JP2547462B2 - 転写式プリンタ - Google Patents
転写式プリンタInfo
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- JP2547462B2 JP2547462B2 JP2083950A JP8395090A JP2547462B2 JP 2547462 B2 JP2547462 B2 JP 2547462B2 JP 2083950 A JP2083950 A JP 2083950A JP 8395090 A JP8395090 A JP 8395090A JP 2547462 B2 JP2547462 B2 JP 2547462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- ribbon
- receiving groove
- attached
- ribbon set
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、転写リボンを用いて例えばラベルに品名や
バーコードを印字するラベルプリンタ等の転写式プリン
タに関する。
バーコードを印字するラベルプリンタ等の転写式プリン
タに関する。
[従来の技術] 例えばバーコードを印字するラベルプリンタにおいて
使用されているリボン装置は、一対のリボンセット軸を
備えており、そのうちの一方のセット軸から繰り出され
た転写リボンは、印字部を経由して、他方のリボンセッ
ト軸に巻き取られる。上記一対のリボンセット軸は、リ
ボン支持フレームが備える左右一対のフレーム側板にわ
たって取付けられている。これらリボンセット軸には消
耗品である転写リボンが着脱されるから、そのことを可
能にするために、一対のリボンセット軸も上記フレーム
側板に対して着脱自在に支持されている。
使用されているリボン装置は、一対のリボンセット軸を
備えており、そのうちの一方のセット軸から繰り出され
た転写リボンは、印字部を経由して、他方のリボンセッ
ト軸に巻き取られる。上記一対のリボンセット軸は、リ
ボン支持フレームが備える左右一対のフレーム側板にわ
たって取付けられている。これらリボンセット軸には消
耗品である転写リボンが着脱されるから、そのことを可
能にするために、一対のリボンセット軸も上記フレーム
側板に対して着脱自在に支持されている。
そのため、従来においては、一方のフレーム側板に第
1のコネクタ突部をその軸方向に移動可能に設けるとと
もに、この突部をその軸方向に圧縮コイルばねで付勢
し、他方のフレーム側板に上記第1コネクタ突部に対向
する第2のコネクタ突部を設け、かつ、リボンセット軸
の両端部には夫々上記各突部に着脱自在に嵌合して接続
される凹部を設けている。
1のコネクタ突部をその軸方向に移動可能に設けるとと
もに、この突部をその軸方向に圧縮コイルばねで付勢
し、他方のフレーム側板に上記第1コネクタ突部に対向
する第2のコネクタ突部を設け、かつ、リボンセット軸
の両端部には夫々上記各突部に着脱自在に嵌合して接続
される凹部を設けている。
そして、リボンセット軸は以下の手順でリボン支持フ
レームに取付けられる。まず、リボンセット軸の一端の
凹部を、第1のコネクタ突部に嵌合させ、次に、このセ
ット軸を上記ばねを圧縮するように軸方向に移動させ
て、リボンセット軸の他端部の凹部を第2のコネクタ突
部に対向させる。最後に、リボンセット軸を上記ばねの
弾性力で第2のコネクタ突部方向に移動させて、このセ
ット軸の他端部の凹部を第2のコネクタ突部に嵌合させ
る。すなわち、以上のようにしてリボンセット軸を左右
のフレーム側板にわたって取付けることができる。ま
た、この取付け手順と逆の手順により、リボンセット軸
をリボン支持フレームから取外すことができる。
レームに取付けられる。まず、リボンセット軸の一端の
凹部を、第1のコネクタ突部に嵌合させ、次に、このセ
ット軸を上記ばねを圧縮するように軸方向に移動させ
て、リボンセット軸の他端部の凹部を第2のコネクタ突
部に対向させる。最後に、リボンセット軸を上記ばねの
弾性力で第2のコネクタ突部方向に移動させて、このセ
ット軸の他端部の凹部を第2のコネクタ突部に嵌合させ
る。すなわち、以上のようにしてリボンセット軸を左右
のフレーム側板にわたって取付けることができる。ま
た、この取付け手順と逆の手順により、リボンセット軸
をリボン支持フレームから取外すことができる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように従来は、リボンセット軸の着脱に際し、
相対向したフレーム側板間において、リボンセット軸を
軸方向に動かす必要があるから、リボンセット軸の着脱
作業が面倒であるという問題があった。
相対向したフレーム側板間において、リボンセット軸を
軸方向に動かす必要があるから、リボンセット軸の着脱
作業が面倒であるという問題があった。
本発明の目的は、リボン支持フレームに対してリボン
セット軸を容易に着脱できる転写式プリンタを得ること
にある。
セット軸を容易に着脱できる転写式プリンタを得ること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の転写式プリンタ
においては、上側が開放され、この開放部を通してリボ
ンセット軸の軸端部が上方から出し入れされるととも
に、この軸端部の下部に嵌合する受け溝を有した合成樹
脂製の軸支えを、リボン支持フレームが備える相対向し
たフレーム側板に夫々取付け、合成樹脂製の軸押えを上
記軸支えの近傍に位置して上記相対向したフレーム側板
に夫々取付け、これら軸押えを、弾性変形可能なアーム
部と、このアーム部の先端に一体に設けられ、上記リボ
ンセット軸の軸端部における上記受け溝の上側に突出さ
れた上部に、上記アーム部の撓みにより圧接する爪部と
から形成するとともに、この爪部における上記軸端部へ
の圧接部分の上側に、上記リボンセット軸の軸端部を上
記受け溝に嵌合させるときに、上記アーム部を上記受け
溝から離れる方向に撓ませる斜状の誘導面を設けたもの
である。
においては、上側が開放され、この開放部を通してリボ
ンセット軸の軸端部が上方から出し入れされるととも
に、この軸端部の下部に嵌合する受け溝を有した合成樹
脂製の軸支えを、リボン支持フレームが備える相対向し
たフレーム側板に夫々取付け、合成樹脂製の軸押えを上
記軸支えの近傍に位置して上記相対向したフレーム側板
に夫々取付け、これら軸押えを、弾性変形可能なアーム
部と、このアーム部の先端に一体に設けられ、上記リボ
ンセット軸の軸端部における上記受け溝の上側に突出さ
れた上部に、上記アーム部の撓みにより圧接する爪部と
から形成するとともに、この爪部における上記軸端部へ
の圧接部分の上側に、上記リボンセット軸の軸端部を上
記受け溝に嵌合させるときに、上記アーム部を上記受け
溝から離れる方向に撓ませる斜状の誘導面を設けたもの
である。
また、リボンセット軸の着脱に伴う軸端部の傷付きを
防止するために、上記爪部の上記アーム部を境にして上
記圧接部分と反対側に、操作部を設けるとよい。
防止するために、上記爪部の上記アーム部を境にして上
記圧接部分と反対側に、操作部を設けるとよい。
また、リボンセット軸の取付け構造を簡単にするため
に、上記軸支えと上記軸押えと一体に成形するとよい。
に、上記軸支えと上記軸押えと一体に成形するとよい。
[作用] 請求項1の転写式プリンタにおいて、リボンセット軸
をリボン支持フレームの相対向したフレーム側板にわた
って取付けるには、リボンセット軸の両端部を受け溝に
対向させて、リボンセット軸全体をリボン支持フレーム
の上側から下方に向けて押し込めばよい。
をリボン支持フレームの相対向したフレーム側板にわた
って取付けるには、リボンセット軸の両端部を受け溝に
対向させて、リボンセット軸全体をリボン支持フレーム
の上側から下方に向けて押し込めばよい。
そうすると、まず、上記セット軸の軸端部が爪部に設
けられた誘導面に当接する。この誘導面は斜状であるか
ら、上記押し込みにより爪部は上記軸端部の径方向外側
に向けて押される。そのため、アーム部が弾性変形され
て、爪部が受け溝の上側開放部上から逃げるように移動
されるとともに、上記軸端部は爪部の下方に位置されて
いる軸支えの受け溝内に嵌合される。この嵌合と同時
に、アーム部の弾性力により爪部が上記軸端部側に変位
されて、この軸端部の上記受け溝よりも上側に突出され
ている上部周面に圧接する。したがって、この爪部によ
り上記軸端部の受け溝から上方への動きが防止されて、
上記軸端部は受け溝に回転自在に支持される。
けられた誘導面に当接する。この誘導面は斜状であるか
ら、上記押し込みにより爪部は上記軸端部の径方向外側
に向けて押される。そのため、アーム部が弾性変形され
て、爪部が受け溝の上側開放部上から逃げるように移動
されるとともに、上記軸端部は爪部の下方に位置されて
いる軸支えの受け溝内に嵌合される。この嵌合と同時
に、アーム部の弾性力により爪部が上記軸端部側に変位
されて、この軸端部の上記受け溝よりも上側に突出され
ている上部周面に圧接する。したがって、この爪部によ
り上記軸端部の受け溝から上方への動きが防止されて、
上記軸端部は受け溝に回転自在に支持される。
また、リボン支持フレームに取付けられたリボンセッ
ト軸を持って、これを上方へ引き上げると、上記セット
軸の軸端部が爪部を押し上げるため、この軸端部によっ
て爪部は上記軸端部の径方向外側に向けて押される。そ
のため、アーム部が弾性変形されて、爪部が受け溝の上
側開放部上から逃げるように移動されるとともに、上記
リボンセット軸が受け溝の上方へ取外される。
ト軸を持って、これを上方へ引き上げると、上記セット
軸の軸端部が爪部を押し上げるため、この軸端部によっ
て爪部は上記軸端部の径方向外側に向けて押される。そ
のため、アーム部が弾性変形されて、爪部が受け溝の上
側開放部上から逃げるように移動されるとともに、上記
リボンセット軸が受け溝の上方へ取外される。
以上のように本発明によれば、リボンセット軸をその
軸方向に動かす必要がなく、リボン支持フレームに対し
てその上側から押し込んだり、リボン支持フレームの上
方に引き上げたりすることにより、このセット軸を着脱
できるものである。
軸方向に動かす必要がなく、リボン支持フレームに対し
てその上側から押し込んだり、リボン支持フレームの上
方に引き上げたりすることにより、このセット軸を着脱
できるものである。
請求項2の構成によれば、操作部を押すことによりア
ーム部を撓ませて、受け溝の上側開放部上より爪部が逃
げるように移動できるから、爪部がリボンセット軸の着
脱に伴いその軸端部に強く接することがなくなって、上
記軸端部の傷付きを防止できる。
ーム部を撓ませて、受け溝の上側開放部上より爪部が逃
げるように移動できるから、爪部がリボンセット軸の着
脱に伴いその軸端部に強く接することがなくなって、上
記軸端部の傷付きを防止できる。
請求項3の構成によれば、上記軸支えと上記軸押えと
が一体に成形されているので、リボンセット軸の取付け
に要する部品数が極めて少く、構造が簡単である。
が一体に成形されているので、リボンセット軸の取付け
に要する部品数が極めて少く、構造が簡単である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第7図を参照し
て説明する。
て説明する。
第5図および第6図中1で示す本体ケース内には、印
字を行うための機構部2が設けられている。機構部2は
水平に配置された底板3の左右両端部に、相対向する垂
直な側板4,5を夫々連結してなる本体フレーム6を備え
ている。
字を行うための機構部2が設けられている。機構部2は
水平に配置された底板3の左右両端部に、相対向する垂
直な側板4,5を夫々連結してなる本体フレーム6を備え
ている。
機構部2は、その側板4,5間に配置されるとともに両
側板4,5に回動可能に支持されたプラテンユニット11を
備えている。このユニット11は、第6図に示すように、
支点軸12と、左右一対の端板13と、プラテンローラ14
と、中間軸15と、剥離板16と、図示しないトーションば
ねとを有して形成されている。
側板4,5に回動可能に支持されたプラテンユニット11を
備えている。このユニット11は、第6図に示すように、
支点軸12と、左右一対の端板13と、プラテンローラ14
と、中間軸15と、剥離板16と、図示しないトーションば
ねとを有して形成されている。
支点軸12の両端部は夫々側板4,5に回動不能に固定さ
れている。ローラ支持板としての一対の端板13は、支点
軸12の両端部に、この軸12の軸回り方向に沿って回動可
能に嵌合されている。プラテンローラ14は一対の端板13
の前端部間にわたって図示しない軸受を介して回転自在
に横架されている。このプラテンローラ14の一端部は、
上記機構部2が備える図示しない用紙送り機構に連結さ
れており、この送り機構により適宜回転駆動されるもの
である。
れている。ローラ支持板としての一対の端板13は、支点
軸12の両端部に、この軸12の軸回り方向に沿って回動可
能に嵌合されている。プラテンローラ14は一対の端板13
の前端部間にわたって図示しない軸受を介して回転自在
に横架されている。このプラテンローラ14の一端部は、
上記機構部2が備える図示しない用紙送り機構に連結さ
れており、この送り機構により適宜回転駆動されるもの
である。
中間軸15は支点軸12とプラテンローラ14との間に位置
して、一対の端板13間に横架されている。剥離部材とし
ての剥離板16は、プラテンローラ14の前側近傍に位置し
て一対の端板13の前端部にわたって横架されている。
して、一対の端板13間に横架されている。剥離部材とし
ての剥離板16は、プラテンローラ14の前側近傍に位置し
て一対の端板13の前端部にわたって横架されている。
支点軸12に巻き付けられた上記トーションばねは、そ
の一端部を支点軸12に固定した図示しないばね受けに引
っ掛けるとともに、他端部を中間軸15にその下側から引
っ掛けて取付けられている。このトーションばねの弾性
力により、プラテンユニット11の支点軸12以外の部分は
上向きに付勢されている。それによって、プラテンロー
ラ14は後述のラインサーマルヘッド29に下方から押付け
られるようになっている。また、プラテンユニット11の
支点軸12以外の部分は、上記トーションばねの弾性力に
抗して、手動または自動制御により支点軸12を中心に下
向きに適宜回動されるようにもなっている。
の一端部を支点軸12に固定した図示しないばね受けに引
っ掛けるとともに、他端部を中間軸15にその下側から引
っ掛けて取付けられている。このトーションばねの弾性
力により、プラテンユニット11の支点軸12以外の部分は
上向きに付勢されている。それによって、プラテンロー
ラ14は後述のラインサーマルヘッド29に下方から押付け
られるようになっている。また、プラテンユニット11の
支点軸12以外の部分は、上記トーションばねの弾性力に
抗して、手動または自動制御により支点軸12を中心に下
向きに適宜回動されるようにもなっている。
上記プラテンユニット11の上方位置にはヘッドフレー
ム21が配設されている。このフレーム21の取付け構造は
第5図および第7図に示す通りである。つまり、ヘッド
フレーム21の後端部は、上記側板4から側板5がわに向
けて突設された支持軸22に嵌合されている。ヘッドフレ
ーム21における上記側板4がわの前端部端面には支持ピ
ン23が突設され、これは上記側板4に設けた図示しない
通孔に嵌合されている。しかも、上記支持軸22の先端部
はヘッドフレーム21における上記側板5がわの端面から
突出されているとともに、ヘッドフレーム21の側板5が
わ端面の前端部には支持ピン24が突設されている。これ
ら支持軸22の先端部と支持ピン24とは、上記側板5に枢
着されたクランプ板25が有する図示しない孔に嵌合され
ている。
ム21が配設されている。このフレーム21の取付け構造は
第5図および第7図に示す通りである。つまり、ヘッド
フレーム21の後端部は、上記側板4から側板5がわに向
けて突設された支持軸22に嵌合されている。ヘッドフレ
ーム21における上記側板4がわの前端部端面には支持ピ
ン23が突設され、これは上記側板4に設けた図示しない
通孔に嵌合されている。しかも、上記支持軸22の先端部
はヘッドフレーム21における上記側板5がわの端面から
突出されているとともに、ヘッドフレーム21の側板5が
わ端面の前端部には支持ピン24が突設されている。これ
ら支持軸22の先端部と支持ピン24とは、上記側板5に枢
着されたクランプ板25が有する図示しない孔に嵌合され
ている。
このようにしてヘッドフレーム21は、その一端部を支
持軸22および支持ピン23を介して上記側板4に支持され
るとともに、他端部を支持軸22の先端部および支持ピン
24を介して側板5のクランプ板25に支持されることによ
り、両端支持されている。なお、第5図中26はクランプ
板25の枢軸、27は掛止孔である。掛止孔27には上記ヘッ
ドフレーム21の上面に取付けた板ばね製の掛止板28が挿
脱可能に引掛けられており、そのクランプ板25への引掛
かりによって、ヘッドフレーム21の支持状態が維持され
るようになっている。したがって、第5図中矢印A方向
に掛止板28の先端部28aを押し下げた後に、クランプ板2
5を第5図中矢印B方向に回動させることにより、ヘッ
ドフレーム21の側板5がわの支持を解放できる。
持軸22および支持ピン23を介して上記側板4に支持され
るとともに、他端部を支持軸22の先端部および支持ピン
24を介して側板5のクランプ板25に支持されることによ
り、両端支持されている。なお、第5図中26はクランプ
板25の枢軸、27は掛止孔である。掛止孔27には上記ヘッ
ドフレーム21の上面に取付けた板ばね製の掛止板28が挿
脱可能に引掛けられており、そのクランプ板25への引掛
かりによって、ヘッドフレーム21の支持状態が維持され
るようになっている。したがって、第5図中矢印A方向
に掛止板28の先端部28aを押し下げた後に、クランプ板2
5を第5図中矢印B方向に回動させることにより、ヘッ
ドフレーム21の側板5がわの支持を解放できる。
ヘッドフレーム21にはラインサーマルヘッド29が取付
けられている。このヘッド29には、その下側から上記プ
ラテンローラ14が押し当てられている。ヘッドフレーム
21を支持した支持軸22には第6図に示すように転写リボ
ン用のガイドローラ30が回転自在に取付けられている。
けられている。このヘッド29には、その下側から上記プ
ラテンローラ14が押し当てられている。ヘッドフレーム
21を支持した支持軸22には第6図に示すように転写リボ
ン用のガイドローラ30が回転自在に取付けられている。
上記側板4の上端には第5図および第6図に示すよう
にリボン駆動装置31が取付けられている。この駆動回路
31は上記用紙送り機構(図示しない)の動力を受けて動
作されるもので、第5図および第6図中32は上記用紙送
り機構に連結された入力歯車を示す。また、第6図中33
は伝動ベルト機構、34は駆動歯車、35は従動歯車、36は
テンションプーリで、これらによって第5図に示す上下
の回転軸37,38が回転されるようになっている。回転軸3
7,38は夫々一対設けられている。
にリボン駆動装置31が取付けられている。この駆動回路
31は上記用紙送り機構(図示しない)の動力を受けて動
作されるもので、第5図および第6図中32は上記用紙送
り機構に連結された入力歯車を示す。また、第6図中33
は伝動ベルト機構、34は駆動歯車、35は従動歯車、36は
テンションプーリで、これらによって第5図に示す上下
の回転軸37,38が回転されるようになっている。回転軸3
7,38は夫々一対設けられている。
上記側板4にはヘッドフレーム21の上方に位置するリ
ボン装置取付け部41が取付けられている。この取付け部
41は、第7図に示すように側板4に固定されたガイド42
と、このガイド42に沿って移動するスライダー43とを備
えている。スライダー43の上面には一対の係合突部44が
突設されている。
ボン装置取付け部41が取付けられている。この取付け部
41は、第7図に示すように側板4に固定されたガイド42
と、このガイド42に沿って移動するスライダー43とを備
えている。スライダー43の上面には一対の係合突部44が
突設されている。
このリボン装置取付け部41には、これを跨ぐようにし
てリボン装置45が着脱可能に取付けられている。リボン
装置45は、第3図および第4図に示すように、リボン支
持フレーム46と、一対のリボンセット軸47と、テンショ
ン軸48と、リボン駆動軸49とを備えている。
てリボン装置45が着脱可能に取付けられている。リボン
装置45は、第3図および第4図に示すように、リボン支
持フレーム46と、一対のリボンセット軸47と、テンショ
ン軸48と、リボン駆動軸49とを備えている。
リボン支持フレーム46は、縦方向に配置された左右一
対のフレーム側板50を、上部横架軸51および下部横架板
52で連結して形成されている。
対のフレーム側板50を、上部横架軸51および下部横架板
52で連結して形成されている。
各フレーム側板50の上部外面には、リボン支持フレー
ム46の前部に位置して、相対向する第1軸受53が夫々取
付けられているとともに、同フレーム46の後部に位置し
て相対向する第2軸受54が夫々取付けられている。さら
に、各側板50には、その前側下部に位置して相対向する
第3軸受55が夫々取付けられているとともに、後側下部
に位置して相対向する第4軸受56が夫々取付けられてい
る。
ム46の前部に位置して、相対向する第1軸受53が夫々取
付けられているとともに、同フレーム46の後部に位置し
て相対向する第2軸受54が夫々取付けられている。さら
に、各側板50には、その前側下部に位置して相対向する
第3軸受55が夫々取付けられているとともに、後側下部
に位置して相対向する第4軸受56が夫々取付けられてい
る。
第1,第2の軸受53,54は、含油材が混入されたポリア
セタール等の合成樹製の一体成形品であって、第1図お
よび第2図に示すように軸支え57と軸押え58とから形成
されている。
セタール等の合成樹製の一体成形品であって、第1図お
よび第2図に示すように軸支え57と軸押え58とから形成
されている。
軸支え57は、上側が開放された略U字状の受け溝59を
有している。受け溝59にはその開放部を通して上記リボ
ンセット軸47の円筒状軸端部47aが上方から出し入れさ
れるようになっている。軸押え58は、軸支え57の前側近
傍又は後側近傍に配置された弾性変形可能なアーム部60
と、この上端に一体に設けられた爪部61とから形成され
ており、アーム部60の下端は軸支え57に一体に繋がって
いる。
有している。受け溝59にはその開放部を通して上記リボ
ンセット軸47の円筒状軸端部47aが上方から出し入れさ
れるようになっている。軸押え58は、軸支え57の前側近
傍又は後側近傍に配置された弾性変形可能なアーム部60
と、この上端に一体に設けられた爪部61とから形成され
ており、アーム部60の下端は軸支え57に一体に繋がって
いる。
爪部61は、アーム部61を境にして軸支え57側の押え部
62と、反軸支え57側の操作部63とから形成されている。
押え部62は受け溝59の上方に対向するように設けられて
おり、その先端部分、つまり、軸端部47aへの圧接部分6
2aは丸みをもって形成されている。この圧接部分62aの
上側には誘導面64が形成されており、この誘導面64は上
記圧接部分62aに繋がっている。そして、誘導面64は爪
部61の下側から上側に向かうに従い操作部63側に次第に
近付くように傾斜されている。操作部63は斜め上方に向
けて突出されており、その上側から指で押し下げ得るよ
うになっている。
62と、反軸支え57側の操作部63とから形成されている。
押え部62は受け溝59の上方に対向するように設けられて
おり、その先端部分、つまり、軸端部47aへの圧接部分6
2aは丸みをもって形成されている。この圧接部分62aの
上側には誘導面64が形成されており、この誘導面64は上
記圧接部分62aに繋がっている。そして、誘導面64は爪
部61の下側から上側に向かうに従い操作部63側に次第に
近付くように傾斜されている。操作部63は斜め上方に向
けて突出されており、その上側から指で押し下げ得るよ
うになっている。
このような構造の第1,第2の軸受53,54は、その上部
に一対の突起65を一体に有している。そして、これら軸
受53、54は、その突起65を上記フレーム側板50に設けた
図示しない通孔に挿通させることによって、フレーム側
板50に位置決めした後、軸受53,54の下部にねじ66を挿
通し、このねじ66をフレーム側板50に螺合することによ
り、フレーム側板50の外面に取付けられている。
に一対の突起65を一体に有している。そして、これら軸
受53、54は、その突起65を上記フレーム側板50に設けた
図示しない通孔に挿通させることによって、フレーム側
板50に位置決めした後、軸受53,54の下部にねじ66を挿
通し、このねじ66をフレーム側板50に螺合することによ
り、フレーム側板50の外面に取付けられている。
上記一対のリボンセット軸47は同一構造であり、これ
らは相対向する第1軸受53にわたって、又は相対向する
第2軸受54にわたって、その上方から着脱自在に横架さ
れている。これらリボンセット軸47を取付けるには、そ
の両軸端部47aを第2図に示すように受け溝59に対向さ
せて、リボンセット軸47全体をリボン支持フレーム46の
上側から下方に向けて押し込めばよい。
らは相対向する第1軸受53にわたって、又は相対向する
第2軸受54にわたって、その上方から着脱自在に横架さ
れている。これらリボンセット軸47を取付けるには、そ
の両軸端部47aを第2図に示すように受け溝59に対向さ
せて、リボンセット軸47全体をリボン支持フレーム46の
上側から下方に向けて押し込めばよい。
そうすると、まず、上記セット軸47の軸端部47aが爪
部61の誘導面64に当接する。この誘導面64は斜状である
から、上記押し込みにより爪部61は上記軸端部47aの径
方向外側に向けて押される。そのため、第1図中2点鎖
線に示すようにアーム部60が受け溝59から離れる方向に
撓められて、爪部61が受け溝59の上側開放部上から逃げ
るから、上記軸端部47aは爪部61の下方に位置されてい
る軸支え57の受け溝59内に嵌合される。この嵌合と同時
に、アーム部60の弾性力により爪部61のリボンセット軸
47の上記軸端部47a側に変位されて、その軸端部圧接部
分62aが、上記軸端部47の受け溝59よりも上側に突出さ
れている上部周面に圧接する。この取付け状態は第1図
に示されている。したがって、爪部61により上記軸端部
47aが受け溝59の上方へ外れることが防止されて、上記
軸端部47aは受け溝59に回転自在に支持される。
部61の誘導面64に当接する。この誘導面64は斜状である
から、上記押し込みにより爪部61は上記軸端部47aの径
方向外側に向けて押される。そのため、第1図中2点鎖
線に示すようにアーム部60が受け溝59から離れる方向に
撓められて、爪部61が受け溝59の上側開放部上から逃げ
るから、上記軸端部47aは爪部61の下方に位置されてい
る軸支え57の受け溝59内に嵌合される。この嵌合と同時
に、アーム部60の弾性力により爪部61のリボンセット軸
47の上記軸端部47a側に変位されて、その軸端部圧接部
分62aが、上記軸端部47の受け溝59よりも上側に突出さ
れている上部周面に圧接する。この取付け状態は第1図
に示されている。したがって、爪部61により上記軸端部
47aが受け溝59の上方へ外れることが防止されて、上記
軸端部47aは受け溝59に回転自在に支持される。
すなわち、以上のようなワンタッチ押し込み操作によ
って、リボンセット軸47をリボン支持フレーム46に取付
けることができる。
って、リボンセット軸47をリボン支持フレーム46に取付
けることができる。
また、以上の手順によらず、まず、操作部63を指で押
し下げることにより、第1図中2点鎖線で示すようにア
ーム部60を受け溝59から離れる方向に撓ませて、爪部61
を受け溝59の上側開放部上から逃がした後に、リボンセ
ット軸47の軸端部47aを受け溝59に嵌合させて、最後に
上記操作部63の押圧をゆっくり解除して、爪部61の圧接
部分62aを上記軸端部47の受け溝59よりも上側に突出さ
れている上部周面に圧接させることにより、リボンセッ
ト軸47をリボン支持フレーム46に取付けてもよい。
し下げることにより、第1図中2点鎖線で示すようにア
ーム部60を受け溝59から離れる方向に撓ませて、爪部61
を受け溝59の上側開放部上から逃がした後に、リボンセ
ット軸47の軸端部47aを受け溝59に嵌合させて、最後に
上記操作部63の押圧をゆっくり解除して、爪部61の圧接
部分62aを上記軸端部47の受け溝59よりも上側に突出さ
れている上部周面に圧接させることにより、リボンセッ
ト軸47をリボン支持フレーム46に取付けてもよい。
そして、以上のいずれかの手順で取付けられたリボン
セット軸47の外れ止めをしている爪部61の圧接部分62a
は、丸みをもって形成されているから、その円弧の一部
で上記軸端部47aの上部周面に圧接している。したがっ
て、リボンセット軸47の回転時の抵抗を少なくできる。
セット軸47の外れ止めをしている爪部61の圧接部分62a
は、丸みをもって形成されているから、その円弧の一部
で上記軸端部47aの上部周面に圧接している。したがっ
て、リボンセット軸47の回転時の抵抗を少なくできる。
また、リボン支持フレーム46に取付けられたリボンセ
ット軸47を取外すには、このセット軸47を持って上方へ
引き上げればよい。そうすると、爪部61の丸みを持った
圧接部分62aと、上記セット軸47の軸端部47aで押される
ため、アーム部60が第1図中2点鎖線に示すように弾性
変形されて、爪部61が受け溝59の上側開放部上から逃げ
る。したがって、以上のようなリボンセット軸47のワン
タッチ引上げ操作により、この軸47を受け溝59の上方に
離脱させて、取外すことができる。
ット軸47を取外すには、このセット軸47を持って上方へ
引き上げればよい。そうすると、爪部61の丸みを持った
圧接部分62aと、上記セット軸47の軸端部47aで押される
ため、アーム部60が第1図中2点鎖線に示すように弾性
変形されて、爪部61が受け溝59の上側開放部上から逃げ
る。したがって、以上のようなリボンセット軸47のワン
タッチ引上げ操作により、この軸47を受け溝59の上方に
離脱させて、取外すことができる。
なお、このような手順に代えて、まず、操作部63を指
で押し下げることにより、第1図中2点鎖線に示すよう
にアーム部60を受け溝59から離れる方向に撓ませ、爪部
61を受け溝59の上側開放部上から逃がして、リボンセッ
ト軸47の軸端部47aから離した後に、リボンセット軸47
の軸端部47aを受け溝59の上方に引き上げることによっ
て、取外すようにしてもよい。
で押し下げることにより、第1図中2点鎖線に示すよう
にアーム部60を受け溝59から離れる方向に撓ませ、爪部
61を受け溝59の上側開放部上から逃がして、リボンセッ
ト軸47の軸端部47aから離した後に、リボンセット軸47
の軸端部47aを受け溝59の上方に引き上げることによっ
て、取外すようにしてもよい。
以上のようにして着脱されるリボンセット軸47には、
転写リボン67(第6図参照)が巻き付けられる円筒体か
らなる図示しない巻き芯が着脱可能に取付けられる。転
写リボン67は、後側のリボンセット軸47に支持された巻
き芯に巻き付けられており、ここから引き出されてテン
ション軸48およびリボン駆動軸49等を順次経由した後
に、前側のリボンセット軸47に支持された図示しない巻
き芯に巻き取られるようになっている。転写リボン67の
テンション軸48からリボン駆動軸49に至る部分は、プラ
テンローラ14とラインサーマルヘッド29との間を通って
いる。
転写リボン67(第6図参照)が巻き付けられる円筒体か
らなる図示しない巻き芯が着脱可能に取付けられる。転
写リボン67は、後側のリボンセット軸47に支持された巻
き芯に巻き付けられており、ここから引き出されてテン
ション軸48およびリボン駆動軸49等を順次経由した後
に、前側のリボンセット軸47に支持された図示しない巻
き芯に巻き取られるようになっている。転写リボン67の
テンション軸48からリボン駆動軸49に至る部分は、プラ
テンローラ14とラインサーマルヘッド29との間を通って
いる。
上記リボン駆動軸49は、その両側の軸端部49aを相対
向する第3軸受55に回転自在に支持されて、各フレーム
側板50間にわたって取外しできないように横架されてい
る。この駆動軸49の周部はゴムなどにより形成されてお
り、その外面には転写リボン67が巻き掛けられている。
上記テンション軸48は、その両側の軸端部48aを相対向
する第4軸受56に回転自在に支持されて、各フレーム側
板50間にわたって取外しできないように横架されてい
る。この軸48の周部はゴムなどにより形成されており、
その外面には転写リボン67が巻き掛けられている。
向する第3軸受55に回転自在に支持されて、各フレーム
側板50間にわたって取外しできないように横架されてい
る。この駆動軸49の周部はゴムなどにより形成されてお
り、その外面には転写リボン67が巻き掛けられている。
上記テンション軸48は、その両側の軸端部48aを相対向
する第4軸受56に回転自在に支持されて、各フレーム側
板50間にわたって取外しできないように横架されてい
る。この軸48の周部はゴムなどにより形成されており、
その外面には転写リボン67が巻き掛けられている。
以上の構成のリボン装置45は、その下部横架板52に設
けた達磨状の孔68(第4図参照)の幅広な孔部分を上記
係合突部44に挿通させた後に、上記側板4がわにリボン
装置45を少し動かして、達磨状孔68の幅狭な孔部分に係
合突部44を引っ掛けることにより、リボン取付け部41に
対してその上方への外れを防止されて取付けられる。そ
して、リボン装置45は上記スライダー43とともに、上記
側板4がわに移動させることにより、所定位置に配置さ
れる。また、その状態は、ガイド42に固定された板ばね
製の掛止部材53(第7図参照)が側板5がわのフレーム
側板50に引っ掛かることによって保持される。リボン装
置45が以上のようにして定位置に配置されると、その各
軸47〜49の端部は、上記リボン駆動装置31の各回転軸3
7,38に嵌合して連結されるようになっている。
けた達磨状の孔68(第4図参照)の幅広な孔部分を上記
係合突部44に挿通させた後に、上記側板4がわにリボン
装置45を少し動かして、達磨状孔68の幅狭な孔部分に係
合突部44を引っ掛けることにより、リボン取付け部41に
対してその上方への外れを防止されて取付けられる。そ
して、リボン装置45は上記スライダー43とともに、上記
側板4がわに移動させることにより、所定位置に配置さ
れる。また、その状態は、ガイド42に固定された板ばね
製の掛止部材53(第7図参照)が側板5がわのフレーム
側板50に引っ掛かることによって保持される。リボン装
置45が以上のようにして定位置に配置されると、その各
軸47〜49の端部は、上記リボン駆動装置31の各回転軸3
7,38に嵌合して連結されるようになっている。
以上の構成おいて、本体ケース1の後側等に支持され
た図示しない用紙ホルダーには、一面にラベルが等間隔
で貼付けられていて連続した長い台紙が、ロール状に巻
かれた状態で支持されている。この台紙は、上記用紙ホ
ルダーから繰り出され、プラテンローラ14とラインサー
マルヘッド29との間を通ってセットされ、上記用紙送り
機構の動作により適宜紙送りされる。
た図示しない用紙ホルダーには、一面にラベルが等間隔
で貼付けられていて連続した長い台紙が、ロール状に巻
かれた状態で支持されている。この台紙は、上記用紙ホ
ルダーから繰り出され、プラテンローラ14とラインサー
マルヘッド29との間を通ってセットされ、上記用紙送り
機構の動作により適宜紙送りされる。
この紙送りと同時に、リボン駆動装置31が同期して動
作されるので、リボン駆動軸49に伝えられる回転力で、
後側のリボンセット軸47に巻かれた転写リボン67が、テ
ンション軸48を経由して引き出されるとともに、それに
伴って前側のリボンセット軸47に伝えられる回転力で、
プラテンローラ14とラインサーマルヘッド29との間を通
った転写リボン67の使用済み部分が、前側のリボンセッ
ト軸47に巻き取られる。この転写リボン67と上記台紙と
の送り量は同じであり、したがって、上記印字動作によ
り、ラベルに対し転写リボン67のインクが熱転写される
ものである。
作されるので、リボン駆動軸49に伝えられる回転力で、
後側のリボンセット軸47に巻かれた転写リボン67が、テ
ンション軸48を経由して引き出されるとともに、それに
伴って前側のリボンセット軸47に伝えられる回転力で、
プラテンローラ14とラインサーマルヘッド29との間を通
った転写リボン67の使用済み部分が、前側のリボンセッ
ト軸47に巻き取られる。この転写リボン67と上記台紙と
の送り量は同じであり、したがって、上記印字動作によ
り、ラベルに対し転写リボン67のインクが熱転写される
ものである。
リボン装置45の着脱は、上記クランプ板25を下側に回
動させて、ヘッドフレーム21を片持ち状態とした後に、
手動によりプラテンユニット11を下げて、プラテンロー
ラ14をラインサーマルヘッド29から離し、この状態で転
写リボン67を側板5がわからプラテンローラ14とライン
サーマルヘッド29との間に出し入れしながら実施される
ものである。
動させて、ヘッドフレーム21を片持ち状態とした後に、
手動によりプラテンユニット11を下げて、プラテンロー
ラ14をラインサーマルヘッド29から離し、この状態で転
写リボン67を側板5がわからプラテンローラ14とライン
サーマルヘッド29との間に出し入れしながら実施される
ものである。
なお、第5図から第7図に示す符号71は、上記剥離板
16とともに、上記台紙から印字されたラベルを剥離する
ための剥離手段を形成する剥離装置である。この装置71
は、上記プラテンロー14にその下側から圧接する剥離ロ
ーラ72を有しており、このローラ72で剥離板16を経由し
て導かれた台紙のラベルが剥離された部分を、プラテン
ローラ14との間に挟むとともに、この剥離ローラ72をプ
ラテンローラ14に従動回転させことにより、台紙に引っ
張り力を与えて、印字されたラベルを剥離板16の位置で
剥離させるようになっている。
16とともに、上記台紙から印字されたラベルを剥離する
ための剥離手段を形成する剥離装置である。この装置71
は、上記プラテンロー14にその下側から圧接する剥離ロ
ーラ72を有しており、このローラ72で剥離板16を経由し
て導かれた台紙のラベルが剥離された部分を、プラテン
ローラ14との間に挟むとともに、この剥離ローラ72をプ
ラテンローラ14に従動回転させことにより、台紙に引っ
張り力を与えて、印字されたラベルを剥離板16の位置で
剥離させるようになっている。
本発明は上記一実施例には制約されない。例えば、軸
支え57と軸押え58とは夫々別成形して、各別にフレーム
側板50に取付けてもよい。また、上記一実施例の構成に
おいて前後に配置された第1軸受53と第2軸受54とは一
体に連続させても差支えない。
支え57と軸押え58とは夫々別成形して、各別にフレーム
側板50に取付けてもよい。また、上記一実施例の構成に
おいて前後に配置された第1軸受53と第2軸受54とは一
体に連続させても差支えない。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように構成されているので、次
の効果がある。
の効果がある。
請求項1に記載の転写式プリンタにおいては、リボン
支持フレームの相対向したフレーム側板間で、リボンセ
ット軸をその軸方向に動かすという面倒がなく、リボン
支持フレームに対してその上側からリボンセット軸を押
し込むという簡単なワンタッチ作業で、リボンセット軸
をフレーム側板にわたって取付けることができるととも
に、取付けられたリボンセット軸を、リボン支持フレー
ムの上方に引き上げるという簡単な作業で、このセット
軸を上記フレーム側板から取外すことができる。
支持フレームの相対向したフレーム側板間で、リボンセ
ット軸をその軸方向に動かすという面倒がなく、リボン
支持フレームに対してその上側からリボンセット軸を押
し込むという簡単なワンタッチ作業で、リボンセット軸
をフレーム側板にわたって取付けることができるととも
に、取付けられたリボンセット軸を、リボン支持フレー
ムの上方に引き上げるという簡単な作業で、このセット
軸を上記フレーム側板から取外すことができる。
請求項2の転写式プリンタにおいては、受け溝の上側
開放部上より爪部を逃すようにアーム部を撓ませ得る操
作部を爪部に設けたから、この操作部を押して爪部を予
め逃がして、爪部がリボンセット軸の着脱に伴いその軸
端部に強く接しないようにでき、それにより上記軸端部
の傷付きを防止できる。
開放部上より爪部を逃すようにアーム部を撓ませ得る操
作部を爪部に設けたから、この操作部を押して爪部を予
め逃がして、爪部がリボンセット軸の着脱に伴いその軸
端部に強く接しないようにでき、それにより上記軸端部
の傷付きを防止できる。
請求項3の転写式プリンタにおいては、軸支えと軸押
えとを一体に成形したので、リボンセット軸の取付けに
要する部品数が極めて少く、構造が簡単である。
えとを一体に成形したので、リボンセット軸の取付けに
要する部品数が極めて少く、構造が簡単である。
図面は本発明の一実施例を示し、 第1図はリボンセット軸が支持された軸受の正面図、 第2図は分離されたリボンセット軸とともに示す同軸受
の正面図、 第3図はリボン装置全体の斜視図、 第4図はリボンセット軸を分離して示す同リボン装置全
体の斜視図、 第5図は機構部を一部断面して示す概略正面図、 第6図は第5図中VI方向から見た同機構部を一部断面し
て示す概略側面図である。 第7図は同機構部の一部を示す斜視図、 45……リボン装置、46……リボン支持フレーム、47……
リボンセット軸、47a……軸端部、50……フレーム側
板、53,54……軸受、57……軸支え、58……軸押え、59
……受け溝、60……アーム部、61……爪部、62a……圧
接部分、63……操作部、64……誘導面。
の正面図、 第3図はリボン装置全体の斜視図、 第4図はリボンセット軸を分離して示す同リボン装置全
体の斜視図、 第5図は機構部を一部断面して示す概略正面図、 第6図は第5図中VI方向から見た同機構部を一部断面し
て示す概略側面図である。 第7図は同機構部の一部を示す斜視図、 45……リボン装置、46……リボン支持フレーム、47……
リボンセット軸、47a……軸端部、50……フレーム側
板、53,54……軸受、57……軸支え、58……軸押え、59
……受け溝、60……アーム部、61……爪部、62a……圧
接部分、63……操作部、64……誘導面。
Claims (3)
- 【請求項1】リボン支持フレームの相対向したフレーム
側板にわたって一対のリボンセット軸が着脱自在に取付
けられたリボン装置を備える転写式プリンタにおいて、 上側が開放され、この開放部を通して上記リボンセット
軸の軸端部が上方から出し入れされるとともに、この軸
端部の下部に嵌合する受け溝を有した合成樹脂製の軸支
えを、上記左右のフレーム側板に夫々取付け、 合成樹脂製の軸押えを上記軸支えの近傍に位置して上記
相対向したフレーム側板に夫々取付け、 これら軸押えを、弾性変形可能なアーム部と、このアー
ム部の先端に一体に設けられ、上記リボンセット軸の軸
端部における上記受け溝の上側に突出された上部に、上
記アーム部の撓みにより圧接する爪部とから形成すると
ともに、 この爪部における上記軸端部への圧接部分の上側に、上
記リボンセット軸の軸端部を上記受け溝に嵌合させると
きに、上記アーム部を上記受け溝から離れる方向に撓ま
せる斜状の誘導面を設けたことを特徴とする転写式プリ
ンタ。 - 【請求項2】上記爪部が、上記アーム部を境にして上記
圧接部分と反対側に、操作部を持っていることを特徴と
する請求項1記載の転写式プリンタ。 - 【請求項3】上記軸支えと上記軸押えとが一体に成形さ
れていることを特徴とする請求項1又は2記載の転写式
プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2083950A JP2547462B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 転写式プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2083950A JP2547462B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 転写式プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281370A JPH03281370A (ja) | 1991-12-12 |
JP2547462B2 true JP2547462B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=13816867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2083950A Expired - Fee Related JP2547462B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 転写式プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547462B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JPH0546456U (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-22 | 日本ビクター株式会社 | 転写紙カセット |
JP5067393B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2012-11-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 支持軸の固定構造及びこれを用いた定着装置、画像形成装置 |
JP5012868B2 (ja) | 2009-09-16 | 2012-08-29 | ブラザー工業株式会社 | 軸受装置、ドラムユニットおよび画像形成装置 |
JP5459242B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2014-04-02 | ブラザー工業株式会社 | 軸受装置、ドラムユニットおよび画像形成装置 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2083950A patent/JP2547462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03281370A (ja) | 1991-12-12 |
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