JP2010211417A - 機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010211417A
JP2010211417A JP2009055701A JP2009055701A JP2010211417A JP 2010211417 A JP2010211417 A JP 2010211417A JP 2009055701 A JP2009055701 A JP 2009055701A JP 2009055701 A JP2009055701 A JP 2009055701A JP 2010211417 A JP2010211417 A JP 2010211417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
environmental load
load value
information
product
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009055701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5412889B2 (ja
Inventor
Akira Idogawa
暁 伊戸川
Atsushi Murata
淳 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009055701A priority Critical patent/JP5412889B2/ja
Publication of JP2010211417A publication Critical patent/JP2010211417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5412889B2 publication Critical patent/JP5412889B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ソフトウェア製品適用後の環境負荷軽減効果を可視化できる機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】機器分析装置100は、機器200の分析情報Rを提供する装置であって、各種情報に含まれる、機器200の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データ41から、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値V1を算出する第1の環境負荷値算出手段331と、算出した現在の環境負荷値V1から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値V2を算出する第2の環境負荷値算出手段332と、現在の環境負荷値V1と既存製品適用前の環境負荷値V2とを含む、ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報Rを提供する情報提供手段34と、を有することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、ネットワークなどのデータ伝送路を介して接続される1又は複数の機器から収集した各種情報を基に機器分析を行う機器分析装置及び機器分析システムに関し、特に、環境負荷に関する分析情報を提供する技術に関するものである。
近年の環境指向や省エネ指向の高まりにより、プリンタ、コピー機、又は複写機(MFP:Multifunction Peripheral)などの画像形成装置(以下、「機器」という。)に関しても、電力消費量、紙消費量、及びトナー消費量の削減(環境負荷の軽減)に対する配慮が重要視されている。
例えば、主要メーカの機器の消費電力に関する情報は、所定の機関(例えば「(財)省エネルギーセンター」)より公開されており、ユーザによっては購入する機器を選択する際の重要な判断材料の1つとされている。また、機器の購入後においても、エネルギーコスト削減の観点から、自らのオフィスにおいて機器による消費電力量がどの程度のものであるかについて、関心を持ち始めているユーザ(企業)も存在する。
このようなことから、メーカでは、環境負荷を軽減するための様々な機能(電源制御機能や印刷制限機能などを実現するソフトウェア製品)を搭載した機器や、これらの機器を管理する機器管理装置などを提供している。ユーザは、上記機器及び上記機器管理装置を備えた機器管理システムを構築することで、環境負荷の軽減を実現することができる。
また、ネットワーク通信などを含む情報処理技術の高度化に伴い、例えば、ローカルエリアなどの特定エリア内に構築された内部システムを、外部システムから遠隔管理する技術は、既に知られている。
例えば、特許文献1には、顧客先に設定された複写機から送信装置を介して、使用状況に関する情報がセンターに送信され、その情報が蓄積されるシステムが開示されている。また、例えば、特許文献2には、環境負荷情報、財務情報、提案情報を有し、制御部により、これらの情報を基に、環境負荷に関して改善すべき事業体を判断後、分析結果から現況に応じた提案情報をその事業体に提供するシステムが開示されている。
しかしながら、従来、ユーザに提供される情報は、上記機器及び/又は上記機器管理システムを導入したことにより、現在、どの程度の環境負荷が軽減されるのか(現在の環境負荷軽減効果)を、明確に表すものではなかった。
例えば、ユーザ先に導入されるとき、既に機器や機器管理装置には、環境負荷軽減を実現するソフトウェア製品が搭載されている場合がある。
このような場合、上記特許文献に開示されるようなシステムにより収集される各種情報の値は、環境負荷軽減後の値であることから、ユーザは、現在の環境負荷値を知ることはできても、現在の環境負荷軽減効果を定量的に知ることができない。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ソフトウェア製品適用後の機器であっても環境負荷軽減効果を可視化できる機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器分析装置は、機器から収集した各種情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置であって、前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手段と、前記第1の環境負荷値算出手段により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手段と、前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手段と、を有している。
このような構成によって、本発明に係る機器分析装置は、各機器から収集した各種情報を基に現在の環境負荷値(現在値)を算出する。続いて、機器分析装置は、機器に搭載されるソフトウェア製品及び/又は機器とは異なる装置に搭載され機器に対して環境負荷軽減効果を及ぼすソフトウェア製品の製品情報、ならびにインストール情報を基にソフトウェア製品適用前(軽減前)の環境負荷値(製品非適用時の仮定値)を算出する。その結果、機器分析装置は、現在の環境負荷値及び軽減前の環境負荷値が比較可能な分析情報を提供する。
これによって、本発明に係る機器分析装置は、ソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性を基に、現在の環境負荷値から軽減前の環境負荷値を逆算し、互いの値が比較可能な分析情報を提供することができる。その結果、機器分析装置は、既に環境負荷を軽減するソフトウェア製品を搭載した機器であっても、その軽減効果を可視化でき、ユーザに分かりやすく開示できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器分析システムは、少なくとも1台以上の機器を管理する機器管理装置と、前記機器管理装置から得られた情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器分析システムであって、前記機器管理装置が、前記機器から各種情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集した前記各種情報を前記機器分析装置に送信する情報送信手段と、を有し、前記機器分析装置が、前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手段と、前記第1の環境負荷値算出手段により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手段と、前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手段と、を有している。
上記目的を達成するため、本発明に係る分析情報提供方法は、機器から収集した各種情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置における分析情報提供方法であって、前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手順と、前記第1の環境負荷値算出手順により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手順と、前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手順と、を有している。
このような手順によって、本発明に係る分析情報提供方法は、ソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性を基に、現在の環境負荷値から軽減前の環境負荷値を逆算し、互いの値が比較可能な分析情報を提供すると言う動作を実現する。
これによって、本発明に係る分析情報提供方法は、既に環境負荷を軽減するソフトウェア製品を搭載した機器であっても、その軽減効果を可視化でき、ユーザに分かりやすく開示可能な環境を提供できる。
本発明によれば、ソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性を基に、現在の環境負荷値から軽減前の環境負荷値を逆算し、互いの値が比較可能な分析情報を提供することで、ソフトウェア製品適用後の機器であっても環境負荷軽減効果を可視化可能な機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る機器分析システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器分析装置及び機器管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器分析装置が有する機能構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る製品情報のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るインストール情報のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る分析情報生成部の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る分析情報を提供する処理手順例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る分析情報生成の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る分析情報提供の動作例を示す図である。 本発明の変形例に係る機器分析装置が有する機能構成例(その1)を示す図である。 本発明の変形例に係る機器分析装置が有する機能構成例(その2)を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
本実施形態に係る機器分析システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る機器分析システム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、機器分析システム1は、インターネットなどの外部ネットワークIを介して、機器分析装置100に、少なくとも1つ以上の分析対象である機器管理システムA〜Cが接続されている。
機器管理システムA〜Cは、例えば、顧客先に導入され特定エリア(ローカル)に構築されたシステムであり、一方、機器分析装置100は、メーカ側に配置されたサーバ機能を有する装置である。また、一般的に、機器管理システムA〜Cと外部ネットワークIとの間には、機器管理システムA〜Cの機密性を確保するため、ファイアウォール(非図示)が設置されている。
機器管理システムA〜Cは、LP(Laser Printer)200やMFP200といった1又は複数の機器200、少なくとも1台以上のクライアントPC(Personal Computer)300(以下、「PC」という。)、及び機器200を管理する機器管理装置400などが、LAN(Local Area Network)などの内部ネットワーク90で相互に接続されている。
各機器管理システムA、B、又はCでは、機器管理装置400が有する機器管理機能により、機器200から各種情報(例えば「状態情報」や「ジョブ履歴情報」などの機器情報)を取得し、機器の状態が監視される。また、PC300に対しては、機器管理装置400から機器200の機器情報が提供される。
このような構成により、機器分析システム1では、機器分析装置100が、外部ネットワークIを介して、機器管理システムA〜Cの各機器管理装置400から各種情報を収集し、収集した情報を基に分析を行い、分析結果を分析情報として提供することができる。
なお、上記には、機器管理装置400と外部ネットワークIとの間に、ファイアウォールを設置する構成について説明を行ったが、機器管理装置400が、ファイアウォールの機能を有している構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
次に、上記機器分析装置100及び機器管理装置400のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る機器分析装置100及び機器管理装置400のハードウェア構成例を示す図である。なお、図2に示すように、機器分析装置100及び機器管理装置400は、ともにPCなどの情報処理装置であることから、以下の説明では、両装置を代表して機器分析装置100を例に説明する。
図2に示すように、機器分析装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを含む各種ハードウェアを備え、それぞれがバスで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどを含み、機器分析装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、機器分析装置100による処理結果(例えば「機器の分析情報」)などを表示する。
インタフェース装置107は、機器分析装置100をネットワークなどの所定のデータ伝送路90に接続するインタフェースである。よって、機器分析装置100は、インタフェース装置107を介して、機器管理装置400とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、各種プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えば、機器分析装置100全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及び情報処理システム上において各種機能(例えば「機器分析機能」や「分析情報提供機能」)を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納している上記プログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。よって、機器分析装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、機器分析装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、機器分析装置100のシステム設定、及びネットワーク関連の設定などのデータが格納されている。
RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、上記RAM104上に読み出したプログラムを実行することにより、機器分析装置100の全体制御や機器分析装置100が搭載する各種機能を動作させる。
このようなハードウェア構成により、機器分析装置100は、例えば、HDD108からRAM104上に読み出したプログラム(機器分析・分析情報を提供するプログラム)をCPU106により実行し、搭載機能を実現することができる。
<分析情報提供機能>
次に、本実施形態に係る分析情報提供機能について説明する。
本実施形態に係る機器分析装置100では、各機器200から収集した各種情報を基に現在の環境負荷値を算出する。続いて、機器分析装置100は、現在、機器200に搭載されるソフトウェア製品及び/又は機器200とは異なる装置に搭載され機器200に対して環境負荷軽減効果を及ぼすソフトウェア製品の製品情報、ならびにインストール情報を基にソフトウェア製品適用前(軽減前)の環境負荷値を算出する。その結果、機器分析装置100は、現在の環境負荷値及び軽減前の環境負荷値が比較可能な分析情報を提供する。機器分析装置100は、このような分析情報提供機能を有している。
従来、ユーザに提供される分析情報は、上記機器及び/又は上記機器管理システム導入後の現在の環境負荷軽減効果を、明確に表すものではなかった。
例えば、ユーザ先に導入されるとき、既に機器200及び機器管理装置400には、環境負荷軽減を実現するソフトウェア製品が搭載されている場合がある。このような場合、上記機器200及び上記機器管理装置400から収集される各種情報の値は、環境負荷軽減後の値であることから、製品搭載前からの環境負荷軽減効果を定量的に知ることができない。
そこで、本実施形態に係る機器分析装置100は、ソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性を基に、現在の環境負荷値から軽減前の環境負荷値を逆算し、互いの値が比較可能な分析情報を提供する。
これによって、機器分析装置100では、既に環境負荷を軽減するソフトウェア製品が適用された機器200であっても、その軽減効果を可視化できる。その結果、ユーザは、環境負荷軽減効果を明確に知ることができる。
以下に、上記分析情報提供機能の構成とその動作について説明する。
《機能構成》
図3は、本実施形態に係る機器分析装置100が有する機能構成例を示す図である。
図3に示すように、機器分析装置100は、情報入力部31、情報保持部32、分析情報生成部33、及び情報提供部34などを有している。
情報入力部31は、機器分析装置100が備える入力装置101を用いて、情報保持部32が保持する各種情報の追加や情報内容の変更を行う。例えば、機器分析装置100では、所定の情報管理ツールが搭載されており、ツールが動作することで表示装置102の画面にGUI(Graphical User Interface)が表示される。ユーザは、表示されたGUIを介して入力装置101であるキーボードなどを用いて、各種情報の追加や情報内容の変更を行う。
情報保持部32は、ログ情報41、機器情報42、製品情報43、及びインストール情報44などを所定の記憶領域に格納し保持している。つまり、情報保持部32は、例えば機器分析装置100が備えるHDD108が有する機能である。
ログ情報41は、機器200の動作履歴(ジョブ履歴)、エラー履歴、及び各種カウンタ値などを含むログ(記録データ)である。また、機器情報42は、機器識別情報(シリアル番号)や機器仕様情報(例えば「装着オプション」などのハードウェア情報)などを含む機器固有データである。
これらの情報は、機器管理装置400が機器200から収集した各種情報に含まれている。機器管理装置400は、情報収集部21を有しており、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いてポーリングやトラップなどにより、管理対象の複数の機器200から各種情報を収集する。
このようにして収集された各種情報は、機器管理装置400から機器分析装置100へと送信される。これにより、機器分析装置100は、受信データを計数することで情報種ごとに分類し、情報種ごとに用意された情報保持部32の所定の記憶領域に、分類後のデータを格納する。
よって、上記ログ情報41及び上記機器情報42は、上述した方法によって情報保持部32に保持される。
一方、製品情報43は、機器200が搭載可能なソフトウェア製品及び/又は機器200とは異なる装置(例えば「機器管理装置」)に搭載可能で機器200に対して環境負荷軽減効果を及ぼすソフトウェア製品に関するデータである。また、インストール情報44は、上記ソフトウェア製品のインストール(導入)に関するデータである。上記製品情報43及び上記インストール情報44については、図を用いて具体的に説明する。
(製品情報)
図4は、本実施形態に係る製品情報43のデータ例を示す図である。
図4に示すように、上記製品情報43は、「製品名」及び「製品特性」などの各情報項目が関連付けて構成されている。「製品名」は、ソフトウェア製品を特定するための製品特定データである。また、「製品特性」は、ソフトウェア製品を機器200に適用した場合の環境負荷に関する特性(環境負荷軽減機能による効果)を示す製品特性データである。
例えば、図4に示す製品情報43では、ソフトウェアAを機器200に適用した場合、紙及びトナー消費量が適用前より75%削減される製品特性の例が示されている。この他の製品特性には、非稼動時の消費電力の削減率、一定期間(例えば「1日」)内の最大印刷枚数設定、モノクロ印刷、及び機能別印刷画像の電子データ化などの各種印刷制限などがある。
このようなデータ構成により、製品特定データを基に、ソフトウェア製品適用時の環境負荷に関するデータを取得することができる。なお、上記製品情報43は、上述した情報入力部31により管理(情報の追加・更新)できる。
(インストール情報)
図5は、本実施形態に係るインストール情報44のデータ例を示す図である。
図5に示すように、上記インストール情報44は、「製品名」、「インストール先」、及び「製品適用機器」などの各情報項目が関連付けて構成されている。「製品名」は、上述した製品特定データである。また、「インストール先」は、ソフトウェア製品のインストール先(導入先)データである。また、「製品適用機器」は、インストール(導入)されたソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性が適用される機器200を示す製品適用データである。
例えば、図5に示すインストール情報44では、ソフトウェアAが機器200であるMFP01にインストールされて、ソフトウェアAの製品特性がMFP01に適用されている例が示されている。
また、ソフトウェア製品による環境負荷軽減機能は、機器200がソフトウェア製品を搭載する以外にも、機器管理装置400上で動作することで、管理対象の複数の機器200に適用される場合もある。例えば、機器管理装置400で動作することで、管理対象の複数の機器200に対して、電源制御を行うなどである。
また、上述したように機器管理装置400によりソフトウェア製品を動作させることも考えられる。例えば、機器200が他社機であってソフトウェア製品を機器200にインストール(導入)できない場合や、管理対象の機器200が1000台以上など、機器200に対して1台ずつにソフトウェア製品をインストール(導入)することが困難な場合などである。
そこで、インストール情報44は、機器200にインストール(導入)されたソフトウェア製品以外にも、ソフトウェアが動作することで機器200に製品特性が及ぶソフトウェア製品も管理する情報対象としている。
例えば、図5に示すインストール情報44では、ソフトウェアBが機器管理装置400であるサーバ01にインストールされて、ソフトウェアBの製品特性が、サーバ01により管理されるMFP01、MFP02などの複数の機器200に適用されている例が示されている。
このようなデータ構成により、製品特定データを基に、ソフトウェア製品のインストール先(導入先)及び製品特性の適用機器に関するデータを取得することができる。また、逆に、製品適用データを基に、機器に適用されたソフトウェア製品に関するデータを取得することができる。なお、上記インストール情報44も、上述した情報入力部31により管理(情報の追加・更新)できる。また、インストール情報44については、機器管理情報400が収集する各種情報に、機能仕様情報(例えば「搭載アプリケーション」などのソフトウェア情報)が含まれていれば、上述したログ情報41及び上記機器情報42と同じ方法で取得・管理してもよい。
分析情報生成部33は、上記情報保持部32が保持する各情報を基に、現在の環境負荷値及び軽減前の環境負荷値を算出し、互いの値が比較可能な分析情報を生成する。つまり、機器200における環境負荷をシミュレートする機能である。分析情報生成部33は、図6に示すような機能部を有している。
図6は、本実施形態に係る分析情報生成部33の構成例を示す図である。
図6に示すように、分析情報生成部33は、環境負荷値算出部331、算出用データ取得部332、及び軽減前環境負荷値算出部333などを有している。
環境負荷値算出部331は、情報保持部32が保持する上記ログ情報41及び上記機器情報42を基に現在の環境負荷値を算出する。
本実施形態では、環境負荷値をCO2排出量としている。CO2排出量は、所定の係数を用いて、機器200から収集した各種消費量(例えば「紙」や「トナー」などの消費量)から算出することができる。上記所定の係数は、例えば、紙の場合「A4の新生紙(再生紙でない紙)1枚につき●[g]」などのCO2排出量に換算するための値である。環境負荷値算出部331は、このような値を換算対象ごとに保持している。
環境負荷値算出部331は、上記ログ情報41及び上記機器情報42から、機器200における各種消費量を取得し、上記所定の係数を用いて、取得した各種消費量からCO2排出量を算出する。つまり、現在の環境負荷値を算出する。
算出用データ取得部332は、後述する軽減前環境負荷値算出部333の算出用データを取得する。算出用データは、上記製品情報43及び上記インストール情報44に含まれている。よって、算出用データ取得部332は、情報保持部32から算出用データとして上記製品情報43及び上記インストール情報44を取得する。
軽減前環境負荷値算出部333は、算出用データ取得部332により取得された上記製品情報43及び上記インストール情報44を基に、ソフトウェア製品適用前の環境負荷値を算出する。つまり、現在、機器200に搭載されるソフトウェア製品及び/又は機器200とは異なる装置(例えば「機器管理装置」)に搭載され機器200に環境負荷軽減効果を及ぼすソフトウェア製品が適用される前の環境負荷値を算出する。
軽減前環境負荷値算出部333には、まず、環境負荷値算出部331から現在の環境負荷値が渡される。続いて、軽減前環境負荷値算出部333は、インストール情報44のインストール先データ又は製品適用データを基に、環境負荷値が算出された機器200に適用されたソフトウェア製品を特定する。続いて、軽減前環境負荷値算出部333は、製品情報43の製品特性データを基に、ソフトウェア製品の環境負荷に関する特性(製品特性)を特定する。これにより、軽減前環境負荷値算出部333は、軽減前の環境負荷値を算出する算出方法を決定する。つまり、ソフトウェア製品の製品特性に基づき、軽減前の環境負荷値を算出する所定の計算式を決定する。その結果、軽減前環境負荷値算出部333は、決定した計算式に、現在の環境負荷値を代入し、軽減前の環境負荷値を算出する。
上記軽減前環境負荷値算出部333による軽減前の環境負荷値算出については、機能動作において詳細に説明する。
情報提供部34は、現在の環境負荷値及び軽減前の環境負荷値を比較可能な分析情報を提供する。つまり、機器200における環境負荷軽減効果を可視化(レンダリング)する機能である。上記現在の環境負荷値及び上記軽減前の環境負荷値は、上記環境負荷値算出部331及び上記軽減前環境負荷値算出部333から算出後に渡される。
情報提供部34は、上記分析情報を、例えば、機器分析装置100が備える表示装置102の画面に直接表示してもよい。また、情報提供部34は、上記分析情報を機器管理装置400に送信し、機器管理システムA,B,又はCに接続されるPC300により閲覧可能とする構成であってもよい。
このように、本実施形態に係る分析情報提供機能は、上記各機能部が機器分析装置100上で連係動作することにより実現される。
以下に、上記分析情報提供機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すフローチャートを用いて説明する。
《機能動作》
分析情報提供機能は、機器分析装置100に搭載(インストール)される分析情報提供プログラム(ソフトウェア部品)が、CPU106により、格納先(例えば「ROM」)からRAM104上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
図7は、本実施形態に係る分析情報を提供する処理手順例を示すシーケンス図である。
図7に示すように、機器分析装置100は、分析情報生成部33が有する環境負荷値算出部331が、情報保持部32にアクセスし、機器ごとに保持されているログ情報41及び機器情報42を取得する(ステップS101)。
その結果、環境負荷値算出部331は、取得したログ情報41及び機器情報42を基に、現在の環境負荷値を算出する(ステップS102)。例えば、環境負荷値算出部331は、ログ情報41に含まれるカウンタ値(印刷枚数)から得られる紙の消費量に、所定の紙サイズにおけるCO2排出量を換算するための係数を乗算し、印刷枚数の環境負荷値を求める。
環境負荷値算出部331は、算出した現在の環境負荷値を、分析情報生成部33が有する軽減前環境負荷値算出部333へと渡す(ステップS103)。
続いて、軽減前環境負荷値算出部333は、軽減前の環境負荷値を算出するための算出用データの取得を、分析情報生成部33が有する算出用データ取得部332に要求する(ステップS201)。このとき、軽減前環境負荷値算出部333は、算出対象である機器200を特定可能な機器特定データを算出用データ取得部332に送信する。
算出用データ取得部332は、要求に応じて、情報保持部32にアクセスし、保持されている製品情報43及びインストール情報44を算出用データとして取得し(ステップS202)、要求元の軽減前環境負荷値算出部333へ応答する(ステップS203)。
軽減前環境負荷値算出部333は、応答を受け取ると、まず、算出用データとして取得されたインストール情報44のインストール先データ又は製品適用データを参照し、算出対象である機器200の機器特定データを基に、機器200に適用されているソフトウェア製品を特定する(ステップS204)。
続いて、軽減前環境負荷値算出部333は、算出用データとして取得された製品情報43の製品特性データを参照し、特定されたソフトウェア製品の環境負荷に関する特性(製品特性)を基に、軽減前の環境負荷値の算出方法(算出時に用いる計算式)を決定する(ステップS205)。
続いて、軽減前環境負荷値算出部333は、決定した算出方法に従って(算出時の計算式を用いて)、ステップS103において受け取った現在の環境負荷値から軽減前の環境負荷値を算出する(ステップS206)。
上記ステップS204からS206の処理手順については、分析情報生成の動作例に基づいて詳細に説明する。
図8は、本実施形態に係る分析情報生成の動作例を示す図である。図8には、算出対象の機器200がMFP01であり、環境負荷値算出部331により算出されたMFP01の現在の環境負荷値V1(CO2排出量換算値)が「紙:200」及び「トナー:100」である場合の動作例が示されている。
軽減前環境負荷値算出部333は、参照したインストール情報44が図5に示したデータであった場合、製品適用データから、MFP01に適用されているソフトウェア製品がソフトウェアAであることを特定する。
続いて、軽減前環境負荷値算出部333は、参照した製品情報43が図4に示したデータであった場合、製品特性データを参照し、特定されたソフトウェアAの環境負荷に関する特性(製品特性)を基に、軽減前の環境負荷値の算出方法(算出時に用いる計算式)を決定する。
ソフトウェアAの製品特性が、「紙及びトナー消費量を適用前より75%削減」であることから、現在の環境負荷値[Y]は、次式で求めることができる。
現在の環境負荷値[Y] = 0.25 * 軽減前環境負荷値[X]
上記式を、軽減前環境負荷値[X]を算出する式へ変換すると次式のようになる。
軽減前環境負荷値[X] = 現在の環境負荷値[Y] / 0.25
このようして、軽減前環境負荷値算出部333は、軽減前の環境負荷値を算出する計算式を決定する。
その結果、軽減前環境負荷値算出部333は、決定した計算式に、MFP01の現在の環境負荷値V1を代入し、軽減前の環境負荷値V2(製品適用後のCO2排出量換算値)を求める。
例えば、紙の場合には、MFP01の現在の環境負荷値[200]が計算式に代入され、軽減前の環境負荷値800(=200/0.25)が求まる。また、トナーの場合には、MFP01の現在の環境負荷値[100]が計算式に代入され、軽減前の環境負荷値400(=100/0.25)が求まる。
図7に戻り、このようにして算出された軽減前の環境負荷値V2は、軽減前環境負荷値算出部333から情報提供部34へと渡される(ステップS207)。また、現在の環境負荷値V1も、環境負荷値算出部331から情報提供部34へと渡される。
情報提供部34は、現在の環境負荷値V1及び軽減前の環境負荷値V2を基に、互いの値が比較可能な分析情報を提供する(ステップS301)。
上記ステップS301の処理手順については、分析情報提供の動作例に基づいて詳細に説明する。
図9は、本実施形態に係る分析情報提供の動作例を示す図である。図9には、図8に示した動作例により算出されたMFP01の軽減前の環境負荷値V2が分析情報に含まれる場合の動作例が示されている。
図9に示すように、情報提供部34は、現在の環境負荷値V1及び軽減前の環境負荷値V2を受け取り、互いの値が比較可能な分析情報Rを提供する。図9には、分析情報Rの提供形式に、例えば、棒グラフ(図中の網掛け部が軽減前の環境負荷値側)などのような可視化形式が用いられている例が示されている。
以上のように、機器分析装置100では、分析情報生成部33により、機器200における現在の環境負荷値V1及び軽減前(ソフトウェア製品適用前)の環境負荷値V2が算出される。その結果、算出された値は、情報提供部34へと渡され、情報提供部34により、互いの値を比較可能な分析情報Rが提供される。これにより、機器200における環境負荷軽減効果が可視化される。
なお、上記では、1台の機器200における環境負荷に関する分析及び情報提供の処理手順について説明を行ったが、この限りでない。情報保持部32には、機器管理システムA,B,及びCが管理する複数の機器200の各種情報が保持される。このことから、現在の環境負荷値を一括して算出することもでき、さらには、軽減前の環境負荷値についても一括して算出することもできる。よって、機器分析装置100では、管理対象全ての機器200における環境負荷に関する分析及び情報提供が行える。つまり、上記ステップS101からS103、ステップS201からS207の各処理手順を、管理対象全ての機器200ごとに行え、ステップS301において、一括提供することができる。
<変形例>
ここからは、上述した機器分析装置100が有する機能構成の変形例について説明する。例えば、図10及び図11に示すような機能構成であってもよい。
図10は、本変形例に係る機器分析装置100が有する機能構成例(その1)を示す図である。
図10に示す機能構成と、上記実施形態に係る機能構成との違いは、機器分析装置100が情報収集部21を有する点である。上記実施形態では、情報収集部21を機器管理装置400が有し、機器分析装置100とは別の装置により、機器200から各種情報の収集を行う構成となっていた。
本変形例に係る機器分析装置100は、情報収集を含む機器管理機能及び分析情報提供機能をともに有する構成であってもよい。
このような構成の場合には、顧客先に構築された各機器管理システムA,B,及びC内内において、機器200から収集した各種情報を基に分析情報Rを生成・提供することができる。これにより、機器分析装置100は、ユーザが機器200から収集した各種情報の機密性を優先した場合(収集情報を外部に送信したくない場合)であっても、環境負荷軽減効果を可視化し、ユーザに開示することができる。
また、図11は、本変形例に係る機器分析装置100が有する機能構成例(その2)を示す図である。
図11に示す機能構成と、上記実施形態に係る機能構成との違いは、情報入力部31及び情報保持部32と、分析情報生成部33及び情報提供部34とを、異なる装置が有する点である。上記実施形態では、情報保持部32、分析情報生成部33、及び情報提供部34を同じ装置が有する構成となっていた。
本変形例では、DBサーバのような情報管理装置500が情報入力部31及び情報保持部32を有し、機器200から収集した各種情報は一括して管理する。機器分析装置100は、分析情報生成部33及び情報提供部34を有し、必要に応じて情報管理装置500からログ情報41、機器情報42、製品情報43、及びインストール情報44を取得し、分析情報Rの生成・提供を行う構成であってもよい。
このような構成の場合には、管理対象の機器200が相当数存在する場合(例えば「数千台」や「数万台」)であっても、情報管理機能と分析情報提供機能を別の装置で動作させることで、処理の負荷を分散することができる。これにより、処理時間によるユーザの使用感への悪影響(例えば「情報要求への応答遅延」)を防ぐことができる。
さらに、分析情報生成部33及び情報提供部34のみで構成される分析情報提供機能の場合、情報保持部32へのアクセスに関する手続き(例えば「ネットワークアドレス」)が指定可能であれば、プラグインなどの機能拡張プログラムとして提供することもできる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器分析装置100によれば、ソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性を基に、現在の環境負荷値V1から軽減前の環境負荷値V2を逆算し、互いの値が比較可能な分析情報Rを提供する。
これによって、機器分析装置100では、既に環境負荷を軽減するソフトウェア製品が適用された機器200であっても、その軽減効果を可視化でき、ユーザに分かりやすく開示できる。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る機器分析装置100が有する「分析情報提供機能」は、上述した各処理手順を動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、CPU106で実行されることにより実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。例えば、記録媒体103aは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびにSDメモリカード(SD Memory Card)及びUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
これにより、上記プログラムは、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103や外部記憶I/F(非図示)などを介して機器分析装置100にインストールすることができる。また、機器分析装置100は、インタフェース装置107を備えていることから、インターネットなどの電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 機器分析システム
21 情報収集部
31 情報入力部
32 情報保持部
33 分析情報生成部(シミュレータ)
331 環境負荷値算出部
332 算出用データ取得部
333 軽減前環境負荷値算出部
34 情報提供部(レンダラ)
41 ログ情報
42 機器情報
43 製品情報
44 インストール情報
90 内部ネットワーク(LAN)
100 機器分析装置(機器分析サーバ)
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 機器(画像処理装置)
300 クライアントPC(情報処理装置)
400 機器管理装置(機器管理サーバ)
500 情報管理装置(DBサーバ)
A,B,C 機器管理システム
I 外部ネットワーク(インターネット)
特開2003−33750号公報 特開2003−99577号公報

Claims (8)

  1. 機器から収集した各種情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置であって、
    前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手段と、
    前記第1の環境負荷値算出手段により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手段と、
    前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手段と、を有することを特徴とする機器分析装置。
  2. ソフトウェア製品の環境負荷に関する製品特性を示すデータを含む製品情報を保持する製品情報保持手段を有し、
    前記第2の環境負荷値算出手段は、
    前記製品情報保持手段で保持する前記製品情報に含まれる前記製品特性を基に、前記現在の環境負荷値から前記既存製品適用前の環境負荷値を算出することを特徴とする請求項1に記載の機器分析装置。
  3. 前記第2の環境負荷値算出手段は、
    前記製品特性から、前記現在の環境負荷値から前記既存製品適用前の環境負荷値を算出するための計算式を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器分析装置。
  4. 顧客先に導入された前記ソフトウェア製品に関するインストール状況を示すデータを含むインストール情報を保持するインストール情報保持手段を有し、
    前記第2の環境負荷値算出手段は、
    前記製品情報保持手段で保持する前記インストール情報に含まれるインストール先を基に、顧客先に導入された前記ソフトウェア製品を特定し、特定した前記ソフトウェア製品に対して、前記既存製品適用前の環境負荷値を算出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の機器分析装置。
  5. 1又は複数の機器を管理する機器管理装置と、前記機器管理装置から得られた情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器分析システムであって、
    前記機器管理装置が、
    前記機器から各種情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集した前記各種情報を前記機器分析装置に送信する情報送信手段と、を有し、
    前記機器分析装置が、
    前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手段と、
    前記第1の環境負荷値算出手段により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手段と、
    前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手段と、を有することを特徴とする機器分析システム。
  6. 機器から収集した各種情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置における分析情報提供方法であって、
    前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手順と、
    前記第1の環境負荷値算出手順により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手順と、
    前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手順と、を有することを特徴とする分析情報提供方法。
  7. 機器から収集した各種情報を分析し、分析情報を提供する機器分析装置における分析情報提供プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記各種情報に含まれる、前記機器の動作により環境負荷に影響を及ぼす各種消費量の記録データから、所定の計算式を用いて、現在の環境負荷値を算出する第1の環境負荷値算出手段と、
    前記第1の環境負荷値算出手段により算出した前記現在の環境負荷値から、顧客先に導入されたソフトウェア製品である既存製品が適用される前の環境負荷値を算出する第2の環境負荷値算出手段と、
    前記現在の環境負荷値と既存製品適用前の環境負荷値とを含む、前記ソフトウェア製品適用による環境負荷に関する分析情報を提供する情報提供手段として機能させる分析情報提供プログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
JP2009055701A 2009-03-09 2009-03-09 機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP5412889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055701A JP5412889B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055701A JP5412889B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013235940A Division JP5754493B2 (ja) 2013-11-14 2013-11-14 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010211417A true JP2010211417A (ja) 2010-09-24
JP5412889B2 JP5412889B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=42971524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009055701A Expired - Fee Related JP5412889B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5412889B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2353103A1 (es) * 2010-10-13 2011-02-25 Universidad De Cantabria Método de mitigación de impacto visual.
US8856599B2 (en) 2011-03-01 2014-10-07 Ricoh Company, Limited Trouble prediction apparatus, trouble prediction method, and computer program product

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033750A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Ricoh Co Ltd 環境負荷情報取得方法およびシステム、およびプログラム
JP2003281228A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ricoh Co Ltd 管理システム及び管理方法
JP2006209502A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Fuji Xerox Co Ltd 環境負荷評価装置、環境負荷評価方法及びそのプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033750A (ja) * 2001-07-24 2003-02-04 Ricoh Co Ltd 環境負荷情報取得方法およびシステム、およびプログラム
JP2003281228A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Ricoh Co Ltd 管理システム及び管理方法
JP2006209502A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Fuji Xerox Co Ltd 環境負荷評価装置、環境負荷評価方法及びそのプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2353103A1 (es) * 2010-10-13 2011-02-25 Universidad De Cantabria Método de mitigación de impacto visual.
WO2012049340A1 (es) * 2010-10-13 2012-04-19 Universidad De Cantabria Método de mitigación de impacto visual
US8856599B2 (en) 2011-03-01 2014-10-07 Ricoh Company, Limited Trouble prediction apparatus, trouble prediction method, and computer program product

Also Published As

Publication number Publication date
JP5412889B2 (ja) 2014-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3834452B2 (ja) 機器管理システム、管理サーバ及びコンピュータ読取可能な記録媒体
JP5755832B2 (ja) 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法、情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2011002881A (ja) データ処理装置、プログラムおよび記録媒体
US9959130B2 (en) Process simulation for information processing system, information processing method, and information processing program product
JP2012190400A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
JP6840986B2 (ja) 印刷管理装置及びプログラム
JP2011065289A (ja) 遠隔管理装置、遠隔管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP5407441B2 (ja) 機器分析装置、機器分析システム、分析情報生成方法、分析情報生成プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP5412889B2 (ja) 機器分析装置、機器分析システム、分析情報提供方法、分析情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2010134765A (ja) 印刷枚数削減支援装置、印刷枚数削減支援方法、及びプログラム
US8218185B2 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP2010072757A (ja) 機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP5943125B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム
JP2009151618A (ja) 印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP5935927B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP5754493B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2015056167A (ja) 処理管理システム、処理管理装置、プログラム、情報処理システム及び処理管理方法
JP4305198B2 (ja) 印刷装置サポートシステム及び印刷情報収集装置、ならびに、コンピュータプログラム
JP2011066551A (ja) 機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP5304353B2 (ja) 消費電力量算出装置、消費電力量算出方法、消費電力量算出プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP7180207B2 (ja) 提供装置、処理システム及び通信方法
JP5751312B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
JP2011198283A (ja) 印刷機器情報表示プログラム、印刷機器情報表示方法、および印刷機器情報表示装置
US20110096358A1 (en) Information processing apparatus, information processing system and computer readable medium
JP5751809B2 (ja) 画像形成装置、管理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131028

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5412889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees