JP2777818B2 - 筒状体の成形方法及び筒状体成形用型 - Google Patents

筒状体の成形方法及び筒状体成形用型

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Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は、筒状体の成形方法及びこの成形に用いる型
に関する。
ロ.従来技術 写真用135フィルムは、一般にパトローネに収納さ
れ、パトローネと共にパトローネ収容容器に収容されて
市販されている。パトローネ収容容器は、容器本体とキ
ャップとからなり、パトローネは容器本体に収容されて
から容器本体のパトローネ出入り口にキャップが被せら
れ、容器本体にキャップが固定される。容器本体は、円
筒形周壁と底壁とからなり、プラスチック製であって射
出成形によって成形される。
容器本体は、後に実施例の項で説明するように、次の
ようなステップで成形される。即ち、固定型であるキャ
ビティプレートと移動型であるコアブロックとの間に形
成されたキャビティ中に熔融状態の成形材料が圧入さ
れ、これが固化して容器本体が成形され、次にコアブロ
ックが成形体と共に移動してキャビティプレートから離
れ、次いでストリッパプレートが移動してこれによりコ
アブロックから成形体が離型する。
第13図は成形された容器本体がコアブロックから離型
する様相を示し、同図(a)はコアブロックから離れた
直後の断面図、同図(b)はストリッパプレートが移動
して容器本体がコアブロックから離型する途中の断面図
である。
第13図(a)に示すように、成形直後には、ストリッ
パプレート47はコアブロック43とこれを支持する可動型
取付けプレート48とに密着していて、成形された容器本
体54はコアブロック43のコア部44とストリッパプレート
47の径方向内側端部とに接している。次に第13図(b)
に示すように、ストリッパプレート47が矢印方向に移動
すると、ストリッパプレート47の径方向に内側端部が容
器本体54の開口側端面を押して容器本体54をコア部44か
ら離型させる。このとき、容器本体54が完全に固化しき
っていない状態で離型しようとすると、容器本体のコア
ブロックから離れた部分の内側の空間55が減圧状態にな
り、大気の圧力によって周壁が環状に括かれたり、或い
は底壁が窪んだりして変形するようになる。上記双方の
変形が共に起こることもある。容器本体が完全に固化し
きってからコア部から離型させるようにすれば、上記の
ような変形は起こらなくて済むのであるが、これでは、
完全固化のための時間を要し、成形1サイクルの時間を
短縮して生産性を向上させるのに障害となる。
上記のような問題を解決する方法として、特開昭62−
62721号公報及び同63−193142号公報に記載の方法が提
案されている。
前者は、 有底筒形射出成形品の外面を形成するキャビティプレ
ートと、該成形品の内面を形成するコアとを備えた射出
成形用金型において、 前記コアの先端面に形成された凹部に、外周面に複数
のクリアランス部を有する柱状の入子型を嵌入して固定
し、 前記コアと前記入子型のうち少なくともいずれか一方
の、前記コアの先端面の近傍に、前記各クリアランス部
に連通するチャンバを形成し、 前記コアに、前記チャンバに外気を導入する連通孔を
形成したことを特徴とする射出成形用金型に係るもので
ある。
後者は、周壁部の鉄面から1/3以上の内面が少なくと
も7μmの高低差を有する粗雑面に形成されていること
を特徴とする写真フィルムパトローネ用容器本体に係る
ものである。
然し、前者は、金型の構造が複雑になり、これが製造
原価の上昇に繋がる。後者は、(a)粗雑面の凹凸の寸
法が適切でないと離型時に逆テーパとなる部分ができて
容器本体をかじるようになる。(b)繰返し使用によっ
てコアブロックに設けた凹凸面が摩耗して所望の粗雑面
が形成されなくなる。(c)粗雑面に空気を溜めてこの
空気を供給して前記の変形を防ごうとするのであるが、
溜められる空気の量が少量であるので、充分な効果が得
られない、という問題がある。
ハ.発明の目的 本発明は、型の構造が複雑にならず、成形の1サイク
ル時間を短縮でき、かつ、離型時の変形を確実に防止で
きる、筒状体の成形方法及びこの成形に用いる型を提供
することを目的としている。
ニ.発明の構成 第一の発明は、筒状体の成形に用いられる型であっ
て、 型本体には、筒状体の成形空間側に飛び出した凸部が
形成されると共に、この凸部の領域内に対応して筒状体
の成形空間につながる孔が形成されており、 前記孔には、孔内面との間に気体導通用の隙間を持つ
大きさの可動ピンが配設されてなり、 成形された筒状体の離型時に前記可動ピンが前記型本
体に対して相対的に移動可能になっていることを特徴と
する筒状体成形用型に係る。
第二の発明は、筒状体の成形空間側に飛び出した凸部
が形成されると共に、この凸部の領域内に対応して筒状
体の成形空間につながる孔が形成された型本体、及び前
記孔に配設された該孔内面との間に気体導通用の隙間を
持つ大きさの可動ピンを有する筒状体成形用型を用いた
筒状体の成形方法であって、 (a) 前記成形空間に成形材料を供給する工程と、 (b) 前記成形材料を固化して筒状成形体とする工程
と、 (c) 離型時に、前記型本体として前記筒状成形体と
の間に形成される空間に前記型本体における気体導通用
の隙間を介して外部気体を導入するように、前記可動ピ
ンを前記型本体に対して相対的に移動させる工程と を有することを特徴とする筒状体の成形方法に係る。
ホ.実施例 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図(A)〜(E)は、パトローネ収容容器の容器
本体を成形する手順を示す要部断面図である。
先ず、固定型であるキャビティプレート1と、可動型
取付プレート8に取付けられた可動型であるコアブロッ
ク3と、ストリッパプレート7とを第1図(A)に示す
ようにセットする。キャビティプレート1にはホットラ
ンナ12が内設されている。コアブロック3には先端に達
する貫通孔が設けられている。この貫通孔にピン6が往
復動可能に嵌入している。ピン6については、後に詳述
する。かくして、キャビティプレート1、コアブロック
3のコア部4及びストリッパプレート7の径方向内側端
部によってキャビティ10が形成される。図中、11はゲー
ト、13はスプルーである。
通水路5に冷却水Wを通しておいて、第1図(B)に
示すように、ホットランナ12から熔融成形材料(この例
ではポリプロピレン)14Aを圧入する。この圧入は、通
例のインラインスクリュー射出装置(図示せず)によっ
てなされる。かくして、ホットランナ12、ゲート11を経
由してキャビティ10に成形材料14Aが充填される。
成形材料が冷却によって或る程度固化してから、第1
図(C)に示すように、コアブロック3及びストリッパ
プレート7を矢印のように後退させる。成形材料が固化
してなる容器本体14Bは、コアブロック3と共にキャビ
ティプレート1から離脱する。
次に、第1図(D)及び同図(E)に示すように、ス
トリッパプレート7を前進させ、その径方向内側端部で
容器本体14Bを押してこれをコアブロック3のコア部4
から離型する。容器本体14Bは、その周壁14Baがコア部
4と摺接しながら移動する。
ここで注目すべきことは、次の2点である。その一つ
は、コアブロック3とピン6との間に空気導通路が設け
られていて、第1図(D)の容器本体14Bが移動する過
程でコア部4と容器本体14Bとの間に形成される空間15
に外部から空気が導入されることである。他の一つは、
ピン6がストリッパプレート7と連動して容器本体14B
の底壁14Bbに接触するようにして移動することである。
これらを、第1図(D)のII−II線拡大断面図である第
2図及び同じくIII−III線拡大断面図である第3図並び
にピン6の拡大図である第4図及び第5図によって説明
する。
第4図は正面から見たピン6の拡大半断面図、第5図
は第4図のV−V線断面図である。ピン6の断面形状は
円形の4箇所に薄い弓形の切除部6aを設けた形状として
ある。切除部6aはピン6の全長に亘って設けられてい
る。ピン6は、第2図に示すコアブロック3の貫通孔
(断面円形)3bに遊びなく嵌入していて、第2図、第3
図に示すように、空気導通路17が形成される。容器本体
14Bのコア部4からの離型時には、第1図(D)及び第
3図に示すように、外部から空気Aが空気導通路17を経
由してコア部4と容器本体14Bとの間の空間15に導入さ
れる。従って、第1図(D)の過程で、空間15は減圧に
なることなく略大気圧が保たれ、先に第13図で説明した
ような容器本体に変形が起こることがない。更に、空気
導通路17は、射出成形時(第1図(B))にキャビティ
10内の空気を型外に排出して成形を確実ならしめる。第
5図に示す切除部6aの深さdは、空気が導通し、かつ射
出成形時(第1図(B))に成形材料が空気導通路15を
塞ぐことがないよう、0.01〜0.02mm程度とするのが良
い。仮に射出成形時に空気導通路15の先端部が塞がれた
としても、ピン6がストリッパプレート7と連動して移
動することにより、上記先端部はコア部4から突出るの
で空気導入の妨げになることはない。図中、14Bcは容器
本体14Bの開口側端部外周に形成された環状突起であ
り、図示しないキャップの環状溝に嵌入してキャップを
固定するためのものである。
ピンは第6図及び第7図に示す形状とすることができ
る。第6図は正面から見たピンの拡大半断面図、第7図
は第6図のVII−VII線断面図である。ピン16の断面形状
は、円形の4箇所に四半円形に近い切除部16aを設け、
十字形としている。但し、ピン16の先端の僅かの部分16
bは断面円形の侭にしてある。切除部16aによって上記の
例と同様に空気導通路が形成される。この例にあって
は、射出成形時には、ピン16の先端円形部16bによって
空気導通路が塞がれているので、成形材料が空気導通路
に侵入することはなく、従ってバリが発生することがな
い。また、容器本体のコア部からの離型時には、ピン16
がストリッパプレートと連動して移動するので、この移
動によって切除部16aによって形成される空気導通路が
コア部先端から直ちに露出し、コア部と容器本体との間
に空間に空気が導入される。また、この例では、切除部
16aの総断面積を大きくとれ、従って空気導通路の断面
積を大きくとれて上記空間内の減圧防止が特に有効にな
される。第4図のピン6にあっても、先端に仮想線で示
す円形の侭の部分6bを設けることにより、バリの発生を
防止できる。
以上のようにして、成形された容器本体は変形するこ
となくスムーズにコア部から離型できるので、離型のた
めの抜き勾配を型に付する必要がなく、容器本体設計上
の節約が少なくなる。第1図の例では、ピン6(又は1
6)は同図(D)、(E)のように離型終了に至る迄ス
トリッパプレート7に連動して移動させているが、ピン
6(又は16)は、離型開始後に空気導通路17(第2図、
第3図参照)が空間15に連通する迄の僅かな寸法だけ移
動させるようにしても良い。また、ピン6(又は16)及
びストリッパプレート7を固定し、コアブロック3を第
1図において左方向に移動させて離型することもでき
る。ゲートは、平坦な底壁に接して設けるのが型設計上
有利であり、底壁の中心位置に接して設けて良いが、第
1図に示すように中心から偏心した位置に設けることも
できる。このようにゲート位置を設定することにより、
キャビティ内へ熔融成形材料を射出する際、最終充填部
分が特定の場所に限定することができる。何らかの原因
によりショートショットが発生しても常に一定の場所で
あるから別に設けた検査器で容易に検出でき不良品を次
工程へ流すことを未然に防ぐという効果がある。
第8図は、コアブロック3のピン6(又は16)嵌入部
にてコア部4の先端に凸部4aを設け、凸部4aによってキ
ャビティ10にキャビティ凹部10aを形成させた例を示
す。第9図に示すように、成形された容器本体14Bの底
壁14Bb内側には、第8図のキャビティ凹部10aに対応し
て凹部18が形成される。仮に第8図においてピン6(又
は16)とコア部4との間に僅かな隙間ができてこの隙間
又は空気導通路に成形材料が侵入し、その結果、第9図
に示すように僅かなバリ19が発生したとしても、バリ19
は凹部18内に納めることができ、バリ19が態々除去しな
くても収容物(パトローネ)の収容の邪魔にならず、便
利である。
空気導通路は、固定型であるキャビティプレートに設
けることもできる。第10図はコールドランナ方式におけ
る例であるが成形された容器本体を上記のように構成さ
れたキャビティプレートから離型する過程を示す拡大断
面図、第11図は第10図のXI−XI線断面図、第12図は同じ
くXII−XII線断面図である。
図示しないコアブロックのコア部には抜き勾配を付し
てあり、コアブロックが後退すると、成形された容器本
体34は、コア部から離型してキャビティプレート21に取
残される。図中、34aは容器本体34の周壁、34bは同じく
底壁、34cは同じく開口端部の環状凸部、34dはランナ内
で形成された不要部である。キャビティプレート21の3
個の貫通孔に突出しピン27が往復動可能に嵌入し、別の
貫通孔には第4図、第5図のピン6と同様のピン26(第
6図、第7図のピン16と同様のピンでも良い。)が往復
動可能に嵌入している。ピン26の切除部26aによって空
気導通路37が形成される。
突出しピン27を矢印のように移動させて容器本体34を
キャビティプレート21から離型させると共に、ピン26を
底壁34bに接触するように矢印方向へ移動させる。この
とき、空気導通路37を経由して、容器本体34とキャビテ
ィプレート21との間に形成された空間35へ外部から空気
Aが導入されて空間35の減圧が防止される。かくして、
前記の例におけると同様に、底壁34bが大気圧によって
変形(空間35へ向かって脹らむ変形)を起こすことがな
く、また、空間35の減圧による離型阻止も起こらず、離
型がスムーズになされる。この例においても、突出しピ
ン27を第4図、第5図のピン6又は第6図、第7図のピ
ン16と同様の形状とし、空気導通の機能を持たせてピン
26を省略することができる。
第10図の突出しピンによる離型は、第1図の例にも適
用できる。即ち、第1図のストリッパプレート7に替え
て突出しピンをコアブロック3に設け、突出しピンで筒
状成形態(容器本体)14Bの底壁14Bbを押すようにして
離型する。その他は第10図の例におけると同様である。
以上、本発明の実施例を説明したが、上記の例のほ
か、本発明の技術的思想に基いて種々の変形が可能であ
る。例えば、射出成形のほか、圧縮成形その他の成形方
法によって成形して良く、筒状体は、パトローネ収容容
器本体のか、種々の用途に供されるものであって良い。
周壁形状も円筒形のほか、他の断面形状の周壁であって
良く、底壁の無い筒状体の成形にも本発明が適用可能で
ある(コアブロックをキャビティプレートから後退させ
るとき等)。また、外部気体は、空気のほか、他の雰囲
気ガスであって良い。更に、雌型と雄型とを組合せてキ
ャビティを形成する方式のほか、単一の型を用いて筒状
体を成形するのにも本発明が適用できる。例えば、内周
面に高い寸法精度が要求される筒状体の成形にあって
は、雄型を加熱しておいてこれに成形材料を供給し、熱
によって雄型表面に沿って固化した筒状体を形成させ
る。外周面に高い寸法精度が要求される筒状体の成形に
あっては、雌型を加熱しておいてこの中に成形材料を注
入し、熱によって雌型内面に沿って固化した筒状体を形
成させてから上下を逆にして余剰の成形材料を排出す
る。これらの場合、上記雄型又は雌型に例えば第4図、
第5図又は第6図、第7図に示したような空気導通路形
成用ピンを前記と同様に配設し、離型することにより、
前記と同様の効果を奏することができる。これらの方法
では、粉末の成形材料が好ましく使用できる。
ヘ.発明の効果 本発明は、離型時に、型と成形された筒状成形体との
間に形成される空間に気体導通用の隙間によって外部気
体を導入するように可動ピンを型に対して相対的に移動
させるようにしているので、上記外部気体導入によって
上記空間が減圧状態になることがない。従って、筒状成
形体が完全に固化しきってないうちに離型しても、筒状
成形体が変形することがなく、減圧による離型阻止も起
こらずに離型がスムーズになされる。また、可動ピンの
上記移動により、成形材料供給時に気体導通用の隙間の
先端が塞がれたとしても、可動ピンの移動後に気体導通
用の隙間が前記空間に連通するようになって前記の外部
気体導入が滞りなくなされる。これらの結果、成形され
る筒状体は常に健全なものであって歩留が向上し、成形
の1サイクルの時間が短縮できて生産性が向上し、ま
た、型の構造も複雑にはならない。更には、可動ピンが
配設される部分の型本体には成形空間側に飛び出した凸
部を形成しているから、孔に可動ピンが配設されたこと
によって成形された筒状体にバリが出来たとしても、こ
のバリは前記凸部によって筒状体に形成される凹部内に
存在するようになるから、バリは目立たず、邪魔になる
ことも無い。すなわち、上記特長を奏させる為の孔と可
動ピンとを設けたことによって起き得る問題点が解決さ
れる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第12図は本発明の実施例を示すものであって、 第1図(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)はパ
トローネ収容容器本体の成形の手順を示す要部断面図、 第2図は第1図(D)のII−II線拡大断面図、 第3図は同じくIII−III線拡大断面図、 第4図はピン(空気導通路形成部材)の正面から見た拡
大半断面図、 第5図は第4図のV−V線断面図、 第6図は他の例によるピンの正面から見た拡大半断面
図、 第7図は第6図のVII−VII線断面図、 第8図は他の例による型の拡大部分断面図、 第9図は第8図の型によって成形されたパトローネ収容
容器本体の拡大断面図、 第10図は更に他の例による型からパトローネ収容容器本
体を離型する状態を示す拡大部分断面図、 第11図は第10図のXI−XI線断面図、 第12図は同じくXII−XII線断面図 である。 第13図は従来例を示すものであて、同図(a)はコアブ
ロックからパトローネ収容容器本体を離型する直前の要
部断面図、同図(b)はパトローネ収容容器本体をコア
ブロックから離型する途中の要部断面図である。 なお、図面に示された符号において、 1、21……キャビティプレート 3……コアブロック 4……コア部 6、16、26……ピン 6a、16a、26a……切除部 7……ストリッパプレート 10……キャビティ 14A……成形材料 14B、34……パトローネ収容容器本体 14Ba、34a……周壁 14Bb、34b……底壁 27……突出しピン である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−43846(JP,A) 特開 昭48−81947(JP,A) 実開 昭61−127855(JP,U) 実開 昭60−41220(JP,U) 実開 昭61−40215(JP,U) 実開 昭63−11509(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状体の成形に用いられる型であって、 型本体には、筒状体の成形空間側に飛び出した凸部が形
    成されると共に、この凸部の領域内に対応して筒状体の
    成形空間につながる孔が形成されており、 前記孔には、孔内面との間に気体導通用の隙間を持つ大
    きさの可動ピンが配設されてなり、 成形された筒状体の離型時に前記可動ピンが前記型本体
    に対して相対的に移動可能になっていることを特徴とす
    る筒状体成形用型。
  2. 【請求項2】筒状体の成形空間側に飛び出した凸部が形
    成されると共に、この凸部の領域内に対応して筒状体の
    成形空間につながる孔が形成された型本体、及び前記孔
    に配設された該孔内面との間に気体導通用の隙間を持つ
    大きさの可動ピンを有する筒状体成形用型を用いた筒状
    体の成形方法であって、 (a) 前記成形空間に成形材料を供給する工程と、 (b) 前記成形材料を固化して筒状成形体とする工程
    と、 (c) 離型時に、前記型本体と前記筒状成形体との間
    に形成される空間に前記型本体における気体導通用の隙
    間を介して外部気体を導入するように、前記可動ピンを
    前記型本体に対して相対的に移動させる工程と を有することを特徴とする筒状体の成形方法。
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