JP2008252549A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ Download PDF

Info

Publication number
JP2008252549A
JP2008252549A JP2007091593A JP2007091593A JP2008252549A JP 2008252549 A JP2008252549 A JP 2008252549A JP 2007091593 A JP2007091593 A JP 2007091593A JP 2007091593 A JP2007091593 A JP 2007091593A JP 2008252549 A JP2008252549 A JP 2008252549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
displayed
images
screen
secret
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007091593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4832349B2 (ja
Inventor
Kazuhisa Tajima
和久 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2007091593A priority Critical patent/JP4832349B2/ja
Publication of JP2008252549A publication Critical patent/JP2008252549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4832349B2 publication Critical patent/JP4832349B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、マルチ再生モード時に他人に見せたくない画像を内容がわかりにくい状態で表示でき、しかも、1画面内の表示可能枚数が大きい場合には処理が簡単となるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【解決手段】マルチ再生モード時に、現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数以上であるか否かを判別する手段、ならびに現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数未満であると判別した場合には、マルチ表示すべき複数枚の撮影画像のサムネイルのうち、シークレット設定が行なわれているものについてはぼかし処理を施してから表示させ、シークレット設定が行なわれていないものについてはぼかし処理を施すことなく表示させる手段を備えている。
【選択図】図6

Description

この発明は、デジタルカメラに関する。
特開2006−238194号公報には、撮影済の保存画像のうち他人に見せたくない画像のコマ番号をユーザに指定させておき、撮影済保存画像の再生時において、再生しようとする画像のコマ番号が他人に見せたくない画像のコマ番号として指定されている場合には、その画像をスキップさせる機能を備えたデジタルカメラが開示されている。
特開2006−238194号公報
ところで、撮影済の保存画像を再生するモードとして、複数の画像を縮小して一覧表示させるマルチ再生モード(サムネイル表示モード)を備えているデジタルカメラが知られている。
撮影済の保存画像の中に他人に見せたくない画像が存在する場合には、マルチ再生モード時においても、他人に見せたくない画像のサムネイルを全く表示させなくするといったことが考えられ。しかしながら、マルチ再生モードは、撮影者であるユーザが、どのような画像を撮影して保存しているかを迅速に把握するために設けられているモードであるので、他人に見せたくない画像のサムネイルを全く表示させなくすると、撮影者であるユーザはどのような画像が保存されているかを把握できなくなる。
そこで、本発明者は、撮影済の保存画像のうち、他人に見せたくない画像をユーザによって指定させておき、マルチ再生モードにおいて、一覧表示しようとする複数枚の画像の中に他人に見せたくない画像が含まれる場合には、その画像のサムネイルに対してぼかし処理を施してから、一覧表示画面を生成して表示させるといったことを提案する。このようにすると、マルチ再生モード時においては、他人に見せたくない画像のサムネイルがぼかされた状態で表示されるので、他人に見せたくない画像の内容が他人に認識されるといったことが防止できるとともに、撮影者であるユーザはどのような画像が保存されているかを把握できるようになる。
ところで、マルチ再生モード時において、他人に見せたくない画像のサムネイルについてはぼかし処理を施してから表示させるようにすると、マルチ再生モード時において、一覧表示しようとする複数枚の画像の中に他人に見せたくない画像が含まれる場合には、その画像に対してぼかし処理を施す必要がある。
マルチ再生モードを有するデジタルカメラとして、マルチ再生モード時に1画面に表示できる画像枚数を設定変更できるものが知られている。例えは、マルチ再生モード時には、3×3のようにn×n枚の画像を1画面内に表示できるが、nを3〜6の範囲内で設定変更できるものがある。
この種のデジタルカメラでは、1画面内の表示可能枚数が大きくなるほど、マルチ画面上に表示される各サムネイルがより縮小されて表示される。また、1画面内の表示可能枚数が大きくなるほど、マルチ画面上に表示される各サムネイルの数は多くなり、マルチ画面を表示するために時間がかかる。1画面内の表示可能枚数が大きいためにサイズが小さく、他人が画像内容を認識しずらくなっているサムネイルに、さらにぼかし処理を施してマルチ画面表示を行なうと、撮影者であるユーザにもそのサムネイルの内容が把握できなくなる可能性が高くなる。
そこで、本発明者は、1画面内の表示可能枚数が大きいために各サムネイルのサイズが小さく、各サムネイルの内容を他人が認識しずらくなっている場合には、一覧表示しようとする複数枚の画像の中に他人に見せたくない画像が含まれる場合でも、その内容をわかりにくくするための画像処理を省略することにより、撮影者であるユーザがその内容を把握できるようにすると同時に処理の簡素化を図ることを発案した。
この発明は、マルチ再生モード時に1画面内の表示可能枚数を設定変更できるデジタルカメラにおいて、マルチ再生モード時に他人に見せたくない画像を内容がわかりにくい状態で表示できるデジタルカメラを提供することを目的とする。
この発明は、マルチ再生モード時に1画面内の表示可能枚数を設定変更できるデジタルカメラにおいて、マルチ再生モード時に他人に見せたくない画像を内容がわかりにくい状態で表示でき、しかも、1画面内の表示可能枚数が大きい場合には処理が簡単化となるデジタルカメラを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、マルチ再生モード時において、1画面内の表示可能枚数を予め定められた範囲内でユーザに設定変更させるための手段を備えたデジタルカルラにおいて、保存している撮影画像に対して、ユーザにシークレット設定を行なわせるための手段、保存している各撮影画像毎に、シークレット設定が行なわれているか否かを記憶する手段、マルチ再生モード時に、現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数以上であるか否かを判別する手段、ならびに現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数未満であると判別した場合には、マルチ表示すべき複数枚の撮影画像のサムネイルのうち、シークレット設定が行なわれているものについてはぼかし処理を施してから表示させ、シークレット設定が行なわれていないものについてはぼかし処理を施すことなく表示させる手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数以上であると判別した場合には、シークレット設定が行なわれているか否かに関係なく、マルチ表示すべき複数枚の撮影画像のサムネイルを、ぼかし処理を施すことなく表示させる手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、ルチ再生モード時に1画面内の表示可能枚数を設定変更できるデジタルカメラにおいて、マルチ再生モード時に他人に見せたくない画像を内容がわかりにくい状態で表示できるようになる。
この発明によれば、マルチ再生モード時に1画面内の表示可能枚数を設定変更できるデジタルカメラにおいて、マルチ再生モード時に他人に見せたくない画像を内容がわかりにくい状態で表示でき、しかも、1画面内の表示可能枚数が大きい場合には処理が簡単となる。
以下、この発明の実施例について説明する。
〔1〕デジタルカメラの構成
図1は、デジタルカメラの構成を示している。
CCD(撮像素子)3は、レンズ1および絞り機構2を通して入射した光学像を光電変換し、電気信号として出力する。レンズ1および絞り機構2は、モータ駆動部31によって駆動される。CCD3は、CCD駆動部32によつて駆動される。
CCD3の出力信号(RGB信号)は、CDS回路とAGC回路とを備えたCDS/AGC回路4に送られる。CDS/AGC回路4に入力したCCD3の出力信号は、CDS回路で相関二重サンプリング処理された後、AGC回路で最適な振幅にゲイン調整される。CDS/AGC回路4の出力信号は、A/D変換器5によってデジタル映像信号に変換される。A/D変換器5によって得られたデジタル映像信号は信号処理部6に送られ、所定の信号処理が施されることにより、YUV信号が生成される。信号処理部6によって生成されたデジタル画像データは、SDRAM7に格納される。
デジタルカメラの各部は、CPU20によって制御される。CPU20には、操作部21を備えている。操作部21には、電源ボタン、シャッターボタン、ズームスイッチ、撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替スイッチ、メニュー画面を表示させるためのメニューボタン、上下左右移動キー機能および決定キー機能を備えたSETボタン等の各種ボタンが設けられている。
CPU20には、上述したモータ駆動部31、CCD駆動部32、信号処理部6およびSDRAM7の他、画像処理部8、画像圧縮・伸張処理部9、ズーム処理部10、D/A変換器11およびカード制御部14が接続されている。D/A変換器11には、ビデオエンコーダ12を介して表示器13が接続されている。カード制御部14には、外部メモリカード15が接続されている。
通常撮影モードが設定されている場合の動作について説明する。操作部21のシャッターボタンが押下げられていない場合には、一定間隔(例えば1/60秒)で撮影された画像データがSDRAM7に書き込まれた後、D/A変換器11によってアナログ映像信号に変換された後、ビデオエンコーダ12によりNTSC信号に変換されて表示器13に表示される。このような表示は、スルー表示と呼ばれている。
シャッターボタンが押下げられると、静止画の撮影を開始し、そのタイミングで撮影された画像データがSDRAM7に書き込まれる。SDRAM7に書き込まれた画像データは、D/A変換器11およびビデオエンコーダ12を介して表示器13に送られて表示されるとともに、画像圧縮・伸張処理部9によってJPEG形式にエンコードされた後、カード制御部14によって外部メモリカード15に保存される。さらに、画像処理部8によってSDRAM7に書き込まれた画像データからサムネイルデータが生成され、生成されたサムネイルデータが画像圧縮・伸張処理部9によってJPEG形式にエンコードされた後、カード制御部14によって外部メモリカード15に保存される。
図2は、外部メモリカード15に保存される画像データファイルのフォーマットを示している。
画像データファイルは、ヘッダ、タグ情報、圧縮サムネイルデータおよび圧縮画像データから構成される。タグ情報には、他人に見せたくない画像であるか否かを記憶するためのシークレットフラグFが含まれている。フラグFの値が”1”である場合には、当該画像は他人に見せたくない画像であることを表し、フラグFの値が”0”である場合には、当該画像は他人に見せてもよい画像であることを表している。フラグFの初期値は、”0”に設定されている。ユーザは、再生モード時において、シークレットフラグFの値を変更させることができる。
外部メモリカード15に保存されている画像を再生させる再生モードとしては、1枚ずつ画像を再生して表示する通常再生モードと、複数の画像を縮小して一覧表示させるマルチ再生モードとがある。また、マルチ再生モード時に1画面に表示できる画像枚数を設定変更できるようになっている。この例では、1画面に表示できる画像枚数の種類としては、3×3,4×4,5×5,6×6の4種類がある。各再生モード時の動作の詳細については、後述する。
〔2〕シークレットフラグFの変更処理
シークレットフラグFの変更処理は、通常再生モード時において画像が再生されているときに行なわれる。シークレットフラグFの値を”1”に設定することをシークレット設定といい、”1”に設定されているシークレットフラグFの値を”0”に戻すことをシークレット解除ということにする。
ユーザは、ある画像に対してシークレット設定を行ないたい場合には、その画像を表示させた状態で、メニュー画面を表示させ、メニュー画面からSETボタンを操作することによりシークレット設定項目を選択してSETボタンを押せばよい。
また、ユーザは、ある画像に対してシークレット解除を行ないたい場合には、メニュー画面を表示させ、メニュー画面からSETボタンを操作することによりシークレット解除項目を選択してSETボタンを押す。すると、シークレット解除を行なうための画面が表示されるので、その画面にしたがって、操作を行なえばよい。
図3は、通常再生モード時において画像が再生されているときに行なわれるシークレットフラグFの変更処理手順を示している。
通常再生モード時において画像が再生されているときに、シークレット設定操作が行なわれたか否か(ステップS1)、シークレット解除操作が行なわれたか否か(ステップS2)および通常再生終了操作が行なわれたか否か(ステップS3)を監視している。シークレット設定操作とは、この例では、メニュー画面からSETボタンを操作することによりシークレット設定項目を選択してSETボタンを押す操作をいう。シークレット解除操作とは、この例では、メニュー画面からSETボタンを操作することによりシークレット解除項目を選択してSETボタンを押す操作をいう。
通常再生モード時において画像が再生されているときに、シークレット設定操作が行なわれたと判別された場合には(ステップS1でYES)、現在再生されている画像(表示されている画像)に対応するシークレットフラグFの値を”1”に設定する(ステップS4)。そして、ステップS1に戻る。
通常再生モード時において画像が再生されているときに、シークレット解除操作が行なわれたと判別された場合には(ステップS2でYES)、パスワード入力画面を表示して(ステップS5)、ユーザにパスワードを入力させる。そして、入力されたパスワードが予め登録されているパスワードと一致するか否かを判別する(ステップS6)。入力されたパスワードが予め登録されているパスワードと一致しなかった場合には、ステップS3に移行する。
入力されたパスワードが予め登録されているパスワードと一致した場合には、F=1の画像を一覧表示させる(ステップS7)。そして、ユーザにシークレット解除する画像を選択させる(ステップS8)。ユーザによってシークレット解除する画像が選択された画像に対応するシークレットフラグFの値を”0”に設定する(ステップS9)。そして、ステップS1に戻る。
通常再生モード時において画像が再生されているときに、通常再生モードを終了するための操作が行なわれたときには(ステップS3でYES)、通常再生モードを終了する。
〔3〕通常再生モード時の動作
図4は、通常再生モード時に行なわれる通常再生処理手順を示している。
動作モードとして通常再生モードが設定されると、外部メモリカード15に保存されている画像のうち最新の画像(最新に撮影された画像)を再生対象画像に設定し、再生対象画像のタグ情報を読み込む(ステップS11)。
そして、再生対象画像のタグ情報内のシークレットフラグFの値が1であるか否かを判別する(ステップS12)。再生対象画像のタグ情報内のシークレットフラグFの値が0である場合には、再生対象画像の表示処理を行う(ステップS13)。
つまり、外部メモリカード15から再生対象画像の圧縮画像データを読み出して、SDRAM7に書き込む。SDRAM7に書き込んだ圧縮画像データを、画像圧縮・伸張処理部9によって伸張させた後、SDRAM7に書き込む。SDRAM7に書き込んだ伸張後の画像データを、D/A変換器11によってアナログ映像信号に変換した後、ビデオエンコーダ12によってNTSC信号に変換させて表示器13に表示させる。
再生対象画像が表示されている場合には、送り再生操作が行なわれたか否か(ステップS14)、戻り再生操作が行なわれたか否か(ステップS15)、通常再生終了操作が行なわれたか否か(ステップS16)を監視する。
再生対象画像が表示されている場合に送り再生操作が行なわれたときには(ステップS14でYES)、現在再生されている画像より1つ先の画像(現在再生されている画像の次に新しい画像)を再生対象画像に設定し、再生対象画像のタグ情報を読み込む(ステップS17)。そして、ステップS12に移行する。なお、1つ先の画像が存在しないときには、外部メモリカード15に保存されている画像の中で最も古い画像が再生対象画像に設定される。
再生対象画像が表示されている場合に戻り再生操作が行なわれたときには(ステップS15でYES)、現在再生されている画像より1つ前の画像を再生対象画像に設定し、再生対象画像のタグ情報を読み込む(ステップS18)。そして、ステップS12に移行する。なお、1つ前の画像が存在しないときには、外部メモリカード15に保存されている画像の中で最も新しい画像が再生対象画像に設定される。
再生対象画像が表示されている場合に再生終了操作が行なわれたときには(ステップS16でYES)、通常再生処理を終了する。
上記ステップS12において、再生対象画像のタグ情報内のシークレットフラグFの値が1であると判別した場合には、その画像を表示させるための処理表示を行なうことなく、再生対象画像より1つ先の画像を再生対象画像に設定し、再生対象画像のタグ情報を読み込む(ステップS19)。そして、ステップS12に移行する。なお、1つ先の画像が存在しないときには、外部メモリカード15に保存されている画像の中で最も古い画像が再生対象画像に設定される。
このように、通常再生モードにおいては、シークレットフラグFの値が1に設定されている画像は、表示されなくなる。
〔4〕マルチ再生モード時の動作
通常再生モード時においてメニュー画面からマルチ再生モードを選択するか、通常再生モード時においてズームスイッチのW側(ズーム・アウト側)を押すと、マルチ再生モードとなる。
また、マルチ再生モード時にズームスイッチのW側(ズーム・アウト側)またはT側(ズーム・イン側)を押すことにより、1画面に表示できる画像枚数を設定変更できるようになっている。この例では、1画面に表示できる画像枚数の種類としては、3×3,4×4,5×5,6×6の4種類がある。つまり、各画面枚数モードにおける画面枚数をn×nで表すと、n=3,n=4,n=5,n=6の4種類がある。
動作モードがマルチ再生モードに切り替えられた直後においては、画像枚数モードは3×3のモード(n=3)に設定される。ズームスイッチのW側を押すと画像枚数が増える方向に画像枚数モードが変更せしめられる、ズームスイッチのT側(ズーム・イン側)を押すと画像枚数が減少する方向に画像枚数モードが変更せしめられる。
例えば、外部メモリカード15に、画像番号が”001”〜”016”の16枚の静止画像が保存されているとする。画像番号は撮影された画像に対して撮影順に付加される番号であり、外部メモリカード15の内容がクリアされると、リセットされる番号である。なお、画像番号が”abc”のサムネイルを、サムネイル”abc”と表記することにする。動作モードがマルチ再生モードに切り替えられると、図5に示すように、外部メモリカード15に保存されているサムネイルのうち最新のサムネイル”016”が、3×3の9個の枠のうちの最後の枠(最後尾)に配置されるようにして、9枚のサムネイルがマルチ再生される。
図5の最上段の3枚のサムネイル”008”,”009”,”010”のうちの1つのサムネイルがSETボタンによって選択されている状態からSETボタンが上方向に操作された場合または左上のサムネイル”008”がSETボタンによって選択されている状態からSETボタンが左方向に操作された場合には、図6に示すように、最上段のサムネイル”008”,”009”,”010”が最下段に表示されるように、表示内容が更新される。
図6の最下段の3枚のサムネイル”008”,”009”,”010”のうちの1つの画像がSETボタンによって選択されている状態からSETボタンが下方向に操作された場合または右下のサムネイル”010”がSETボタンによって選択されている状態からSETボタンが右方向に操作された場合には、図5に示すように、最下段のサムネイル”008”,”009”,”010”が最上段に表示されるように、表示内容が更新される。
図5に示すように、3×3のモードで9枚のサムネイルが表示されている場合において、ズームスイッチのW側が押されると、図7に示すように4×4のモードで16枚のサムネイルが表示される。この際、3×3のモードで表示されている画像のうちの最後尾の画像が、4×4のモードで表示される画像のうちの最後尾の画像となるように4×4のモードでの表示画像およびその配置位置が選択される。
図7に示すように、4×4のモードで16枚のサムネイルが表示されている場合において、ズームスイッチのT側が押されると、図5に示すように3×3のモードで9枚のサムネイルが表示される。この際、4×4のモードで表示されている画像のうちの最後尾の画像が、3×3のモードで表示される画像のうちの最後尾の画像となるように3×3のモードでの表示画像およびその配置位置が選択される。
図8は、マルチ再生モード時に行なわれるマルチ再生処理手順を示している。
動作モードとしてマルチ再生モードが設定されると、nに3が設定される(ステップS21)。また、最後尾に表示されるサムネイルの画像番号mとして、最新の画像の画像番号が設定される(ステップS22)。
次に、nが5以上(n≧5)であるか否かを判別する(ステップS23)。nが5未満である場合、つまり、n=3またはn=4である場合には、シークレットフラグFを考慮したマルチ画面表示処理を実行する(ステップS24)。
シークレットフラグFを考慮したマルチ画面表示処理について説明する。まず、nおよびmの値に基づいて、表示すべき画像およびその配置位置を決定し、表示すべき画像の圧縮サムネイルデータをその配置順序にしたがって外部メモリカード15から読み出してSDRAM7に書き込む。SDRAM7に書き込んだ圧縮サムネイルデータを画像圧縮・伸張処理部9によって伸張した後、再度SDRAM7に書き込む。
次に、nの値に基づいて、必要であれば、画像処理部8によって、SDRAM7に書き込んだ伸張後の各サムネイルデータを縮小させた後、再度SDRAM7に書き込む。n=3の場合には、この縮小処理は、不要である。nが4以上である場合には、nの値が大きくなるほど、縮小率が大きくなるように、SDRAM7に書き込んだ伸張後の各サムネイルデータを縮小する。
次に、SDRAM7に書き込んだ縮小処理後の各サムネイルデータ(ただし、n=3の場合には、SDRAM7に書き込んだ伸張後の各サムネイルデータ)のうち、シークレットフラグFの値が1であるサムネイルデータに対して、画像処理部8によって、ぼかし処理を行なった後、SDRAM7に再度書き込む。ぼかし処理の具体例については、後述する。このようにしてSDRAM7上に得られたマルチ画面表示対象のサムネイルを、マルチ表示する。したがって、マルチ表示された複数枚のサムネイルのうち、シークレットフラグFの値が1であるサムネイルは、ぼかし処理が施された画像となる。
上記ステップS23でnが5以上(n≧5)であると判別した場合、つまり、n=5またはn=6であると判別した場合には、通常のマルチ画面表示処理を実行する(ステップS25)。
通常のマルチ画面表示処理について説明する。まず、nおよびmの値に基づいて、表示すべき画像を特定するとともに配置位置を決定し、表示すべき画像の圧縮サムネイルデータをその配置順序にしたがって外部メモリカード15から読み出してSDRAM7に書き込む。SDRAM7に書き込んだ圧縮サムネイルデータを画像圧縮・伸張処理部9によって伸張した後、再度SDRAM7に書き込む。
次に、nの値に基づいて、必要であれば、画像処理部8によって、SDRAM7に書き込んだ伸張後の各サムネイルデータを縮小させた後、再度SDRAM7に書き込む。n=3の場合には、この縮小処理は、不要である。nが4以上である場合には、nの値が大きくなるほど、縮小率が大きくなるように、SDRAM7に書き込んだ伸張後の各サムネイルデータを縮小する。このようにしてSDRAM7上に得られたマルチ画面表示対象のサムネイルを、マルチ表示する。
ステップS24またはS25によって複数枚のサムネイルがマルチ画面表示されると、ズームスイッチのW側が押されたか否か(ステップS26)、ズームスイッチのT側が押されたか否か(ステップS27)、画面更新操作が行なわれたか否か(ステップS28)およびマルチ再生終了操作が行なわれたか否か(ステップS29)を監視する。なお、画面更新操作とは、図5および図6で説明したように、n×nのマルチ画面に表示される画像を更新させるための操作をいう。
複数枚のサムネイルがマルチ画面表示されている状態において、ズームスイッチのW側が押された場合には(ステップS26でYES)、n=6であるか否かを判別する(ステップS30)。n=6である場合には、nをそれ以上大きくできないので、ステップS26に戻る。n=6でない場合には、つまり、nが3、4または5である場合には、nを1だけインクリメントした後(ステップS31)、ステップS23に戻る。この場合、nはn+1に変化するが最後尾に表示されるサムネイルの画像番号mは変化しない。
複数枚のサムネイルがマルチ画面表示されている状態において、ズームスイッチのT側が押された場合には(ステップS27でYES)、n=3であるか否かを判別する(ステップS32)。n=3である場合には、nをそれ以上小さくできないので、ステップS26に戻る。n=3でない場合には、つまり、nが4、5または6である場合には、nを1だけデクリメントした後(ステップS33)、ステップS23に戻る。この場合、nはn−1に変化するが最後尾に表示されるサムネイルの画像番号mは変化しない。
複数枚のサムネイルがマルチ画面表示されている状態において、画面更新操作が行なわれた場合には(ステップS28でYES)、現在のmおよび画面更新操作の種類に応じて最後尾に表示されるサムネイルの画像番号mを決定した後(ステップS34)、ステップS23に戻る。この場合には、nは変化しないが最後尾に表示されるサムネイルの画像番号mが変化する。
複数枚のサムネイルがマルチ画面表示されている状態において、マルチ再生終了操作が行なわれた場合には(ステップS29でYES)、マルチ再生処理を終了する。
nの値が大きくなるほど、マルチ画面上に表示される各サムネイルがより縮小されて表示される。また、nの値が大きくなるほど、マルチ画面上に表示される各サムネイルの数は多くなり、マルチ画面を表示するために時間がかかる。nの値が大きいためにサイズが小さく、他人が画像内容を認識しずらくなっているサムネイルに、さらにぼかし処理を施してマルチ画面表示を行なうと、撮影者であるユーザにもそのサムネイルの内容が把握できなくなる可能性が高くなる。そこで、本実施例では、nの値が大きいためにサイズが小さく、他人が画像内容を認識しずらくなっているサムネイルには、ぼかし処理を施さないようにしている。その結果、マルチ画面表示されるサムネイルの数が多い場合に、ぼかし処理を行なう時間を省くことができる。この場合、他に見せたくない画像のサムネイルの内容は、他人には認識しずらく、撮影者であるユーザには把握できるようになる。
〔5〕ぼかし処理の具体例
図8のステップS24KシークレットフラグFを考慮したマルチ画面表示処理においてサムネイルデータに対して行なわれるぼかし処理について説明する。
例えば、次のような方法でぼかし画像を生成する。
(1)原画像をその中心を中心として所定角度回転させた画像と、原画像とを重ね合わせることにより、ぼかし画像を生成する。
(2)原画像を所定の倍率で拡大または縮小した画像と、原画像とを重ね合わせることにより、ぼかし画像を生成する。
(3)原画像を所定の角度方向に一定距離だけ移動させた画像と、元の位置にある原画像とを重ね合わせることにより、ぼかし画像を生成する。
(4)原画像にモザイクをかけることにより、ぼかし画像を生成する。
(5)原画像から焦点がずれた画像を生成することにより、ぼかし画像を生成する。
デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 外部メモリカード15に保存される画像データファイルのフォーマットを示す模式図である。 通常再生モード時において画像が再生されているときに行なわれるシークレットフラグFの変更処理手順を示すフローチャートである。 通常再生モード時に行なわれる通常再生処理手順を示すフローチャートである。 3×3のマルチ画面の表示例を示す模式図である。 図5の状態から所定の画面更新操作が行なわれることによって、画面内容が更新された例を示す模式図である。 図5の状態からズームスイッチのW側が押されることによって、4×4のマルチ画面が表示されることを示す模式図である。 マルチ再生モード時に行なわれるマルチ再生処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
3 CCD
4 CDS/AGC回路
5 A/D変換器
6 信号処理部
7 SDRAM
8 画像処理部
9 画像圧縮・伸張処理部
13 表示器
14 カード制御部
15 外部メモリカード
20 CPU
21 操作部

Claims (2)

  1. マルチ再生モード時において、1画面内の表示可能枚数を予め定められた範囲内でユーザに設定変更させるための手段を備えたデジタルカルラにおいて、
    保存している撮影画像に対して、ユーザにシークレット設定を行なわせるための手段、 保存している各撮影画像毎に、シークレット設定が行なわれているか否かを記憶する手段、
    マルチ再生モード時に、現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数以上であるか否かを判別する手段、ならびに
    現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数未満であると判別した場合には、マルチ表示すべき複数枚の撮影画像のサムネイルのうち、シークレット設定が行なわれているものについてはぼかし処理を施してから表示させ、シークレット設定が行なわれていないものについてはぼかし処理を施すことなく表示させる手段
    を備えていることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 現在設定されている1画面内の表示可能枚数が所定枚数以上であると判別した場合には、シークレット設定が行なわれているか否かに関係なく、マルチ表示すべき複数枚の撮影画像のサムネイルを、ぼかし処理を施すことなく表示させる手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
JP2007091593A 2007-03-30 2007-03-30 デジタルカメラ Expired - Fee Related JP4832349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091593A JP4832349B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 デジタルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091593A JP4832349B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 デジタルカメラ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011168382A Division JP5079127B2 (ja) 2011-08-01 2011-08-01 デジタルカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008252549A true JP2008252549A (ja) 2008-10-16
JP4832349B2 JP4832349B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=39976968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007091593A Expired - Fee Related JP4832349B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 デジタルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4832349B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268441A (ja) * 2009-04-16 2010-11-25 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理装置、撮像装置及び画像再生装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11212755A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Canon Inc 画像表示装置
JP2003087632A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Konica Corp 撮影機能を有する電子機器及び画像処理システム
WO2003084223A1 (fr) * 2002-04-01 2003-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reproduction d'images et procede de reproduction d'images
JP2004229080A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Olympus Corp 画像表示装置を有する機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11212755A (ja) * 1998-01-26 1999-08-06 Canon Inc 画像表示装置
JP2003087632A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Konica Corp 撮影機能を有する電子機器及び画像処理システム
WO2003084223A1 (fr) * 2002-04-01 2003-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reproduction d'images et procede de reproduction d'images
JP2004229080A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Olympus Corp 画像表示装置を有する機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268441A (ja) * 2009-04-16 2010-11-25 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理装置、撮像装置及び画像再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4832349B2 (ja) 2011-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4919160B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4655135B2 (ja) 撮像装置、撮像領域表示方法および撮像領域表示プログラム
JP4791165B2 (ja) カメラ
JP2006246173A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2007336515A (ja) カメラ、画像出力装置、画像出力方法、画像記録方法、プログラム及び記録媒体
JP2009077227A (ja) 撮像装置とその制御方法
US20120200757A1 (en) Imaging device and control method thereof
KR20100094401A (ko) 동영상을 기록하는 기록 장치, 기록 방법 및 컴퓨터로 판독 가능한 기록 매체
JP2007329689A (ja) 撮像装置および撮影方法
JP4696322B2 (ja) 撮像装置
JP4171383B2 (ja) デジタルカメラ及びデジタルカメラの制御方法
JP4832349B2 (ja) デジタルカメラ
JP2005167701A (ja) デジタルカメラ
JP4235130B2 (ja) デジタルカメラ
JP2019087935A (ja) 情報処理装置
JP5079127B2 (ja) デジタルカメラ
JP2007279394A (ja) カメラの手ブレ警告表示装置
JP2010245810A (ja) 撮像装置
JP5151947B2 (ja) 撮影装置及びそのプログラム
JP4379334B2 (ja) 画像合成装置および電子カメラ
JP4433297B2 (ja) 撮像装置及び画像再生装置
JP4375540B2 (ja) 撮影装置及びそのプログラム
JP2005151349A (ja) デジタルカメラ
JP4786452B2 (ja) カメラ
JP2005260798A (ja) 撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110920

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees