JP2016148999A - 医療支援システム、その作動方法及び医療支援プログラム並びに医療支援装置 - Google Patents

医療支援システム、その作動方法及び医療支援プログラム並びに医療支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】同一患者の複数のタイムライン情報を簡単に統合することができる医療支援システム、その作動方法及び医療支援プログラム並びに医療支援装置を提供する。【解決手段】院内サーバ24は、指紋情報が付帯された新規作成要求を受け付けた場合にタイムライン情報を新規に作成し、院内データベース44に格納する。この際、患者IDと患者の指紋情報とタイムライン情報とを関連付けて登録する。通常の配信要求を受け付けた場合、指定された患者IDのタイムライン情報を要求元に配信する。連結TLの配信要求の場合、配信要求を受信した医療支援サーバ21は、複数の医療機関で作成されたタイムライン情報を検索する。院内サーバ24は、医療支援サーバ21から配信された他の医療機関のタイムライン情報に基づいて連結タイムライン情報を作成して配信する。【選択図】図8

Description

本発明は、タイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システム、その作動方法及び医療支援プログラム並びに医療支援装置に関するものである。
急病や怪我などで医師の診療が必要な患者が発生した場合に、救急隊員が患者を救急車で病院まで搬送し、病院で患者の診療を行う救急医療が行われている。患者が搬送された病院の医師は、患者を診断して疾病を特定し、治療方針を決定して患者の処置を行っている。実際の救急医療では、複数の医師や看護師が連携して短時間のうちに患者の診療を行っているため、患者に施された診断や治療に関する診療情報は、複数の医師や看護師で共有できることが望まれている。
特許文献1には、患者の検査画像や診断結果などを含む診療情報を時間軸に沿って管理するタイムライン情報を医療支援サーバで作成し、医師や看護師が使用する複数のクライアント端末に配信する医療支援システムが記載されている。この医療支援システムによれば、タイムライン情報に患者の診療情報が登録されるので、タイムライン情報を通じて、複数の医師や看護師で患者の診療情報を共有することができ、患者の診療に関する時間的な流れも容易に把握することができる。
1件のタイムライン情報には、1人の診療情報が登録される。各タイムライン情報は、例えば、患者を診療する病院において発行する患者IDが付与されて、管理される。また、各タイムライン情報には、それぞれに閲覧可能な医師や看護師などの医療スタッフが登録される。
特表2009−518732号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の医療支援システムでは、病院などの診療を行う医療機関毎にタイムライン情報を管理するため、同一患者について複数の医療機関において作成された複数のタイムライン情報が存在しても、各医療機関の医療スタッフは、別の医療機関が作成したタイムライン情報を閲覧することができないという問題があった。
1人の患者に複数の医療機関が関わる典型例は、患者が救急車で病院に搬送されて診療を受けるパターンである。このパターンでは、救急車が駆けつける救急現場において、救急隊が救急処置を施す場合がある。この場合、救急隊は、救急処置を施す医療機関を構成する。救急隊によって患者が一次病院に搬送されると、医療機関は、救急隊から搬送先の一次病院に切り替わる。さらに、一次病院から別の二次病院に移送された場合には、二次病院が医療機関となる。このように、救急隊、一次病院、二次病院において、それぞれタイムライン情報が作成された場合には、同一患者に対して、医療機関が異なる3つのタイムライン情報が作成されることになる。
患者の診療に際しては、患者の過去の診療の経緯は非常に有用な情報である。例えば、一次病院においては救急隊の診療内容が、二次病院においては救急隊や一次病院の診療内容が非常に有用な情報となる
特許文献1に記載の医療支援システムにおいては、医療機関毎にタイムライン情報自体は作成されているため、例えば、一次病院と二次病院との間で合意があれば、一次病院のシステムと二次病院のシステムの間において、ネットワーク経由でタイムライン情報を交換する仕組みを実現することはできる。しかし、各タイムライン情報は、医療機関毎にIDが付与されて管理されているため、異なる医療機関間でタイムライン情報の提供を依頼する場合には、一方の医療機関で付与した患者IDを用いて、他方の医療機関のタイムライン情報を特定することはできない。そのため、提供を依頼するタイムライン情報を特定するためには、患者の氏名、年齢、性別、住所などを照会情報として依頼する必要があり、非常に手間が掛かるおそれがあった。
本発明は、同一患者の複数のタイムライン情報を簡単に閲覧することができる医療支援システム、その作動方法及び医療支援プログラム並びに医療支援装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の医療支援システムは、患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システムであって、タイムライン登録部と、タイムライン検索部と、配信制御部とを備えている。タイムライン登録部は、タイムライン情報を、患者を特定可能な生体識別情報と関連付けて、タイムライン格納部に登録する。タイムライン検索部は、生体識別情報に基づいて、タイムライン格納部から生体識別情報が一致するタイムライン情報を検索する。配信制御部は、検索されたタイムライン情報の配信を制御する。
生体識別情報が一致する複数のタイムライン情報が検索された場合に、複数のタイムライン情報を時間軸に沿って連結した連結タイムライン情報を作成するタイムライン連結部を有しており、配信制御部は、連結タイムライン情報を配信可能であることが好ましい。
タイムライン登録部は、タイムライン情報毎にアクセス制限を行うための付帯情報を関連付けて登録することが好ましい。
付帯情報には、タイムライン情報を利用可能なユーザを判定するためのユーザ情報及びタイムライン情報を配信可能なエリア情報の少なくとも1つが含まれていることが好ましい。
付帯情報に基づいて、タイムライン情報の配信を要求する要求元のユーザがアクセス可能なタイムライン情報を判定する判定部を有しており、アクセスが可能と判定されたタイムライン情報のみが要求元に配信されることが好ましい。
判定部は、要求元の端末から送信されるGPS位置情報とエリア情報とに基づいて、タイムライン情報に関して、要求元のユーザがアクセス可能か否かを判定することが好ましい。
タイムライン登録部、タイムライン検索部、タイムライン連結部をそれぞれ有する複数のサーバで構成されることが好ましい。
複数のサーバは、それぞれ他のサーバから、生体識別情報が付帯された、タイムライン情報の検索要求を受け付けた場合に、タイムライン情報を検索し、検索したタイムライン情報を要求元のサーバに配信することが可能なことが好ましい。
生体識別情報は、指紋情報であることが好ましい。
タイムライン登録部は、生体識別情報が付帯された、タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付けて、患者のタイムライン情報を新規に作成することが好ましい。
本発明の医療支援システムの作動方法は、患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システムの作動方法であって、要求受付ステップと、タイムライン作成ステップと、タイムライン登録ステップと、タイムライン検索ステップと、配信制御ステップとを備えている。要求受付ステップは、患者を特定可能な生体識別情報が付帯された作成要求であって、タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付ける。タイムライン作成ステップは、新規作成要求を受け付けた場合に、患者のタイムライン情報を新規に作成する。タイムライン登録ステップは、作成したタイムライン情報を、生体識別情報と関連付けて、タイムライン格納部に登録する。タイムライン検索ステップは、生体識別情報に基づいて、タイムライン格納部から生体識別情報が一致するタイムライン情報を検索する。配信制御ステップは、検索されたタイムライン情報の配信を制御する。
本発明の医療支援プログラムは、患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システムとしてコンピュータを機能させる医療支援プログラムであって、要求受付ステップと、タイムライン作成ステップと、タイムライン登録ステップと、タイムライン検索ステップと、配信制御ステップとを備えている。
本発明の医療支援装置は、患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援装置であって、要求受付部と、タイムライン作成部と、タイムライン登録部と、タイムライン検索部と、配信制御部とを備えている。要求受付部は、患者を特定可能な生体識別情報が付帯された作成要求であって、タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付ける。タイムライン作成部は、新規作成要求を受け付けた場合に、患者のタイムライン情報を新規に作成する。
本発明によれば、生体識別情報と新規作成されたタイムライン情報とを関連付けて記録し、生体識別情報が一致する複数の前記タイムライン情報を検索して配信するので、例えば、異なる医療機関に同一患者の複数のタイムライン情報が分散しているような場合でも、同一患者の複数のタイムライン情報を簡単に統合することができる。
医療支援システムが使用される救急医療体制の構成を示す概略図である。 医療支援システムの構成を示す概略図である。 医療支援サーバ等に用いられるコンピュータの電気的な構成を示すブロック図である。 救急用携帯端末、院内端末の機能概略を示す説明図である。 救急搬送タイムライン情報、一次病院タイムライン情報、二次病院タイムライン情報の例を示す説明図である。 救急搬送サーバ、院内サーバの機能概略を示す説明図である。 タイムライン管理部において、生体識別情報が一致する複数のタイムライン情報を連結した連結タイムライン情報を作成することを示す説明図である。 医療支援サーバの機能概略を示す説明図である。 救急搬送サーバ、院内サーバがタイムライン情報を作成し、データベースに登録する処理手順を示すフローチャートである。 院内サーバ、医療支援サーバがタイムライン情報を配信する処理手順を示すフローチャートである。 判定部を備えた医療支援サーバの機能概略を示す説明図である。 指紋情報の一致に加えて、アクセス可能なタイムライン情報のみが配信されることを示す説明図である。 配信要求の付帯情報としてGPS位置情報を付帯することを説明する説明図である。 医療支援サーバに統合タイムラインデータベースを設けた例を示す概略図である。 各医療機関のサーバを医療支援サーバとして機能させる例を示す説明図である。 検索要求を受け付けた複数のサーバが、付帯された指紋情報に一致するタイムライン情報を検索して、要求元のサーバに配信することを示す説明図である。
[第1実施形態]
図1に示すように、例えば、都道府県などの地方自治体毎に、急病や怪我などで医師の診療が必要な患者が発生した場合に、救急隊員が救急車で患者を病院まで搬送し、病院で患者の診療を行う救急医療体制が設けられている。この救急医療体制は、例えば、自治体医療機関11、消防指令センタ12、一次病院13、二次病院14などで構成されている。なお、図1では、図面の煩雑化を避けるため、消防指令センタ12、一次病院13、二次病院14を1つずつ図示しているが、それぞれ複数あってもよい。ここで、自治体医療機関11は、自治体内の各病院などの医療機関に対して医療支援を行う地域診療センタなどの総合的な医療機関である。
消防指令センタ12は、救急現場15にいる患者Pなどからの緊急通報を受け付けて、通報内容等から救急現場15を特定し、救急現場15に近い消防署に救急車16の出動を指令する。消防署は、複数人の救急隊員Fからなる救急隊17を編成し、救急車16を出動させる。救急隊17は、救急現場15に到着後、患者Pに救急処置を施して救急車16に乗せる。消防指令センタ12及び救急隊17は、患者Pに対して応急的な診療を行う医療機関として機能する。救急隊17は、一次病院13に患者Pの受入れ可否を問い合わせ、受入れ可能な一次病院13に患者Pを搬送する。
一次病院13は、救急医療設備を備えた救急指定病院であり、患者Pに対して診療を行う医療機関である。一次病院13の医師D1は、救急隊により搬送された患者Pの診療を行う。二次病院14は、救急医療設備を備え、且つ一次病院13では処置することが難しい重篤な患者に対応することができる高度且つ専門的な医療設備等を備えた医療機関である。二次病院の医師D2は、一次病院13から搬送された患者Pの診療を行う。
救急隊17、一次病院13、二次病院14のそれぞれの医療機関では、患者Pに施された診断や治療に関する診療情報を時間軸に沿って記録したタイムライン情報を作成する。なお、タイムライン情報に含まれる診療情報には、実施済みの診療情報に加えて、実施が予定されている診療予定項目も含まれる。
救急搬送タイムライン情報TL0は、救急隊17によって実施された診療情報に関するタイムライン情報であり、一次病院タイムライン情報TL1及び二次病院タイムライン情報TL2は、それぞれ一次病院13及び二次病院14で実施された診療情報に関するタイムライン情報である。
本発明の医療支援システム10は、救急搬送タイムライン情報TL0、一次病院タイムライン情報TL1及び二次病院タイムライン情報TL2のように、同一患者Pについて、複数の医療機関でそれぞれ作成された複数のタイムライン情報を、各医療機関の相互間で共有するためのシステムである。医療支援システム10により、各医療機関に対して、同一患者Pに関して他の医療機関で作成されたタイムライン情報を簡便に提供することが可能になる。
図2に示すように、医療支援システム10は、自治体医療機関11に設置される医療支援サーバ(医療支援装置)21と、消防指令センタ12、一次病院13、二次病院14にそれぞれ設置される、救急搬送サーバ22、院内サーバ23、24とを備える。救急搬送サーバ22は、救急搬送タイムライン情報TL0を作成し、院内サーバ23は、一次病院タイムライン情報TL1を作成し、院内サーバ24は、二次病院タイムライン情報TL2を作成する。
救急搬送サーバ22は、救急搬送データベース(以下、救急搬送DB)42を、院内サーバ23、24は、それぞれ院内データベース(以下、院内DB)43、44を備えている。各サーバ22、23、24において、それぞれ作成されたタイムライン情報TL0、TL1、TL2は、各DB42、43、44(タイムライン格納部)にそれぞれ格納される。
医療支援サーバ21は、救急搬送サーバ22、院内サーバ23、24からそれぞれのタイムライン情報TL0、TL1、TL2を取得し、取得した各タイムライン情報TL0、TL1、TL2を、それぞれの作成元の医療機関以外の医療機関に提供する。例えば、医療支援サーバ21は、一次病院13からの要求に応じて、救急搬送サーバ22において作成された救急搬送タイムライン情報TL0を一次病院13に対して提供する。
医療支援システム10は、救急搬送サーバ22、院内サーバ23、院内サーバ24と通信ネットワーク30によって接続されている。通信ネットワーク30は、インターネットや移動体通信ネットワークで構成されている。
救急搬送サーバ22には、救急隊員Fにより使用される少なくとも1つの救急用携帯端末26が通信可能に接続される。一次病院13及び二次病院14の院内サーバ23、24にも、一次病院13及び二次病院14の医師D1、D2などの医療スタッフにより使用される院内端末27、28が通信可能に接続される。各サーバ22、23、24は、各端末26、27、28からのタイムライン情報に関する新規作成要求に基づいて、それぞれのタイムライン情報TL0、TL1、TL2を作成する。
救急用携帯端末26は、救急隊に編成された複数の救急隊員Fが出動時にそれぞれ携帯する携帯端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット型端末が用いられている。救急用携帯端末26は、救急搬送タイムライン情報TL0の新規作成要求を、通信ネットワーク30を介して、消防指令センタ12の救急搬送サーバ22へ送信する。また、救急用携帯端末26は、救急隊員Fが救急現場において収集する患者Pの診療情報の登録要求を救急搬送サーバ22へ送信する。救急搬送サーバ22は、登録要求に基づいて、救急用携帯端末26から順次受信した診療情報を救急搬送タイムライン情報TL0に受信順に登録する。
診療情報には、患者Pの血圧、呼吸数、体温、心電図などのバイタル情報や、救急隊員Fによる救急現場15や患者Pの状況に関するコメントや、救急現場15や患者Pを撮影した撮影画像データ(静止画や動画)などが含まれる。コメントには、救急隊員Fが、患者Pについて判定した、診療の緊急性を表すトリアージ情報なども含まれる。診療情報の取得には、救急用携帯端末26の撮影機能を使用してもよい。救急用携帯端末26に録音機能がある場合には、コメントを音声で入力してもよい。また、録音機能によって、患者Pや目撃者に対するインタビューを診療情報として取得してもよい。
また、救急用携帯端末26は、登録された救急搬送タイムライン情報TL0を閲覧するために、救急搬送サーバ22にアクセスして救急搬送タイムライン情報TL0の配信を受けることができる。この場合には、救急用携帯端末26は、救急搬送サーバ22に対して救急搬送タイムライン情報TL0の配信要求を送信する。
院内端末27、28についても、救急用携帯端末26と同様に、各院内端末27、28が帰属する医療機関の各サーバ23、24に対して、一次病院タイムライン情報TL1又は二次病院タイムライン情報TL2の新規作成要求、及び診療情報の登録要求を送信する。医師D1、D2は、患者Pに対する診断結果や、検査を行った場合には、検査画像などの検査結果などの診療情報の登録要求を、院内端末27、28を使用して、院内サーバ23、24に送信する。院内サーバ23、24は、登録要求に基づいて、受信した診療情報を、それぞれ一次病院タイムライン情報TL1、二次病院タイムライン情報TL2に登録する。
また、院内端末27、28は、それぞれ一次病院タイムライン情報TL1又は二次病院タイムライン情報TL2を閲覧するために、院内サーバ23、24にアクセスして、タイムライン情報TL0、TL1、TL2の配信を要求することが可能である。
医療支援サーバ21は、複数の医療機関に登録されたタイムライン情報を、各医療機関において相互に閲覧するためのサービスを提供することにより、医療支援を行う。つまり、各端末26、27、28は、医療支援サーバ21により、各端末26、27、28が帰属する医療機関以外の医療機関のタイムライン情報を閲覧することが可能となる。
例えば、一次病院13の院内端末27は、医療支援サーバ21を利用することにより、院内サーバ23に登録された一次病院タイムライン情報TL1に加えて、消防指令センタ12の救急搬送サーバ22や二次病院14の院内サーバ24に登録された、救急搬送タイムライン情報TL0や二次病院タイムライン情報TL2を閲覧することが可能である。同様に、救急用携帯端末26は、救急搬送タイムライン情報TL0に加えて、一次病院タイムライン情報TL1、二次病院タイムライン情報TL2の閲覧が可能であり、院内端末28は、二次病院タイムライン情報TL2に加えて、救急搬送タイムライン情報TL0や一次病院タイムライン情報TL1の閲覧が可能である。
図3に示すように、各サーバ21、22、23、24や、端末26、27、28を構成するコンピュータは、基本的な構成は同じであり、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)31、メモリ32、ストレージデバイス33、通信I/F(InterFace)34、及び入出力部36を備えている。これらはデータバス37を介して接続されている。入出力部36は、例えば、ディスプレイ38と、キーボードやマウスなどの入力デバイス39入力デバイス39とからなる。また、端末が、スマートフォンやタブレット型の携帯端末の場合には、入出力部36は、ディスプレイ機能と入力デバイス機能を有するタッチパネルディスプレイで構成される。
ストレージデバイス33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)40が格納される。また、DBが構築されるサーバには、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス33として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にケーブルやネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ32は、CPU31が処理を実行するためのワークメモリであり、RAM(Random Access Memory)で構成される。CPU31は、ストレージデバイス33に格納された制御プログラムをメモリ32へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。通信I/F34は、通信ネットワーク30との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
図4に示すように、各端末26、27、28のストレージデバイス33には、AP40として、医療支援クライアントプログラム(以下、単にクライアントプログラムという)がインストールされている。各端末26、27、28のCPU31は、クライアントプログラムを実行することにより、タイムライン情報の新規作成要求、診療情報の登録要求、及びタイムライン情報の配信要求を発行する要求発行部50として機能する。
CPU31よってクライアントプログラムが実行されると、ディスプレイ38には、メニュー画面51が表示される。メニュー画面51には、タイムライン(TL:Time Line)作成ボタン51A、診療情報登録ボタン51B、通常TL閲覧ボタン51C、連結TL閲覧ボタン51Dが設けられている。
TL作成ボタン51Aが操作されると、ディスプレイ38には、新規作成要求を送信するための新規作成画面(図示せず)が表示される。新規作成画面においては、患者Pの指紋情報の入力を促すメッセージが表示される。端末26、27、28には、指紋入力装置53を無線又は有線で接続することが可能である。指紋入力装置53は、従来の指紋認証システムなどで使用されている指紋センサと同様であり、読み取り部53Aに置かれた指の指紋を表す画像情報である指紋情報を各端末26、27、28に出力する。指紋情報は、患者Pを特定可能な生体識別情報である。
新規作成画面において、新規作成要求が指示されると、要求発行部50は、指紋情報が添付された、タイムライン情報の新規作成要求を作成し、作成した新規作成要求を発行する。発行された新規作成要求は、各サーバ22、23、24に送信される。救急用携帯端末26であれば、救急搬送サーバ22に対して新規作成要求を送信し、院内端末27であれば、院内サーバ23に対して送信する。
各サーバ22、23、24において、タイムライン情報が作成されると、作成されたタイムライン情報は、各サーバ22、23、24のDB42、43、44に指紋情報と関連付けて登録される。タイムライン情報が新規に作成された場合には、各サーバ22、23、24は、患者IDを発行して、作成したタイムライン情報に対して、指紋情報とともに患者IDを関連付けて登録する。
また、タイムライン情報に診療情報を登録する場合には、メニュー画面51において、診療情報登録ボタン51Bが操作される。診療情報登録ボタン51Bが操作されると、登録されたタイムライン情報を有する患者リスト(図示せず)が表示される。患者リストには、患者名や患者IDが含まれている。患者リストにおいて所望の患者Pが指定される。さらに、登録する診療情報が選択されて、送信が指示されると、要求発行部50は、指定された患者Pの患者IDと選択された診療情報が付帯された登録要求を発行する。登録要求は、各サーバ22、23、24に送信される。各サーバ22、23、24は、登録要求に基づいて、指定された患者IDのタイムライン情報に診療情報を登録する。
図5において、タイムライン情報TL0、TL1、TL2の例を示す。符号TAは、時間軸であり、符号MIは、診療情報である。診療情報MIは、時間軸TAに沿って時系列に記録される。各タイムライン情報TL0、TL1、TL2において、「A−001」、「H1−001」、「H2−001」は、それぞれ各医療機関で発行される患者IDの例である。各医療機関においては、各タイムライン情報TL0、TL1、TL2は、患者IDで管理される。
図4に示すメニュー画面51において、通常TL閲覧ボタン51Cは、各端末26、27、28から、各医療機関内のタイムライン情報を閲覧するための操作ボタンである。登録されたタイムライン情報を有する患者リスト(図示せず)が表示される。患者リストには、患者名や患者IDが含まれている。患者リストにおいて所望の患者Pが指定される。配信要求の送信が指示されると、要求発行部50は、指定された患者Pの患者IDが付帯された通常の配信要求を発行する。
各サーバ22、23、24は、通常の配信要求を受信すると、指定された患者IDのタイムライン情報を検索して、要求元の端末に配信する。これにより、各端末26、27、28において、タイムライン情報を閲覧することができる。
連結TL閲覧ボタン51Dは、同一患者Pに関して、各医療機関内のタイムライン情報に加えて、他の医療機関で登録されているタイムライン情報が連結された連結タイムライン情報を閲覧するための操作ボタンである。連結TL閲覧ボタン51Dが操作されると、通常TL閲覧ボタン51Cの場合と同様に、患者リストが表示され、患者リストにおいて患者IDが指定される。連結TLの配信要求の送信が指示されると、要求発行部50は、指定された患者Pの患者IDが付帯された連結TLの配信要求を発行する。
連結TLの配信要求は、各サーバ22、23、24に送信される。後述するように、各サーバ22、23、24は、連結TLの配信要求を受信すると、医療支援サーバ21を利用して、配信要求において指定された患者Pに関して他の医療機関で作成されたタイムライン情報を取得する。この際に、タイムライン情報に関連付けて登録されている指紋情報が利用される。各サーバ22、23、24は、医療支援サーバ21から受信した、他の医療機関で作成されたタイムライン情報と、各サーバ22、23、24で作成済みのタイムライン情報とを連結して、連結タイムライン情報を作成する。そして、連結TLの配信要求の要求元の端末に対して、連結タイムライン情報が配信される。これにより、各端末26、27、28において、タイムライン情報を閲覧することができる。
図6に示すように、救急搬送サーバ22、院内サーバ23、24には、AP40として、タイムライン情報の作成及び管理を行うサーバプログラムがインストールされている。このサーバプログラムは、医療支援プログラムの一部であるサブプログラムを構成する。
各サーバ22、23、24は、サーバプログラムが起動されると、各サーバ22、23、24のCPU31は、メモリ32などと協働して、タイムライン(TL)管理部54、タイムライン(TL)登録部55として機能する。TL登録部55は、各端末26、27、28から新規作成要求を受け付ける要求受付部として機能する。さらに、TL登録部55は、各端末26、27、28から新規作成要求を受け付けた場合に、患者Pのタイムライン情報を新規に作成し、各DB42、43、44に格納するタイムライン作成部として機能する。
この際に、新規作成要求に付帯した患者Pの指紋情報とタイムライン情報とを関連付けて登録する。また、TL登録部55は、タイムライン情報を新規作成した際に、各医療機関内で通用する患者IDを発行し、患者IDと指紋情報及びタイムライン情報とを関連付けて登録する。また、TL登録部55は、診療情報の登録要求を受け付けて、タイムライン情報に登録する。これにより、各DB42、43、44には、医療機関毎に、複数の患者のタイムライン情報が格納される。
TL管理部54は、各端末26、27、28からの配信要求を受け付けて、指定された患者IDのタイムライン情報を要求元に配信する。通常の配信要求の場合には、各医療機関内のDB42、43、44内から、患者IDと一致するタイムライン情報を検索し、検索されたタイムライン情報を配信する。
一方、連結TLの配信要求の場合には、TL管理部54は、各DB42、43、44から指定された患者IDに対応する指紋情報を抽出する。そして、TL管理部54は、抽出した指紋情報を付帯した配信要求を作成し、医療支援サーバ21に対して、他の医療機関が作成したタイムライン情報の中から指紋情報と一致するタイムライン情報に関する配信要求を送信する。医療支援サーバ21において、指紋情報と一致する他の医療機関のタイムライン情報が検索された場合に、TL管理部54は、そのタイムライン情報を検索結果として取得する。
図7に示すように、TL管理部54は、取得した他の医療機関のタイムライン情報と、自己の医療機関のタイムライン情報とを連結して連結タイムライン情報TLXを作成する。タイムライン情報の連結に際しては、複数のタイムラインが時系列に配列されるように時間軸に沿って連結を行う。時間情報は、各タイムライン情報に記録された日付情報から取得し、日付情報に基づいて連結順が決定される。ここで、TL管理部54は、指紋情報(生体識別情報に相当)が一致する複数のタイムライン情報が検索された場合に、複数のタイムライン情報を時間軸に沿って連結した連結タイムライン情報を作成するタイムライン連結部として機能する。
また、TL管理部54は、医療支援サーバ21から検索要求を受信した場合には、検索要求に付帯される指紋情報と一致するタイムライン情報を、各医療機関のDB42、43、44内から検索して、検索結果を医療支援サーバ21に送信する。
図8に示すように、医療支援サーバ21には、AP40として、複数の医療機関で作成されたタイムライン情報の検索を行うサーバプログラムがインストールされている。このサーバプログラムは、医療支援プログラムのメインプログラムであり、メインプログラムは、各サーバ22、23、24の各サブプログラムとともに医療支援プログラムを構成する。医療支援サーバ21は、サーバプログラムが起動されると、医療支援サーバ21のCPU31は、メモリ32などと協働して、タイムライン(TL)検索部63として機能する。また、TL検索部63は、検索されたタイムライン情報の配信を制御する配信制御部としても機能する。
図8においては、二次病院14の院内端末28からの連結TLの配信要求に基づいて、連結タイムライン情報TLXを配信する例を示している。医療支援サーバ21のTL検索部63は、複数の医療機関で作成されたタイムライン情報を検索する。二次病院の院内サーバ24からの配信要求を受信すると、要求元の医療機関(二次病院14)以外の医療機関である消防指令センタ12(救急隊Fを含む)の救急搬送サーバ22及び一次病院13の院内サーバ23で作成されたタイムライン情報TL0、TL1を検索する。TL検索部63は、指紋情報を付帯した検索要求を、各サーバ22、23に送信する。
各サーバ22、23は、指紋情報と一致するタイムライン情報TL0、TL1を、各DB42、43から検索する。検索されたタイムライン情報TL0、TL1は、検索結果として医療支援サーバ21に送信される。TL検索部63は、検索結果として取得したタイムライン情報TL0、TL1を、要求元の院内サーバ24に配信する。院内サーバ24のTL管理部65は、医療支援サーバ21から配信された他の医療機関のタイムライン情報TL0、TL2に基づいて連結タイムライン情報TLXを作成して、院内端末28に配信する。
次に、上記実施形態の作用について説明する。図9に示すように、例えば、消防指令センタ12に出動要請があった場合には、救急隊員Fによって編成された救急隊17が救急現場15に出動する。救急現場15に到着した救急隊員Fは、患者Pに関する診療情報を記録するために、救急用携帯端末26を用いてタイムライン情報の登録を行う。タイムライン情報を新規に作成する場合には、図4に示すメニュー画面51から新規作成が指示される。画面の案内に従って、指紋入力装置53を通じて救急用携帯端末26に患者Pの指紋情報が入力される(S10)。そして、指紋情報が入力されると、指紋情報が付帯されたタイムライン情報の新規作成要求が作成される。救急用携帯端末26は、作成された新規作成要求を救急搬送サーバ22に送信する(S11)。
救急搬送サーバ22は、新規作成要求を受け付けた場合(S12)、救急搬送タイムライン情報TL0を作成し(S13)、患者IDを発行する(S14)。そして、新規作成要求に付帯された指紋情報と患者IDとを関連付けて救急搬送DB42に救急搬送タイムライン情報TL0を登録する(S15)。
この後、救急用携帯端末26から、診療情報が登録される。診療情報の登録は、メニュー画面51から指示される。患者リストで患者IDが指定されて診療情報の登録要求が救急搬送サーバ22に送信される(S16)。救急搬送サーバ22は、登録要求に基づいて指定された患者IDの救急搬送タイムライン情報TL0に診療情報を登録する(S17)。
患者Pが救急隊Fによって一次病院13に搬送された場合には、一次病院13において、院内端末27及び院内サーバ23により、同様の手順で、一次病院タイムライン情報TL1が作成されて登録される。さらに、患者Pが二次病院14に搬送された場合には、二次病院14において、院内端末28及び院内サーバ24により、同様の手順で、二次病院タイムライン情報TL2が作成されて登録される。
図10に示すように、例えば、二次病院14の医師D2は、患者Pの二次病院タイムライン情報TL2を閲覧する場合には、院内端末28から、患者IDを指定して通常の配信要求を院内サーバ24に送信する。院内サーバ24は、配信要求に基づいて、指定された患者IDの二次病院タイムライン情報TL2を院内DB44から検索して、院内端末28に配信する。
また、医師D2が、患者Pが二次病院14に搬送される以前のタイムライン情報の閲覧を希望する場合には、院内端末28から、患者IDの連結TLの配信要求を院内サーバ24に送信する。院内サーバ24は、連結TLの配信要求を受信した場合には、院内DB44から、指定された患者IDに対応する指紋情報を抽出して、指紋情報を添付した配信要求を医療支援サーバ21に送信する。
医療支援サーバ21は、配信要求を受信すると、指紋情報を付帯した検索要求を、配信要求の要求元(本例では二次病院14)の医療機関以外の医療機関(救急隊Fを含む消防指令センタ12及び一次病院13)に送信する。各医療機関のサーバ22、24は、検索要求を受信すると、各DB42、43から、付帯された指紋情報と一致するタイムライン情報TL0、TL1を検索し、検索結果を医療支援サーバ21に送信する。医療支援サーバ21は、各救急搬送タイムライン情報TL0、一次病院タイムライン情報TL2を要求元の院内サーバ24に配信する。
院内サーバ24は、医療支援サーバ21から取得した他の医療機関のタイムライン情報TL0、TL1と、自己の院内DB44から検索した、指紋情報が一致するタイムライン情報TL2と、を時間軸に沿って連結した連結タイムライン情報TLXを作成する。作成された連結タイムライン情報TLXは、要求元の院内端末28に配信される。これにより、医師D2は、二次病院14に搬送される以前の患者Pに関するタイムライン情報を閲覧することができる。
なお、図10では、二次病院14の院内端末28から配信要求し、他の医療機関のタイムライン情報を検索して閲覧する例で説明しているが、もちろん、一次病院13や救急隊Fの救急用携帯端末26、院内端末27から配信要求して、他の医療機関のタイムライン情報を検索して閲覧することも可能である。
以上で説明したように、本実施形態の医療支援システム10によれば、指紋情報とタイムライン情報を関連付けて登録し、指紋情報が一致するタイムライン情報を検索して配信することができる。指紋情報は、各医療機関で発行される患者IDと異なり、各患者Pを特定可能な生体識別情報である。そのため、指紋情報を利用することで、患者を特定するために、氏名、年齢、性別、住所などを照会情報を利用する場合と比較して、同一患者について異なる医療機関で作成されたタイムライン情報を簡単に検索することができる。
そのため、本例で示したように、救急隊17、一次病院13、二次病院14というように患者Pを信用する医療機関が切り替わる場合でも、それぞれの医療機関において作成された複数のタイムライン情報を簡単に閲覧することができる。
また、本例のように、生体識別情報が一致する複数のタイムライン情報を時間軸に沿って連結する連結機能を設けることで、複数のタイムライン情報の閲覧性を向上することができる。こうした連結機能は、タイムライン情報の数が多い場合には特に有効である。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、医療支援サーバ21は、各医療機関の各サーバ22、23、24からの配信要求を受信した場合に、配信要求に付帯される指紋情報と一致するタイムライン情報をすべて配信する例で説明したが、例えば、図11及び図12に示す第2実施形態のように、タイムライン情報毎にアクセス制限を行う構成にしてもよい。
この場合、図11に示すように、各医療機関のサーバ22、23、24のDB42、43、44においては、タイムライン情報毎にアクセス制限を行うための付帯情報が関連付けて登録される。付帯情報は、本例では、「アクセス可能端末」という名称で付されている。付帯情報の内容としては、例えば、A病院、B病院といった医療機関IDである。つまり、A病院の端末はアクセス可能であるが、B病院の端末はアクセスできないというように医療機関によってアクセス制限が行われる。アクセス制限が無い場合には、患者IDがA−001の救急搬送タイムライン情報TL0に示すように、アクセス可能端末がALLになっている。
また、医療支援サーバ21は、医療支援サーバプログラムによって機能する判定部66を有する。判定部66は、タイムライン検索部63によって検索されたタイムライン情報の付帯情報に基づき、タイムライン情報の配信を要求する要求元のユーザがアクセス可能なタイムライン情報を判定する。
例えば、医療支援サーバ21は、A病院の端末が要求元の配信要求を受信した場合には、TL検索部63は、指紋情報が一致するタイムライン情報を各医療機関のDB42、43、44から取得する。判定部66は、TL検索部63が取得したタイムライン情報の中から、要求元がアクセス可能なタイムライン情報を判定する。
具体的には、判定部66は、配信要求から要求元の医療機関情報(本例ではA病院)を読み出して、A病院がアクセス可能なタイムライン情報を判定する。本例では、二次病院14のDB44の二次病院タイムライン情報TL2は、A病院のアクセスが制限されているので、判定部66は、救急搬送タイムライン情報TL0と一次病院タイムライン情報TL1をA病院がアクセス可能なタイムライン情報と判定する。
図12に示すように、アクセス可能と判定されたタイムライン情報は、要求元のA病院のサーバに配信される。A病院のサーバにおいて、複数のタイムライン情報が連結されて連結タイムライン情報TLXが作成されて、要求元の端末に配信される。このように、第2実施形態では、指紋情報の一致に加えて、付帯情報に基づいてアクセス可能な否かを判定して、アクセス可能なタイムライン情報のみが配信される。
付帯情報としては、医療機関を表す医療機関IDの他、例えば、医師、看護師といった職位を使用してもよい。これによれば、タイムライン情報に対して、医師は閲覧できるが、看護師は閲覧できないといったアクセス制限が設定される。医師など診療に関する権限の広いユーザには、配信可能なタイムライン情報を多く設定し、看護師、技師など診療に関して制限のあるユーザには、配信可能なタイムライン情報を少なく設定することができる。
また、ユーザ情報としては、医師や看護師などの医療スタッフがそれぞれ使用する端末IDを使用してもよい。これによれば、個人レベルでアクセス制限の設定が可能である。医療機関ID、職位、端末IDは、タイムライン情報を利用可能なユーザを判定するためのユーザ情報である。これら複数のユーザ情報(端末IDと職位など)を組み合わせて使用してもよい。
また、アクセス制限を行うために関連付けする付帯情報としては、ユーザ情報の代わりに、タイムライン情報を配信可能なエリア情報としてもよい。
この場合、図13に示す例のように、救急用携帯端末26、院内端末27、28には、例えばGPS位置検出部67が設けられており、救急用携帯端末26、院内端末27、28が送信する配信要求には、患者Pの指紋情報とともに、各端末26、27、28のGPS位置検出部67が受信したGPS位置情報が付帯されている。なお、図13に示す例では、院内端末28から配信要求が送信され、GPS位置情報が二次病院14内であることが付帯されている。
判定部66は、配信要求に付帯されたGPS位置情報に基づき、要求元のユーザがアクセス可能なタイムライン情報を判定する。判定部66によってアクセスが可能と判定されたタイムライン情報から連結タイムライン情報が作成される。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図14に示すように第3実施形態は、医療支援サーバ21に、各医療施設で作成されたタイムライン情報を統合して格納する統合タイムラインデータベース(TLDB)41を設ける例である。この場合には、各サーバ22、23、24においてタイムライン情報が登録された場合には、随時、医療支援サーバ21にアップロードされる。医療支援サーバ21は、配信要求に付帯される指紋情報に基づいて、統合TLDB41内から、同一患者Pの複数のタイムライン情報を検索する。
[第4実施形態]
図15及び図16に示す第4実施形態は、各医療機関のサーバ22、23、24とは独立した医療支援サーバを設けずに、各サーバ22、23、24を医療支援サーバ(医療支援装置)として機能させる例である。この場合には、図16に示すように、各サーバ22、23、24にTL検索部63を設ける。各サーバ22、23、24は、端末から連結TLの配信要求を受信した場合には、TL検索部63によって、他の医療機関に対して検索要求を送信する。検索要求には検索対象の患者の指紋情報が付帯される。
第1実施形態と同様に、検索要求を受け付けた各サーバ22、23、24は、検索要求を受け付けた場合に、付帯された指紋情報に一致するタイムライン情報を検索して、要求元のサーバに配信する。これにより、各サーバ22、23、24は、複数の医療機関のタイムライン情報を取得することができる。このように、本例において、各サーバ22、23、24は、TL管理部(TL連結部として機能する)54、TL登録部(要求受付部及びTL作成部として機能する)55、TL検索部63をそれぞれ有する。
上記各実施形態では、タイムライン検索部によって、複数のタイムライン情報が検索された場合、あるいは、判定部によってアクセス可能と判定された複数のタイムライン情報がある場合、これら複数のタイムライン情報から連結タイムライン情報を作成して配信する例を上げているが、連結タイムライン情報を作成せず、複数のタイムライン情報を配信要求のあった端末に配信してもよい。
また、上記各実施形態では、患者が搬送される医療機関が切り替わるごとに、それぞれの医療機関の端末に切り換えて新規作成要求、配信要求を作成して送信しているが、これに限るものではない。例えば、救急隊による診療処置を開始した時点で患者に1台の端末を割り当てて、医療機関が切り替わった場合でも、患者に割り当てた1台の端末を継続して使用する形態としてもよい。
この場合には、共通の端末が、異なる医療機関のサーバにアクセスして、診療情報のタイムライン情報の登録を行うことになる。例えば、患者が重篤な状態の場合には、患者のバイタル情報を切れ目なく取得することが必要である。患者毎に端末を割り当てて、医療機関が切り替わった場合でも、同じ端末を継続して使用すれば、バイタル情報を切れ目なく取得して、タイムライン情報に登録することが可能となる。
また、この場合、同じ端末から送信される新規作成要求に位置情報を付帯して送信し、この位置情報に基づき、登録するタイムライン情報の種類を変更することが好ましく、例えば、病院外の位置情報が付帯された場合、救急搬送タイムライン情報として救急搬送タイムラインデータベースに登録し、一次病院内、二次病院内の位置情報が付帯された場合、一次病院タイムラインデータベース、二次病院タイムラインデータベースにそれぞれ登録する。また、この場合、一次病院から二次病院への移送中に病院外の位置情報を付帯した新規作成要求を送信して救急搬送タイムライン情報を作成するようにしてもよい。なお、新規作成要求に付帯する位置情報としては、図13に示す例と同様にGPS位置情報であることが好ましい。
上記各実施形態では、各医療機関の救急用携帯端末、院内端末によって新規作成要求、配信要求を作成して送信しているが、これらに限るものではなく、トリアージ装置、バイタルサイン測定装置、診断画像撮影装置など、各医療機関に備えられ、新規作成要求及び配信要求の作成機能、通信機能を有するものであればよい。また、上記各実施形態では、生体識別情報として、指紋情報を用いているが、これに限るものではなく、掌紋、瞳の虹彩、掌の静脈、声紋など患者を特定可能な生体識別情報であればよい。さらに、生体識別情報は、単独で用いられるだけではなく、複数の生体識別情報を組み合わせて用いてもよい。これにより、患者を特定する精度を向上させることができる。
10 医療支援システム
12 消防指令センタ
13 一次病院
14 二次病院
17 救急隊
21 医療支援サーバ
53 指紋入力装置
54 タイムライン管理部
55 タイムライン登録部
63 タイムライン検索部
66 判定部
67 GPS位置検出部

Claims (13)

  1. 患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システムであり、
    前記タイムライン情報を、患者を特定可能な生体識別情報と関連付けて、タイムライン格納部に登録するタイムライン登録部と、
    前記生体識別情報に基づいて、前記タイムライン格納部から前記生体識別情報が一致する前記タイムライン情報を検索するタイムライン検索部と、
    検索された前記タイムライン情報の配信を制御する配信制御部と、
    を備えていることを特徴とする医療支援システム。
  2. 前記生体識別情報が一致する複数の前記タイムライン情報が検索された場合に、複数の前記タイムライン情報を時間軸に沿って連結した連結タイムライン情報を作成するタイムライン連結部を有しており、
    前記配信制御部は、前記連結タイムライン情報を配信可能であることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  3. 前記タイムライン登録部は、前記タイムライン情報毎にアクセス制限を行うための付帯情報を関連付けて登録することを特徴とする請求項2に記載の医療支援システム。
  4. 前記付帯情報には、前記タイムライン情報を利用可能なユーザを判定するためのユーザ情報及び前記タイムライン情報を配信可能なエリア情報の少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項3に記載の医療支援システム。
  5. 前記付帯情報に基づいて、前記タイムライン情報の配信を要求する要求元のユーザがアクセス可能な前記タイムライン情報を判定する判定部を有しており、
    アクセスが可能と判定された前記タイムライン情報のみが前記要求元に配信されることを特徴とする請求項4に記載の医療支援システム。
  6. 前記判定部は、前記要求元の端末から送信されるGPS位置情報と前記エリア情報とに基づいて、前記タイムライン情報に関して、要求元のユーザがアクセス可能か否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の医療支援システム。
  7. 前記タイムライン登録部、前記タイムライン検索部、前記タイムライン連結部をそれぞれ有する複数のサーバで構成されることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の医療支援システム。
  8. 複数の前記サーバは、それぞれ他の前記サーバから、前記生体識別情報が付帯された、前記タイムライン情報の検索要求を受け付けた場合に、前記タイムライン情報を検索し、検索した前記タイムライン情報を要求元のサーバに配信することが可能なことを特徴とする請求項7に記載の医療支援システム。
  9. 前記生体識別情報は、指紋情報であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の医療支援システム。
  10. 前記タイムライン登録部は、前記生体識別情報が付帯された、前記タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付けて、前記患者のタイムライン情報を新規に作成することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の医療支援システム。
  11. 患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システムの作動方法であり、
    前記患者を特定可能な生体識別情報が付帯された作成要求であって、前記タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付ける要求受付ステップと、
    前記新規作成要求を受け付けた場合に、前記患者のタイムライン情報を新規に作成するタイムライン作成ステップと、
    作成した前記タイムライン情報を、前記生体識別情報と関連付けて、タイムライン格納部に登録するタイムライン登録ステップと、
    前記生体識別情報に基づいて、前記前記タイムライン格納部から前記生体識別情報が一致する前記タイムライン情報を検索するタイムライン検索ステップと、
    検索された前記タイムライン情報の配信を制御する配信制御ステップと、
    を備えていることを特徴とする医療支援システムの作動方法。
  12. 患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援システムとしてコンピュータを機能させる医療支援プログラムであり、
    前記患者を特定可能な生体識別情報が付帯された作成要求であって、前記タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付ける要求受付ステップと、
    前記新規作成要求を受け付けた場合に、前記患者のタイムライン情報を新規に作成するタイムライン作成ステップと、
    作成した前記タイムライン情報を、前記生体識別情報と関連付けて、タイムライン格納部に登録するタイムライン登録ステップと、
    前記生体識別情報に基づいて、前記前記タイムライン格納部から前記生体識別情報が一致する前記タイムライン情報を検索するタイムライン検索ステップと、
    検索された前記タイムライン情報の配信を制御する配信制御ステップと、
    を備えていることを特徴とする医療支援プログラム。
  13. 患者の診療情報が時間軸に沿って記録されたタイムライン情報を提供して医療支援を行う医療支援装置であり、
    前記患者を特定可能な生体識別情報が付帯された作成要求であって、前記タイムライン情報を新規に作成する新規作成要求を受け付ける要求受付部と、
    前記新規作成要求を受け付けた場合に、前記患者のタイムライン情報を新規に作成するタイムライン作成部と、
    前記タイムライン情報を、前記生体識別情報と関連付けて、タイムライン格納部に登録するタイムライン登録部と、
    前記生体識別情報に基づいて、前記前記タイムライン格納部から前記生体識別情報が一致する前記タイムライン情報を検索するタイムライン検索部と、
    検索された前記タイムライン情報の配信を制御する配信制御部と、
    を備えていることを特徴とする医療支援装置。
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