JP2774910B2 - 自動予約装置 - Google Patents

自動予約装置

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JP2774910B2
JP2774910B2 JP32576292A JP32576292A JP2774910B2 JP 2774910 B2 JP2774910 B2 JP 2774910B2 JP 32576292 A JP32576292 A JP 32576292A JP 32576292 A JP32576292 A JP 32576292A JP 2774910 B2 JP2774910 B2 JP 2774910B2
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  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動予約装置、特に何ら
かのサービスを受けようとする人の順番を自動的に予約
すると共に、サービスの実行時における新たな予約の受
付及び、予約した人がサービスの実行時に居ない場合に
自動的に対処し得る、病院、官庁、銀行、理美容院等に
好適な自動予約装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サービス処理の予約の例として病院の診
察予約を考える。病院の診察予約の方法としては、患者
が、来院時或いは電話により希望する日時を病院側に伝
え、病院側では、この日時を台帳或いはパソコンで登録
することが一般的に行われている。これらの予約は、繁
雑な手続きを要するうえに人手を介するため、ミスを起
こし易く、また、専任の担当者が必要になる。
【0003】そこで、電話を用いて自動的に予約する装
置が各種、提案されており、その一つに特開平2-14116
1号公報に示されるようなものがある。このような従来
技術には以下のような事項が開示されている。
【0004】(1)予約者が予約電話をすると、予約受
付手段がメモリのタイムテーブルの中から予約可能な時
刻を選択し、予約者に予約可能な時刻を、音声合成装置
を用いて案内して受付業務を無人化する。
【0005】(2)予約者が上述の予約可能な時刻の内
の所望の時刻を選択し、予約登録手段に伝達する。予約
登録手段は、上述の時刻をタイムテーブルに記憶する。
これによって、受付業務を無人化する。
【0006】(3)予約当日、予約を既に終えている予
約者が自信の診察券を差し込むと、予約当日に、予約時
刻と予約順位がプリントアウトされるから、予約者は上
述の予約時刻と予約順位に従ってサービスを受けること
ができる。
【0007】(4)予約していない人が、直接、外来に
来た場合でも、キー入力によって電話予約の合間を縫っ
て予約を受付け、予約時刻、診察券番号等をメモリのタ
イムテーブルに順番に登録させる。これによって、予約
していない外来者に対しても予約者と同様に予約の機会
を与える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、予約者が指定の時刻に現れない場合の対応が示さ
れていないという問題点があった。また、予約していな
い人が、直接、外来に来た場合のように新たな予約の受
け付けとサービス処理が並行して行われる場合、或いは
予約者が指定の時刻に現れない場合等に於いては、結
局、人手に頼らざるを得ないという問題点があった。
【0009】本発明は、前記問題を解消するべくなされ
たものであって、本発明の課題は、サービス処理の実行
と並行してなされる新たな予約の受付、予約した人がサ
ービスの実行時に居ない場合等の際に自動的に対処し得
る自動予約装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる自動予
約装置は、前記課題を解決するため、それぞれ識別符号
及び識別番号が付されている処理対象から予約のアクセ
スがなされた時、該処理対象の識別符号が所定の符号と
一致するか否かを判定する手段と、時間を計測し時間情
報を形成する計時手段と、上記時間情報に基づいて、処
理対象の処理予定時刻を求める手段と、上記処理対象に
対し、時系列的に予約順位を付すと共に、該予約順位、
上記識別番号、上記処理予定時刻からなる予約情報を形
成する手段と、上記予約情報を格納する第一の記憶手段
と、所定のメッセージ情報を格納する第二の記憶手段
と、上記第一の記憶手段に格納されている予約情報、及
び/または、上記第二の記憶手段に格納されているメッ
セージ情報を音声として出力する手段と、上記第一の記
憶手段に格納されている予約情報をプリントする手段
と、上記予約情報の少なくとも一部を上記予約順位に基
づいて表示する手段と、上記予約情報に基づいて、処理
対象に処理を施し得る時は処理完了情報を形成すると共
に、処理対象に処理を施すことが不可能な時は処理未完
了情報を形成する手段と、上記処理完了情報が供給され
た時、予約順位を繰り上げて新たな予約情報を形成する
手段と、上記処理未完了情報が供給された時、該処理未
完了情報に対応する処理対象の処理予定時刻が経過する
前であれば該処理対象の予約順位を固定して他の処理対
象の予約順位を逐一繰り上げて表示するように制御し、
また、上記処理未完了情報に対応する処理対象の処理予
定時刻が経過した後は該処理対象の予約順位を無視して
他の処理対象の予約順位を、順次、繰り上げて表示する
ように制御する手段とを備えた構成としている。
【0011】
【作用】まず、サービス処理の自動受け付けについて説
明する。処理対象から予約のアクセスがなされると、該
処理対象の識別符号が所定の符号と一致するか否かにつ
いて判断される。一致する場合には、処理対象に対し、
時系列的に予約順位が付されると共に、処理対象の処理
予定時刻が求められる。これら予約順位、識別番号、処
理予定時刻等から予約情報が形成される。予約情報は、
第一の記憶手段に格納されると共に、予約情報が記憶手
段に格納されたことを表す所定のメッセージ情報が音声
出力として処理対象に伝達される。
【0012】次いで、サービス処理と並行してなされる
新たな予約の自動受け付けについて説明する。処理対象
がサービス処理を受けようとする時、予約がなされてい
れば、予約情報の少なくとも一部が、出力される。ま
た、予約がなされていない場合には、その時点に於ける
最後の予約順位が与えられると共に、処理予定時刻が求
められる。これら予約順位、識別番号、処理予定時刻等
から予約情報が形成される。予約情報は、第一の記憶手
段に格納されると共に、形成された予約情報の一部が出
力される。
【0013】そして、サービス処理の実行時に予約者が
居ない場合に、自動的になされる処理について説明す
る。処理対象に対するサービス処理の実行時、予約情報
の少なくとも一部が表示される。このサービス処理の実
行時、処理対象に処理を施し得る時は処理完了情報が形
成されると共に、処理対象に処理を施すことが不可能な
時は処理未完了情報が形成される。
【0014】処理完了情報が供給された時、予約順位を
繰り上げて新たな予約情報を形成し、該予約情報に含ま
れる予約順位が表示される。
【0015】一方、処理未完了情報が供給された時、該
処理未完了情報に対応する処理対象の処理予定時刻が経
過する前であれば、該処理対象の予約順位を固定して他
の処理対象の予約順位を逐一繰り上げて表示し処理した
後、固定した上述の処理対象を処理する。また、処理未
完了情報に対応する処理対象の処理予定時刻が経過した
後は該処理対象の予約順位にかかわらず、他の処理対象
の予約順位を、順次、繰り上げて処理する。
【0016】上述のサービス処理に対する自動予約受け
付け、サービス処理と並行してなされる新たな予約の自
動受け付け、サービス処理の実行時に予約者が居ない場
合の自動処理は全て並行して行われる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図9を参
照して説明する。この一実施例では、病院における自動
予約を例に説明している。図1には、本発明にかかる自
動予約装置の全体的な構成、そして、図2には自動予約
装置の全体的なブロック図が示されている。
【0018】図1に於いて、自動予約装置は、診察予約
本体1と来院者受付機30とから主に構成されている。
診察予約本体1は、電話回線4を通じて或いは、該電話
回線4、電話3、電話回線4同等のケーブル5を介して
外部と接続されている。
【0019】診察予約本体1は、病院側の担当者が操作
するものである。この診察予約本体1は、各種データを
入力すると共に、システムを操作するためのキーボード
12、各種データを表示するためのデイスプレイ11、
フロッピーディスク等の補助記憶装置13、印字用のプ
リンタ14等を備えてなるものである。上述のデイスプ
レイ11としては、CRT、液晶等を用いる事ができ
る。診察予約本体1は、インターフェースケーブル6を
介して来院者受付機30に接続されている。
【0020】来院者受付機30は、挿入された診察券か
ら診察券番号、氏名、受診科等の患者情報を読み取るカ
ードリーダ31、患者の診察の順番、氏名等を表示する
表示部32、予約時刻と予約順位を印字するプリンタ3
3等を備えてなるものである。上述のデイスプレイ32
としては、液晶、LED、蛍光表示管等を用いる事がで
きる。
【0021】図2に於いて、CPU10はシステム全体
の制御を行うもので、このCPU10は、バス23を介
して、ROM15、RAM16、補助記憶装置13、時
計部17、キーボード12、デイスプレイ11、プリン
タ14、インターフェース18、PB信号受信部20、
音声合成部21、ネットワークコントロールユニット
(以下、単にNCUと称する)22に接続されている。
【0022】上述のROM15にはプログラムが格納さ
れている。RAM16は、後述する予約テーブル、患者
名簿、その他の各種データを格納するもので、ワーキン
グエリアとして用いられる。補助記憶装置13は、フロ
ッピーディスクが用いられており、このフロッピーディ
スクはバックアップ或いは最終的な記録媒体として用い
られる。時計部17は、診察予定時刻の推定或いは診察
処理等で用いるための各種時間情報が形成される。
【0023】キーボード12は、システムの動作及び停
止の制御情報、診察処理のための各種情報を入力するた
めに用いられる。デイスプレイ11は予約者のリストア
ップ等、各種の情報を表示するために用いられる。プリ
ンタ14は、予約及び診察状況を最終的に記録するため
に用いられる。インターフェース18は、来院者受付機
30のインターフェース38とケーブル6を介して接続
されており、来院者受付機30との間で各種の情報を送
受信するためのものである。
【0024】PB信号受信部20は、NCU22を介し
て供給される予約用のプッシュボタン信号(いわゆるD
TMFトーン)を受信する時、予約のための各種の情報
をバス23に出力するために用いられる。音声合成部2
1は、図9に示されている各種のメッセージ情報を保持
すると共に、CPU10の制御の下にメッセージ情報を
音声合成してNCU22及び電話回線4を介して、ま
た、図示せぬスピーカより予約者に音声出力する。
【0025】NCU22は、電話回線4と電話器3の何
れか一方と、診察予約本体1のシステムとの接続を切り
替えるものである。このNCU22では、電話回線4と
電話器3の何れか一方から供給される信号をバス23を
介して診察予約本体1の各回路ブロックに供給すると共
に、前述のプッシュボタン信号をPB信号受信部20に
供給する。一方、音声合成部21から供給される音声出
力を電話回線4と電話器3の何れか一方を介して出力す
る。
【0026】CPU35は来院者受付機30全体の制御
を行うもので、このCPU35は、バス39を介して、
ROM36、RAM37、表示部32、プリンタ33、
インターフェース38、カードリーダ31に接続されて
いる。
【0027】上述のROM36にはプログラムが格納さ
れている。RAM37は、インターフェース18、38
を介して診察予約本体1から供給される各種のデータ、
カードリーダ31から読み込まれたデータ等を格納する
もので、ワーキングエリアとして用いられる。
【0028】表示部32は患者の氏名、診察の順番等を
表示するために用いられる。プリンタ33は、予約時刻
と予約順位を印字して出力するために用いられる。カー
ドリーダ31は、来院者が持参し挿入した診察券から番
号、氏名、受診科等の患者情報を読み取るために用いら
れる。
【0029】インターフェース38は、診察予約本体1
のインターフェース18とケーブル6を介して接続され
ており、診察予約本体1との間で各種の情報を送受信す
るためのものである。
【0030】次いで、図3〜図9を参照しシステムの動
作について説明する。図3及び図4は電話による予約を
受付ける時のフローである。ステップS1にて、予約者
からの電話が自動予約装置に着信する。ステップS2に
て自動応答モードに入り、以下のステップで示される自
動応答がなされる。このステップS2に於いて、自動予
約装置を作動させない場合には、図2に示されるNCU
22にて電話回線4とケーブル5を直接接続するように
しておくことによって、電話器3に着信させるようにす
る事ができる。
【0031】ステップS3に於いて、CPU10により
予約登録の状態が調べられ予約を受付けることができる
か否かが判定される。もし、予約が既に一杯で予約を受
け付けられない状態であればステップS15に進み、予
約を受け付けることができる状態であればステップS4
に進む。
【0032】ステップS15では、音声合成部21にて
予約不可メッセージが合成されNCU22を介して電話
回線4に出力される。この予約不可メッセージとして
は、例えば、図9のメッセージ番号(71)に示されて
いるような内容のものを設定することができる。
【0033】ステップS4では、音声合成部21にて予
約案内メッセージが合成されNCU22を介して電話回
線4に出力される。この予約案内メッセージとしては、
例えば、図9のメッセージ番号(72)に示されている
ような内容のものを設定することができる。このステッ
プS4に於いて、予約者は自身の診察券の番号を入力す
る。この場合、プッシュボタン回線使用の電話器であれ
ば、直接、ダイヤルテンキーを押すことにより入力が可
能であるが、ダイヤルパルス回線使用の電話器の場合に
は、PB信号出力モードに切り替えてからダイヤルテン
キーを押さなければならない。
【0034】ステップS5に於いて、予約者の診察券番
号が、カードリーダ31を介して診察予約本体1によっ
て取り込まれ一時記憶される。この後、ステップS6で
は、音声合成部21にてパスワードメッセージが合成さ
れNCU22を介して電話回線4に出力される。このパ
スワードメッセージとしては、例えば、図9のメッセー
ジ番号(73)に示されているような内容のものを設定
することができる。予約者は、上述のパスワードメッセ
ージに応じて、4桁程度のパスワードを、前述の診察券
番号と同様にPB信号にて入力する。
【0035】ステップS7に於いて、予約者のパスワー
ドがNCU22を介してPB信号受信部20に取り込ま
れ一時記憶される。続くステップS8では、上述のステ
ップS5、S7にて取り込まれ一時記憶されている診察
券番号及びパスワードが、図8に示されRAM16に格
納されている患者名簿に記録されている診察券番号及び
パスワードと一致していればステップS9に進み、一致
していなければステップS16に進む。
【0036】ステップS16では、音声合成部21にて
警告メッセージが合成されNCU22を介して電話回線
4に出力される。この警告メッセージとしては、例え
ば、図9のメッセージ番号(74)に示されているよう
な内容のものを設定することができる。
【0037】続くステップS17にて警告メッセージの
発せられた回数が3回に達しているか否かが判断され
る。若し、警告メッセージの発せられた回数が3回に達
していれば電話回線4が切断され、達していなければ前
述のステップS4に戻る。このパスワードの一致検出、
パスワード不一致の場合の警告メッセージの出力及び電
話回線4の切断等のステップはいたずらによる予約を防
止するためである。
【0038】ステップS9では、取り込まれた診察券番
号が、既に予約済みであるか否かについて判断される。
既に予約済みである場合には、ステップS18に進み、
未だ予約がなされていない場合には、ステップS10に
進む。
【0039】ステップS18では、音声合成部21にて
予約取消しメッセージが合成されNCU22を介して電
話回線4に出力される。この予約取消しメッセージとし
ては、例えば、図7のメッセージ番号(75)に示され
ているような内容のものを設定することができる。
【0040】続くステップS19にて、予約者が“1”
を入力したか否かについて判断される。“1”が入力さ
れない場合には電話回線4が切断される。“1”が入力
された場合には予約取消しの処理がなされる。この予約
取消しの処理は、例えば、図7に示されRAM16に格
納されている予約テーブルの予約情報を消去することに
より、或いは、予約情報に予約取消しフラグを付す、と
いったようなことによってなされる。
【0041】この後、ステップS21では、音声合成部
21にて予約取消し確認メッセージが合成されNCU2
2を介して電話回線4に出力される。この予約取消し確
認メッセージとしては、例えば、図7のメッセージ番号
(76)に示されているような内容のものを設定するこ
とができる。この後に電話回線4が切断される。
【0042】ステップS10に於いて、診察予定時刻が
求められる。即ち、時計部17から供給される時間情報
に基づいて、診察開始時刻、平均診察時間が求められる
と共に、予約順位が求められ、一時記憶される。その計
算式は、例えば、以下の(1)式にて表される。 (診察予定時刻)= (診察開始時刻)+(平均診察時間)×((予約順位)−1)・・(1)
【0043】この一実施例では、診察予定時刻の予測が
大きな比重を占める。予測の精度を上げるために、上述
の(1)式の他に以下のようなものを考える事ができ
る。第二の方法としては、診察の開始された後の予約に
於いては、診察の進み具合に応じて、自動的に予測時刻
が修正されるもので、以下の(2)式にて表される。即
ち、この(2)式では現在時刻と残っている予約者数か
ら予定時刻の推定がなされるものである。 (診察予定時刻)= (現在時刻)+(平均診察時間)×((予約順位)−(診察処理件数)−1) ・・・・・・・・・・・(2)
【0044】第三の方法としては、平均診察時間を用い
ずに、病状或いは症状を予約のデータとして入手し、そ
れにより、個々の予約者の診察時間を推定し、その積和
の結果として次の予約者の診察予定時刻を推定するもの
である。上述の三通りの方法の何れか或いはそれらを組
み合わせて診察予定時刻の予測に用いることが可能であ
る。
【0045】ステップS11では、前述のステップS1
0で求められた予約順位、診察予定時刻等の予約情報に
基づき、音声合成部21にてメッセージが合成されNC
U22を介して電話回線4に出力される。この警告メッ
セージとしては、例えば、図7のメッセージ番号(7
7)に示されているような内容のものを設定することが
できる。
【0046】続くステップS12にて、予約者が、承諾
の意思を表すデータ(以下、承諾情報と称する)“0”
を入力したか否かについて判断される。“0”が入力さ
れない場合には電話回線4が切断される。“0”が入力
された場合には予約登録の処理がなされる。この予約登
録は、一時記憶されている予約順位、診察券番号、予約
者氏名、予定時刻等の予約情報が、図7に示されRAM
16内に設定されている予約テーブルに格納されること
によって処理される。
【0047】この後、ステップS14では、音声合成部
21にて予約確認メッセージが合成されNCU22を介
して電話回線4に出力される。この予約確認メッセージ
としては、例えば、図7のメッセージ番号(78)に示
されているような内容のものを設定することができる。
この後に電話回線4が切断される。これによって、電話
による予約受付処理が終了する。
【0048】図4は来院者に対する自動予約装置の処理
フローである。ステップS31にて、診察券が来院者受
付機30のカードリーダ31に挿入されたか否かについ
て判断される。診察券が挿入された場合のみステップS
32に進む。
【0049】ステップS32に於いて、診察券番号の読
み取りがなされる。読み取られた診察券番号は、必要な
制御信号と共にインターフェース38、ケーブル6を介
して診察予約本体1に転送される。このステップS32
に於いて、診察予約本体1では、図3に示されるステッ
プS9の場合と同様に予約済みか否かについて判断され
る。若し、予約済み出あればステップS36に進み、予
約済みでなければステップS34に進む。
【0050】ステップS36では、図7に示されRAM
16に格納されている予約テーブルから予約情報が読み
出され用紙にプリントされてプリンタ33から出力され
る。これは、例えば、 「診察券番号○○○○番 ○○○○様 診察予約済みで
す。 診察予定時刻 ○○時○○分 順番 ○○番」 この後、図4に示されるフローは終了する。
【0051】ステップS34以下では、電話予約をせず
に直接来院した人が対象となる。このステップS34で
は、その時点で初めて予約が受け付けられたことにな
り、現時点での最後の順位、即ち、図7に示される予約
テーブル中、最後の予約者として予約順位が与えられ
る。これと共に、前述のステップS10の場合と同様に
して診察予定時刻が求められる。
【0052】ステップS35では、前述のステップS1
3の場合と同様にして予約登録の処理がなされる。これ
と共に、上述のステップS36の場合と同様にして予約
テーブルから予約情報が読み出されプリントアウトされ
る。この後、図4に示されるフローは終了する。
【0053】図5は診察実行時の処理フローである。ま
ず、医師或いは病院の担当者が、診察の終了する度に予
約者呼び出しボタンを操作する。これにより以下のステ
ップS41以下のフローが実行される。
【0054】ステップS41にて、CPU10の制御の
下に、RAM16に格納されている予約テーブルから予
約情報が読み出されてインターフェース18、38を介
してRAM37に格納される。次いで、CPU35の制
御の下に、上述の予約情報の内から予約順位、氏名等の
データがRAM37から読み出され、表示部32にて表
示される。
【0055】このステップS41にて、来院者受付機3
0の表示部32に予約者の予約順位と予約者名の表示が
なされる。ステップS42では、音声合成部21にて予
約順位のメッセージが合成され図示せぬスピーカより出
力される。この予約順位のメッセージとしては、例え
ば、図6のメッセージ番号(79)に示されているよう
な内容のものを設定することができる。
【0056】次の段階にて予約者が現れるか否かによっ
て対応する処理がなされる。即ち、予約者が現れれば、
予約者呼び出しボタンが操作されステップS43に進
む。このステップS43では、ステップS41と同様に
次の予約者の予約順位と予約者名の表示がなされる。ま
た、もし予約者が現れなければ、ボタン操作がなされて
ステップS45に進む。
【0057】ステップS44では、図7に示されRAM
16に格納されている予約テーブルの処理欄に“処理済
み”のフラグが立てられる。この後、図6に示されるフ
ローは終了する。ステップS45では、時計部17から
供給される現在時刻が、予約テーブルに保持されている
診察予定時刻を過ぎているか否かについて判断される。
現在時刻が診察予定時刻を過ぎている場合には、ステッ
プS47に進み、現在時刻が診察予定時刻を過ぎていな
い場合には、ステップS46に進む。
【0058】ステップS46では、予約順位が繰り上げ
られて表示部32で表示される。即ち、予約テーブル
中、ステップS41にて表示されている予約順位及び氏
名に対応する処理欄を、図7に示されるように“未処
理”にすると共に、保留であることを示すフラグを立て
る。そして、該フラグの立てられている予約者の次の順
位の予約者の順位及び氏名を、RAM16に格納されて
いる予約テーブルから読み出して上述のステップS41
と同様にして表示部32で表示する。
【0059】このステップS46では、繰り上げて表示
した予約者の診察が終了した段階で、前述のフラグを参
照する。予約テーブルの内、フラグの立てられている順
位の予約者の順位及び氏名を再度、予約順位に従って、
前述のステップS41と同様にして表示部32で表示す
る。これによって、フローが終了する。
【0060】ステップS47では、予約テーブル中、ス
テップS41にて表示されている予約順位及び氏名に対
応する予約テーブルの処理欄を“未処理”にする。この
ステップS47では、現在時刻が予定時刻を既に過ぎて
いるので、保留であることを示すフラグは立てない。そ
して、上述のステップS41と同様にして次の順位の予
約者の順位及び氏名が繰り上げられ表示部32で表示さ
れる。
【0061】このステップS47では、上述のステップ
S46と異なり、処理欄が“未処理”とされている予約
者の順位及び氏名を再度表示することはない。これによ
って、フローが終了する。
【0062】上述の図3〜図6に示されている処理フロ
ーは、同時に進行でき、予約受付を行いながら、実行処
理が可能である。1日の診察が終了すれば、図7に示さ
れる予約テーブル内の予約情報が補助記憶装置13に記
録される。この予約テーブルに関する情報は、診察予約
本体1のプリンタ14から出力する事ができる。これに
よって、電話予約の状況、診察時間の状況から前述の診
察予定時刻の予測に用いられる平均診察時間を修正する
こともできる。この平均診察時間は、プログラムで自動
的に修正することも可能である。
【0063】この予約テーブルの予約情報に基づいて、
図8に示される患者名簿を作成し、補助記憶装置13に
記録する事ができる。この患者名簿には、予約を守らな
い患者に対して電話予約を禁止する“電話予約不可”を
記録する、例えば、対応するフラグを立てることができ
る。診察予約本体1は、この患者名簿の情報に基づい
て、電話予約による受付けを拒否する事ができる。
【0064】この一実施例では、電話による予約の受け
付け、予約順になされる診察と並行して行われる新患の
受け付け、そして、診察時に予約者が居ない場合の処理
を全て自動的に且つ並行して行うことが特長である。ま
ず、電話による予約の自動受け付けについて要約する。
予約者からの電話が自動予約装置に着信すると、予約受
付の可否について判定される。予約受付け可能の場合は
音声合成部21にて予約案内メッセージが合成されNC
U22を介して電話回線4に出力される。予約者から診
察券番号及びパスワードが入力されると、予め登録され
ている診察券番号及びパスワードとの一致判断がなされ
る。この後、予約がなされていない場合に、予約情報が
形成されメッセージとして出力される。また、予約者か
らの承諾情報に基づいて、予約登録の処理がなされる。
【0065】次いで、診察と並行して行われる新患の自
動受け付けについて要約する。来院者に対しては、来院
者の診察券番号が、カードリーダ31にて読み取られ
る。読み取られた診察券番号に基づいて、現時点での最
後の順位が予約順位として与えられると共に、電話予約
の場合と同様に予約登録の処理がなされる。この後、予
約テーブルから読み出された予約情報がプリンタ33か
らプリントアウトされる。
【0066】そして、診察時に予約者が居ない場合の処
理について要約する。診察実行時は、表示部32に予約
者の予約順位と氏名の表示がなされると共に、メッセー
ジが出力される。若し、予約者が現れなければ、予約テ
ーブルの処理欄が“未処理”とされる。この場合に於い
て、現在時刻が、上述の予約者の診察予定時刻を過ぎて
いない場合には、予約テーブルにおける予約者の処理欄
に保留であることを示すフラグを立て、該フラグの立て
られている次の順位の予約者の順位及び氏名を繰り上げ
表示部32で表示し、該予約者の診察が終了した段階
で、前述のフラグの立てられている順位の予約者の順位
及び氏名を再度表示する。また、現在時刻が診察予定時
刻を過ぎている場合には、現れない予約者の予約順位及
び氏名に対応する予約テーブルの処理欄を“未処理”に
したまま、次の順位の予約者の順位及び氏名を繰り上げ
表示する。
【0067】従って、予約者が指定の時刻に現れない場
合であっても診察予約本体1による自動的な対応が可能
である。また、予約していない人が、直接、外来に来た
場合のように予約とサービスの処理が平行して行われる
ときであっても自動的に対応することが可能である。
【0068】この一実施例では、自動予約装置として専
用の装置を考えているが、これに限定されるものではな
く、PB信号受信部20、音声合成部21、NCU22
を除けば、パーソナルコンピュータにより構成すること
もできるので、パーソナルコンピュータと、PB信号受
信部20、音声合成部21、NCU22等の機能を搭載
した専用ボード、ソフトウェアの組み合わせで構成する
ことも可能である。
【0069】この一実施例では、病院における自動予約
を例にして説明しているが、これに限定されるものでは
なく、官庁、銀行、理美容院等でも同様に適用できるも
のである。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば、予約者が指定の時刻
に現れない場合であっても自動的に対応できるという効
果がある。また、サービスを受けようとする人が予約せ
ずに、直接、来た場合のように予約とサービスの処理が
平行して行われる場合であっても自動的に対応できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を示す概略斜視説明図で
ある。
【図2】一実施例のブロック図である。
【図3】電話予約時の処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】電話予約時の処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】来院受付時の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】診察実行時の処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】予約テーブルの例を示す説明図である。
【図8】患者名簿の例を示す説明図である。
【図9】メッセージの例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 診察予約本体 10、35 CPU 13 補助記憶装置 14 プリンタ 15、36 ROM 16、37 RAM 17 時計部 21 音声合成部 22 NCU 30 来院者受付機 31 カードリーダ 32 表示部 33 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141161(JP,A) 特開 平1−130275(JP,A) 特開 昭63−219064(JP,A) 特開 平4−213160(JP,A) 特開 平4−160673(JP,A) 特開 平4−23166(JP,A) 特開 平5−35804(JP,A) 特開 平6−141094(JP,A) 特開 昭58−4474(JP,A) 特開 平3−246669(JP,A) 特開 平2−272676(JP,A) 実開 平1−134565(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/60 H04M 11/00 303 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ識別符号及び識別番号が付され
    ている処理対象から予約のアクセスがなされた時、該処
    理対象の識別符号が所定の符号と一致するか否かを判定
    する手段と、 時間を計測し時間情報を形成する計時手段と、 上記時間情報に基づいて、処理対象の処理予定時刻を求
    める手段と、 上記処理対象に対し、時系列的に予約順位を付すと共
    に、該予約順位、上記識別番号、上記処理予定時刻から
    なる予約情報を形成する手段と、 上記予約情報を格納する第一の記憶手段と、 所定のメッセージ情報を格納する第二の記憶手段と、 上記第一の記憶手段に格納されている予約情報、及び/
    または、上記第二の記憶手段に格納されているメッセー
    ジ情報を音声として出力する手段と、 上記第一の記憶手段に格納されている予約情報をプリン
    トする手段と、 上記予約情報の少なくとも一部を上記予約順位に基づい
    て表示する手段と、 上記予約情報に基づいて、処理対象に処理を施し得る時
    は処理完了情報を形成すると共に、処理対象に処理を施
    すことが不可能な時は処理未完了情報を形成する手段
    と、 上記処理完了情報が供給された時、予約順位を繰り上げ
    て新たな予約情報を形成する手段と、 上記処理未完了情報が供給された時、該処理未完了情報
    に対応する処理対象の処理予定時刻が経過する前であれ
    ば該処理対象の予約順位を固定して他の処理対象の予約
    順位を逐一繰り上げて表示するように制御し、また、上
    記処理未完了情報に対応する処理対象の処理予定時刻が
    経過した後は該処理対象の予約順位を無視して他の処理
    対象の予約順位を、順次、繰り上げて表示するように制
    御する手段とを備えたことを特徴とする自動予約装置。
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