JP3510826B2 - 診療支援システム - Google Patents

診療支援システム

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JP3510826B2
JP3510826B2 JP29594699A JP29594699A JP3510826B2 JP 3510826 B2 JP3510826 B2 JP 3510826B2 JP 29594699 A JP29594699 A JP 29594699A JP 29594699 A JP29594699 A JP 29594699A JP 3510826 B2 JP3510826 B2 JP 3510826B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバとクライア
ントから成る複数のコンピュータをネットワークで接続
して成り、1受診分の診療情報を単位として承認を行う
診療支援システムに関する。更に詳しくは、診療情報を
補助者が入力し、入力済みの診療情報を担当医が確認し
て承認するように運用される診療支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】診療情報を電子化して記録する診療支援
システムでは、診療時に於ける診療情報の入力操作を、
医師ではなく、その補助者が行うことにより医師の負担
を軽減して、診療に専念できるように運用する場合があ
る。しかし、そのような場合であっても、入力された診
療情報の承認は担当医が行う必要があるため、後に、医
師が入力済みの診療情報を画面表示して確認し、承認等
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】補助者が入力した診療
情報を医師が承認するように運用される診療支援システ
ムに於いて、補助者が入力操作を行う端末装置と、医師
が承認入力を行う端末装置とを、別々に設ける場合があ
る。そのような場合、医師が承認入力を行うために或る
1受診分の診療情報を呼び出した時点では、該或る1受
診分の診療情報の入力が完了していないこともある。そ
の場合、その1受診分の診療情報を画面に呼び出して承
認することができないため、画面に呼び出すための操作
入力や、呼び出せないことを知るまでの待ち時間が無駄
となる。本発明は、任意の1受診分の診療情報の入力が
完了したか否かを、当該1受診分の診療情報を呼び出す
ことなく知り得るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、サー
バとクライアントから成る複数のコンピュータをネット
ワークで接続して成り、1受診分の診療情報を単位とし
て承認を行う診療支援システムであって、サーバは、各
1受診分の診療情報について入力状態と入力コンピュー
タと承認の有無とを各々対応付けて記憶する入力状態記
憶手段と、新規に追加された1受診分の診療情報の入力
状態を『入力中』に設定し、該1受診分の診療情報が診
療情報入力用画面から抜ける際に『入力済み』に設定す
る入力状態設定手段と、任意の1受診分の診療情報につ
いて承認入力が行われると該1受診分の診療情報を『承
認有り』に設定する承認管理手段とを有し、各コンピュ
ータ(=クライアントマシン、及びサーバ用コンピュー
タがクライアントマシンとして機能する場合には該サー
バ用のコンピュータ)は、入力状態の表示を指令するた
めの状態表示入力手段と、入力状態の表示が指令される
と各コンピュータに対応付けられている中で最新の1受
診分の診療情報の入力状態をサーバの入力状態記憶手段
から読み出して各々表示する入力状態表示手段とを有す
る、ことを特徴とする診療支援システムである。請求項
2の発明は、請求項1に於いて、入力状態設定手段は、
診療情報入力用画面を抜けて承認・保存用画面を起動す
る際に入力状態を『入力済み』に設定することを特徴と
する診療支援システムである。請求項3の発明は、請求
項1又は請求項2に於いて、各コンピュータの入力状態
表示手段は、各コンピュータに対応付けられている中で
最新の1受診分の診療情報の入力状態とともに、該1受
診分の診療情報の承認の有無を併せて表示することを特
徴とする診療支援システムである。請求項4の発明は、
請求項1〜請求項3の何れかに於いて、サーバは、さら
に各利用者について入力権限の有無と承認権限の有無と
を各々対応付けて記憶する利用者情報記憶手段を有し、
承認管理手段は、承認入力を行った者が承認権限を有す
ることを条件として『承認有り』の設定を行うことを特
徴とする診療支援装置である。請求項5の発明は、請求
項1〜請求項4の何れかに於いて、各コンピュータは更
に入力状態表示手段が表示している中の任意の1受診分
の診療情報が選択されると該選択された1受診分の診療
情報用の承認・保存用画面を起動する承認・保存用画面
起動手段を有することを特徴とする診療支援システムで
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を具
体的に説明する。図1は実施の形態の診療支援システム
のネットワーク構成を示す。図示のように、本システム
は、サーバコンピュータと複数のクライアントコンピュ
ータ(医師端末装置や補助者端末装置等の端末装置)を
ローカルエリアネットワーク(LAN)で接続して成
る。医師端末装置の設置箇所は、例えば、各医師の控室
である。また、補助者端末装置の設置箇所は各医師の診
察室である。
【0006】サーバコンピュータには、診療情報記録フ
ァイル、診療情報入力状態記録ファイル、利用者情報記
録ファイルや、その他のファイルが記録されている。各
端末装置は、必要に応じてこれらのファイルを読み出し
/書き込みする。なお、サーバには上記以外のファイル
も当然に記録されているが、本発明の説明には不要であ
るため省略する。
【0007】診療情報記録ファイルは、図2に示すよう
に、患者と受診日時で特定される1受診分の診療情報毎
に、該特定された1受診分を示す診療情報識別コード、
入力者、承認者、記録日時、承認日時、及び該1受診分
に含まれる診療情報数を対応付けて記録するファイルで
ある。ここで、含まれる診療情報とは、例えば、患者が
話す主観的な情報(病歴等)、医師が診た客観的な情報
(所見等)、医師の判断(傷病名等)、医師の行為(処
置,投薬等)等をいう。換言すれば、実質的な診療情報
をいう。
【0008】診療情報入力状態記録ファイルは、図3に
示すように、患者と受診日時で特定される1受診分の診
療情報毎に、入力端末装置、入力状態、承認の有無、何
れの1受診分であるかを示す診療情報識別コード、入力
者、及び記録日時を対応付けて記録するファイルであ
る。このファイルの1受診分のレコード(1受診分の記
録欄)は、入力権限を有する入力者が、新規入力を行う
ために診療情報入力用の画面もしくはウインドウ(以下
『画面』という)を開いた時に追加される。ここで、診
療情報入力用の画面とは、例えば、そのままで診療情報
入力が可能なカルテ画面、そのままでは診療情報入力は
可能でないが診療情報入力用の画面を起動可能なカルテ
表示画面、診療情報の種別毎に入力フィールドを備えた
診療情報入力専用の画面等をいう。また、新規入力のた
めに開いたか否かは、本システムでは、直前の画面が後
述の診療情報入力状態表示画面であったか否かに基づい
て判定しているが、判定方法はこれに限定ず、他の画面
表示履歴や、入力者の職種や入力権限等に種別を設けて
おき、その種別に基づいて判定してもよい。また、これ
らを組み合わせて判定してもよい。
【0009】利用者情報記録ファイルは、図4に示すよ
うに、当該医療機関に勤務している者であって何れかの
端末装置を利用する可能性の有る者の識別コード、氏
名、職種(医師/看護婦/検査技師/事務員等)ととも
に、入力権限及び承認権限を対応付けて記録するファイ
ルである。入力権限は、その有無のみを記録するもので
もよいが、端末装置の種別毎に入力権限の有無を記録す
るものでもよい。承認権限は本システムでは医師のみが
持つが、例えば、薬局の端末装置から入力される情報に
ついては薬局の長が持つというように、端末装置の種別
との関連で承認権限の有無を定めるような構成も可能で
ある。
【0010】以下、任意の端末装置(医師端末装置又は
補助者端末装置)で実行される処理を説明する。 〔1〕ログイン時:まず、図8に即してログイン時の処
理を説明する。任意の端末装置でログインが行われると
(S11でYES)、ログイン者のパスワードチェック
後、利用者情報記録ファイルから、ログイン者のユーザ
識別コードに対応付けられている入力権限及び承認権限
(図4参照)が取得される(S12)。その結果、入力
権限が有る場合は(S13でYES)、当該端末装置の
入力権限バッファに『入力権限有り』がセットされる
(S14)。また、承認権限が有る場合は(S15でY
ES)、当該端末装置の承認権限バッファに『承認権限
有り』がセットされる(S16)。
【0011】〔2〕診療情報入力画面:図9と図10に
即し、図2〜図3及び図5〜図7を参照して、診療情報
入力画面を起動する際の処理と、診療情報入力画面を終
了する際の処理を説明する。なお、診療情報入力画面と
は、ここでは、そのままで診療情報入力が可能なカルテ
画面をいう。図6には、太線枠で示す平成11年1月2
日の受診分にキーボードフォーカスがあり、入力可能で
ある様子が示されている。
【0012】診療情報入力画面への遷移が発生すると
(S21でYES)、入力権限バッファのデータを参照
して入力者が入力権限を持つか否かがチェックされ、持
つ場合には(S22でYES)、今回の画面遷移が診療
情報入力状態表示画面(図5参照)からの遷移であるか
否かがチェックされる(S23)。診療情報入力状態表
示画面からの遷移は、後述のように既入力の受診分の診
療情報を選択することにより発生するものであるため、
ステップS23のチェックにより、新規入力のために診
療情報入力画面が表示されたのか、又は、既入力の診療
情報の確認/修正のために診療情報入力画面が表示され
たのかを判別することができる。
【0013】ステップS23で、診療情報入力状態表示
画面からの遷移で無かった場合、換言すれば、新規入力
のために診療情報入力画面が表示された場合は(S23
でNO)、診療情報入力状態記録ファイルに新規受診分
の診療情報を記録するためのレコードが追加されて、そ
の入力状態が『入力中』に設定される(S24)。ま
た、当該入力を行っている端末名(端末情報)、その時
点で選択されている患者コード、受診日時、入力者の識
別コードが対応付けて記録されるとともに、当該新規の
受診分の診療情報を特定するための診療情報識別コード
が付与される。この診療情報識別コードは、診療情報記
録ファイルでも共通して用いられるものである。次に、
ステップS25で、現在選択されている患者の情報を診
療情報入力画面に表示するために必要な各種のデータ
が、例えば、患者情報記録ファイル(不図示)や、診療
情報記録ファイル等から取得される。表示に必要な各種
のデータとは、例えば、当該患者の氏名、保険情報、過
去の各1受診分の診療情報等である。こうして表示に必
要な各種のデータが取得されると、診療情報入力画面に
上記ステップS25で取得したデータが表示される(S
26)。
【0014】ステップS23で、診療情報入力状態表示
画面からの遷移だった場合、換言すれば、既入力の診療
情報の確認/修正のために診療情報入力画面が表示され
た場合は(S23でYES)、現在選択されている患者
の情報を診療情報入力画面に表示するために必要な各種
のデータが、前記ステップS25と同様に、患者情報記
録ファイルや診療情報記録ファイル等から取得される
(S27)。こうして表示に必要な各種のデータが取得
されると、診療情報入力画面に、上記ステップS27で
取得したデータが表示される(S26)。
【0015】こうして表示された診療情報入力画面で
は、新規の受診分の診療情報の入力、又は、既入力の受
診分の診療情報の確認及び必要な修正が行われる。入力
や必要な修正が終了して、入力者が他の画面へ切り換え
るための操作入力や、診療情報入力画面を閉じるための
操作入力を行うと、診療情報入力画面を抜けるイベント
が発生する(S31でYES)。
【0016】診療情報入力画面を抜けるイベントが発生
すると、まず、そのイベントが、終了ボタン51(図6
参照)のクリックにより発生したものであるか否かチェ
ックされる(S32)。終了ボタン51は、本システム
では、診療情報入力画面(カルテ画面)から承認・保存
画面(図7参照)へ切り換えるためのボタンとして設定
されている。
【0017】診療情報入力画面を抜けるイベントが終了
ボタン51のクリックにより発生した場合は(S32で
YES)、ステップS33に進み、現在の診療情報入力
画面が、新規入力のために表示されたものであったか、
又は、既入力の診療情報の確認/修正のために表示され
たものであったかがチェックされる。
【0018】新規入力のために表示されたものであった
場合は(S33でYES)、診療情報入力画面の起動時
に診療情報入力状態記録ファイルに追加されたレコー
ド、即ち、新規の受診分の診療情報の記録用に追加され
たレコードの入力状態が、『入力済み』に設定される
(S34)。
【0019】新規入力のために表示されたものでなかっ
た場合は(S33でNO)、診療情報入力画面で修正さ
れたデータが、診療情報入力状態記録ファイルの該当欄
に記録される。即ち、診療情報入力状態記録ファイルの
該当欄のデータが修正データで更新される(S35)。
【0020】こうして新規入力された受診分用のレコー
ド(現在選択されている患者の新規受診分用のレコー
ド)の入力状態が『入力済み』に設定され、又は、修正
があった場合には該修正データで診療情報入力状態記録
ファイルの該当欄が更新されると、ステップS36へ進
み、診療情報入力画面から承認・保存画面への切換が行
われる(S36)。
【0021】なお、前記ステップS32で、診療情報入
力画面を抜けるイベントが終了ボタン51のクリック以
外の操作入力に起因して発生した場合は、ステップS3
7へ進み、診療情報入力画面を抜ける。これにより、当
該操作入力に対応する画面が起動され、及び/又は、診
療情報入力画面が閉じられる。
【0022】〔3〕承認・保存画面:図11と図12に
即し、図2〜図3,図7を参照して、承認・保存画面で
の処理を説明する。この承認・保存画面は、前述のよう
に、診療情報入力画面で何れかの患者の何れかの受診分
が選択された状態で終了ボタン51がクリックされるこ
とにより起動される。
【0023】承認・保存画面が起動されると(S41で
YES)、承認権限バッファのデータを参照して入力者
が承認権限を持つか否かチェックされ、持たない場合は
(422でNO)、承認・保存ボタンが非表示(グレー
の文字表示)とされる(S43)。これにより、入力者
が承認・保存ボタンをクリックしたとしても、そのクリ
ックは無視される。即ち、承認は行われない。
【0024】ステップS44では、承認・保存画面の表
示に必要な各種のデータ、即ち、現在選択されている患
者の氏名や、承認・保存対象の受診分の診療情報等が取
得される。ステップS45では、ステップS44で取得
したデータが、承認・保存画面に表示される。
【0025】承認・保存画面に於いて未承認・保存ボタ
ンがクリックされると(S46でYES)、前述の診療
情報入力画面に於いてその起動時に診療情報入力状態記
録ファイルに追加されたレコード(=新規入力用に追加
されたレコード)に対応するレコードが、診療情報入力
ファイルに追加されて、該追加された診療情報入力ファ
イルレコードに、診療情報入力状態記録ファイルの上記
の追加レコードの記録データが転記される(S47)。
【0026】また、承認・保存画面に於いて承認・保存
ボタンがマウス等のポインティングデバイスのクリック
により押下されると(S48でYES)、現在選択され
ている1受診分のレコードに、承認に関するデータが記
録される。つまり、診療情報記録ファイルの承認日時と
して現在日時が記録され、承認者識別コードとして入力
者の識別コードが転記される。また、診療情報入力状態
記録ファイルの承認有無情報に『承認有り』が設定され
る(S49)。診療情報入力状態記録ファイルの現在選
択されているレコードの各記録データが、診療情報記録
ファイルの対応するレコードの各記録データ欄へ、各々
転記される(S50)。例えば、実質的な診療情報が転
記される。さらに、実質的な診療情報数が演算されて、
診療情報入力データ数欄に記録される。
【0027】また、承認・保存画面に於いて内容確認ボ
タンがクリックされると(S51でYES)、現在選択
されている1受診分の診療情報が、図7の下半分に示す
ように、カルテ表示と同様の態様で表示される(S5
2)。これにより、入力者は自分が承認しようとしてい
る診療情報を確認できる。
【0028】承認・保存画面の終了イベントが発生する
と(S53でYES)、承認・保存画面を抜ける(S5
4)。
【0029】〔4〕診療情報入力状態表示画面:図13
に即し、図2〜図3,図5を参照して、診療情報入力状
態表示画面での処理を説明する。この診療情報入力状態
表示画面は、初期画面等に表示されている診療情報入力
状態表示画面ボタン(不図示)をマウス等のポインティ
ングデバイスのクリックで押下することにより起動され
る。
【0030】診療情報入力状態表示画面が起動されると
(S61でYES)、診療情報入力状態記録ファイルか
ら、各端末毎に最新の1受診分のレコードの記録データ
が再生される(S62)。例えば、端末装置1であれ
ば、該端末装置1に対応付けられている各受診分のレコ
ードの中から受診日時(又は記録日時)が最新のレコー
ドの記録データが再生される。こうして再生されたデー
タが、診療情報入力状態表示画面に表示される(S6
3)。図5は、診療情報入力状態表示画面の表示例を示
す。図5で、『*』マークは、当該1受診分の記録デー
タが未承認であること、即ち、承認権限を有する者の承
認待ちであることを示す。この表示は、診療情報入力状
態記録ファイルの承認有無情報に基づいて行われてい
る。
【0031】診療情報入力状態表示画面で何れかの端末
装置が選択された状態で、換言すれば、当該何れかの端
末装置から入力された最新の1受診分のレコードが選択
された状態で、選択ボタンが押下されると(S65でY
ES)、前述したように、画面が診療情報入力画面へ切
り換えられる(S66)。これにより、前述のように診
療情報入力画面での確認・修正が可能となる。また、閉
じるボタンが押下された場合は(S64でYES)、診
療情報入力状態表示画面が終了される(S67)。
【0032】〔5〕変形例:前記では、全ての端末装置
について、それぞれ最新に入力された(=記録された/
受診された)1受診分の記録データの入力状態を表示
し、併せて、その承認の有無を表示している。しかしな
がら、診療時間から若干の時間をおいて医師が診療情報
を承認する場合には、その日に自分が担当した全患者に
ついて、承認の有無をチェックしたい場合もあると考え
られる。一般に、医師が同じ診察室で1日又は半日の診
療を行うことを考慮すると、当該医師の診察室に設置さ
れている端末装置から当日に入力された各1受診分の承
認の有無を一覧表示することにより、上記の要請に応え
ることができると考えられる。そのためには、例えば、
診療情報入力状態表示画面(図5)にモード切換ボタン
を設け、或る入力端末装置が選択された状態で上記モー
ド切換ボタンを押下することにより、当該入力端末装置
に対応付けられている当日入力の各1受診分の記録デー
タ(少なくとも『患者氏名』と『承認の有無』を含むデ
ータ)を一覧表示するように構成すると、所望の表示を
得ることができる。このような表示の一例を図14に示
す。さらに、モード切換後の画面に於いて、上記の選択
された端末装置に対応付けて一覧表示されている各1受
診分のレコードの中から未承認の任意の1受診分のレコ
ードを選択して、前述のシステムと同様に選択ボタンを
押下することで診療情報入力画面を経て該未承認の1受
診分のレコードの承認・保存画面に切り換えるように構
成すると、前述のシステムと同様に、当該未承認の1受
診分の記録データを確認して承認を行うことができる。
なお、午前/午後で診察室の医師が交代するような病院
であれば、半日分を一覧表示すればよい。このような変
形例の構成は、『サーバとクライアントから成る複数の
コンピュータをネットワークで接続して成り、1受診分
の診療情報を単位として承認を行う診療支援システムで
あって、サーバは、各1受診分の診療情報について各々
入力コンピュータと承認の有無とを対応付けて記憶する
承認状態記憶手段と、任意の1受診分の診療情報につい
て承認入力が行われると該1受診分の診療情報を『承認
有り』に設定する承認管理手段と、を有し、各コンピュ
ータは、当該コンピュータから入力した各1受診分の診
療情報について各々承認の有無の表示を指令するための
承認表示入力手段と、承認の有無の表示が指令されると
当該コンピュータを入力コンピュータとして対応付けら
れている各1受診分の診療情報の承認の有無を各々サー
バの承認状態記憶手段から読み出して表示する承認状態
表示手段と、を有する、ことを特徴とする診療支援シス
テム。』として記述することができる。
【0033】また、前記の例では、ログイン時にパスワ
ードをチェックすることで、正当な入力者による入力で
あることや、正当な承認者による承認であることを確保
しているが、これに代えて、又は、これとともに、指紋
照合や声紋照合等を行うように構成して、セキュリティ
能力を向上させてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明では、サーバは、入力状
態と入力コンピュータと承認の有無とを各々対応付けて
各1受診分の診療情報毎に記憶する手段と、新規に追加
された1受診分の診療情報の入力状態を『入力中』に設
定し、該1受診分の診療情報が診療情報入力用画面から
抜ける際に『入力済み』に設定する手段と、任意の1受
診分の診療情報について承認入力が行われると該1受診
分の診療情報を『承認有り』に設定する手段とを有し、
各コンピュータは、入力状態の表示を指令するための入
力手段と、入力状態の表示が指令されると各コンピュー
タに対応付けられている中で最新の1受診分の診療情報
の入力状態を各々表示する手段とを有するため、各コン
ピュータでは、診療情報の入力が完了したか否かを、当
該診療情報を呼び出す以前に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のシステム構成を示すブロック図。
【図2】診療情報記録ファイルのフォーマットを示す説
明図。
【図3】診療情報入力状態記録ファイルのフォーマット
を示す説明図。
【図4】利用者情報記録ファイルのフォーマットを示す
説明図。
【図5】診療情報入力状態表示画面を例示する説明図。
【図6】診療情報入力機能を有するカルテ画面を例示す
る説明図。
【図7】承認保存画面を例示する説明図。
【図8】任意のクライアントマシンでのログイン時の手
順を示すフローチャート。
【図9】任意のクライアントマシンでの診療情報入力機
能を備えた画面への遷移時の手順を示すフローチャー
ト。
【図10】任意のクライアントマシンで診療情報入力機
能を備えた画面から抜ける際の手順を示すフローチャー
ト。
【図11】任意のクライアントマシンでの承認・保存画
面での手順を示すフローチャートの一部。
【図12】任意のクライアントマシンでの承認・保存画
面での手順を示すフローチャートの残部。
【図13】任意のクライアントマシンでの診療情報入力
状態表示画面での手順を示すフローチャート。
【図14】或る端末装置から当日に入力された各1受診
分の記録データの承認の有無を表示する画面(承認状態
表示画面)例を示す説明図。
【符号の説明】
51 終了ボタン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバとクライアントから成る複数のコ
    ンピュータをネットワークで接続して成り、1受診分の
    診療情報を単位として承認を行う診療支援システムであ
    って、 サーバは、 各1受診分の診療情報について入力状態と入力コンピュ
    ータと承認の有無とを各々対応付けて記憶する入力状態
    記憶手段と、 新規に追加された1受診分の診療情報の入力状態を『入
    力中』に設定し、該1受診分の診療情報が診療情報入力
    用画面から抜ける際に『入力済み』に設定する入力状態
    設定手段と、 任意の1受診分の診療情報について承認入力が行われる
    と該1受診分の診療情報を『承認有り』に設定する承認
    管理手段と、を有し、 各コンピュータは、 入力状態の表示を指令するための状態表示入力手段と、 入力状態の表示が指令されると各コンピュータに対応付
    けられている中で最新の1受診分の診療情報の入力状態
    をサーバの入力状態記憶手段から読み出して各々表示す
    る入力状態表示手段と、を有する、 ことを特徴とする診療支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 入力状態設定手段は、診療情報入力用画面を抜けて承認
    ・保存用画面を起動する際に入力状態を『入力済み』に
    設定する、 ことを特徴とする診療支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2に於いて、 各コンピュータの入力状態表示手段は、各コンピュータ
    に対応付けられている中で最新の1受診分の診療情報の
    入力状態とともに、該1受診分の診療情報の承認の有無
    を併せて表示する、 ことを特徴とする診療支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、 サーバは、さらに、各利用者について入力権限の有無と
    承認権限の有無とを各々対応付けて記憶する利用者情報
    記憶手段を有し、 承認管理手段は、承認入力を行った者が承認権限を有す
    ることを条件として『承認有り』の設定を行う、 ことを特徴とする診療支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、 各コンピュータは、さらに、入力状態表示手段が表示し
    ている中の任意の1受診分の診療情報が選択されると該
    選択された1受診分の診療情報用の承認・保存用画面を
    起動する承認・保存用画面起動手段を有する、 ことを特徴とする診療支援システム。
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