JP4752615B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、撮影画像を分類保存することができるカメラに関する。
従来のデジタルカメラにおいては、撮像信号を画像ファイルに変換して画像データとして記録媒体に保存するものが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2005−328242号公報
しかしながら、従来のデジタルカメラでは、所定のフォルダに画像が保存されるため、記録媒体に保存された画像を後で必要に応じて分類、整理しなくてはならない。
請求項1の発明によるカメラは、撮影画像の分類を指示するための回転操作手段と、撮影から記録に至るまでの間に回転操作手段で指示された分類にしたがって、撮影画像を記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、回転操作手段は、撮影画像の種別を指示し、記録手段は、撮影画像と種別とを対応付けて記録媒体に記録することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、回転操作手段は、撮影画像を保存するフォルダを指示することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、回転操作手段の回転方向、回転角度、回転速度のいずれかに応じて分類が指示されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、撮影から記録に至るまでの間に分類すべき撮影画像を表示するモニタと、回転操作手段の回転方向、回転角度、回転速度に連動してモニタ上の撮影画像の表示位置を移動する連動手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、記録手段は、撮影から記録に至るまでの間に回転操作手段が所定時間以上操作されない場合、予め設定されている分類にしたがって撮影画像を記録媒体に記録するとともに、所定時間内に回転操作手段が操作された場合、その操作に応じた分類にしたがって撮影画像を記録媒体に記録することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、回転操作手段は、さらに撮影前に撮影モードの設定を指示し、回転操作手段による回転操作に応じて、複数の撮影モードのうちの1つを設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、回転操作手段は、さらに、再生モードにおいて再生表示する画像のコマ送りおよびコマ戻しの一方を指示し、回転操作手段による指示に応じて、記録媒体に記録された撮影画像を読み出す読出手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、回転操作手段は、さらに記録媒体に記録されている画像を読み出して表示する再生モードにおいて、読み出された画像の分類を指示し、記録手段は、回転操作手段で指示された分類にしたがって、読み出された画像を記録媒体に記録することを備えることを特徴とする。
本発明のカメラおよび画像記録装置によれば、撮影から記録までの間に行われた回転操作手段の回転操作に応じて、撮影画像を分類して記録するので、記録媒体に保存された画像を後で分類、整理する必要がなくなる。
図1(a)は一実施の形態のコンパクト・デジタルカメラの上面図、図1(b)は背面図である。カメラ本体1には撮影レンズ2が取り付けられている。カメラ本体1の上面には電源スイッチ3と、レリーズボタン4と、レリーズボタン4に一体で設けられている回転操作部材であるレバー5とが設けられている。また、カメラ本体1の背面には液晶モニタ6と、各種設定操作を行う設定スイッチ7とが設けられている。
図2は一実施の形態のコンパクト・デジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。
電源スイッチ3がオン操作されると撮影モードとなり、撮影レンズ2を通過して入射した被写体光が撮像素子10へ導かれ、その撮像面上に被写体像が結像する。撮像素子10は、画素に対応する複数の光電変換素子を備えたCCDやCMOSイメージセンサによって構成され、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じたカラー光電変換信号を出力する。A/D変換回路11は、AFE回路などで行なったアナログ処理後の撮像信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部12は、たとえばASICとして構成され、撮像素子10からの画像信号に対してホワイトバランス調整や彩度補正、階調補正などの画像処理を施す。CPU14は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。CPU14は、画像処理部12から入力した画像データをJPEGなどの所定の方式により圧縮処理を行い、EXIFなどの形式で記録媒体16へ記録する。記録媒体16としては、内蔵メモリ、メモリカード、DVDなど画像データを記録できるものであれば、いずれを用いても構わない。
表示画像作成回路13は、画像処理後の画像信号を用いて、液晶モニタ6に撮像画像を表示するための表示データを作成するとともに、記録媒体16から読み出した画像データから表示データを生成する。液晶モニタ6はLCDなどによって構成され、表示データによる画像を表示する。
レリーズボタン4の押下操作に連動してオン/オフする半押しスイッチ47および全押しスイッチ48は、それぞれオン信号もしくはオフ信号をCPU14へ出力する。
レバー5は、各種の設定を行う操作部材であり、撮影者の指による操作でカメラ本体1の上面から見て反時計(+)方向および時計(−)方向へ回転可能に設けられている。レバー5の回転操作量はロータリーエンコーダのような回転センサ5Aにて検出され、CPU14へ入力される。そして、この入力信号に基づいて、CPU14は、レバー5の回転方向、回転角度および回転速度を算出する。
図3(a)にレバー5の初期位置を示す。この初期状態から、レバー5が+方向へほぼ90度回転させられた状態を図3(b)に示す。レバー5の+方向への回転は、図3(c)に示すように90度を越えてほぼ120度程度まで可能である。また、図3(d)に示すように、−方向へ回転することもできる。なお、レバー5から撮影者の指が離れると、自動的に図3(a)に示す初期位置に戻るようにバネなどで付勢されている。
―撮影前―
レバー5の回転角度が0度、すなわち、レバー5が操作されていない状態では、初期状態としてオート撮影モードが設定されているものとして説明する。撮影前は、レバー5の操作により撮影モードが選択される。たとえば、レバー5の回転角度が+40度程度まで回転操作されレバー5から撮影者の指が離れた場合はマクロ撮影モード、+120度程度の場合は連写モード、−40度程度の場合はセルフタイマーモードが選択設定できる。
このような撮影モードの選択設定処理は、次のようにして行うことができる。CPU14には、レバー5の回転角度と、設定される撮影モードとが対応付けされたテーブルが格納されている。レバー5の操作に連動して回転センサ5Aから回転角度信号が入力されると、CPU14は格納されたテーブルを参照して、入力した回転角度に応じた撮影モードでの撮影を各部に指示する。なお、レバー5を+方向へ最大角度回転させた状態で所定時間以上、たとえば1秒以上保持すると、初期設定の撮影モード、すなわち、オート撮影モードに復帰する。
また、撮影モードが設定されると、表示画像作成回路13により、新たに設定された撮影モードの名称や略称を液晶モニタ6に表示する。すなわち、図4(a1)に示すように、初期状態、すなわちレバー5が操作されていない状態ではオート撮影モードが設定され、図4(a2)に示すように、液晶モニタ6上には撮影モードがオート撮影モードであることを示す「AUTO」が表示される。撮影者の操作により、図4(b1)に示すように、レバー5が+40度程度回転するとマクロ撮影モードが設定され、図4(b2)に示すように、液晶モニタ6上には撮影モードがマクロ撮影モードであることを示す「マクロON」が表示される。さらに、レバー5を+120度程度まで回転操作した場合を図4(c1)に示す。このとき、撮影モードは連写モードに設定され、液晶モニタ6上には図4(c2)に示すように、「連写モード」が表示される。
レバー5の回転角度と設定される撮影モードとの対応関係は、撮影者の好みにより再設定することができる。この設定は液晶モニタ6に表示されるメニュー画面から設定スイッチ7の操作で行なわれる。新たな設定が行なわれると、CPU14は、レバー5の回転角度と撮影モードとの対応関係を表すテーブルを更新する。
撮影モードではなく、ホワイトバランスや階調補正などの画像処理に関するものについて、レバー5の回転角度と対応付けすることもできる。ホワイトバランスと対応付けさせた場合、たとえば初期状態ではオートホワイトバランス、+40度程度の回転では光源が電球の場合に対応するホワイトバランス、+120度程度の回転では光源が蛍光灯の場合に対応するホワイトバランスなどのように設定することができる。または、撮影モードの選択設定と画像処理に関するものの選択設定とをレバー5の回転操作で行うようにしてもよい。この場合、レバー5の回転操作のみで撮影モードを選択設定し、別設のスイッチ、たとえば設定スイッチ7などを押下しながらレバー5を回転操作すると画像処理に関するものを選択設定するようにしてもよい。
―撮影後―
レリーズボタン4の操作により撮影動作が行われ、液晶モニタ6に撮影画像がフリーズ画として短い時間再生表示されているときにレバー5の操作が行われると、レバー5の回転角度に応じて、撮影画像が分類されて記録媒体16に記録される。たとえば、レバー5の回転角度が+90度付近の場合は画像データに「標準お気に入り度」を示すタグを付加して記録媒体16へ保存し、+120度付近の場合は画像データに「高お気に入り度」を示すタグを付加して記録媒体16へ保存し、−40度付近の場合は画像データに「低お気に入り度」を示すタグを付加して記録媒体16への保存が選択設定できる。
このような分類処理は次のようにして行うことができる。CPU14には、レバー5の回転角度と画像データに付加される「お気に入り度」とが対応付けされたテーブルが格納されている。レバー5の操作に連動して回転センサ5Aから回転角度信号を入力すると、CPU14は格納されたテーブルを参照し、入力した回転角度に応じた「お気に入り度」を示すタグをEXIF情報などとして画像データに関連付けて記録媒体16へ記録する。
撮影画像をフリーズ画として液晶モニタ6に再生表示中に、所定時間、たとえば2〜3秒間、レバー5の操作が行われない場合は、上述の処理を行なわずに画像データを記録媒体16へ記録する。この場合、画像データは予め定められたフォルダに保存される。なお、レバー5の回転角度と「お気に入り度」の対応関係についても、前述と同様にしてメニュー画面での操作によって撮影者の好みに合わせて再設定をすることができる。
レバー5の操作に連動して回転センサ5Aから回転角度信号が出力されると、CPU14は、フリーズ画の移動方向と移動量を指示する信号を生成して表示画像作成回路13に入力する。この移動方向と移動量を指示する信号に基づいて、表示画像作成回路13により再生表示中のフリーズ画がスクロール表示される。
たとえば、図5(a)に示すような撮影画像を表示中に、図5(b1)に示すように、レバー5が+90度程度回転操作されたとする。CPU14は、回転センサ5Aから+90度の回転角度信号を入力すると、+方向への移動方向信号と90度の移動量信号とを表示画像作成回路13へ出力する。これら移動方向信号と移動量信号とに基づいて、表示画像作成回路13により、図5(b2)に示すように、表示中の画像が液晶モニタ6上で図の矢印で示す方向(紙面に対して右方向)へスクロール表示される。
図5(a)の状態から、図5(c1)に示すように、レバー5が+120度程度回転操作された場合も同様にして、図5(c2)に示すように、表示中の画像が液晶モニタ6上で図の矢印で示す方向(紙面に対して右方向)へスクロール表示される。この場合のスクロール量は、+90度程度回転操作された場合よりも大きくなる。図5(a)の状態から、図5(d1)に示すように、レバー5が−40度程度回転操作された場合は、−方向への移動方向信号と40度の移動量信号とに基づいて、図5(d2)に示すように、表示中の画像が液晶モニタ6上を図5(d2)の矢印で示す方向(紙面に対して左方向)へスクロール表示される。レバー5から撮影者の指が離れ初期状態に戻ると画像のスクロール表示を終了し、液晶モニタ6にはレバー5の回転操作に対応して「お気に入りに分類しました」、「標準に分類しました」などのメッセージを所定時間表示する。
―再生モード―
再生モードにおいて、液晶モニタ6に画像を表示中にレバー5の回転操作が行われると、レバー5の回転角度に応じて、記録媒体16に記録されている画像がコマ送りもしくはコマ戻りされて表示される。レバー5の操作に連動して回転センサ5Aから回転角度信号が出力されると、CPU14は、再生表示する画像のコマ送りもしくはコマ戻しを指定する信号を生成して表示画像作成回路13に入力する。このコマ送り/コマ戻し信号に基づいて、表示画像作成回路13により記録媒体16内の画像データから読み出されて、液晶モニタ6に画像が再生表示される。
たとえば、図6(a)に示すような再生画像[3]を表示中に、図6(b1)に示すように、レバー5が+90度程度回転操作され撮影者の指が離れて初期状態に戻ったとする。回転センサ5Aから出力される+90度回転信号に基づいて、CPU14は1コマ送りの信号を生成して再生画像[4]を表示画像として指定する。CPU14は記録媒体16から画像データ[4]を読み出し、図6(b2)に示すように、再生画像[4]を液晶モニタ6に再生表示する。すなわち、レバー5の+90度程度の回転操作により、再生画像が1コマ送りされた状態で液晶モニタ6に表示される。
図6(c1)に示すように、レバー5が+120度程度回転操作され撮影者の指が離れて初期状態に戻った場合は、回転センサ5Aから出力される+120度回転信号に基づいて、CPU14は、たとえば、7コマ送りの信号を生成して再生画像[10]を表示画像として指定する。CPU14は記録媒体16から画像データ[10]を読み出し、図6(c2)に示すように、再生画像[10]を液晶モニタ6に再生表示する。すなわち、レバー5の+120度程度の回転操作により、再生画像が7コマ送りされた状態で液晶モニタ6に表示される。
図6(a)の状態から、図6(d1)に示すように、レバー5が−40度程度回転操作され撮影者の指が離れて初期状態に戻った場合は、回転センサ5Aから出力される−40度回転信号に基づいて、CPU14は、たとえば、1コマ戻りの信号を生成して再生画像[2]を表示画像として指定する。CPU14は記録媒体16から画像データ[2]を読み出し、図6(d2)に示すように、再生画像[2]を液晶モニタ6に再生表示する。すなわち、レバー5の−40度程度の回転操作により、再生画像が1コマ戻った状態で表示される。
レバー5が回転操作された状態で保持されている間は、上述した再生画像のコマ送りもしくはコマ戻りが継続される。撮影者によるレバー5の回転操作が終了して、レバー5が初期状態に戻ると、操作終了信号がCPU14へ出力される。操作終了信号が入力されると、CPU14により、その時点で液晶モニタ6に表示されていた画像を再生画像として表示し続け、再生画像のコマ送りもしくはコマ戻しを停止する。
なお、レバー5の回転操作を終了する前にレリーズボタン4が押下操作されて、全押しスイッチ48からオン信号が出力されると、レバー5の回転操作を終了した場合と同様に、CPU14により、その時点で液晶モニタ6に表示されていた画像を再生画像として表示し続け、再生画像のコマ送りを停止するようにしてもよい。なお、レバー5の回転角度とコマ送りする枚数との対応関係を、前述と同様に撮影者の好みに応じてメニュー画面での操作により再設定することができる。
再生モードにおいて再生画像を表示中に、レリーズボタン4が押下操作された状態でレバー5が回転操作されると、表示画像の表示形態が変更される。たとえば、レバー5が+90度程度回転操作されると、液晶モニタ6に1枚再生表示の状態から4枚のサムネイル表示へ変更される。また、レバー5が+120度程度回転操作されると、1枚再生表示の状態から9枚のサムネイル表示へ変更される。なお、レバー5の回転角度と縮尺の変更との対応関係についても、前述のように撮影者によるメニュー画面での操作により設定を行なうことができる。
レバー5の回転操作により撮影モードと再生モードの切り換えを設定することもできる。撮影モード時において、たとえば図3(b)のように+90度以上回転させた状態でレリーズボタン4を押下することにより、撮影モードから再生モードに移行して、記録媒体16に記録されている画像データを読み出し、画像を液晶モニタ6に再生表示する。再生モード時において、レバー5を所定角度以上回転させた状態でレリーズボタン4を押下操作すると撮影モードへ戻り、撮像素子10で撮像した画像をスルー画として液晶モニタ6に表示する。
以上で説明した実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)撮影直後に表示中のフリーズ画を記録媒体16に記録する際に、すなわち、撮影から記録処理に至る間に、撮影者によるレバー5の回転操作に応じて撮影画像を分類した。すなわち、撮影者の「お気に入り度」などの所定条件に基づいて撮影画像を分類し、「お気に入り度」を示すタグなどによる分類種別を付加して画像データと対応付けて記録媒体16に記録するようにした。したがって、後で画像を整理する必要がない。また、レバー5の回転操作といった簡単な操作により撮影画像を分類することができるので操作性が向上する。
(2)回転操作可能なレバー5の操作方向、操作角度および操作速度のいずれかに応じて、撮影画像を分類して記録媒体16に記録するようにした。したがって、十字キーなどで分類を行なう場合と異なり、何度もボタン操作を行なう必要がないので操作性が向上する。
(3)レバー5の回転操作に応じて撮影画像を分類、記録する際に、液晶モニタ6に表示中の撮影画像を、レバー5の操作方向、操作角度および操作速度に連動して液晶モニタ6上をスクロール表示するようにした。したがって、液晶モニタ6に表示される画像の表示位置が移動することにより、撮影者は自分の行った分類操作の状況を確認することができるので、利便性が向上する。
(4)撮影前にレバー5を回転操作することにより、操作角度および操作方向に応じて各種撮影モードの設定を可能とした。したがって、レバー5の簡単な操作により撮影場面に応じた撮影設定を素早く行なうことができるので、操作性が向上する。
(5)再生モードにおいてレバー5を回転操作することにより、操作角度および操作方向に連動して再生表示中の画像のコマ送りもしくはコマ戻り枚数を変更するようにした。したがって、レバー5の簡単な操作により再生画像を選択する際の操作性が向上する。
(6)レバー5の操作角度、操作方向および操作速度と対応付けされる撮影モードや画像の分類の種別指示、画像処理の種類、再生表示画像のコマ送り枚数などの設定を撮影者により変更可能とした。したがって、撮影者の使用頻度の高い設定や好みに合わせた設定に変更することができるので、操作性および利便性が向上する。
(7)レリーズボタン4の周囲に配置されたレバー5の操作により、撮影画像の分類や撮影モードの設定、再生画像の表示切替を行なうようにした。したがって、カメラ本体の背面に設置された十字キーなどで行なっていた操作をレバー5の操作に置き換えることができる。その結果、十字キーを小さくする、あるいは廃止することが可能になり、液晶モニタ6の大型化と操作部材の操作性確保を両立することができる。
以上で説明した実施の形態におけるデジタルカメラを以下のように変形することができる。
(1)実施の形態の説明では、画像を分類する所定条件を画像の「お気に入り度」としたが、画像を分類するものであれば「風景」と「人物スナップ」とを分類するものや、「失敗」と「保存」とを分類するものなどであってもよい。すなわち、撮影した画像の分類種別は問わない。
(2)実施の形態においては、撮影直後のレバー5の操作に応じてフリーズ画の分類を示すタグを付加して画像と関連付けを行ない、記録媒体16に記録するものとして説明したが、画像の保存先を変えてもよい。この場合、複数のフォルダ、たとえば、「お気に入りフォルダ」、「標準フォルダ」および「失敗フォルダ」などを予め用意しておき、レバー5の回転角度に応じて画像をそれぞれのフォルダに振り分けるようにすればよい。なお、この場合は、レバー5に代えて、フォルダ選択ボタンなどを設けるようにしてもよい。
(3)再生モードにおいて、レバー5の回転角度と再生表示画像のコマ送り/コマ戻しの枚数とを連動させるものとして説明したが、レバー5の回転速度とコマ送り/コマ戻しの枚数とを連動させるものであってもよい。この場合は、たとえば、レバー5の回転操作がゆっくり行われると1枚ごとにコマ送りを行い、素早く行なわれると7枚ごとにコマ送りを行なうようにする。なお、レバー5の操作を終了した後もコマ送りは継続し、レリーズボタン4の押下操作により全押しスイッチ48からオン信号が入力されるとコマ送りを停止するようにしてもよい。
(4)再生モードにおいてレバー5が回転操作された場合は、表示画像をコマ送り/コマ戻しするものとして説明したが、撮影直後にレバー5が回転操作された場合と同様に、所定条件に基づいて再生画像を分類して記録するようにしてもよい。
(5)再生画像を分類して記録する場合には、カメラに限らず画像の再生、記録をすることができる画像記録装置に適用することができる。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一実施の形態によるカメラの外観図であり、(a)に上面図を示し、(b)に背面図を示す。 本発明の一実施の形態によるカメラの回路構成を説明するブロック図である。 一実施の形態によるカメラに設けられたレバーの動作を説明する図であり、(a)に初期状態を示し、(b)に+90度程度回転操作された状態を示し、(c)に+120度程度回転操作された状態を示し、(d)に−40度程度回転操作された状態を示す。 レバーの回転操作とそれに応じて設定される撮影モードとの対応関係を説明する図であり、(a1)にレバーの初期状態を示し、(a2)にレバーの初期状態に応じてオート撮影モードが設定されたことを示し、(b1)にレバーが+90度程度回転操作された状態を示し、(b2)にレバーの+90度程度の回転操作に応じてマクロ撮影モードが設定されたことを示し、(c1)にレバーが+120度程度回転操作された状態を示し、(c2)にレバーの+120度程度の回転操作に応じて連写モードが設定されたことを示す。 レバーの回転操作とそれに応じて表示中の画像がスクロールする様子を説明する図であり、(a)に表示画像の初期状態を示し、(b1)にレバーが+90度程度回転操作された状態を示し、(b2)にレバーの+90度程度の回転操作に応じて画像がスクロールする様子を示し、(c1)にレバーが+120度程度回転操作された状態を示し、(c2)にレバーの+120度程度の回転操作に応じて画像がスクロールする様子を示し、(d1)にレバーが−40度程度回転操作された状態を示し、(d2)にレバーの−40度程度の回転操作に応じて画像がスクロールする様子を示す。 レバーの回転操作とそれに応じて再生モードで再生表示中の画像がコマ送りされる様子を説明する図であり、(a)に再生表示画像の初期状態を示し、(b1)にレバーが+90度程度回転操作された状態を示し、(b2)にレバーの+90度程度の回転操作に応じて再生画像が1コマ送りされた状態を示し、(c1)にレバーが+120度程度回転操作された状態を示し、(c2)にレバーの+120度程度の回転操作に応じて再生画像が7コマ送りされた状態を示し、(d1)にレバーが−40度程度回転操作された状態を示し、(d2)にレバーの−40度程度の回転操作に応じて画像が1コマ戻された状態を示す。
符号の説明
4 レリーズボタン 5 レバー 5A 回転センサ
6 液晶モニタ

Claims (9)

  1. 撮影画像の分類を指示するための回転操作手段と、
    撮影から記録に至るまでの間に前記回転操作手段で指示された分類にしたがって、前記撮影画像を記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記回転操作手段は、前記撮影画像の種別を指示し、
    前記記録手段は、前記撮影画像と前記種別とを対応付けて前記記録媒体に記録することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記回転操作手段は、前記撮影画像を保存するフォルダを指示することを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記回転操作手段の回転方向、回転角度、回転速度のいずれかに応じて前記分類が指示されることを特徴とするカメラ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記撮影から記録に至るまでの間に分類すべき撮影画像を表示するモニタと、
    前記回転操作手段の回転方向と、回転角度と、回転速度とのいずれかに連動して前記モニタ上の撮影画像の表示位置を移動する連動手段とをさらに備えることを特徴とするカメラ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記記録手段は、撮影から記録に至るまでの間に前記回転操作手段が所定時間以上操作されない場合、予め設定されている分類にしたがって前記撮影画像を前記記録媒体に記録するとともに、前記所定時間内に前記回転操作手段が操作された場合、その操作に応じた分類にしたがって前記撮影画像を前記記録媒体に記録することを特徴とするカメラ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記回転操作手段は、さらに撮影前に撮影モードの設定を指示し、
    前記回転操作手段による回転操作に応じて、複数の撮影モードのうちの1つを設定する設定手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記回転操作手段は、さらに、再生モードにおいて再生表示する画像のコマ送りおよびコマ戻しの一方を指示し、
    前記回転操作手段による前記指示に応じて、前記記録媒体に記録された前記撮影画像を読み出す読出手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  9. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記回転操作手段は、さらに、前記記録媒体に記録されている画像を読み出して表示する再生モードにおいて、前記読み出された画像の分類を指示し、 前記記録手段は、前記回転操作手段で指示された分類にしたがって、前記読み出された画像を前記記録媒体に記録することを特徴とするカメラ
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