JP2778796B2 - 転写式プリンタ - Google Patents

転写式プリンタ

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JP2778796B2
JP2778796B2 JP2083956A JP8395690A JP2778796B2 JP 2778796 B2 JP2778796 B2 JP 2778796B2 JP 2083956 A JP2083956 A JP 2083956A JP 8395690 A JP8395690 A JP 8395690A JP 2778796 B2 JP2778796 B2 JP 2778796B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、印字ヘッドを用いて転写式の印字を行う
(用紙に添接された転写リボンを上記ヘッドで加熱して
転写リボンのインクを用紙に転写して印字する。)転写
式プリンタに関する。
[従来の技術] 転写式プリンタは例えばラベルに品名やバーコード等
を印字するラベルプリンタに使用されている。その転写
リボンの移動経路回りの構成は第14図に示されている。
同図中aはプラテンローラ、bはプラテンローラaに圧
接するラインサーマルヘッドであり、これらにより印字
部が形成されている。cは印字部の後方に配設されたリ
ボンガイド軸、dは転写リボン、eは転写リボンdの巻
取軸、fは転写リボンdの供給軸である。巻取軸eには
モータの回転力が伝達され、その回転により、印字部を
通過した転写リボンdをそのまま巻き取るとともに、供
給軸fから転写リボンdを引き出している。供給軸fに
は図示しない負荷機構が接続され、この機構により供給
軸fの回転を制動して、転写リボンdにバックテンショ
ンを与えている。
しかしながら、従来においては、転写リボンの交換時
には狭いプリンタ本体内で他の構成部品を避けながら着
脱作業をしなければならず、作業性が悪いという問題が
あった。
そこで、転写リボンの変換作業を容易化するため、上
記巻取軸eと供給軸fをケーシング内に組み込んでユニ
ット化し、このユニットをプリンタの本体に対し着脱自
在とすることにより、プリンタ本体の外部で転写リボン
の交換作業を行うことができるようにしたものが開発さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記上記巻取軸eと供給軸fをケーシ
ング内に組み込んでユニット化した場合には、転写リボ
ンの交換作業は容易となるが、リボンユニットの着脱作
業はやはり狭いプリンタの本体内で行なわなければなら
ず、作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、リボン駆動部に対するリボンユニ
ットの着脱作業をプリンタ本体の外部から行うことがで
きるようにした転写式プリンタを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、プラテンローラとサーマ
ルラインヘッドとから形成される印字部と、上記サーマ
ルラインヘッドを支持するヘッドフレームと、このヘッ
ドフレーム上に支持され、上記印字部に導かれる用紙に
重ね合わされる転写リボンを走行させるリボン装置とを
具備し、上記リボン装置が、リボン駆動部と、これに着
脱可能に連結されるリボンユニットとからなるものにお
いて、上記ヘッドフレームにスライド自在に設けられて
上記リボンユニットを載置しスライド移動されることに
より、上記リボン駆動部に対し上記リボンユニットを着
脱させるスライダと、このスライダ上に載置されたリボ
ンユニットを保持する保持手段と、上記スライダのスラ
イド移動により上記リボンユニットが上記リボン駆動部
に接続されたとき上記リボンユニットを固定する固定手
段とを具備してなるものである。
[作用] スライダ上にリボンユニットを載置してこのスライダ
をスライド移動させるだけでリボンユニットをリボン駆
動部に着脱でき、また、スライダ上に保持手段によりリ
ボンユニットを保持するとともに、固定手段によりスラ
イダを固定することにより、リボンユニットのがたつき
を防止できるようにした。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第13図に示すラ
ベルプリンタとして使用するサーマル転写式プリンタに
ついて説明する。
第1図から第3図中1は本体ケースで、この前面ケー
ス部分は、L字形をなす第1前面パネル2と、着脱可能
な側板(図示しない)の上部に一体に設けられて第1前
面パネル2の上部に連なる第2前面パネルと、これら両
パネル間に設けられた第3前面パネル(図示しない)と
で形成されている。第1前面パネル2は取外し不能に設
けられている。第3前面パネルは、印字された用紙が送
り出される開口を有して取外し可能に設けられている。
本体ケース1内には印字を行うための機構部11が設け
られており、以下この機構部11について説明する。
機構部11は本体フレーム12を備えている。第2図に示
すように本体フレーム12は、水平に配置されたフレーム
底板13の左右両端部に、フレーム側板14,15を連結して
形成されている。二枚のフレーム側板14,15は、垂直に
起立し互いに対向して配置されている。
上記機構部11はプラテンユニット21を備えている。こ
のユニット21は、フレーム側板14,15間に配置されて、
これら側板14,15に回動可能に支持されている。プラテ
ンユニット21は、支点22と、二枚の端板23と、プラテン
ローラ24とを有して形成されている。
詳しくは、支点22はフレーム側板14,15に突設されて
おり、これは回動不能にしてフレーム側板14,15に固定
されている。相対向して設けられる二枚の端板23は平板
構造であり、各フレーム側板14,15寄りに配設されてい
る。これらの端板23の後端部は支点22に嵌合されてい
る。この嵌合は、各端板23が夫々個別に支点22を中心と
して回動し得るようになされている。
各端板23の前端部には軸受が夫々取付けられている。
これら軸受はプラテンローラ24のプラテン軸28が貫通し
て支持され、それによって、プラテンローラ24は両端板
23,23の前端部にわたって横架されている。
このプラテンローラ24は図示しない駆動手段により、
後述する印字ヘッドとしてのサーマルヘッド34に接離さ
れるようになっている。
上記プラテンユニット21の上方位置にはヘッドフレー
ム31が配設されている。このヘッドフレーム31の前端部
の下面側には印字ヘッドとしてのサーマルヘッド34が取
り付けられている。
また、上記ヘッドフレーム31の上面側中央部には第4
図に示すようにスライダ81が設けられているとともに、
このスライダ81の一端部側の近傍には固定手段としての
固定ばね92が設けられている。上記スライダ81は第7図
および第8図に示すように、ガイド機構82により後述す
るリボン駆動部37に対し接離する方向にスライド自在に
ガイドされるようになっている。
上記ガイド機構82は下部レール83を有し、この下部レ
ール83は上記ヘッドフレーム31にねじ84により固定され
ている。前記下部レール83には上下部の中間レール85,8
6を介して上部レール87がスライド自在に設けられ、こ
の上部レール87にねじ88により上記スライダ81が固定さ
れている。上記下部レール83と下中間レール86との間に
は多数個のローラ89…が配設されている。
また、上記スライダ81の上面部には一対の突起部90,9
0が突設され、これら突設部90,90は上部側が大径部、下
部側が小径部となっている。
一方、上記ヘッドフレーム31のスライダ81の上面には
第1図および第2図に示すようにリボン装置35が取付け
られている。リボン装置35は、第4図にも示すようにリ
ボンユニット36と、これが着脱されるリボン駆動部37と
から形成されている。
上記リボンユニット36は、リボン支持フレーム38と、
供給軸39と、巻取軸40と、テンション軸41と、リボン駆
動軸42とを備えている。
リボン支持フレーム38は、相対向する二枚の側板43,4
4の底部を下部横架材45で連結するとともに、側板43,44
の上部中央の突部47を取手部としての上部横架材46で連
結して形成されている。上部横架材46は丸棒からなり、
これはリボンユニット36を持ち運ぶ時の取手として用い
られるようになっている。
上記下部横架材45には上記スライダ81の突起部90,90
とにより保持手段を構成する一対のだるま穴91,91が2
組形成され、これらだるま穴91,91に上記ヘッドフレー
ム31のスライダ81の突起部90.90が係合されてリボンユ
ニット36を保持するようになっている。上記2組のだる
ま穴91,91は下部横架材45の長手方向の中心を堺として
対象に配置されている。
また、上記各側板43,44の上部には、相対向する第1
上部軸受48が上記突部47の前側に位置されて取付けられ
ているとともに、相対向する第2上部軸受49が上記突部
47の後側に位置されて取付けられている。さらに各側板
43,44には、その前側下部において相対向する軸受50が
夫々取付けられているとともに、後側下部において相対
向する軸受51が夫々取付けられている。
上記軸受48,49は合成樹脂製であり、いずれも第5図
に示すように上部が解放するU字状の軸受部52と、この
軸受部52の上方に近接して位置されるフック部53とを有
して形成されている。フック部53の根元側部分は、可撓
変形が可能な薄肉構造にしてある。この根元側部分を可
撓変形させることにより、フック部53は軸受部52の上部
開口に対して第5図中前又は後側へ移動されるようにな
っている。
上記供給軸39は、その両側の軸端部39aを上記ヘッド
フレーム31の後部側に位置される各第2上部軸受49に回
転自在に支持されて、二枚の側板43,44にわたって横架
されている。この供給軸39は第2上部軸受49に対して着
脱可能である。つまり、第2上部軸受49に嵌合して支持
された供給軸39の両軸端部39aに、その上部周面に接し
て上記フック部53が位置されることにより、供給軸39は
上部軸受49から上方へ不用意に外れることが防止されて
て取付けられている。また、フック部53の根元部を可撓
変形させて、これを供給軸39の軸端部39a上面から外す
ことにより、この供給軸39を第2上部軸受49から上方へ
離脱させることができる。
上記巻取軸40も、その両側の軸端部40aを上記ヘッド
フレーム31の前部側に位置される各第1上部軸受48に回
転自在に支持されて、二枚の側板43,44にわたって横架
されている。この巻取軸40も第1上部軸受48に対して着
脱可能である。その着脱の手段は、既に説明した上記供
給軸39での場合と同じであるので、説明を省略する。
上記巻取軸40は供給軸39と同一の寸法および形状をな
している。したがって、巻取軸40と供給軸39とは、前後
二組の軸受48,49に対して、上記に着脱の手順により付
け替え可能にリボン支持フレーム38に取付けられている
ものである。
これら供給軸39と巻取軸40との夫々、および前後二組
の軸受48,49の夫々は、いずれもリボンユニット36の前
後方向中心を通る仮想線H(第5図参照)に対して、対
称となる位置に設けられている。
上記供給軸39および巻取軸40の夫々には、転写リボン
29が巻き付けられる円筒体からなる巻き芯54が着脱可能
に取付けられる。巻き芯54は、その端部に形成された図
示しない切欠溝を第5図中符号55で示す突起に嵌合する
ことにより、回り止めされる。転写リボン29は、供給軸
39に支持された巻き芯54に巻き付けられており、ここか
ら引き出されてテンション軸41およびリボン駆動軸42な
どを順次経由した後に、巻取軸40に支持された巻き芯54
に巻き取られるようになっている。転写リボン29のテン
ション軸41からリボン駆動軸42に至る部分は、プラテン
ローラ24とラインサーマルヘッド34とからなる印字部を
通っている。
上記リボン駆動軸42は、その両側の軸端部42aを軸受5
0に回転自在に支持されて二枚の側板43,44にわたって横
架されている。したがって、この駆動軸42はヘッドフレ
ーム31の前部側に位置して、印字部と巻取軸40との間に
設けられている。リボン駆動軸42の外周面には、印字部
から巻取軸40に向かう転写リボン29が巻き掛けられ、そ
の接触部分は転写リボン29との摩擦力を大きく確保でき
る構造、例えばゴム等により形成されている。
上記テンション軸41は、その両側の軸端部41aを軸受5
1に回転自在に支持されて二枚の側板43,45にわたって横
架されている。したがって、このテンション軸41はヘッ
ドフレーム31の後部側に位置して、印字部と供給軸39と
の間に設けられている。このテンション軸41の外周面に
も、供給軸39から印字部に向かう転写リボン29が巻き掛
けられ、その接触部分は転写リボン29との摩擦力を大き
く確保できる構造、例えばゴム等により形成されてい
る。
このテンション軸41はリボン駆動軸42と同位置の寸法
および形状をなしている。さらに、これらテンション軸
41とリボン駆動軸42の夫々、および前後二組の軸受50,5
1の夫々は、上記仮想線Hに対して対称となる位置に設
けられている。したがって、リボン支持フレーム38に横
架された回転可能な4本の軸39〜42は、リボンユニット
37の中心P(第5図において上記仮想線H上にある)に
対して点対称となる位置に配設されているものである。
上記各軸端部39a〜42aには夫々接続孔56が形成されて
いる。接続孔56は、第8図に示す軸端部41aで代表する
ように、その内周面に例えば6個の溝57を等間隔に有し
て形成されている。
つぎに、第3図および第4図などを参照してリボン駆
動部37について説明する。この駆動部37は箱状に形成さ
れたベース58を有しており、その水平な板部分は、ヘッ
ドフレーム31の上記フレーム側板14側の端部上面にねじ
14aによってねじ止めされている(なお、第4図中14bは
ねじ孔を示す)。ベース58の垂直な板部分には、4本の
回転軸59〜62が水平に突設されている。これら各軸59〜
62は上記各軸39〜42の配置と対応して設けられている。
ベース58の前側下部に配置された回転軸62には同軸的
に歯車65が設けられ、この歯車65には歯車66が噛合され
ている。前記歯車66には同軸的に歯付きプーリ67が取り
付けられている。また、上記ベース58の前部側上部の固
定軸61には歯付きプーリ68が一体的に設けられ、さら
に、このベース58の中央側下部には歯付きプーリ69およ
び駆動歯車70が同軸的に設けられている。そして、上記
歯付きプーリ67,68,69にはタイミングベルト71が掛け渡
されている。このタイミングベルト71にはテンションロ
ーラ72が圧接され、タイミングベルト71に対し張力を付
与している。
上記駆動歯車に70には、プラテンローラ24の駆動系の
歯車75が噛合されるようになっている。
上記各回転軸59,60,61,62の構成は第11図および第12
図に示す回転軸62の構成で代表して示すように、外周に
3個の突部74を有している。各突部74は、上記接続孔56
の溝57に掛合して、これらの間での動力伝達を可能にす
るものである。
しかして、上記構成のサーマルプリンタにおける転写
リボン29のセットは本体ケース1の図示しない側板を取
り外した状態で、以下のようにして実施される。
まず、プラテンローラ24を図示しない駆動手段により
下方に移動させてサーマルヘッド34から離間させ、つい
で、ヘッドフレーム31のスライダ81を手前に引く。これ
により、上部レール87および中間レール85,86がスライ
ド移動して引出され、スライダ81が外部に引出される。
次ぎに、リボン支持フレーム38に転写リボン29を取付
けて、上記フレーム38のテンション軸41とリボン駆動軸
42との間のリボン部分を少し垂れ下がるように下方に引
き出す。この状態で転写リボン29の引き出し部分をスラ
イダ81に通し、ついで、リボンユニット36をスライダ81
上に載置する。このリボンユニット36を載置する際に
は、まず、第9図(a)および第10図(a)に示すよう
に、スライダ81の突起部90,90をリボンユニット36の下
部横架材45のだるま穴91,91の大径部内に挿入させたの
ち、リボンユニット36を第9図(b)に示すように、矢
印方向に移動させる。これにより、第10図(b)に示す
ように、突起部90の頭部がだるま穴91の小径部と係合
し、リボンユニット36が保持される。
このように、リボンユニット36を保持したのち、リボ
ンユニット36をプリンタの本体ケース1内に押し込む。
これにより、スライダ81がスライド移動し、リボンユニ
ット36が本体ケース1内に収納され、その各軸40〜42の
接続孔56が、ヘッドフレーム31上に固定されているリボ
ン駆動部37の各回転軸59,60,61,62に夫々嵌合する。そ
れによって、リボン駆動部37とリボンユニット36とが連
結されるとともに、このとき固定ばね29がリボン支持フ
レーム38の側板44により押圧され一旦そのばね力に抗し
て変形されたのち、側板44が固定ばね92を通過すると、
固定ばね92が復帰して第2図に示すように側板44に係止
してリボンユニット36を固定し、リボン装置35が組立て
られる。
また、このとき、転写リボン29の垂下部が、相離間し
たプラテンローラ24とラインサーマルヘッド34との間
に、通されるとともに、ヘッドフレーム31の図示しない
切欠にその開口から差し込んで通され、この状態で巻取
軸40を手で回して、転写リボン29の余剰分を巻き取る。
ついで、本体ケース1の後面を通して導入される用紙を
転写リボン29の下方において、相離間したプラテンロー
ラ24とラインサーマルヘッド34との間に通し終わってか
ら、プラテンローラ24を上方へ回動してラインサーマル
ヘッド34に接触させる。
以上のようにしてセットされた転写リボン29は、供給
軸39から巻取軸40に至る部分が、印字部を通過して設け
られているから、ラインサーマルヘッド34の動作によ
り、転写リボン29のインクが用紙のラベルに転写されて
印字が行われる。
次ぎに、このラベルプリンタの使用時におけるリボン
装置35の動作について説明する。用紙送り駆動装置(図
示しない)の動作によりプラテンローラ24が回転される
と、歯車75を介してリボン駆動部37の歯車70が回転され
る。これにより、歯付きプーリ69を介してタイミングベ
ルト71が走行され、歯車66および65を介して回転軸59が
回転されるとともに、歯付きプーリ68を介して回転軸61
が回転される。
回転軸59にはリボン駆動軸42が連結されているので、
この駆動軸42が第1図中矢印G方向に回転して、その外
周に接している転写リボン29を移動させる。また、この
時、回転軸61には巻取軸40が接続されているので、巻取
軸40が第1図中矢印H方向に回転して、上記リボン駆動
軸42を経由した転写リボン29を巻き取る。
さらに、この時には、転写リボン29の巻き取り力によ
り供給軸39およびテンション軸41が従動回転され、転写
リボン29が供給されるとともに、テンション軸41により
転写リボン29に張力が付与される。
ところで、上記した印字が継続されて転写リボン29が
全て巻き取られると、転写リボン29を交換する必要があ
る。
この場合には、まず、本体ケース1の図示しない側板
を取り外してから、プラテンローラ24を図示しない駆動
手段により下方に移動させてサーマルヘッド34から離間
させる。しかるのち、リボンユニット36を手前に引っ張
る。これにより、固定ばね92が弾性変形してリボン支持
フレーム38の側板44から外れて固定が解除され、さら
に、リボンユニット36を手前に引っ張ると、スライダ8
1、上部レール87および中間レール85,86がスライド移動
して引出され、リボンユニット36が外部に引出される。
この状態から、リボンユニット36の軸受48,49のフッ
ク部53の根元部を可撓変形させて供給軸39と巻取軸40を
外し、新しい転写リボン29を巻回する供給軸39と巻取軸
40をリボンユニット36の軸受48,49に取り付ける。
しかるのち、上記したと同様にしてリボンユニット36
を本体ケース1内に挿入してセットし、交換を終了す
る。
なお、転写リボン29の再使用は以下のようにしてより
簡単に行うことができる。つまり、リボンユニット39は
対称形をなしているから、リボンユニット39の取手部46
を手に持ってヘッドフレーム31上から取外して、このユ
ニット36の前後方向中心を通る仮想中心線Hを境に、前
後に反転してヘッドフレーム31上にセットすると共にリ
ボン駆動部37に付け替えることができる。この付け替え
るに当たって、リボンユニット36の各軸39〜42の軸端部
39a〜42aに形成された接続孔56は、これらに向かい合っ
て位置されるリボン駆動部37の回転軸59,60,61,62に夫
々嵌合される。それによって、接続孔56の複数の溝57と
回転軸59,60,61,62の複数の突部74とが係合され、リボ
ン駆動部37から上記ユニット36の各軸39〜42への動力伝
達が可能になる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ヘッドフレーム
にリボンユニットを載置するスライダを設け、このスラ
イダのスライド移動によりリボンユニットをリボン駆動
部に対し着脱させるから、リボンユニットの着脱作業を
プリンタの外部側から行うことができ、作業性を著しく
向上できる。
また、リボンユニットを保持手段によってスライダ上
に保持するとともに、固定手段によってスライダを固定
するから、リボンユニットががたつくことがなく、良好
に印字できる。また、サーマルヘッドとスライダを同一
の部材(ヘッドフレーム)に取り付けるため、サーマル
ヘッドに対するスライダの位置決め精度を向上できる。
したがって、スライダのスライド移動により、リボン
ユニットがリボン駆動部に接続されたときには、印字ヘ
ッドに対して転写リボンを傾けることなく、すなわち、
印字ヘッドに対して転写リボンの走行方向が直交するよ
うに確実に位置決めすることができる。これにより、転
写リボンの走行時に転写リボンに皺が発生するといった
ことがなく、良好にインクを転写して印字できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第13図は本発明の一実施例を示し、第1図は
リボン装置を一部断面して示す側面図、第2図はリボン
装置を一部破断して示す部分正面図、第3図はリボン装
置の一部を分離して示す断面図、第4図はその斜視図、
第5図はリボンユニットを示す平面図、第6図はリボン
ユニットとスライダを示す斜視図、第7図はスライダの
ガイド機構を示す斜視図、第8図はその正面図、第9図
および第10図はスライダの突起部とリボン支持フレーム
のだるま穴との係合動作を示す説明図、第11図はリボン
駆動部の回転軸を示す側面図、第12図はその正面図、第
13図は回転軸に接続される軸端部を示す正面図、第14図
は従来の転写リボンの移動経路回りの構成を示す図であ
る。 24……プラテンローラ、31……ヘッドフレーム、34……
ラインサーマルヘッド、(印字ヘッド)、29……転写リ
ボン、35……リボン装置、36……リボンユニット、81…
…スライダ、90……突起部、91……だるま穴、92……固
定ばね(固定手段)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−147819(JP,A) 特開 昭61−68277(JP,A) 実開 平1−115561(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/32 B41J 35/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラとサーマルラインヘッドと
    から形成される印字部と、 上記サーマルラインヘッドを支持するヘッドフレーム
    と、 このヘッドフレーム上に支持され、上記印字部に導かれ
    る用紙に重ね合わされる転写リボンを走行させるリボン
    装置とを具備し、 上記リボン装置が、リボン駆動部と、これに着脱可能に
    連結されるリボンユニットとからなるものにおいて、 上記ヘッドフレームにスライド自在に設けられて上記リ
    ボンユニットを載置しスライド移動されることにより、
    上記リボン駆動部に対し上記リボンユニットを着脱させ
    るスライダと、 このスライダ上に載置されたリボンユニットを保持する
    保持手段と、 上記スライダのスライド移動により上記リボンユニット
    が上記リボン駆動部に接続されたとき上記リボンユニッ
    トを固定する固定手段とを具備したことを特徴とする転
    写式プリンタ。
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