JPH03224750A - 熱転写型プリンタ装置 - Google Patents

熱転写型プリンタ装置

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JPH03224750A
JPH03224750A JP2098390A JP2098390A JPH03224750A JP H03224750 A JPH03224750 A JP H03224750A JP 2098390 A JP2098390 A JP 2098390A JP 2098390 A JP2098390 A JP 2098390A JP H03224750 A JPH03224750 A JP H03224750A
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JP
Japan
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transfer paper
thermal head
transfer
platen roller
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2098390A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoyu Takanashi
高梨 稜雄
Hidefumi Tanaka
英史 田中
Shigeru Kato
茂 加藤
Naomi Osada
長田 尚省
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03224750A publication Critical patent/JPH03224750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、記録用紙の中寸法よりも小さい巾寸法のサー
マルヘッドを用いて、記録用紙をサーマルヘッドの中寸
法に分割して印刷を行い、高画質な大型サイズのカラー
印刷を得ることが出来る熱転写型プリンタ装置に関する
ものである。
(従来の技術) 近年、業務用又は民生用分野において、例えば静止画像
あるいはコンピュータグラフィック図形等の画像をカラ
ー印刷する印刷装置として、高解像度、多階調で、かつ
取り扱い容易な熱転写型プリンタ装置(以下装置とも記
す)が多く使用されている。
この熱転写型プリンタ装置は、イエロー、マゼンタ、シ
アンおよびブラック等の複数色のカラーインク(以下イ
ンクとも記す)が長手方向に順次塗イ[iされている転
写紙を使用して、サーマルヘッドの熱でインクを溶かし
たり昇華させたりして、記録用紙に複数の色のインクを
重ね合わせて転写し、カラー印刷を行うことは周知のこ
とである。
この熱転写型プリンタ装置は、第5図に示すように、記
録用紙3の先端を挟持するクランパ1aを保持したプラ
テンローラ1と、軸2aを回動支点としてプラテンロー
ラ1に接離自在なサーマルヘッド2とを備えている。そ
して記録用紙3はプラテンローラ1のクランパ1aで先
端を挟持され、かつプラテンローラ1に巻回される。ま
た、プラテンロー51とサーマルヘッド20間には、転
写紙供給ロー・ル5および転写紙巻取りロール6に巻回
された転写紙4が装着されている。
また、サーマルヘッド2は、プラテンローラ1と平行に
1列に連なる複数の発熱体を備え、各発熱体に所定の信
号電流を供給して各々発熱させることによって1ライン
分の印刷を同時に行なうものである。
次に、このような熱転写型プリンタ装置におけるカラー
印刷動作は、まず図示しない給紙トレイから給紙された
記録用紙3をクランパ1aによって先端を挟持し、プラ
テンローラ1に記録用紙3を巻回させる。
その後、プラテンローラ1を図示しないプラテンモータ
により矢印方向に回転させると共に、クランパ1aがサ
ーマルヘッド2の圧接点を通過後(記録開始位置)、サ
ーマルヘッド2が軸2aを中心として図中半時針方向に
回動し、記録用紙3と転写紙4を一緒にプラテンローラ
1に圧接する。
そして記録用紙3はプラテンローラ1と一緒に矢印方向
に回転し、転写紙4は転写紙巻取りロール6方向へと移
送される。そしてサーマルヘッド2に信号電流を通電し
、これによって転写紙4に塗布されたインクを記録用紙
3に転写し、−色目(例えばイエロー)の印刷を行う。
最初の一色目のイエロ一の印刷が終了すると、サーマル
ヘッド2をプラテンローラ1から離間し、プラテンロー
ラ1を再び記録開始位置まで送ると共に、転写紙巻取り
ロール6にて転写紙4を巻取る。その模、サーマルヘッ
ド2をプラテンローラ1に圧接し、新たな色のインクが
塗布された部分を記録用紙3に対接させて再度上述のよ
うな印刷動作を行なう。
以降、このような印刷動作を複数回(例えば4回)繰り
返して、各色のインクを面順次で順次重ね合せることに
よりカラー印刷動作が終了する。
そして、全ての色による印刷動作が終了すると、サーマ
ルヘッド2が軸2aを中心として図中時計方向に回動し
、プラテンローラ1から1間する。
そしてカラー印刷された記録用紙3は図示しない排紙ト
レイに排紙される。
(発明が解決すべき課題) ところで、上記したような熱転写型プリンタ装置を用い
てカラー印刷を行う際、第5図に示した如く、記録用紙
3の巾寸法W1が大きい大型サイズの記録用紙3におい
ては、サーマルヘッド2の巾寸法W2も大きくしなけれ
ばならない。従ってサーマルヘッド2の1列に連なる複
数の発熱体の数も、巾寸法W2に見合った大きな数とな
る。巾寸法W2が大きなサーマルヘッド2の製造は非常
に困難で、特に発熱体の基板となる長尺なセラミック基
板の製造においては均一な平坦度を得ることが困難とな
り、また発熱体の製造においては均一な抵抗値を得るこ
とが困難となる等の問題点がある。
また、仮にサーマルヘッド2の製造が可能となっても製
造が困難なためコスl−が高くついてしまう等の問題点
も生じている。。
更に、転写紙4は複数色のカラーインクが長手方向に順
次塗布されているため、印刷する必要のない色の転写紙
4でも、印刷することなく転写紙巻取りロール6に巻取
られ、無駄となってしまう問題点も生じている。
(課題を解決するための手段〉 本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、記録用
紙を巻回して回転駆動するプラテンローラにラインサー
マルヘッドを圧接して転写紙および記録用紙を一緒に搬
送して記録する熱転写型プリンタ装置において、前記記
録用紙の巾寸法より小さい中寸法に形成され、かつ複数
の発熱体が主査方向に配設された前記ラインサーマルヘ
ッドを有し、主走査方向に移動自在なサーマルヘッド部
と、前記サーマルヘッド部を主走査方向に移動するサー
マルヘッド部駆動機構と、前記ラインサーマルヘッドを
前記プラテンローラに圧接する加圧機構と、前記転写紙
を巻回した一対のロールを回転自在に保持した転写紙カ
ートリッジを着脱自在に複数収納し、かつ前記プラテン
ローラの延長軸線上に設けられて駆動機構により選択的
に駆動される転写紙カートリッジ収納部とを備えてなり
、印刷時、前記サーマルヘッド部の所定の位置への移動
により前記転写紙カートリッジ収納部に収納された一の
前記転写紙カートリッジが、前記サーマルヘッド部に選
択的に装着され、前記プラテンローラ上の前記記録用紙
を前記ラインサーマルヘッドにて巾寸法に分割して印刷
を行うよう構成したことを特徴とする熱転写型プリンタ
装置。
また、上記熱転写型プリンタ装置にあっては、前記転写
紙カートリッジ収納部に収納される複数の前記転写紙カ
ー1−リッジ内の前記転写紙は、イエロー、マゼンタ、
シアンまたはブラックの単色のインクを塗布したもので
あることを特徴とするものである。
さらに、プラテン上の記録用紙に転写紙を介してライン
サーマルヘッドを圧接して記録する熱転写型プリンタ装
置において、複数の発熱体が主走査方向に配設された前
記ラインサーマルヘッドを有し、前記転写紙を巻回した
一対のロールを回転自在に保持した転写紙カー1ヘリツ
ジを着脱自在に装着し、かつ前記転写紙カートリッジ内
の前記転写紙を駆動する転写紙駆動機構を有したサーマ
ルヘッド部を具備したことを特徴とする熱転写型プリン
タ装置を提供するものである。
(実施例) 以下、本発明に・係る熱転写型プリンタ装置の好適な一
実施例を第1図ないし第4図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る熱転写型プリンタ装置の一実施例
を示した斜視図、第2図(A)、(B)は同要部の一部
となるサーマルヘッド部と転写紙カートリッジを拡大し
、かつ両者の装着位置関係を示した斜視図、第3図(A
)〜(D)は同要部の一部となる転写紙カートリッジを
転写紙カートリッジ収納部およびサーマルヘッド部に係
合する動作を模色的に示した縦断面図、第4図(A)。
(B)はステージに装着された転写紙カートリッジ内の
転写紙の巻取り駆動を示した縦断面図である。
ここで本発明に係る熱転写型プリンタ装置の要部の詳細
な構成を順を追って説明する。
くプラテンローラ〉 第1図において、プラテンローラ11は表面がゴム等の
弾性体からなり、その外周には記録用紙12の先端を挟
持するクランパ13が設けである。
このクランパ13は、図示しない手段により給紙時に記
録用紙12の先端を挟持し、排紙時に挟持を解除する。
またプラテンローラ11の両端の軸11a(片側のみ図
示)は、左右の側板14,15に嵌着した図示しないベ
アリングに軸着され、回転自在となっている。
また側板14側には、減速機構を有したブラテンローラ
駆動機構16が設けである。このプラテンローラ駆動機
構16は、エンコーダ17を内臓した直流サーボモータ
18の出力軸18aの回転を、カップリング19を中継
して連結された第1のウオーム20から第1のウオーム
ホイール21に伝達し、更に第1のウオームホイール2
1と同軸の第2のウオーム22からプラテンローラ11
の軸11aに固着された第2のウオームホイール23に
伝達し、プラテンローラ11を副走査方向(矢印Y1方
向)に回転する@造となっている。
尚、プラテンローラ11は、エンコーダ17によりセミ
クローズ1〜ループで回転速度のサーボ制御が行われて
いる。
また側板15側には、複数の転写紙カートリッジ30 
(30A〜300)を収納する後述する転写紙カートリ
ッジ収納部40が設けである。
〈転写紙カートリッジ〉 第1図および第2図(△)において、転写紙カー1−リ
ッジ30はほぼ直方体形状の枠体31で形成されており
、枠体31の内部には転写紙32を供給する供給ロール
33と使用済みの転写紙32を巻取る巻取りロール34
とが回転自在に支持されている。また転写紙32は各ロ
ール33.34に巻回されており、各ロール33.34
間に設けたガイドローラ35.36によって、転写紙3
2の走行路が規制され、各ロール33.34の径の変化
に走行路が左右されないようになっている。
また上記転写紙32の巾寸法W5は、後述するサーマル
ヘッド62の巾寸法W3にほぼ等しく形成され、長さ方
向は所定の長さに形成されている。
また上記転写紙32は、単色の溶融性インク又は昇華性
インク(以下インクと記す)が塗布されている。このイ
ンクの色は、イエロー、マゼンタ。
シアンの3色又はブラックを加えた4色の各色が使用さ
れ、各色の転写紙32は専用の転写紙カートリッジ30
A (イエロー)、30B(マぜンタ)30C(シアン
)又は30D(ブラック)内にそれぞれ装着されている
また枠体31の前面31a、後面31bの下部には、後
述する転写紙カートリッジ収納部40に収納するため一
対の案内リブ31gが形成され、かつ前後面31a、3
1bの中間部には、後述するサーマルヘッド部60のス
テージ61に嵌合する案内溝31hがそれぞれ形成され
ている。
また枠体31の右側面31cの中央上部には、孔311
を有した突出部31jが形成され、孔311は後述する
転写紙カー1−リッジ収納部40に設けたロック爪46
に、突出部31jは後述するサーマルヘッド部60のス
テージ61に設けたロック爪77にそれぞれ係止される
ようになっている。
〈転写紙カートリッジ収納部〉 第1図において前述した如く、側板15側に。
複数の転写紙カートリッジ30 (30A〜300)を
収納する転写紙カートリッジ収納部40が設けである。
この転写紙カートリッジ収納部40は、転写紙カー1−
リッジ30を着脱自在に収納し、かつ軸41に固着され
て後述する転写紙カートリッジ収納駆動は構54により
回転する構造となっている。
また軸41は、プラテンローラ11の右側延長軸線上に
プラテンローラ11の軸とは別体に設けられており、側
板15と側板42の間に回転自在に支持されている。
また転写紙カートリッジ収納部40は、円盤状のベース
板43に複数のガイド溝レール44(1個のみ図示)が
固定され、このガイド溝レール44に転写紙カートリッ
ジ30に形成された一対の案内リブ31g(第2図(A
))が嵌合する構造となっている。また円盤状のベース
板43の右側面43aには、転写紙カートリッジ30を
ロックするロック機構45が複数個設けである。このロ
ック機構45により転写紙カートリッジ30は、転写紙
カートリッジ収納部40から不用意にはずれることは生
じない。
またベース板43の右側面43aの上部近辺で、かつ右
側面43aから離間した位置に、上記のロック機構45
を解除するブツシュ式のソレノイド52が1個のみ図示
しない固定部材に独立して支持されている。このソレノ
イド52は転写紙カー1−リッジ収納部40の上部で着
脱位置に配置された転写紙カートリッジ30のみを後述
する動作によりロックを解除する。尚、転写紙カートリ
ッジ30を新しい物と交換する場合は、ロック機構45
のロック爪46を手動で解除し、転写紙カートリッジ3
0をプラテンローラ11方向に移動することにより可能
となる。
またロック機構45は、第3図に示す如く、ベース板4
3の右側面43aにロック爪保持板47が固定され、こ
のロック爪保持板47に固定された軸48にロック爪4
6が軸着されている。また上記ロック爪46は、先端に
゛コ″の字形状の爪部46aが形成され、軸48を介し
た他端部46bはソレノイド52の先端のローラ53に
当接している。また軸48にはねじりばね49が嵌入さ
れ、ねじりばね49は一端をロック爪46に掛止し、他
端をス]・ツバビン50に掛止している。そしてねじり
ばね49により、ロック爪46は軸48を中心に反時計
方向に付勢され、かつロック爪46の他端部46bはス
トッパピン5oに当接している。
更に転写紙カートリッジ収納部4oを回転する転写紙カ
ートリッジ収納部駆動機構54は、第1図に示す如く、
エンコーダ付きのモータ55の軸先端に固着した第1の
ギア56が、軸41に固着した第2のギア57と歯合し
ている。そしてモータ55を駆動することにより、印刷
する色の転写紙カートリッジ30を後述するサーマルヘ
ッド部60に対向した着脱位置まで移動する構造となっ
ている。またモータ55は転写紙カートリッジ30を着
脱位置に正確に配置するようエンコーダ(図示せず)に
より制御される。
〈サーマルヘッド部〉 第1図および第2図(B)において、サーマルヘッド部
60は、プラテンローラ11の上方に位置し、プラテン
ローラ11と平行な主走査方向(矢印×1.×2方向)
に移動自在とする構造である。
上記サーマルヘッド部60のラインサーマルヘッド62
は、内部が中空状で箱形のステージ61の上面61aに
後述する機構により支持されている。このラインサーマ
ルヘッド62(以下サーマルヘッド62と記す)は、プ
ラテンローラー1と平行な主走査方向に1列に連なる複
数の発熱体が配設されており、かつ主走査方向の巾寸法
W3は、記録用紙12の巾寸法W4より小さく選定され
ている。 またサーマルヘッド62は、放熱フィンを有
したヘッド支持部材63に固定されている。
上記ヘッド支持部材63には加圧軸64が軸着され、サ
ーマルヘッド62は加圧軸64を中心に矢印F、F2方
向に回動自在とし、サーマルヘラド62がプラテンロー
ラー1に圧接する際、サーマルヘッド62の片当りを防
止する構造となっている。 またステージ61の後面6
1cには突出部61Gが形成され、この突出部61Qに
加圧軸64の中央部64aが軸65を介して支持され、
この軸65を支点として中央部64a近辺に設けた圧縮
ばね66の付勢力により、印刷を行わない時にはサーマ
ルヘッド62をプラテンローラー1から離間させている
またサーマルヘッド62と反対側の加圧軸64の端部6
4b側には、プラテンローラ11と平行に加圧1f16
7が設けである。この加圧機構67は、プラテンローラ
11と平行な軸68の両端に一対のアーム69が固着さ
れ、更に一対のアーム69の間で、かつアーム69の先
端に軸68およびプラテンローラ11と平行な軸70が
支持されている。また加圧軸64の端部64bは、加圧
機構67の軸70に当接し、サーマルヘッド部60の主
走査方向の移動に伴って、端部64bは軸70上を摺動
する構造となっている。。そして印刷時には図示しない
手段により、軸68を矢印G1方向に回動すると、圧縮
ばね66の付勢力に打ち勝ってサーマルヘッド62がプ
ラテンローラ11に圧接する構造となっている。尚、サ
ーマルヘッド62の加圧機構67は、図示しないソレノ
イドあるいは減速機構を保持したモータ等の加圧機構駆
動源をステージ61に搭載して加圧機構駆を構成するこ
とも可能である。
またステージ61の前面61b、後面61C側に、一対
のガイド軸71がプラテンローラ11と平行にステージ
61を貫通して横架されている。
また一対のガイド軸71との間に、プラテンローラ11
と平行なネジ形状のナツト61kがステージ61を貫通
して形成されており、このナツト61kにボールネジ7
2が嵌合されている。
またボールネジ72の左端部にはサーマルヘッド部駆!
II礪構73が設けである。即ち、ボールネジ72の左
端部には第3のギア74が固着され、このギア74にエ
ンコーダ内臓のサーボモータ75の軸先端に固着した第
4のギア76が歯合している。そしてサーボモータ75
を駆動制御することにより、ステージ61は一対のガイ
ド軸71上を摺動しながら所定の位置に移動する。
従ってサーマルヘッド部60は、サーマルヘッド62お
よび転写紙カートリッジ30(第1図中の二点鎖線)を
内装した状態で、プラテンローラ11に平行に移動でき
る構造となっている。
またステージ61の下面61f内でかつ前面61b、後
面61C側には、転写紙カー1−リッジ30をステージ
61に装着するための互いに対向する一対のガイドリブ
61hがプラテンローラ11に平行に形成されている。
この一対のガイドリブ61hには前述した転写紙カート
リッジ30に形成された案内溝31htfilN合する
。そして転写紙カートリッジ30がステージ61に装着
されると、転写紙カートリッジ30の上面31e(第2
図(A))側の転写紙32(第2図(A))は、サーマ
ルヘッド62に対向する構造となっている。
またステージ61の右側面の中央には、ステージ61に
装着された転写紙カートリッジ30を係止し、かつ転写
紙カートリッジ30の装着位置決めをするロック爪77
が設けられている。このロック爪77は前述した転写紙
カートリッジ30に形成された突出部31jに係合する
またステージ61の前面61bには、装着された転写紙
カートリッジ30の転写紙32を巻取る転写紙駆動機構
80が設けである。転写紙駆動機構80はモータ81の
軸先端に固着した第5のギア82に第6のギア83が歯
合し、減速機構を構成している。更にステージ61の後
面61c側に転写紙32を巻き戻したり、転写紙32に
バックテンションを加えたりする上記とは別な転写紙駆
動機構を設けてもよい。
尚、転写紙カートリッジ30内の転写紙32を搬送する
転写紙腰vJ機構80を、サーマルヘッド部60に設け
て構成した場合には、サーマルヘッド部60が主走査方
向に移動することのない熱転写型プリンタ装置に採用す
ることも可能である。
この構成による熱転写型プリンタ装置においては、回転
するプラテンローラもしくは平坦面で形成された回転す
ることの無いプラテンを有した装置に採用しても何等の
支障も生じない。従って、サーマルヘッド62と転写紙
32どの位置関係が正確になると共に、転写紙32の移
送も蛇行することなく、高画質なカラー印刷が得られる
。更にサーマルヘッド部60はユニット化されることに
より組立作業性が向上する等の実用的な利点が得られる
〈転写紙カートリッジの@脱動作〉 転写紙カートリッジ30のステージ61への着脱動作に
ついて第3図を用いて説明する。尚、第3図は転写紙カ
ートリッジ30を転写紙カートリッジ収納部40′I3
よびサーマルヘッド部60に係合する動作を模色的に示
した縦断面図であり、かつ前述した転写紙カートリッジ
30の案内リブ31qと転写紙カートリッジ収納部40
のガイド溝レール44との係合関係、転写紙カートリッ
ジ30の案内lG31hとステージ61のガイドリブ6
1hとの係合関係の図示は省略しである。
転写紙カートリッジ30の装着動作は、まず転写紙カー
トリッジ収納部40に収納された印刷する色の転写紙カ
ートリッジ30を、転写紙力−1〜リツジ収納部駆II
m構54を駆動して第1図に示した転写紙カートリッジ
収納部40の上方で、かつステージ61に対向する着脱
位置まで移動する。
第3図(A)において、転写紙カートリッジ30は転写
紙カー!−リッジ収納部40に収納された状態である。
この状態は転写紙カートリッジ30に形成された孔31
iに、転写紙カー1−リッジ収柄部40に設けたロック
機構45のロック爪46が係合している。ここでサーマ
ルヘッド部駆動機構73(第1図)を駆動して、ステー
ジ61を矢印×1方向に移動すると、転写紙カートリッ
ジ30はステージ61の下面61f側に徐々に挿入され
る。そして同図(B)に示した位置でステージ61を停
止させる。この時、ステージ61に設けたロック爪77
は、転写紙カートリッジ収納部40に設けたロック爪4
6の端部の上に当接する。
尚、ロック爪77を付勢しているねじつばね7つは、ロ
ック爪46を付勢しているねじりばね49より弱く形成
されているため、ロック爪77がロック爪46を下方に
押し下げることはない。上記状態から同図(C)に示す
ように、ソレノイド52の先端を上方向に引き上げると
、ロック爪46は軸48を中心に反時計方向に回動し、
孔31との係合が解除される。一方、ロック爪46の反
時計方向の回動に伴って、ロック爪77は軸78を中心
に時計方向に回動し、転写紙カートリッジ30に形成さ
れた突出部31jの端部を係止する。
そしてサーマルヘッド部駆動機構73(第1図)を再び
駆動して、同図(D)に示した矢印×2方向にステージ
61を移動することにより、転写紙カートリッジ30は
ステージ61への装着が完了する。
次にステージ61に装着されている転写紙力−トツツジ
30を、転写紙カーl−リッジ収納部40に戻す動作は
、まず転写紙カートリッジ収納部40が転写紙カートリ
ッジ30が収納出来る状態であるかを図示しない手段に
より確認する。その後、同図(D)の状態から同図(B
)の状態まで矢印×1方向にステージ61を移動すると
、ロック爪46はロック爪77の付勢力に打ち勝って軸
48を中心に時計方向に回動し、ロック爪46は孔31
1に係合する。そして同図(A)に示した矢印×2方向
にステージ61を移動すると、転写紙カートリッジ30
は転写紙カートリッジ収納部40に収納される。
ここで転写紙カー1−リッジ収納部駆動機構54を(第
1図)を駆動して、次に印刷する色の転写紙カー1〜リ
ツジ30を上方の着脱位置に移動する。
以下上記と同様な着脱動作を繰り返して後述する印刷動
作を行う。
〈転写紙の駆動〉 ステージ61へ装着された転写紙カートリッジ30の転
写紙32を駆動する動作は、第4図に図示した如く、ス
テージ61に設けられた前述した転写紙駆動機構80の
第6のギア83が、巻取りカブラ84に回転自在に軸着
している。一方、巻取りカブラ84の両端は、ステージ
61の側壁6i +、61jに回転自在に支持されてい
る。また巻取りカブラ84は、側壁61iと第6のギア
83との間には圧縮ばね85が付勢され、第6のギア8
3と側壁61jの間にはスリップリング86が嵌着され
ている。また巻取りカブラ84の右端部には爪部84a
が形成されており、この爪部84aに転写紙カートリッ
ジ30の巻取りロール34に形成された溝34 a b
< 11合するような構造となっている。そして第4図
(A)に図示した如く、爪部84aがil 34 aと
嵌合出来ない位置関係にある場合には、巻取りカブラ8
4は矢印に2方向に移動する。ここでモータ81をほん
の少し回転させ、爪部84aが満34aに一致すれば圧
縮ばね85の付勢力により、第4図(B)に図示した如
く巻取りカブラ84は矢印に1方向に移動し、嵌合する
。また圧縮ばね85とスリップリング86によって、巻
取りカブラ84と第6のギア83との間で一定以上の1
−ルクはスリップし、転写紙32に異常なトルクが加わ
らない構造となっている。そして印刷する際には、転写
紙駆動機構80を駆動し、使用済みの転写紙32を巻取
りロール34に巻取ることが出来る構造となっている。
〈印刷動作〉 第1図を用いて印刷動作について説明する。
電源投入後、前述した転写紙カー1〜リツジ30の着脱
動作に従って最初に印刷する色(例えばイエロー)の転
写紙カートリッジ30aをステージ61に装着する。そ
の後サーマルヘッド部駆動機構73を駆動して、サーマ
ルヘッド部60を矢印×2方向に移動し、プラテンロー
ラ11の左側で図中第0列の所定の位置で停止する。尚
、印刷する列は記録用紙12の巾寸法をサーマルヘッド
62の巾寸法で分割したものである。
一方、図示しない給紙部から記録用紙12がプラテンロ
ーラ11に搬送され、記録用紙12の先端がクランパ1
3に挟持される。記録用紙12はプラテンローラ11を
巻回し、かつプラテンローラ11は矢印Y1方向に回転
を続ける。そしてクランパ13がサーマルヘッド62を
通過後、加圧機構67を矢印G1方向に回動し、サーマ
ルヘッド62をプラテンローラ11に圧接する。サーマ
ルヘッド62の圧接により、記録用紙12と転写紙32
はプラテンローラ11と一緒に回転し、サーマルヘッド
62に記録信号を供給して、例えばイエロ一の第0列の
印刷が終了する。
イエロ一の第0列の印刷が終了すると、加圧機構67を
今度は矢印02方向に回動し、サーマルヘッド62をプ
ラテンローラ11から離間する。
そしてサーマルヘッド部駆動機構73を再び駆動し、サ
ーマルヘッド部60を矢印×1方向に移動して、プラテ
ンローラ11のほぼ中央で図中箱■列の記録用紙12上
の所定の位置で停止する。ここで第0列のイエロ一の印
刷を行い、以下記録用紙12上の分割した列に従って同
様なイエロ一の印刷を動作を繰り変えして、記録用紙1
2にイエロ一の印刷が終了する。
イエロ一の印刷が全て終了すると、次の色(例えばマゼ
ンタ)を上記と同様に分割して印刷し、最終の色の印刷
が終了すると、クランパ13の挟持を図示しない手段で
解除し、記録用紙12を排紙することにより、高画質な
カラー印刷が得られる。
尚、上記した印刷動作は、例えば印刷する列ごとに印刷
する色を変える等の印刷動作も可能で、限定された動作
ではない。
以上詳述したように、本発明に係る熱転写型カラープリ
ンタを採用して印刷を行うと、サーマルヘッド62の巾
寸法が記録用紙12の巾寸法より小さいため、記録用M
12をサーマルヘッド62の巾寸法に従って分割し、列
ごとに印刷することが出来る。従って巾寸法が大きく製
造が困難なサーマルヘッド62を用いることなく、大き
なサイズの記録用紙12に高画質なカラー印刷が得られ
る。
更に使用ツる転写紙32は単色に形成されているため、
印刷する必要のない色の転写紙32においては転写紙カ
ートリッジ収納部40にそのまま転写紙32を収納して
置くことが出来るし、また印刷する場合においては印刷
する場所のみ転写紙32を使用することが出来る。この
結果、従来のような転写紙32の無駄は発生しないので
印刷コストに大いに寄与する。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明に係る熱転写型カラープリ
ンタは、請求項1記載においては、ラインサーマルヘッ
ド(サーマルヘッド)の11寸法が記録用紙の中寸法よ
り小さい小型なサーマルヘッドを用いることが出来るた
め、巾寸法が大きく製造が困難なサーマルヘッドを用い
る必要がなくなる。
この結果、装置の小型化および低コスト化が可能な高画
質なカラー印刷装置となる。また小型なサーマルヘッド
を用いるこにより、サーマルヘッドをプラテンローラに
圧接する際の圧接力も小となり、安価なサーマルヘッド
部を構成出来かつ装置の信頼性も向上する。また印刷す
る際には、記録用紙をサーマルヘッドの巾寸法に分割し
て、列ごとに印刷することが出来る。従って、大きなサ
イズの記録用紙に高画質なカラー印刷が得られる。
また請求項2記載においては、使用する転写紙は単色と
しであるため、印刷する必要のない色の転写紙において
は転写紙カートリッジ収納部にそのまま転写紙を収納し
て置くことが出来るし、また印刷する場合においては印
刷する場所のみ転写紙を使用することが出来る。この結
果、従来のような転写紙の無駄は発生しないので、印刷
コストに大いに寄与する等の利点が得られる。
また請求項3記載においては、サーマルヘッド部に転写
紙を巻回した転写紙カートリッジを装着し、サーマルヘ
ッド部に設けた転写紙駆動機構を駆動して印頃すること
が出来る。この結果、サーマルヘッドと転写紙との位置
関係が正確になると共に、転写紙の移送も蛇行すること
なく、高画質なカラー印刷が得られる。更にサーマルヘ
ッド部はユニット化されることにより組立作業性が向上
する等の特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱転写型プリンタ装置の一実施例
を示した斜視図、第2図(A)、(B)は同要部の一部
となるサーマルヘッド部と転写紙カートリッジを拡大し
、かつ両者の装着位置関係を示した斜視図、第3図(A
)〜(D)は同要部の一部となる転写紙カートリッジを
転写紙カートリッジ収納部およびサーマルヘッド部に係
合する動作を模色的に示した縦断面図、第4図(A)。 (B)はステージに装着された転写紙カー1−リッジ内
の転写紙の巻取り駆動を示した縦断面図、第5図は従来
例の熱転写型プリンタ装置の斜視図である。 11・・・プラテンローラ、 12・・・記録用紙、3
0・・・転写紙カートリッジ、32・・・転写紙、40
・・・転写紙カートリッジ収納部、54・・・転写紙カ
ートリッジ収納部駆動機構、60・・・サーマルヘッド
部、 62・・・ラインサーマルヘッド(サーマルヘッド)6
7・・・加圧機構、 73・・・サーマルヘッド部駆動i槙、80・・・転写
紙駆動機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録用紙を巻回して回転駆動するプラテンローラ
    にラインサーマルヘッドを圧接して転写紙および記録用
    紙を一緒に搬送して記録する熱転写型プリンタ装置にお
    いて、前記記録用紙の巾寸法より小さい巾寸法に形成さ
    れ、かつ複数の発熱体が主査方向に配設された前記ライ
    ンサーマルヘッドを有し、主走査方向に移動自在なサー
    マルヘッド部と、前記サーマルヘッド部を主走査方向に
    移動するサーマルヘッド部駆動機構と、前記ラインサー
    マルヘッドを前記プラテンローラに圧接する加圧機構と
    、前記転写紙を巻回した一対のロールを回転自在に保持
    した転写紙カートリッジを着脱自在に複数収納し、かつ
    前記プラテンローラの延長軸線上に設けられて駆動機構
    により選択的に駆動される転写紙カートリッジ収納部と
    を備えてなり、印刷時、前記サーマルヘッド部の所定の
    位置への移動により前記転写紙カートリッジ収納部に収
    納された一の前記転写紙カートリッジが、前記サーマル
    ヘッド部に選択的に装着され、前記プラテンローラ上の
    前記記録用紙を前記ラインサーマルヘッドにて巾寸法に
    分割して印刷を行うよう構成したことを特徴とする熱転
    写型プリンタ装置。
  2. (2)前記転写紙カートリッジ収納部に収納される複数
    の前記転写紙カートリッジ内の前記転写紙は、イエロー
    、マゼンタ、シアンまたはブラックの単色のインクを塗
    布したものであることを特徴とする請求項2記載の熱転
    写型プリンタ装置。
  3. (3)プラテン上の記録用紙に転写紙を介してラインサ
    ーマルヘッドを圧接して記録する熱転写型プリンタ装置
    において、複数の発熱体が主走査方向に配設された前記
    ラインサーマルヘッドを有し、前記転写紙を巻回した一
    対のロールを回転自在に保持した転写紙カートリッジを
    着脱自在に装着し、かつ前記転写紙カートリッジ内の前
    記転写紙を駆動する転写紙駆動機構を有したサーマルヘ
    ッド部を具備したことを特徴とする熱転写型プリンタ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5847743A (en) * 1994-05-12 1998-12-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Thermal printing apparatus

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