JP4811468B2 - 電子機器及びディジタルスチルカメラ - Google Patents

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本発明は電子機器に関し、特に電子機器のHMI(Human Machine Interface)に関する。
従来、十字キーを操作してカーソルを上下左右に移動させることにより、画面表示された機能から任意の機能を選択し、選択した機能に応じた処理を実行する電子機器が知られている(例えば特許文献1、2参照)。十字キーは、1つの操作子で多数の機能を選択できることから、多くの電子機器で用いられている。
特開平11−327721号公報 特表2002−512755号公報
本発明は、十字キーに代わる操作性のよいHMIの操作子を備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、メニューが表示される画面を有する表示部と、回転軸周りに回転または揺動可能であり、前記回転軸方向に異なる複数のポジションに移動可能な操作子と、前記操作子の回転軸方向のポジションを前記画面に表示するインジケータと、前記操作子の回転軸方向のポジションに応じて変わる選択可能な機能から前記操作子の回転または揺動に応じて選択される機能に応じた処理を実行する処理部と、を備える。操作子の回転軸方向のポジションを移動すると選択可能な機能を変えられるため、ユーザは1つの操作子で多数の機能を選択できる。またユーザは、インジケータが表示する操作子の回転軸方向のポジションを確認することにより、操作子の回転軸方向のポジションを容易に認識できる。例えば、操作子の回転軸方向の各ポジションの間隔が小さいために操作子を直接見て確認することが困難な場合であっても、操作子の回転軸方向のポジションを容易に認識できる。
さらに本発明に係る電子機器では、前記処理部は、前記選択可能な機能を前記操作子の回転軸方向のポジションに応じて前記画面に表示する。ユーザは、画面に表示される選択可能な機能を確認することにより、操作子の回転軸方向のポジションにおいて選択可能な機能の内容を認識することができる。
さらに本発明に係る電子機器では、前記インジケータは、前記操作子のポジションと前記選択可能な機能を互いに近接する位置に表示する。画面上で操作子の回転軸方向のポジションと選択可能な機能とが近接して表示されるため、操作子の回転軸方向のポジションと選択可能な機能とを同時に把握することができる。
さらに本発明に係る電子機器は、前記処理部は、アクセス可能な画像データが表す画像を前記操作子のポジションと前記選択可能な機能に重ならない前記画面の領域に表示する。操作子のポジションと選択可能な機能が画像に重ならないため、ユーザは画像全体を視認しながら、操作子の回転軸方向のポジション及び選択可能な機能を把握することができる。
さらに本発明に係る電子機器は、前記インジケータは、前記画面の前記操作子に近い方の領域に前記操作子のポジションを表示する。画面の前記操作子に近い方の領域に操作子のポジションが表示されるため、インジケータが操作子のポジションを表示していることを想起しやすい。
さらに本発明に係る電子機器は、前記インジケータは、前記操作子の回転軸方向のポジションに応じて前記選択可能な機能が変化しないときは、前記操作子のポジションを表示しない。ユーザは、インジケータによる操作子の回転軸方向のポジションの表示がないことを確認することにより、実際に操作子を回転軸方向に移動させて操作子の回転軸方向の各ポジションにおいて選択可能な機能を確かめなくても、操作子の回転軸方向のポジションを移動する操作が無意味であることを認識できる。
本発明の一実施例に係る画面を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るブロック図である。 本発明の一実施例に係る平面図である。 本発明の一実施例に係る模式図である。 本発明の一実施例に係る模式図である。 本発明の一実施例に係る模式図である。 本発明の一実施例に係る模式図である。 本発明の一実施例に係る模式図である。 本発明の一実施例に係る模式図である。 本発明の一実施例に係る画面を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画面を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画面を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画面を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を示す実施例を図に基づいて説明する。
図2は、本発明に係る電子機器の一実施例としてのディジタルスチルカメラ(DSC)10のハードウェア構成を示すブロック図である。
光学系12は、レンズ、絞り等で構成され、イメージセンサ13の受光面に被写体の光学像を結像させる。
イメージセンサ13は、2次元空間に離散的に配置された画素とCCD(Charge Coupled Device)等の電荷転送素子とを備えたエリアイメージセンサである。イメージセンサ13は、光学系12により結像される光学像を光電変換して得られる電荷を画素毎に一定時間蓄積し、画素毎の受光量に応じた電気信号を出力する。イメージセンサ13は、受光面にC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)及びG(Green)の4色の補色フィルタ、またはR(Red)、G(Green)及びB(Blue)の原色フィルタを設けることによりカラー画像情報を取り込むことが可能である。
A/D変換部(ADC)14は、イメージセンサ13から出力される電気信号を量子化してディジタル信号に変換する。
ディジタル画像処理部15は、ADC14から出力されたディジタル信号に対し、画像形成処理、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、色空間変換等を施し、各画素についてR、G、Bの階調値や、Y、Cb、Crの階調値などを表す画像データを作成する。
圧縮・伸張部16は、作成された画像データを圧縮、又は圧縮された画像データを伸張する。具体的には例えば圧縮・伸張部16は、作成された画像データを国際規格である非可逆圧縮方式のJPEG形式の画像データに圧縮する。尚、圧縮・伸張部16における圧縮方式は、データの切り捨てを伴わない可逆圧縮方式でもよいし、TIFF形式等の圧縮を行わない方式でもよい。また圧縮・伸張部16は、ADC14から出力されたディジタル信号に対して画像処理をせず、ADC14からの出力をそのまま取り出したデータ(Raw形式の画像データ)を記憶部30に送出してもよい。
制御部20は、CPU21、フラッシュメモリ22、ワークメモリ23を備える。制御部20は、特許請求の範囲に記載された処理部及びインジケータとして機能する。CPU21はフラッシュメモリ22に記憶されている各種のプログラムを実行することでDSC10の全体を制御する。フラッシュメモリ22は、各種のプログラムやデータなどを記憶するメモリである。フラッシュメモリ22に記憶する各種のプログラムやデータは所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして記憶してもよいし、リムーバブルメモリ31等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して記憶してもよい。ワークメモリ23は、プログラムやデータを一時的に記憶するためのメモリである。
記憶部30は、リムーバブルメモリ31を接続するためのカードスロット、メモリコントローラなどを備える。記憶部30は制御部20によって制御され、圧縮・伸張部16で圧縮された画像データをリムーバブルメモリ31の所定の領域に格納する。また、記憶部30は制御部20によって制御され、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像データの読み込みも行う。
電源部36は、電池37および制御回路などを備え、各部に電気的に接続されている。電池37は各部に電力を供給する。
次に、図3に基づいてDSC10の外観について説明する。
巻き上げレバー40によって巻き上げ操作を行うことで、メカニカルシャッターを撮影動作可能にするためのシャッターチャージを行うことができる。この操作により、シャッターボタン43が押下可能になる。
シャッターボタン43はダイヤルスイッチ42の中央部に設置されている。シャッターボタン43が押下されると、図示しないシャッタスクリーンが所定時間だけ開口し、被写体の光学像がイメージセンサ13により取り込まれる。
ダイヤルスイッチ42は、シャッタースピードや撮像条件の種類などを選択するためのスイッチである。
ダイヤルスイッチ42に近接して設置されている針式の表示装置44の外周は回転式ダイヤルになっており、露出補正を−2EV〜+2EVまで1/3EV刻みで設定可能である。表示装置44の内周側には、撮影可能な残り画像数、複数のホワイトバランスの補正モード及び複数の圧縮率が表記されている。ホワイトバランスの補正モードとしては、”オートモード”、”デイライト(太陽光)”、”曇天”、”白熱灯”、”日陰”、”蛍光灯”、”水銀灯”等の補正モードがある。圧縮率としては、例えばJPEG形式による画像データの圧縮率を高圧縮率、中圧縮率、低圧縮率等の圧縮率から選択できる。尚、表示装置44の内周側に表示されている項目のうち現在選択されている項目は、指針によって示されている。
表示部としてのLCD50は、ディスプレイコントローラ52(図2参照)によって制御され、撮影済みのディジタル画像の再生表示や各種の設定メニューなどを表示する。ディスプレイコントローラ52は、LCD50の一画面分の表示用データを格納するためのフレームバッファと、フレームバッファに格納された表示用データに基づいてLCD50を駆動するための表示回路とを備える。尚、ワークメモリ23の所定の領域をフレームバッファとして利用してもよい。
LCD50の右側には、LCDボタン53、MENUボタン54、ENTERボタン55、CANCELボタン56が設置されている。各ボタンとジョグダイヤル60とを組み合わせて操作することにより、DSC10の種々の機能を選択できる。
光学ファインダ58は、ユーザが撮影対象を視認するために使用される。
操作子としてのジョグダイヤル60は、図3(B)に示す矢印X、Y方向に回転可能であり、ジョグダイヤル60の回転軸方向である図3(A)に示す矢印X、Y方向に移動可能である。つまりジョグダイヤル60は、ホームポジションである下ポジション(図4(A)参照)と、下ポジションからジョグダイヤル60を上に引き上げた上ポジション(図4(B)参照)とに位置を変更可能であり、上下ポジションにおいて回転可能である。ジョグダイヤル60の回転軸周りの回転角度、及び回転軸方向の上下ポジションは、図示しないセンサにより検出される。尚、図5および図6に示すように、上ポジションにおいて、ジョグダイヤル60がDSC10の上面から突出しないようにしてもよい。また、図7に示すようにジョグダイヤル60は、DSC10の側面に配置され、右ポジションと左ポジションとに移動できるように構成されてもよい。また、ジョグダイヤル60は、上中下のポジションのように3つ以上のポジションに移動できるように構成されてもよい。
図8は、DSC10の機能モードの遷移を表す模式図である。図9は再生モード110における機能モードの遷移を表す模式図である。
電源オフ状態100で電源スイッチ47を電源オン側に回転させると、撮影モード102に移行する。撮影モード102においてLCDボタン53が押されると、再生モード110に移行する。撮影モード102または再生モード110においてDSC10の操作を行わず所定の節電移行時間設定に達すると、スリープモード104に移行する。スリープモード104において、電源スイッチ47をオフすると電源オフ状態100に移行し、LCDボタン53をオンすると再生モード110に移行し、シャッターボタン43を押すと撮影モード102に移行する。再生モード110においてMENUボタン54が押されると、メインメニュー130に移行してLCD50にメニューが表示される。
再生モード110は、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像をLCD50に表示するモードである。図9に示すように、再生モード110においてジョグダイヤル60が下ポジションにある場合は「コマ送り/戻し」モード112であり、ジョグダイヤル60が上ポジションにある場合は「情報読み出し」モード113である。「コマ送り/戻し」モード112でジョグダイヤル60を回転させると、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像が所定の順序で選択され、選択された画像がLCD50に表示される。「情報読み出し」モード113では、選択されている画像について表示する詳細情報をジョグダイヤル60の回転に応じて変更することができる。
図1は、「コマ送り/戻し」モード112におけるLCD50の画面を示す模式図である。図10、図11及び図12は、「情報読み出し」モード113におけるLCD50の画面を示す模式図である。
「コマ送り/戻し」モード112及び「情報読み出し」モード113では、ポジションマーク301、302がLCD50の画面下端に位置する所定幅の領域320に表示され、領域320の上方の領域にリムーバブルメモリ31に記憶されている画像が表示される。また、「コマ送り/戻し」モード112及び「情報読み出し」モード113では、「情報読み出し」モード113で選択した表示モードに応じた画像の詳細情報が画像に重畳して表示される。「情報読み出し」モード113で選択可能な表示モードについては後述する。
ポジションマーク301、302は特許請求の範囲に記載のインジケータに相当する。ポジションマーク301、302は、画面内でジョグダイヤル60の実装位置に近い左端部に表示される。ジョグダイヤル60の実装位置とポジションマーク301、302の表示位置とが近いため、ポジションマーク301、302がジョグダイヤル60のポジションを表示していることは想起され易い。ポジションマーク301、302は、上下に配置された2つの円から構成されており、ジョグダイヤル60の軸方向のポジションに応じて変化する。尚、ジョグダイヤル60の軸方向のポジションを、LCD50の画面近傍に設けるLEDなどで構成されるインジケータで表示してもよい。また、ポジションマーク301、302を画面の左上部に表示してもよい。
ジョグダイヤル60が下ポジションにある「コマ送り/戻し」モード112では、図1に示すように、下に配置されている円が上に配置されている円よりも目立つポジションマーク301が表示される。具体的には例えば、下の円を上の円よりも大きくし、領域320の背景が黒色のときは、上に配置されている円の内部を灰色で塗りつぶし、下に配置されている円の内部を緑色で塗りつぶす。尚、ジョグダイヤル60が下ポジションにあることを表すマークは、下側に頂点のある三角形「▽」等の1つの図形でもよいし、「下」等の文字でもよい。
ジョグダイヤル60が下ポジションにある「コマ送り/戻し」モード112では、領域320のポジションマーク301の右隣にアイコン311が表示される。アイコン311は、画面表示対象の画像を切り換える機能を表している。尚、アイコン311に代えて、文字や記号で画面表示対象の画像を切り換える機能を表示してもよい。
ユーザは、ポジションマーク301を確認することにより、ジョグダイヤル60が下ポジションにあることを容易に確認することができる。特にDSC10の使用環境が暗いために操作子を直接見て確認することが困難な場合であっても、LCD50がオン状態であれば操作子の回転軸方向のポジションを容易に認識できる。またユーザは、アイコン311を確認することにより、画像データを表す画像の順次コマ送り又はコマ戻しが可能であることを容易に認識できる。
ジョグダイヤル60が上ポジションにある「情報読み出し」モード113では、ジョグダイヤル60を回転させると、選択されている画像について表示される詳細情報が切り替わる。「情報読み出し」モード113では、図11及び図12に示すように、上に配置されている円が下に配置されている円よりも目立つポジションマーク302が表示される。具体的には例えば、上の円を下の円よりも大きくし、領域320の背景が黒色のときは、下に配置されている円の内部を灰色で塗りつぶし、上に配置されている円の内部を緑色で塗りつぶす。尚、ジョグダイヤル60が上ポジションにあることを表すマークは、上側に頂点のある三角形「△」等の1つの図形でもよいし、「上」等の文字でもよい。
ジョグダイヤル60が上ポジションにある「情報読み出し」モード113では、ポジションマーク302の右隣にアイコン312が表示される。アイコン312は、画面に表示する画像の詳細情報を切り換える機能を表している。尚、文字又は記号によって、画面に表示する画像の詳細情報を切り替え可能であることを標示してもよい。
「情報読み出し」モード113は、ジョグダイヤル60の回転角度に応じて選択される標準表示114、簡易情報表示116、ヒストグラム表示118、ハイライト表示120、詳細情報表示122、GUI非表示124、及び4分割表示126の複数の表示モードの総称である。任意の表示モードでジョグダイヤル60を下ポジションに移動させると、直前の表示モードに応じた詳細情報が表示される「コマ送り/戻し」モード112に移行する。
以下、ジョグダイヤル60が上ポジションにあるときに選択可能な各表示モードについて説明する。
標準表示114では、図10(A)に示すように、LCD50の右端の領域に「画像番号/総画像数」200が表示される。簡易情報表示116では、図10(B)に示すように、ファイル番号と撮影クオリティとを表す文字列202、ファイルの削除が禁止されているか否かを表すマーク204、及び撮影日時206が表示される。ヒストグラム表示118では、図10(C)に示すように、ヒストグラム220が表示される。ハイライト表示120では、図11(A)に示すように、白飛びしている領域が画像上に明示される。図11(A)では白飛びしている領域をハッチングで表している。詳細情報表示122では、図11(B)に示すように、ファイル番号と撮影クオリティとを表す文字列202、ファイル保護がされているか否かを表すマーク204、撮影日時206、ファイル名208、シャッタースピード210、ホワイトバランスの補正モード212、解像度214、ISO感度216、及びフィルム設定218が表示される。GUI非表示124では、図12(A)に示すように、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像が全画面表示され、その他の情報は一切表示されない。4分割表示126では、図12(B)に示すように、そのとき選択されている画像の画像番号を始めとする連続する4つの画像番号の画像が4分割表示される。4分割表示126でジョグダイヤル60を回転させると、現在選択されている画像の枠が強調される。
次に、メインメニュー130におけるジョグダイヤル60の操作について説明する。メインメニュー130の操作中はジョグダイヤル60が上ポジションにあっても下ポジションにあっても選択可能な機能が変化しない。
メインメニュー130では、ジョグダイヤル60を回転させるとジョグダイヤル60の上下ポジションに係わらず、削除モード132、ロックモード134、拡大モード136、印刷モード138、スライドショーモード140及びカメラ設定モード142のいずれかを選択できる。メインメニュー130では、図13に示すように、選択されているモードに対応するアイコン500、502、504、506、508、510が強調表示される。ジョグダイヤル60の上下ポジションで選択可能な機能に変化のないメインメニュー130では、ジョグダイヤル60の軸方向のポジションがLCD50に表示されない。ユーザは、再生モード110で表示されるポジションマーク301、302がLCD50の領域320の左隅の領域に表示されていないことを確認することにより、ジョグダイヤル60の上下のポジションがメインメニュー130の操作に無関係であることを認識することができる。
以下、メインメニュー130の各モードの機能を簡単に説明する。
削除モード132は、リムーバブルメモリ31から画像データを削除するか否かを決定するモードである。ロックモード134は、リムーバブルメモリ31からの画像データの削除を禁止するか否を決定するモードである。拡大モード136は、画像を拡大表示又は縮小表示するモードである。印刷モード138は、表示している画像を印刷するか否かを決定するモードである。スライドショーモード140は、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像データを表す画像を自動的に順次コマ送り表示するモードである。カメラ設定モード142は、白黒表示またはカラー表示、彩度、コントラスト等を設定するモードである。以上説明したメインメニュー130の各モードにおけるさらに詳細な機能選択は、ジョグダイヤル60を含め各種ボタンとの組み合わせで行う。
以上説明した本発明の一実施例に係るDSC10によると、ジョグダイヤル60を上下のポジションに移動すると選択可能な機能を変えることができるため、ユーザはジョグダイヤル60の操作で多数の機能から所望の機能を選択できる。
またユーザは、ポジションマーク301、302を確認することにより、操作子の回転軸方向のポジションを容易に認識できる。
また、ユーザは、アイコン311、アイコン312等を確認することにより、ジョグダイヤル60の上下のポジションにおいて選択可能な機能の内容を認識することができる。例えばアイコン311が確認できれば、ユーザは画像の順次コマ送りまたはコマ戻し表示が可能であることを認識できる。アイコン312が確認できれば、画像データの詳細情報の表示が可能であることを認識できる。
また、ポジションマーク301、302とアイコン311、312が互いに近接して表示されるため、LCD50の画面上でジョグダイヤル60の上下のポジションと選択可能な機能とを同時に把握することができる。
また、リムーバブルメモリ31に記録された画像が表示される領域と、ポジションマーク301、302、アイコン311、312等が表示される領域320とが重ならないため、ユーザは画像全体を視認しながら、ジョグダイヤル60の上下のポジション及び選択可能な機能を把握することができる。
また、ポジションマーク301、302は、領域320のジョグダイヤル60の実装位置に近い領域320の左端に表示されるため、ポジションマーク301、302がジョグダイヤル60のポジションを表示していることを想起しやすい。
また、ユーザは、領域320の左端にポジションマーク301、302が表示されていないことを確認することにより、実際にジョグダイヤル60を回転軸方向に回転させてジョグダイヤル60の上下のポジションにおいて選択可能な機能を確かめなくても、ジョグダイヤル60の上下のポジションを移動する操作が無意味であることを認識できる。
以上の実施例では、電子機器としてDSC10を例示して説明したが、テレビ受像機とそのコントローラ、音楽再生装置本体とそのコントローラなどで構成される電子機器のHMIに本発明を適用してもよい。具体的には例えば、テレビ受像機のリモートコントローラに回転軸方向に移動可能なジョグダイヤル60を備え、ジョグダイヤル60の回転軸方向のポジションをテレビ受像機の画面に表示してもよい。
10…ディジタルスチルカメラ(電子機器)、20…制御部(インジケータ、処理部)50、LCD(表示部)、60…ジョグダイヤル(操作子)、301,302…ポジションマーク(インジケータ)。

Claims (5)

  1. 互いに異なる複数のポジションに移動可能な操作子と、
    前記操作子のポジションに応じて選択可能な機能が変化する第1のモードと、
    前記操作子のポジションに応じて選択可能な機能が変化しない第2のモードと、
    選択可能な機能から選択された機能に応じた処理を実行する処理部と、
    前記第1のモードでは前記操作子のポジションを表示し、前記第2のモードでは前記操作子のポジションを表示しないインジケータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 互いに異なる複数のポジションに移動可能な操作子と、
    前記操作子がどのポジションであるかに応じて異なる機能が選択可能な第1のモードと、
    前記操作子がどのポジションであっても同じ機能が選択可能な第2のモードと、
    選択可能な機能の中から前記操作子の操作に基づいて選択された機能に応じた処理を実行する処理部と、
    前記第1のモードでは前記操作子のポジションを表示し、前記第2のモードでは前記操作子のポジションを表示しないインジケータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 回転軸周りに回転または揺動可能であり、前記回転軸方向に異なる複数のポジションに移動可能な操作子と、
    前記操作子の回転軸方向のポジションを表示するインジケータと、
    前記操作子の回転軸方向のポジションに応じて変わる選択可能な機能から選択された機能に応じた処理を実行する処理部と、
    を備え、
    前記インジケータは、前記操作子の回転軸方向のポジションに応じて前記選択可能な機能が変化しないときは、前記操作子のポジションを表示しないことを特徴とする電子機器。
  4. 少なくとも、第1のポジションと前記第1のポジションと異なる第2のポジションとに移動可能な操作子と、
    前記操作子のポジションに応じて選択可能な機能が変化する第1のモードと、
    前記操作子のポジションに応じて選択可能な機能が変化しない第2のモードと、
    選択可能な機能から選択された機能に応じた処理を実行する処理部と、
    前記第1のモードでかつ前記操作子が前記第1のポジションにある場合に、前記操作子が前記第1のポジションにあることを示す第1の表示を行い、
    前記第1のモードでかつ前記操作子が前記第2のポジションにある場合に、前記操作子が前記第2のポジションにあることを示す第2の表示を行い、
    前記第2のモードでは、前記第1の表示も前記第2の表示も行わないインジケータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電子機器であって、前記電子機器はディジタルスチルカメラであることを特徴とするディジタルスチルカメラ。
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