JP6250925B2 - パス作成支援プログラム、方法、及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医療従事者が効率的にパスの作成を行えるようにしたパス作成支援プログラム、方法、及び装置を提供することに関する。
近年、医療現場において、様々な医療に係るシステムが導入されている。そのようなシステムでは、医療従事者によって作成された、患者の病気の治療や検査等を含む治療スケジュールをまとめたクリニカルパス(以下、単に「パス」と言う。)を管理することによって、医療従事者間による診療のばらつきを少なくし患者に対する医療の標準化が行われるようになってきた。患者に対する治療スケジュールは、患者が入院してからの食事、処理、検査、治療、それらの準備等の項目がカレンダに対応付けられたものである。
所定の症状に対して医療従事者が行った各医療行為によりその症状が治癒した程度を示す治癒指数の平均値に基づいて、同一の症状に対して選定したクリニカルパスで規定する治癒の期待指数の妥当性を模擬評価する等の技術が知られている。
特開2009−244980号公報
しかしながら、上述した技術は、既に作成されたパスに対して妥当性を模擬評価するものであり、項目が多岐にわたるパスを新たに作成する際の医療従事者の労力を軽減することはできていなかった。
よって、医療従事者が効率的にパスの作成を行えるようにすることが課題となっている。
本実施例の一態様によれば、クリニカルパスの作成支援プログラムにおいて、患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為を組み合せてスケジュールしたセット情報を記憶手段に記憶し、クリニカルパスの作成を支援するパス画面から前記医療行為の組を展開する指示を検出すると、前記記憶手段に記憶された前記医療行為の組を、該医療行為の組内でスケジュールされる該医療行為の各日付を、該展開を指示する際に指定された基準日に基づいて調整して、前記セット情報を作成し、前記パス画面に現在の日付を基準日とし、且つ、前記基準日の変更を受け付けるカレンダを表示し、表示した前記カレンダにおけるパスの開始日から2病日目以降の日付への前記基準日の変更を検出すると、スケジュールされる前記医療行為の開始日が表示されている該カレンダの2病日目以降に変更されるように基準日を設定して、該スケジュールに従って、該医療行為を、設定された該基準日から日毎に展開することにより、前記患者又は前記患者とは異なる患者のクリニカルパスを作成する、処理をコンピュータに実行させる。

また、上記課題を解決するための手段として、コンピュータが上記処理を行うパス作成支援方法、パス作成支援装置、及び、上記パス作成支援プログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
本実施例の一態様によれば、医療従事者が効率的にパスの作成を行えるようにすることができる。
パス作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。 パス作成支援装置の機能構成例を示す図である。 パス画面作成処理を説明するためのフローチャート図である。 第1セット展開選択処理を説明するためのフローチャート図である。 第2セット展開選択処理を説明するためのフローチャート図である。 表示更新処理を説明するためのフローチャート図である。 パス作成時のパス画面を示す図である。 セット展開部による初期表示例を示す図である。 全文書展開ボタンの選択によるセット展開例を説明するための図である。 文書一覧上の右クリックメニューの全文書展開の選択によるセット展開例を説明するための図である。 基準日の選択方法を説明するための図である。 選択文書の展開を説明するための図である。 セットからパス展開時のチェック処理を説明するための図である。 患者固有データの削除処理を説明するための図である。 新規パス保存時の初期化チェック処理を説明するための図である。 セットインデックスDB及びセットDBのデータ構成例を示す図である。 展開制限マスタDBのデータ構成例を示す図である。 判断マスタDBのデータ構成例を示す図である。 パスマスタインデックスDB及びパスマスタDBのデータ構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。病院等では、医師が、個々の患者に対するクリニカルパス(以下、単に「パス」と言う。)を作成する前に、予め、標準的なパスのひな型を作成することが行われている。本実施例では、パスのひな型の作成を効率的に行う仕組みを提供する。
パスの作成とは、患者を治療することを目的とした医療行為をスケジュールすることであるが、そのようなパスとは別に、医師が患者の病気を治療するための複数の医療行為をまとめたセットと呼ばれるものがある。セットによって、1以上の医療行為がスケジュールされている。本実施例に係るパス作成支援装置は、複数の医療行為が含まれるパスを既存のセットを流用することで効率よく作成する。
本実施例に係るパス作成支援装置は、図1に示すようなハードウェア構成を有する。図1は、パス作成支援装置のハードウェア構成を示す図である。図1において、パス作成支援装置100は、コンピュータによって制御される端末であって、CPU(Central Processing Unit)11と、主記憶装置12と、補助記憶装置13と、入力装置14と、表示装置15と、出力装置16と、通信I/F(インターフェース)17と、ドライブ18とを有し、バスBに接続される。
CPU11は、主記憶装置12に格納されたプログラムに従ってパス作成支援装置100を制御する。主記憶装置12には、RAM(Random Access Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を格納する。また、主記憶装置12の一部の領域が、CPU11での処理に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
補助記憶装置13には、ハードディスクドライブが用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13に格納されているプログラムの一部が主記憶装置12にロードされ、CPU11に実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部130は、主記憶装置12及び/又は補助記憶装置13を有する。
入力装置14は、マウス、キーボード等を有し、医療従事者等のユーザがパス作成支援装置100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示する。出力装置16は、プリンタ等を有し、ユーザからの指示に応じて各種情報を出力するために用いられる。通信I/F17は、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)等に接続し、外部装置との間の通信制御をするための装置である。通信I/F17による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
パス作成支援装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19によってパス作成支援装置100に提供される。即ち、プログラムが保存された記憶媒体19がドライブ18にセットされると、ドライブ18が記憶媒体19からプログラムを読み出し、その読み出されたプログラムがバスBを介して補助記憶装置13にインストールされる。そして、プログラムが起動されると、補助記憶装置13にインストールされたプログラムに従ってCPU11がその処理を開始する。尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図2は、パス作成支援装置の機能構成例を示す図である。図2において、パス作成支援装置100は、パス作成部40と、セット展開部9とを有する。記憶部130には、セットインデックスDB31、セットDB32、展開制限マスタDB33、判断マスタDB34、パスマスタインデックスDB35、パスマスタDB36等が格納される。
パス作成部40は、既存のセットを用いてパスを新たに作成する処理部であり、更に、パス画面作成部41と、選択部42と、表示更新部43とを有する。
パス画面作成部41は、医師等の医療従事者、即ち、ユーザがパスを作成するためのパス画面を作成して表示装置15に表示する処理部である。
選択部42は、ユーザがパス画面から直接セット展開をするための選択手段をパス画面に提供し、パス画面からセット展開が選択されることによってセット展開指示を検出した場合、セット展開部9を起動する処理部であり、更に、第1セット展開選択部42aと、第2セット展開選択部42bとを有する。
第1セット展開選択部42aは、ユーザによるパス画面内のセット展開ボタンの選択によるセット展開指示を検出し、セット展開部9を起動する処理部である。第2セット展開選択部42bは、パス画面上の右クリックで表示されるメニューからセット展開項目を選択可能とし、ユーザのセット展開項目の選択によって、セット展開指示を検出し、セット展開部9を起動する処理部である。
表示更新部43は、セット展開部9からの終了通知に応じて、パス画面内の医療スケジュールの表示を更新する処理部である。
セット展開部9は、ユーザによるセットDB32で管理されるセットの選択を可能とし、選択されたセットの全部又は一部をパス画面に展開可能なように日付を調整したセット情報を作成して、表示更新部43に受け渡す処理部である。
セットインデックスDB31は、各セットを検索して抽出するためのインデックスを格納したデータベースである。セットDB32では、セットインデックスDB31のインデックスで関連付けられるセット毎に、伝票毎の医療行為を示し、そのセット内で医療行為がスケジュールされた状態で格納されている。異なる医療行為は異なる伝票名で管理される。
展開制限マスタDB33は、各伝票に対して、パス作成不可と、セットからのパス作成不可の設定を管理するデータベースである。判断マスタDB34は、セット内のオーダ伝票に記載される診療内容のうち、パスへの展開の際に削除するデータキーを管理するデータベースである。削除対象となるデータキーは、患者固有データの識別情報であり、患者固有データは、患者に対して医療行為を実施する際に参照される付加的な情報である。データキーは、後述される文書XMLデータ内のタグ名に相当する。
パスマスタインデックスDB35は、各パスを検索して抽出するためのインデックスを格納したデータベースである。パスマスタDB36は、パス画面を利用して作成されたパスを格納したデータベースであり、パスマスタインデックスDB35のインデックスで関連付けられる。各パスでは、適用したカレンダにセット毎の複数の診療内容が展開されている。
以下に、各処理部による処理についてフローチャート図で説明する。先ず、パス画面作成部41によるパス画面作成処理について図3で説明する。図3は、パス画面作成処理を説明するためのフローチャート図である。
図3において、パス画面作成部41は、記憶部130の所定記憶領域から予め設定されたパス画面の縦軸方向に表示する伝票名を示すデフォルト縦軸を読み込み(ステップS11)、パスパラメータを編集する(ステップS12)。
パス画面作成部41は、記憶部130に格納された初期設定でセット展開が有効に指定されているか否かを判断する(ステップS13)。セット展開が有効に指定されていない場合、パス画面作成部41は、ステップS15へと進む。一方、パス画面作成部41は、セット展開フラグ6fをONに設定し、パス外観XMLデータ6a内にセット展開タグを作成する(ステップS14)。
パス画面作成部41は、記憶部130に予め用意したパス画面用のスタイルシート6bを用いて、パス外観XMLデータ6aからHTMLによるパス画面を作成する(ステップS15)。スタイルシート6bによるXMLからHTMLへの変換によって得られたパス画面データ6cが記憶部130に格納される。そして、パス画面作成部41は、パス画面データ6cによって表示装置15にパス画面を表示すると共に、パス画面内にカレンダを表示する(ステップS16)。
上述より、パス画面作成処理では、スタイルシート6bで、<DOSET>タグがパス外観XMLデータ6aに存在する場合に、セット展開ボタンを表示するようにHTMLに変換することによってパス画面データ6cが作成されるため、パス画面のプログラムの変更、修正等が発生しない。
第1セット展開選択部42aによる第1セット展開選択処理を図4で説明する。図4は、第1セット展開選択処理を説明するためのフローチャート図である。図4において、第1セット展開選択部42aは、表示装置15に表示されたパス画面からセット展開ボタンのクリックによるパス展開指示を検出すると(ステップS21)、セット展開部9の起動パラメータにシステム日付を設定して、セット展開部9を起動し(ステップS22)、この処理を終了する。
第2セット展開選択部42bによる第2セット展開選択処理を図4で説明する。図5は、第2セット展開選択処理を説明するためのフローチャート図である。図5において、第2セット展開選択部42bは、パス画面上でマウス操作による右クリックを検知すると(ステップS31)、セット展開フラグ6fがONか否かを判断する(ステップS32)。セット展開フラグ6fがONでない場合、第2セット展開選択部42bは、この処理を終了する。
一方、セット展開フラグ6fがONの場合、第2セット展開選択部42bは、右クリックメニューに「セット展開」項目と、パス画面内にセット展開ボタンとを表示する(ステップS33)。そして、第2セット展開選択部42bは、セット展開が選択されたか否かを判断する(ステップS34)。セット展開が選択されなかった場合、第2セット展開選択部42bは、この処理を終了する。
一方、セット展開が選択された場合、即ち、セット展開指示を検出すると、セット展開部9の起動パラメータにクリックされたカレンダ内の日付を指定して、セット展開部9を起動する(ステップS35)。
表示更新部43による表示更新処理を図6で説明する。図6は、表示更新処理を説明するためのフローチャート図である。図6において、表示更新部43は、セット展開部9からセット展開の終了通知を受信すると(ステップS41)、セット展開部9から通知されたセット情報をカレンダに表示する(ステップS42)。セット情報によって、ユーザによって指定された、後述する全文書又は選択文書による複数の医療行為が示される。
以下に、セット展開の処理例について画面遷移で説明する。図7は、パス作成時のパス画面を示す図である。図7において、パス画面G50は、パス画面作成部41によって作成されるパス作成時の初期画面である。
図7において、パス画面G50には、縦軸項目50a、カレンダ50b、セット展開ボタン50c等が表示される。縦軸項目50aには、パス作成の初期には標準的な医療行為に対応付けられる伝票名をディレクトリ構造で一覧にしたデフォルト縦軸が表示される。カレンダ50bには、パス作成時の現在日時に対して所定期間の日数が表示される。ここでは、1病日、2病日、3病日、・・・で示す。セット展開ボタン50cは、ユーザによるクリックに応じて、セット展開部9を起動するためのボタンである。
ユーザは、セット展開部9を起動する他の方法として、マウスで所望の日付上で右クリックしてセット展開部9を起動することもできる。ユーザがカレンダ50bの2病日目で右クリックすると、右クリックメニュー50dがパス画面作成部41によって表示される。右クリックメニュー50dは「セット展開」項目50eを含む。ユーザがこの「セット展開」項目50eを選択すると、セット展開部9が起動される。
セット展開ボタン50cのクリックによってセット展開部9を起動する場合と、右クリックメニュー50dからセット展開部9を起動する場合とにおいて、システム日付とセット展開時のカレンダの日付とに対応の関係について以下に説明する。システム日付とは、現在の日付を示し、パス作成支援装置100のシステム内の時刻である。
セット展開ボタン50cのクリックによって起動されたセット展開部9による初期表示例を図8で説明する。図8は、セット展開部による初期表示例を示す図である。図8において、セット展開ボタン50cのクリックに応じて、パス画面G50上にセット展開画面G51が表示されている。
セット展開画面G51では、全文書展開ボタン7a、基準日選択ボタン7b、選択文書展開ボタン7c、セット一覧51a、文書一覧51b等が表示される。
各医療行為は、医療行為となる処方、検査等の種別毎に、各日で実施される内容が指定された文書で指示される。1セットには、1回数以上、1種別以上による医療行為が含まれる。1回数かつ1種別で1つの医療行為の単位とし、1文書で医療行為の内容が指定される。同じ種別で、医療行為が朝昼晩とスケジュールされれば、3文書作成される。同じ種別で、1日一回の医療行為で2日間スケジュールされれば、2文書作成される。
全文書展開ボタン7aは、セット一覧51aから選択されたセットに含まれる医療行為全てをパスに展開するためのボタンである。基準日選択ボタン7bは、ユーザによって日付選択を可能とするためのボタンである。選択文書展開ボタン7cは、選択したセット内から選択した医療行為をパスに展開するためのボタンである。
セット一覧51aは、ユーザに関する利用者条件の初期展開設定に基づきセット名が一覧表で示され、各セットはユーザによって選択可能である。セット一覧51aには、ユーザ自身によって過去に作成されたセット、他のユーザ間で共通に利用されるセット等の既存のセットが一覧で表示される。
文書一覧51bは、セット一覧51aからユーザによって選択されたセットに含まれる1以上の医療行為の内容を示した文書が、過去にスケジュールされた日付順に一覧で示される。
セット展開ボタン50cのクリックでは、システム日付が基準日として設定される。ここでは、システム日付が2011年9月2日である場合のカレンダ画面G52が表示されている。このカレンダ画面G52を利用して、ユーザは、日付をマウス等を用いて選択し、確定ボタンをクリックすることにより、システム日付以外の日付を基準日に設定することができる。
パス画面G50のセット展開ボタン50cからセット展開部9の起動後、セット展開画面G51から全文書展開ボタン7aを選択してセット展開する場合について図9で説明する。図9は、全文書展開ボタンの選択によるセット展開例を説明するための図である。
図9にて、セット展開ボタン50cのクリックに応じて表示されたセット展開画面G51では、日付3a、3b、及び3cでは、基準日に基づいて各文書内の日付が変更される。複数の文書内の日付のうち、一番古い日付に基準日が設定され、他の日付は、基準日に一番古い日付からの相対日を加算して計算される。システム日付「2011/09/03」が基準日となる場合、各文書内の日付3a、3b、及び3cは、「2011/09/03」、「2011/09/04」、「2011/09/05」に変更される。一番古い日付は、セット内でスケジュールされた医療行為の開始日に相当する。
セット展開画面G51において、ユーザが、全文書展開ボタン7cを選択、又は、文書一覧51b内の右クリックで表示されるメニュー51dから「全文書展開」項目51eを選択することによって、指示カレンダG52が表示される。
指示カレンダG52では、文書一覧51bの内容に基づいて、同一伝票名(図9では、「入院一般注射」)に関して、手技、薬品、用法等の指示内容に対応付けて、基準日の日付から開始されたスケジュール52sが示される。同一伝票名を示す複数の文書が1つのオーダ52aで示される。
この例では、オーダ52aによって、手技、薬品、用法の各項目に対して、「持続点滴末梢 メイン」、「ソリターT1号200mL」、「1日1回」の指示内容で、9/3(土)、9/4(日)、及び9/5(月)の三日間のスケジュールで医療行為が行われることが示される。
指示カレンダG52では、ユーザが、処方、処置、検査等の内容及びスケジュール52sを確認した後、確定ボタン52bをクリックすることによりセット展開が実行され、セット展開部9での処理が終了する。
パス画面作成部41によって表示されたパス画面G50のカレンダ50bにおいて、1病日に文書一覧51bの日付「2011/09/03」の内容、2病日に文書一覧51bの日付「2011/09/04」の内容、3病日に文書一覧51bの日付「2011/09/05」の内容が順次展開される。ユーザの詳細表示の指示に応じて、更に、各文書内容の詳細を表示し確認することも可能である。
セット展開画面G51の文書一覧51b上で右クリックに応じて表示されるメニュー51dから「全文書展開」項目51eを選択してセット展開する場合について、図10で説明する。図10は、文書一覧上の右クリックメニューの全文書展開の選択によるセット展開例を説明するための図である。
図10にて、パス画面G50のカレンダ50bの日付を右クリックで選択すると表示される右クリックメニュー50dから「セット展開」項目50eが選択されると、セット展開画面G51が表示装置15に表示される。ここでは、1病日に対応するシステム日付(現在の日付)が2011/09/02であるのに対して、ユーザによって2病日目が選択された例を示している。2病日目即ち2011/09/03が基準日として設定される。
セット展開画面G51では、基準日「2011/09/03」に基づいて各文書内の日付が変更される。日付の変更方法は、図9と同様であるのでその説明を省略する。
セット展開画面G51において、ユーザが、文書一覧51b内の右クリックで表示されるメニュー51dから「全文書展開」項目51eを選択することによって、指示カレンダG52が表示される。指示カレンダG52では、文書一覧51bの内容に基づいて、手技、薬品、用法等の指示内容に対応付けて、基準日の日付から開始されたスケジュールが示され、確定ボタン52bをクリックされることによりセット展開が実行されて、セット展開部9での処理が終了する。
セット展開画面G51の表示後に基準日を選択する場合について図11で説明する。図11は、基準日の選択方法を説明するための図である。図11において、ユーザが、セット展開画面G51の基準日選択ボタン7bをクリック、又は、セット展開画面G51の文書一覧51b上で右クリックにより表示されるメニュー51dの「基準日選択」項目51fをクリックすることにより、指示カレンダG52が表示される。
指示カレンダG52では、基準日のデフォルトとなるシステム日付「2011/09/02」が視覚的に分かるように表示されている。ユーザが、「2011/09/03」を基準日として選択すると、文書一覧51bが表示装置15に表示される。文書一覧51bの複数の文書内の各日付が選択された基準日に従って変更されて表示される。ユーザが、文書一覧51b上の右クリックによるメニュー51dの「全文書選択」項目51eを選択すると、ユーザが選択した基準日に従ってセット展開される。
セット展開画面G51の文書一覧51bからの選択文書の展開について図12で説明する。図12は、選択文書の展開を説明するための図である。図12において、ユーザが、セット展開画面G51の選択文書展開ボタン7c、又は、セット展開画面G51の文書一覧51b上の右クリックで表示されるメニュー51dから「選択書展開」項目51gを選択することによって、選択した文書で指定される伝票名に対応する画面G53が表示装置15に表示される。
この例では、選択した文書の伝票名「一般撮影」に対応する画面G53が表示され、検査日53aは、基準日から計算された「2011/09/05」となる。ユーザが画面G53内の確定ボタン53bをクリックすることによって、医療行為の内容を示す選択された文書が、パス画面G50のカレンダ50bに展開される。
次に、セット展開時にセット展開部9によって行われる種々のチェック処理について図13から図14で説明する。図13は、セットからパス展開時のチェック処理を説明するための図である。図13において、セット展開部9が、セット展開画面G51の文書一覧51bから選択された文書を展開する際に行うチェック処理の例が示されている。複数のチェック処理によって、パスの作成が不可となる医療行為が、選択された文書で指定されているか否かを判断する。伝票名8a、8b、8c、・・・等のうち選択された文書の伝票名がチェック対象となる。選択されたセット「注射とレントゲン」には、伝票名8aの「検体検査」、伝票名8bの「入院処方」、伝票名8cの「入院一般注射」に加えて、「NTS介入依頼」、「転科」、「入院処方」等の他の伝票が含まれスケジュールされているとする。
第1のチェック処理では、選択された文書に、パス画面G50の縦軸項目50aに項目として登録されていない伝票名が指定されているか否かをチェックする。指定されている場合は、「次の伝票は縦軸に登録がないため、展開できません。◆NST介入依頼」等の警告メッセージ54aを含む警告画面G54が表示される。警告メッセージ54aでは、展開できない伝票名「NST介入依頼」が示される。
第2のチェック処理では、選択された文書に、展開制限マスタDB33にパス作成不可フラグが設定されている伝票名が指定されているか否かをチェックする。指定されている場合は、「次の伝票はパス作成では使用できないため、展開できません。◆転科」等の警告メッセージ54bを含む警告画面G54が表示される。警告メッセージ54bでは、展開できない伝票名「転科」が示される。
第3のチェック処理では、選択された文書に、展開制限マスタDB33にセット展開不可フラグが設定されている伝票名が指定されているか否かをチェックする。指定されている場合は、「次の伝票はセットからパス作成には使用できないため、展開できません。◆入院処方」等の警告メッセージ54cを含む警告画面G54が表示される。警告メッセージ54cでは、展開できない伝票名「入院処方」が示される。
パス画面G50のカレンダ50bへの警告メッセージ54aに表示された伝票を示す文書の展開は抑止され、他の伝票を示す文書がカレンダ50bに展開される。
上記種々のチェック処理に加えて、セット展開部9によって、図14に示されるような患者固有データの削除処理が行われる。図14は、患者固有データの削除処理を説明するための図である。図14において、セット展開画面G51では、伝票名「一般撮影」の文書例を示している。この文書では、臨床診断「肝機能障害」の患者固有データ51hと、妊娠「有」の患者固有データ51iとが含まれている。いずれか一方であっても以下に説明する同様の処理が行われる。
ユーザによる右クリックで表示されるメニュー51dから選択文書展開51gが選択されると、セット展開部9は、判断マスタDB34を参照して、削除対象となるデータキーが選択された文書内に存在する場合、データキーの値を初期化した、選択した文書の伝票名「一般撮影」に対応する画面G55を表示装置15に表示する。
画面G55が表示装置15に表示される際に、患者固有データ51hに対応する設定55hと、患者固有データ51iに対応する設定55iとが初期化される。設定の無い状態、又は、デフォルト値へ初期化されることによって、データキーで特定される患者固有データが削除される。
患者固有データが削除された文書内容の一部50jが、パス画面G50のカレンダ50bに展開される。ユーザによりカレンダ50bから文書内容の一部50jが選択されると、選択された文書内容全体を確認できる画面G51−2が表示される。画面G51−2では、設定の無い状態に初期化した患者固有データ51hに関しては、項目自体が表示されず、また、デフォルト値へ初期化した患者固有データ51iに関しては、デフォルト値が表示される。
上述したようなセット展開部9による処理によって得られた、パス画面G50のカレンダ50bに展開するために処理されたセットの全部又は一部であるセット情報は、セット展開部9による処理の通知によって、パス作成部40の表示更新部43に受け渡され、表示更新部43によってパス画面G50のカレンダ50bが更新される。バッファを用いて、セット情報がセット展開部9から表示更新部43へと受け渡される。
ユーザは、更新されたパス画面G50のカレンダ50bで診療スケジュールが確認できると、作成したパスを保存する。パスは、表示更新部43によってパスマスタDB36に新規に追加され保存される。
表示更新部43は、新規パスを保存する際に、初期化チェックを行う。図15は、新規パス保存時の初期化チェック処理を説明するための図である。図15において、ユーザが、カレンダ50bが更新されたパス画面G50の、新規パスを保存する保存ボタン50k又はプロセス情報を変更するためのパス情報ボタン50pをクリックすると、表示更新部43は、パスマスタDB36に保存した新規パスの文書内容に対してチェックを行う。文書内容に病名、血液型、身長、体重などの患者固有データが入力されている項目が残っているか否かがチェックされる。
初期化チェック処理において、患者固有データが残っていると判断された場合、チェック結果を示す画面G56が表示装置15に表示される。ユーザが、画面G56の閉じるボタン56aをクリックすると、パス画面G50の縦軸項目50aの該当伝票名に対応付けてエラー50rが示される。ユーザが視認し易いように、該当伝票名がハイライトされて表示される。
次に、本実施例におけるデータベースのデータ構成例について、図16から図19で説明する。図16は、セットインデックスDB及びセットDBのデータ構成例を示す図である。
図16において、セットインデックスDB31は、各セットへのインデックスを管理するデータベースであり、セット文書No.、オーダ、セット名、伝票コード、使用日時等の項目を有する。
セット文書No.は、セットDB32で管理される医療行為の内容を示す複数の文書を一つにまとめたセットを識別するための番号を示す。オーダは、過去に実施した医療行為の伝票番号を示す。オーダは、例えば、指示カレンダG52のオーダ52a(図10)を特定する。
セット名は、セット展開画面G51のセット一覧51aで表示されるセットを特定するための名称を示す。伝票コードは、医療行為を特定するコードであり、パス、セット、オーダ作成時等に使用される。各伝票コードに対応する伝票名は、別途他のデータベースで管理し、伝票コードで関連付ければよい。使用日時は、セットを使用した日時を示す。
また、セットDB32は、セット文書No.に対する、セット内でスケジュールされる医療行為の内容を示す文書を管理するデータベースであり、セット文書No.、伝票コード、文書XMLデータ等の項目を有する。セットインデックスDB31とセットDB32とは、セット文書No.によって関連付けられる。
セット文書No.は、セットインデックスDB31で管理されるセット文書No.と一致する番号を示す。伝票コードは、セットインデックスDB31のセット文書No.と組み合わされる伝票コードに一致する値を示す。セット文書No.と伝票コードとで文書が特定される。文書XMLデータは、スケジュールされた1日毎、1回毎の指示された診療内容を示す文書をXMLで記載したデータである。
図17は、展開制限マスタDBのデータ構成例を示す図である。図17において、展開制限マスタDB33は、図13で説明したように、各伝票に対して、パス作成不可と、セットからのパス作成不可の設定を管理するデータベースであり、伝票コード、伝票名、パス作成不可フラグ、セット展開不可フラグ等の項目を有する。
伝票コードは、医療行為を特定するコードであり、パス、セット、オーダ作成時等に使用される。伝票名は、伝票コードに対応付けられる名称を示し、医療行為を識別可能とする。
パス作成不可フラグは、パス作成不可の診療であることを示す。パス作成不可フラグに「1」が設定されている場合に伝票コードで特定される診療はパス作成不可であることを示す。設定されていない場合はパス作成可能であることを示す。
セット展開不可フラグは、既存セットからのパス作成が不可の診療であることを示す。セット展開不可フラグに「1」が設定されている場合に伝票コードで特定される診療は既存セットからのパス作成が不可であることを示す。設定されていない場合は既存セットからのパス作成が可能であることを示す。
図18は、判断マスタDBのデータ構成例を示す図である。図18において、判断マスタDB34は、図14で説明したように、診療内容を指示した各文書内にパス作成時に入力できないデータ、患者固有データ等の、既存セットからパス作成時には値を削除する項目を管理するデータベースであり、プロセス名、セクション名、データキー、可否、備考等の項目を有する。値を削除する項目は、セットDB32の文書XMLデータにおいて<>タグで示される。
プロセス名及びセクション名によってレコードが特定され、そのレコード内で削除する値が設定されるタグ名をデータキーで指定する。可否は、セットからパス作成時の流用の可否を示す。「NG」を示す場合、パス作成時のセットからの流用が不可であることを示し、データキーで指定されるタグに設定された値を削除する項目であることが示される。備考には、例えば、「NG」を示す項目に対して「パス作成、登録禁止項目属性」等の内容が示される。
値を削除するとは、値自身を削除する(空欄にする)こと、又は、デフォルトの値に設定することである。
また、新規作成されたパスをパスマスタDB36に保存する際に行われる共通チェックにおいて、再度、判断マスタDB34を参照して、流用したセットの文書に設定されていた患者固有データがパスに混入しないようチェックしても良い。共通チェックによって新規作成したパスに患者固有データを検出した場合、「パスに患者固有項目が設定されています。」等のメッセージがエラー画面で表示される。
図19は、パスマスタインデックスDB及びパスマスタDBのデータ構成例を示す図である。図19において、パスインデックステーブル35は、各パスへのインデックスを管理するデータベースであり、パスID、分類No.、パスコード、SEQ、パス名等の項目を有する。
パスIDは、パスデータDBで管理されるパスを識別するための識別情報である。パスIDにパスを新規作成した日時を含めても良い。分類は、作成したパスが分類される部門を特定する情報である。分類によって、パスを作成したユーザの所属を示してもよい。パスコードは、各パスを一意に特定する番号を示す。SEQは、パスの連番を示す。パス名は、パス毎に与えられたパスの名称を示す。
また、パスデータDB36は、パス毎にスケジュールされたユーザによって指示された1以上の診療行為の内容を管理し、パスID、相対日数、ツールフラグ、パスビュー、文書XMLデータ等の項目を有する。パスIDは、パスを識別するための識別情報であり、パスインデックスDB35のパスIDによって関連付けられる。相対日数は、パスでスケジュールされた開始日(1病日目)からの日数を示す。ツールフラグは、展開した医療行為に対応するツールのフラグを管理する。
パスビューには、図9、図10、及び図12に例示する画面50bで表示するスケジュールされた日毎の医療行為の内容を示すデータが格納される。同じパスIDのパスビューのデータが、セット展開部9から受け渡されたセット情報に相当する。文書XMLデータには、パス画面G50を表示するためのXMLの実データである。
上述したように、本実施例によれば、パス画面G50からユーザによる既存のセットを選択可能とすることによって、患者毎のパスを作成する際に利用するパスのひな型を効率良く作成することができる。
パス画面G50からのセット展開の際に、基準日が指定されることにより、選択されたセット内の最も古い日付を基準日に対応付け、そのセットで示される過去に行われた診療のスケジュールに従って、最も古い日付からの相対日数に応じて、パス画面G50に表示されているカレンダ50bに複数の医療行為を展開する。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
入院の際のクリニカルパスの作成支援プログラムにおいて、
非入院時の患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為の組を記憶手段に記憶し、
前記記憶手段に記憶されたいずれかの医療行為の組の指定を受け付け、
受け付けた該医療行為の組を一部又は全部として取り込んだクリニカルパスを前記患者又は前記患者とは異なる患者について作成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするクリニカルパスの作成支援プログラム。
(付記2)
前記作成する際に、クリニカルパスの作成を支援するパス画面から前記医療行為の組を展開する指示を検出すると、前記記憶手段に記憶された前記医療行為の組を、該医療行為の組内でスケジュールされる該医療行為の各日付を該展開を指示する際に指定された基準日に基づいて調整してセット情報を作成し、
作成した前記セット情報を受信すると、前記パス画面に表示されたカレンダに、前記医療行為を前記基準日から開始して日毎に展開して該カレンダの表示を更新する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1記載のパス作成支援プログラム。
(付記3)
前記パス画面に表示された前記カレンダの開始日から2病日目以降の日付への前記基準日の変更を検出すると、スケジュールされる前記医療行為の開始日を前記表示されている該カレンダの2病日目以降に変更された基準日に設定して、該スケジュールに従って該医療行為を該基準日から日毎に展開する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のパス作成支援プログラム。
(付記4)
前記基準日を前記医療行為のスケジュールにおける開始日に設定して、該スケジュールに従って各医療行為の日付をずらし、
前記医療行為の組から1部分を選択した展開指示を検出すると、該選択された医療行為の組の1部分を前記スケジュールに従って前記カレンダに日毎に展開する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2又は3記載のパス作成支援プログラム。
(付記5)
前記記憶手段に予め格納された展開制限マスタデータベースを参照して、該展開制限マスタデータベースで管理されるクリニカルパスへの作成が不可を示す医療行為が前記セット情報に含まれる場合、前記パス画面の前記カレンダへの該医療行為の展開が不可であることを示す情報を出力する
処理を前記コンピュータに実行させる付記2乃至4のいずれか一項記載のパス作成支援プログラム。
(付記6)
前記記憶手段に予め格納された判断マスタデータベースを参照して、該判断マスタデータベースで管理される展開時に初期化対象の患者固有データが、前記セット情報に含まれる場合、該セット情報内の該患者固有データを初期化する
処理を前記コンピュータに実行させる付記2乃至5のいずれか一項記載のパス作成支援プログラム。
(付記7)
コンピュータによって実行されるパス作成支援方法であって、
入院の際のクリニカルパスの作成支援プログラムにおいて、
非入院時の患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為の組を記憶手段に記憶し、
前記記憶手段に記憶されたいずれかの医療行為の組の指定を受け付け、
受け付けた該医療行為の組を一部又は全部として取り込んだクリニカルパスを前記患者又は前記患者とは異なる患者について作成する、
ことを特徴とするパス作成支援方法。
(付記8)
非入院時の患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為の組を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたいずれかの医療行為の組の指定を受け付ける受付手段と、
受け付けた該医療行為の組を一部又は全部として取り込んだクリニカルパスを前記患者又は前記患者とは異なる患者について作成する作成手段と
を有することを特徴とするパス作成支援装置。
6a パス外観XMLデータ
6b スタイルシート
6c パス画面データ
9 セット展開部
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 入力装置
15 表示装置
16 出力装置
17 通信I/F
18 ドライブ
19 記憶媒体
31 セットインデックスDB
32 セットDB
33 展開制限マスタDB
34 判断マスタDB
35 パスマスタインデックスDB
36 パスマスタDB
40 パス作成部
41 パス画面作成部
42 選択部
42a 第1セット展開選択部
42b 第2セット展開選択部
43 表示更新部
100 パス作成支援装置
130 記憶部

Claims (4)

  1. クリニカルパスの作成支援プログラムにおいて、
    患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為を組み合せてスケジュールしたセット情報を記憶手段に記憶し、
    クリニカルパスの作成を支援するパス画面から前記医療行為の組を展開する指示を検出すると、前記記憶手段に記憶された前記医療行為の組を、該医療行為の組内でスケジュールされる該医療行為の各日付を、該展開を指示する際に指定された基準日に基づいて調整して、前記セット情報を作成し、
    前記パス画面に現在の日付を基準日とし、且つ、前記基準日の変更を受け付けるカレンダを表示し、
    表示した前記カレンダにおけるパスの開始日から2病日目以降の日付への前記基準日の変更を検出すると、スケジュールされる前記医療行為の開始日が表示されている該カレンダの2病日目以降に変更されるように基準日を設定して、該スケジュールに従って、該医療行為を、設定された該基準日から日毎に展開することにより、前記患者又は前記患者とは異なる患者のクリニカルパスを作成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするクリニカルパスの作成支援プログラム。
  2. 前記基準日を前記医療行為の組のスケジュールにおける開始日に設定して、該スケジュールに従って各医療行為の日付をずらし、
    前記医療行為の組から1部分を選択した展開指示を検出すると、選択された該医療行為の組の1部分を前記スケジュールに従って前記カレンダに日毎に展開する
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項記載のクリニカルパスの作成支援プログラム。
  3. コンピュータによって実行されるパス作成支援方法であって、
    クリニカルパスの作成支援プログラムにおいて、
    患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為を組み合せてスケジュールしたセット情報を記憶手段に記憶し、
    クリニカルパスの作成を支援するパス画面から前記医療行為の組を展開する指示を検出すると、前記記憶手段に記憶された前記医療行為の組を、該医療行為の組内でスケジュールされる該医療行為の各日付を、該展開を指示する際に指定された基準日に基づいて調整して、前記セット情報を作成し、
    前記パス画面に現在の日付を基準日とし、且つ、前記基準日の変更を受け付けるカレンダを表示し、
    表示した前記カレンダにおけるパスの開始日から2病日目以降の日付への前記基準日の変更を検出すると、スケジュールされる前記医療行為の開始日が表示されている該カレンダの2病日目以降に変更されるように基準日を設定して、該スケジュールに従って、該医療行為を、設定された該基準日から日毎に展開することにより、前記患者又は前記患者とは異なる患者のクリニカルパスを作成する、ことを特徴とするクリニカルパスの作成支援方法。
  4. 患者に適用する複数の医療行為の組の入力に応じて、該複数の医療行為を組み合せてスケジュールしたセット情報を記憶する記憶手段と、
    クリニカルパスの作成を支援するパス画面から前記医療行為の組を展開する指示を検出すると、前記記憶手段に記憶された前記医療行為の組を、該医療行為の組内でスケジュールされる該医療行為の各日付を、該展開を指示する際に指定された基準日に基づいて調整して、前記セット情報を作成するセット情報作成手段と、
    前記パス画面に現在の日付を基準日とし、且つ、前記基準日の変更を受け付けるカレンダを表示するカレンダー表示手段と、
    表示した前記カレンダにおけるパスの開始日から2病日目以降の日付への前記基準日の変更を検出すると、スケジュールされる前記医療行為の開始日が表示されている該カレンダの2病日目以降に変更されるように基準日を設定して、該スケジュールに従って、該医療行為を、設定された該基準日から日毎に展開することにより、前記患者又は前記患者とは異なる患者のクリニカルパスを作成するパス作成手段と
    を有することを特徴とするクリニカルパスの作成支援装置。
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