JP2777624B2 - 布団折畳装置 - Google Patents

布団折畳装置

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JP2777624B2
JP2777624B2 JP6311091A JP31109194A JP2777624B2 JP 2777624 B2 JP2777624 B2 JP 2777624B2 JP 6311091 A JP6311091 A JP 6311091A JP 31109194 A JP31109194 A JP 31109194A JP 2777624 B2 JP2777624 B2 JP 2777624B2
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JP
Japan
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futon
conveyor
pusher
folding
folded
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順三 中野
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Sanei KK
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Sanei KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は綿詰め、縫製等された敷
布団、掛け布団等を包装するに際しての折畳装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】縫製等された敷布団、掛け布団などは、
人手によって糸屑等を取り除きながら三つ折り、四つ折
り等して折り畳み包装袋に入れている。
【0003】
【従来技術の欠点】ところが綿を詰めた布団を人手によ
って畳むときは埃っぽく衛生的でないと共に、嵩張って
作業し難く、包装作業がスム−ズに行えない欠点が有
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、敷布
団、掛け布団の折畳を自動的に行えるようにして作業の
衛生化と包装作業の迅速化を計ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明を図示の実施例に
より詳記すると、投入コンベア機構1と第一折畳機構2
と第二折畳機構3とプレス搬出機構4を順に設けてあ
り、投入コンベア機構1は投入する布団Hの終端を計測
するセンサ−5と第一折畳機構2方向に搬出するコンベ
ア6とよりなっており、このセンサ−5の指令によって
コンベア6と後述のコンベア群8が停止し、第一折畳機
構2の他の機構が作動するようになっている。コンベア
6は多数のベルトコンベア61、61、…を離間して並設
してあり、該ベルトコンベアの手前側には補助ロ−ラ−
2、62、…を設けて布団Hを載せ該位置で布団の移動
を止めたりして糸屑等のゴミ除去等の作業をしやすくし
てある。図中18、18は布団H巾に合わせて調節する
案内板である。
【0006】第一折畳機構2は、コンベア6と同方向に
走行し多数のベルトコンベアを並設した複数個の単コン
ベア7、7’、7”よりなるコンベア群8と、中間の単
コンベア7の後位置に配した上下前後動自在の第一折畳
バー9と単コンベア7’の前位置に配した上下前後動自
在の第二折畳バー10と単コンベア7、7’間に布団巾
にあわせて離間距離の調節を自在に配した開閉自在の左
右のクランプ機構11、11’と、コンベア群8の後上
方位置にあって折り畳んだ布団を押し出す上下、前後動
自在の第一プッシャー12とよりなっている。
【0007】
【第一折畳機構の作用】コンベア群8は投入コンベア機
構1のコンベア6と同時に作動して投入された布団Hを
移動させるが、布団Hを図3BのようにS字形に折り畳
む場合は、布団Hの終端がセンサ−5を通過すると該セ
ンサ−5の指令によってコンベア6、コンベア群8が停
止し、予め布団巾に合わせて調節しておいたクランプ機
構11、11’が布団Hの長さの先行する約1/3部分
(任意に設定できるようにしておく。)を押圧する。
【0008】次に第一折畳バ−9が上昇して布団Hの後
半部分を持ち上げそのままの状態で第二折畳機構3方向
に走行させて布団HをS字型の三つ折りにし、クランプ
機構11、11’の押圧を解いて元位置に復帰させると
同時に第一プッシャ−12が下動した後第2折畳機構3
方向に停止している第一折畳バ−9の近傍まで移動し、
折畳まれた布団Hを第二折畳機構3に押し出す。この時
同時にコンベア群8も作動する。押出し後は第一プッシ
ャ−12、第一折畳バ−9は元位置に戻る。
【0009】四つ折りにする場合は図3Aのように布団
のHの長さ方向の約1/2部分をクランプ機構11、1
1’で押圧し、第一折畳バ−9を上昇させて布団を山形
に持ち上げてそのま第二折畳機構3方向に走行させて布
団Hの半分の長さを二つ折りにして他半分の布団上に下
動させる。次ぎに第二折畳バ−10を上昇させて残り約
1/4の長さの布団を持ち上げ、第一折畳バ−9の上方
を投入コンベア機構1方向に移動させて四重に折り畳
み、この第二折畳バ−10を復帰させると同時にクラン
プ機構11、11’の押圧を解いて元位置に復帰させ、
第一プッシャ−12が下動し停止している第一折畳バ−
9の近傍まで走行し折畳まれた布団Hを第二折畳機構3
に押し出す。この時同時にコンベア群8も作動する。押
出し後は第一プッシャ−12、第一折畳バ−9は元位置
に戻る。
【0010】図3Cに示す物は布団を二つ折りにする場
合で前同様に第一折畳バ−9を操作して折り畳む。図3
Dは布団Hの長さの1/3部分を第一折畳バ−9で折畳
んで重ね、残り1/3部分を前記折り畳んだものに重ね
るように折り畳む手順を示すものである。
【0011】以上が第一折畳機構2の作用を示したが、
これら折畳バ−9、10、クランプ機構11、11’第
一プッシャ−12等の動きは、予め布団の大きさ、形状
等に合わせて図示しない制御盤により設定される。
【0012】第二折畳機構3は、前記コンベア群8の走
行と直角方向に回転するロ−ラコンベア13とロ−ラコ
ンベア13上に上下動自在でロ−ラコンベア13の軸線
方向に押出し自在の板状の第二プッシャ−14と第二プ
ッシャ−14の基端部位置で該プッシャ−の下方位置に
突出自在の補助プッシャ−15と、ロ−ラコンベア13
上に突出して第2プッシャ−14の上方をロ−ラコンベ
ア13の軸線方向に走行する第三折畳バ−16とよりな
っている。図中20は敷布団、掛け布団等をセットとし
て包装する場合に使用する予備台で、最初に折り畳んだ
敷布団は予備台に移動させておき、次ぎに折り畳まれて
くる掛け布団のプレス作業に支障のないようにし、プレ
ス作業後は予備台20の敷布団を移動させ掛け布団と重
ねて包装するようにしておくと良い。
【0013】
【第二折畳機構の作用】第一折畳機構2から第二折畳機
構3に布団Hが押し出されてくる時は、板状の第二プッ
シャ−14が基端部寄りの上方に位置していて第二プッ
シャ−14の下方位置に布団Hが送られてくる。二つに
折り畳む場合は図5Aのように、折り畳まれた布団の約
1/2の部分に第二プッシャ−14が下降して布団Hの
半分位置を押圧し、次ぎに第三折畳バ−16が上昇し残
り半分の布団Hを持ち上げ第二プッシャ−14の基端部
より方向に移動して折り畳み、その後第二プッシャ−1
4がプレス搬出機構4方向に移動して最終的に折り畳ま
れた布団Hはロ−ラコンベア13上を転動しながらプレ
ス搬出機構4に押しだされる。
【0014】更に第二折畳機構3で三重に折り畳む場合
は図5B、図5C、図5Dの順序で折り畳むが、先ず図
5Bのように布団の約2/3を第二プッシャ−14で押
さえ1/3の部分を第三折畳バ−16で持ち上げてプッ
シャ−14方向に移動させた後、第二プッシャ−14を
押し出し後該プッシャ−のみを後退させて図5Cのよう
に二重の折畳部分を第三折畳バ−16の上部に位置させ
前同様折畳バ−16を上昇、移動させて図5Dのように
三重に折畳後、第二プッシャ−14をプレス搬出機構4
方向に押出し、その後プッシャ−14を元位置に戻す。
【0015】補助プッシャ−15は第二折畳機構3上の
布団Hを折り畳むことなく(敷布団の場合は第一折畳機
構2でS字型に折り畳むだけである。)プレス搬出機構
4に送り出すときに使用するもので、常時第二プッシャ
−14の基端部で下方に突出させておき、第一折畳機構
2から送られてくる布団Hを第二プッシャ−14の移動
に従ってプレス搬出機構4に押し出す。図中19は補助
プッシャ−15を上下動させるシリンダ−。
【0015】プレス搬出機構4は第二折畳機構3の出口
位置にあってプレス板17、17よりなっていて、最終
的に折り畳まれた布団Hは第二折畳機構3よりプレス板
17、17間に入り、圧縮されて図示しない包装袋に入
れる。
【0016】
【効果】本発明は叙上のように、投入コンベア機構1と
第一折畳機構2と第二折畳機構3とプレス搬出機構4を
順に設けてあり、投入コンベア機構1はセンサ−5と第
一折畳機構2方向に搬出するコンベア6とよりなり、第
一折畳機構2は、コンベア6と同方向に走行する複数個
の単コンベアよりなるコンベア群8と該コンベア群8の
進行方向の前、後位置の夫々に配した上下前後動自在の
第一折畳バ−9と第二折畳バ−10と、これら折畳バ−
9、10の中間位置に布団巾にあわせて離間距離の調節
を自在に配した開閉自在の左右のクランプ機構11、1
1’と折り畳んだ布団を押し出す第一プッシャ−12と
よりなり、第二折畳機構3は前記コンベア群8の走行と
直角方向に従動するロ−ラコンベア13とロ−ラコンベ
ア13上に上下動自在でプレス搬出機構4方向に押出し
自在の板状の第二プッシャ−14と第二プッシャ−14
の基端部位置で該プッシャ−の下方位置に突出自在の補
助プッシャ−15と、ロ−ラコンベア13上に突出して
第2プッシャ−14の上方をロ−ラコンベアの走行方向
に往復動自在の第三折畳バ−16とよりなり、プレス搬
出機構4は第二折畳機構3の出口位置にあってプレス板
17、17よりなっていて、折り畳まれた布団を圧縮自
在としたので、投入コンベア機構1に布団を広げ、糸屑
等を取り除きながら投入するだけで包装するに必要な大
きさに自動的に折り畳まれ、作業の衛生化と包装作業の
迅速化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の平面説明図。
【図2】同装置の側面説明図。
【図3A】第一折畳機構の作動説明図。
【図3B】第一折畳機構の作動説明図。
【図3C】第一折畳機構の作動説明図。
【図3D】第一折畳機構の作動説明図。
【図4】補助プッシャ−の作用断面説明図。
【図5A】第二折畳機構の作動説明図。
【図5B】第二折畳機構の作動説明図。
【図5C】第二折畳機構の作動説明図。
【図5D】第二折畳機構の作動説明図。
【符号の説明】
1は投入コンベア機構 2は第一折畳機構 3は第二折畳機構 4はプレス搬出機構 5はセンサ− 6はコンベア 7は単コンベア 8はコンベア群 9は第一折畳バ− 10は第二折畳バ− 11はクランプ 12は第一プッシャ− 13はロ−ラコンベア 14は第二プッシャ− 15は補助プッシャ− 16は第三折畳バ− 17、17’はプレス板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入コンベア機構1と第一折畳機構2と
    第二折畳機構3とプレス搬出機構4を順に設けてあり、
    投入コンベア機構1はセンサ−5と第一折畳機構2方向
    に搬出するコンベア6とよりなり、第一折畳機構2は、
    コンベア6と同方向に走行する複数個の単コンベア7、
    7’、7”よりなるコンベア群8と該コンベア群8の進
    行方向の前、後位置に配した上下前後動自在の第一折畳
    バ−9と第二折畳バ−10と、これら折畳バ−9、10
    の中間位置に布団巾にあわせて離間距離の調節を自在に
    配した開閉自在の左右のクランプ機構11、11’と折
    り畳んだ布団を押し出す第一プッシャ−12とよりな
    り、第二折畳機構3は前記コンベア群8の走行と直角方
    向に従動するロ−ラコンベア13とロ−ラコンベア13
    上に上下動自在でプレス搬出機構4方向に押出し自在の
    第二プッシャ−14と第二プッシャ−14の基端部位置
    で該プッシャ−の下方位置に突出自在の補助プッシャ−
    15と、ロ−ラコンベア13上に突出して第2プッシャ
    −14の上方をロ−ラコンベアの走行方向に往復動自在
    の第三折畳バ−16とよりなり、プレス搬出機構4は第
    二折畳機構3の出口位置にあってプレス板17、17よ
    りなっていて、折り畳まれた布団を圧縮自在とした布団
    折畳装置。
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