JPS6140642Y2 - - Google Patents

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JPS6140642Y2
JPS6140642Y2 JP7175080U JP7175080U JPS6140642Y2 JP S6140642 Y2 JPS6140642 Y2 JP S6140642Y2 JP 7175080 U JP7175080 U JP 7175080U JP 7175080 U JP7175080 U JP 7175080U JP S6140642 Y2 JPS6140642 Y2 JP S6140642Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ログ(ロールペーパー)等の物品の
多列容器詰め装置に関するものである。
(従来技術) ロールペーパ等の物品を多列または多段状態で
一定数量づつ容器に詰め込む物品詰込み装置の従
来例としては、例えば特開昭53−140186号公報に
開示される如きものが知られている。
この公知の装置は、第8図に示すように、ベル
トコンベア80によつて多列状態で連続的に供給
される物品81,81…を一定数量づつ多段積み
状態で計数・保持するための計数・保持部を、2
個の物品計数・保持室91,92を上下方向に多
層状態に配列してなる移動枠90と、該移動枠9
0を上下方向に複数段階に昇降させるためのシリ
ンダ機構93とで構成し、物品81,81…の計
数に際しては、上記移動枠90を実線図示する位
置と鎖線図示(符号90′)する位置の間で上下
方向に多段階的に昇降させながら該移動枠90の
各計数・保持室91,92内に物品81,81…
を順次収容するようにしたものであるが、この公
知の装置は、各計数・保持室91,92への物品
収容時には各計数・保持室91,92毎にコンベ
ア80上の物品81,81…の搬送を一時停止さ
せて移動枠90の昇降操作を行わなければならな
いなど、物品の計数に時間がかかり、作業能率が
低劣であるという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
改善しようとするもので、物品の計数作業のスピ
ード化を促進しもつて作業能率の向上を図るよう
にした物品の多列容器詰め装置を提供することを
目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、ログ等の所定の物品を所定速度で移送するた
めの物品搬送装置と、該物品搬送装置に対して物
品搬送方向の直前方に位置して該物品搬送装置か
ら順次供給される物品の一定数量づつ計数してこ
れを多列あるいは多段積み状態で保持する物品計
数・保持装置と、該物品計数・保持装置に対して
物品搬送方向の直前方に位置して該物品計数・保
持装置内において計数保持されている一定数量の
物品を包装する容器を開口状態で保持するための
容器ホルダーと、上記物品計数・保持装置に対し
て物品搬送方向の後方側でしかも該容器ホルダー
と同軸状に配置され該物品計数・保持装置内にお
いて計数保持されている上記一定数量の物品を上
記容器内に多列または多段状態で詰込むための物
品詰込み装置とを備えた物品の多列容器詰め装置
において、上記容器ホルダーと上記物品搬送装置
とを上下方向に相互に偏位させた状態で配置する
一方、上記物品計数・保持装置を、上記物品搬送
装置から供給される物品を一定数量だけ計数し且
つこれを保持するための物品計数・保持室を有す
るとともに第1のシリンダにより上記物品計数・
保持室が上記物品搬送装置により搬送される物品
と略同軸状に位置する第1動作位置と上記容器ホ
ルダーに対向する第2動作位置との間で上下方向
に昇降可能とされた第1の函体と、上記第1の函
体の上記物品計数・保持室と同様構造をもつ物品
計数・保持室と物品の通過を許容するための物品
通路室とを該物品計数・保持室を上側に物品通路
室を下側に位置せしめた状態で上下方向に多層状
態で配置するとともに第2のシリンダにより上記
物品計数・保持室が第1の動作位置にある上記第
1の函体の物品計数・保持室と同軸状に位置する
第1動作位置と上記物品通路室が第2動作位置に
ある上記第1の函体の物品計数・保持室と同軸状
に位置し且つ該物品通路室と物品計数・保持室が
ともに上記容器ホルダーに対向する第2動作位置
との間で上下方向に昇降可能とされた第2の函体
とを、上記第1の函体を上記物品搬送装置側に上
記第2の函体を上記容器ホルダー側にそれぞれ位
置するように物品搬送方向に相前後して配置して
構成し、しかも上記第1の函体と第2の函体を両
者同時に第1動作位置及び第2動作位置にそれぞ
れ位置決めされる如くその作動特性を設定したも
のである。
(作用) 本考案は上記の手段により、 (1) 物品の計数時には第1の函体と第2の函体と
がそれぞれ第1動作位置に設定されることによ
り、同軸状に並んだ該第1の函体の物品計数・
保持室と第2の函体の物品計数・保持室に対し
て同時に物品を所定数量づつ収容して計数する
ことができ、 (2) また、計数された物品の容器への詰め込み時
には、上記第1の函体を第1のシリンダで、ま
た第2の函体を第2のシリンダでそれぞれ第2
動作位置に設定することにより、該第1の函体
の物品計数・保持室と第2の函体の物品計数・
保持室とが多段に位置し該第1の函体の物品計
数・保持室と第2の函体の物品通路室とが同軸
状に並んだ状態で前後方向に配列されるため、
物品詰め込み装置を作動させることにより、第
1の函体の物品計数・保持室内の物品は第2の
函体の物品通路室を介して、また第2の函体の
物品計数・保持室内の物品は該物品計数・保持
室からそのまま、容器内に多段積み状態で詰め
込まれる、 等の作用が得られる。
(実施例) (構成) 以下、第1図ないし第6図を参照して本考案の
好適な実施例を説明すると、第1図には本考案の
実施例に係る物品の多列容器詰め装置Zが示され
ている。この物品の多列容器詰め装置Zは、ログ
(ロールペーパー)を包装するためのものであつ
て、ログL,L…を所定速度で移送するための物
品搬送装置(以下、ログ搬送装置という)Rと、
ログLを一定個数ずつ計数するための物品計数・
保持装置(以下、ログ計数・保持装置という)X
と、ログL,L…を詰め込むための容器28を開
口状態で保持する容器ホルダーW及び前記ログ計
数・保持装置X内に収容されているログL,L…
を前記容器28内へ詰め込む作用をする物品詰込
み装置(以下、ログ詰込装置という)Yとを有し
ており、ログ搬送装置Rによつて順次送られてく
るログL,L…をログ計数・保持装置X内で一定
個数づつ計数した後、ログ詰込装置Yによつて容
器ホルダーに取付けられた容器28内に詰め込む
ようになつている。以下、各装置の具体的構成を
説明する。
ログ搬送装置Rは、ベルトコンベア50と、ベ
ルトコンベア50の終端部50aに近接し且つそ
の前方側に取付けられたログ受け台51及び該ロ
グ受け台51の上方位置から下方に向けて取付け
たエアーシリンダー30より構成されている。エ
アーシリンダー30のロツド21の先端にはログ
押え板32が固着されており、該押え板32によ
つて前記ベルトコンベア50上を流れてくるログ
L,L…を前記ログ受け台51に押しつけてログ
L,L…の前方方向への進行を止めるようになつ
ている。尚、符号52,52は、ベルトコンベア
50及びログ受け台51の両側部に取付けられた
ログ案内用のガイド板であつて、ログL,L…は
両ガイド板52,52の間を該ガイド板52,5
2に沿つて2縦列状態で搬送される。
ログ計数・保持装置Xは、同軸状に配設された
前後一対の角筒状の函体1,2を有しており、こ
れら両函体1,2は前記ログ搬送装置Rの前方側
に隣接設置されている。第1の函体1は、第2図
に示すように、横長で且つ略矩形状の断面を有す
る角筒状に形成されており、その上面中央部に適
宜幅の縦開口7をその全長に亘つて形成する一
方、下面中央部には上方に向けて適宜幅の仕切板
5を前記縦開口7に沿う如く該第1の函体1の全
長に亘つて取付けている。この仕切板5で仕切ら
れた左右の略正方形の空間10,10内にログL
をそれぞれ縦方向に向けて収容するようになつて
いる。なお、この空間10,10は実用新案登録
請求の範囲中の物品計数・保持室として機能する
ものであり、以下、該空間10,10をログ計
数・保持室という。
第2の函体2は、第3図に示すように、断面略
正方形の筒状に形成されており、その上面中央部
に適宜幅の縦開口8をその全長に亘つて形成する
一方、側壁2a,2aの中段部には水平方向内方
に向けて仕切板6,6を該第2の函体2の全長に
亘つて取付け、該両仕切板6,6の頂部間に前記
縦開口8の直上方で且つ該縦開口8とほぼ同一幅
を有する隙間9を形成している。この仕切板6,
6で仕切られた上下一対の空間11,12は、隣
接する前記第1の函体1のログ計数・保持室1
0,10とその上、下2位置において選択的に重
合連通し得るようにその寸法が適宜に決定されて
いる。
尚、上側の空間11は後述の如くログL,Lを
計数し且つこれを保持する如く機能するものであ
るため、この実施例においては以下これをログ計
数・保持室11といい、下側の空間12は前記第
1の函体1のログ計数・保持室10内に収容され
た物品(ログ)のための物品通路室として作用す
るものであるため、この実施例においては以下こ
れをログ通路室という。
この第1、第2の函体1,2の長手方向長さ
は、その内部にログLを必要数だけ、たとえば3
個、長手方向に並べて収容し得るように適宜に決
定されている。
この両函体1,2は、それぞれエアーシリンダ
3,4(実用新案登録請求の範囲中の第1のシリ
ンダ及び第2のシリンダに該当する)によつて下
方から支持されており、該エアーシリンダ3,4
の伸縮に伴つてそれぞれ一定高さづつ上下方向
(矢印G−H方向)に移動することができるよう
になつている。この両函体1,2の上下方向移動
量及び、起点並びに終点は次の如く設定されてい
る。即ち、第1の函体1は、最降下時にはその下
面1aが前記ログ受け台51の上面とほぼ同一高
さとなり、最上昇時にはその下面1aが、前記ロ
グ受け台51上に載置されたログLの上面よりも
適宜寸法だけ上方に位置する如くされている。
又、第2の函体2は、最降下時にはログ計数・保
持室11が最降下状態にある前記第1の函体1の
ログ計数・保持室10と重合連通し、最上昇時に
はログ通路室12が最上昇状態にある前記第1の
函体1のログ計数・保持室10,10とそれぞれ
重合連通し得るようにされている。
尚、この両函体1,2をそれぞれ支持するエア
ーシリンダ3,4は同時に同一方向に伸縮するよ
うにされており、この両函体1,2は同時に降下
した状態(第1図鎖線図示位置あるいは第4図図
示位置、以下、第1動作位置という)か同時に上
昇した状態(第1図実線図示位置あるいは第5図
図示位置、以下第2動作位置という)の上下2位
置に択一的に位置設定されるようになつている。
容器ホルダーWは、ログ包装用の容器(図示実
施例においてはポリエチレン袋)28を支持する
ためのものであつて、第2動作位置にある前記第
2の函体2のログ計数・保持室11及びログ通路
室12と重合連通せしめられる略矩形枠状の中間
ガイド部材36と、該中間ガイド部材36の前方
側(作業者側)に設けられた左右一対のフラツプ
38,38によつて構成されている。中間ガイド
部材36は鳥居形のフラツプ支持部材35によつ
てその両側部を支持されている。フラツプ38
は、第1図及び第7図に示すように互いに対向す
る上縁部38aと下縁部38bを有する略コ字形
に形成されており、その一端側を前記フラツプ支
持部材35に沿う如く配設された左右一対の回動
軸39,39に固着せしめている。
回動軸39は、その下端部39aをフラツプ支
持部材35に固着されたボス部材40に回動自在
に軸着せしめるとともに、該ボス部材40の下端
面から突出した一端にリンクレバー41を固着
し、更に、この左右のリンクレバー41,41の
他端側にその一端をエアーシリンダー43に凍結
したリンクレバー42,42を取付けている。従
つて、左右の回動軸39,39は、リンクレバー
42,42を介して連結されるため、エアーシリ
ンダー43の矢印M−N方向への伸縮に伴つて回
動軸39,39は同時に逆方向へ回動し、該回動
軸39,39に取付けられたフラツプ38,38
は実線図示位置から鎖線図示38′,38′位置ま
で内外方向(矢印P−Q方向)に開閉枢動せしめ
られることになる。又、フラツプ38の下縁部3
8b及び垂直部38cは袋28内へのログ詰込時
にログLのガイド板として作用するものであつ
て、特に下縁部38bは第7図に示す如く上縁部
38aに比べて大きく形成されている。第1図に
おいて符号37はフラツプ支持部材35に取付け
られたログ止め部材であつて、前記第2の函体2
の前方側開口端に近接し且つ第2の函体2が第1
動作位置にあるときそのログ計数・保持室11の
開口端部を閉塞し得るようにされている。このロ
グ止め部材37の第2の函体2側の端面37a
は、前記中間ガイド部材36の第2の函体2側の
端面36aより若干第2の函体2側に突出してい
る。
ログ詰込装置Yは、前記ログ計数・保持装置X
の第2動作位置における軸心に沿つて前後方向に
往復動可能とされた押し棒15と、該押し棒15
を往復動させるための揺動レバー20を有してい
る。押し棒15は、適宜長さを有する丸棒体で構
成されており、その先端部15aに「X」字形の
当て板16を取付ける一方、他端側15bには該
押し棒15と平行方向に向けて取付けられたガイ
ドバー17にその軸方向に摺動し得るようにして
嵌挿された摺動子18が連結されている。この摺
動子18の一側には突起19が設けられており、
該突起19を揺動腕20の先端側20aに設けた
長穴21内に嵌入せしめている。従つて、揺動腕
20の中間部に連結されたエアーシリンダー24
を伸縮させることによつて、揺動腕20は、その
下端部20bに設けたピン22を中心として前後
方向(矢印C−D方向)に弧回動せしめられ、押
し棒15は前後方向に一定ストロークで往復動す
ることになる。
押し棒15は、その軸心が前記ログ計数・保持
装置Xの第2動作位置における軸心とほぼ一致
し、しかもその後退時には当て板16が前記ログ
受け台51の前端面51aとほぼ同位置にまで後
退し、また突出時には該当て板16が前記フラツ
プ38,38の揺動端38d付近にまで達するよ
うにその長さ及び前後方向往復動のストロークが
適宜に設定されている。
押し棒15は、ログ計数・保持装置Xが第2動
作位置にある時、第1の函体1の手前側端面から
第2の函体2の前方側(容器ホルダーW側)端面
に向けて押し込まれる。この時、押し棒15は第
1の函体1の縦開口7の中央部及び第2の函体2
の隙間9の中央部を通るようにされており、当て
板16の上側の突片16a,16aは第2の函体
2のログ計数・保持室11内を通過し、該ログ計
数・保持室11,11内に収容されているログL
を該突片16a,16aによつて容器ホルダーW
側に押し片16a,16aによつて容器ホルダー
W側に押し出し(第3図鎖線図示)、これに対し
て、下側の突片16b,16bは第1の函体1の
ログ計数・保持室10,10及び第2の函体2の
ログ通路室12内を通過し、該ログ計数・保持室
10,10内に収容されているログLを該突片1
6b,16bによつて容器ホルダーW側に押し出
すようになつている。
又、この両函体1,2は、押し棒15が前進し
その当て板16が第2の函体2の前方側に突出し
た時点から降下し始め、当て板16がフラツプ3
8の揺動端38d付近に達した後、再び第2の函
体2の前方側端部付近に後退するまでの間に降下
し終わるように、その降下速度及び降下タイミン
グが適宜に設定されている。
尚、この時、押し棒15は両函体1,2の降下
に伴つてその縦開口7,8から両函体1,2の上
方へ抜け出ることができるようにされている。
尚、符号25は押し棒15の緩衝用スプリン
グ、26は押し棒15をその軸方向に摺動自在に
支承する軸受を示している。
(作動並びにその作用) 続いて図示実施例のログの多列容器詰め装置Z
の作動並びにその作用を第4図ないし第6図を参
照しながら説明すると、このログの多列容器詰め
装置Zの使用に際しては、先ず、第4図に示すよ
うに両函体1,2をともに降下させて第1動作位
置にセツトし第1の函体1のログ計数・保持室1
0と第2の函体2のログ計数・保持室11とを同
軸状に重合連通せしめるとともに、ログ押え板3
2を上昇させ且つ押し棒15を後退位置に設定し
ておく。
この状態でベルトコンベア50を起動させてロ
グL,L…を順次両函体1,2内に進入せしめ更
にその先端側のログLがログ止め部材37に衝突
しログ全体の前進が停止せしめられた時点で押え
板32を降下させて該押え板32によつてログ受
け台51上にあるログLを押えつけてそのログL
より後方側にあるログの前進運動を規制する。こ
れでログLの計数作業が終了する。即ち、ベルト
コンベア50とログ止め部材37とにより自動的
に一定数量(図示実施例においては各函体1,2
ごとに1列3個で2列、計12個)のログL,L…
が両函体1,2内に同時に収容されるようになつ
ている。
従つて、両函体1,2内にそれぞれ別々にログ
L,L…を収容する場合に比して計数時間が短く
てよく、それだけ作業能率が向上する。
次に、第5図に示すように第1の函体1及び第
2の函体2をそれぞれ上昇させて第2動作位置に
セツトし、第1の函体1のログ計数・保持室10
と第2の函体2のログ通路室12とを重合連通せ
しめると同時に、容器ホルダーWのフラツプ3
8,38に袋28をかぶせる。尚、フラツプ3
8,38に袋28をかぶせるに際しては、第7図
に鎖線で図示する如くフラツプ38,38をそれ
ぞれ内方に揺動させてからフラツプ揺動端38
d,38dに袋28をかぶせ、その後、再びフラ
ツプ38,38を外方に揺動させて袋28を拡口
状態で保持するとともにログL,L…の通路を確
保する。
この状態から第6図に示すように押し棒15を
第1の函体1の手前側からフラツプ揺動端38d
付近まで前進させ、該第1の函体1と第2の函体
2内にそれぞれ収容されていたログL,L…を袋
28内に押し込む。この時、第2の函体2のログ
通路室12は、第1の函体1内に収容したログ
L,L…の通過ガイドとして作用する。ログL,
L…の押し込み作業が終了すると第4図に示すよ
うに、先ず両函体1,2が第1動作位置まで降下
し次のログL,L…の受け入れ態勢を整えるとと
もに押し棒15が後方に後退して次のログL,L
…の押し込み態勢を整える。又、両函体1,2が
第1動作位置に降下すると同時に前記押え板32
が上昇してログL,L…の前進方向の規制を解除
して、ログL,L…を再びベルトコンベア50に
よつて順次両函体1,2内に収容せしめる。
尚、この場合、ベルトコンベア50は連続的に
走行させてもよく、あるいは、押え板32駆動用
のエアーシリンダー30の空気供給用電磁弁と連
動して、押え板32が上動している間だけベルト
コンベア駆動用モーターに通電して間欠的に走行
させてもよい。
このようにこのログ多列容器詰め装置Zによれ
ば、多段又は多列状態で包装されるログL,L…
を前後方向に配置された両函体1,2で一度に計
数するとともに、ログL,L…の袋28への詰め
込み時には該各函体1,2を相互にずらせて物品
を多段又は多列状態にして一度に袋28内に詰め
込むようにしているため、一回の包装作業時間が
短くてすみ包装作業のスピード化を図ることがで
きる。
又、ログ詰込装置Yの押し棒15を各函体1,
2の上面に設けた開口部7,8からそれぞれ上方
に抜き取ることができるようにすると、ログL,
L…の詰め込み作業終了後にログ詰込装置Yの押
し棒15の後退復帰を待つことなく両函体1,2
を降下させて該両函体1,2に次のログL,L…
を受け入れて計数することができるため、より一
層ログの包装作業のスピード化を図ることが可能
となる。
(考案の効果) 本考案は、ログ等の所定の物品を所定速度で移
送するための物品搬送装置と、該物品搬送装置に
対して物品搬送方向の直前方に位置して該物品搬
送装置から順次供給される物品を一定数量づつ計
数してこれを多列あるいは多段積み状態で保持す
る物品計数・保持装置と、該物品計数・保持装置
に対して物品搬送方向の直前方に位置して該物品
計数・保持装置内において計数保持されている一
定数量の物品を包装する容器を開口状態で保持す
るための容器ホルダーと、上記物品計数・保持装
置に対して物品搬送方向の後方側でしかも該容器
ホルダーと同軸状に配置され該物品計数・保持装
置内において計数保持されている上記一定数量の
物品を上記容器内に多列または多段状態で詰込む
ための物品詰込み装置とを備えた物品の多列容器
詰め装置において、上記容器ホルダーと上記物品
搬送装置とを上下方向に相互に偏位させた状態で
配置する一方、上記物品計数・保持装置を、上記
物品搬送装置から供給される物品を一定数量だけ
計数し且つこれを保持するための物品計数・保持
室を有するとともに第1のシリンダにより上記物
品計数・保持室が上記物品搬送装置により搬送さ
れる物品と略同軸状に位置する第1動作位置と上
記容器ホルダーに対向する第2動作位置との間で
上下方向に昇降可能とされた第1の函体と、上記
第1の函体の上記物品計数・保持室と同様構造を
もつ物品計数・保持室と物品の通過を許容するた
めの物品通路室とを上下方向に多層状態で配置す
るとともに第2のシリンダにより上記物品計数・
保持室が第1動作位置にある上記第1の函体の物
品計数・保持室と同軸状に位置する第1動作位置
と上記物品通路室が第2動作位置にある上記第1
の函体の物品計数・保持室と同軸状に位置し且つ
該物品通路室と物品計数・保持室がともに上記容
器ホルダーに対向する第2動作位置との間で上下
方向に昇降可能とされた第2の函体とを、物品搬
送方向に相前後して配置して構成し、しかも上記
第1の函体と第2の函体を両者同時に第1動作位
置及び第2動作位置にそれぞれ位置決めされる如
くその作動特性を設定したことを特徴とするもの
である。
従つて、本考案の物品の多列容器詰め装置によ
れば、物品の計数時には第1の函体と第2の函体
とをそれぞれ第1動作位置に設定することによ
り、同軸状に並んだ該第1の函体の物品計数・保
持室と第2の函体の物品計数・保持室に対して同
時に物品を所定数量づつ収容して計数し且つこれ
を保持することができるため、従来装置(例え
ば、特開昭53−140186号公報参照)の如く物品の
搬送停止と移動枠の昇降操作を複数回繰り返しな
がら上下方向に多段配列された複数の計数・保持
室内に順次物品を収容する構造のものに比して、
物品の計数作業のスピード化が図れ、その結果、
物品詰め込み作業能率が向上するという実用的効
果が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例に係る物品の多列容器詰
め装置の要部斜視図、第2図は第1図の−断
面図、第3図は第1図の−断面図、第4図な
いし第6図は第1図の物品の多列容器詰め装置の
作動説明図、第7図は第1図の−矢視図、第8
図は従来の多列容器詰め装置の概念図である。 1,2……函体、10,11……物品計数・保
持室、12……物品通路室、28……容器、R…
…物品搬送装置、L……物品、W……容器ホルダ
ー、X……物品計数・保持装置、Y……物品詰込
み装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ログL,L…等の所定の物品を所定速度で移送
    するための物品搬送装置Rと、該物品搬送装置R
    に対して物品搬送方向の直前方に位置して該物品
    搬送装置Rから順次供給される物品L,L…を一
    定数量づつ計数してこれを多列あるいは多段積み
    状態で保持する物品計数・保持装置Xと、該物品
    計数・保持装置Xに対して物品搬送方向の直前方
    に位置して該物品計数・保持装置X内において計
    数保持されている一定数量の物品L,L…を包装
    する容器28を開口状態で保持するための容器ホ
    ルダーWと、上記物品計数・保持装置Xに対して
    物品搬送方向の後方側でしかも該容器ホルダーW
    と同軸状に配置され該物品計数・保持装置X内に
    おいて計数保持されている上記一定数量の物品
    L,L…を上記容器28内に多列または多段状態
    で詰込むための物品詰込み装置Yとを備えた物品
    の多列容器詰め装置であつて、上記容器ホルダー
    Wと上記物品搬送装置Rとを上下方向に偏位させ
    た状態で配置する一方、上記物品計数・保持装置
    Xが、上記物品搬送装置Rから供給される物品
    L,L…を一定数量だけ計数し且つこれを保持す
    るための物品計数・保持室10を有するとともに
    第1のシリンダ3により上記物品計数・保持室1
    0が上記物品搬送装置Rにより搬送される物品L
    と略同軸状に位置する第1動作位置と上記容器ホ
    ルダーWに対向する第2動作位置との間で上下方
    向に昇降可能とされた第1の函体1と、上記第1
    の函体1の上記物品計数・保持室10と同様構造
    をもつ物品計数・保持室11と物品Lの通過を許
    容するための物品通路室12とを上下方向に多層
    状態で配置するとともに第2のシリンダ4により
    上記物品計数・保持室11が第1動作位置にある
    上記第1の函体1の物品計数・保持室10と同軸
    状に位置する第1動作位置と上記物品通路室12
    が第2動作位置にある上記第1の函体1の物品計
    数・保持室10と同軸状に位置し且つ該物品通路
    室12と物品計数・保持室11がともに上記容器
    ホルダーWに対向する第2動作位置との間で上下
    方向に昇降可能とされた第2の函体2とを物品搬
    送方向に相前後して配置して構成され、しかも上
    記第1の函体1と第2の函体2は両者同時に第1
    動作位置及び第2動作位置にそれぞれ位置決めさ
    れる如くその作動特性が設定されていることを特
    徴とする物品の多列容器詰め装置。
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