JPH0712001Y2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JPH0712001Y2
JPH0712001Y2 JP4355489U JP4355489U JPH0712001Y2 JP H0712001 Y2 JPH0712001 Y2 JP H0712001Y2 JP 4355489 U JP4355489 U JP 4355489U JP 4355489 U JP4355489 U JP 4355489U JP H0712001 Y2 JPH0712001 Y2 JP H0712001Y2
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JP
Japan
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ink ribbon
winding
cassette
ribbon cassette
lower frame
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Inventor
克有 佐藤
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セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、熱転写型ハードコピー装置などに用いるイ
ンクリボンカセットに関する。
〔考案の概要〕
この考案は、インクリボンカセットにおいて、カセット
フレームを上フレームと下フレームとで構成することに
よりインクリボンの交換を可能としたものである。ま
た、上フレームの外側と一体に設けた弾性部材がボビン
を下フレームの軸受部に押圧することにより、インクリ
ボンのたるみを防止することを可能としたものである。
さらに、インクリボンカセットの構成部品をインクリボ
ンの巻き取り側と供給側において同一にすることにより
インクリボンカセットの反転装着を可能とし、インクリ
ボンの往復使用を可能としたものである。
〔従来の技術〕
従来、第4図及び第5図に示すように、カセットケース
1内にカセットケース1と別物で設けた弾性部材1a、1
a′がインクリボン4の巻芯5、5′を軸方向に対し直
角方向に押圧することにより、インクリボン4のたるみ
を防止したインクリボンカセットが知られていた。例え
ば、特開昭61−266279号公報にこのような従来のインク
リボンカセットが開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のインクリボンカセットは弾性部材1a、1
a′にカセットケース1と別物の板ばね等を用いるた
め、部品数が多く組立工数が多いという欠点があった。
また、インクリボンカセットのハードコピー装置への装
着方向が限定されているため、インクリボン4が巻き取
り側巻芯5′にすべて巻き取られると、新しいインクリ
ボンカセットと交換しなければならず、インクリボンの
有効利用ができなかった。さらに、インクリボンのみの
交換ができないためランニングコストが高かった。
そこで、この考案の目的は、従来のこのような欠点を除
き、部品数が少なく、インクリボンの往復使用が可能
で、さらに、インクリボンの交換が可能であるインクリ
ボンカセットを得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この考案は上フレームと弾
性部材を一体にして部品点数を削減すると共に、カセッ
トフレームを上フレームと下フレームで構成することに
よりインクリボンの交換を可能とした。さらに、インク
リボンカセットの構成部品をインクリボンの巻き取り側
と供給側において同一にすることにより、インクリボン
の往復使用を可能とした。
〔作用〕
上記のように構成されたインクリボンカセットは構造が
非常にシンプルであり、構成部品も少ないため安価にで
きる。さらに、マルチタイプのインクリボンを使用する
ことによりインクリボンの往復使用が可能となる上に、
インクリボンのみの交換も可能なため、ランニングコス
トが低くなる。
〔実施例〕
以下に、この考案の実施例を図面にもとづいて説明す
る。第1図において、インクリボン4は供給側巻芯5に
巻装され、インクリボン4の先端は巻き取り側巻芯5′
に固着されている。また、供給側巻芯5及び巻き取り側
巻芯5′の両端にはそれぞれボビン3、3′が装着され
ている。第2図に、インクリボン4の供給側ボビン3を
巻芯5に装着する状態を示す。ボビン3を巻芯5の嵌合
部5aに装着すると、ボビン3に設けられた突起3cと巻芯
5に設けられた切り欠き5bと嵌合する。
尚、図示しないが、他のボビンの装着状態も同様であ
る。また、ボビン3、3′の外周部にはそれぞれ歯車3
a、3a′が形成されている。
ボビン3、3′の溝付軸部をそれぞれ下フレーム2の軸
受部2a、2a′に装着し、さらに上フレーム1、1′の両
側面にそれぞれ設けられたフック1c、1c′を下フレーム
2の両側面に設けられた穴2c、2c′に嵌合させることに
より、上フレーム1、1′が下フレーム2に装着され
る。このとき、上フレーム1、1′の両側面にそれぞれ
一体で設けられた弾性部材1a、1a′により、ボビン3、
3′の溝付軸部が押圧され、ボビン3、3′の溝付軸部
にそれぞれ設けられた溝3b、3b′と下フレーム2の軸受
部2a、2a′にそれぞれ設けられた突起2b、2b′が嵌合す
る。このため、ボビン3、3′が固定され、インクリボ
ン4のたるみが防止される。
ところで、上フレーム1、1′の両側面にそれぞれ設け
られた凹凸1b、1b′を押すとフック1c、1c′が撓み、下
フレーム2の穴2c、2c′との嵌合が解除され、上フレー
ム1、1′が下フレーム2より取り外される。このた
め、巻芯5、5′及びボビン3、3′と一体となってい
るインクリボン4が容易に交換可能である。また、イン
クリボン4がすべて巻き取り側巻芯5′に巻き取られた
場合、巻き取り側巻芯5′及びボビン3′を下フレーム
のインクリボン供給側へ、供給側巻芯5及びボビン3を
下フレームのインクリボン巻き取り側へ装着することに
より、マルチタイプのインクリボンでは往復使用が可能
となる。
第3図にインクリボンカセットをハードコピー装置に装
着した状態を示す。ボビン3、3′をハードコピー装置
のメカシャーシ6の軸受部6aに装着し、メカシャーシ6
に設けた回転軸12を中心にカバー7を反時計方向に回転
させ、メカシャーシ6に設けた回転軸13を中心に回転し
メカシャーシ6とばね10で連結するロックレバー9によ
り、カバー7をロックすると、カバー7に設けられた弾
性部材8により、上フレーム1、1′及び下フレーム2
が押下される。図示しないがインクリボンカセットのハ
ードコピー装置のメカシャーシ6の軸受部6aへの装着
は、ボビン3、3′の両外端軸部3d、3d′でなされてい
る。この係合関係はインクリボンカセットのボビン3、
3′に設けられた溝3b、3b′と下フレーム2に設けられ
た突起2b、2b′の嵌合が解除される状態になされてい
る。これにより、ボビン3、3′は回転可能となる。同
時に、カバー7に取り付けられた図示しないインクリボ
ン駆動装置からの駆動力を伝達する歯車11と、ボビン
3′に形成された歯車3a′がかみ合い、ボビン3′にイ
ンクリボン4を巻き取る駆動力が伝わる。
ところで、インクリボンカセットの部品構成はインクリ
ボン4の巻き取り側と供給側で同一であるため、インク
リボン4がすべて巻き取り側巻芯5′に巻き取られた場
合に、インクリボン4の巻き取り側と供給側が逆になる
ようにインクリボンカセットを装置に装着することによ
り、インクリボン4の往復使用が可能である。またイン
クリボン4の巻かれた巻芯とボビンは、第2図のように
着脱ができる。供給側巻芯5と巻取り側巻芯5′の間に
巻き込まれている。インクリボン4は巻芯5、5′とボ
ビン3、3′の着脱により交換ができる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、インクリボンカセッ
トの部品点数を削減し、さらにインクリボンの往復使用
及び交換を可能としたことにより、インクリボンカセッ
トのコスト及びインクリボンのランニングコストを低く
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案におけるインクリボンカセットの部品構
成を示す分解斜視図、第2図はボビンを巻芯に装着する
状態を示す部分斜視図、第3図はインクリボンカセット
をハードコピー装置に装着した状態を示す側断面図、第
4図は従来のインクリボンカセットの実施例を示す平面
図、第5図は第4図の側断面図である。 1、1′……上フレーム 1a、1a′……弾性部材 2……下フレーム 2a、2a′……下フレームの軸受部 3、3′……ボビン 4……インクリボン 5、5′……巻芯

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の巻芯に巻装したインクリボンをカ
    セットフレームに収納したインクリボンカセットにおい
    て、前記カセットフレームは、下フレームと上フレーム
    とで構成され、前記上フレームは前記インクリボンの供
    給側巻芯と巻き取り側巻芯に対応してそれぞれ別個に設
    けると共に、前記巻き取り側及び供給側のインクリボン
    の巻芯の両側には各々ボビンを装着し、該ボビンを下フ
    レームの軸受部に押圧する弾性部材を上フレームの外側
    と一体に設けたことを特徴とするインクリボンカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記インクリボンの前記供給側巻芯を前記
    下フレームの巻き取り側へ、前記インクリボンの前記巻
    き取り側巻芯を前記下フレームの供給側に装着すること
    により、前記インクリボンの往復使用を可能としたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のイン
    クリボンカセット。
  3. 【請求項3】前記インクリボンの巻き取り側と供給側が
    逆になるように前記インクリボンカセットを装置に装着
    することにより、前記インクリボンの往復使用を可能と
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のインクリボンカセット。
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JPH02135255U JPH02135255U (ja) 1990-11-09
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