JP6151787B2 - クリニカルパス管理サーバ及びクリニカルパス管理システム - Google Patents

クリニカルパス管理サーバ及びクリニカルパス管理システム Download PDF

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Description

本発明は、患者の診療情報を記録したクリニカルパスを管理するクリニカルパス管理サーバ及びクリニカルパス管理システムに関する。
医療分野において、患者の診療情報を記録したクリニカルパスを管理するクリニカルパス管理サーバと、クリニカルパス管理サーバにアクセス可能な端末とを備えたクリニカルパス管理システムが知られている(下記特許文献1参照)。クリニカルパスとは、患者に対して施される診療(診断及び治療)の予定と実績に関する診療情報を時系列に記録した診療スケジュールデータである。診療情報としては、検査、診察、手術、投薬などの診療行為の予定、及び検査結果、診察記録、投薬結果などの診療行為の結果や実績が含まれる。また、クリニカルパスは患者毎に作成される情報であるため、クリニカルパスには、患者名、年齢、性別などの患者情報や、患者を担当する主治医の名前やID(Identification Data)などが記録される。
特許文献1に記載のクリニカルパス管理サーバは、主治医や看護師などの端末からのアクセスを受け付けて、クリニカルパスの閲覧や編集を許可する。加えて、患者の端末からのアクセスも受け付けて、患者がクリニカルパスを閲覧することも可能としている。患者はクリニカルパスを閲覧することで、診療内容や診療方針の詳細を把握することができる。
さらに、特許文献1のクリニカルパス管理サーバでは、患者が、診療内容に関して、主治医とは別の医師の意見であるセカンドオピニオンの取得を希望する場合に、主治医とは別の医師に対して、セカンドオピニオンを依頼する機能を備えている。患者は、セカンドオピニオンを、現在の主治医の診療方針が適切か否かの判断に役立てることができる。
特許文献1のクリニカルパス管理サーバは、患者からのセカンドオピニオンの取得要求を受け付けると、セカンドオピニオンの依頼先の医師に対して、患者情報と依頼情報を送信することにより、セカンドオピニオンの作成依頼をする。依頼情報を送信する際には、必要に応じて患者のクリニカルパスの情報が添付される。依頼先の医師は、電子カルテやクリニカルパスを参照することにより、現在までの患者の診療内容や今後の診療計画を把握して、セカンドオピニオンを作成することができる。
セカンドオピニオンが作成されると、作成されたセカンドオピニオンのデータが依頼先の医師からクリニカルパス管理サーバに送信される。クリニカルパス管理サーバは、セカンドオピニオンを受信すると、主治医が作成したクリニカルパスと、セカンドオピニオンを対比可能な状態で患者の端末に配信する。また、患者が希望すれば主治医に対してもセカンドオピニオンを配信することが可能となっている。
特開2008−059316号公報
しかしながら、特許文献1のクリニカルパス管理サーバは、セカンドオピニオンの作成後のデータの管理機能が複雑になるという問題があった。というのも、セカンドオピニオンは、クリニカルパスとは別のデータとして作成される。そのため、クリニカルパス管理サーバには、クリニカルパスのデータを管理する構成の他に、データ形式の異なるセカンドオピニオンのデータを管理する構成が必要となる。
また、データ形式が異なるため、セカンドオピニオンとクリニカルパスを対比しやすい形式で表示するためには、セカンドオピニオンのデータの表示形式をクリニカルパスの表示形式に変更する表示形式変更処理なども必要となる。表示形式変更処理を行う場合には、形式が異なるデータ同士を比較して、対比すべき同じ項目のデータを抽出する処理などが必要になる。データ形式が依頼先によって変わる場合には、多様なデータ形式に対応するために、表示形式変更処理はさらに複雑化することになる。
また、セカンドオピニオンの依頼機能について、クリニカルパス管理サーバは、依頼先に対して依頼を行う際に、患者情報や依頼情報にクリニカルパスの情報を添付して送信する機能が必要になる。こうしたクリニカルパスの添付機能なども構成の複雑化を招く要因となる。そもそも、クリニカルパス管理サーバは、クリニカルパスのデータを管理するものであるので、セカンドオピニオンの依頼機能などの付加機能の追加に際しては、コストや改造の手間を最小限に留めたいという要望が強い。
本発明は、構成を複雑化することなく、セカンドオピニオンの依頼やデータ管理を行うことが可能なクリニカルパス管理サーバ及びクリニカルパス管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のクリニカルパス管理サーバは、クリニカルパスデータベース、権限管理情報記憶部、アクセス要求受付部、認証処理部、セカンドオピニオン取得要求受付部、作成依頼発行部、及び権限付与部を備えている。クリニカルパスデータベースは、患者の診療の予定と実績に関する診療情報を時系列に記録したクリニカルパスを検索可能に格納する。権限管理情報記憶部は、クリニカルパスデータに対するアクセス権限を記録した権限管理情報を記憶する。アクセス要求受付部は、クリニカルパスデータベースへのアクセス要求を受け付けて、クリニカルパスの入出力を行う。認証処理部は、アクセス要求を受け付けた際に、権限管理情報に基づいて要求元の認証処理を行う。セカンドオピニオン取得要求受付部は、クリニカルパスの作成に関与した第1医師とは別の第2医師の意見であるセカンドオピニオンの取得要求を受け付ける。作成依頼発行部は、取得要求を受け付けた際に、第2医師に対するセカンドオピニオンの作成依頼を発行する。権限付与部は、作成依頼発行の際に、権限管理情報を更新することにより、セカンドオピニオンの依頼先となる第2医師に対して、セカンドオピニオンの対象となる患者のクリニカルパスに対する編集権限を付与する。
クリニカルパスデータベースには、第2医師に対して編集権限を付与したクリニカルパスについて、編集前のクリニカルパスのバックアップデータが保存されることが好ましい。
作成依頼発行部は、第2医師のアドレス宛に発行した作成依頼を通知することが好ましい。また、作成依頼には、認証処理に必要な認証情報が含まれることが好ましい。
権限付与部は、編集権限を付与する際に、権限管理情報に認証情報を記録することが好ましい。また、権限付与部は、期限を決めて編集権限を付与することが好ましい。
アクセス要求受付部は、セカンドオピニオンの依頼情報が発行された際に、セカンドオピニオンを依頼中であることをクリニカルパスに追記することが好ましい。また、セカンドオピニオンの作成が終了したことを、患者及び第1医師の少なくとも一方に対して通知する通知部を有していることが好ましい。
本発明のクリニカルパス管理システムは、クリニカルパス管理サーバと、クリニカルパス管理サーバにアクセス可能な端末とを備えており、クリニカルパス管理サーバは、クリニカルパスデータベース、権限管理情報記憶部、アクセス要求受付部、認証処理部、セカンドオピニオン取得要求受付部、作成依頼発行部、及び権限付与部を有している。
本発明によれば、構成を複雑化することなく、セカンドオピニオンの依頼やデータ管理を行うことが可能なクリニカルパス管理サーバ及びクリニカルパス管理システムを提供することができる。
本発明のクリニカルパス管理システムの概略図である。 クリニカルパス管理サーバの構成図である。 クリニカルパスデータベースの説明図である。 クリニカルパスの説明図である。 権限管理情報の説明図である。 クリニカルパス管理サーバの機能概略図である。 権限付与部の説明図である。 クリニカルパス管理システムの動作を示すフローチャートである。 セカンドオピニオン取得要求処理フローチャートである。 アクセス要求処理フローチャートである。 セカンドオピニオン予定挿入機能及びセカンドオピニオン作成終了機能の説明図である。
図1に示すように、クリニカルパス管理システム(以下、CP(Clinical Path)管理システムと称する)10は、クリニカルパス管理サーバ(以下、CP管理サーバと称する)12と、クリニカルパス管理サーバ12にアクセス可能な端末とを備えている。アクセス可能な端末は、患者P1が使用する患者端末14と、患者P1の主治医D1が使用する主治医端末15と、セカンドオピニオン担当医(以下、SO(Second Opinion)担当医と称する)D2が使用するセカンドオピニオン担当医端末(以下、SO担当医端末と称する)16とを含んでいる。CP管理サーバ12,患者端末14,及び主治医端末15は、いずれもX病院内に設置されており、X病院内に構築された院内ネットワークであるLAN(Local Area Network、構内通信網)18により、互いに情報通信可能に接続されている。
SO担当医端末16はY医院に設けられており、LAN18とはWAN(Wide Area Network、広域通信網)19を介して接続される。CP管理サーバ12は、患者P1の診療内容に関して、X病院の主治医D1以外の第2の医師であるY医院のSO担当医D2に対して、セカンドオピニオンの依頼機能を有している。このため、LAN18とWAN19を介してSO担当医端末16に対しても、一定条件の下で、CP管理サーバ12へのアクセスを許容する。LAN18とWAN19との間には、LAN18とWAN19を接続するためのルータ20が設けられている。
患者端末14,主治医端末15,及びSO担当医端末16は、例えばパーソナルコンピュータであり、それぞれ、ディスプレイ14a,15a,16aと、入力部14b,15b,16bとを有する。患者端末14,主治医端末15,及びSO担当医端末16は、オペレーティングシステムやWEBブラウザなどのソフトウェアがインストールされており、WEBブラウザを通じてCP管理サーバ12にアクセスすることが可能である。ディスプレイ14a,15a,16aは、CP管理サーバ12から配信される各種画面を表示する。入力部14b,15b,16bは、各端末14,15,16に対する操作指示や、WEBブラウザを通じてCP管理サーバ12に対する各種の要求を送信するなどの操作信号を入力する。入力部14b,15b,16bには、例えば、マウスやキーボードなどが用いられる。
患者端末14,主治医端末15,及びSO担当医端末16としては、例えば、通信機能を有するデスクトップ型のコンピュータやノート型コンピュータなどが使用される。もちろん、スマートフォン(高機能携帯電話機)、パーソナル情報端末(PDA、Personal Digital Assistant)など、無線機能を有する各種の携帯端末を用いることができる。携帯端末を使用する場合には、無線中継器であるアクセスポイントを介してLAN18に接続される。なお、図示しないが、X病院内において、患者端末14や主治医端末15以外にも、看護師や事務担当者などX病院の医療スタッフの端末も存在し、これらの端末もCP管理サーバ12にアクセスすることが可能である。
WAN19は、SO担当医端末16とLAN18との相互間で通信ができるように接続するものであればよく、例えば、インターネット、専用線、携帯電話回線、公衆無線LANなどや、それらが混在するものでもよい。SO担当医端末16は、このWAN19を介して、CP管理サーバ12と通信を行うことができる。WAN19として公衆網を使用する場合には、SO担当医端末16とLAN18は、例えばVPN(Virtual Private Network、仮想閉域網)接続されて情報漏洩の防止が図られる。
ルータ20は、LAN18とWAN19を接続するための中継器である。なお、LAN18とWAN19の間に、LAN18に対する外部からの不正なアクセスを防止するファイアーウォールなどを設けてもよい。これにより、CP管理サーバ12などの情報漏洩や情報の改竄がより確実に防止される。
図2に示すように、CP管理サーバ12は、パ−ソナルコンピュータやワークステーションをベースに、CP管理システム10を動作させるためのアプリケーションプログラム(AP、Application Program)23をインストールして構成される。CP管理サーバ12には、ストレージデバイス24、メモリ25、CPU(Central Processing Unit)26、通信I/F(Inter-Face)28が設けられており、これらはデータバス29を介して接続されている。
ストレージデバイス24は、各種データを格納するデバイスであり、例えば、ハードディスクドライブで構成される。ストレージデバイス24は、制御プログラムや、CPシステム用ソフトウェアなどのAP23の他に、クリニカルパスデータベース(以下、CPDBと称する)32,権限管理情報記憶部33が格納される。
メモリ25は、CPU26が処理を実行するためのワークメモリである。CPU26は、ストレージデバイス24に格納されたAP23をメモリ25へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。
通信I/F28は、LAN18と接続するための通信部である。通信I/F28は、LAN18を介して患者端末14、主治医端末15及びSO担当医端末16と通信する。
CP管理サーバ12は、通信I/F28を介して、患者端末14,主治医端末15及びSO担当医端末16からの情報配信要求など各種の要求を受信し、受信した要求を受け付けて、要求の内容に応じた処理を実行する。
CPDB32は、図3に示すように、患者ごとの複数のクリニカルパスからなるクリニカルパスデータ(以下、CPデータと称する)37が格納される。CPデータ37は、例えば、患者端末14や主治医端末15において、CP38として示す表示形態で表示される。
CP38は、X病院において、患者に対して施される診療(診断及び治療)の予定と実績に関する診療情報を時系列に記録した診療スケジュールデータである。診療情報としては、診察、検査、手術、投薬などの診療行為の予定、及び検査結果、診察記録、投薬結果などの診療行為の結果や実績が含まれる。また、クリニカルパスは患者毎に作成される情報であるため、クリニカルパスには、患者ID(Identification Data)、患者名、年齢、性別などの患者情報や、患者を担当する主治医D1の名前やIDなどが記録される。ここで、主治医D1はクリニカルパスの作成に関与する第1医師に相当し、SO担当医D2が第2医師に相当する。
CP管理サーバ12は、患者端末14及び主治医端末15からの配信要求に応じて各端末14,15にCPデータ37を配信する。各端末14,15において、受信したCPデータ37はWEBブラウザによってCP38の表示形式で表示され、患者P1や主治医D1はCP38を閲覧することができる。加えて、主治医端末15において、主治医D1によって新規にCPデータ37が作成されたり、CPデータ37に対して編集が行われたりした場合に、CP管理サーバ12は、主治医端末15からの新規作成又は編集済みのCPデータ37を受け付けて、CPDB32を更新する。さらに、CP管理サーバ12は、一定の条件の下、SO担当医D2に対しても閲覧及び編集の権限を付与することが可能となっている。これにより、SO担当医D2のSO担当医端末16においても、CP38の閲覧及び編集が可能となる。
CP38は、各種診療情報がスケジュールに沿って診療イベント(診察、検査、投薬など)が実施される日付ごとに表示される。それぞれの欄には、診療イベントが実施済みか未実施かを示す表示がなされる。例えば、9月5日、9月12日、9月19日、9月26日、10月3日などの日付が付された診療イベント表示欄がそれぞれ設けられており、それぞれの表示欄に、診察済み、A検査済み、診察済み(A検査結果)、投薬済み、投薬予定などと診療イベントが表示されている。ここで、済みと記されている診療イベントは、診療イベントが実施済であることを示し、予定と記されている診療イベントは未実施の予定であることを示している。CP38の表示画面には、診療イベントを追加する追加ボタン38aと、診療イベントを削除する削除ボタン38bが、それぞれ設けられている。また、診療イベントごとにイベントボタン38cが設けられている。
図4に示すように、CP38の表示画面において追加ボタン38aを選択すると、項目追加画面38dがポップアップ表示される。項目追加画面38dには、追加イベント名及び日付を選択又は入力するスペースがそれぞれ設けられており、これらを選択又は入力することにより、所望の診療イベントが所望の日付の欄に追加される。一方、削除ボタン38bを選択すると、CP38の表示画面が診療イベント削除モードとなり、イベントボタン38cを選択することにより、削除したい診療イベントがCP38から削除される。
イベントボタン38cを選択すると、その診療イベントの詳細を表示する詳細表示画面38eがポップアップ表示される。詳細表示画面38eを編集することにより、その医療イベントの詳細情報が編集される。また、詳細表示画面38e内に設けられた編集保存ボタン38fを選択することにより、詳細表示画面38eに対して行った編集内容がCP38へ保存される。
例えば、9月26日の投薬済みの診療イベントに関するイベントボタン38cを選択すると、9月26日の週に投薬された結果を表示する詳細表示画面38eが表示される。この投薬済みの診療イベントにおける詳細表示画面38eには、薬品XがaamL、薬品YがbbmL、薬品ZがccmL投薬されたという結果の詳細が表示される。本例においては、詳細表示画面38eとして、投薬に関する詳細内容を表示する例を示しているが、X線検査などの画像診断を行った場合には、詳細表示画面38eには、検査画像などが表示される。詳細表示画面38eの右上部分には編集保存ボタン38fがあり、編集保存ボタン38fが操作されると、編集内容が保存される。保存されたCP38の内容は、CP管理サーバ12にアップロードされて、CPDB32内のCPデータ27が更新される。
図5に示すように、権限管理情報記憶部33は、各患者のCPデータ37ごとに設けられた複数の権限管理情報からなる権限管理情報データ41が格納される。権限管理情報は、CPデータ37に対するアクセス権限を管理するための情報である。例えば、権限管理情報データ41に含まれる患者P1のCP38に対応する権限管理情報41aには、患者P1のCP38へのアクセス権限の情報が含まれている。アクセス権限の情報には、アクセス権限者ID、アクセス権限者名、アクセス権限者ごとに設定された権限内容,認証情報,及びアクセス権限の期限が含まれる。認証情報は、認証ID及びパスワードを含む。
権限管理情報41aには、例えば、CP38へのアクセス権限者として、患者P1の主治医D1,患者P1,患者P1の看護を担当する看護師N1,患者P1の診療に関する医療事務を担当する医療事務S1とが登録されている。主治医D1には編集権限が与えられており、患者P1,看護師N1,医療事務S1には閲覧権限のみが与えられている。ここで、編集権限には、当然ながら閲覧権限が含まれる。いずれのアクセス権限にも、期限は設けられていない。
CPサーバ12のCPU26は、AP23を実行すると、CP管理システム10の各種機能部として機能する。このとき、CPU26は、図6に示すように、要求処理部51と、作成依頼発行部52と、権限付与部53として機能する。要求処理部51は、各種端末14,15,16からの各種要求を受け付けて要求に応じた処理を実行する機能部であり、要求振分部56と、アクセス要求受付部57と、セカンドオピニオン取得要求受付部(以下、SO取得要求受付部と称する)58と、認証処理部59とを備える。
要求振分部56は、各種端末14,15,16からの各種要求を受け付け、各種受付部に振り分ける。各種要求には、大きく分けて、CPDB32へのアクセス要求とSO取得要求が有る。CPDB32のアクセス要求は、CPDB32内のCPデータ37を閲覧や編集のために配信を要求する配信要求と、主治医端末15などで新規作成又は編集を行ったCPデータ37で、CPDB32内のCPデータ37の更新を要求する更新要求がある。また、SO取得要求は、患者P1がセカンドオピニオンを希望する場合に、患者端末14からCP管理サーバ12に対して送信される要求である。
各種要求には、要求内容を識別するための情報がヘッダ情報として付加されており、要求振分部は、各種要求を受信したときにヘッダ情報を参照して要求を振り分ける。アクセス要求については、アクセス要求受付部57に入力され、SO取得要求は、SO取得要求受付部58に入力される。アクセス要求には、患者IDなどアクセス対象のCPデータ37を特定する情報が含まれるとともに、各端末において入力される認証情報とが付帯されており、アクセス要求受付部57にはアクセス要求とともに付帯された認証情報も入力される。
アクセス要求受付部57は、CPDB32へのアクセス要求を受け付けると、認証情報を認証処理部59に送る。認証処理部59は、アクセス要求内の患者IDに基づいて、権限管理情報記憶部33にアクセスして、権限管理情報データ41の中から、アクセス要求対象の患者IDのCPデータ37に対応する権限管理情報を取得する。そして、この取得した権限管理情報と、認証情報とを照合して、要求元がCPデータ37に対する要求内容に応じたアクセス権限を有しているかを判定する。
具体的には、認証処理部59は、要求元が、患者P1のCPデータ37に対するアクセス権限を有しているか、要求内容がCPデータ37の更新要求である場合には、要求元が編集権限を有しているか否かなどを判定する。例えば、要求元のIDとパスワードが一致しない場合には、アクセス権限無しと判定する。また、アクセス権限が有りと判定された場合でも、図5に示す患者P1に対応する権限管理情報41aでは、閲覧権限は、主治医D1、患者P1、看護師N1、医療事務担当者S1に付与されているのに対して、編集権限は主治医D1に対してのみ付与されている。そのため、主治医D1からのCPデータ37の更新要求に対しては、編集権限有りと判定し、それ以外の場合には編集権限無しと判定する。そして、その判定結果をアクセス要求受付部57に送る。
アクセス要求受付部57は、認証処理部59からの判定結果を受けて、アクセスの要求元が要求内容に応じたアクセス権限を有している場合には、アクセスを許可する。アクセス権限を有していない場合には、要求を拒否する。例えば、閲覧要求を許可した場合には、アクセス要求受付部57は、CPDB32からCPデータ37を読み出して配信をする。編集要求を許可した場合には、アクセス要求受付部57は、端末からアップロードされたCPデータ37でCPDB32内のCPデータ37を更新する。
SO取得要求受付部58は、SO取得要求を受け付けると、SO要求をした患者P1の情報と、SO要求先として指定されたSO担当医D2の情報と、SO要求の依頼内容とを作成依頼発行部52に送る。作成依頼発行部52は、SO担当医D2の使用するSO担当医端末16へのSO作成依頼を発行する。SO作成依頼は権限付与部53に送られる。
権限付与部53は、作成依頼発行部52からのSO作成依頼を受けると、SO担当医D2に認証情報を与え、SO担当医端末16に認証情報及びSO要求の依頼情報を送信する。また、権限付与部53は、権限管理情報記憶部33にアクセスをして、図7に示すように、SO要求をした患者P1のCPデータ37に関する権限管理情報41aにSO担当医D2を加える。権限付与部53は、期限付きの権限を付与することもでき、例えば、図7においては、SO担当医D2に与えられた編集権限は、11月27日までとなっている。なお、閲覧権限のみの期限と編集権限の期限とをそれぞれ別々に設定しても構わない。
以下、上記構成による作用について、図8〜10に示すフローチャートを参照しながら説明する。CP管理サーバ12が患者P1からの要求に応じてセカンドオピニオンをSO担当医D2に依頼して、SO担当医D2がセカンドオピニオンを作成し、作成したCP管理サーバ12をアップロードする場合の全体の処理フローは、図8のようになる。
図8において、SO取得要求処理S110は、CP管理サーバ12が患者P1からのSO取得要求を受け付けて、SO担当医D2にセカンドオピニオンの作成依頼を行うまでの処理である。
アクセス要求処理S120は、セカンドオピニオンの作成依頼を受けたSO担当医D2が、CP管理サーバ12にアクセスして、配信されたCPデータ37に基づいてセカンドオピニオンを作成し、編集済みのCPデータ37をCP管理サーバ12にアップロードを行うまでの処理である。
SO取得要求処理S110は、図9に示す手順で実行される。患者P1が患者端末14を通じてCP管理サーバ12に対して、SO取得要求を送信すると、要求振分部56は、このSO取得要求をSO取得要求受付部58に振り分ける(SO取得要求振分処理S111)。SO取得要求受付部58は、このSO取得要求を受け付け、患者P1からSO担当医D2へのSO要求を受け付けた旨を作成依頼発行部52に送る(SO取得要求受付処理S112)。作成依頼発行部52は、SO担当医端末16へのSO作成依頼を発行し、これを権限付与部53に送る(SO作成依頼発行処理S113)。
権限付与部53は、SO作成依頼を受けると、SO担当医端末16に、SO担当医D2の認証情報及びSO要求の依頼情報を送信する。また、権限付与部53は、権限管理情報41aにSO担当医D2を加える(権限付与処理S114)。ここで、SO担当医D2に与えられる権限の種類は、編集権限と設定する。これにより、SO担当医D2には、患者P1のCP38への編集権限が付与される。
アクセス要求処理S120は、図10に示す手順で実行される。上述のSO取得要求処理が行われると、SO担当医端末16に対しては依頼情報と認証情報が送信される。SO作成依頼を受けたSO担当医D2は、患者P1に関するセカンドオピニオンを作成するために、SO担当医端末16から患者P1のCPデータ37へアクセス要求をする。SO担当医端末16は、CP管理サーバ12にアクセスする際にSO取得処理において権限付与部53から受信した認証情報を、アクセス要求に付帯させてCP管理サーバ12に対してアクセスを行う。
要求振分部56は、このアクセス要求をアクセス要求受付部57に振り分ける(アクセス要求振分処理S121)。アクセス要求受付部57は、このアクセス要求を受け付け、SO担当医D2から患者P1のCPデータ37へのアクセス要求と認証情報を認証処理部59に入力する(アクセス要求受付処理S122)。
認証処理部59は、権限管理情報記憶部33にアクセスして、患者P1のCPデータ37に関する権限管理情報41aを取得する。そして、この権限管理情報41aと認証情報とを照合して、SO担当医D2が編集権限を有するアクセス権限者として登録されていると判定する(認証処理S123)。そして、この判定結果をアクセス要求受付部57に送る。
アクセス要求受付部57は、認証処理部59からの判定結果を受けて、SO担当医D2に対し、患者P1のCPデータ37をSO担当医端末16に配信する。CPデータ37は、SO担当医端末16において、WEBブラウザ上でCP38として表示される。SO担当医D2は、CP38を閲覧して、患者P1の診察、検査、治療などの診療内容及び今後の診療予定を確認する。確認した内容に基づいて、SO担当医D2の所見を含むセカンドオピニオンを作成する。
そして、CP38の編集を行って、作成したセカンドオピニオンの内容を入力する。SO担当医端末16は、編集済みのCP38に応じたCPデータ37をCP管理サーバ12にアップロードして、CPデータ37の更新要求を行う。CP管理サーバ12のアクセス要求受付部57は、認証処理の結果、編集権限が有ることを確認して、アップロードされたCPデータ37で、CPDB32内のCPデータ37を更新する。このように、SO担当医D2は、SO担当医端末16を通じて、患者P1のCP38を閲覧し、編集することができる。
以上説明したように、本発明によれば、構成を複雑化することなく、セカンドオピニオンの依頼やそのデータ管理を行うことが可能なCP管理サーバ12やCP管理システム10を提供することができる。具体的には、CP管理サーバ12において、CPBD32、権限管理情報記憶部33、アクセス要求受付部57、認証処理部59については、セカンドオピニオンの依頼機能が無いCP管理サーバが備えている構成である。このようなCP管理サーバに対し、SO担当医D2に対してCPデータ37の編集権限を付与する構成を加えたことにより、編集後のCPデータ37がセカンドオピニオンのデータとなるため、CPデータ37とは異なる形式のセカンドオピニオンのデータを管理する構成が不要になる。ここで、SO担当医D2に対してCPデータ37の編集権限を付与する構成とは、要求振分部56と、SO取得要求受付部58と、作成依頼発行部52と、権限付与部53とである。これにより、構成を複雑化することなく、セカンドオピニオンの依頼やデータ管理を行うことが可能となる。また、CPデータ37の編集によりセカンドオピニオンが作成されるため、セカンドオピニオンはCP38と同じ表示形式で作成されるため、作成前のCP38との対比もしやすい。
また、認証情報には、CP管理サーバ12のアドレス、アクセスID、パスワードなどを用いており、これらも医師や看護師に対する通常のアクセス権限を付与する方式と同じである。そのため、CP管理サーバに対して構造を複雑化させることなく、少ない改造により本発明のCP管理サーバ12が得られる。
また、SO担当医D2に与えられた権限には期限を設けなくてもよいが、本実施形態のように、期限付きとすることが好ましい。期限付きとすることにより、必要な期間だけ、SO担当医D2に対してアクセス権限を与えることができる。このため、患者P1のCPデータ37にアクセスする必要がなくなった後において、SO担当医D2が患者P1のCPデータ37にアクセスすることを防止することができる。これにより、CP管理サーバ12のセキュリティを保持することができる。
権限の期限については、閲覧権限と編集権限の期限を別々に設定できるようにしてもよい。例えば、編集権限の期限を約2週間とする一方、閲覧権限の期限を約1ヶ月として、閲覧権限を比較的に長めに設定してもよい。これにより、SO担当医D2は、編集後において、自分のセカンドオピニオンがその後の担当医D1の治療等にどのように生かされているかを確認することができ、SO担当医D2は今後のセカンドオピニオンを含めた医療サービスの質の向上に努めることが可能になる。
また、SO担当医D2により編集される患者P1のCPデータ37については、SO担当医D2による編集がされる前のCPデータ37のデータをバックアップデータとしてCPDB32に保存する機能を有することが好ましい。これにより、CPデータ37を確実に保全することができる。また、SO担当医D2に与える編集権限には、編集可能な範囲を限定してもよい。例えば、患者情報や主治医情報などの基本的な情報や、SO作成依頼を受ける前の診療イベントについては、編集権限がないこととしてもよい。このようにしても、CPデータ37をより確実に保全することができる。また、バックアップデータを保存しておくことで、編集前後のCPデータ37を対比可能に表示することも可能になる。
また、上記実施形態では、作成依頼発行部52が発行したSO作成依頼を、SO担当医端末16に通知する例で説明したが、発行したSO作成依頼を、SO担当医D2の携帯電話のメールアドレスなど、SO担当医端末16以外のアドレス宛に通知してもよい。また、SO担当医端末16と携帯電話の両方など複数のアドレス宛に通知を行ってもよい。これにより、SO担当医D2は、素早くSO作成依頼を知ることができる。
また、SO取得要求受付部58は、SO取得要求を受け付けた際に、患者P1からSO担当医D2へのSO要求を受け付けた旨をアクセス要求受付部57にも送るようにしてもよい。アクセス要求受付部57はこの旨を受けて、患者P1のCPデータ37に、SO依頼中である旨の追記をすることが可能となる。例えば、アクセス要求受付部57は、図11に示すように、CP38のSO依頼中の期間に該当する欄に、「SO依頼中」と書き込む。これにより、主治医D1は、患者P1のCP38を閲覧して、患者P1がSO依頼中であることを認識することができる。また、患者P1は、自分のCP38を閲覧して、SO取得要求が受け付けられたことを認識することができる。
また、図11に示すように、SO担当医D2がSO作成を終了した時に、その旨を入力するセカンドオピニオン作成終了ボタン(以下、SO作成終了ボタンと称する)61をCP38に表示してもよい。SO作成終了ボタン61がSO担当医D2により選択されると、CP管理サーバ12はセカンドオピニオンの作成が終了したことを検知する。さらに、SO作成が終了したことを検知した時、SO取得要求を行った患者P1や患者P1の主治医D1に対して、セカンドオピニオンの作成が終了した旨の通知をする通知部を有することが好ましい。CP管理サーバ12のCPU26は、通知部として機能する。CPU26は、セカンドオピニオンの作成が終了したことを検知した場合に、予め登録された患者P1や主治医D1の通知先(例えばメールアドレス)に、セカンドオピニオンの作成が終了した旨を通知する。
患者P1や主治医D1は、この通知により、セカンドオピニオンの作成終了を素早く知ることができ、すぐにセカンドオピニオンを確認することができる。なお、こうした通知は、CPDB32のCPデータ37が更新される毎に行ってもよい。このような構成により、患者は好きな時にCP画面からSOを参照することができる。なお、通知先は、患者P1及び主治医D1の両方でもよいし、一方でもよい。

Claims (9)

  1. 患者の診療の予定と実績に関する診療情報を時系列に記録したクリニカルパスを検索可能に格納したクリニカルパスデータベースと、
    前記クリニカルパスに対するアクセス権限を記録した権限管理情報を記憶する権限管理情報記憶部と、
    前記クリニカルパスデータベースへのアクセス要求を受け付けて、前記クリニカルパスの入出力を行うアクセス要求受付部と、
    前記アクセス要求を受け付けた際に、前記権限管理情報に基づいて要求元の認証処理を行う認証処理部と、
    前記クリニカルパスの作成に関与した第1医師とは別の第2医師の意見であるセカンドオピニオンの取得要求を受け付けるセカンドオピニオン取得要求受付部と、
    前記取得要求を受け付けた際に、前記第2医師に対する前記セカンドオピニオンの作成依頼を発行する作成依頼発行部と、
    前記作成依頼発行の際に、前記権限管理情報を更新することにより、前記セカンドオピニオンの依頼先となる前記第2医師に対して、前記セカンドオピニオンの対象となる患者のクリニカルパスに対する編集権限を付与する権限付与部と、
    を備えているクリニカルパス管理サーバ。
  2. 前記クリニカルパスデータベースには、前記第2医師に対して編集権限を付与した前記クリニカルパスについて、編集前のクリニカルパスのバックアップデータが保存される請求の範囲第1項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  3. 前記作成依頼発行部は、前記第2医師のアドレス宛に発行した前記作成依頼を通知する請求の範囲第2項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  4. 前記作成依頼には、前記認証処理に必要な認証情報が含まれる請求の範囲第2項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  5. 前記権限付与部は、前記編集権限を付与する際に、前記権限管理情報に前記認証情報を記録する請求の範囲第4項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  6. 前記権限付与部は、期限を決めて前記編集権限を付与する請求の範囲第5項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  7. 前記アクセス要求受付部は、前記セカンドオピニオンの依頼情報が発行された際に、前記セカンドオピニオンを依頼中であることを前記クリニカルパスに追記する請求の範囲第1項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  8. 前記セカンドオピニオンの作成が終了したことを、前記患者及び前記第1医師の少なくとも一方に対して通知する通知部を有している請求の範囲第1項に記載のクリニカルパス管理サーバ。
  9. クリニカルパス管理サーバと、クリニカルパス管理サーバにアクセス可能な端末とを備えたクリニカルパス管理システムにおいて、
    前記クリニカルパス管理サーバは、
    患者の診療の予定と実績に関する診療情報を時系列に記録したクリニカルパスを検索可能に格納したクリニカルパスデータベースと、
    前記クリニカルパスに対するアクセス権限を記録した権限管理情報を記憶する権限管理情報記憶部と、
    前記クリニカルパスデータベースへのアクセス要求を受け付けて、前記クリニカルパスの入出力を行うアクセス要求受付部と、
    前記アクセス要求を受け付けた際に、前記権限管理情報に基づいて要求元の認証処理を行う認証処理部と、
    前記クリニカルパスの作成に関与した第1医師とは別の第2医師の意見であるセカンドオピニオンの取得要求を受け付けるセカンドオピニオン取得要求受付部と、
    前記取得要求を受け付けた際に、前記第2医師に対する前記セカンドオピニオンの作成依頼を発行する作成依頼発行部と、
    前記作成依頼発行の際に、前記権限管理情報を更新することにより、前記セカンドオピニオンの依頼先となる前記第2医師に対して、前記セカンドオピニオンの対象となる患者のクリニカルパスに対する編集権限を付与する権限付与部と、
    を有しているクリニカルパス管理システム。
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