備してなるために、かかる係止体なるものを有しないケ
ーブルをプレートで保持する従来のものに比して、ケー
ブルを接続金具に確実且つ強固に接続することが可能と
なり、よって不用意なケーブルの移動を略完全に阻止で
きる結果、従来の如くケーブルに膜材を張設して形成さ
れる膜構造物の外観形状に変形を与えることもなくなる
という格別の効果を得るに至った。
【0024】また、他のケーブルを回動自在に取付可能
な支軸を有するために、従来のような平面的な接続に限
定されず、ケーブルを所望の角度に張架することが可能
となり、よってかかる張架作業が容易に行えると共に、
所望形状を有する膜構造物の形成にあたり、その便に大
いに寄与し得るという特有の効果も奏する。
【0025】また、本発明に係るケーブルの接続金具
は、全体の構成が極めて簡易であるために、安価且つ容
易に製作できるという実用的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を示す平面図。
【図2】同正面図。
【図3】同側面図。
【図4】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…金具本体 2…取付片 3…支軸 4…ケーブル 5…係止体 7…Uボルト 10…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ フォード アメリカ合衆国 ニューヨーク アムハ ースト ローレンス ベル ドライブ 65 バードエア インコーポレーティッ ド内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 15/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のケーブルを接続するための接続金
    具であって、接続すべきケーブル(4) に設けた係止体
    (5) に係合してその移動を阻止する移動規制手段と、他
    のケーブル(10)を回動自在に取付可能な支軸(3) が軸架
    される一対の取付片(2) とが夫々設けられてなることを
    特徴とする膜構造物に於けるケーブルの接続金具。
  2. 【請求項2】 前記係止体(5) がケーブル(4) に外嵌着
    される筒状体であり且つ移動規制手段が前記筒状体の両
    端面に夫々係合するように金具本体(1) に固定可能な一
    対のUボルト(7) である請求項1記載の膜構造物に於け
    るケーブルの接続金具。
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