JP2003033750A - 環境負荷情報取得方法およびシステム、およびプログラム - Google Patents

環境負荷情報取得方法およびシステム、およびプログラム

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JP2003033750A
JP2003033750A JP2001223640A JP2001223640A JP2003033750A JP 2003033750 A JP2003033750 A JP 2003033750A JP 2001223640 A JP2001223640 A JP 2001223640A JP 2001223640 A JP2001223640 A JP 2001223640A JP 2003033750 A JP2003033750 A JP 2003033750A
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Yuji Noritake
祐二 則武
Takako Satou
多加子 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の使用段階での環境負荷をより正確に測
定するための情報を容易に取得することができる環境負
荷情報取得方法およびシステム、およびプログラムを提
供する。 【解決手段】 企業200に設置された複写機300
は、その使用状況を示す情報を送信装置400からセン
タ100に定期的に送信する。センタ100は、各送信
装置400から送信される使用状況情報を蓄積する。セ
ンタ100では、各製品について事前に取得可能な環境
負荷情報を予め蓄積する。センタ100は、分析対象の
製品について、蓄積した情報に基づいて、インベントリ
分析およびインパクト評価を行うことで、当該製品の使
用段階での環境負荷のレベルを定量的に取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は環境負荷情報取得方
法およびシステム、およびプログラムに関し、特に製品
の使用段階での環境負荷の測定に好適な環境負荷情報取
得方法およびシステム、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の環境問題への関心の高まりとその
重要性から、企業活動においても環境負荷の低減が重要
課題となっている。こうした背景から、ISO14000シリー
ズに代表される、環境マネジメントの観点から企業を評
価する動きが活発である。例えば、製造業においては、
より環境負荷の低い製品を生産する努力が求められる。
【0003】このような評価において重要となる項目の
1つがLCA(Life Cycle Assessment:ライフサイクル
アセスメント)である。LCAでは、ある製品につい
て、その製造段階から廃棄段階(より詳細には、原料採
取、素材生産、部品製造、製品製造、販売、輸送、使
用、廃棄、再生の各段階)にわたる環境負荷を定量化し
て算出する。ここでは、製品の使用段階における環境影
響の評価も重要となる。
【0004】製品の製造段階や廃棄段階での環境負荷
は、実験等で比較的容易に検討・収集可能であるが、使
用段階での環境負荷は使用状況等により様々であるため
取得が困難である。したがって、使用段階での環境負荷
については、使用状況について平均的モデルを想定し、
そこから導き出される理論値を用いるという手法が用い
られていた。
【0005】しかしながら、前述のように製品の使用状
況は様々であるため、平均的モデルを用いた理論値で
は、現実に即した結果を得ることができない。そのた
め、製品の使用段階の環境負荷をより正確に測定する手
法の確立が望まれる。
【0006】一方で、製造業以外の業種においても環境
評価が必要となる場合がある。このような業種において
は、企業活動によって生じる環境負荷を測定しなければ
ならない。この場合、企業活動によって製品が使用され
ることによる環境負荷の測定も含まれる。これは、上述
の製品の使用段階での環境負荷の測定と同義であるた
め、こうした側面からも製品の使用段階の環境負荷をよ
り正確に測定する手法の確立が望まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実状に鑑
みてなされたもので、製品の使用段階での環境負荷をよ
り正確に測定するための環境負荷情報取得方法およびシ
ステム、およびプログラムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる環境負荷情報取得方法
は、 機器の消費情報を通信ネットワークを介して収集する消
費情報収集ステップと、 前記消費情報収集ステップで収集された消費情報を分析
する分析ステップと、 前記分析ステップでの分析の結果を環境負荷情報として
定量化する定量化ステップと、 を備えることを特徴とする。
【0009】上記環境負荷情報取得方法において、 前記消費情報は、少なくとも、前記機器に用いられてい
る消耗部材の消耗度合を示す情報、該機器が消費する資
源量を示す情報、該機器の稼働時間を示す情報を含み、 前記分析ステップは、前記消費情報を所定の環境負荷項
目毎に分析する、ことが望ましい。
【0010】上記のような構成によれば、例えば、複写
機などの機器について、コピー枚数や稼働時間などを示
す情報を、電話回線などの通信ネットワークを介して、
例えば自動的に取得し、取得した情報を分析するので、
当該複写機の使用段階での環境負荷や複写機を使用して
いるオフィスなどの環境負荷レベルを現状に即して得る
ことができ、例えば、LCA(Life Cycle Assessment:
ライフサイクルアセスメント)などにおいてより正確に
評価することができる。
【0011】上記環境負荷情報取得方法は、 前記定量化ステップで定量化された環境負荷情報に基づ
いて、前記機器の使用者に環境対策を提案する提案ステ
ップ、をさらに備えるものとすることができる。
【0012】上記のような構成によれば、例えば、複写
機などの機器について、コピー枚数や稼働時間などを示
す情報を、電話回線などの通信ネットワークを介して、
例えば自動的に取得し、取得した情報を分析するので、
当該機器の使用段階での環境負荷を現状に即して測定す
ることができるので、例えば、LCA(Life Cycle Ass
essment:ライフサイクルアセスメント)などにおけるよ
り正確な評価に寄与することができる。さらに、その機
器を使用しているオフィスなどの企業活動によって生じ
る環境負荷のレベルの測定に必要となるデータも現状に
即した形で得ることができるので、例えば、当該機器を
使用している企業が、ISO14000シリーズに代表される、
環境マネジメントに対する評価を得ようとしている場合
などに、客観的でより正確な評価をすることができる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる環境負荷情報取得システムは、 機器と、通信ネットワークと、に接続され、該機器の消
費情報を収集する消費情報収集装置と、 前記通信ネットワークに接続されたサーバ装置と、 から構成される環境負荷情報取得システムであって、 前記消費情報収集装置は、収集した前記機器の消費情報
を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送
信し、 前記サーバ装置は、 前記通信ネットワークに接続する接続手段と、 前記接続手段を制御し、前記消費情報収集装置が送信し
た前記消費情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記消費情報を分析する分析手
段と、 前記分析手段による分析の結果を環境負荷情報として定
量化する定量化手段と、を備える、 ことを特徴とする。
【0014】上記環境負荷情報取得システムにおいて、 前記消費情報は、少なくとも、前記機器に用いられてい
る消耗部材の消耗度合を示す情報、該機器が消費する資
源量を示す情報、該機器の稼働時間を示す情報を含み、 前記分析手段は、前記消費情報を所定の環境負荷項目毎
に分析する、ことが望ましい。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかるプログラムは、 コンピュータを、上記環境負荷情報取得システムを構成
するサーバ装置として機能させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態にかかる情報
収集システムの構成を概略的に示す図である。なお、本
実施の形態では、対象となる機器として複写機を例に挙
げ、この複写機を導入している企業から情報を収集する
ものとする。
【0018】図示するように、本実施の形態にかかる情
報収集システム1は、通信ネットワーク2と、センタ1
00と、複数の企業200−1〜200−nと、複数の
複写機300−1〜300−nと、複写機300−1〜
300−nに付随する送信装置400−1〜400−n
と、から構成されている。
【0019】通信ネットワーク2は、例えば、公衆回線
網などから構成され、後述する送信装置400−1〜4
00−nが送信する情報を伝達する。本実施の形態で
は、通信ネットワーク2として公衆回線網を採用するも
のとし、以下「公衆回線網2」とする。
【0020】センタ100は、複写機300を製造販売
する事業体が運営するサーバである。公衆回線網2を介
して、後述する送信装置400−1〜400−nから複
写機300の消費情報を収集する。
【0021】センタ100の構成を図2を参照して説明
する。図2は、センタ100の構成を模式的に示したブ
ロック図である。
【0022】センタ100は、大別して情報を収集する
情報収集部110と、情報収集部110が収集した情報
を分析する情報分析部120と、から構成されている。
【0023】まず情報収集部110の構成から説明す
る。図2に示すように、情報収集部110は、情報収集
制御部10と、通信部11と、使用状況情報データベー
ス12と、から構成されている。
【0024】情報収集制御部10は、例えば、CPU
(Central Processing Unit:中央演算処理装置)など
から構成され、情報収集部110の各部を制御する。
【0025】通信部11は、例えば、モデム、TA(Te
rminal Adapter:ターミナルアダプタ)、ルータなどの
通信装置であり、公衆回線網2に接続され、後述する送
信装置400から、複写機300の使用状況を示す情報
を受信する。
【0026】使用状況情報データベース12は、例え
ば、ハードディスク装置などの書き換え可能な記憶装置
から構成され、通信部11が各送信装置400から受信
した、図3に示すような使用状況情報を蓄積する。図3
に示すように、使用状況情報には、各複写機300につ
いて、使用枚数や各動作モードの使用率、および稼働時
間などを示す情報が記録されている。
【0027】次に情報分析部120の構成を説明する。
図2に示すように、情報分析部120は、制御部20
と、商品情報データベース21と、インベントリ情報テ
ーブル22と、分析結果テーブル23と、顧客情報デー
タベース24と、入力部25と、から構成されている。
【0028】制御部20は、例えば、CPU(Central
Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成さ
れ、情報分析部120の各部を制御する。また、図示し
ないメモリなどに記憶された所定の動作プログラムを実
行することで、後述の各処理を実現する。主に所定のL
CA手法(インベントリ分析、インパクト評価)に準拠
したプログラムを実行することで使用状況情報データベ
ース12に記録されている使用状況情報を分析し、当該
製品の使用段階におけるインベントリ分析およびインパ
クト評価を行う。
【0029】商品情報データベース21は、例えば、ハ
ードディスク装置などの書き換え可能な記憶装置から構
成され、図4に示すような、センタ100を運営する複
写機製造販売会社が取り扱う複写機各機種の構成と性能
を示す情報を蓄積している。ここでは、例えば、複写機
およびそのオプション製品の構成部品の情報(材質やそ
の使用量、再生の可否など)、装着可能なオプションの
組み合わせ毎の、単位時間あるいは単位量当たりの資源
使用量(例えば、複写1枚当たりの枯渇性資源使用量や
消費電力量および使用電力量に基づくCO排出量な
ど)などの情報が記録されている。
【0030】インベントリテーブル22は、例えば、ハ
ードディスク装置などの書換可能な記憶装置から構成さ
れ、図5に示すような、制御部20によるインベントリ
分析の結果、つまり環境負荷項目(大気汚染、水質汚
染、枯渇性資源使用量など)毎に、投入されるエネルギ
ー量や資源、また排出される物質などの明細を記録す
る。
【0031】分析結果テーブル23は、例えば、ハード
ディスク装置などの書換可能な記憶装置から構成され、
図6に示すような、制御部20によるインパクト評価の
結果、つまり、インベントリテーブル22に記録されて
いるインベントリ結果に基づいた、環境影響を定量的に
示したデータを分析対象機種毎に記録する。
【0032】顧客情報データベース24は、例えば、ハ
ードディスク装置などの書換可能な記憶装置から構成さ
れ、複写機300が設置されている顧客についての情報
が記録される。ここでは、図7に示すように、各企業
(顧客)毎にレコードが用意され、それぞれの顧客が有
するオフィス毎にコードが割り振られている。また、各
オフィスを示すレコードにはさらに、フロアを指定する
コード、当該フロアを使用する部署、そして、当該部署
が使用する複写機300の機器IDが登録されている。
なお、機器IDは、複写機300本体の他、装着されて
いるオプションのユニット構成なども示すコードである
ものとする。
【0033】入力部25は、例えば、キーボードやマウ
スなどから構成され、主に商品情報データベース21、
インベントリテーブル22、分析結果テーブル23、顧
客情報データベース24に蓄積される内容の追加、訂
正、削除などを行うためのものである。例えば、新製品
の発売に伴って当該製品の製品情報などを商品情報デー
タベース21に追加する場合などに用いられる。
【0034】次に、各企業200内に設置される複写機
300と送信装置400の構成を図8を参照して説明す
る。図8は、本実施の形態にかかる複写機300と送信
装置400の構成を模式的に示すブロック図である。
【0035】複写機300は、制御部30と、用紙セン
サ部31と、稼働時間取得部32と、消費電力算出部3
3と、から構成されている。
【0036】制御部30は、例えば、CPU(Central
Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成さ
れ、複写機300の各部を制御し、後述する用紙センサ
部31、稼働時間取得部32および消費電力算出部33
から取得した情報を送信装置400に伝達する。
【0037】用紙センサ部31は、原稿枚数、各動作モ
ード毎のコピー枚数、コピー用紙を保持する用紙カセッ
ト毎の使用量、など複写機300で用いられる用紙に関
する使用量をカウントする。
【0038】稼働時間取得部32は、例えばタイマ回路
などから構成され、複写機300の稼働時間を測定して
記録する。また、複写機300が省電力化のための各種
動作モードを備えている場合は、各動作モード毎の稼働
時間を記録するものとする。
【0039】消費電力算出部33は、稼働時間取得部3
2と連動し、複写機300の稼働によって消費される電
力量を算出し、記録する。
【0040】送信装置400は、図示するように、制御
部40と、受信部41と、記憶部42と、送信部43
と、から構成されている。
【0041】制御部40は、例えば、CPU(Central
Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成さ
れ、送信装置400の各部を制御する。
【0042】受信部41は、複写機300から送信され
る使用状況情報を受信する。
【0043】記憶部42は、例えば、ハードディスク装
置などの書き換え可能な記憶装置から構成され、受信部
41が受信した複写機300の使用状況情報を所定期間
蓄積する。
【0044】送信部43は、公衆回線網2に接続され、
記憶部42に蓄積された情報をセンタ100に送信す
る。
【0045】なお、本実施の形態では、説明を簡単にす
るため、1つの送信装置400に1台の複写機300が
接続される場合を説明するが、企業200内(あるいは
同一フロアや同一部署内)に複数の複写機300が存在
する場合、1つの送信装置400に複数の複写機300
が接続される構成としてもよい。また、本実施の形態で
は、複写機300と送信装置400を別体で構成した例
を示すが、複写機300に送信装置400の機能を備え
た構成としてもよい。
【0046】次に、本実施の形態にかかる情報収集シス
テム1の動作を図面を参照して説明する。まず、使用状
況情報を送信・蓄積する際の処理を図9のフローチャー
トを参照して説明する。
【0047】各複写機300は、各動作毎に、図3に示
すような使用状況を示す情報を送信装置400に送信
し、送信装置400は受信した情報を記憶部42に蓄積
する(ステップS101)。このとき、複写機300
は、制御部30により用紙センサ部31、稼働時間取得
部32が検出した信号、および消費電力算出部33の動
作を示す情報を送信装置400に送信する。
【0048】送信装置400は、記憶部42に蓄積した
情報を一定期間毎にセンタ100に送信するものとす
る。従って、予め設定された時間に、送信部43は記憶
部42に蓄積された情報をセンタ100に送信する(ス
テップS102:YES、S103)。
【0049】送信部43による情報の送信が完了する
と、制御部40は、記憶部42に蓄積された情報をクリ
アし、複写機300からの次の情報受信を待機する(ス
テップS104)。
【0050】一方センタ100では、ステップS103
で各送信装置400から送信された使用状況情報を、情
報収集部110の通信部11が受信し、使用状況情報デ
ータベース12に蓄積する(ステップS105,S10
6)。このとき、使用状況情報データベース12には、
受信した情報が顧客別に蓄積される。
【0051】次に、情報分析部120による環境負荷分
析処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
【0052】まず、所定の分析開始タイミングになると
(ステップS201:Yes)、制御部20は、情報収
集制御部10に指示し、使用状況情報データベース12
から、対象分析となる顧客(オフィス・フロア単位など
での指定も含む)が使用する複写機300についての使
用状況情報を取得する(ステップS202)。
【0053】制御部20は、ステップS202で取得し
た使用状況情報に指定される複写機300の機種に関す
る情報(以下、「機種情報」と称す)を商品情報データ
ベース21から取得し、使用状況情報と機種情報とに基
づいて、当該機種についてインベントリ分析を行う(ス
テップS203)。
【0054】ここでは、メモリなど(不図示)に記憶さ
れた所定の動作プログラムを制御部20が実行すること
により、対象製品の使用段階でのインベントリ分析を行
う。例えば、機種情報に示される、コピー1枚当たりの
枯渇性資源使用量や消費電力量および使用電力量に基づ
くCO排出量などの情報に基づいて、使用状況情報に
示される使用状況下でのインベントリ分析を行う。つま
り、様々な項目について、単位時間や単位量当たりの投
入エネルギー量や排出物量などが算出される。
【0055】算出された各項目の数値は、インベントリ
テーブル22に記録される(ステップS204)。
【0056】次に制御部20は、ステップS204でイ
ンベントリテーブル22に記録されたインベントリ分析
値に基づいて、インパクト評価を行う(ステップS20
5)。ここでは、メモリなど(不図示)に記憶された、
所定のインパクト評価手法に基づいたプログラムを制御
部20が実行し、インベントリテーブル22のデータを
用いて対象製品の使用段階でのインパクト評価を行う。
【0057】ここでは、まず、分析対象を設定する。つ
まり、分析対象を企業単位か、オフィス単位か、フロア
単位か、機種単位か、で設定する。ここでは、オフィス
単位での設定がされた場合を例に説明する。
【0058】分析対象となるオフィスのオフィスコード
を入力部25から入力すると、制御部20は、顧客情報
データベース24にアクセスし、当該オフィスに対応す
る機器IDを取得する。
【0059】次に、制御部20は、取得した機器IDに
対応するインベントリデータをインベントリテーブル2
2から取得する。制御部20は、所定のインパクト評価
手法に基づき、取得したインベントリデータを用いてイ
ンパクト評価を行う。ここで、所定のインパクト評価手
法とは、例えば、インベントリデータの各数値に所定の
係数を乗じたり、状況や特性、重要度などに応じて適宜
重み付けを行うなどして、分析対象毎に、各環境負荷項
目の環境負荷レベルを示す定量的な結果を得るためのア
ルゴリズムを示すものである。
【0060】制御部20は、インパクト評価の結果を分
析結果テーブル23に記録し(ステップS206)、処
理を終了する。
【0061】なお、上述のインパクト評価の結果に基づ
いて、当該顧客に対し、環境経営に関する提案を行って
もよい。例えば、顧客がISO14000シリーズなどを取得し
ようとしている場合、取得のために改善しなければなら
ない点などを、インパクト評価の結果から提案すること
ができる。
【0062】上記実施の形態では、通信ネットワーク2
として公衆回線網を用いた場合を例に説明したが、任意
の通信ネットワークを通信ネットワーク2として採用可
能である。例えば、通信ネットワーク2を専用線、移動
体通信網、ケーブルテレビ(CATV網)、有線放送
網、無線通信網など、あるいは、これらの複合から構成
してもよい。
【0063】上記実施の形態では、分析対象の製品とし
て複写機を例に挙げたが、これに限られず、あらゆる商
品について本発明を適用することができる。この場合、
使用状況情報をセンタ100に送信する方法は任意であ
る。例えば、センタ100が、インターネット上にウェ
ブページを開設できる構成とし、使用状況情報を、セン
タ100が提示するウェブページ上で入力するようにし
てもよい。このような構成によれば、上記実施の形態の
ように、対象製品の使用状況情報を自動的にセンタ10
0に送信する構成が採用できない場合であっても、本発
明を採用することができる。
【0064】なお、本発明の実施の形態にかかるセンタ
100を実現するための情報処理装置は、専用のシステ
ムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現
可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述のいず
れかを実行するためのプログラムを格納した媒体(フレ
キシブルディスク、CD−ROMなど)から当該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
するセンタ100を構成することができる。
【0065】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための手段は任意である。例えば通信回線、通信ネッ
トワーク、通信システムなどを介して供給してもよい。
一例を挙げると、通信ネットワークの掲示板(BBS)
に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介し
て搬送波に重畳して配信する。そして、このプログラム
を起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプロ
グラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行
することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品の使用段階における環境負荷をより正確にかつ容易
に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる情報収集システム
の構成を示す図である。
【図2】図1に示すセンタの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1に示す送信装置が送信する情報の例を示す
図である。
【図4】図2に示す商品情報データベースに蓄積される
情報の例を示す図である。
【図5】図2に示すインベントリテーブルに記録される
情報の例を示す図である。
【図6】図2に示す分析結果テーブルに記録される情報
の例を示す図である。
【図7】図2に示す顧客情報データベースに蓄積される
情報の例を示す図である。
【図8】図1に示す複写機および送信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる使用状況情報送信
・蓄積処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態にかかる環境負荷分析処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報収集システム 2 通信ネットワーク(公衆回線網) 100 センタ 200−1〜200−n 企業 300−1〜300−n 複写機 400−1〜400−n 送信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 351 G06F 17/60 150 17/60 150 B09B 5/00 M Fターム(参考) 2C061 AP04 HJ08 HJ10 HK14 HK15 HK19 HP00 HQ01 2H027 DA39 DA41 DA44 DA45 EE07 EE08 EE10 EJ08 EJ09 EJ13 EJ15 GB05 GB12 HB01 HB05 HB11 HB17 ZA09 4D004 AA46 DA16 5B021 AA01 BB01 NN00 NN19 5B089 GA11 GA16 GB01 JA35 JA36 JB16 KA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器の消費情報を通信ネットワークを介し
    て収集する消費情報収集ステップと、 前記消費情報収集ステップで収集された消費情報を分析
    する分析ステップと、 前記分析ステップでの分析の結果を環境負荷情報として
    定量化する定量化ステップと、 を備えることを特徴とする環境負荷情報取得方法。
  2. 【請求項2】前記消費情報は、少なくとも、前記機器に
    用いられている消耗部材の消耗度合を示す情報、該機器
    が消費する資源量を示す情報、該機器の稼働時間を示す
    情報を含み、 前記分析ステップは、前記消費情報を所定の環境負荷項
    目毎に分析する、 ことを特徴とする請求項1に記載の環境負荷情報取得方
    法。
  3. 【請求項3】前記定量化ステップで定量化された環境負
    荷情報に基づいて、前記機器の使用者に環境対策を提案
    する提案ステップ、をさらに備える、 ことを特徴とした請求項1または2に記載の環境負荷情
    報取得方法。
  4. 【請求項4】機器と、通信ネットワークと、に接続さ
    れ、該機器の消費情報を収集する消費情報収集装置と、 前記通信ネットワークに接続されたサーバ装置と、 から構成される環境負荷情報取得システムであって、 前記消費情報収集装置は、収集した前記機器の消費情報
    を、前記通信ネットワークを介して前記サーバ装置に送
    信し、 前記サーバ装置は、 前記通信ネットワークに接続する接続手段と、 前記接続手段を制御し、前記消費情報収集装置が送信し
    た前記消費情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記消費情報を分析する分析手
    段と、 前記分析手段による分析の結果を環境負荷情報として定
    量化する定量化手段と、を備える、 ことを特徴とする環境負荷情報取得システム。
  5. 【請求項5】前記消費情報は、少なくとも、前記機器に
    用いられている消耗部材の消耗度合を示す情報、該機器
    が消費する資源量を示す情報、該機器の稼働時間を示す
    情報を含み、 前記分析手段は、前記消費情報を所定の環境負荷項目毎
    に分析する、 ことを特徴とする請求項4に記載の環境負荷情報取得シ
    ステム。
  6. 【請求項6】コンピュータを、請求項4または5に記載
    の環境負荷情報取得システムを構成するサーバ装置とし
    て機能させるプログラム。
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