JPH0546456U - 転写紙カセット - Google Patents

転写紙カセット

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JPH0546456U
JPH0546456U JP10594891U JP10594891U JPH0546456U JP H0546456 U JPH0546456 U JP H0546456U JP 10594891 U JP10594891 U JP 10594891U JP 10594891 U JP10594891 U JP 10594891U JP H0546456 U JPH0546456 U JP H0546456U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
transfer paper
supply bobbin
paper cassette
claws
Prior art date
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Pending
Application number
JP10594891U
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English (en)
Inventor
清二 佐藤
修 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再使用が可能で、繰り返し使用しても損傷す
ることがなく、供給ボビン及び巻取りボビンの着脱が容
易な転写紙カセットを提供する。 【構成】 フレーム24,25の両端に供給ボビン1及
び巻取りボビン2が非接触で挿通する切り欠き26,2
7を設ける。切り欠き26,27の両側には供給ボビン
1及び巻取りボビン2の直径より狭い間隔を有する弾性
部材よりなる爪26a,26b,27a,27bを設け
る。フレーム24,25をブラケット28,29により
一体的に結合し、ハーフケース23を構成する。供給ボ
ビン1及び巻取りボビン2は弾性を有する爪26a,2
6b,27a,27bにより容易に着脱可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリンタ装置における転写紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
弾性体からなるプラテンローラと、このプラテンローラに圧接するように設け られたサーマルヘッドとの間に、記録紙及び転写紙を介在させ、この転写紙のイ ンクを記録紙に転写して画像を形成するプリンタ装置が既に提供されている。 図3は本出願人が先に出願した実願平3−9400号に記載されている従来の 転写紙カセットを示す分解斜視図である。
【0003】 図3において、供給ボビン1には転写紙3がロール状に巻回されており、転写 紙3の一端は、例えば両面テープで転写紙3を巻き取る巻取りボビン2に固定さ れている。そして、供給ボビン1及び巻取りボビン2の片端面にはプリンタ装置 の本体側に設けた転写紙駆動ギア(図示せず)に噛合する伝達ギア1a,2aが それぞれ一体的に形成されている。この伝達ギア1a,2aは図示のように転写 紙3に対して供給ボビン1及び巻取りボビン2の同一側に配されている。
【0004】 この転写紙カセットを構成するハーフケース4は、供給ボビン1及び巻取りボ ビン2をそれぞれ収納する収納部5,6を有している。収納部5,6の両端部側 壁には供給ボビン1と巻取りボビン2が非接触で貫通するための半円状の切り欠 き7,8,9,10が形成されている。また、これら半円状の切り欠き7〜10 の両側には突起11,12,13,14,15,16,17,18が、それぞれ の切り欠き7〜10を挟むように形成されている。さらに、ハーフケース6の中 央部には図示せぬサーマルヘッドが非接触で貫通可能な角状の開口19が設けら れている。
【0005】 ハーフケース4に取り付けられて供給ボビン1及び巻取りボビン2を保持する ための馬蹄形のボビン保持部材20の一側面には、断面略コ字状の突き出し21 ,22が一体的に形成されている。そして、ハーフケース4の収納部5,6に供 給ボビン1と巻取りボビン2をそれぞれ収納し、ハーフケース4の突起11,1 2をボビン保持部材20のコ字状の突き出し21,22に合わせて保持部材20 を押し込むと、ハーフケース4の半円状の切り欠き7と保持部材20の凹部とで 供給ボビン1を保持するように構成されている。同様にして、ハーフケース4の 突起13,14と保持部材20の突き出し21,22を、突起15,16と保持 部材20の突き出し21,22を、突起17,18と保持部材20の突き出し2 1,22をそれぞれ嵌合させることにより、供給ボビン1と巻取りボビン2が保 持される。
【0006】 また、供給ボビン1及び巻取りボビン2に一体的に設けられたフランジ1b, 2bとハーフケース4のリブ4a,4bとによって、ロール状に巻回された転写 紙3は、ハーフケース4の内面及び切り欠き7〜10と4つの保持部材20とに よって形成される略円形の開口に接触しないようになされている。上記のように 、ハーフケース4と4つの保持部材20とは突起11〜18と突き出し21,2 2とを嵌合させる構造であるので、ハーフケース4と保持部材20とは着脱自在 であり、従って、この転写紙カセットは再使用ができるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように、上述した従来の転写紙カセットは再使用を可能にしたものである が、保持部材20を繰り返し着脱することにより、保持部材20のコ字状の突き 出し21,22の損傷やハーフケース4の突起11〜18の折損等が発生し、転 写紙カセットの再使用ができなくなるという問題点があることが分かった。 従って、本考案はこのような問題点に鑑み、再使用が可能で、繰り返し使用し ても損傷することがなく、さらに、供給ボビン1及び巻取りボビン2の着脱が容 易な転写紙カセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上述した従来の技術の課題を解決するため、プラテンローラとサー マルヘッドとの間に記録紙及び転写紙を介在させて転写記録を行うプリンタ装置 に用いられる転写紙カセットにおいて、一端に転写紙3を巻回した供給ボビン1 が非接触で挿通する切り欠き26を有すると共に、他端に前記転写紙3を巻取る 巻取りボビン2が非接触で挿通する切り欠き27を有する1対のフレーム24, 25と、前記1対のフレーム24,25を一体的に結合して前記サーマルヘッド が挿通する開口30を形成する結合部材28,29とより構成され、前記供給ボ ビン1が非接触で挿通する切り欠き26の両側に突出して形成され、前記供給ボ ビン1の直径より狭い間隔を有する弾性部材よりなる1対の爪26a,26bと 、前記巻取りボビン2が非接触で挿通する切り欠き27の両側に突出して形成さ れ、前記巻取りボビン2の直径より狭い間隔を有する弾性部材よりなる1対の爪 27a,27bとを設けたことを特徴とする転写紙カセットを提供するものであ る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の転写紙カセットについて、添付図面を参照して説明する。図1 は本考案の転写紙カセットの一実施例を示す斜視図、図2はその分解斜視図であ る。なお、図1において、図3と同一部分には同一符号を付す。
【0010】 図1において、供給ボビン1には転写紙3がロール状に巻回されており、転写 紙3の一端は、例えば両面テープで転写紙3を巻き取る巻取りボビン2に固定さ れている。そして、供給ボビン1及び巻取りボビン2の片端面にはプリンタ装置 の本体側に設けた転写紙駆動ギア(図示せず)に噛合する伝達ギア1a,2aが それぞれ一体的に形成されている。この伝達ギア1a,2aは図示のように転写 紙3に対して供給ボビン1及び巻取りボビン2の同一側に配されている。供給ボ ビン1及び巻取りボビン2は、後述する如く本考案の転写紙カセットとなるハー フケース23に取り付けられる。
【0011】 次に、本考案の転写紙カセットであるハーフケース23について、まず図2を 用いて説明する。ハーフケース23は右側フレーム24,左側フレーム25と、 これら右側及び左側フレーム24,25を一体的に結合するための結合部材であ るブラケット28,29とより構成される。右側フレーム24及び左側フレーム 25は、例えば弾性部材からなっている。そして、右側フレーム24と左側フレ ーム25は同一形状であるので、右側フレーム24についてのみ説明する。
【0012】 右側フレーム24の一端には供給ボビン1が非接触で挿通するための半円状の 切り欠き26が形成され、他端には巻取りボビン2が非接触で挿通するための半 円状の切り欠き27が形成されている。そして、半円状の切り欠き26,27の 両側には、略く字状の爪26a,26b,27a,27bがそれぞれその凹部を 対向した形で突出して形成されている。また、対向した一対の爪26aと26b ,27aと27bの最少間隔は供給ボビン1及び巻取りボビン2の直径よりも狭 くなっている。
【0013】 右側フレーム24及び左側フレーム25とブラケット28,29とは、図1に 示すように組み立てられ、例えばネジで固定される。このようにハーフケース2 3が組み立てられると、ハーフケース23の中央部には図示せぬサーマルヘッド が非接触で挿通可能な角状の開口30が形成される。そして、供給ボビン1及び 巻取りボビン2をハーフケース23に装着するときは、供給ボビン1及び巻取り ボビン2をく字状の爪26aと26b,27aと27bに押し込むことにより、 弾性部材で構成されている爪26a,26b及び27a,27bが外側に弾性変 位し、容易に装着することができる。
【0014】 このようにハーフケース23に供給ボビン1及び巻取りボビン2が取り付けら れ、この転写紙カセットが図示せぬプリンタ本体に装着されるとき、供給ボビン 1及び巻取りボビン2は、く字状の爪26a,26b及び27a,27bと半円 状の切り欠き26,27に接触しないようになされている。上記のように、爪2 6aと26b,27aと27bの最少間隔は供給ボビン1及び巻取りボビン2の 直径よりも狭くなっているので、収納された供給ボビン1及び巻取りボビン2は 脱落しない構造となっている。さらに、供給ボビン1及び巻取りボビン2は、一 体的に形成されたフランジ1b,2bがブラケット28,29の切り起こし28 a,29aと左側フレーム25との間に収納されるので、その軸方向の抜けが防 止される。
【0015】 本考案の転写紙カセットは、供給ボビン1及び巻取りボビン2を弾性部材であ る爪26a,26b及び27a,27bによって装着するよう構成したので、供 給ボビン1及び巻取りボビン2の取り付けが容易であり、供給ボビン1及び巻取 りボビン2を取り外すときは供給ボビン1及び巻取りボビン2を上方に持ち上げ るだけでよい。勿論、爪26a,26b及び27a,27bは繰り返し使用して も損傷することがない耐久性を有するものを用いている。
【0016】 本実施例においては、左右のフレーム24,25を弾性部材としたが、プラス チック部材でもよく、フレーム24,25に突出形成された爪26a,26b及 び27a,27bが供給ボビン1及び巻取りボビン2の着脱の際に弾性変位する ものであればよい。また、爪26a,26b及び27a,27bをフレーム24 ,25に一体に形成しているが、別部材としてもよい。さらに、フレーム24, 25とブラケット28,29とを一体成形としてもよく、本考案は図1に示す実 施例に限定されない。
【0017】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案の転写紙カセットは上述の如く構成されて なるので、再使用が可能で、繰り返し使用しても損傷することがなく、さらに、 供給ボビン及び巻取りボビンの着脱が容易である。また、本考案の転写紙カセッ トは安価に提供することができるという実用上極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の転写紙カセットの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本考案の転写紙カセットの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図3】従来の転写紙カセットを示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 供給ボビン 2 巻取りボビン 3 転写紙 24 右側フレーム 25 左側フレーム 26,27 切り欠き 26a,26b,27a,27b 爪 28,29 ブラケット(結合部材) 30 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラとサーマルヘッドとの間に
    記録紙及び転写紙を介在させて転写記録を行うプリンタ
    装置に用いられる転写紙カセットにおいて、 一端に転写紙を巻回した供給ボビンが非接触で挿通する
    切り欠きを有すると共に、他端に前記転写紙を巻取る巻
    取りボビンが非接触で挿通する切り欠きを有する1対の
    フレームと、 前記1対のフレームを一体的に結合して前記サーマルヘ
    ッドが挿通する開口を形成する結合部材とより構成さ
    れ、 前記供給ボビンが非接触で挿通する切り欠きの両側に突
    出して形成され、前記供給ボビンの直径より狭い間隔を
    有する弾性部材よりなる1対の爪と、 前記巻取りボビンが非接触で挿通する切り欠きの両側に
    突出して形成され、前記巻取りボビンの直径より狭い間
    隔を有する弾性部材よりなる1対の爪とを設けたことを
    特徴とする転写紙カセット。
JP10594891U 1991-11-29 1991-11-29 転写紙カセット Pending JPH0546456U (ja)

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JP10594891U JPH0546456U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 転写紙カセット

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JPH0546456U true JPH0546456U (ja) 1993-06-22

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ID=14421070

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10594891U Pending JPH0546456U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 転写紙カセット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883296B1 (ko) * 2006-03-22 2009-02-11 알프스 덴키 가부시키가이샤 잉크 시트 카트리지

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03281370A (ja) * 1990-03-30 1991-12-12 Tokyo Electric Co Ltd 転写式プリンタ

Patent Citations (1)

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