JP2005128249A - ディジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 選択子の回転軸方向の各ポジションにおいて機能を選択するときに誤って他のポジションに移動することを防止し、1個の選択子で多機能で使いやすいGUIを実現するディジタルカメラを提供する。
【解決手段】 撮影対象の光学像をディジタル画像データとして記憶するディジタルカメラにおいて、回転または揺動可能な選択子であって、前記選択子の回転軸方向に異なる複数のポジションに移動し、各ポジションにおいて回転または揺動することにより前記ディジタルカメラの機能を選択する選択子を備え、前記複数ポジションのうち少なくとも一つのポジションにおいて、複数の機能を選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明はディジタルカメラに関する。
従来、ディジタルカメラの機能を決定する場合、特許文献1に示されているように、十字キーを用いてカーソルを上下左右に移動してLCD(Liquid Crystal Display)に表示された機能項目のいずれかを選択し、十字キー全体を押し込むことにより選択した機能項目を決定するディジタルカメラが知られている。
また、特許文献2に開示されているように、ジョグダイヤルを回転してズーム機能またはピント機能を操作するとともに、ジョグダイヤルを押し込むことによりシャッター機能を操作するディジタルカメラが知られている。
特開2001−177758号公報(図3) 特開2002−333660号公報
しかしながら、特許文献1では、機能項目を選択するために十字キーの上下左右を押し込む方向と、選択した機能項目を決定するために十字キー全体を押し込む方向とが同じであるため、機能項目の選択操作と選択した機能項目の決定操作とを十字キーで誤操作する恐れがある。
また、例えば外装がすべて金属で構成される高級感のあるディジタルカメラに十字キーを組み込むことは困難である。したがって、十字キーに代えて安価でGUI(Graphical User Interface)の機能に優れている操作キーが望まれる。
また特許文献2では、ジョグダイヤルを回転して操作する力がジョグダイヤルの回転軸と交差する方向に働くので、ジョグダイヤルを回転する操作により、ジョグダイヤルが押し込まれ、誤ってシャッター操作となる恐れがある。
また、ジョグダイヤルを回転して押すという操作だけでディジタルカメラの機能を選択するので、機能の選択自由度が低く、GUIの機能として不十分である。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、選択子の回転軸方向の各ポジションにおいて機能を選択するときに誤って他のポジションに移動することを防止し、1個の選択子で多機能で使いやすいGUIを実現するディジタルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るディジタルカメラは、撮影対象の光学像をディジタル画像データとして記憶するディジタルカメラにおいて、回転または揺動可能な選択子であって、前記選択子の回転軸方向に異なる複数のポジションに移動し、各ポジションにおいて回転または揺動することにより前記ディジタルカメラの機能を選択する選択子を備え、前記複数ポジションのうち少なくとも一つのポジションにおいて、複数の機能を選択することを特徴とする。回転軸方向の異なるポジションに変位し、各ポジションにおいて回転または揺動することにより、一つの選択子で多くの機能を選択できる。さらに、少なくとも一つのポジションにおいて、複数の機能を選択できる。回転軸方向と、回転軸方向の各ポジションにおいてディジタルカメラの機能を一つの選択子で選択できるので、ディジタルカメラの機能の選択の自由度が高く、多機能で使いやすいGUIを実現できる。
また、各ポジションで選択子を回転または揺動するときに、選択子を回転操作または揺動操作する力は回転軸と交差する向きに働くので、選択子を回転操作または揺動操作する力が、回転軸方向に異なる各ポジションに選択子を移動させる方向に働くことを防止できる。したがって、選択子の誤操作を防止できる。
また、回転軸方向に複数のポジションに移動し、各ポジションにおいて回転または揺動する選択子は金属で形成することが望ましい。このような選択子は、全ての外装を金属性にした高級感のあるディジタルカメラに好適である。
本発明に係るディジタルカメラでは、前記各ポジションにおいて選択される機能は、少なくとも他の一つのポジションにおいて選択される機能により制約されるか、あるいは少なくとも他の一つのポジションにおいて選択される機能を制約することを特徴とする。回転軸方向の異なるポジションに変位し、各ポジションにおいて回転または揺動することにより、一つの選択子で多くの機能を選択できる。このとき、各ポジションにおける機能が少なくとも他の一つのポジションにおいて選択される機能により制約されるか、あるいは制約するので、選択子の機械的な動きと選択子の機能の遷移とを関連づけやすい。
また、各ポジションで選択子を回転または揺動するときに、選択子を回転操作または揺動操作する力は回転軸と交差する向きに働くので、選択子を回転操作または揺動操作する力が、回転軸方向に異なる各ポジションに選択子を移動させる方向に働くことを防止できる。したがって、選択子の誤操作を防止できる。
また本発明に係るディジタルカメラは、前記各ポジションにおいて選択される機能は、前記回転軸方向に隣接するポジションにおいて選択される機能により制約されるか、あるいは前記回転軸方向に隣接するポジションにおいて選択される機能を制約することを特徴とする。互いに関連する機能が回転軸方向に隣接するポジションに存在しているので、選択子の操作の連続性と、機能の関連の連続性とが対応している。したがって、選択子の操作に伴う機能の遷移をユーザが理解しやすい。
また本発明に係るディジタルカメラは、前記選択子の前記回転軸方向への動きを各ポジションで規制する規制手段を備えることを特徴とする。各ポジションで回転軸方向への選択子の動きを規制するので、ユーザが各ポジションに選択子を保持する力を加える必要がない。したがって、各ポジションにおいて回転または揺動により操作を決定する作業が容易である。
また本発明に係るディジタルカメラは、前記選択子をホームポジションに付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。付勢手段の付勢力により選択子が自動でホームポジションに戻るので、例えば機能項目を決定した後、選択子を手動でホームポジションに戻す必要がない。したがって、次の作業に速やかに移行できる。
以下、本発明の実施の形態を示す実施例を図に基づいて説明する。
図1に、本発明の一実施例に係るディジタルカメラとしてのディジタルスチルカメラ(以下、「ディジタルスチルカメラ」をDSCという)10の外観を示し、図2にDSC10のハードウェア構成のブロック図を示す。まず、DSC10のハードウェア構成について説明する。
図2に示す光学系12は、レンズ、絞り等で構成されている。光学系12はイメージセンサ13の受光面に被写体の光学像を結像させる。
イメージセンサ13は、2次元空間に離散的に配置された画素とCCD(Charge Coupled Device)等の電荷転送素子とを備えたエリアイメージセンサである。イメージセンサ13は、センサコントローラ17によって駆動される。イメージセンサ13は、光学系12により結像される光学像を光電変換して得られる電荷を画素毎に一定時間蓄積し、画素毎の受光量に応じた電気信号を出力する。イメージセンサ13は、受光面にC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)及びG(Green)の4色の補色フィルタ、またはR(Red)、G(Green)及びB(Blue)の原色フィルタを設けることによりカラー画像情報を取り込むことが可能である。
A/D変換部(ADC)14は、イメージセンサ13から出力される電気信号を量子化してディジタル信号に変換する。具体的には例えば、ADC14は、電気信号に含まれる雑音の低減処理、ゲインの調整による電気信号のレベル調整処理、量子化処理等を行い、少なくとも12bitの画像データを画素毎に出力する。
ディジタル画像処理部15は、ADC14から出力されたディジタル信号に対し、画像形成処理、ホワイトバランス補正、γ補正、色空間変換等を施し、各画素についてR、G、Bの階調値や、Y、Cb、Crの階調値などを表すディジタル画像を作成する。ここで画像形成処理とは、画素から出力された一色分の輝度情報を近傍の画素の異なる色の輝度情報で補間することにより画素毎にR、G、B又はY、Cb、Crの3つの階調値を持つディジタル画像を出力する処理のことをいう。ホワイトバランス補正とは、光源の種類によらず白い被写体が白く見えるように補正する処理のことをいう。一般にディジタルカメラでは、白い被写体を太陽光の下で撮像したときは白く見えても屋内の白熱灯による照明で撮像すると赤みがかって見える。このため、ホワイトバランス補正により白い被写体がディジタル画像上でも白く見えるように補正する。ホワイトバランスをどう補正するかは光源によって異なるため、DSC10は光源の種類をホワイトバランスとしてユーザに設定させ、設定された光源に応じた補正を行う。
撮像手段としての圧縮・伸張部16は、作成されたディジタル画像を圧縮、又は圧縮されたディジタル画像を伸張する。圧縮・伸張部16は、具体的には例えば国際規格である非可逆圧縮方式のJPEG形式や、データの切り捨てを伴わない可逆圧縮方式を用いた圧縮を行う。また、圧縮・伸張部16は圧縮を行わないTIFF形式のディジタル画像に変換することも可能に構成されている。TIFF形式の場合の圧縮率は「圧縮なし」ということになる。ADC14から出力されたディジタル信号に対し、画像処理をせずADC14からの出力をそのまま取り出しRaw形式のデータとして記憶部30に送出し、リムーバブルメモリ31に記憶させることも可能である。JPEG形式は圧縮率が可変であり、高圧縮率のときはデータ量を減らすことが可能であるが、ディジタル画像の画質は低下することになる。逆に低圧縮率のときは、圧縮後のディジタル画像のデータ量は高圧縮率のときに比べて大きいものの画質の低下を少なくすることができる。
制御部20は、CPU21、フラッシュメモリ22、ワークメモリ23を備える。CPU21はフラッシュメモリ22に記憶されているコンピュータプログラムを実行することでDSC10の全体を制御する。フラッシュメモリ22は、各種のプログラムやデータなどを記憶するメモリである。フラッシュメモリ22に記憶する各種のプログラムやデータは所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして記憶してもよいし、リムーバブルメモリ31等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して記憶してもよい。ワークメモリ23は、プログラムやデータを一時的に記憶するためのメモリである。
記憶部30は、リムーバブルメモリ31を接続するためのカードスロット、メモリコントローラなどを備える。記憶部30は制御部20によって制御され、圧縮・伸張部16で圧縮されたディジタル画像をリムーバブルメモリ31へ書き込むことによって記憶する。また、記憶部30は制御部20によって制御され、リムーバブルメモリ31に記憶されているディジタル画像の読み込みも行う。
電源部36は、電池37および制御回路などを備え、各部に電気的に接続されている。電池37は各部に電力を供給する。
次に、DSC10の外観について説明する。DSC10の外装は全て金属製である。
図1に示す巻き上げ上げレバー40は、銀塩カメラの操作性を継承するために設けられているものであり、巻き上げ上げレバー40によって巻き上げ操作を行うことで、メカニカルシャッターを撮影動作可能にするためのシャッターチャージを行うことによりシャッターボタン43が押下可能になるように構成されている。ダイヤルスイッチ42は、シャッタースピードや撮像条件の種類などを選択するためのスイッチである。シャッターボタン43はダイヤルスイッチ42の中央部に設置されている。
ダイヤルスイッチ42に隣接して設置されている針式の表示装置44の外周は回転式ダイヤルになっており、露出補正を−2EV〜+2EVまで1/3V刻みで設定可能である。表示装置44の内周側には、撮影可能な残り画像数、撮像条件としての複数のホワイトバランス及び撮像条件としての複数の圧縮率が表記され、更に、表示装置44の内周側に電池37の電池残量を表す電池残量目盛が表記されている。ホワイトバランスとは本実施例では光源の種類のことをいい、表示装置44の内周側に、光源の種類又は光源の種類をDSC10側で判定するオートモードを表す記号が表記されている。光源を、”オートモード”、”デイライト(太陽光)”、”曇天”、”白熱灯”、”日陰”、”蛍光灯”、”水銀灯”等の内から選択し、ディジタル画像に対してホワイトバランス補正を設定する。また、圧縮率として、Raw形式、TIFF形式、高圧縮率または低圧縮率のJPEG方式を選択する。このような表示装置44の内周側に表示されている項目のうち現在選択されている項目は指針によって示されている。SW(switch)レバー48を操作しながら後述するジョグダイヤル60を回すと、表示装置44の指針を動かし、選択項目を変更できる。切り替えスイッチ46は画角を切り換えるためのスイッチである。
尚、本実施例では撮像条件としてホワイトバランスや圧縮率を例に説明したが、ノーマル、ポートレート、風景、マクロなどの撮影モードに応じて光学像をディジタル画像に変換する場合は撮影モードを撮像条件としてもよい。
LCD50は、ディスプレイコントローラ52(図2参照)によって制御され、撮影済みのディジタル画像の再生表示や各種の設定メニューなどを表示する。
ディスプレイコントローラ52は、LCD50の一画面分のデータを格納するためのフレームバッファと、フレームバッファに格納されたデータに基づいてLCD50を駆動するための表示回路とを備える。
LCD50の右にLCDSW53、MENU(↑)SW54、ENTER(↓)SW55、CANCELSW56が設置されている。各SWと選択子としてのジョグダイヤル60とを組み合わせてDSC10の種々の機能を決定できる。光学ファインダ58はユーザが撮影対象を視認するために使用する。
ジョグダイヤル60は、図1の(B)に示す矢印X、Y方向に回転可能であり、ジョグダイヤル60の回転軸方向である図1の(A)に示す矢印X、Y方向に移動可能である。つまりジョグダイヤル60は、図3の(A)に示すホームポジションである下ポジションと、図3の(B)に示すように、下ポジションからジョグダイヤル60を上に引き上げた上ポジションとに位置を変更可能であり、図3に示す上下ポジションにおいて回転可能である。図3に示すジョグダイヤル60のポジションに対し、図4および図5に示すように、上ポジションにおいて、ジョグダイヤル60がDSC10の上面から突出しないようにしてもよい。
ジョグダイヤル60およびその周囲の構成を図6に示す。ジョグダイヤル60は連結部材62によりシャフト64と連結されている。回転軸としてのシャフト64は、ジョグダイヤル60と回転するとともに、シャフト64の長手方向である回転軸方向にジョグダイヤル60とともに移動する。シャフト64の上部には、環状溝65、66が形成されている。ジョグダイヤル60とともにシャフト64が回転軸方向に変位するとき、U字状のクリップ67が環状溝65、66に嵌合することにより、ジョグダイヤル60を操作するユーザは、ジョグダイヤル60が下ポジションまたは上ポジションに達したことを感知する。また、クリップ67は弾性を有するので、ジョグダイヤル60の上下ポジションでクリップ67が環状溝65または嵌合溝66に嵌合することにより、ジョグダイヤル60が回転軸方向に移動することを規制できる。つまり、環状溝65、66およびクリップ67は規制手段を構成している。
円筒カバー68はシャフト64に連結され、シャフト64とともに回転し、回転軸方向にシャフト64と移動する。円筒カバー68の外周壁にギア70、74が取り付けられている。ギア70、74は円筒カバー68とともに回転し、円筒カバー68とともに回転軸方向に移動する。
ジョグダイヤル60とともにギア70が回転するときにギア70が板ばね72と当接することにより、ジョグダイヤル60を回転操作するとき、ユーザはクリック感を得ることができる。
ギア70と同軸上に設置されたギア74の回転量はフォトインタラプタ76がギア74の歯数または欠歯数を検知することにより検出される。
リーフスイッチ(leaf switch)80は、ジョグダイヤル60とともに回転軸方向に移動するシャフト64によってオン、オフされ、ジョグダイヤル60が下ポジションにあるか、上ポジションにあるかを検出する。
次に、ジョグダイヤル60の操作に基づくDSC10の機能について説明する。図7、図8および図9はディジタル10の機能モードの遷移を示している。
撮像を行う場合、電源オフ状態100から電源スイッチ47によりDSC10の電源をオンにし撮影モード102に移行する。また、電源スイッチ47をオフすると、電源オフ状態100になる。一方、撮影モード102に移行してからLCDSW53をオンすると、再生モード110に移行する。撮影モード102または再生モード110においてDSC10の操作を行わず所定の節電移行時間設定に達すると、スリープモード104に移行し、LCD50の表示を停止する。スリープモード104において、電源スイッチ47をオフすると電源オフ状態100に移行し、LCDSW53をオンすると再生モード110に移行し、シャッターボタン43を押すと撮影モード102に移行する。
再生モード110においてMENU(↑)SW54を押すと、メインメニュー130に移行してLCD50にメニューの表示が行われる。また、メインメニュー130においてCANCELSW56を押すと再生モード110に移行する。
再生モード110は、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像をLCD50に表示し、画像再生を行うモードである。
再生モード110でジョグダイヤル60が下ポジションにある場合は、コマ送り/戻しモード112である。ジョグダイヤル60の上下ポジションは、リーフスイッチ80により検出する。コマ送り/戻しモード112でジョグダイヤル60を回転すると、リムーバブルメモリ31に記憶されている画像が標準表示で順次コマ送り、またはコマ戻しされる。図9の(A)に示すように、標準表示ではリムーバブルメモリ31に記憶した総画像数と、現在表示している画像番号である画像番号/総画像数200が表示される。
再生モード110においてジョグダイヤル60を下ポジションから上ポジションに押し上げジョグダイヤル60を回転すると、現在表示されている画像について図8に示すように、LCD50に表示するモードを標準表示114、簡易情報表示116、ヒストグラム表示118、ハイライト表示120、詳細情報表示122、GUI非表示124、4分割表示126の中から選択し各種情報をオーバレイして表示できる。
図9の(A)に示すように、標準表示114には、画像に加え、画像番号/総画像数200が表示される。
図9の(B)に示すように、簡易情報表示116には、画像に加え、現在の画像番号/総画像数200、ファイル番号+撮影クオリティ202、ファイル保護204、撮影日時206が表示される。
図9の(C)に示すように、ヒストグラム表示118には、画像に加え、現在の画像番号/総画像数200とヒストグラム220が表示される。
ハイライト表示120は、図10の(A)では明瞭ではないが、白飛びしている箇所を画像上に表示する。
図10の(B)に示すように、詳細情報表示122には、画像に加え、現在の画像番号/総画像数200、ファイル番号+撮影クオリティ202、ファイル保護204、撮影日時206、ファイル番号208、シャッタースピード210、ホワイトバランス(WB)212、解像度214、ISO感度216、フィルム設定218が表示される。
GUI非表示124は画像のみを表示する。もちろん、各種情報表示状態でジョグダイヤル60を下ポジションにして回転すると、画像がコマ送りされて個々の画像内容により情報内容も変化する。
図10の(C)に示すように、4分割表示126は、現在の画像番号を始めとして、連続する4つの番号の画像を4分割表示する。4分割表示126でジョグダイヤル60を回転すると、現在選択されている画像の枠が強調される。
再生モード110においてジョグダイヤル60を押し下げ下ポジションにすると、選択されていた画像を標準表示114で表示し、コマ送り/コマ戻しモード112に移行する。
次にメインメニュー130におけるジョグダイヤル60の操作について説明する。
メインメニュー130において、ジョグダイヤル60の上下ポジションに関わらずジョグダイヤル60を回転すると、メインメニュー130において、削除モード132、ロックモード134、拡大モード136、印刷モード138、スライドショーモード140、カメラ設定モード142に順次移行する。以下、各モードの機能を簡単に説明する。
削除モード132は、リムーバブルメモリ31から画像ファイルを削除するか否かを決定する。ロックモード134は、リムーバブルメモリ31からの画像ファイルの削除を禁止するか否を決定する。拡大モード136は、表示画像を拡大、縮小表示する。印刷モード138は、画像を印刷するか否かを決定する。スライドショーモード140は、画像を順次表示する。カメラ設定モード142は、撮影条件の内、画像の白黒またはカラー設定、彩度、またはコントラスト等を設定する。各モードにおけるさらに詳細な機能選択は、ジョグダイヤル60を含め各種SWとの組み合わせで行う。
ここで、例えばメインメニュー130の拡大モード136が選択された状態でENTER(↓)SW55を押すと、詳細な拡大モード150に移行する。詳細な拡大モード150においてCANCELSW56を押すと、メインメニュー130に移行する。
図11に示すように、拡大モード150では、拡大モードであることを明示するために画面の左隅に拡大モードアイコン152を表示する。
拡大モード150においてジョグダイヤル60が下ポジションにある場合、ジョグダイヤル60の回転方向により、画像を拡大または縮小できる。
拡大モード150においてジョグダイヤル60が上ポジションにある場合、ジョグダイヤル60を回転すると、ジョグダイヤル60の回転方向により画像を右方向または左方向の水平方向にスクロールさせることができる。
また、拡大モード150において、MENU(↑)SW54を押す毎に画像は垂直方向上側に順次スクロール移動し、ENTER(↓)SW55を押す毎に画像は垂直方向下側に順次スクロール移動する。
以上説明した本発明の一実施例に係るDSC10によると、ジョグダイヤル60は回転軸方向において上下2個のポジションに移動可能であり、上下各ポジションにおいてDSC10の複数の機能を選択できる。ディジタルカメラの機能を選択子である一つのジョグダイヤル60で選択できるので、DSC10の機能の選択の自由度が高く、多機能で使いやすいGUIを実現できる。
また、ジョグダイヤル60は、上下ポジション同士で互いに関連するDSC10の機能を選択できる。例えば再生モード110では、ジョグダイヤル60の上ポジションで選択する機能は、下ポジションにおいて選択された機能である特定の画像に関するものであり、下ポジションにおいて選択された特定の画像に関する機能に制約される。また、拡大モード150では、上ポジションで画像の水平移動を選択し、下ポジションで画像の拡大、縮小を選択している。つまり、下ポジションで拡大、縮小する画像の水平位置は、上ポジションで選択された画像の水平位置に制約されている。このようにジョグダイヤル60を回転軸方向に移動し、上下ポジションの一方で選択された機能が他方で選択された機能を制約することにより、一つのジョグダイヤル60で多くの機能を選択できる。したがって、DSC10の機能を選択するスイッチ類を減少できる。
また、ジョグダイヤル60を回転する力は、ジョグダイヤル60の回転軸と交差する方向に働くので、ジョグダイヤル60を回転する力はジョグダイヤル60を回転軸に沿って移動させる力として働かない。したがって、上下ポジションの一方でジョグダイヤル60を回転するときに、誤って他方のポジションに移動する誤操作を防止できる。
(他の実施例)
上記実施例では、ジョグダイヤル60の回転軸方向の上下各ポジションにおいて複数の機能を選択できたが、少なくとも回転軸方向の一つのポジションにおいて複数の機能が選択できればよい。また、ジョグダイヤル60の上下ポジションでそれぞれ選択される機能は上下ポジションで独立した機能でもよい。つまり、上下ポジションの一方で選択された機能が他方で選択された機能を制約しなくてもよい。
また、上記実施例では、回転軸方向に異なる上下2個のポジションにジョグダイヤル60が変位可能としたが、回転軸方向に異なる3個以上の複数ポジションにジョグダイヤル60が変位可能としてもよい。この場合、ジョグダイヤル60のより自由な操作性が実現できる。例えば、図11に示す拡大モードにおいて、MENU(↑)SW54、ENTER(↓)SW55を用いず、ジョグダイヤル60だけで拡大/縮小、水平スクロール、垂直スクロールという操作も可能となる。また、ジョグダイヤル60が回転軸方向に異なる3個以上の複数ポジションに変位できる場合も上下2箇所のポジションに変位できる場合と同様に、少なくとも回転軸方向の一つのポジションにおいて複数の機能が選択できればよい。また各ポジションで選択する機能は、他の少なくとも一つのポジションで選択される機能に制約されてもよいし、それぞれ独立していてもよい。
上記実施例では、本発明の選択子として回転軸方向の異なるポジションに移動可能であり、各ポジションにおいて回転し、回転方向または回転角度等によりDSC10の機能を選択するジョグダイヤル60を採用した。これに対し、回転軸方向の各ポジションにおいて回転方向のホームポジションから一方向または両方向に揺動し、揺動回数または揺動方向によりDSCの機能を選択するジョグダイヤルを本発明の選択子としてもよい。
上記実施例では、クリップ67が環状溝65、66に嵌合することによりジョグダイヤル60の上下ポジションを保持したが、本発明では、ジョグダイヤル60を例えばホームポジションである下ポジション側に付勢するスプリング等の付勢手段を設け、ジョグダイヤル60の操作を停止すると、ジョグダイヤル60が自動的にホームポジションに戻るようにしてもよい。
上記実施例では、本発明のディジタルカメラをディジタルスチルカメラに適用したが、本発明のディジタルカメラをディジタルビデオカメラに適用してもよい。
(A)は本発明の一実施例によるDSCの背面図、(B)は(A)のB方向矢視図。 本実施例によるDSCのハードウェアブロック図。 本実施例によるジョグダイヤルのポジションを示す模式図であり、(A)は下ポジション、(B)は上ポジションである。 本実施例の変形例によるジョグダイヤルのポジションを示す模式図であり、(A)は下ポジション、(B)は上ポジションである。 本実施例の変形例によるジョグダイヤルのポジションを示す模式図であり、(A)は下ポジション、(B)は上ポジションである。 本実施例によるジョグダイヤルおよびその周囲を示す斜視図であり、(A)はジョグダイヤルを装着した状態、(B)はジョグダイヤルを除いた状態、(C)はシャフトを示している。 本実施例の機能モードの遷移を示すフロー。 本実施例の再生モードにおける機能を示すフロー。 再生モードにおける各種表示状態を示す説明図。 再生モードにおける各種表示状態を示す説明図。 本実施例の拡大モードにおける機能を示すフロー。
符号の説明
10 ディジタルスチルカメラ(ディジタルカメラ)、50 LCD、60 ジョグダイヤル(選択子)、64、65 環状溝(規制手段)、67 クリップ(規制手段)

Claims (5)

  1. 撮影対象の光学像をディジタル画像データとして記憶するディジタルカメラにおいて、
    回転または揺動可能な選択子であって、前記選択子の回転軸方向に異なる複数のポジションに移動し、各ポジションにおいて回転または揺動することにより前記ディジタルカメラの機能を選択する選択子を備え、
    前記複数ポジションのうち少なくとも一つのポジションにおいて、複数の機能を選択することを特徴とするディジタルカメラ。
  2. 前記各ポジションにおいて選択される機能は、少なくとも他の一つのポジションにおいて選択される機能により制約されるか、あるいは少なくとも他の一つのポジションにおいて選択される機能を制約することを特徴とする請求項1記載のディジタルカメラ。
  3. 前記各ポジションにおいて選択される機能は、前記回転軸方向に隣接するポジションにおいて選択される機能により制約されるか、あるいは前記回転軸方向に隣接するポジションにおいて選択される機能を制約することを特徴とする請求項2記載のディジタルカメラ。
  4. 前記選択子の前記回転軸方向への動きを各ポジションで規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のディジタルカメラ。
  5. 前記選択子をホームポジションに向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のディジタルカメラ。
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