JP2803618B2 - データベース表示方法およびその装置 - Google Patents

データベース表示方法およびその装置

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JP2803618B2
JP2803618B2 JP8034361A JP3436196A JP2803618B2 JP 2803618 B2 JP2803618 B2 JP 2803618B2 JP 8034361 A JP8034361 A JP 8034361A JP 3436196 A JP3436196 A JP 3436196A JP 2803618 B2 JP2803618 B2 JP 2803618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータベー
スに格納されたデータを1つの画面に合成表示する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のデータベースに格納された
データを多面的にとらえて合成表示し、関連するデータ
を有効に利用するために、リレーションと呼ばれる合成
手法が用いられている。
【0003】以下、従来の技術について、図7,図8を
用いて説明する。図7は従来技術のブロック図、図8は
データベース例および表示結果例である。
【0004】データベースは表形式で表現することがで
きる。表の1行目はフィールド行と呼ばれ、ここにはデ
ータの性質を表すフィールド名が格納される。2行目以
降の各行はレコードと呼ばれ、ここにはそれぞれフィー
ルド名に対応するデータが格納される。また表の各列は
フィールドと呼ばれる。リレーションとは注意深く設計
された2つのデータベース間のフィールドを関連付ける
ことである。また、データをどのように抽出し表示する
かを定義したものをビューと呼び、ビューに従ってデー
タを抽出し表示形式に整えたものをビュー結果と呼ぶ。
【0005】さて、図7に示す従来装置は、データを入
力するためのキーボード等の入力手段70と、入力手段
70から入力されたデータを記憶するデータベース71
と、データベース71に合成する付加データベース72
と、合成するためのリレーション情報と合成ビューとを
記憶する合成情報記憶部74と、リレーション情報と合
成ビューとを合成情報記憶部74から読み出し、その情
報に従ってデータベース71に格納されたデータと付加
データベース72に格納されたデータを合成する合成手
段73と、合成されて得られたビュー結果を表示する表
示手段75とから構成される。
【0006】次に、図8の具体例を用いて説明する。
【0007】例えば、データベース71は図8(A)に
示すような社員名簿データベースであり、社員番号,氏
名,職場コード,生年月日,住所コードの5つのフィー
ルド名が定義されており、5つのレコードが格納されて
いる。一方、付加データベース72は図8(B)に示す
ような職場一覧データベースであり、職場コード,部門
名,部門長,内線番号,電話番号,フロアの6つのフィ
ールド名が定義されており、3つのレコードが格納され
ている。これら2つのデータベースは、システム設計者
によって予め注意深く設計されている。すなわち、どち
らにも職場コードというフィールド名が定義されてお
り、これらのフィールドを関連付けることによってリレ
ーションを行うことが可能である。
【0008】合成情報記憶部74にはリレーション情報
と合成ビューとが定義されている。リレーションを行う
フィールド名として職場コードと住所コードとが定義さ
れているとする。職場コードは職場一覧データベース
(72)とのリレーションを定義し、住所コードは住所
に関連する他のデータベースとのリレーションを定義し
ている。例えば社員名簿データベース(71)の第4レ
コードの池田さんは、職場コードが11なので、職場一
覧データベース(72)の職場コードが11である第2
レコードとリレーションしており、営業部で内線番号が
3740であることがわかる。また合成情報記憶部74
に格納されている合成ビューは合成のためのリレーショ
ンを前提に予め注意深く設計されたものであり、データ
ベース単独で表示するためのビューは別に用意されてい
る。2つのデータベース(71,72)を単独のビュー
で表示したビュー結果は、例えば、それぞれ図8(A)
および図8(B)と同様になる。合成ビューは図8
(C)に示すように社員番号,氏名,所属部,部門長,
内線番号,生年月日,住所の7つのフィールド名が定義
された表形式であるとする。
【0009】さて、合成手段73は合成情報記憶部74
からリレーション情報と合成ビューとを読み出し、合成
ビューに従ってデータベース71と付加データベース7
2から必要ならばリレーションを用いてデータを抽出
し、合成ビューに定義された表に格納して2つのデータ
ベースの格納データを合成する。たとえば、図8(C)
の第1レコードの社員番号5235においては、”氏
名”および”生年月日”は社員名簿データベース(7
1)からそのまま抽出すればよく、それぞれ”秋本弘
樹”,”64/05/20”であり、また、”所属
部”,”部門長”,”内線番号”は職場コードのリレー
ションを用いて職場一覧データベース(72)から抽出
され、それぞれ”人事部”,”岡山節夫”,”565
0”であり、”住所”は別のリレーションを用いて他の
データベースから抽出され、”川崎市”となる。
【0010】次に表示手段75が合成されたビュー結果
の表を受け取り、図8(C)のように画面に表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来技
術では、所望の合成表示結果を得るために、データベー
ス,合成ビューおよびリレーションの整合をとり、予め
注意深く設計する必要がある。すなわち、合成するデー
タベースにはそれぞれリレーションを行うためのフィー
ルドを持つ必要があり、また合成ビューは定義したリレ
ーションを反映させる必要がある。このため、一度設計
したシステムに変更を加えようとすると、全てに変更が
および、多大な労力を必要とする問題がある。
【0012】そこで本発明の目的は、リレーションや合
成ビューを用いることなく、複数のデータベースに格納
されたデータを1つの画面に合成表示し得るようにする
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、第1のデータベースに格納されたデータ
と第2のデータベースに格納されたデータとを1つの画
面に合成表示する方法であって、第1の抽出情報記憶部
に記憶された前記第1のデータベースを単独で表示する
ためのビュー情報に従って、前記第1のデータベースか
らデータを抽出して単独ビュー結果を生成する第1のス
テップと、前記単独ビュー結果に上書表示したい第2の
データベース名およびその第2のデータベースからどの
データを抽出し前記単独ビュー結果上のどの場所に上書
するかを決定するための抽出情報を記憶する第2の抽出
情報記憶部を参照し、合成対象となる第2のデータベー
スが指定されているか否かを検出する第2のステップ
と、第2のデータベースが指定されている場合に、前記
第2の抽出情報記憶部に記憶されている前記抽出情報を
参照して、前記指定された第2のデータベースから上書
するデータを抽出し、かつ、単独ビュー結果上の上書す
べき位置を求める第3のステップと、単独ビュー結果上
の前記上書すべき位置に前記抽出されたデータを上書す
る第4のステップとを含んでいる。
【0014】また、本発明の好ましい実施例において
は、前記第2の抽出情報記憶部は、前記抽出情報とし
て、抽出対象となるフィールドを指定する抽出フィール
ドと、単独ビュー結果上の上書場所を決定するキーにな
るキーフィールドと、抽出条件式とを含み、前記第3の
ステップにおいては、前記抽出条件式を満足する範囲内
で前記第2のデータベースの前記抽出フィールドのデー
タを上書するデータとして抽出すると共に、前記キーフ
ィールドで指定されたフィールドのデータが前記単独ビ
ュー結果上に表示されている場所付近の空き領域を上書
すべき場所として求める。
【0015】また、本発明は上記の目的を達成するため
に、第1のデータベースに格納されたデータと第2のデ
ータベースに格納されたデータとを1つの画面に合成表
示する装置であって、前記第1のデータベースを単独で
表示するためのビュー情報を記憶する第1の抽出情報記
憶部と、前記第1のデータベースと合成表示すべき第2
のデータベース名およびその第2のデータベースからど
のデータを抽出し前記第1のデータベースの単独ビュー
結果上のどの場所に上書するかを決定するための抽出情
報を記憶する第2の抽出情報記憶部と、前記第1の抽出
情報記憶部に記憶されたビュー情報に従って、前記第1
のデータベースからデータを抽出して単独ビュー結果を
生成し、かつ、前記第2の抽出情報記憶部を参照して前
記第1のデータベースと合成表示すべき第2のデータベ
ースが指定されているか否かを検出する第1の抽出手段
と、該第1の抽出手段において第2のデータベースが指
定されていることが検出された場合に、前記第2の抽出
情報記憶部を参照して、前記第1のデータベースと合成
表示すべき前記第2のデータベースから上書するデータ
を抽出し、かつ、単独ビュー結果上の上書すべき位置を
求める第2の抽出手段と、単独ビュー結果上の前記上書
すべき位置に前記抽出されたデータを上書する上書表示
手段とを備えている。
【0016】また、本発明の好ましい実施例において
は、前記第2の抽出情報記憶部に、前記抽出情報とし
て、抽出対象となるフィールドを指定する抽出フィール
ドと、単独ビュー結果上の上書場所を決定するキーとな
るキーフィールドと、抽出条件式とが記憶され、前記第
2の抽出手段は、前記抽出条件式を満足する範囲内で前
記第2のデータベースの前記抽出フィールドのデータを
上書するデータとして抽出すると共に、前記キーフィー
ルドで指定されたフィールドのデータが前記単独ビュー
結果上に表示されている場所付近の空き領域を前記第1
の抽出手段から取得して、該領域を上書すべき場所とし
て求める構成を有している。
【0017】このように構成された本発明のデータベー
ス表示装置にあっては、第1の抽出情報記憶部が、第1
のデータベースを単独で表示するためのビュー情報を記
憶すると共に、第2の抽出情報記憶部が、第1のデータ
ベースにかかる単独ビュー結果に上書き表示したい第2
のデータベース名およびその第2のデータベースからど
のデータを抽出し前記単独ビュー結果上のどの場所に上
書するかを決定するための抽出情報、例えば、抽出対象
となるフィールドを指定する抽出フィールドと、単独ビ
ュー結果上の上書場所を決定するキーとなるキーフィー
ルドと、抽出条件式とを記憶しており、第1の抽出手段
が、第1の抽出情報記憶部に記憶されたビュー情報に従
って、第1のデータベースからデータを抽出して単独ビ
ュー結果を生成し、かつ、第2の抽出情報記憶部を参照
して第1のデータベースと合成表示すべき第2のデータ
ベースが指定されているかを検出し、第2のデータベー
スが指定されていることが検出された場合に、第2の抽
出手段が、第2の抽出情報記憶部を参照して、第1のデ
ータベースと合成表示すべき前記第2のデータベースか
ら上書するデータを抽出し、かつ、単独ビュー結果上の
上書すべき位置を求め、上書表示手段が、単独ビュー結
果上の前記上書すべき位置に前記抽出されたデータを上
書する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1を参照すると、本実施例のデータベース表
示装置は、キーボード等の入力手段10と、データベー
ス11と、付加データベース12と、データベース11
を単独で表示するためのビュー(単独ビュー)を格納す
る第1の抽出情報記憶部13と、データベース11にか
かる単独ビュー結果に上書表示させる付加データベース
名とその付加データベースからどのデータを抽出し単独
ビュー結果上のどの場所に上書するかを決定するための
抽出情報とを格納する第2の抽出情報記憶部16と、第
1の抽出情報記憶部13から読み出した単独ビューに従
ってデータベース11からデータを抽出して単独ビュー
結果を作成して表示手段17に供給し、さらに第2の抽
出情報記憶部16に付加データベース名が定義されてい
れば第2の抽出手段15を呼び出す第1の抽出手段14
と、第1の抽出手段14が作成した単独ビュー結果を画
面に表示するCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等
の表示手段17と、第1の抽出手段14から呼び出され
た場合に、第2の抽出情報記憶部16から読み出した抽
出情報に従って付加データベース12からデータの抽出
を行い、かつ、抽出データの単独ビュー結果への表示場
所を第1の抽出手段14から取得して求める第2の抽出
手段15と、第2の抽出手段15から抽出データと表示
場所とを受け取り、表示手段17で表示される単独ビュ
ー結果の該当する位置に抽出データを上書表示する上書
表示手段18とから構成される。
【0020】次に図2を参照して本実施例の動作につい
て説明する。図2は本実施例における第1の抽出手段1
4,表示手段17,第2の抽出手段15,上書表示手段
18の動作を説明するフローチャートである。
【0021】先ず、第1の抽出手段14は第1の抽出情
報記憶部13からデータベース11を単独に表示するた
めの単独ビューを読み出す(ステップ20)。次に、第
1の抽出手段14は、この単独ビューに基づいてデータ
ベース11からデータを抽出し、単独ビュー結果を作成
する(ステップ21)。この単独ビュー結果は表示手段
17に供給され、表示手段17はこれを画面に表示する
(ステップ22)。
【0022】さらに第1の抽出手段14は、第2の抽出
情報記憶部16を読み出し(ステップ23)、上書すべ
き付加データベース名が定義されているかどうかを判断
する(ステップ24)。そして、定義されていなければ
処理を終了し、付加データベース名が定義されていれ
ば、第2の抽出手段15を呼び出し、付加データの上書
を依頼する。
【0023】第2の抽出手段15では、先ず、第2の抽
出情報記憶部16から付加データベース名およびその付
加データベースからどのデータを抽出し単独ビュー結果
上のどの場所に上書するかを決定するための抽出情報を
読み出す(ステップ25)。次に、読み出した付加デー
タベース名に対応する付加データベース12から、読み
出した抽出情報に基づいてデータを抽出する(ステップ
26)。次に、この抽出したデータの表示場所を、第1
の抽出手段14から得る(ステップ27)。そして、抽
出したデータとその表示場所とを上書表示手段18に引
き渡す。
【0024】上書表示手段18は、第2の抽出手段15
から渡された抽出データを、表示手段17が表示した単
独ビュー結果における、第2の抽出手段15から渡され
た表示場所に上書表示する(ステップ28)。
【0025】次に、具体例を図3および図4を用いて説
明する。図3(A)はデータベース11の例、図3
(B)は第1の抽出情報記憶部13の内容例、図3
(C)は単独ビュー結果の例、図4(A)は付加データ
ベース12の例、図4(B)は第2の抽出情報記憶部1
6の内容例、図4(C)は単独ビュー結果に上書表示し
た例を、それぞれ示す。
【0026】図3(A)に示す例のデータベース11は
スケジュールデータベースであり、日付,項目,詳細,
備考の4つのフィールド名が定義され、5つのレコード
が格納されている。図3(B)に示す例の第1の抽出情
報記憶部13は、このスケジュールデータベース(1
1)を単独で表示するためのビュー情報を格納してい
る。ビュー情報は、データをどのように抽出し表示する
かを定義したものであり、本実施例の場合、抽出情報と
表示形式情報とで構成されている。表示形式情報は抽出
されたデータをどのような形式で表示するかを定義し、
本実施例の場合にはその1つとしてカレンダーの表示形
式情報が格納されている。カレンダーの表示形式情報
は、図3(C)の表示結果中のけい線,曜日,日付の部
分を定義したものであり、各月毎に用意されている。
【0027】他方、抽出情報は、データをどのように抽
出するか等を定義し、本実施例の場合にはソートフィー
ルド,抽出フィールドの2つのフィールド名が定義さ
れ、2つのレコードが格納されている。ソートフィール
ドは、使用すべき表示形式情報を指定するためのフィー
ルドで、その値が「日付」のときはカレンダーの表示形
式情報を指定する。また「項目」は他の表示形式情報を
指定するが、図では省略してある。抽出フィールドは単
独ビューに表示する抽出データを指定する。即ち、「項
目」のときはデータベース(11)のフィールド名「項
目」のデータを抽出すべきことを、「詳細」のときはデ
ータベース(11)のフィールド名「詳細」のデータを
抽出すべきことを、それぞれ指定する。以下では、利用
者によって第1レコード「日付,項目」を使用すること
が指定されている場合について説明する。
【0028】第1の抽出手段14は、第1の抽出情報記
憶部13の第1レコードを読み出した場合、そのソート
フィールドは”日付”であるため、日付順に並べて表示
するカレンダー型の単独ビューを使用すべきものと判断
する。また、抽出フィールドは”項目”であるため、カ
レンダー上にスケジュールデータベース(11)の”項
目”フィールドのデータを表示すべきものと判断する。
第1の抽出手段14は、これらの判断に従って、スケジ
ュールデータベース(11)から、21日の”来客”
と”会議”,23日の”打合”,27日の”外出”,2
8日の”昼食”を、該当する月のカレンダーのビューに
表示するデータとして抽出し、カレンダーの表示形式情
報を用いて、抽出データをカレンダー上に配置した図3
(C)に示すような単独ビュー結果を生成する。そし
て、単独ビュー結果を、表示すべき画面座標位置を指定
して、表示手段17に伝達する。表示手段17はこれを
画面に表示する。
【0029】さらに第1の抽出手段14は、第2の抽出
情報記憶部16を読み出し、上書すべき付加データベー
ス名が定義されているかどうかを調べる。第2の抽出情
報記憶部16には、図4(B)に示すように、上書する
付加データベース名,単独ビュー上の上書場所を決定す
るキーになるキーフィールド,上書するデータを指定す
る抽出フィールド,レコードを抽出対象にするかどうか
を決める条件を指定する抽出条件式の4つのフィールド
が指定され、1つのレコードが格納されている。すなわ
ち、付加データベース名に”アクションリスト”,キー
フィールドに”日付”,抽出フィールドに”用件”,抽
出条件式に重要度がAランクのレコードに限定する旨
の”重要度=A”が設定されている1つのレコードが格
納されている。そこで、第1の抽出手段14は第2の抽
出手段15を呼び出し、付加データベースの抽出を依頼
する。
【0030】第2の抽出手段15は第1の抽出手段14
から呼び出されると、第2の抽出情報記憶部16から、
抽出情報として、キーフィールド「日付」,抽出フィー
ルド「用件」,抽出条件式「重要度=A」を読み出し、
付加データベース12から該当するデータを抽出する。
付加データベース12の例である図4(A)のアクショ
ンリストデータベースは、日付,分類,用件,対象者,
重要度の5つのフィールド名が定義され、4つのレコー
ドが格納されている。従って、第2の抽出手段15は、
13日の”ヒアリング結果”,15日の”アポ予約”,
19日の”申請書承認”を上書するデータとして抽出す
る。そして、それぞれのデータの表示場所について、キ
ーフィールドに格納されていたキー値である”13
日”,”15日”,”19日”を第1の抽出手段14に
示して表示場所を教えるように依頼する。
【0031】第1の抽出手段14は、単独ビュー上にお
ける対応する表示場所の座標位置等の表示位置情報をそ
れぞれ第2の抽出手段15に返す。すなわち、単独ビュ
ー結果上における”13日”の表示場所付近の空き領域
を示す表示位置情報,単独ビュー結果上における”15
日”の表示場所付近の空き領域を示す表示位置情報,単
独ビュー結果上における”19日”の表示場所付近の空
き領域を示す表示位置情報を、それぞれ第2の抽出手段
15に返す。
【0032】第2の抽出手段15は、個々の抽出データ
とその表示位置情報とを上書表示手段18に渡す。上書
表示手段18は、表示手段17によって表示されている
図3(C)の単独ビュー結果のカレンダー上に、個々の
抽出データを指定された表示位置情報の場所に上書表示
する。この結果、図4(C)に示すような表示結果が得
られる。
【0033】以上の具体例では、第2の抽出情報記憶部
16に付加データベース名が1つしか定義されていなか
ったが、複数定義されていれば、その各々について上述
した動作が行われる。
【0034】また、上記の具体例では、単独ビューとし
てカレンダーという時系列ビューについて説明したが、
時系列ビューである必要はない。時系列ビューでない具
体例について、以下、図5および図6を用いて説明す
る。
【0035】図5(A)はデータベース11の例、図5
(B)は第1の抽出情報記憶部13の内容例、図5
(C)は単独ビュー結果の例、図6(A)は付加データ
ベース12の例、図6(B)は第2の抽出情報記憶部1
6の内容例、図6(C)は単独ビュー結果に上書表示し
た例を、それぞれ示す。
【0036】図5(A)に示す例のデータベース11は
設計状況データベースであり、ユニット,設計,部品手
配,担当者の4つのフィールド名が定義され、4つのレ
コードが格納されている。図5(B)に示す例の第1の
抽出情報記憶部13は、この設計状況データベース(1
1)を単独で表示するためのビュー情報を格納してい
る。この例の場合、ソートフィールドが「ユニット」,
抽出フィールドが「設計,担当者」である1つのレコー
ドと、「ユニット」に対応する表示形式情報であるブロ
ック図の表示形式情報とが格納されている。ブロック図
の表示形式情報は、ユニットを並べてブロック図型のビ
ューとして表示するためのもので、図5(C)の表示結
果中のブロックを示す枠,ブロック間の関係を示す矢
印,A〜Dのユニット名の部分を定義したものである。
従って、第1の抽出手段14は、設計状況データベース
(11)から、ユニットAの”完了”と”井上”,ユニ
ットBの”未完”と”森”,ユニットCの”完了”と”
山口”,ユニットDの”完了”と”田中”を、ブロック
図のビューに表示するデータとして抽出し、ブロック図
の表示形式情報を用いて、抽出データをブロック図上に
配置した図5(C)に示すような単独ビュー結果を生成
し、表示手段17がこれを画面に表示する。
【0037】さらに第2の抽出情報記憶部16には、図
6(B)に示すように、付加データベース名に”部品リ
スト”,キーフィールドに”ユニット”,抽出フィール
ドに”価格小計”が設定され、抽出条件式の指定がない
1つのレコードが格納されている。そこで、第2の抽出
手段15は第2の抽出情報記憶部16から、抽出情報と
して、キーフィールド「ユニット」,抽出フィールド
「価格小計」を読み出し、付加データベース12から該
当するデータを抽出する。付加データベース12の例で
ある図6(A)の部品リストデータベースは、ユニッ
ト,部品名,価格,価格小計,メーカの5つのフィール
ド名が定義され、幾つかのレコードが格納されている。
従って、第2の抽出手段15は、ユニットAの価格小計
「400」,ユニットBの価格小計「100」,ユニッ
トCの価格小計「500」を上書するデータとして抽出
する。そして、それぞれのデータの表示場所について、
キーフィールドに格納されていたキー値である”ユニッ
トA”,”ユニットB”,”ユニットC”を第1の抽出
手段14に示して表示場所を教えるように依頼する。
【0038】第1の抽出手段14は、単独ビュー結果上
における対応する表示場所の座標位置等の表示位置情報
をそれぞれ第2の抽出手段15に返す。すなわち、単独
ビュー結果上における”ユニットA”の表示場所付近の
空き領域を示す表示位置情報,単独ビュー結果上におけ
る”ユニットB”の表示場所付近の空き領域を示す表示
位置情報,単独ビュー結果上における”ユニットC”の
表示場所付近の空き領域を示す表示位置情報を、それぞ
れ第2の抽出手段15に返す。
【0039】第2の抽出手段15は、個々の抽出データ
とその表示位置情報とを上書表示手段18に渡す。上書
表示手段18は、表示手段17によって表示されている
図5(C)の単独ビュー結果のブロック図上に、個々の
抽出データを指定された表示位置情報の場所に上書表示
する。この結果、図6(C)に示すように各ブロックの
場所にコスト情報が上書き表示される。
【0040】以上の実施例では、表示の順序として、先
ず単独ビュー結果を表示し、次にその単独ビュー結果に
他のデータベースのデータを上書き表示したが、単独ビ
ュー結果と上書きデータとを同時に表示するようにして
も良いことは勿論のことである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の抽
出情報記憶部に記憶された単独ビューに基づいて第1の
データベースにかかる単独ビュー結果を生成し、第2の
抽出情報記憶部に記憶された、第1のデータベースと合
成表示したい第2のデータベース名およびこの第2のデ
ータベースのどのデータを抽出し単独ビュー結果のどの
場所に上書するかを指定するための抽出情報に基づい
て、該当する第2のデータベースから該当するデータを
抽出して、単独ビュー結果の該当する表示場所に上書す
るものであり、リレーションや合成ビューを用いること
なく、複数のデータベースに格納されたデータを1つの
画面に合成表示することができる。
【0042】また、データベースとリレーションと合成
ビューとの3者間の整合を保ちながら注意深く設計する
必要もなくなり、既に作成された任意のデータベースを
付加データベースとして容易に使用することができる。
【0043】さらに、第2の抽出情報記憶部の内容を変
更することによって合成表示結果を所望のものに変更で
きるので、設計変更が初心者にも簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1における第1の抽出手段14,表示手段1
7,第2の抽出手段15,上書表示手段18の動作を説
明するフローチャートである。
【図3】図1におけるデータベース11,第1の抽出情
報記憶部13の内容、および表示手段17で表示される
単独ビュー結果の一例を示す図である。
【図4】付加データベース12,第2の抽出情報記憶部
16の内容、および単独ビュー結果に上書表示した表示
結果の一例を示す図である。
【図5】図1におけるデータベース11,第1の抽出情
報記憶部13の内容、および表示手段17で表示される
単独ビュー結果の他の例を示す図である。
【図6】付加データベース12,第2の抽出情報記憶部
16の内容、および単独ビュー結果に上書表示した表示
結果の他の例を示す図である。
【図7】従来のデータベース表示装置のブロック図であ
る。
【図8】図7のデータベース71および表示結果の例を
示す図である。
【符号の説明】
10…入力手段 11…データベース 12…付加データベース 13…第1の抽出情報記憶部 14…第1の抽出手段 15…第2の抽出手段 16…第2の抽出情報記憶部 17…表示手段 18…上書表示手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデータベースに格納されたデータ
    と第2のデータベースに格納されたデータとを1つの画
    面に合成表示する方法であって、 第1の抽出情報記憶部に記憶された前記第1のデータベ
    ースを単独で表示するためのビュー情報に従って、前記
    第1のデータベースからデータを抽出して単独ビュー結
    果を生成する第1のステップと、 前記単独ビュー結果に上書表示したい第2のデータベー
    ス名およびその第2のデータベースからどのデータを抽
    出し前記単独ビュー結果上のどの場所に上書するかを決
    定するための抽出情報を記憶する第2の抽出情報記憶部
    を参照し、合成対象となる第2のデータベースが指定さ
    れているか否かを検出する第2のステップと、 第2のデータベースが指定されている場合に、前記第2
    の抽出情報記憶部に記憶されている前記抽出情報を参照
    して、前記指定された第2のデータベースから上書する
    データを抽出し、かつ、単独ビュー結果上の上書すべき
    位置を求める第3のステップと、 単独ビュー結果上の前記上書すべき位置に前記抽出され
    たデータを上書する第4のステップとを含むことを特徴
    とするデータベース表示方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の抽出情報記憶部は、前記抽出
    情報として、抽出対象となるフィールドを指定する抽出
    フィールドと、単独ビュー結果上の上書場所を決定する
    キーになるキーフィールドと、抽出条件式とを含み、 前記第3のステップにおいては、前記抽出条件式を満足
    する範囲内で前記第2のデータベースの前記抽出フィー
    ルドのデータを上書するデータとして抽出すると共に、
    前記キーフィールドで指定されたフィールドのデータが
    前記単独ビュー結果上に表示されている場所付近の空き
    領域を上書すべき場所として求めることを特徴とする請
    求項1記載のデータベース表示方法。
  3. 【請求項3】 第1のデータベースに格納されたデータ
    と第2のデータベースに格納されたデータとを1つの画
    面に合成表示する装置であって、 前記第1のデータベースを単独で表示するためのビュー
    情報を記憶する第1の抽出情報記憶部と、 前記第1のデータベースと合成表示すべき第2のデータ
    ベース名およびその第2のデータベースからどのデータ
    を抽出し前記第1のデータベースの単独ビュー結果上の
    どの場所に上書するかを決定するための抽出情報を記憶
    する第2の抽出情報記憶部と、 前記第1の抽出情報記憶部に記憶されたビュー情報に従
    って、前記第1のデータベースからデータを抽出して単
    独ビュー結果を生成し、かつ、前記第2の抽出情報記憶
    部を参照して前記第1のデータベースと合成表示すべき
    第2のデータベースが指定されているか否かを検出する
    第1の抽出手段と、 該第1の抽出手段において第2のデータベースが指定さ
    れていることが検出された場合に、前記第2の抽出情報
    記憶部を参照して、前記第1のデータベースと合成表示
    すべき前記第2のデータベースから上書するデータを抽
    出し、かつ、単独ビュー結果上の上書すべき位置を求め
    る第2の抽出手段と、 単独ビュー結果上の前記上書すべき位置に前記抽出され
    たデータを上書する上書表示手段とを含むことを特徴と
    するデータベース表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の抽出情報記憶部に、前記抽出
    情報として、抽出対象となるフィールドを指定する抽出
    フィールドと、単独ビュー結果上の上書場所を決定する
    キーとなるキーフィールドと、抽出条件式とが記憶さ
    れ、 前記第2の抽出手段は、前記抽出条件式を満足する範囲
    内で前記第2のデータベースの前記抽出フィールドのデ
    ータを上書するデータとして抽出すると共に、前記キー
    フィールドで指定されたフィールドのデータが前記単独
    ビュー結果上に表示されている場所付近の空き領域を前
    記第1の抽出手段から取得して、該領域を上書すべき場
    所として求めることを特徴とする請求項3記載のデータ
    ベース表示装置。
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