JP2004292158A - プリンタのロール紙支持装置 - Google Patents
プリンタのロール紙支持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004292158A JP2004292158A JP2003091053A JP2003091053A JP2004292158A JP 2004292158 A JP2004292158 A JP 2004292158A JP 2003091053 A JP2003091053 A JP 2003091053A JP 2003091053 A JP2003091053 A JP 2003091053A JP 2004292158 A JP2004292158 A JP 2004292158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- printer
- core
- paper roll
- steadying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
【課題】ロール紙の振れを防止して用紙供給の安定化を図るプリンタのロール紙支持装置を提供する。
【解決手段】ロール紙振れ止めピン52,52は支持板46,48に取り付けられ、巻芯43がロール紙支持軸50に支持された際、巻芯43回転軸の中心よりも下方側で、巻芯43の内側面に当接するように位置決めされている。印字時には、台紙42がラベルプリンタ10の前方に向かって引き出される。台紙42に生じる引張力によってロール紙40が回転されるが、ロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43の内側面に当接し、ロール紙40が台紙42の引き出し方向に対して位置決めされるので、ロール紙40の振れが発生することなく台紙42を安定供給できる。
【選択図】 図2
【解決手段】ロール紙振れ止めピン52,52は支持板46,48に取り付けられ、巻芯43がロール紙支持軸50に支持された際、巻芯43回転軸の中心よりも下方側で、巻芯43の内側面に当接するように位置決めされている。印字時には、台紙42がラベルプリンタ10の前方に向かって引き出される。台紙42に生じる引張力によってロール紙40が回転されるが、ロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43の内側面に当接し、ロール紙40が台紙42の引き出し方向に対して位置決めされるので、ロール紙40の振れが発生することなく台紙42を安定供給できる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタのロール紙支持装置に係り、特にファクシミリなどに用いられる記録紙、あるいは台紙上に貼付されたラベルやシールなどが巻回されたロール紙を支持するプリンタのロール紙支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタに使用されるロール紙は、ロール紙支持装置を介してプリンタ内部に装着される。図8に示す従来のロール紙支持装置80は、一対の支持板81,81に設けられたロール紙支持軸82をロール紙84の巻芯86中空部に挿入してロール紙84を回転自在に支持する(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−238937号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなロール紙支持装置ではロール紙支持軸82が巻芯86の内周側1点で引っ掛けてロール紙を回転可能に支持しているので、ロール紙84にロール紙支持軸82を中心とした振れが発生し易く(図8上破線85)、ロール紙84から引き出された用紙の供給が安定しない欠点があったり、印字精度が低下する不具合があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、ロール紙の振れを防止して用紙供給の安定化を図るプリンタのロール紙支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、ロール紙を軸方向に挟んで配設された一対の支持部材と、前記ロール紙の巻芯部より内側に伸張し、ロール紙を引っ掛けて回転可能に支持するロール紙支持軸とを備えたプリンタのロール紙支持装置において、前記支持部材の少なくとも一方には、ロール紙の回転時に前記巻芯部の内側面に当接して前記ロール紙支持軸を中心としたロール紙の振れを規制するロール紙振れ止めピンを設けたことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、支持部材に設けられたロール紙振れ止めピンが巻芯部の内側面に当接し、ロール紙を所定位置に保持するので、ロール紙の振れを防止して、用紙を安定供給できる。
【0008】
請求項2に記載された本発明によれば、ロール紙振れ止めピンを移動可能とし、ロール紙支持軸とロール紙振れ止めピン間の間隔を調整できるようにしたので、巻芯部の径が異なるロール紙も装着できる。具体的には、支持部材に案内溝を形成し、ロール紙振れ止めピンを案内溝に沿って移動可能に取り付ける。この案内溝は、ロール紙支持軸とロール紙振れ止めピンの間隔を調整できるように形成する。また、ロール紙振れ止めピンは案内溝の所望位置で固定可能とする。これにより、ロール紙支持軸とロール紙振れ止めピンの間隔が調整できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って、本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の好ましい実施の形態を、図1に示すラベルプリンタ10を用いて説明する。なお、図1はプリンタカバー31を開いた状態を示している。
【0010】
ラベルプリンタ10のプリンタ本体12上部には、プリンタの設定などを行うための操作パネル16が備えられ、プリンタ本体12の正面には電源スイッチ14、排紙部18、プリンタカバー31を開くためのカバーオープンレバー20,20が設けられている。
【0011】
プリンタ本体12内部には回転駆動可能なプラテンローラ24、印字ヘッド30、ロール紙供給部32、ロール紙支持装置44などが設けられている。
【0012】
ロール紙供給部32にはロール紙40が収納される。このロール紙40はラベル41,41…が所定の間隔で仮貼付された台紙42を巻芯43に巻回させたものである。ロール紙40をロール紙供給部32に収納した後、ロール紙40から台紙42を排紙部18方向に引き出してプリンタカバー31を閉じると、印字ヘッド30とプラテンローラ24との間の隙間(搬送経路)に台紙42が位置される。
【0013】
台紙42は、プラテンローラ24の回転駆動力によって搬送経路を搬送される。この搬送中に、印字ヘッド30がプリンタ10の不図示のCPUによって発熱制御され、台紙42のラベル41,41…に印字が行われる。
【0014】
さて、ロール紙供給部32のロール紙支持装置44は、図2に示すように一対の支持板46,48、ロール紙支持軸50,51、ロール紙振れ止めピン52,52などから構成されている。
【0015】
支持板46,48は、夫々その下部にラック54,54を備え、ロール紙供給部32の底面に形成されたガイド溝(不図示)に当該ラック54,54が摺動自在に嵌合されている。また、ロール紙供給部32の底面には両ラック54に噛合されたピニオン56が不図示の軸を介して回転自在に配設されている。一方の支持板46を任意の方向に摺動すると他方の支持板48が支持板46の摺動方向と逆方向に摺動され、これにより支持板46,48は相互に接近離間する。なお、符号58,58はラック54,54を直進ガイド溝57,57に沿ってガイドするガイドピンである。
【0016】
支持板46,48の対面にはロール紙支持軸50,51が突設されて、これらロール紙支持軸50,51にロール紙40の巻芯43が支持される。なお、ロール紙支持軸50,51は略円柱状に形成され、ロール紙支持軸50,51の外周部にはロール紙40の回転を円滑にするためのローラ55が設けられている。
【0017】
ロール紙振れ止めピン52,52は、各支持板46,48の内側面に取り付けられ、図3に示すように巻芯43がロール紙支持軸50に支持された際、巻芯43回転軸の中心よりも下方側で、巻芯43の内側面に当接するように位置決めされている。すなわち、図3上符号Aの範囲内でロール紙振れ止めピン52,52を巻芯43に当接させる。なお、図2に示したようにロール紙振れ止めピン52,52の支持板46側面からの突出高さ(図2上符号B)は、ロール紙40の取り付け・取り外しに支障の無いように、ロール紙支持軸50のそれと比して低くなるように設定する。また、ロール紙振れ止めピン52,52の外周に、ロール紙40の回転を円滑にするためのローラ53を設けてもよい。
【0018】
次に、本実施の形態のプリンタのロール紙支持装置の作用を説明する。
【0019】
作業者は、はじめに支持板46,48を開き、ロール紙40をロール紙供給部32内で把持したまま支持板46,48をロール紙40方向に摺動させ、ロール紙支持軸50およびロール紙振れ止めピン52,52を巻芯43の中空部に挿入する。これにより図3に示したように、ロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43内側面に当接し、ロール紙40が台紙42の所定位置で位置決めされる。なお、ロール紙支持軸50に対してロール紙振れ止めピン52,52の突出高さBが低く形成されているので(図2参照)、ロール紙40の装着が容易に行える。この後、台紙42を排紙部18方向に引き出してプリンタカバー31を閉じ、ロール紙40の装着が終了する。
【0020】
印字時には、プラテンローラ24によって台紙42がラベルプリンタ10の前方に向かって引き出され、排紙部18まで搬送されてラベル41に印字が施される(図1参照)。台紙42に生じる引張力によってロール紙40が回転されるが、図3に示したようにロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43の内側面に当接し、ロール紙40が台紙42の引き出し方向に対して位置決めされているので、ロール紙40の振れが発生することなく台紙42を安定供給できる。また、ロール紙振れ止めピン52,52が、ロール紙40の巻芯43回転軸の中心よりも下方側で巻芯43の内側面に当接するので、少ない部品点数でロール紙40の振れを効率よく防止できる。なお、本実施の形態では、ロール紙振れ止めピン52,52を、支持板46,48に取り付けたが、これに限らず、支持板46,48のいずれか一方にのみ取り付けた構成としても構わない。
【0021】
次に、本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第2の実施の形態を説明する。
【0022】
図4に示す支持板60では、ロール紙振れ止めピン62,62を、支持板60に形成された案内溝64,64に移動可能に取り付けている。この案内溝64は、同図に示すようにロール紙支持軸50の中心軸方向に向けて傾斜して形成され、ロール紙振れ止めピン62,62を案内溝64に沿って移動させれば(図4上矢印C)、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン62,62間の間隔を調整できる。ロール紙振れ止めピン62は、図5(a)に示すように、案内溝64内をスライド可能な軸部材67にビス66にて取り付けられ、ビス66を締め付ければロール紙振れ止めピン62,62を案内溝64に沿った所望の位置で固定できる。
【0023】
このような構成のプリンタのロール紙支持装置によれば、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン62,62間の間隔を調整できるので、巻芯43の径が異なるロール紙も装着できる。
【0024】
なお、図5(b)に示すロール紙振れ止めピン63には、案内溝64をスライド可能なスライド部63aを形成し、ナット69にてロール紙振れ止めピン63を支持板60に取り付けている。このような構成においても、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン63,63間の間隔を調整できる。
【0025】
次に、本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第3の実施の形態を説明する。
【0026】
図6に示すロール紙支持装置70において、支持板71,72には貫通部71a,72aが形成されており、この貫通部71a,72aには揺動部材74,75が設けられている。貫通部71a,72aにはロール紙40の巻芯43と直行する方向に枢軸73,73が設けられ、前記揺動部材74,75はこの枢軸73,73に揺動自在に軸支されている。揺動部材74,75の側面上部にはロール紙40の巻芯43を支持するロール紙支持軸50,51が突設されている。また、揺動部材74の側面にはロール紙振れ止めピン52,52が取り付けられ、巻芯43が前記ロール紙支持軸50,51に支持された際、巻芯43回転軸の中心よりも下方側で、巻芯43の内側面に当接するように位置決めされている。支持板71,72の支持部71b,72bには、揺動部材74,75の下端部同士を接近させる方向に付勢するばね76,76が設けられている。なお、ロール紙支持軸50,51やロール紙振れ止めピン52,52など、前述した構成と同様の部材には同様の番号を付している。
【0027】
このように構成された本実施の形態の作用について説明すると、ロール紙40がロール紙支持装置70に装着されていない状態では、ばね76,76によって揺動部材74,75の下端部74a,75aが付勢され、枢軸73を中心として揺動部材74,75が揺動されて、支持板の71,72内面よりも内側に下端部74a,75aが突出する。この状態ではロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52は、貫通部71a,72aの内側に位置される(図6破線部)。
【0028】
ロール紙40をロール紙支持装置70に装着するため、ロール紙40を同図矢印Dに示すように下降させると、ロール紙40の下側両端部が揺動部材74,75の下端部74a,75aに当接した後、下端部74a,75aが貫通部71a,72a内に押し込まれる。すると、ロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52が貫通部71a,72aから突出し、ロール紙40の巻芯43の中空部に挿入される。
【0029】
印字時には、ロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43の内側面に当接し、ロール紙40が台紙42(図6において図示せず)の引き出し方向に対して位置決めされ、ロール紙40の振れが発生することなく台紙42を安定供給できる。なお、ロール紙40を取り外す場合には、前述した装着手順と逆の手順によってロール紙40を上方へ引き上げる操作を行えばよく、これによりロール紙40の着脱操作がきわめて簡便なものとなる。
【0030】
なお、図7に示すロール紙支持装置100は、前述したロール紙支持装置70の揺動部材74,75の機能に変更を加えたものである。すなわち、揺動部材74,75における枢軸73が嵌合させられる部分に、揺動部材の長さ方向に沿うように長穴102,102を形成し、この長穴102,102の長さ分だけ揺動部材74,75がその長さ方向(図7における上下方向)に摺動可能とされている。揺動部材74,75の下端には、下方へ向かう係合突起104,104が設けられ、かつ、支持部材71,72の貫通部71a,72aの下面に、揺動部材74,75の下方への摺動によって係合突起104,104が係脱させられる係止孔106,106が形成されている。
【0031】
このように構成された本実施の形態の作用について説明すると、ロール紙40が装着されていない状態では、揺動部材74,75が上方に摺動されて係合突起104,104と係止孔106,106との係合が解除されており、揺動部材74,75がばね76,76によって揺動されて、ロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52が貫通部71a,72a内に位置される(図7破線部)。
【0032】
ロール紙40を同図矢印Eに示すように下降させると、ロール紙40の下側両端部が揺動部材74,75の下端部74a,75aに当接し、下端部74a,75aが貫通部71a,72a内に押し込まれて揺動部材74,75が揺動される。これにより、ロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52がロール紙40の巻芯43の中空部に挿入されるが、この状態では、下端部74a,75aが、ロール紙40の下側両端部にばね73の付勢力によって弾性的に当接されたままとなる。さらにロール紙40を下降させると、ロール紙40の巻芯43がロール紙支持軸50,51に当接し、揺動部材74,75が下降して、揺動部材74,75下端部の係合突起104,104が係止孔106,106と係合する。これにより、揺動部材74,75のばね76,76による揺動が拘束される。このため、ロール紙40と揺動部材74,75との間で摩擦力が生じることがなく、ロール紙40からの台紙42の円滑な引き出し操作が確保される。
【0033】
一方、ロール紙40を引き抜くために、このロール紙40を上方へ移動させると、巻芯43に当接したロール紙振れ止めピン52,52によって揺動部材74,75がロール紙40とともに上方に移動されて、係合突起102と係止孔104との係合が解除される。さらにロール紙40を引き上げると、ばね73の付勢力によって揺動部材74,75が初期位置すなわち同図破線74,75に示した位置まで揺動されて、ロール紙40を引き抜くことができる。
【0034】
このような構成においても、印字時におけるロール紙40の振れの発生を防止して、台紙42を安定供給できる。とくに、ロール紙40と揺動部材74,75との間の摩擦力の変動を軽減できるので、ラベル41への円滑な印字が行える。なお、本実施の形態では、揺動部材74の側面にロール紙振れ止めピン52,52を取り付けたが、これに限らず、揺動部材74,75夫々にロール紙振れ止めピン52,52を取り付けた構成としても構わない。
【0035】
上述したような実施の形態に示したプリンタのロール紙支持装置の構成は、前記実施の形態に限定されるものではない。たとえば、前記第2の実施の形態において、案内溝64,64はロール紙支持軸50の中心軸方向に向けて傾斜して形成されているが、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン62,62間の間隔を調整できればよいので、たとえば水平方向や垂直方向に沿って形成されていてもよい。
【0036】
また、本実施の形態におけるロール紙振れ止めピンは、2個とも巻芯43の回転軸の中心よりも下方側で巻芯43の内側面に当接するように配置したが、これに限らず、ロール紙振れ止めピンのいずれか一方を、巻芯43の回転軸の中心よりも下方側で巻芯43の内側面に当接するように配置してもよい。
【0037】
さらに、ロール紙振れ止めピン62,62を案内溝64に沿って移動可能に取り付けたが、これに限らず、ロール紙振れ止めピン62,62の位置決め固定穴を予め巻芯43の径に応じて支持板60に複数形成し、巻芯43の径に応じて当該位置決め穴を選択してロール紙振れ止めピン62,62を取り付ける構成としてもよい。
【0038】
また、本実施の形態ではラベル41が仮貼付された台紙42からなるロール紙40を用いたプリンタを例として説明したが、これに限ることなく、台紙無しラベル連続体が巻回されたロール紙を用いるプリンタや、記録紙が巻回されたロール紙を用いるファクシミリなどにおいても本発明を適用できる。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明に係るプリンタのロール紙支持装置によれば、支持部材に設けられたロール紙振れ止めピンが巻芯部の内側面に当接し、ロール紙を所定位置に保持するので、ロール紙の振れを防止して安定した用紙の供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置を適用するラベルプリンタを示す斜視図
【図2】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置を示す斜視図
【図3】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の側面図
【図4】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第2の実施の形態を示す側面図
【図5】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第2の実施の形態におけるロール紙振れ止めピン部分の詳細を示す断面図
【図6】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第3の実施の形態を示す正面図
【図7】本発明に係るさらに他のプリンタのロール紙支持装置の実施の形態を示す正面図
【図8】従来のプリンタのロール紙支持装置を示す側面図
【符号の説明】
10…ラベルプリンタ、12…プリンタ本体、40…ロール紙、43…巻芯、46,48,60,71,72…支持板、50,51…ロール紙支持軸、52,62,63…ロール紙振れ止めピン、74,75…揺動部材
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタのロール紙支持装置に係り、特にファクシミリなどに用いられる記録紙、あるいは台紙上に貼付されたラベルやシールなどが巻回されたロール紙を支持するプリンタのロール紙支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタに使用されるロール紙は、ロール紙支持装置を介してプリンタ内部に装着される。図8に示す従来のロール紙支持装置80は、一対の支持板81,81に設けられたロール紙支持軸82をロール紙84の巻芯86中空部に挿入してロール紙84を回転自在に支持する(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−238937号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなロール紙支持装置ではロール紙支持軸82が巻芯86の内周側1点で引っ掛けてロール紙を回転可能に支持しているので、ロール紙84にロール紙支持軸82を中心とした振れが発生し易く(図8上破線85)、ロール紙84から引き出された用紙の供給が安定しない欠点があったり、印字精度が低下する不具合があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、ロール紙の振れを防止して用紙供給の安定化を図るプリンタのロール紙支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、ロール紙を軸方向に挟んで配設された一対の支持部材と、前記ロール紙の巻芯部より内側に伸張し、ロール紙を引っ掛けて回転可能に支持するロール紙支持軸とを備えたプリンタのロール紙支持装置において、前記支持部材の少なくとも一方には、ロール紙の回転時に前記巻芯部の内側面に当接して前記ロール紙支持軸を中心としたロール紙の振れを規制するロール紙振れ止めピンを設けたことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、支持部材に設けられたロール紙振れ止めピンが巻芯部の内側面に当接し、ロール紙を所定位置に保持するので、ロール紙の振れを防止して、用紙を安定供給できる。
【0008】
請求項2に記載された本発明によれば、ロール紙振れ止めピンを移動可能とし、ロール紙支持軸とロール紙振れ止めピン間の間隔を調整できるようにしたので、巻芯部の径が異なるロール紙も装着できる。具体的には、支持部材に案内溝を形成し、ロール紙振れ止めピンを案内溝に沿って移動可能に取り付ける。この案内溝は、ロール紙支持軸とロール紙振れ止めピンの間隔を調整できるように形成する。また、ロール紙振れ止めピンは案内溝の所望位置で固定可能とする。これにより、ロール紙支持軸とロール紙振れ止めピンの間隔が調整できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って、本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の好ましい実施の形態を、図1に示すラベルプリンタ10を用いて説明する。なお、図1はプリンタカバー31を開いた状態を示している。
【0010】
ラベルプリンタ10のプリンタ本体12上部には、プリンタの設定などを行うための操作パネル16が備えられ、プリンタ本体12の正面には電源スイッチ14、排紙部18、プリンタカバー31を開くためのカバーオープンレバー20,20が設けられている。
【0011】
プリンタ本体12内部には回転駆動可能なプラテンローラ24、印字ヘッド30、ロール紙供給部32、ロール紙支持装置44などが設けられている。
【0012】
ロール紙供給部32にはロール紙40が収納される。このロール紙40はラベル41,41…が所定の間隔で仮貼付された台紙42を巻芯43に巻回させたものである。ロール紙40をロール紙供給部32に収納した後、ロール紙40から台紙42を排紙部18方向に引き出してプリンタカバー31を閉じると、印字ヘッド30とプラテンローラ24との間の隙間(搬送経路)に台紙42が位置される。
【0013】
台紙42は、プラテンローラ24の回転駆動力によって搬送経路を搬送される。この搬送中に、印字ヘッド30がプリンタ10の不図示のCPUによって発熱制御され、台紙42のラベル41,41…に印字が行われる。
【0014】
さて、ロール紙供給部32のロール紙支持装置44は、図2に示すように一対の支持板46,48、ロール紙支持軸50,51、ロール紙振れ止めピン52,52などから構成されている。
【0015】
支持板46,48は、夫々その下部にラック54,54を備え、ロール紙供給部32の底面に形成されたガイド溝(不図示)に当該ラック54,54が摺動自在に嵌合されている。また、ロール紙供給部32の底面には両ラック54に噛合されたピニオン56が不図示の軸を介して回転自在に配設されている。一方の支持板46を任意の方向に摺動すると他方の支持板48が支持板46の摺動方向と逆方向に摺動され、これにより支持板46,48は相互に接近離間する。なお、符号58,58はラック54,54を直進ガイド溝57,57に沿ってガイドするガイドピンである。
【0016】
支持板46,48の対面にはロール紙支持軸50,51が突設されて、これらロール紙支持軸50,51にロール紙40の巻芯43が支持される。なお、ロール紙支持軸50,51は略円柱状に形成され、ロール紙支持軸50,51の外周部にはロール紙40の回転を円滑にするためのローラ55が設けられている。
【0017】
ロール紙振れ止めピン52,52は、各支持板46,48の内側面に取り付けられ、図3に示すように巻芯43がロール紙支持軸50に支持された際、巻芯43回転軸の中心よりも下方側で、巻芯43の内側面に当接するように位置決めされている。すなわち、図3上符号Aの範囲内でロール紙振れ止めピン52,52を巻芯43に当接させる。なお、図2に示したようにロール紙振れ止めピン52,52の支持板46側面からの突出高さ(図2上符号B)は、ロール紙40の取り付け・取り外しに支障の無いように、ロール紙支持軸50のそれと比して低くなるように設定する。また、ロール紙振れ止めピン52,52の外周に、ロール紙40の回転を円滑にするためのローラ53を設けてもよい。
【0018】
次に、本実施の形態のプリンタのロール紙支持装置の作用を説明する。
【0019】
作業者は、はじめに支持板46,48を開き、ロール紙40をロール紙供給部32内で把持したまま支持板46,48をロール紙40方向に摺動させ、ロール紙支持軸50およびロール紙振れ止めピン52,52を巻芯43の中空部に挿入する。これにより図3に示したように、ロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43内側面に当接し、ロール紙40が台紙42の所定位置で位置決めされる。なお、ロール紙支持軸50に対してロール紙振れ止めピン52,52の突出高さBが低く形成されているので(図2参照)、ロール紙40の装着が容易に行える。この後、台紙42を排紙部18方向に引き出してプリンタカバー31を閉じ、ロール紙40の装着が終了する。
【0020】
印字時には、プラテンローラ24によって台紙42がラベルプリンタ10の前方に向かって引き出され、排紙部18まで搬送されてラベル41に印字が施される(図1参照)。台紙42に生じる引張力によってロール紙40が回転されるが、図3に示したようにロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43の内側面に当接し、ロール紙40が台紙42の引き出し方向に対して位置決めされているので、ロール紙40の振れが発生することなく台紙42を安定供給できる。また、ロール紙振れ止めピン52,52が、ロール紙40の巻芯43回転軸の中心よりも下方側で巻芯43の内側面に当接するので、少ない部品点数でロール紙40の振れを効率よく防止できる。なお、本実施の形態では、ロール紙振れ止めピン52,52を、支持板46,48に取り付けたが、これに限らず、支持板46,48のいずれか一方にのみ取り付けた構成としても構わない。
【0021】
次に、本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第2の実施の形態を説明する。
【0022】
図4に示す支持板60では、ロール紙振れ止めピン62,62を、支持板60に形成された案内溝64,64に移動可能に取り付けている。この案内溝64は、同図に示すようにロール紙支持軸50の中心軸方向に向けて傾斜して形成され、ロール紙振れ止めピン62,62を案内溝64に沿って移動させれば(図4上矢印C)、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン62,62間の間隔を調整できる。ロール紙振れ止めピン62は、図5(a)に示すように、案内溝64内をスライド可能な軸部材67にビス66にて取り付けられ、ビス66を締め付ければロール紙振れ止めピン62,62を案内溝64に沿った所望の位置で固定できる。
【0023】
このような構成のプリンタのロール紙支持装置によれば、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン62,62間の間隔を調整できるので、巻芯43の径が異なるロール紙も装着できる。
【0024】
なお、図5(b)に示すロール紙振れ止めピン63には、案内溝64をスライド可能なスライド部63aを形成し、ナット69にてロール紙振れ止めピン63を支持板60に取り付けている。このような構成においても、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン63,63間の間隔を調整できる。
【0025】
次に、本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第3の実施の形態を説明する。
【0026】
図6に示すロール紙支持装置70において、支持板71,72には貫通部71a,72aが形成されており、この貫通部71a,72aには揺動部材74,75が設けられている。貫通部71a,72aにはロール紙40の巻芯43と直行する方向に枢軸73,73が設けられ、前記揺動部材74,75はこの枢軸73,73に揺動自在に軸支されている。揺動部材74,75の側面上部にはロール紙40の巻芯43を支持するロール紙支持軸50,51が突設されている。また、揺動部材74の側面にはロール紙振れ止めピン52,52が取り付けられ、巻芯43が前記ロール紙支持軸50,51に支持された際、巻芯43回転軸の中心よりも下方側で、巻芯43の内側面に当接するように位置決めされている。支持板71,72の支持部71b,72bには、揺動部材74,75の下端部同士を接近させる方向に付勢するばね76,76が設けられている。なお、ロール紙支持軸50,51やロール紙振れ止めピン52,52など、前述した構成と同様の部材には同様の番号を付している。
【0027】
このように構成された本実施の形態の作用について説明すると、ロール紙40がロール紙支持装置70に装着されていない状態では、ばね76,76によって揺動部材74,75の下端部74a,75aが付勢され、枢軸73を中心として揺動部材74,75が揺動されて、支持板の71,72内面よりも内側に下端部74a,75aが突出する。この状態ではロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52は、貫通部71a,72aの内側に位置される(図6破線部)。
【0028】
ロール紙40をロール紙支持装置70に装着するため、ロール紙40を同図矢印Dに示すように下降させると、ロール紙40の下側両端部が揺動部材74,75の下端部74a,75aに当接した後、下端部74a,75aが貫通部71a,72a内に押し込まれる。すると、ロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52が貫通部71a,72aから突出し、ロール紙40の巻芯43の中空部に挿入される。
【0029】
印字時には、ロール紙振れ止めピン52,52が巻芯43の内側面に当接し、ロール紙40が台紙42(図6において図示せず)の引き出し方向に対して位置決めされ、ロール紙40の振れが発生することなく台紙42を安定供給できる。なお、ロール紙40を取り外す場合には、前述した装着手順と逆の手順によってロール紙40を上方へ引き上げる操作を行えばよく、これによりロール紙40の着脱操作がきわめて簡便なものとなる。
【0030】
なお、図7に示すロール紙支持装置100は、前述したロール紙支持装置70の揺動部材74,75の機能に変更を加えたものである。すなわち、揺動部材74,75における枢軸73が嵌合させられる部分に、揺動部材の長さ方向に沿うように長穴102,102を形成し、この長穴102,102の長さ分だけ揺動部材74,75がその長さ方向(図7における上下方向)に摺動可能とされている。揺動部材74,75の下端には、下方へ向かう係合突起104,104が設けられ、かつ、支持部材71,72の貫通部71a,72aの下面に、揺動部材74,75の下方への摺動によって係合突起104,104が係脱させられる係止孔106,106が形成されている。
【0031】
このように構成された本実施の形態の作用について説明すると、ロール紙40が装着されていない状態では、揺動部材74,75が上方に摺動されて係合突起104,104と係止孔106,106との係合が解除されており、揺動部材74,75がばね76,76によって揺動されて、ロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52が貫通部71a,72a内に位置される(図7破線部)。
【0032】
ロール紙40を同図矢印Eに示すように下降させると、ロール紙40の下側両端部が揺動部材74,75の下端部74a,75aに当接し、下端部74a,75aが貫通部71a,72a内に押し込まれて揺動部材74,75が揺動される。これにより、ロール紙支持軸50,51およびロール紙振れ止めピン52,52がロール紙40の巻芯43の中空部に挿入されるが、この状態では、下端部74a,75aが、ロール紙40の下側両端部にばね73の付勢力によって弾性的に当接されたままとなる。さらにロール紙40を下降させると、ロール紙40の巻芯43がロール紙支持軸50,51に当接し、揺動部材74,75が下降して、揺動部材74,75下端部の係合突起104,104が係止孔106,106と係合する。これにより、揺動部材74,75のばね76,76による揺動が拘束される。このため、ロール紙40と揺動部材74,75との間で摩擦力が生じることがなく、ロール紙40からの台紙42の円滑な引き出し操作が確保される。
【0033】
一方、ロール紙40を引き抜くために、このロール紙40を上方へ移動させると、巻芯43に当接したロール紙振れ止めピン52,52によって揺動部材74,75がロール紙40とともに上方に移動されて、係合突起102と係止孔104との係合が解除される。さらにロール紙40を引き上げると、ばね73の付勢力によって揺動部材74,75が初期位置すなわち同図破線74,75に示した位置まで揺動されて、ロール紙40を引き抜くことができる。
【0034】
このような構成においても、印字時におけるロール紙40の振れの発生を防止して、台紙42を安定供給できる。とくに、ロール紙40と揺動部材74,75との間の摩擦力の変動を軽減できるので、ラベル41への円滑な印字が行える。なお、本実施の形態では、揺動部材74の側面にロール紙振れ止めピン52,52を取り付けたが、これに限らず、揺動部材74,75夫々にロール紙振れ止めピン52,52を取り付けた構成としても構わない。
【0035】
上述したような実施の形態に示したプリンタのロール紙支持装置の構成は、前記実施の形態に限定されるものではない。たとえば、前記第2の実施の形態において、案内溝64,64はロール紙支持軸50の中心軸方向に向けて傾斜して形成されているが、ロール紙支持軸50とロール紙振れ止めピン62,62間の間隔を調整できればよいので、たとえば水平方向や垂直方向に沿って形成されていてもよい。
【0036】
また、本実施の形態におけるロール紙振れ止めピンは、2個とも巻芯43の回転軸の中心よりも下方側で巻芯43の内側面に当接するように配置したが、これに限らず、ロール紙振れ止めピンのいずれか一方を、巻芯43の回転軸の中心よりも下方側で巻芯43の内側面に当接するように配置してもよい。
【0037】
さらに、ロール紙振れ止めピン62,62を案内溝64に沿って移動可能に取り付けたが、これに限らず、ロール紙振れ止めピン62,62の位置決め固定穴を予め巻芯43の径に応じて支持板60に複数形成し、巻芯43の径に応じて当該位置決め穴を選択してロール紙振れ止めピン62,62を取り付ける構成としてもよい。
【0038】
また、本実施の形態ではラベル41が仮貼付された台紙42からなるロール紙40を用いたプリンタを例として説明したが、これに限ることなく、台紙無しラベル連続体が巻回されたロール紙を用いるプリンタや、記録紙が巻回されたロール紙を用いるファクシミリなどにおいても本発明を適用できる。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明に係るプリンタのロール紙支持装置によれば、支持部材に設けられたロール紙振れ止めピンが巻芯部の内側面に当接し、ロール紙を所定位置に保持するので、ロール紙の振れを防止して安定した用紙の供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置を適用するラベルプリンタを示す斜視図
【図2】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置を示す斜視図
【図3】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の側面図
【図4】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第2の実施の形態を示す側面図
【図5】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第2の実施の形態におけるロール紙振れ止めピン部分の詳細を示す断面図
【図6】本発明に係るプリンタのロール紙支持装置の第3の実施の形態を示す正面図
【図7】本発明に係るさらに他のプリンタのロール紙支持装置の実施の形態を示す正面図
【図8】従来のプリンタのロール紙支持装置を示す側面図
【符号の説明】
10…ラベルプリンタ、12…プリンタ本体、40…ロール紙、43…巻芯、46,48,60,71,72…支持板、50,51…ロール紙支持軸、52,62,63…ロール紙振れ止めピン、74,75…揺動部材
Claims (2)
- ロール紙を軸方向に挟んで配設された一対の支持部材と、
前記ロール紙の巻芯部より内側に伸張し、ロール紙を引っ掛けて回転可能に支持するロール紙支持軸とを備えたプリンタのロール紙支持装置において、
前記支持部材の少なくとも一方には、ロール紙の回転時に前記巻芯部の内側面に当接して前記ロール紙支持軸を中心としたロール紙の振れを規制するロール紙振れ止めピンを設けたことを特徴とするプリンタのロール紙支持装置。 - 前記ロール紙振れ止めピンを移動可能とし、前記ロール紙支持軸と前記ロール紙振れ止めピン間の間隔を調整できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のプリンタのロール紙支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091053A JP2004292158A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | プリンタのロール紙支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091053A JP2004292158A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | プリンタのロール紙支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004292158A true JP2004292158A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33404523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003091053A Pending JP2004292158A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | プリンタのロール紙支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004292158A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009083963A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Nec Personal Products Co Ltd | ロール支持装置及びプリンタ |
JP2011148638A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-04 | Sato Corp | ラベルプリンタ |
JP2011148639A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-04 | Sato Corp | ラベルプリンタ |
CN102303719A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-01-04 | 宝钢发展有限公司 | 一种盘条纸卷的快速拆装式支撑结构 |
KR200459747Y1 (ko) | 2009-09-17 | 2012-04-19 | 한전케이피에스 주식회사 | 알루미늄 시트 롤 거치장치 |
CN102616011A (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-01 | 致伸科技股份有限公司 | 打印机的纸卷固定装置 |
JP2013043704A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 印刷媒体供給機構 |
EP2689936A1 (en) | 2012-07-24 | 2014-01-29 | Fujitsu Component Limited | Printer |
CN105437789A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-03-30 | 广州市宝比万像科技有限公司 | 卷轴及打印机 |
JP2019177984A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
JP2020138765A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 東和精工株式会社 | アタッチメント及びラベル貼付装置 |
JP2021112846A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 東芝テック株式会社 | プリンタ装置 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003091053A patent/JP2004292158A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009083963A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Nec Personal Products Co Ltd | ロール支持装置及びプリンタ |
KR200459747Y1 (ko) | 2009-09-17 | 2012-04-19 | 한전케이피에스 주식회사 | 알루미늄 시트 롤 거치장치 |
CN102616011A (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-01 | 致伸科技股份有限公司 | 打印机的纸卷固定装置 |
CN102616011B (zh) * | 2011-01-26 | 2014-08-13 | 致伸科技股份有限公司 | 打印机的纸卷固定装置 |
JP2011148638A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-04 | Sato Corp | ラベルプリンタ |
JP2011148639A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-04 | Sato Corp | ラベルプリンタ |
CN102303719A (zh) * | 2011-08-16 | 2012-01-04 | 宝钢发展有限公司 | 一种盘条纸卷的快速拆装式支撑结构 |
CN102303719B (zh) * | 2011-08-16 | 2013-07-17 | 宝钢发展有限公司 | 一种盘条纸卷的快速拆装式支撑结构 |
JP2013043704A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 印刷媒体供給機構 |
CN103568587A (zh) * | 2012-07-24 | 2014-02-12 | 富士通电子零件有限公司 | 打印装置 |
JP2014024615A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Fujitsu Component Ltd | プリンタ装置 |
EP2689936A1 (en) | 2012-07-24 | 2014-01-29 | Fujitsu Component Limited | Printer |
KR101486151B1 (ko) * | 2012-07-24 | 2015-01-23 | 후지쯔 콤포넌트 가부시끼가이샤 | 프린터장치 |
CN103568587B (zh) * | 2012-07-24 | 2015-08-26 | 富士通电子零件有限公司 | 打印装置 |
US9242831B2 (en) | 2012-07-24 | 2016-01-26 | Fujitsu Component Limited | Printer |
EP3284606A1 (en) | 2012-07-24 | 2018-02-21 | Fujitsu Component Limited | Printer |
CN105437789A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-03-30 | 广州市宝比万像科技有限公司 | 卷轴及打印机 |
JP2019177984A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
JP7160545B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-10-25 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
JP2020138765A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 東和精工株式会社 | アタッチメント及びラベル貼付装置 |
JP2021112846A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 東芝テック株式会社 | プリンタ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH061823Y2 (ja) | 印字装置 | |
JP2004292158A (ja) | プリンタのロール紙支持装置 | |
JP4776023B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP2006272920A (ja) | プリンタ装置 | |
US20120199687A1 (en) | Rolled medium holder device and recording apparatus | |
US6536696B2 (en) | Printer having a paper supply roll rotatably mounted by a pair of bearing members | |
EP0449238B1 (en) | Transfer printer | |
JP6282462B2 (ja) | プリンタ | |
JP2000238937A (ja) | ロール物の支持装置 | |
US5180236A (en) | Transfer printer | |
JP2008120068A (ja) | サーマルプリンタユニット | |
US5238314A (en) | Transfer printer with ribbon lock | |
JP5395103B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP2015051515A (ja) | インクリボンカセットおよびプリンタ | |
JP2009269722A (ja) | ロールシート給送装置及び画像形成装置 | |
JP7532928B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP4346727B2 (ja) | インクリボンの支持装置 | |
JP2007197208A (ja) | 搬送ローラ圧力調整装置 | |
JP5548155B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP6234123B2 (ja) | インクリボンカセットおよびプリンタ装置 | |
JP2002019208A (ja) | プリンタ装置 | |
JPH03281371A (ja) | 転写式プリンタ | |
JPH08300750A (ja) | 印字装置及びこれに用いる印字カセット | |
JPH11240650A (ja) | 巻取装置及びこれを用いたプリンタ | |
JP2004262612A (ja) | 用紙巻き取り装置 |