JP2015179539A - 訪問看護支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】訪問看護依頼から事後処理までの各段階で生じる手間を軽減することができる訪問看護支援システムを提供する。
【解決手段】多数の在宅患者の訪問看護関連情報を集中的に管理する集中管理装置2と、集中管理装置2と接続可能に構成され、当該看護担当者が携行する訪問者端末装置3とを備える、訪問看護支援システム1において、訪問者端末装置3は、訪問先で訪問看護の開始と終了を示す情報を発信する看護情報通信手段を有する。集中管理装置2は、患者に対する訪問看護に関する書面のテンプレートデータを有する管理書類データベース10と、訪問者端末装置3との通信時間を計時する通信制御部6aと、通信制御部6aにより計時された看護情報通信手段との訪問看護時間をテンプレートデータに入力して訪問看護に関する書面を作成する書面作成部6bとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、在宅患者に対する訪問看護支援システムに関する。
医療の現場において、重要な事項に「治療」や、「診断」などがある。更に、医療の現場においては「看護」も重要なものとして認識されている。近年においては、医療から介護への方針転換に伴い、病気の予防及び患者の自立支援を図るべく、医師の指示に従って看護師を派遣する訪問看護が見直されている。この訪問看護は、在宅看護を必要とする患者に対する看護師の派遣割付、看護師への訪問先の患者の情報提供など、月ごとの保険計算など煩雑な作業を行う必要があり、この看護を支援するシステムは従来から種々のものが提案されている。
例えば、特許文献1(特開平10−105611号公報)には、在宅看護を必要とする患者に対し、各訪問間の移動時間及び互いの相性を考慮した訪問看護割付を行なう訪問看護スケジューリングシステムが開示されている。
また、特許文献2(特開平9−185657号公報)には、看護師が携帯する携帯端末を用いて、サーバに格納されている患者の名前などの看護データを取り込むとともに、看護終了後は訪問先で登録した新たなデータをサーバにアップロードすることで、患者データを効率よく更新することができる訪問看護支援システムが開示されている。
さらに、特許文献3(特開平9−134385号公報)には、患者や看護ステーションなどの情報を予め記録しておき、当該記録された情報に基づいて、訪問看護の情報提供書を患者について自動的に作成する訪問看護支援装置が開示されている。
特開平10−105611号公報 特開平9−185657号公報 特開平9−134385号公報
このように、訪問日時のスケジューリング、データの共有、情報提供書類の作成など訪問看護の各段階において、それぞれの段階で発生する訪問看護の作業を独立して支援するためのシステムは多数存在している。しかし、上記特許文献1乃至特許文献3に開示の装置が存在するにもかかわらず、訪問看護の問題は解消されていないのが実情である。すなわち、訪問看護は、国が目指す方針の看護形態であるにもかかわらず、策定から10年以上経過した現在においても、訪問看護ステーションの目標数は半分にも満たない状況で達成されておらず、結果として訪問看護は広く普及していないという問題があった。
これは上記のそれぞれの段階において看護を支援するシステムを用い、それぞれの段階では作業が軽減されたとしても、上記それぞれのシステムでは訪問看護が抱える本質的な問題を解消できていないという問題が存在するためである。具体的には、訪問看護ステーションを運営するために必要な常勤換算の問題、医師のいない現場に出向く看護師にかかる負担が大きい一方で、勤務看護師よりも劣悪な処遇、医療保険と介護保険との制度的な齟齬に加え数年ごとの法改正による複雑な事業ルールに起因する経営管理の困難性、周辺業務が多く訪問にかける時間が確保しにくい、という問題があった。
これらの問題は、訪問看護ステーションを運営する運営者側の手間(看護スケジュール管理及び保険請求など)の煩雑性と、看護師側が単独で患者の自宅を訪問するという移動を伴う時間的な不利益及び看護を実施したかどうかの確証等から生じる、業務形態の効率の悪さに起因する。そして、これらの効率の悪さは、単に看護師側が行う看護時間と運営者側に提出する看護報告書類の作成とがそれぞれ必要となっており、看護側に対する負担が大きいためである。すなわち、支援システムを利用することでそれぞれの負担を改善したとしても、根本的な解決にならないことを示しており、各特許文献に記載の支援システムでは、訪問看護の支援という目的について十分な効果を発揮できていないことは明らかである。
例えば、看護側は、訪問看護をするために、患者の元へ移動し、訪問看護を行った日時を細かく確認し、訪問看護の内容、患者の様子などを一人で確認して報告書にまとめ上げる必要がある。また、看護師は単独で患者訪問を行うため、適切に行ったかどうかの確証が得られず、患者側からの要望に応じて追加の看護を行わなければならないという事態も発生している。
さらに、看護側は、自分の意思で訪問看護の内容を決定することはできず医師の指示書に基づいてこれを行う必要があることから指示書の確認も必要であり、報告書類書面の作成においても参照すべき部分が大きい。しかも、これらの報告業務は、看護中に行うことは禁止されており、看護終了後に作成する必要があることから、勤務看護師と比較において付加された業務となり、看護側の負担が大きく事業として成立しにくいという問題が生じていた。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、訪問看護の各段階においてそれぞれの段階でそれぞれの情報をリンクさせることによって、訪問看護依頼から事後処理までの各段階で生じる手間を軽減することができる訪問看護支援システムを提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の訪問看護支援システムを提供する。
本発明の第1態様によれば、多数の在宅患者の訪問看護関連情報を集中的に管理する集中管理装置と、前記集中管理装置と接続可能に構成され、当該看護担当者が携行する訪問者端末とを備える、訪問看護支援システムにおいて、
前記訪問者端末は、前記患者の訪問先で訪問看護の開始と終了を示す情報を発信する看護情報通信手段を有し、
前記集中管理装置は、前記患者に対する訪問看護に関する書面のテンプレートデータを有する書面管理記憶部と、前記訪問者端末との通信時間を計時する計時手段と、前記計時手段により計時された前記看護情報通信手段との訪問看護時間を前記テンプレートデータに入力して前記訪問看護に関する書面を作成する書面作成手段とを有することを特徴とする、訪問看護支援システムを提供する。
本発明の第2態様によれば、前記訪問者端末の看護情報通信手段は、訪問看護中に記録した看護メモの情報を発信し、
前記集中管理装置の書面作成手段は、前記記録された看護メモの情報を前記テンプレートデータに入力して前記訪問看護に関する書面を作成することを特徴とする、第1態様の訪問看護支援システムを提供する。
本発明の第3態様によれば、前記訪問者端末は、前記患者の訪問先で訪問看護の開始した後は、終了を示す情報を発信するまで他の操作画面に移行できないようにロックされることを特徴とする、第1又は第2態様の訪問看護支援システムを提供する。
本発明によれば、看護担当者が訪問看護の時間を集中管理装置に通知することにより、訪問看護のスケジュール管理と看護と同時に行うことができ、これにより看護の都度行う時間管理を軽減することで訪問看護依頼から事後処理までの段階で生じる手間を軽減することができる。
また、看護実施時に行う各種測定値などの看護メモについては、看護中の記録が認められており、当該看護メモ情報の記録を書面作成に利用することにより訪問看護における手間を軽減することができる。
本発明の実施形態にかかる訪問看護支援システムの全体構成図である。 図1の訪問看護支援システムに用いられる集中管理装置の記憶装置のプログラムの階層構造を示す図である。 図1の訪問看護支援システムの利用者である事業体と訪問看護ステーション及び看護師の関連付け構成を示す図である。 図1の訪問看護支援システムによる全体の処理の流れを示すフローチャートである。 図1の訪問看護支援システムによる事前登録の処理の流れを示すフローチャートである。 ステーション端末装置に表示されるトップメニューの画面表示例を示す図である。 ステーション端末装置に表示される依頼メニューの画面表示例を示す図である。 ステーション端末装置に表示される面談メニューの画面表示例を示す図である。 ステーション端末装置に表示される書類状況画面の画面表示例を示す図である。 スケジューリング作成処理の処理フローを示すフローチャートである。 訪問者端末装置に表示されるトップメニューの画面表示例を示す図である。 訪問者端末装置に表示されるスケジュール管理メニューの画面表示例を示す図である。 ステーション端末装置に表示される看護シフト登録画面の画面表示例を示す図である。 訪問者端末装置に表示される訪問看護画面の表示例を示す遷移図である。 訪問看護処理の処理フローである。 訪問者端末装置に表示される報告書作成画面の表示例を示す遷移図である。
以下、本発明の一実施形態に係る訪問看護支援システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる訪問看護支援システムの全体構成図である。本システム1は、システム運営者が管理する運営サーバである集中管理装置2と、看護担当者(看護師等)が所持することになる訪問者端末装置3と、訪問看護ステーションに設置されるステーション端末装置4とが組み合わせられ、これらがネットワーク5により接続されたシステムである。
また、事業体には複数の看護担当者が存在しているため、支援装置が実際に稼働した場合は、1つの集中管理装置2に対し複数の訪問者端末装置3の組み合わせとなる。また、訪問看護ステーションは1つの事業体が複数のステーションを管理運営し、経営管理及びそれぞれの看護ステーションごとに装置を有している場合は、複数のステーション端末装置4が存在する。
集中管理装置2は、1台又は複数台のコンピュータにより構成される。1台又は複数台のコンピュータにより構成され、本システムの利用者である看護ステーションが本システムを用いて行う訪問看護業務に関する一切の情報を格納し、運営する訪問看護業務に関する一切のシステム処理を支援する。
なお、図1は、1つの事業体に着目したシステム構成を示しており、システム全体では、集中管理装置の記憶装置2bは、図2に示すような階層構造を有している。すなわち、集中管理装置の記憶装置2bは、オペレーションシステム51を共通とし、その上位に本実施形態にかかる訪問看護支援システムのアプリケーションプログラム52がインストールされている。そして、これらのアプリケーションプログラム52(52a,52b,52c)は、事業体ごとに独立して区画構成されており、ある事業体は他の事業体の情報にアクセスすることができないようになっている。
集中管理装置2は、具体的には、患者からの依頼受け付け、面談日時の割当、訪問看護計画の作成、患者との契約、訪問看護シフトの作成、訪問時の看護師との連携、研修会議などの諸作業の設定、患者情報やレセプト情報管理などの処理を看護ステーション端末3からの指示により行う。集中管理装置2には、上記処理に関する処理演算部2aと記憶装置2bとが設けられ、記憶装置2bには看護ステーションデータベース7,患者データベース8,スケジューリングデータベース9,管理書類データベース10などを備えている。これらのデータベースは、それぞれリレーショナルデータベースであり、それぞれのデータベースに付されているキー情報により紐付けされ、互いにリンク可能に構成されている。また、記憶装置2bには、webデータなどの各種データ11も保存されている。
また、集中管理装置2によって作成された各種書面及び訪問看護の記録情報は、内蔵する又は外部の保険計算用計算機の処理に好適に使用することができるように、集中管理装置2は各種データの変換及び出力を行う。
処理演算部2aは、データ演算処理、他端末との通信制御等を総合的に司る。本実施形態では、処理の説明の便宜上、処理演算部2aの機能ブロックとして、通信制御部6a、書面作成部6b、演算処理部6cに分類しているが、それぞれが独立して機能するものではなく、処理演算部2aが集中管理装置2に格納されているアプリケーションプログラムにしたがって統括的に処理を司る。
看護ステーションデータベース7には、施設の詳細、要員、要員の勤怠管理情報、施設の利用者権限等の情報が格納される。患者データベース8には、患者に関する情報、ステータス(訪問看護中、中断中、キャンセル患者、終了(死亡))、紹介者の情報、診断関連情報、訪問看護計画、看護履歴、在宅ケア関連情報、等の情報が格納される。スケジューリングデータベース9には、患者ごと及び看護ステーションごとに対応づけられて訪問スケジュール、面談スケジュール、研修や会議スケジュール等が格納される。管理書類データベース10には、料金関連や研修会議に関する料金関連についての情報が格納される。
なお、ここで訪問看護支援システムの利用者である事業体とは、訪問看護ステーションを運営する運営者のことであり、1つの事業体が複数の訪問看護ステーションを運営している場合がある。これらの訪問看護ステーション22a,22b,22cは、勤務条件(常勤職員数試算など)や保険申請などは独立して行う必要があり、図3に示すように本システム上は事業体20の本社21に関連づけされている。
訪問者端末装置3には、携帯電話やタブレット型コンピュータなどの携帯端末が用いられる。当該携帯端末には、GPS機能が搭載されていることが好ましい。また、後述する事務処理(#7)において書面作成のために汎用のコンピュータを使用する場合もある。
ステーション端末装置4は、所定のアプリケーションをインストールした汎用コンピュータを使用されており、ネットワーク5に接続するための通信インターフェースが設けられている。
ネットワーク5は、例えば、インターネット、イントラネット、エクストラネット、LAN、MAN、WAN、あるいはこれらの組合せ等、様々な形態のものが含まれ、有線であるか無線であるか、さらには有線および無線の混在型であるかは問わず、要するに、複数地点(距離の長短は問わない。)間で、ある程度の速度をもって情報を伝送することができるものであればよい。また、後述するように、訪問者端末装置3は、汎用の携帯電話、スマートフォンなどを用いることができるため、これらを利用する限りにおいて、電話通信回線なども含まれる。
図4は、本実施形態の訪問看護支援システムによる処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すように、本実施形態にかかる訪問看護支援システムは、事前登録からジム処理までのそれぞれの場面において、訪問看護に関する種々の処理を行なうものであり、これらの手続場面ごとに説明をすすめる。
(事前登録)
事前登録処理は、本訪問看護支援システムに、システムの利用者である事業体の訪問看護ステーション及び当該訪問看護ステーションの職員の住所や名称などに関する情報、勤務形態(常勤か非常勤か)などを登録する処理である。
本システムにかかる訪問看護支援システムは、訪問看護ステーションの職員ごとにそれぞれ職員IDを設定し、それぞれの職員の処理を管理する。職員の区分としては複数の区分が設けられており、それぞれの区分に応じて実行可能な権限が異なる。具体的な区分としては、本社職員権限、事業所責任者権限、事業所事務員権限、一般職員権限に区分されている。
本社職員権限は、訪問看護ステーションを運営する事業体の本社責任者に与えられる権限であり、以下に説明するすべての処理を行うことができる。事業所責任者権限は、事業体が運営する訪問看護ステーションの所長レベルの責任者に与えられる権限であり、当該所属する訪問看護ステーションについてすべての処理を行うことができる。事業所事務員権限は、事務処理を担当する訪問看護ステーション勤務の職員に与えられるものであり、所属する訪問看護ステーションの訪問看護のスケジューリングやレセプト処理のための報告書作成などの一部の業務を行うことができる権限である。本社職員権限、事業所責任者権限、事業所事務員権限を有する職員をまとめて管理者権限とする場合がある。
一般職員権限は、訪問看護を担当する看護師に与えられる権限であり、後述するように、携帯電話などの携帯端末を利用して患者を訪問し、所定の看護を行うために必要なスケジューリング確認、看護実行処理、勤務スケジューリング提出などの処理を行うことができる。図3に示すように、それぞれの看護師23は、実際の勤務は訪問看護ステーションにて行われるが、システム上は本社21に関連づけされており、どの訪問看護ステーションに所属しているかについての情報と併せて記憶されている。
図5は、図1の訪問看護支援システムによる事前登録の処理の流れを示すフローチャートである。集中管理装置2は、本システムの利用を希望する申し込み者から連絡を受けてステーションの情報を登録(S121)すると、当該登録が完了したことをステーションの申し込み者に通知する。システムの申し込み者は通知されたIDとパスワードを用いて、本システムの集中管理装置2にアクセスし、職員の情報及び権限の設定登録を行う(S131)。登録された情報は集中管理装置2のステーションデータベース7に格納されると共に、一般職員(看護師)が利用する訪問者端末装置3にID及びパスワードが通知される(S141)。
訪問者端末装置3の利用者である看護師は、当該ステーション端末4から通知されたIDとパスワードを用いて集中管理装置2にアクセスでき、後述する訪問看護についての書類作成や報告を訪問先から行うことができる。なお、一般職員(看護師)に与えられるIDを用いてシステムにアクセスすると、関連づけされている訪問看護ステーションの情報のみが表示されるようになっている。
また、他の権限を有する職員についても通知されたIDとパスワードを用いることによりステーション端末装置4を用いて本システムにアクセスすることが可能であり、アクセス後職員の認証が完了すると、図6に示すトップメニューが表示される。トップメニュー1001には、依頼11,面談12,利用者リスト13、常勤職員数試算14,シフト登録15,業務終了16の各メニューが設けられており、当該メニューを選択することで上記の本システムフローにしたがった各処理を行うことができる。
(看護依頼)
看護依頼処理#2は、医師の診察を受けた患者から医師の判断に基づいて訪問看護を行うための前処理であり、訪問看護を行うための条件である必要書類などの確認が取れていない患者についての本システムに基づいて訪問看護を行うために必要な準備を行う処理である。看護依頼処理#2は、管理者権限を有する職員が行うことができる。
看護依頼処理は、上記トップメニュー1001の依頼メニュー11を選択することにより実行される。看護依頼処理を行なうための依頼メニュー1002には、図7に示すように患者のリスト22が表示される。当該リスト22に表示される患者は、申し込みはされているが面談処理による必要書類の作成が完了しておらず、現状では訪問看護を行なうことができない者である。本システム上では、当該申し込み者リストに基づいて、次の面談処理が行われる。
依頼メニュー1002には、検索欄21が設けられており、申し込み者リスト22の検索を行うことができる。また、新規作成ボタン23を操作することで申し込みがあった患者をリストに追加することができる。新規に追加された申し込み者についてデータベースに登録される情報としては、申し込み者氏名、住所、生年月日、病名、通院先、主治医名などがあげられる。
事業所に新規依頼があったときは、検索欄21を利用して患者データベース8に患者のデータが格納されていないかを検索する。その結果、当該患者の情報が格納されていない場合は、新規作成ボタン23を操作して新規患者登録を行う。一方、検索の結果、ステータスが中断中の患者がヒットした場合は再来として、以前の患者情報と引き継ぎ、以前の情報を確認することができ、業務の効率を図ることができる。
申し込み者リスト22は、患者データベース8に格納されており、編集ボタン24を操作することで、当該患者に関する情報を編集することができる。当該編集結果は、患者データベース8に格納される。
なお、訪問看護は、医師(主治医)、ケアマネ、行政機関(福祉・介護部署など)、他の訪問看護ステーションからの依頼があった場合は、正当な理由なくサービス提供を拒否してはならないため、通常は以下の面談処理(#3)を実行する。しかし、正当な理由で申し込みを断る場合は、適当な他の訪問看護事業所などを紹介するなどの必要な措置を速やかに講じる必要があり、これらの情報を当該患者に対する情報として記録する。
(面談処理及び訪問看護計画作成)
面談処理#3は申し込みが完了して訪問看護を開始する前に行う面談に必要な手続準備を行う処理である。訪問看護計画作成処理#4は、上記面談に必要な訪問看護計画などの書類を作成する処理である。面談処理#3及び訪問看護計画作成処理#4は、本社職員権限、事業所責任者権限、事業所事務員権限を有する職員が行うことができる。トップメニュー1001の面談ボタン12を操作することで図8に示す面談画面1003aに移行する。
面談画面1003aでは、上記の患者リストに登録された訪問看護申し込み者の書類作成状況を示す書類状況確認欄32が表示される。書類状況確認欄32の申し込み者は、検索欄31を用いて検索を行うことができる。書類状況確認欄32には、患者データベース8に格納されている訪問看護申し込み者の一覧及び訪問看護を開始するための書類の作成状況が訪問看護申し込み者ごとに表示される。
書類状況確認欄32の患者情報ボタン33を押すと、患者データベース8内の申し込み者リストの情報が表示され、当該患者の登録情報の編集及び更新を行うことができる。
書類状況確認欄32の状況確認ボタン34を押すと、当該訪問看護申し込み者に対する書類状況画面1003bに移行し、必要書類の作成状況の詳細が表示される。本実施形態では、訪問看護を開始するための必要書類として、看護サマリー(サマリー)、訪問看護記録書I(記録書)、訪問看護計画書(計画)、サービス内容確認書(確認書)の4種類の書面を必要とし、これらの書類の作成を行う。作成された書類の欄には作成済みのフラグとして○印が表示される。
書類状況画面1003bでは、面談画面1003aの状況確認ボタン34で選択された訪問看護申し込み者のうち、訪問看護に必要となる書類の作成状況が表示される(訪問看護計画作成処理#4)。書類状況画面1003bには、書類状況確認欄32の状況確認ボタン34によって選択された看護申し込み者の氏名35、書類記入欄36,書類確認欄38、訪問可否欄39が設けられている。
書類記入欄36には、編集ボタン37が設けられており、操作されたボタンにかかる書類が作成される。例えば、訪問看護計画書の編集ボタンを操作すると、管理書類データベース10に格納されている訪問看護計画書(計画書)のテンプレートが立ち上がり、当該テンプレートに基づいて画面上で書類を作成する。当該テンプレートには、患者データベース8の情報と関連づけられて、患者(看護申し込み者)の氏名等の情報が予め記入されており、作成者は当該書類の作成において重複作業を軽減することができる。また、この計画書の作成には、医師の指示書など他の書類が必要となることがあり、当該必要書類の
確認は、書類確認欄38に表示されている。書類の作成が完了すると、完了であることを確認して保存すると、書類状況画面1003bの書類記入欄36のステータスが○に変更される。
書類確認欄38は、必要書類の作成を行うにあたり、申し込み者や医師などから必要な書類を入手したかの履歴が格納されており、利用者は、この欄の記載に基づいて必要書類の確認をおこなうことができる。編集ボタン38aを操作すると、これらの書類の詳細が表示され、受領したことの情報を送信するとステータス38bが○に変更される。
訪問可否欄39は、必要な書類が揃ったことを確認、又は揃っていない状況で、訪問を開始する手続を進めるための確認欄である。この確認には、編集ボタン39aを操作する。書類記入欄36において、訪問看護開始のためのすべての必要書類が揃っている場合は、訪問可否欄には、「資料が揃ったので訪問を開始する。」との表示がなされており、編集ボタンを操作することで、当該患者(看護申し込み者)の情報が患者データベース8内の利用者リストに登録され、申し込み者リストから削除され、患者ステータスが訪問看護中に変更される。
一方、すべての書類が揃っていない場合に訪問を開始する場合には、図9に示すように、「資料が揃っていなくても訪問を開始する」と表示され、編集ボタン39aを操作することで利用者リストに当該患者が登録され、患者ステータスが訪問看護中に変更される。ただし、申し込み者リストからは削除されずに残っており、すべての書類作成が完了し、すべての書類作成のステータス36aが○になった時点で削除される。
なお、利用者リストの登録情報は、トップメニュー1001の利用者リストボタン13を操作することで閲覧及び編集可能となっている。この閲覧は、すべての職員権限において操作可能であるが、編集は管理者権限を必要とする。
なお、訪問看護可能となった患者と訪問看護ステーションとの間で面接が行われ、訪問看護開始の契約が行われることとなるが、当該契約に必要となる契約書、重要事項説明書、個人情報利用同意書、自立支援医療申請用紙(該当者のみ)についてのテンプレートも管理書類データベース10に格納されており、自動作成することができる。
(スケジューリング作成)
スケジューリング作成処理#5は、看護師である一般事務員からの勤務シフト管理と患者への訪問看護スケジュールを、たとえば1ヶ月などの所定単位期間ごとに行う処理である。勤務シフト管理においては、勤務シフトが基準値を満たしているか否かの判断を自動的に行うことができる。また、訪問看護スケジュールの登録については、訪問看護計画作成処理(#4)において作成した訪問看護スケジュールに基づいてもれなく訪問看護できるようにスケジュールを登録する。図10は、スケジューリング作成処理の処理フローを示すフローチャートである。
図11に訪問者端末装置に表示されるトップメニューの画面表示例を示す。上記のように、訪問者端末装置3の利用者である看護師が、IDとパスワードを用いて集中管理装置2にアクセスすると、図11に示す訪問者端末装置のトップメニュー2051が表示される。このメニューは、訪問者端末装置3の利用者である看護師が、シフトの提出及び訪問看護を行うときに用いられる。
トップメニュー2051には、スケジュールボタン51,書くボタン52,休憩するボタン53、訪問看護外業務ボタン54,業務終了ボタン55、が設けられている。スケジュールボタン51は、スケジュールの提出と確認を行うためのメニューを起動するためのボタンであり、スケジューリング作成#5及び訪問看護処理#6の双方において使用される。
書くボタン52は、訪問看護の結果の報告書を作成するメニューを起動するためのボタンであり、事務処理#7において使用される。休憩するボタン53は訪問看護中に看護師である職員が外出先で休憩をするための勤務時間管理を行うためのメニューである。訪問看護外業務ボタン54は、システムの調整又は看護外業務のためのメニューであり、本実施形態では説明を省略する。
訪問者端末のトップメニュー2051からスケジュールボタン51を選択すると、図12に示すスケジュール管理メニュー2052が表示される。スケジュール管理メニュー2052のシフト提出ボタン61を操作すると、当該看護師の勤務シフトの提出処理(図10のS451)が行われる。
当該勤務シフトの提出処理では、訪問者端末装置3に単位期間内のカレンダーが表示され、当該カレンダー内の日程を選択し、出勤及び欠勤の希望を入力する。入力されたデータは集中管理装置2に送信することでスケジューリングデータベース9に保存される(S251)。当該期間内の希望出勤リストは入力した職員に対応づけて記録されており、訪問者端末装置3から本社職員権限、事業所責任者権限、事業所事務員権限のIDでログインすることで閲覧することができる。なお、職員からの希望出勤リストは、当該単位期間内の希望シフト提出期間が経過するまでの間変更、更新ができるように構成されており、提出期間が経過すると、本社職員権限、事業所責任者権限、事業所事務員権限を有する職員は、基準値をクリアしているかどうかの確認を行う(S351)。
基準値クリアの確認の処理(S351)は、管理者権限を有する職員のIDを用いて訪問者端末装置3からログインし、トップメニュー1001の常勤職員数試算14のボタンを操作することで実行される。基準値クリアの確認の処理(S351)は、当該単位期間内の職員数の基準を満たしているかどうかを確認するための処理であり、現在の基準では具体的には、1日あたり常勤職員人数が2.5人以上であることが求められる。
常勤職員人数の計算は、希望シフトを提出した常勤職員の勤務日数と欠勤日数をそれぞれ合計し、単位期間の日数で割った数字により求められる。常勤職員人数が基準値を超えていない場合には、手入力により勤務日数を調整し、基準値をクリアするように勤務シフトを調整する。
なお、基準値をクリアできるように勤務シフトを組むことができない場合は、同じ事業体内の他の訪問看護ステーションに関連づけされている一般職員(看護師)のスケジュールを組み込むことができるようになっている。なお、この場合、後述するように、当該看護師はスケジュールを組み込まれた日程についてのみ、事前登録時に関連づけされている訪問看護ステーションに加えてスケジュールを組み込まれた訪問看護ステーションの内容を見ることができるようになっている。
基準値クリアの確認の処理(S351)において、基準値をクリアすると、管理者は、訪問看護シフトの作成を行う(S352)。訪問看護シフトの作成処理(S352)は、トップメニュー1001のシフト登録ボタン15を選択することによって開始される。シフト登録ボタン15を操作すると図13に示すシフト登録画面1006に移行する。
シフト登録画面1006では、シフト作成期間中の日程における勤務リスト71と、当該日程に訪問看護希望の患者リスト72及びジョブ登録欄73が設けられている。勤務リスト71には、スケジューリングデータベース9に格納されている出勤リストに基づいて、当該日程において勤務可能な希望シフトを提出した職員71aの一覧が表示される。また、患者リスト72には、訪問看護計画作成処理#4において作成した当該日程において訪問すべき患者ごとの訪問看護スケジュール72aが時間単位で一覧表示される。ジョブ登録欄73は、シフト作成期間中の日時又は患者リストに記載される患者の情報などを指定して検索し、訪問看護スケジュール作成時に検討すべき事項が表示される。
シフト登録画面1006では、患者リスト72に表示されている患者リスト72aを選択して、マウスにより勤務リスト71の票の特定のセル中に移動させる。この操作により、患者リストの一覧の情報が勤務リスト71に登録され、患者リスト72の一覧からこの情報が削除される。このような作業を患者リストに列挙されている情報がなくなるまで繰り返し行うことで、訪問看護計画に列挙された訪問看護依頼をもれなく実施することができる。
なお、このようにして作成された訪問看護スケジュールは、集中管理装置2のスケジューリングデータベース9に登録され(S252)、当該一般職員が使用する訪問者端末装置3に通知される(S452)。
(訪問看護)
訪問看護処理#6は、スケジューリング作成処理#5によって登録された看護スケジュールにしたがって、看護師である一般職員が患者の元で行う看護をサポートする処理である。具体的には、スケジューリング確認、患者の看護時間記録を行う。図15に訪問看護処理の処理フローを示す
看護を担当する一般職員が使用する訪問者端末装置3のトップメニュー2051(図11参照)からスケジュールボタン51を選択すると、上記のようにスケジュールメニュー2052(図12参照)移行する。当該スケジュールメニュー2052の「本日の予定」ボタン58を選択する(S371)ことで、集中管理装置2のスケジューリングデータベース9のスケジュールのうち当該職員が関連する訪問看護ステーション全体の訪問看護スケジュールが訪問者端末装置3に表示される。なお、一般職員が事前登録にて関連づけされていない訪問看護ステーションのシフトに組み込まれている場合は、当日に限りシフトが組み込まれている訪問看護ステーションのスケジュールを閲覧することができる。
スケジュールメニュー2052の「患者を選んで訪問」ボタン59を操作すると、図14に示すように訪問看護第1画面2071が表示される。訪問看護第1画面2071には、当日に訪問対象となっている患者の一覧80が表示されており(S271)、患者ごとに当日の看護が終了したか否かを示す看護ステータス81が表示されている。訪問看護第1画面2071において、訪問看護を開始する患者に対応する訪問ボタン81aを選択すると、訪問看護第2画面2072に画面が切り替わり、当該患者の訪問準備を開始する。
訪問看護第2画面2072では、訪問する患者の情報82が表示される。当該患者の詳細情報を確認したい場合は、患者詳細ボタン83を操作することにより患者データベース8の情報が読み出され(S272)、患者の詳細が表示される。当該訪問看護第2画面2072において「行く」ボタン84を操作すると訪問看護第3画面2073に画面が切り替わる。職員は患者の自宅へ移動を開始する。
なお、「行く」ボタン84を操作した後は、画面がロックされ、訪問者端末装置のトップメニュー2051(図11参照)や訪問看護第1画面2071に戻ることができなくなる。また、例えば、長時間の無操作により、自動的にシステムからログアウトした場合において、再度ログインしたときは当該訪問看護第3画面2073が表示されるようになっている。
患者宅へ到着すると当該職員は、訪問看護第3画面2073の開始ボタン85a又は不在ボタン85bを操作する。訪問看護第3画面2073において、開始ボタン85aを操作すると、訪問看護第4画面2074に画面が切り替わる。一方、患者宅で患者が不在のときは、不在ボタン85bを操作することで訪問者端末装置のトップメニュー2051(図11参照)に戻るようになっている。
当該開始ボタン85aを操作したことの情報及びGPS機能により得られた携帯端末の位置情報は、集中管理装置2に送信され(S373)、当該患者の看護経過時間86がカウントされる(S273)。訪問看護第4画面2074では、看護メモ記入欄88aが設けられており、看護中に行った脈拍、体温、血圧などの情報をメモとして記録することができる。これらの情報はメモ保存ボタン88bを操作するか訪問終了ボタン87を操作することで保存され、後述する報告書作成において、メモの内容が自動的に入力されるようになっている。なお、看護中において、前回の看護を確認したい場合などは、前回書類ボタン89を操作することで、過去に行った訪問看護の記録を確認することができる。
訪問看護が終了すると、訪問終了ボタン87を操作する(S374)。これにより、訪問看護が終了したことが集中管理装置2に送信され、スケジューリングデータベース9に訪問看護が終了したこと及び看護に要した経過時間(開始時間及び終了時間)が記録される(S374)。
上記の訪問看護を繰り返し行い、訪問看護ごとに事務処理(#7)に基づいて書面作成を行う。
なお、連続する患者への訪問看護の間に、訪問看護を行う看護師である職員は、適宜休憩を取ることができる。休憩は、当該職員の勤務状況スケジュールにおいてフラグ管理されており、トップメニューの休憩するボタン53を操作することで、休憩開始のカウンタが起動し休憩中フラグが立ち上がり、所定時間が経過する又は途中で休憩を中断する操作を行うことで勤務中のフラグに戻るようになっている。
(事務処理)
事務処理#7は、図9に示すトップメニュー2051の「書く」メニュー52を選択することにより処理がスタートする。「書く」メニュー52を選択すると、図14に示す書類作成第1画面2081に移行する。書類作成第1画面2081では、当該職員が担当した患者の一覧90が表示されており、選択ボタン91を操作して書面を作成する患者を選択する。選択ボタン91を操作すると、当該患者に関する書面作成の書類作成第2画面2082に移行する。
書類作成第2画面2082では、作成する書類の選択ボタン92a〜92dを選択することで書類の作成を行う。本実施形態では、報告看護記録(記録書)92a、報告書92b、情報提供書92c、事故報告書92dの4種類の書面を作成する。書類作成第2画面2082において、作成する書類のボタンを選択すると、当該患者についての書面選択を行う、書類作成第3画面2083に移行する。なお、書面作成にあたり、患者の詳細情報を確認したい場合は、「詳細を見る」ボタン93を選択することで患者情報表示画面2084に移行する。
書類作成第3画面2083では、当該患者に関する未完成の書類の一覧が表示される。当該書面を編集する場合は、編集ボタン94を選択することで、書類作成第4画面2084に移行し、当該書類の編集を行うことができる。
書類作成第4画面2085では、書類が書面様式で表示される。これらの書類作成においては、集中管理装置2に格納されているテンプレートデータが用いられ、患者名や訪問日時などの情報、看護メモに記録された測定数値などの情報が自動入力された状態で、書類管理データベース10に格納される。これらの書類は、訪問した看護師ごとに分類されており、看護師がログインしたIDに基づいて、当該看護師が作成すべき書類が作成される。
書類の作成者は、当該情報が予め入力されている書面について、必要事項を追加して書類を完成させる。この書類作成は、訪問看護のスケジュール及び患者情報、病名と看護内容について予め入力されているため、書類の作成が容易である。すなわち書面は各項目に分類されており、情報が入力されていない入力欄を選択し当該入力欄に必要事項を入力する作業を行うことで書面を完成する。完成した書類については、確定ボタン96を押すことにより当該完成した書類情報及び完成フラグを集中管理装置2に送信し、書類作成第3画面2083の一覧から削除される。
以上説明したように、本実施形態にかかる訪問看護支援システムによれば、患者の看護依頼から訪問看護に関する情報を集中的に患者ごと及び担当する職員(看護師)ごとに分類して一元管理することで、スケジューリング及びその後の報告書類の情報を容易に管理することができる。また、スケジューリングの作成においても、訪問日ごとに訪問すべき患者の一覧を表示するように処理を行うことで、スケジュールの組み入れミスを防止し、確実に訪問看護をもれなく実施することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
1 訪問看護支援システム
2 集中管理装置
3 訪問者端末装置
4 ステーション端末装置
5 ネットワーク
6 処理演算部
6a 通信制御部
6b 書面作成部
6c 演算処理部
7 看護ステーションデータベース
8 患者データベース
9 スケジューリングデータベース
10 管理書類データベース
11 各種データ

Claims (3)

  1. 多数の在宅患者の訪問看護関連情報を集中的に管理する集中管理装置と、前記集中管理装置と接続可能に構成され、当該看護担当者が携行する訪問者端末とを備える、訪問看護支援システムにおいて、
    前記訪問者端末は、前記患者の訪問先で訪問看護の開始と終了を示す情報を発信する看護情報通信手段を有し、
    前記集中管理装置は、前記患者に対する訪問看護に関する書面のテンプレートデータを有する書面管理記憶部と、前記訪問者端末との通信時間を計時する計時手段と、前記計時手段により計時された前記看護情報通信手段との訪問看護時間を前記テンプレートデータに入力して前記訪問看護に関する書面を作成する書面作成手段とを有することを特徴とする、訪問看護支援システム。
  2. 前記訪問者端末の看護情報通信手段は、訪問看護中に記録した看護メモの情報を発信し、
    前記集中管理装置の書面作成手段は、前記記録された看護メモの情報を前記テンプレートデータに入力して前記訪問看護に関する書面を作成することを特徴とする、請求項1に記載の訪問看護支援システム。
  3. 前記訪問者端末は、前記患者の訪問先で訪問看護の開始した後は、終了を示す情報を発信するまで他の操作画面に移行できないようにロックされることを特徴とする、請求項1又は2に記載の訪問看護支援システム。
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