JPH0473176A - 転写式プリンタ - Google Patents

転写式プリンタ

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JPH0473176A
JPH0473176A JP2186886A JP18688690A JPH0473176A JP H0473176 A JPH0473176 A JP H0473176A JP 2186886 A JP2186886 A JP 2186886A JP 18688690 A JP18688690 A JP 18688690A JP H0473176 A JPH0473176 A JP H0473176A
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JP
Japan
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ribbon
unit
ribbon unit
fixing plate
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2186886A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Koyama
小山 周治
Satoshi Kitahara
聡 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/968,089 priority patent/US5238314A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は用紙に添接された転写リボンを印字ヘッドを用
いて転写リボンのインクを用紙に転写して印字する転写
式プリンタに関する。
[従来の技術] 転写式プリンタは例えばラベルに品名やバーコード等を
印字するラベルプリンタに使用されている。その転写リ
ボンの移動経路回りの構成は第19図に示されている。
同図中、aはプラテンローラ、bはプラテンローラaに
圧接するラインサ−マルヘッドであり、これらにより印
字部が形成されている。Cは印字部の後方に配設された
リボンガイド軸、dは転写リボン、eは転写リボンdの
巻取軸、fは転写リボンdの供給軸である。巻取軸eに
はモータの回転力が伝達され、その回転により、印字部
を通過した転写リボンdをそのまま巻き取るとともに、
供給軸fから転写リボンdを引き出している。供給軸f
には図示しない負荷機構が接続され、この機構により供
給軸fの回転を制動して、転写リボンdにパックテンシ
ョンを与えている。
しかしながら、従来においては、転写リボンdの交換時
には狭いプリンタ本体内で他の構成部品を避けながら着
脱作業をしなければならず、作業性が悪いという問題が
あった。
そこで、転写リボンdの交換作業を容易化するため、上
記巻取軸eと供給軸fをケーシング内に組み込んでユニ
ット化し、このユニットをプリンタの本体に対し着脱自
在とすることにより、プリンタ本体の外部で転写リボン
dの交換作業を行うことができるようにしたものが開発
されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記上記巻取軸eと供給軸fをケーシン
グ内に組み込んでユニット化した場合には、転写リボン
の交換作業は容易となるが、リボンユニットの着脱作業
はやはり狭いプリンタの本体内で行なわなければならず
、作業性が悪いという問題があった。
さらに、リボンユニットをプリンタの本体に対し着脱自
在にした場合には転写リボンの交換作業後、プリンタの
本体内に装着されたリボンユニットの取付は強度が低く
なりやすいので、印字動作中、プリンタの本体内のリボ
ンユニットにがたつきが発生するおそれがある。そのた
め、転写リボンdが蛇行したり、転写リボンdにしわが
発生するおそれがあるので、印字品質が低下するおそれ
があった。
そこで、本発明は、リボン駆動部に対するリボンユニッ
トの着脱作業をプリンタ本体の外部から行うことができ
、リボンユニットの着脱作業性の向上を図ることができ
るとともに、リボンユニットをプリンタ本体内の装着位
置に装着した際の取付は強度を高め、印字品質の向上を
図ることができる転写式プリンタを提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はプラテンと印字ヘ
ッドとから印字部が形成され、上記印字部に導かれる用
紙に重ね合わされる転写リボンを走行させるリボン装置
がリボン駆動部と、これに着脱可能に連結されるリボン
ユニットとから形成された転写式プリンタにおいて、上
記リボンユニットが着脱可能に載置され、上記リボンユ
ニットをプリンタ本体内の装着位置からこのプリンタ本
体の外部側の引き出し位置までスライド移動するスライ
ダを設け、このスライダのスライド移動にともない上記
リボン駆動部に対し上記リボンユニットを着脱させるリ
ボンユニット着脱機構を設けるとともに、上記リボンユ
ニットの固定位置から解放位置まで回動可能に支持され
、上記リボンユニットの固定位置で上記リボンユニット
を上記プリンタ本体に固定する固定板を設け、かつ上記
リボンユニットが上記リボン駆動部に接続され、上記固
定板が上記リボンユニットの固定位置に回動された状態
で、上記リボンユニットと固定板との間に介在し、上記
固定板を上記リボンユニットに圧接させる弾性体を設け
たものである。
[作用] スライダ上にリボンユニットを載置してこのスライダを
スライド移動させるだけでリボンユニットをリボン駆動
部に着脱できる。また、リボンユニットがリボン駆動部
に接続された状態で、固定板をリボンユニットの固定位
置に回動させ、固定板を弾性体を介してリボンユニット
に圧接させることにより、リボンユニットをプリンタ本
体内の装着位置に装着した際のリボンユニットの取付は
強度を高め、リボンユニットのがたつきを防止できるよ
うにしたものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例のラベルプリンタとして使用す
るサーマル転写式プリンタについて第1図乃至第18図
を参照して説明する。
第2図中、1は本体ケースで、この前面ケース部分は、
L字形をなす第1前面パネル2と、着脱可能な側板(図
示しない)の上部に一体に設けられて第1前面パネル2
の上部に連なる第2前面パネルと、これら両パネル間に
設けられた第3前面パネル(図示しない)とで形成され
ている。第1前面パネル2は取外し不能に設けられてい
る。第3前面パネルは、印字された用紙が送り出される
開口を有して取外し可能に設けられている。
本体ケース1内には印字部11が設けられており、以下
この印字部11について説明する。
印字部11は本体フレーム12を備えている。
この本体フレーム12は、第2図に示すように水平に配
置されたフレーム底板13の左右両端部に、サイドフレ
ーム14.15を連結して形成されている。二枚のサイ
ドフレーム14.15は、垂直に起立し互いに対向して
配置されている。
さらに、印字部11はプラテンユニット21を備えてい
る。このユニット21は、サイドフレーム14.15間
に配置されている。そして、このユニット21にはプラ
テンローラ24と、このプラテンローラ24の両端に配
設された二枚の端板23とが設けられている。また、こ
れらの端板23には支軸挿入穴がそれぞれ形成されてい
る。
各端板23の支軸挿入穴内にはサイドフレーム14.1
5に内方向に向けてそれぞれ突設された支軸22.22
が回動自在に挿入されている。そして、プラテンユニッ
ト21はこれらの支軸22゜22を中心に回動自在に支
持されている。
また、プラテンローラ24にはプラテン軸28が設けら
れている。この場合、各端板23の前端部にはプラテン
軸28の軸受が夫々取付けられている。そして、これら
の軸受にはプラテンローラ24のプラテン軸28が貫通
して支持されている。
さらに、このプラテンローラ24は図示しない駆動手段
により、後述する印字ヘッドとしてのサーマルヘッド3
4に接離されるようになっている。
また、プラテンユニット21の上方位置には後述するヘ
ッドブラケット31が配設されている。
二のヘッドブラケット31の前端部の下面側には第3図
に示すようにサーマルヘッド34が取り付けられている
さらに、サイドフレーム14にはヘッドブラケット31
の上部側に第4図に示すようにリボンユニットs脱機構
Aが取付けられている。このリボンユニット着脱機構A
には一端がサイドフレーム14に片持ち状態で固定され
た断面形状が略U字状のガイド機構82と、このガイド
機構82に沿って移動するスライダ81とが設けられて
いる。
そして、このスライダ81はガイド機構82により後述
するリボン駆動部37に対し接離する方向にスライド自
在にガイドされるようになっている。
また、ガイド機構82には第5図および第6図に示すよ
うに下部レール83、中間レール85゜86、上部レー
ル87がそれぞれ設けられている。
そして、下部レール83はガイド機構82にねじ84に
より固定されている。さらに、上部レール87にはねし
88によりスライダ81が固定されている。また、上下
部の中間レール85.86は下部レール83と上部レー
ル87との間に配設されている。なお、下部レール83
と下中間レール86との間には多数個のローラ89・・
・が配設されている。そして、上部レール87は中間レ
ール85.86を介して下部レール83に対してスライ
ド自在に設けられている。
また、スライダ81の上面には第7図に示すように一対
の突起部90.90が突設されている。
これら突起部90.90は第8図および第9図に示すよ
うに上部側か大径部、下部側が小径部となっている。さ
らに、ガイド機構82の前端部には略り字状の突出部9
2が形成されている。そして、この突出部92の垂直面
に固定ピン93が突設されている。
一方、リボンユニット着脱機構Aのスライダ81の上面
にはリボン装置35が取付けられている。このリボン装
置35は、第1O図および第11図に示すようにリボン
ユニット36と、これが着脱されるリボン駆動部37と
から形成されている。
この場合、リボンユニット36にはリボン支持フレーム
38と、供給軸39と、巻取軸40と、テンション軸4
1と、リボン駆動軸42とが設けられている。
さらに、リボン支持フレーム38には相対向する二枚の
側板43,44が設けられている。これらの側板43,
44の底部は下部横架材45で連結されている。また、
両側板43.44の上部中央の突部47,47間は取手
部としての丸棒からなる上部横架材46で連結されてい
る。この上部横架材46はリボンユニット36を持ち運
ぶ時の取手として用いられるようになっている。
また、下部横架材45には一対のだるま穴91゜91が
2組形成されている。これらだるま穴91゜91には第
12図および第13図に示すようにへ・ソドブラケット
31のスライダ81の突起部90゜90が係合されてリ
ボンユニット36を保持する保持手段を構成するように
なっている。なお、2組のだるま穴91.91は下部横
架材45の長手方向の中心を境として対称に配置されて
いる。
また、各側板43.44の上部には、相対向する第1上
部軸受48が突部47の前側に位置されて取付けられて
いるとともに、相対向する第2上部軸受49が突部47
の後側に位置されて取付けられている。さらに各側板4
3,44には、その前側下部において相対向する軸受5
0が夫々取付けられているとともに、後側下部において
相対向する軸受51が夫々取付けられている。
軸受48,49は合成樹脂製であり、いずれも第14図
に示すように上部が解放するU字状の軸受部52と、こ
の軸受部52の上方に近接して位置されるフック部53
とが設けられている。フック部53の根元側部分は、可
撓変形が可能な薄肉構造にしである。この根元側部分を
可撓変形させることにより、フック部53は軸受部52
の上部開口に対して第14図中、前又は後側へ移動され
るようになっている。
さらに、供給軸39は二枚の側板43,44にわたって
横架されている。そして、この供給軸39の両側の軸端
部39aはヘッドブラケット31の後部側に位置される
各第2上部軸受49に回転自在に支持されている。この
場合、供給軸39は第2上部軸受49に対して着脱可能
である。
つまり、第2上部軸受49に嵌合して支持された供給軸
39の両軸端部39aに、その上部周面に接してフック
部53が位置されることにより、供給軸3.9は上部軸
受49から上方へ不用意に外れることが防止された状態
で取付けられている。また、フック部53の根元部を可
撓変形させて、これを供給軸39の軸端部39a上面か
ら外すことにより、この供給軸39を第2上部軸受49
から上方へ離脱させることができる。
さらに、巻取軸40も同様に二枚の側板43゜44にわ
たって横架されている。この巻取軸40の両側の軸端部
40aはヘッドブラケット31の前部側に位置される各
第1上部軸受48に回転自在に支持されており、この巻
取軸40も第1上部軸受48に対して着脱可能である。
その着脱の手順は、既に説明した上記供給軸39での場
合と同じであるので、説明を省略する。
なお、巻取軸40は供給軸39と同一の寸法および形状
をなしている。したがって、巻取軸40と供給軸39と
は、前後二組の軸受48,49に対して、上記の着脱手
順により付は替え可能にリボン支持フレーム38に取付
けられている。
また、これら供給軸39と巻取軸40との夫々、および
前後二組の軸受48,49の夫々は、いずれもリボンユ
ニット36の前後方向中心を通る仮想線H(第14図参
照)に対して、対称となる位置に設けられている。さら
に、供給軸39および巻取軸40の夫々には、転写リボ
ン29が巻き付けられる円筒体からなる巻き芯54が着
脱可能に取付けられる。この巻き芯54は、その端部に
形成された図示しない切欠溝を第14図中、符号55で
示す突起に嵌合することにより、回り止めされる。
また、転写リボン29は、第3図に示すように供給軸3
9に支持された巻き芯54に巻き付けられており、ここ
から引き出されてテンション軸41およびリボン駆動軸
42などを順次経由した後に、巻取軸40に支持された
巻き芯54に巻き取られるようになっている。なお、転
写リボン29のテンション軸41からリボン駆動軸42
に至る部分は、プラテンローラ24とラインサーマルヘ
ッド34とからなる印字部11を通っている。
さらに、リボン駆動軸42は、その両側の軸端部42a
を軸受50に回転自在に支持されて二枚の側板43,4
4にわたって横架されている。したがって、この駆動軸
42はヘッドブラケット31の前部側に位置して、印字
部11と巻取軸40との間に設けられている。また、リ
ボン駆動軸42の外周面には、印字部11から巻取軸4
0に向かう転写リボン29が巻き掛けられ、その接触部
分は転写リボン2つとの摩擦力を大きく確保できる構造
、例えばゴム等により形成されている。
さらに、テンション軸41は、その両側の軸端部41a
を軸受51に回転自在に支持されて二枚の側板43,4
5にわたって横架されている。したがって、このテンシ
ョン軸41はヘッドブラケット31の後部側に位置して
、印字部11と供給軸39との間に設けられている。こ
のテンション軸41の外周面にも、供給軸39から印字
部11に向かう転写リボン2つが巻き掛けられ、その接
触部分は転写リボン29との摩擦力を大きく確保できる
構造、例えばゴム等により形成されている。
このテンション軸41はリボン駆動軸42と同位置の寸
法および形状をなしている。さらに、これらテンション
軸41とリボン駆動軸42の夫々、および前後二組の軸
受50,51の夫々は、上記仮想線Hに対して対称とな
る位置に設けられている。したがって、リボン支持フレ
ーム38に横架された回転可能な4本の軸39〜42は
、リボンユニット36の中心P(第14図において上記
仮想線H上にある)に対して点対称となる位置に配設さ
れているものである。
また、軸39〜42の各軸端部39a〜42aには夫々
第15図に示す接続孔56が形成されている。この接続
孔56は、テンション軸41の軸端部41aで代表する
ように、その内周面に例えば6個の溝57を等間隔に有
して形成されている。
つぎに、第10図および第11図などを参照してリボン
駆動部37について説明する。この駆動部37は箱状に
形成されたベース58を有しており、その水平な板部分
は、ヘッドブラケット31のサイドフレーム14側の端
部上面にねじ14aによってねし止めされている(なお
、第11図中、14bはねし孔を示す)。また、ベース
58の垂直な板部分には、4本の回転軸59〜62が水
平に突設されている。これら各軸59〜62はリボンユ
ニット36側の各軸39〜42の配置と対応して設けら
れている。
さらに、ベース58の前側下部に配置された回転軸59
には同軸的に歯車65が設けられ、この歯車65には歯
車66が噛合されている。前記歯車66には同軸的に歯
付きプーリ67が取り付けられている。また、ベース5
8の前部側上部の固定軸61には歯付きプーリ68が一
体的に設けられ、さらに、このベース58の中央側下部
には歯付きプーリ69および駆動歯車70が同軸的に設
けられている。そして、上記歯付きプーリ67゜68.
69にはタイミングベルト71が掛は渡されている。こ
のタイミングベルト71にはテンションローラ72か圧
接され、タイミングベルト71に対し張力を付与してい
る。
また、駆動歯車70には、プラテンローラ24の駆動系
の歯車75が噛合されるようになっている。
上記各回転軸59,60,61.62の構成は、第16
図および第17図に示す回転軸62の構成で代表して示
すように、外周に3個の突部74を有している。各突部
74は、上記接続孔56の溝57に掛合して、これらの
間での動力伝達を可能にするものである。
一方、ヘッドブラケット31は第4図に示すような取付
構造によって取り付けられている。すなわち、本体フレ
ーム12の一方のサイドフレーム14には支持シャフト
101の一端部が固定されて片持支持されているととも
に、このサイドフレーム14にはヘッドブラケット31
の支持穴102が穿設されている。また、ヘッドブラケ
ット31の両側面部にはそれぞれ係合孔103が形成さ
れているとともに、固定ピン104が突設されている。
そして、ヘッドブラケット31の係合孔103 、10
3内には支持シャフト101がスライド自在に挿通され
るとともに、このヘッドブラケット31の一方の固定ピ
ン104が上記支持穴102内に嵌合された状態で片持
支持される。
また、本体フレーム12の他方のサイドフレーム15の
外面部には第1図に示すようにヒンジ105を介してヘ
ッドブラケット31およびリボンユニット36の固定板
106が取り付けられているとともに、一対の位置決め
ピン107 、108が突設されている。この場合、固
定板106は第18図に示す固定位置から第1図に示す
解放位置までヒンジ105を介してサイドフレーム15
に回動可能に取付けられている。さらに、この固定板1
06には第1乃至第5の係合孔109 、110 、1
11 、112 。
113がそれぞれ穿設されているとともに、ロック機構
114が設けられている。この場合、第1の係合孔10
9はヘッドブラケット31の固定ビン104、第2の係
合孔110はリボンユニット着脱機構Aの固定ビン93
、第3の係合孔111は支持シャフト101、第40係
合孔112はサイドフレーム15の一方の位置決めピン
107、第5の係合孔113はサイドフレーム15の他
方の位置決めピン10gとそれぞれ対応する位置に形成
されている。そして、固定板106が固定位置に回動操
作された状態で、第1の係合孔109にヘッドブラケッ
ト31の固定ビン104、第2の係合孔110にリボン
ユニット着脱機構Aの固定ビン93、第3の係合孔11
1に支持シャフト101、第4の係合孔112にサイド
フレーム15の一方の位置決めピン107、第5の係合
孔113にサイドフレーム15の他方の位置決めピン1
08がそれぞれ係合されることにより、ヘッドブラケッ
ト31の他端部およびリボンユニット着脱機構Aの他端
部が支持されてこれらが両端支持されるようになってい
る。
また、ロック機構114には固定板106の表面側に配
設されたっまみ114aと固定板106の裏面側に配設
された回動ロック片114bとが設けられている。
これらのつまみ114aの一端と回動ロック片114b
の一端とは支軸114Cを介して連結されている。そし
て、つまみ114aの回動操作にともない回動ロック片
114bが支軸114cを中心に回動操作されるように
なっており、固定板106が固定位置に回動操作された
状態で、つまみ114aを回動操作することにより、回
動ロック片114bがサイドフレーム15の上端部に係
合されて固定板106がサイドフレーム15に固定され
るようになっている。
また、固定板10Bの回動端部106aには例えばゴム
等の弾性材料によって形成されたリボンユニット固定ブ
ツシュ(弾性体)115が取付けられている。そして、
このリボンユニット固定ブツシュ115はリボンユニッ
ト36がリボン駆動部37に接続され、固定板10Bが
リボンユニット36の固定位置に回動された状態で、リ
ボンユニット36と固定板106との間に介在し、固定
板106をリボンユニット36に圧接させた状態で支持
させるようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。
まず、サーマルプリンタにおける転写リボン29のセッ
ト作業は本体ケース1の図示しない側板を取り外した状
態で、以下のようにして実施される。
初めに、固定板108のつまみ1I4aを回動操作して
回動ロック片114bとサイドフレーム15の上端部と
の係合を解除する。そして、この状態で固定板106を
第1図に示す解放位置まで回動操作する。
さらに、プラテンローラ24を支軸22を中心として下
方に回動させてサーマルヘッド34がら離間させる。こ
の状態で、ヘッドブラケット31のスライダ81を手前
に引く。これにより、上部レール87および中間レール
85.86がスライド移動して引出され、スライダ81
が外部に引出される。
次に、リボン支持フレーム38に転写リボン29を取付
けて、上記フレーム38のテンション軸41とリボン駆
動軸42との間のリボン部分を少し垂れ下がるように下
方に引き出す。この状態で転写リボン29の引き出し部
分をスライダ81に通し、ついで、リボンユニット36
をスライダ81上に載置する。このリボンユニット36
を載置する際には、まず、第8図および第12図に示す
ように、スライダ81の突起部90.90をリボンユニ
ット36の下部横架材45のだるま穴91゜91の大径
部内に挿入させたのち、リボンユニット36を第9図に
示すように、矢印方向に移動させる。これにより、第1
3図に示すように、突起部90の頭部がだるま穴91の
小径部と係合し、リボンユニット36が保持される。
このように、リボンユニット36を保持したのち、リボ
ンユニット36をプリンタの本体ケース1内に押し込む
。これにより、スライダ81がスライド移動し、リボン
ユニット36が本体ケース1内に収納され、その各軸4
0〜42の接続孔56が、ヘッドブラケット31上に固
定されているリボン駆動部37の各回転軸59.60,
61゜62に夫々嵌合する。それによって、リボン駆動
部37とリボンユニット36とが連結される。
また、このとき、転写リボン29の垂下部が、相離間し
たプラテンローラ24とラインサーマルヘッド34との
間に、通されるとともに、ヘッドブラケット31の図示
しない切欠にその開口がら差し込んで通され、この状態
で巻取軸4oを手で回して、転写リボン29の余剰分を
巻き取る。ついで、本体ケース1の後面を通して導入さ
れる用紙を転写リボン29の下方において、相離間した
プラテンローラ24とラインサーマルヘッド34との間
に通し終わってから、プラテンローラ24を上方へ回動
してラインサーマルヘッド34に接触させる。
さらに、リボンユニット36をプリンタの本体ケース1
内に挿入し、リボンユニット36がリボン駆動部37に
接続された状態で、固定板106をリボンユニット36
の固定位置に回動させる。このとき、固定板106の第
1の係合孔109にヘッドブラケット31の固定ビン1
04、第2の係合孔110にリボンユニット着脱機構A
の固定ビン93、第3の係合孔111に支持シャフト1
o1、第4の係合孔112にサイドフレーム15の一方
の位置決めビン107.15の係合孔113にサイドフ
レーム15の他方の位置決めピン108がそれぞれ係合
されとともに、固定板106の回動端部106aがリボ
ンユニット固定ブツシュ115を介してリボンユニット
36に圧接される。そして、この状態で固定板106の
つまみ114aを回動操作して回動ロック片114bを
サイドフレーム15の上端部に係合させる。
したかって、この状態では一端側が本体フレーム12の
一方のサイドフレーム14に片持支持されているヘッド
ブラケット31、リボンユニット着脱機構Aおよび一端
側がリボン駆動部37に片持支持されているリボンユニ
ット36の各他端部を固定板106によって支持させる
ことができるので、これらのヘッドブラケット31、リ
ボンユニット着脱機構Aおよびリボンユニット36をそ
れぞれ両端支持状態で保持させることができる。
以上のようにしてセットされた転写リボン29は、供給
軸39から巻取軸40に至る部分が、印字部11を通過
して設けられているから、サーマルヘッド34の動作に
より、転写リボン29のインクが用紙のラベルに転写さ
れて印字が行われる。
次に、このラベルプリンタの使用時におけるリボン装置
35の動作について説明する。用紙送り駆動装置(図示
しない)の動作によりプラテンローラ24が回転される
と、歯車75を介してリボン駆動部37の歯車70が回
転される。これにより、歯付きプーリ69を介してタイ
ミングベルト71が走行され、歯車66および65を介
して回転軸59が回転されるとともに、歯付きプーリ6
8を介して回転軸61が回転される。
回転軸59にはリボン駆動軸42が連結されているので
、この駆動軸42が第3図中矢印G方向に回転して、そ
の外周に接している転写リボン29を移動させる。また
、この時、回転軸61には巻取軸40が接続されている
ので、巻取軸40が第3図中矢印上方向に回転して、上
記リボン駆動軸42を経由した転写リボン29を巻き取
る。
さらに、この時には、転写リボン29の巻き取り力によ
り供給軸39およびテンション軸41が従動回転され、
転写リボン29が供給されるとともに、テンション軸4
1により転写リボン29に張力が付与される。
ところで、上記した印字が継続されて転写リボン29が
全て巻き取られると、転写リボン29を交換する必要が
ある。
この場合には、まず、本体ケースlの図示しない側板を
取り外してから、プラテンローラ24を図示しない駆動
手段により下方に移動させてサーマルヘッド34から離
間させる。しかるのち、リボンユニット36を手前に引
っ張る。これにより、固定ばね92が弾性変形してリボ
ン支持フレーム38の側板44から外れて固定が解除さ
れ、さらに、リボンユニット36を手前に引っ張ると、
スライダ81、上部レール87および中間レール85.
86がスライド移動して引出され、リボンユニット36
が外部に引出される。
この状態から、リボンユニット36の軸受48゜49の
フック部53の根元部を可撓変形させて供給軸39と巻
取軸40を外し、新しい転写リボン29を巻回する供給
軸39と巻取軸40をリボンユニット36の軸受48,
49に取り付ける。
しかるのち、上記したと同様にしてリボンユニット36
を本体ケース1内に挿入してセットし、交換を終了する
なお、転写リボン29の再使用は以下のようにしてより
簡単に行うことができる。つまり、リボンユニット39
は対称形をなしているから、リボンユニット39の取手
部46を手に持ってヘッドブラケット31上から取外し
て、このユニット36の前後方向中心を通る仮想中心線
Hを境に、前後に反転してヘッドブラケット31上にセ
ットすると共にリボン駆動部37に付は替えることがで
きる。この付は替えるに当たって、リボンユニット36
の各軸39〜42の軸端部39a〜42aに形成された
接続孔56は、これらに向かい合って位置されるリボン
駆動部37の回転軸59.60,61.62に夫々嵌合
される。それによって、接続孔56の複数の溝57と回
転軸59.60,61.62の複数の突部74とが係合
され、リボン駆動部37から上記ユニット36の各軸3
9〜42への動力伝達が可能になる。
かくして、上記構成のものにあってはスライダ81上に
リボンユニット36を載置してこのスライダ81をスラ
イド移動させるだけでリボンユニット36をリボン駆動
部37に着脱できるので、リボン駆動部37に対するリ
ボンユニット36の着脱作業をプリンタ本体の外部から
行うことができ、リボンユニット36の着脱作業性の向
上を図ることができる。
また、リボンユニット36がリボン駆動部37に接続さ
れた状態で、固定板106をリボンユニット36の固定
位置に回動させ、固定板106をリボンユニット固定ブ
ツシュ115を介してリボンユニット36に圧接させる
ことにより、ヘッドブラケット31、リボンユニット着
脱機構Aおよびリボンユニット36をそれぞれ両端支持
状態で保持させるようにしたので、リボンユニット36
をプリンタ本体内の装着位置に装着した際のリボンユニ
ット36の取付は強度を高めることができる。そのため
、印字動作中、プリンタの本体内のリボンユニット36
のがたつきを防止できるので、転写リボン29が蛇行し
たり、転写リボン29にしわが発生することを防止する
ことができ、印字品質の向上を図ることかできる。
さらに、固定板106にはリボンユニット36の固定位
置でリボンユニット着脱機構Aに当接し、このリボンユ
ニット着脱機構Aを支持する支持部が一体に設けられて
いるので、リボンユニット36の取付は強度をさらに高
めることができ、リボンユニット36を安定に支持させ
ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施でき
ることは勿論である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、ヘッドブラケット
にリボンユニットを載置するスライダを設け、このスラ
イダのスライド移動によりリボンユニットをリボン駆動
部に対し着脱させるから、リボンユニットの着脱作業を
プリンタの外部側から行うことができ、作業性を著しく
向上できる。
また、リボンユニットの固定位置から解放位置まで回動
可能に支持され、リボンユニットの固定位置でリボンユ
ニットをプリンタ本体に固定する固定板を設け、かつリ
ボンユニットがリボン駆動部に接続され、固定板がリボ
ンユニットの固定位置に回動された状態で、リボンユニ
ットと固定板との間に介在し、固定板をリボンユニット
に圧接させる弾性体を設けたので、リボンユニットをプ
リンタ本体内の装着位置に装着した際のリボンユニット
の取付は強度を高め、リボンユニットのがたつきを防止
して印字品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第18図は本発明の一実施例を示し、第1図
は転写式プリンタの固定板の解放状態を示す要部の斜視
図、第2図はリボン装置を一部破断して示す正面図、第
3図はリボン装置を一部断面して示す側面図、第4図は
ヘッドブラケットの取付は状態を示す斜視図、第5図は
スライダのガイド機構を示す斜視図、第6図はその正面
図、第7図はリボンユニットとスライダを示す斜視図、
第8図はスライダの突起部をリボン支持フレームのだる
ま穴の大径部に挿入した状態を示す縦断面図、第9図は
スライダの突起部をリボン支持フレームのだるま穴の小
径部に移動した係合状態を示す縦断面図、第10図はリ
ボン装置の一部を分離して示す断面図、第11図は同斜
視図、第12図はスライダの突起部をリボン支持フレー
ムのだるま穴の大径部に挿入した状態を示す平面図、第
13図はスライダの突起部をリボン支持フレームのだる
ま穴の小径部に移動した係合状態を示す平面図、第14
図はリボンユニットを示す平面図、第15図は回転軸に
接続される軸端部を示す正面図、第16図はリボン駆動
部の回転軸を示す側面図、第17図はその正面図、第1
8図は固定板の固定状態を示す要部の斜視図、第19図
は従来の転写リボンの移動経路回りの構成を示す概略構
成図である。 11・・・印字部、24・・・プラテンローラ、31・
・・ヘッドブラケット、34・・・サーマルヘッド、(
印字ヘッド)  29・・・転写リボン、35・・・リ
ボン装置、36・・・リボンユニット、37・・・リボ
ン駆動部、A・・・リボンユニット着脱機構、81・・
・スライダ、106・・・固定板、115・・・リボン
ユニット固定ブッンユ(弾性体)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 シ:′S 1 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 コl 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラテンと印字ヘッドとから印字部が形成され、
    上記印字部に導かれる用紙に重ね合わされる転写リボン
    を走行させるリボン装置がリボン駆動部と、これに着脱
    可能に連結されるリボンユニットとから形成された転写
    式プリンタにおいて、上記リボンユニットが着脱可能に
    載置され、上記リボンユニットをプリンタ本体内の装着
    位置からこのプリンタ本体の外部側の引き出し位置まで
    スライド移動するスライダを設け、このスライダのスラ
    イド移動にともない上記リボン駆動部に対し上記リボン
    ユニットを着脱させるリボンユニット着脱機構を設ける
    とともに、上記リボンユニットの固定位置から解放位置
    まで回動可能に支持され、上記リボンユニットの固定位
    置で上記リボンユニットを上記プリンタ本体に固定する
    固定板を設け、かつ上記リボンユニットが上記リボン駆
    動部に接続され、上記固定板が上記リボンユニットの固
    定位置に回動された状態で、上記リボンユニットと固定
    板との間に介在し、上記固定板を上記リボンユニットに
    圧接させる弾性体を設けたことを特徴とする転写式プリ
    ンタ。
  2. (2)固定板はリボンユニットの固定位置でリボンユニ
    ット着脱機構を支持する支持部を備えたものであること
    を特徴とする請求項第(1)項記載の転写式プリンタ。
JP2186886A 1990-07-13 1990-07-13 転写式プリンタ Pending JPH0473176A (ja)

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JP2186886A JPH0473176A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 転写式プリンタ
US07/728,238 US5180236A (en) 1990-07-13 1991-07-10 Transfer printer
KR1019910011969A KR960000969B1 (ko) 1990-07-13 1991-07-13 전사식 프린터
US07/968,089 US5238314A (en) 1990-07-13 1992-10-28 Transfer printer with ribbon lock

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188602A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp 熱転写プリンタおよびインクカセットの取り外し方法

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