JP2777348B2 - 電子楽器のパラメータ設定装置 - Google Patents
電子楽器のパラメータ設定装置Info
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- JP2777348B2 JP2777348B2 JP8054983A JP5498396A JP2777348B2 JP 2777348 B2 JP2777348 B2 JP 2777348B2 JP 8054983 A JP8054983 A JP 8054983A JP 5498396 A JP5498396 A JP 5498396A JP 2777348 B2 JP2777348 B2 JP 2777348B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器に適用す
るに好適なパラメータ設定装置に関する。
るに好適なパラメータ設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転軸に取り付けられたノブを回転させ
て、このノブの回転位置や回転量に応じた信号を出力す
るパラメータ設定装置が従来より知られている。このパ
ラメータ設定装置を、例えば電子楽器の音量の調整に用
いた場合は、ノブを回転することにより、そのノブの回
転位置や回転量に応じた信号が出力され、その信号に相
当する分だけ音量が変化することとなる。
て、このノブの回転位置や回転量に応じた信号を出力す
るパラメータ設定装置が従来より知られている。このパ
ラメータ設定装置を、例えば電子楽器の音量の調整に用
いた場合は、ノブを回転することにより、そのノブの回
転位置や回転量に応じた信号が出力され、その信号に相
当する分だけ音量が変化することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば音量
を変化させたい場合において、少しだけ変化させたいと
きもあれば、大きく変化させたいときもある。この場合
に、音量の微調整に適するように、ノブの所定の回転量
に応じて出力される信号に対する音量変化を定めると、
音量を大きく変化させるためにはノブを何度も回転させ
る必要があり、操作性が悪いものとなってしまう。一
方、音量を大きく変化させるに適するように回転量に対
する音量変化を定めると、音量を少しだけ変化させると
きに微妙に回転させる必要があり、この場合も操作性が
悪くなってしまう。
を変化させたい場合において、少しだけ変化させたいと
きもあれば、大きく変化させたいときもある。この場合
に、音量の微調整に適するように、ノブの所定の回転量
に応じて出力される信号に対する音量変化を定めると、
音量を大きく変化させるためにはノブを何度も回転させ
る必要があり、操作性が悪いものとなってしまう。一
方、音量を大きく変化させるに適するように回転量に対
する音量変化を定めると、音量を少しだけ変化させると
きに微妙に回転させる必要があり、この場合も操作性が
悪くなってしまう。
【0004】このように、従来のパラメータ設定装置
は、所定の回転位置や回転量に応じて変化されるべき値
が予め1つだけ定められているため、例えば微調整と粗
調整とを1つのパラメータ設定装置を用いて行う際に
は、いずれか一方の調整については操作性の悪いものと
なる。また、微調整用と粗調整用の2つのパラメータ設
定装置を準備しておくこともできるが、占有スペースが
広がり、またコスト高となるという問題が生じる。
は、所定の回転位置や回転量に応じて変化されるべき値
が予め1つだけ定められているため、例えば微調整と粗
調整とを1つのパラメータ設定装置を用いて行う際に
は、いずれか一方の調整については操作性の悪いものと
なる。また、微調整用と粗調整用の2つのパラメータ設
定装置を準備しておくこともできるが、占有スペースが
広がり、またコスト高となるという問題が生じる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、1台で2台分
の働きを行うことができる電子楽器のパラメータ設定装
置を提供することを目的とする。
の働きを行うことができる電子楽器のパラメータ設定装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電子楽器のパラメータ設定装置は、回転軸
に、該回転軸の軸方向の第1の位置と第2の位置との間
を移動自在に取り付けられたノブと、ノブの回転位置も
しくは回転量に応じた信号を出力するロータリー・エン
コーダと、ノブが上記第1の位置にあるか上記第2の位
置にあるかに応じて、上記信号に互いに異なる意味を付
する意味付手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。本発明の電子楽器のパラメータ設定装置は包括的に
は上記のように構成されるが、具体的には種々の構成を
とることができる。具体的に構成された本発明の電子楽
器のパラメータ設定装置のうちの第1のパラメータ設定
装置は、(1 −1)回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位置と
第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブと、
該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力す
るロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設定用
操作子 (1−2)ロータリー・エンコーダからの出力信号を文
字に対応づけるとともに、上記ノブが第1の位置にある
か第2の位置にあるかに応じて、同一文字に関して文字
種類の異なる文字に対応づける文字対応付手段を備えた
ことを特徴とする。さらに、本発明の電子楽器のパラメ
ータ設定装置のうちの第2のパラメータ設定装置は、 (2−1)回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位置と
第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブと、
該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力す
るロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設定用
操作子 (2−2)前記ロータリー・エンコーダからの出力信号
を、前記ノブが第1の位置にある場合には、該ロータリ
ー・エンコーダからの出力を、設定しようとするパラメ
ータの種類に対応させ、該ノブが第2の位置にある場合
には、該ロータリー・エンコーダかの出力を、該ノブが
第1の位置にあるときに選択したパラメータに対する設
定値に対応させる設定対象対応付手段を備えたことを特
徴とする。さらに、本発明の電子楽器のパラメータ設定
装置のうちの第3のパラメータ設定装置は、 (3−1)回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位置と
第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブと、
該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力す
るロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設定用
操作子 (3−2)外部から楽音発音指示信号を入力する入力手
段 (3−3)ロータリー・エンコーダからの出力信号を、
外部から楽音発音指示信号が入力された際に発音する楽
音に関するパラメータの設定値に対応づける設定値対応
付手段 (3−4)上記入力手段から楽音発音指示信号が入力さ
れた場合に楽音を発音し、上記入力手段から楽音発音指
示信号が入力された場合以外にも、上記ノブが第1の位
置にある状態で設定値対応付手段によりパラメータの設
定値が変更された場合に変更後の設定値に応じた楽音を
発音する楽音発音手段を備えたことを特徴とする。
の本発明の電子楽器のパラメータ設定装置は、回転軸
に、該回転軸の軸方向の第1の位置と第2の位置との間
を移動自在に取り付けられたノブと、ノブの回転位置も
しくは回転量に応じた信号を出力するロータリー・エン
コーダと、ノブが上記第1の位置にあるか上記第2の位
置にあるかに応じて、上記信号に互いに異なる意味を付
する意味付手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。本発明の電子楽器のパラメータ設定装置は包括的に
は上記のように構成されるが、具体的には種々の構成を
とることができる。具体的に構成された本発明の電子楽
器のパラメータ設定装置のうちの第1のパラメータ設定
装置は、(1 −1)回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位置と
第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブと、
該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力す
るロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設定用
操作子 (1−2)ロータリー・エンコーダからの出力信号を文
字に対応づけるとともに、上記ノブが第1の位置にある
か第2の位置にあるかに応じて、同一文字に関して文字
種類の異なる文字に対応づける文字対応付手段を備えた
ことを特徴とする。さらに、本発明の電子楽器のパラメ
ータ設定装置のうちの第2のパラメータ設定装置は、 (2−1)回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位置と
第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブと、
該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力す
るロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設定用
操作子 (2−2)前記ロータリー・エンコーダからの出力信号
を、前記ノブが第1の位置にある場合には、該ロータリ
ー・エンコーダからの出力を、設定しようとするパラメ
ータの種類に対応させ、該ノブが第2の位置にある場合
には、該ロータリー・エンコーダかの出力を、該ノブが
第1の位置にあるときに選択したパラメータに対する設
定値に対応させる設定対象対応付手段を備えたことを特
徴とする。さらに、本発明の電子楽器のパラメータ設定
装置のうちの第3のパラメータ設定装置は、 (3−1)回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位置と
第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブと、
該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力す
るロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設定用
操作子 (3−2)外部から楽音発音指示信号を入力する入力手
段 (3−3)ロータリー・エンコーダからの出力信号を、
外部から楽音発音指示信号が入力された際に発音する楽
音に関するパラメータの設定値に対応づける設定値対応
付手段 (3−4)上記入力手段から楽音発音指示信号が入力さ
れた場合に楽音を発音し、上記入力手段から楽音発音指
示信号が入力された場合以外にも、上記ノブが第1の位
置にある状態で設定値対応付手段によりパラメータの設
定値が変更された場合に変更後の設定値に応じた楽音を
発音する楽音発音手段を備えたことを特徴とする。
【0007】上記本発明のパラメータ設定装置には、例
えば以下に示すような各種の態様が含まれる。尚、以下
には、上記したいくつかの具体的な構成に対応する態様
も含まれている。(1 )アルファベット文字、かな文字等同一文字に関し
て、ノブを押して回転したときと押さずに回転したとき
とで文字種類(大文字と小文字、ひらがなとカタカナ
等)を異ならせる。この(1)の態様は、上述した、本
発明の第1のパラメータ設定装置に対応する。 (2)ノブを押さずに回転させることにより設定すべき
パラメータが選択され、ノブを押しながら回転させると
選択されたパラメータの設定値が変化する。この(2)
の態様は、上述した、本発明の第2のパラメータ設定装
置に対応する。 (3)楽音の所定のパラメータを設定する場合におい
て、ノブを押さずにそのまま回転させてもノブを押しな
がら回転させても上記所定のパラメータが同様に設定変
更されるが、ノブを押さずに回転させた場合は単に設定
変更が行われ、ノブを押しながら回転させると設定変更
が行われるとともにその変更後の状態の楽音が発音され
る。この(3)の態様は、上述した、本発明の第3のパ
ラメータ設定装置に対応する。
えば以下に示すような各種の態様が含まれる。尚、以下
には、上記したいくつかの具体的な構成に対応する態様
も含まれている。(1 )アルファベット文字、かな文字等同一文字に関し
て、ノブを押して回転したときと押さずに回転したとき
とで文字種類(大文字と小文字、ひらがなとカタカナ
等)を異ならせる。この(1)の態様は、上述した、本
発明の第1のパラメータ設定装置に対応する。 (2)ノブを押さずに回転させることにより設定すべき
パラメータが選択され、ノブを押しながら回転させると
選択されたパラメータの設定値が変化する。この(2)
の態様は、上述した、本発明の第2のパラメータ設定装
置に対応する。 (3)楽音の所定のパラメータを設定する場合におい
て、ノブを押さずにそのまま回転させてもノブを押しな
がら回転させても上記所定のパラメータが同様に設定変
更されるが、ノブを押さずに回転させた場合は単に設定
変更が行われ、ノブを押しながら回転させると設定変更
が行われるとともにその変更後の状態の楽音が発音され
る。この(3)の態様は、上述した、本発明の第3のパ
ラメータ設定装置に対応する。
【0008】尚、上記(1)〜(11)の各態様におい
て、「押しながら」という操作を「引っぱりながら」と
いう操作に代えてもよい。本発明の電子楽器のパラメー
タ設定装置においては、ノブが第1の位置にあるとき
と、第2の位置にあるときとで、ノブの回転位置もしく
は回転量に応じて出力される信号の意味を互いに異なら
せるように構成されているため、1台のパラメータ設定
装置で、2台のパラメータ設定装置の働きが行われる。
したがって、例えば第1の位置でパラメータの設定値の
微調整、第2の位置でこのパラメータの設定値の粗調整
が行われるようにすることができ、容易に目的とする設
定値が得られることとなる。
て、「押しながら」という操作を「引っぱりながら」と
いう操作に代えてもよい。本発明の電子楽器のパラメー
タ設定装置においては、ノブが第1の位置にあるとき
と、第2の位置にあるときとで、ノブの回転位置もしく
は回転量に応じて出力される信号の意味を互いに異なら
せるように構成されているため、1台のパラメータ設定
装置で、2台のパラメータ設定装置の働きが行われる。
したがって、例えば第1の位置でパラメータの設定値の
微調整、第2の位置でこのパラメータの設定値の粗調整
が行われるようにすることができ、容易に目的とする設
定値が得られることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。図1は本発明の一実施例のパラ
メータ設定装置を示す要部断面図、図2は本実施例のパ
ラメータ設定装置を用いた電子楽器のブロック図、図3
は図2に示す電子楽器の楽器操作部の表面パネルを示す
図である。
施例について説明する。図1は本発明の一実施例のパラ
メータ設定装置を示す要部断面図、図2は本実施例のパ
ラメータ設定装置を用いた電子楽器のブロック図、図3
は図2に示す電子楽器の楽器操作部の表面パネルを示す
図である。
【0010】図1に示すパラメータ設定装置10は、表
面パネル12の裏面側に取り付けられており、表面パネ
ル12の表側にはノブ14が回転操作し易い位置に配置
されている。このパラメータ設定装置10には、回転軸
16の回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力する
エンコーダ20が備えられ、その回転軸16にはノブ1
4の脚部22が嵌め合わされており、ノブ14の回転と
共に回転軸16が回転する。また、ノブ14は通常の位
置(外力が加えられない位置)と、破線で示す位置24
(押されたときの位置)との間をバネ26によって移動
自在に取り付けられており、バネ26によって通常の位
置に付勢されている。さらに、このパラメータ設定装置
10にはアーム30を備えたスイッチ28が備えられて
おり、ノブ14が破線で示す位置24にきたときにアー
ム30が押されて、このアーム30が破線の位置32と
なる。スイッチ28は2本のケーブル34、36を介し
てエンコーダ20内部の図示しない内部回路と電気的に
接続されており、エンコーダ20からはノブ24の回転
位置もしくは回転量に応じた信号(以下これを「エンコ
ード信号」と呼ぶ)のほか、スイッチ28のアーム30
の位置を表わすオン/オフの信号が出力される。したが
って、そのノブ14の回転位置もしくは回転量が同じで
あってもノブ14を押さないで回転させたか押して回転
させたかを区別することができ、エンコード信号を、例
えば音量の粗調整と微調整を意味する信号に区別するこ
とができ、音量の粗調整と微調整を行う際にこの1台の
パラメータ設定装置10が2台のパラメータ設定装置と
同等の働きをすることとなる。
面パネル12の裏面側に取り付けられており、表面パネ
ル12の表側にはノブ14が回転操作し易い位置に配置
されている。このパラメータ設定装置10には、回転軸
16の回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力する
エンコーダ20が備えられ、その回転軸16にはノブ1
4の脚部22が嵌め合わされており、ノブ14の回転と
共に回転軸16が回転する。また、ノブ14は通常の位
置(外力が加えられない位置)と、破線で示す位置24
(押されたときの位置)との間をバネ26によって移動
自在に取り付けられており、バネ26によって通常の位
置に付勢されている。さらに、このパラメータ設定装置
10にはアーム30を備えたスイッチ28が備えられて
おり、ノブ14が破線で示す位置24にきたときにアー
ム30が押されて、このアーム30が破線の位置32と
なる。スイッチ28は2本のケーブル34、36を介し
てエンコーダ20内部の図示しない内部回路と電気的に
接続されており、エンコーダ20からはノブ24の回転
位置もしくは回転量に応じた信号(以下これを「エンコ
ード信号」と呼ぶ)のほか、スイッチ28のアーム30
の位置を表わすオン/オフの信号が出力される。したが
って、そのノブ14の回転位置もしくは回転量が同じで
あってもノブ14を押さないで回転させたか押して回転
させたかを区別することができ、エンコード信号を、例
えば音量の粗調整と微調整を意味する信号に区別するこ
とができ、音量の粗調整と微調整を行う際にこの1台の
パラメータ設定装置10が2台のパラメータ設定装置と
同等の働きをすることとなる。
【0011】なお、ロータリー・エンコーダ20は、広
く知られているように、回転軸16の回転を検出してこ
の回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力するもの
であり、光学式、機械式、磁気式のもの等がある。次
に、図2を参照して、上述のパラメータ設定装置10を
使用した電子楽器40について説明する。
く知られているように、回転軸16の回転を検出してこ
の回転位置もしくは回転量に応じた信号を出力するもの
であり、光学式、機械式、磁気式のもの等がある。次
に、図2を参照して、上述のパラメータ設定装置10を
使用した電子楽器40について説明する。
【0012】図2に示す電子楽器40は、メモリ42に
記憶されたパラメータに応じた特質の楽音がトーンジェ
ネレータ44で発生されるが、その制御がMIDIによ
って行われるものである。メモリ42には楽音の音量、
音色、基準ピッチ等のパラメータが記憶されている。こ
の電子楽器40は、上述のメモリ42、トーンジェネレ
ータ44の他、図1に示したパラメータ設定装置10
(図1参照)を備えた楽器操作部46、楽器制御部48
などの各部で構成されている。
記憶されたパラメータに応じた特質の楽音がトーンジェ
ネレータ44で発生されるが、その制御がMIDIによ
って行われるものである。メモリ42には楽音の音量、
音色、基準ピッチ等のパラメータが記憶されている。こ
の電子楽器40は、上述のメモリ42、トーンジェネレ
ータ44の他、図1に示したパラメータ設定装置10
(図1参照)を備えた楽器操作部46、楽器制御部48
などの各部で構成されている。
【0013】楽器操作部46は、使用者が操作して音
量、音色などのパラメータやその設定値の変更を行うた
めのものである。楽器制御部48には、CPU、シリア
ル・インターフェイス、入出力ポート、タイマ等が備え
られ、楽器操作部46の状態変移の監視と、この状態変
移に対応する処理が行われると共に、後述する表示部5
0に状態を表示する信号を出力する。また、MIDIデ
ータ受信用コネクタ66から入力されたデータを読み、
発音データのときはトーンジェネレータに楽音の生成を
指示する信号を出力する等、MIDI受信用コネクタ6
6からのデータに対応した処理も行われる。
量、音色などのパラメータやその設定値の変更を行うた
めのものである。楽器制御部48には、CPU、シリア
ル・インターフェイス、入出力ポート、タイマ等が備え
られ、楽器操作部46の状態変移の監視と、この状態変
移に対応する処理が行われると共に、後述する表示部5
0に状態を表示する信号を出力する。また、MIDIデ
ータ受信用コネクタ66から入力されたデータを読み、
発音データのときはトーンジェネレータに楽音の生成を
指示する信号を出力する等、MIDI受信用コネクタ6
6からのデータに対応した処理も行われる。
【0014】表示部50では、音色名や設定値等の表示
が行われる。トーンジェネレータ44では、楽音制御部
48から出力される発音、消音情報、音量、ピッチ情報
等を表わす信号に基づいてデジタル楽音データが生成さ
れる。D/A変換器54では、トーンジェネレータ44
で生成されたデジタル楽音データがアナログの電圧値に
変換される。
が行われる。トーンジェネレータ44では、楽音制御部
48から出力される発音、消音情報、音量、ピッチ情報
等を表わす信号に基づいてデジタル楽音データが生成さ
れる。D/A変換器54では、トーンジェネレータ44
で生成されたデジタル楽音データがアナログの電圧値に
変換される。
【0015】LPF56では、可聴帯域外の不要な高調
波信号が除去される。増幅器58では、スピーカ60に
より放音できる状態になるまで信号が増幅される。アッ
テネータ62は、主に外部の増幅器等に出力信号を入力
するときの整合をとるためのものである。
波信号が除去される。増幅器58では、スピーカ60に
より放音できる状態になるまで信号が増幅される。アッ
テネータ62は、主に外部の増幅器等に出力信号を入力
するときの整合をとるためのものである。
【0016】次に、図2に示す電子楽器40の楽器操作
部46の表面パネルについて、図3を参照して説明す
る。図3に示すようにこの表面パネル64には、MID
Iデータ受信用コネクタ66、表示部50、ノブ14、
パラメータ切替ボタン68、スピーカ60が順に配列さ
れている。パラメータ切替ボタン68で切替えられるパ
ラメータには、例えば、音量、音色、音色名、基準ピッ
チ、高域トーン・コントロール、低域トーン・コントロ
ール、アッテネート・レベルなどがある。表示部50に
は、パラメータ切替ボタン68で切替えられたパラメー
タの現在の状態が表示されており、このパラメータの設
定値は、例えばノブ14を押さずに右に回転させたとき
は現在の設定値から+1ずつ変化し、左に回転させたと
きは−1ずつ変化して、ノブ14を押しながら右に回転
させたときは現在の設定値から+10ずつ変化し、左に
回転させたときは−10ずつ変化するように構成されて
いる。このようにこの電子楽器40では、パラメータ設
定値の微調整と粗調整とが、1つのパラメータ設定装置
10のノブ14を回転させることにより行われるため、
値を大きく変更する際にノブを何度も回転させなければ
ならないという煩わしさがない。
部46の表面パネルについて、図3を参照して説明す
る。図3に示すようにこの表面パネル64には、MID
Iデータ受信用コネクタ66、表示部50、ノブ14、
パラメータ切替ボタン68、スピーカ60が順に配列さ
れている。パラメータ切替ボタン68で切替えられるパ
ラメータには、例えば、音量、音色、音色名、基準ピッ
チ、高域トーン・コントロール、低域トーン・コントロ
ール、アッテネート・レベルなどがある。表示部50に
は、パラメータ切替ボタン68で切替えられたパラメー
タの現在の状態が表示されており、このパラメータの設
定値は、例えばノブ14を押さずに右に回転させたとき
は現在の設定値から+1ずつ変化し、左に回転させたと
きは−1ずつ変化して、ノブ14を押しながら右に回転
させたときは現在の設定値から+10ずつ変化し、左に
回転させたときは−10ずつ変化するように構成されて
いる。このようにこの電子楽器40では、パラメータ設
定値の微調整と粗調整とが、1つのパラメータ設定装置
10のノブ14を回転させることにより行われるため、
値を大きく変更する際にノブを何度も回転させなければ
ならないという煩わしさがない。
【0017】次に、図2に示す電子楽器40のパラメー
タの設定値の変更等を行う種々の例を、図4から図15
に示すフローチャートを参照して説明する。図示しない
メインルーチンでは、パラメータ設定装置10から出力
されるパルス信号が監視され、パルス信号が1つ検出さ
れる毎に各図に示すフローの動作が開始される。尚ここ
ではロータリー・エンコーダ20からは、ノブ14が所
定の微小角回転される毎にパルス信号が出力されるもの
とする。
タの設定値の変更等を行う種々の例を、図4から図15
に示すフローチャートを参照して説明する。図示しない
メインルーチンでは、パラメータ設定装置10から出力
されるパルス信号が監視され、パルス信号が1つ検出さ
れる毎に各図に示すフローの動作が開始される。尚ここ
ではロータリー・エンコーダ20からは、ノブ14が所
定の微小角回転される毎にパルス信号が出力されるもの
とする。
【0018】図4は、ノブを押さないで回転させたとき
に所定のパラメータの設定値Xの微調整が行われ、ノブ
を押しながら回転させたときにはこの設定値Xの粗調整
が行われるように構成した場合のフローチャートであ
る。ノブが右に所定量だけ回転されこれにより、パルス
信号が1つ生成されると、このルーチンが1回実行さ
れ、先ずステップ101でノブが押されているか否かが
判定される。ノブが押されていたときはステップ102
に進み設定値Xが「10」変更される。ノブが押されて
いないときはステップ103に進み設定値Xは「1」だ
け変更される。次にステップ104に進み設定値Xが、
予め定められた最大値を越えたか否かが判定される。越
えているときはステップ105に進み設定値Xは予め定
められた最大値とされ、ステップ106に進みトーンジ
ェネレータにその値が反映される。設定値Xが最大値を
越えていないときはそのままステップ106に進み、そ
の設定値がトーンジェネレータに反映される。ステップ
107では変更された設定値が表示に反映されて、設定
値の変更が終了する。パラメータを例えば音量とする
と、これらの処理により、微調整と粗調整とを組み合わ
せて容易に目的とする音量を得ることができることとな
る。尚ここではノブ14が右に回転される場合について
説明したが、左に回転した場合はXの値が「10」ずつ
あるいは「1」ずつデクリメントされることはもちろん
である。このときの処理は図4の説明から自明であるた
め、ここでは左回転についてのフローチャートの図示及
び詳細説明は省略する。以下の各図の説明においても同
様である。
に所定のパラメータの設定値Xの微調整が行われ、ノブ
を押しながら回転させたときにはこの設定値Xの粗調整
が行われるように構成した場合のフローチャートであ
る。ノブが右に所定量だけ回転されこれにより、パルス
信号が1つ生成されると、このルーチンが1回実行さ
れ、先ずステップ101でノブが押されているか否かが
判定される。ノブが押されていたときはステップ102
に進み設定値Xが「10」変更される。ノブが押されて
いないときはステップ103に進み設定値Xは「1」だ
け変更される。次にステップ104に進み設定値Xが、
予め定められた最大値を越えたか否かが判定される。越
えているときはステップ105に進み設定値Xは予め定
められた最大値とされ、ステップ106に進みトーンジ
ェネレータにその値が反映される。設定値Xが最大値を
越えていないときはそのままステップ106に進み、そ
の設定値がトーンジェネレータに反映される。ステップ
107では変更された設定値が表示に反映されて、設定
値の変更が終了する。パラメータを例えば音量とする
と、これらの処理により、微調整と粗調整とを組み合わ
せて容易に目的とする音量を得ることができることとな
る。尚ここではノブ14が右に回転される場合について
説明したが、左に回転した場合はXの値が「10」ずつ
あるいは「1」ずつデクリメントされることはもちろん
である。このときの処理は図4の説明から自明であるた
め、ここでは左回転についてのフローチャートの図示及
び詳細説明は省略する。以下の各図の説明においても同
様である。
【0019】図5は、ノブを押して回転させるときには
所定のパラメータの設定値Xの微調整が行われ、ノブを
押さないで回転させるときにはこの設定値Xの粗調整が
行われるように構成したときのフローチャートである。
まず、ノブが右に回転されると、ステップ111でノブ
が押されているか否かが判定される。ノブが押されてい
るときはステップ112に進み設定値Xは「1」変更さ
れる。ノブが押されていないときはステップ113に進
み設定値Xは「10」変更される。次にステップ114
に進み設定値Xが、予め定められた最大値を越えたか否
かが判定される。越えているときはステップ115に進
み設定値Xは予め定められた最大値とされ、ステップ1
16に進みトーンジェネレータにその値が反映される。
設定値Xが最大値を越えていないときはそのままステッ
プ116に進み、その設定値がトーンジェネレータに反
映される。ステップ117では変更された設定値が表示
に反映されて、設定値の変更が終了する。
所定のパラメータの設定値Xの微調整が行われ、ノブを
押さないで回転させるときにはこの設定値Xの粗調整が
行われるように構成したときのフローチャートである。
まず、ノブが右に回転されると、ステップ111でノブ
が押されているか否かが判定される。ノブが押されてい
るときはステップ112に進み設定値Xは「1」変更さ
れる。ノブが押されていないときはステップ113に進
み設定値Xは「10」変更される。次にステップ114
に進み設定値Xが、予め定められた最大値を越えたか否
かが判定される。越えているときはステップ115に進
み設定値Xは予め定められた最大値とされ、ステップ1
16に進みトーンジェネレータにその値が反映される。
設定値Xが最大値を越えていないときはそのままステッ
プ116に進み、その設定値がトーンジェネレータに反
映される。ステップ117では変更された設定値が表示
に反映されて、設定値の変更が終了する。
【0020】図6は、予め記憶された多数の値の中から
設定値を選択するように構成したときのフローチャート
である。尚この記憶された値は、予め固定的に記憶させ
ておいてもよく、ユーザが必要に応じて書き換え得るよ
うに構成してもよい。ここではバッファBuf(i)
(i=1、2、3、…)にそれぞれ値1、5、7、1
0、20、30、…が予め格納されている。ここで、ま
ず、ノブが右に回転されると、ステップ121でノブが
押されているか否かが判定される。ノブが押されている
ときはステップ122に進み値iが「10」変更され
る。ノブが押されていないときはステップ123に進み
この値iは「1」だけ変更される。次にステップ124
に進みこの値iが予めメモリに記憶された値を越えたか
否かが判定される。越えているときはステップ125に
進み値iが最大値に変更される。値iが最大値を越えて
いないときはそのままステップ126に進む。ステップ
126ではiをアドレスとしたBuf(i)の値が設定
値として選択される。ステップ127では設定値Xがト
ーンジェネレータに反映される。ステップ128では変
更された設定値が表示に反映されて、設定値の変更が終
了する。
設定値を選択するように構成したときのフローチャート
である。尚この記憶された値は、予め固定的に記憶させ
ておいてもよく、ユーザが必要に応じて書き換え得るよ
うに構成してもよい。ここではバッファBuf(i)
(i=1、2、3、…)にそれぞれ値1、5、7、1
0、20、30、…が予め格納されている。ここで、ま
ず、ノブが右に回転されると、ステップ121でノブが
押されているか否かが判定される。ノブが押されている
ときはステップ122に進み値iが「10」変更され
る。ノブが押されていないときはステップ123に進み
この値iは「1」だけ変更される。次にステップ124
に進みこの値iが予めメモリに記憶された値を越えたか
否かが判定される。越えているときはステップ125に
進み値iが最大値に変更される。値iが最大値を越えて
いないときはそのままステップ126に進む。ステップ
126ではiをアドレスとしたBuf(i)の値が設定
値として選択される。ステップ127では設定値Xがト
ーンジェネレータに反映される。ステップ128では変
更された設定値が表示に反映されて、設定値の変更が終
了する。
【0021】図7は、ノブを押しながら回転させた場合
とノブを押さずに回転させた場合で設定値Xが互いに異
なる変化関数に従って変化するように構成したときのフ
ローチャートである。ここでは、ノブが押されていると
きの変化関数はF(i)=i、押されていないときの変
化関数はG(i)=i2 /2である。ノブが右に回転さ
れると、ステップ141に進み値iが「1」だけインク
リメントされ、ステップ142でノブが押されているか
否かが判定される。ノブが押されているときはステップ
143に進み設定値XがX=F(i)に従って変更され
る。次にステップ144に進み、設定値Xが、予め定め
られた最大値を越えたか否かが判定される。越えている
ときはステップ145に進み設定値X及びiがそれぞれ
各最大値に変更されてステップ146にてトーンジェネ
レータに反映され、越えていないときはそのままステッ
プ146に進み、その設定値Xがトーンジェネレータに
反映されて、ステップ147で表示され設定値の変更が
終了する。ノブが押されていないときはステップ148
に進み設定値XはX=G(i)に従って変更される。次
にステップ149に進み、設定値Xが、予め定められた
最大値を越えたか否かが判定される。越えているときは
ステップ150に進み設定値X及びiがそれぞれ各最大
値に変更されてステップ146にてトーンジェネレータ
に反映され、越えていないときはそのままステップ14
6に進み、その設定値Xがトーンジェネレータに反映さ
れて、ステップ147で表示され設定値Xの変更が終了
する。
とノブを押さずに回転させた場合で設定値Xが互いに異
なる変化関数に従って変化するように構成したときのフ
ローチャートである。ここでは、ノブが押されていると
きの変化関数はF(i)=i、押されていないときの変
化関数はG(i)=i2 /2である。ノブが右に回転さ
れると、ステップ141に進み値iが「1」だけインク
リメントされ、ステップ142でノブが押されているか
否かが判定される。ノブが押されているときはステップ
143に進み設定値XがX=F(i)に従って変更され
る。次にステップ144に進み、設定値Xが、予め定め
られた最大値を越えたか否かが判定される。越えている
ときはステップ145に進み設定値X及びiがそれぞれ
各最大値に変更されてステップ146にてトーンジェネ
レータに反映され、越えていないときはそのままステッ
プ146に進み、その設定値Xがトーンジェネレータに
反映されて、ステップ147で表示され設定値の変更が
終了する。ノブが押されていないときはステップ148
に進み設定値XはX=G(i)に従って変更される。次
にステップ149に進み、設定値Xが、予め定められた
最大値を越えたか否かが判定される。越えているときは
ステップ150に進み設定値X及びiがそれぞれ各最大
値に変更されてステップ146にてトーンジェネレータ
に反映され、越えていないときはそのままステップ14
6に進み、その設定値Xがトーンジェネレータに反映さ
れて、ステップ147で表示され設定値Xの変更が終了
する。
【0022】図8は、ノブが押されたときと押されない
ときとでは、変化量iの極性が変化するように構成した
ときのフローチャートである。ノブが押されているとき
は「−」、押されていないときは「+」とされる。ノブ
が右に回転されると、ステップ151においてiが
「1」だけインクリメントされ、ステップ152でノブ
が押されているか否かが判定される。ノブが押されてい
るときはステップ153に進み設定値XはX=−iとさ
れる。次にステップ154に進み、設定値Xが、予め定
められた最小値より小さいか否かが判定される。小さい
ときはステップ155に進み設定値Xが最小値に変更さ
れて、かつiが最小値−Xに変更されてステップ156
に進み、最小値より大きいときはそのままステップ15
6に進み、その設定値がトーンジェネレータに反映され
て、ステップ157で表示され設定値の変更が終了す
る。一方、ノブが押されていないときはステップ158
に進み設定値XはX=+iとされる。次にステップ15
9に進み、設定値Xが、予め定められた最大値を越えた
か否かが判定される。越えているときはステップ160
に進み設定値Xが最大値に変更され、かつiが最大値X
に変更されてステップ156に進み、越えていないとき
はそのままステップ156に進み、その設定値がトーン
ジェネレータに反映されてステップ157で表示され、
設定値の変更が終了する。
ときとでは、変化量iの極性が変化するように構成した
ときのフローチャートである。ノブが押されているとき
は「−」、押されていないときは「+」とされる。ノブ
が右に回転されると、ステップ151においてiが
「1」だけインクリメントされ、ステップ152でノブ
が押されているか否かが判定される。ノブが押されてい
るときはステップ153に進み設定値XはX=−iとさ
れる。次にステップ154に進み、設定値Xが、予め定
められた最小値より小さいか否かが判定される。小さい
ときはステップ155に進み設定値Xが最小値に変更さ
れて、かつiが最小値−Xに変更されてステップ156
に進み、最小値より大きいときはそのままステップ15
6に進み、その設定値がトーンジェネレータに反映され
て、ステップ157で表示され設定値の変更が終了す
る。一方、ノブが押されていないときはステップ158
に進み設定値XはX=+iとされる。次にステップ15
9に進み、設定値Xが、予め定められた最大値を越えた
か否かが判定される。越えているときはステップ160
に進み設定値Xが最大値に変更され、かつiが最大値X
に変更されてステップ156に進み、越えていないとき
はそのままステップ156に進み、その設定値がトーン
ジェネレータに反映されてステップ157で表示され、
設定値の変更が終了する。
【0023】図9は、文字パラメータの設定を行うとき
に、ノブを押さない状態で小文字の設定、ノブを押した
状態で大文字の設定を行うように構成したときのフロー
チャートである。まず、ノブが右に回転されるとステッ
プ171で文字が変更され、ステップ172でノブが押
されているか否かが判定される。ノブが押されていると
きはステップ173に進み設定文字は「大文字」とされ
る。ノブが押されていないときはステップ174に進み
設定文字は「小文字」とされる。次にステップ175に
進み設定文字数が最大文字数を越えたか否かが判定され
る。越えているときはステップ176に進み設定文字数
は最大文字数までとされる。設定文字数が最大文字数値
を越えていないときはそのままステップ177に進み、
その設定文字がトーンジェネレータに反映される。ステ
ップ178では変更された設定文字が表示に反映され
て、設定文字の変更が終了する。なお、ここでは押して
回した時に大文字を押さずに回した時に小文字を設定す
るようにしたが逆でもよい。また設定する文字はアルフ
ァベットに限らず、例えば押して回した時にカタカナを
押さずに回した時にひらがなを設定するようにしてもよ
い。
に、ノブを押さない状態で小文字の設定、ノブを押した
状態で大文字の設定を行うように構成したときのフロー
チャートである。まず、ノブが右に回転されるとステッ
プ171で文字が変更され、ステップ172でノブが押
されているか否かが判定される。ノブが押されていると
きはステップ173に進み設定文字は「大文字」とされ
る。ノブが押されていないときはステップ174に進み
設定文字は「小文字」とされる。次にステップ175に
進み設定文字数が最大文字数を越えたか否かが判定され
る。越えているときはステップ176に進み設定文字数
は最大文字数までとされる。設定文字数が最大文字数値
を越えていないときはそのままステップ177に進み、
その設定文字がトーンジェネレータに反映される。ステ
ップ178では変更された設定文字が表示に反映され
て、設定文字の変更が終了する。なお、ここでは押して
回した時に大文字を押さずに回した時に小文字を設定す
るようにしたが逆でもよい。また設定する文字はアルフ
ァベットに限らず、例えば押して回した時にカタカナを
押さずに回した時にひらがなを設定するようにしてもよ
い。
【0024】図10は、ノブを押さないで回転させても
設定値は変化せず、ノブを押しながら回転させた場合に
限り設定値の変更が行われるように構成したときのフロ
ーチャートである。まず、ノブが右に回転されてステッ
プ181でノブが押されているか否かが判定される。ノ
ブが押されているときはステップ182に進み設定値X
が1だけインクリメントされる。ステップ183では設
定値Xが最大値を越えたか否かが判定され、越えている
ときはステップ184において予め定められた最大値が
設定値Xとされる。ステップ185ではその設定値Xが
トーンジェネレータに反映され、ステップ186で表示
され設定値の変更が終了する。ノブが押されていないと
きはノブを回転させても設定値の変更は行われない。こ
の処理のように、ノブを押さないと設定値の変更ができ
ないようにして、誤操作防止のためにパラメータ設定装
置を利用することもできる。
設定値は変化せず、ノブを押しながら回転させた場合に
限り設定値の変更が行われるように構成したときのフロ
ーチャートである。まず、ノブが右に回転されてステッ
プ181でノブが押されているか否かが判定される。ノ
ブが押されているときはステップ182に進み設定値X
が1だけインクリメントされる。ステップ183では設
定値Xが最大値を越えたか否かが判定され、越えている
ときはステップ184において予め定められた最大値が
設定値Xとされる。ステップ185ではその設定値Xが
トーンジェネレータに反映され、ステップ186で表示
され設定値の変更が終了する。ノブが押されていないと
きはノブを回転させても設定値の変更は行われない。こ
の処理のように、ノブを押さないと設定値の変更ができ
ないようにして、誤操作防止のためにパラメータ設定装
置を利用することもできる。
【0025】図11は、ノブを押さないで回転させたと
きと、ノブを押しながら回転させたときとでは、互いに
異なるパラメータ(例えば、xとyの座標)の変更が行
われるように構成した場合のフローチャートである。ノ
ブが押されているときのxの変化関数はx=F(i)、
押されていないときのyの変化関数はy=G(i)とさ
れている。ノブが右に回転されると、ステップ191に
進み変化量iが「1」だけインクリメントされ、ステッ
プ192でノブが押されているか否かが判定される。ノ
ブが押されているときはステップ193に進み設定値x
がx=F(i)に従って変更される。次にステップ19
4に進み、設定値xが、予め定められた最大値を越えた
か否かが判定される。越えているときはステップ195
に進み設定値x及びiがそれぞれ各最大値に変更されて
ステップ196にてトーンジェネレータに反映され、越
えていないときはそのままステップ196に進み、その
設定値がトーンジェネレータに反映されて、ステップ1
97で表示され設定値の変更が終了する。ノブが押され
ていないときはステップ198に進み設定値yがy=G
(i)に従って変更される。次にステップ199に進
み、設定値yが、予め定められた最大値を越えたか否か
が判定される。越えているときはステップ200に進み
設定値y及びiがそれぞれ各最大値に変更されてステッ
プ196にてトーンジェネレータに反映され、越えてい
ないときはそのままステップ196に進み、その設定値
がトーンジェネレータに反映されて、ステップ197で
表示され設定値の変更が終了する。これらの処理によ
り、2つのパラメ−タの設定値の変更が1台のロータリ
・エンコーダで行われることとなる。
きと、ノブを押しながら回転させたときとでは、互いに
異なるパラメータ(例えば、xとyの座標)の変更が行
われるように構成した場合のフローチャートである。ノ
ブが押されているときのxの変化関数はx=F(i)、
押されていないときのyの変化関数はy=G(i)とさ
れている。ノブが右に回転されると、ステップ191に
進み変化量iが「1」だけインクリメントされ、ステッ
プ192でノブが押されているか否かが判定される。ノ
ブが押されているときはステップ193に進み設定値x
がx=F(i)に従って変更される。次にステップ19
4に進み、設定値xが、予め定められた最大値を越えた
か否かが判定される。越えているときはステップ195
に進み設定値x及びiがそれぞれ各最大値に変更されて
ステップ196にてトーンジェネレータに反映され、越
えていないときはそのままステップ196に進み、その
設定値がトーンジェネレータに反映されて、ステップ1
97で表示され設定値の変更が終了する。ノブが押され
ていないときはステップ198に進み設定値yがy=G
(i)に従って変更される。次にステップ199に進
み、設定値yが、予め定められた最大値を越えたか否か
が判定される。越えているときはステップ200に進み
設定値y及びiがそれぞれ各最大値に変更されてステッ
プ196にてトーンジェネレータに反映され、越えてい
ないときはそのままステップ196に進み、その設定値
がトーンジェネレータに反映されて、ステップ197で
表示され設定値の変更が終了する。これらの処理によ
り、2つのパラメ−タの設定値の変更が1台のロータリ
・エンコーダで行われることとなる。
【0026】図12は、ノブを押さないで回転させたと
きにパラメータが選択され、ノブを押しながら回転させ
たときにこの選択されたパラメータの設定値が変更され
るように構成した場合のフローチャートである。ここで
はパラメータに付した番号をj、各パラメータjとして
設定すべき設定値をX[j]、メモリのアドレスをi、
該メモリのアドレスiに予め記憶された値をF[i]と
表記する。
きにパラメータが選択され、ノブを押しながら回転させ
たときにこの選択されたパラメータの設定値が変更され
るように構成した場合のフローチャートである。ここで
はパラメータに付した番号をj、各パラメータjとして
設定すべき設定値をX[j]、メモリのアドレスをi、
該メモリのアドレスiに予め記憶された値をF[i]と
表記する。
【0027】ノブが右に回転されると、先ずステップ2
11においてノブが押されているか否かが判定される。
ノブが押されていない場合はステップ212に進み、パ
ラメータ番号jがインクリメントされ、これにより異な
るパラメータが選択される。ステップ213においてj
が予め定められた最大値を越えたか否かが判定され、越
えていたときはステップ214においてそのパラメータ
番号jが最大値に変更された後、ステップ215におい
てその選択された番号jのパラメータが表示に反映され
る。
11においてノブが押されているか否かが判定される。
ノブが押されていない場合はステップ212に進み、パ
ラメータ番号jがインクリメントされ、これにより異な
るパラメータが選択される。ステップ213においてj
が予め定められた最大値を越えたか否かが判定され、越
えていたときはステップ214においてそのパラメータ
番号jが最大値に変更された後、ステップ215におい
てその選択された番号jのパラメータが表示に反映され
る。
【0028】一方、ステップ211においてノブが押さ
れていると判定されたときはステップ216に進み、メ
モリのアドレスiが1だけインクリメントされ、その後
ステップ217においてそのインクリメントされたアド
レスiに格納されている値F(i)が読み出され、この
値F(i)が現在選択されているパラメータjの設定値
X[j]とされる。ステップ218において設定値X
[j]が最大値を越えたか否かが判定され、越えていた
ときはステップ219においてアドレスiおよび設定値
X[j]がそれぞれ各最大値に書き改められた後、ステ
ップ220に進んでパラメータjの設定値X[j]がト
ーン・ジェネレーターに反映され、ステップ215にお
いて表示に反映される。
れていると判定されたときはステップ216に進み、メ
モリのアドレスiが1だけインクリメントされ、その後
ステップ217においてそのインクリメントされたアド
レスiに格納されている値F(i)が読み出され、この
値F(i)が現在選択されているパラメータjの設定値
X[j]とされる。ステップ218において設定値X
[j]が最大値を越えたか否かが判定され、越えていた
ときはステップ219においてアドレスiおよび設定値
X[j]がそれぞれ各最大値に書き改められた後、ステ
ップ220に進んでパラメータjの設定値X[j]がト
ーン・ジェネレーターに反映され、ステップ215にお
いて表示に反映される。
【0029】図13は、ノブを押さないで回転させると
パラメータ設定範囲の先頭(L1)が設定され、ノブを
押しながら回転させるとパラメータ設定範囲の終端(L
2)が設定されるように構成した場合のフローチャート
である。ここで、パラメータの設定範囲とは、例えば、
連続する複数周期の楽音波形の中から所望の範囲の波形
を切り出す場合の切り出し波形の先頭と終端などであ
る。ノブが右に回転されると、ステップ231でノブが
押されているか否かが判定さる。ノブが押されていない
ときはステップ236に進み先頭の値L1が「1」イン
クリメントされる。次にステップ237に進み、先頭の
値L1が、予め定められた最大値を越えたか否かが判定
される。越えているときはステップ238に進み設定さ
れた先頭の値L1が最大値に変更される。またこの先頭
の値L1を設定しているときは先頭の値L1が終端の値
L2を越さないようにステップ239において終端の値
L2は先頭の値L1と同一値とされる。その後この先頭
の値L1および先頭の値L1と同一値とされた終端の値
L2はステップ235で表示される。ステップ231に
おいてノブが押されていると判定されたときはステップ
232に進み終端の値L2が「1」インクリメントされ
る。次にステップ233に進み、終端の値L2が、予め
定められた最大値を越えたか否かが判定される。越えて
いるときはステップ234に進み設定された終端の値L
2が最大値に変更されて、ステップ235でその最大値
が表示される。越えていないときはそのままステップ2
35に進んで表示さる。
パラメータ設定範囲の先頭(L1)が設定され、ノブを
押しながら回転させるとパラメータ設定範囲の終端(L
2)が設定されるように構成した場合のフローチャート
である。ここで、パラメータの設定範囲とは、例えば、
連続する複数周期の楽音波形の中から所望の範囲の波形
を切り出す場合の切り出し波形の先頭と終端などであ
る。ノブが右に回転されると、ステップ231でノブが
押されているか否かが判定さる。ノブが押されていない
ときはステップ236に進み先頭の値L1が「1」イン
クリメントされる。次にステップ237に進み、先頭の
値L1が、予め定められた最大値を越えたか否かが判定
される。越えているときはステップ238に進み設定さ
れた先頭の値L1が最大値に変更される。またこの先頭
の値L1を設定しているときは先頭の値L1が終端の値
L2を越さないようにステップ239において終端の値
L2は先頭の値L1と同一値とされる。その後この先頭
の値L1および先頭の値L1と同一値とされた終端の値
L2はステップ235で表示される。ステップ231に
おいてノブが押されていると判定されたときはステップ
232に進み終端の値L2が「1」インクリメントされ
る。次にステップ233に進み、終端の値L2が、予め
定められた最大値を越えたか否かが判定される。越えて
いるときはステップ234に進み設定された終端の値L
2が最大値に変更されて、ステップ235でその最大値
が表示される。越えていないときはそのままステップ2
35に進んで表示さる。
【0030】図14は、ノブを押さないで回転させると
設定値の変更だけが行われ、ノブを押しながら回転させ
ると設定値の変更と共にこの変更された設定値でテスト
用の発音が行われるように構成した場合のフローチャー
トである。ノブが右に回転されると、ステップ241に
おいて値iが「1」だけインクリメントされ、ステップ
242に進み、この値iが、予め定められた最大値を越
えたか否かが判定される。越えていないときはそのま
ま、越えているときはステップ243に進み値iが最大
値に変更された後、ステップ244にて設定値XがX=
F(i)に従って決定され、ステップ245に進みその
設定値がトーンジェネレータに反映され、ステップ24
6にて表示に反映される。次に、ステップ247に進み
ノブが押されているか否かが判定される。ノブが押され
ていないときはそのまま設定値の変更処理が終了し、ノ
ブが押されているときは設定変更後の状態でテスト用の
発音が行われる。
設定値の変更だけが行われ、ノブを押しながら回転させ
ると設定値の変更と共にこの変更された設定値でテスト
用の発音が行われるように構成した場合のフローチャー
トである。ノブが右に回転されると、ステップ241に
おいて値iが「1」だけインクリメントされ、ステップ
242に進み、この値iが、予め定められた最大値を越
えたか否かが判定される。越えていないときはそのま
ま、越えているときはステップ243に進み値iが最大
値に変更された後、ステップ244にて設定値XがX=
F(i)に従って決定され、ステップ245に進みその
設定値がトーンジェネレータに反映され、ステップ24
6にて表示に反映される。次に、ステップ247に進み
ノブが押されているか否かが判定される。ノブが押され
ていないときはそのまま設定値の変更処理が終了し、ノ
ブが押されているときは設定変更後の状態でテスト用の
発音が行われる。
【0031】以上説明した各実施例では、ノブを押すよ
うにしたが、ノブを引く構成としてもよいことはもちろ
んである。
うにしたが、ノブを引く構成としてもよいことはもちろ
んである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパラメー
タ設定装置は、ノブが第1の位置にあるか第2の位置に
あるかに応じて、ノブの回転位置もしくは回転量に応じ
て出力される信号の意味が互いに異なるように構成され
ているため、1台のパラメータ設定装置で、2台分の働
きが行われる。したがって、例えば第1の位置でパラメ
ータの設定値の微調整、第2の位置でこのパラメータの
設定値の粗調整が行われるようにすることができ、容易
に目的とする設定値が得られることとなる。
タ設定装置は、ノブが第1の位置にあるか第2の位置に
あるかに応じて、ノブの回転位置もしくは回転量に応じ
て出力される信号の意味が互いに異なるように構成され
ているため、1台のパラメータ設定装置で、2台分の働
きが行われる。したがって、例えば第1の位置でパラメ
ータの設定値の微調整、第2の位置でこのパラメータの
設定値の粗調整が行われるようにすることができ、容易
に目的とする設定値が得られることとなる。
【図1】本発明の一実施例のパラメータ設定装置を示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】図1に示すパラメータ設定装置を用いた電子楽
器のブロック図である。
器のブロック図である。
【図3】図2に示す電子楽器の楽器操作部の表面パネル
を示す図である。
を示す図である。
【図4】ノブを押さないで回転させたときに所定のパラ
メータの設定値の微調整が行われ、ノブを押しながら回
転させたときにはこの設定値の粗調整が行われるように
構成したときのフローチャートである。
メータの設定値の微調整が行われ、ノブを押しながら回
転させたときにはこの設定値の粗調整が行われるように
構成したときのフローチャートである。
【図5】ノブを押して回転させたときには所定のパラメ
ータの設定値の微調整が行われ、ノブを押さないで回転
させたときにはこの設定値の粗調整が行われるように構
成したときのフローチャートである。
ータの設定値の微調整が行われ、ノブを押さないで回転
させたときにはこの設定値の粗調整が行われるように構
成したときのフローチャートである。
【図6】予め記憶された多数の値の中から設定値を選択
するように構成したときのフローチャートである。
するように構成したときのフローチャートである。
【図7】ノブを押しながら回転させた場合とノブを押さ
ずに回転させた場合で設定値Xが互いに異なる変化関数
に従って変化するように構成したときのフローチャート
である。
ずに回転させた場合で設定値Xが互いに異なる変化関数
に従って変化するように構成したときのフローチャート
である。
【図8】ノブが押されたときと押されないときとでは、
変化量の極性が変化するように構成したときのフローチ
ャートである。
変化量の極性が変化するように構成したときのフローチ
ャートである。
【図9】文字パラメータの設定を行うときに、ノブを押
さない状態で小文字の設定、ノブを押した状態で大文字
の設定を行うように構成したときのフローチャートであ
る。
さない状態で小文字の設定、ノブを押した状態で大文字
の設定を行うように構成したときのフローチャートであ
る。
【図10】ノブを押さないで回転させても設定値は変化
せず、ノブを押しながら回転させた場合に限り設定値の
変更が行われるように構成したときのフローチャートで
ある。
せず、ノブを押しながら回転させた場合に限り設定値の
変更が行われるように構成したときのフローチャートで
ある。
【図11】ノブを押さないで回転させたときと、ノブを
押しながら回転させたときとでは、互いに異なるパラメ
ータの変更が行われるように構成した場合のフローチャ
ートである。
押しながら回転させたときとでは、互いに異なるパラメ
ータの変更が行われるように構成した場合のフローチャ
ートである。
【図12】ノブを押さないで回転させたときにパラメー
タが選択され、ノブを押しながら回転させたときにこの
選択されたパラメータの設定値が変更されるように構成
した場合のフローチャートである。
タが選択され、ノブを押しながら回転させたときにこの
選択されたパラメータの設定値が変更されるように構成
した場合のフローチャートである。
【図13】ノブを押さないで回転させるとパラメータ設
定範囲の先頭が設定され、ノブを押しながら回転させる
とパラメータ設定範囲の終端が設定されるように構成し
た場合のフローチャートである。
定範囲の先頭が設定され、ノブを押しながら回転させる
とパラメータ設定範囲の終端が設定されるように構成し
た場合のフローチャートである。
【図14】ノブを押さないで回転させると設定値の変更
だけが行われ、ノブを押しながら回転させると設定値の
変更と共にこの変更された設定値でテスト用の発音が行
われるように構成した場合のフローチャートである。
だけが行われ、ノブを押しながら回転させると設定値の
変更と共にこの変更された設定値でテスト用の発音が行
われるように構成した場合のフローチャートである。
10 パラメータ設定装置 12 表面パネル 14 ノブ 16 回転軸 20 エンコーダ 22 脚部 24 ノブが押されたときの位置 26 バネ 28 スイッチ 30 アーム 32 ノブによって押されたアームの位置 34、36 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01H 25/06 H01H 25/06 B (56)参考文献 特開 昭60−43732(JP,A) 特開 平5−100673(JP,A) 実開 昭58−195937(JP,U) 実開 昭55−144394(JP,U) 実開 昭59−25122(JP,U) 実開 昭60−145496(JP,U) 特公 平2−1315(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 1/24 G06F 3/023 340 G10H 1/18 G10H 1/32 H01H 19/00 H01H 25/06
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位
置と第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブ
と、該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出
力するロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設
定用操作子、および前記ロータリー・エンコーダからの
出力信号を文字に対応づけるとともに、前記ノブが前記
第1の位置にあるか前記第2の位置にあるかに応じて、
同一文字に関して文字種類の異なる文字に対応づける文
字対応付手段を備えたことを特徴とする電子楽器のパラ
メータ設定装置。 - 【請求項2】 回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位
置と第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブ
と、該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出
力するロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設
定用操作子、および前記ロータリー・エンコーダからの
出力信号を、前記ノブが第1の位置にある場合には、該
ロータリー・エンコーダからの出力を、設定しようとす
るパラメータの種類に対応させ、該ノブが第2の位置に
ある場合には、該ロータリー・エンコーダからの出力
を、該ノブが第1の位置にあるときに選択したパラメー
タに対する設定値に対応させる設定対象対応付手段を備
えたことを特徴とする電子楽器のパラメータ設定装置。 - 【請求項3】 回転軸に、該回転軸の軸方向の第1の位
置と第2の位置との間を移動自在に取り付けられたノブ
と、該ノブの回転位置もしくは回転量に応じた信号を出
力するロータリー・エンコーダとを備えたパラメータ設
定用操作子、外部から楽音発音指示信号を入力する入力
手段、前記ロータリー・エンコーダからの出力信号を、
外部から楽音発音指示信号が入力された際に発音する楽
音に関するパラメータの設定値に対応づける設定値対応
付手段、および前記入力手段から楽音発音指示信号が入
力された場合に楽音を発音し、前記入力手段から楽音発
音指示信号が入力された場合以外にも、前記ノブが第1
の位置にある状態で前記設定値対応付手段によりパラメ
ータの設定値が変更された場合に変更後の設定値に応じ
た楽音を発音する楽音発音手段を備えたことを特徴とす
る電子楽器のパラメータ設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054983A JP2777348B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 電子楽器のパラメータ設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054983A JP2777348B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 電子楽器のパラメータ設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292767A JPH08292767A (ja) | 1996-11-05 |
JP2777348B2 true JP2777348B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=12985893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8054983A Expired - Fee Related JP2777348B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 電子楽器のパラメータ設定装置 |
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Country | Link |
---|---|
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JP4918789B2 (ja) * | 2006-01-23 | 2012-04-18 | ヤマハ株式会社 | パラメータ設定装置及びプログラム |
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-
1996
- 1996-03-12 JP JP8054983A patent/JP2777348B2/ja not_active Expired - Fee Related
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