JP2011066551A - 機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案できる機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】機器管理装置100は、所定のデータ伝送路Nで接続される1又は複数の機器200を管理する装置であって、機器200から、ジョブ履歴22Dや操作履歴22Dが記録された各種ログ22Dを取得する取得手段21と、取得手段21により取得したログ22Dに基づき、提案情報を生成する生成手段31と、生成手段31により生成した提案情報を提示することで、改善案の提案を行う提案手段32と、を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ伝送路を介して接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置、機器管理システムに関し、特に、機器から収集した情報に基づき機器利用に関する改善案を提案する技術に関するものである。
ネットワークに接続される1又は複数の画像処理装置(以下「管理対象機器」と言う)の管理を効率的に行うため、機器管理装置(機器管理サーバ)により管理対象機器を一元管理する機器管理システムが知られている。
機器管理システムでは、収集した機器情報に基づき管理対象機器を一元管理する。そのため、機器管理装置では、機器情報を収集・記録・保持する機能を有している。例えば、特許文献1には、原稿の印刷出力で行われた操作ログを記録し、記録した操作ログを検索可能とすることで、機密情報の流出元を追跡する技術が開示されている。
このような機器管理システムは、主にオフィス環境に導入されるケースが多い。例えば、オフィス環境に導入される機器管理システムでは、MFP(Multifunction Peripheral)やLP(Laser Printer)と言った複数の業務支援機器と機器管理装置とで構成される。
このようなオフィス環境では、機器を一元管理する機器管理装置により、業務内で行われる作業の効率化を図る(作業時の無駄を省く)ための具体的な機器利用に関する改善案を提案することが望まれる。
しかしながら、従来の機器管理システムでは、機器管理装置により、具体的な機器利用に関する改善案を提案する構成となっていない。
オフィス業務における作業効率を図る改善点としては、次のような点が挙げられる。
まず1つに、利用機器に対して同じ操作を繰り返して行っている点(繰り返し操作)である。機器に対して行う操作の中には、機能実行時の動作設定などがある。機能の中には、機能実行時の動作設定が複数必要なものもあり、作業時にその都度、作業者が設定を行うことになる。このような操作(動作設定)が必要な作業が実施頻度の高い作業であった場合には、作業効率の低下に繋がる。よって、作業者には、設定頻度の高い動作設定を「利用機器のデフォルト設定とする」や「利用機器に動的な一括設定を行う」改善案の提案が考えられる。
次に、誤った機能利用で複数の工程により作業を行っている点(断片的な機能利用)である。例えば、作業者は、作業時にMFPなどのような複数の機能を搭載した機器を利用するケースがある。このような機器の場合、作業を行うために利用する機能には、幾つかのパターンがある。例えば、ある作業者は、文書を10部印刷する作業を行う場合に、印刷機能を利用して10部印刷を行うのではなく、1部だけ通常印刷を行った後にコピー機能を利用して残り9部を印刷することもある。このような機能利用は、作業効率の低下に繋がる。よって、作業者には、「作業を1つの機能で完結させる機能利用方法」の改善案の提案が考えられる。
従来では、このような点に着目した具体的な機器利用に関する改善案を提案していなかった。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案できる機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理装置は、所定のデータ伝送路で接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置であって、前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手段と、前記取得手段により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した提案情報を提示することで、改善案の提案を行う提案手段と、を有している。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理装置は、前記取得手段により取得したログを解析することで、前記機器の搭載機能を利用した機器利用における作業効率を低下させる原因を検出する解析手段を有し、前記生成手段は、前記解析手段により検出した原因に基づき提案情報を生成する。
このような構成によって、本発明に係る機器管理装置は、管理対象機器からジョブログや操作ログなどの各種ログを取得し、利用機器の履歴情報として管理する。機器管理装置は、これらの履歴情報を作業者(ユーザ)単位で解析し、作業効率を低下させる原因(作業履歴)を検出する。機器管理装置は、検出した原因に基づき提案情報を生成し、作業者に改善案の提案を行う。
これによって、本発明に係る機器管理装置は、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理システムは、1又は複数の機器と、前記機器を管理する機器管理装置と、作業者端末である情報処理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器管理システムであって、前記機器管理装置が、前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手段と、前記取得手段により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した提案情報を前記情報処理装置に送信することで、改善案の提案を行う提案手段と、を有している。
上記目的を達成するため、本発明に係る改善提案方法は、所定のデータ伝送路で接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置における改善提案方法であって、前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手順と、前記取得手順により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手順と、前記生成手順により生成した提案情報を提示することで、改善案の提案を行う提案手順と、を有している。
このような手順によって、本発明に係る改善提案方法は、管理対象機器からジョブログや操作ログなどの各種ログを取得後、利用機器の履歴情報として管理し、これらの履歴情報を作業者単位で解析し、解析結果に基づき提案情報を生成後、作業者に改善案の提案を行うと言う動作を実現する。
これによって、本発明に係る改善提案方法は、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案可能な環境を提供できる。
本発明によれば、作業時における機器利用履歴を解析することにより作業効率低下の原因を検出し、検出結果(解析結果)に基づく改善提案を行うことで、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案可能な機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る機器管理システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る改善提案機能の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る改善提案を行う処理手順例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る履歴情報のデータ例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る履歴情報のデータ例(その2)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る提案情報を生成する処理手順例(その1)を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る提案画面例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る提案情報を生成する処理手順例(その2)を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る提案画面例(その2)を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る改善提案機能の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る改善提案を行う処理手順例を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る履歴情報のデータ例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る提案情報を生成する処理手順例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」と言う)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
まず、機器管理システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る機器管理システム1の構成例を示す図である。
図1には、1又は複数の管理対象機器(画像処理装置)200と、1又は複数のクライアントPC(Personal Computer:情報処理装置)300と、機器管理装置(機器管理サーバ)100とが、ネットワークなどの所定のデータ伝送路Nで接続される機器管理システム1の構成例が示されている。
管理対象機器200は、業務内の作業を行う際に利用される機能を搭載した機器である。クライアントPC300は、ユーザが情報閲覧や作業要求を行う作業端末である。機器管理装置100は、管理対象機器200の管理やクライアントPC300への情報提供などを行う機器である。
機器管理装置100は、管理対象機器200から、所定のデータ伝送路Nを介して、ジョブログや操作ログなどの機器利用履歴が記録された各種履歴情報を収集する。機器管理装置100は、収集した履歴情報に基づく改善案を提案情報として生成し、所定のデータ伝送路Nを介して、作業要求元のクライアントPC300に提案情報を送信する。
このように、機器管理装置100は、作業者に対して、作業効率を向上させる機器利用に関する具体的な改善案(作業効率低下の解決策)を提案する改善提案サービス(改善提案機能)を提供することができる。
なお、上記システム1では、機器管理装置100が所定のデータ伝送路Nに接続される管理対象機器200から各種履歴情報を取得する構成について説明を行ったが、この限りでない。例えば、管理対象機器200がMFPやLPなどの画像処理装置の場合には、次のような構成も考えられる。管理対象機器200がクライアントPC300にローカル接続されている場合もある。また、所定のデータ伝送路Nにプリントサーバ(非図示)が接続されている場合もある。このような場合、機器管理システム1では、機器管理装置100が、クライアントPC300やプリントサーバを介して管理対象機器200の各種履歴情報を取得する。
<ハードウェア構成>
次に、上記改善提案機能が動作する機器管理装置100のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る機器管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、機器管理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどを含み、機器管理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、機器管理装置100による処理結果(例えば「履歴情報」や「改善提案情報」)などを表示する。
インタフェース装置107は、機器管理装置100をネットワークなどの所定のデータ伝送路Nに接続するインタフェースである。よって、機器管理装置100は、インタフェース装置107を介して、ユーザ端末200やサーバ300とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、各種プログラム及びデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラム及びデータには、例えば、機器管理装置100全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及び情報処理システム上において各種機能(例えば「機器管理機能」や「改善提案機能」)を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納している上記プログラム及びデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、機器管理装置100では、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、機器管理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、機器管理装置100のシステム設定及びネットワーク関連設定などのデータが格納されている。
RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラム及びデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記RAM104上に読み出したプログラムを実行することにより、機器管理装置100の全体制御及び各種搭載機能の動作を実現する。
このようなハードウェア構成により、機器管理装置100は、例えば、HDD108からRAM104上に読み出したプログラム(搭載機能を実現するソフトウェア部品)をCPU106により実行し、搭載機能を実現することができる。
また、機器管理装置100は、上記ハードウェア構成からも分かるようにPCなどと略同一の構成をしている。
<改善提案機能>
本実施形態に係る改善提案機能について説明する。
本実施形態に係る機器管理装置100では、管理対象機器200からジョブログや操作ログなどの各種ログを取得し、利用機器の履歴情報として管理する。機器管理装置100は、これらの履歴情報を作業者単位で解析し、作業効率を低下させる原因(作業履歴)を検出する。機器管理装置100は、検出した原因に基づき提案情報を生成し、作業者に改善案の提案を行う。機器管理装置100は、このような改善提案機能を有している。
オフィス環境では、業務内で行われる作業の効率化を図るための具体的な機器利用に関する改善案を提案することが望まれるが、従来のシステムでは、具体的な機器利用に関する改善案を提案する構成となっていない。
そこで、本実施形態に係る機器管理装置100は、作業時における機器利用履歴を解析することにより作業効率低下の原因を検出し、検出結果(解析結果)に基づく改善提案を行う。
これによって、本実施形態に係る機器管理装置100では、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案できる。
以下に、上記改善提案機能の構成とその動作について説明する。
図3は、本実施形態に係る改善提案機能の構成例を示す図である。
図3に示すように、機器管理装置100は、ログ収集部21、履歴情報保持部22、提案情報生成部31、及び提案部32などを有している。
ログ収集部21は、機器管理装置100が備えるインタフェース装置107を介して、当該装置が接続される所定のデータ伝送路上の1又は複数の管理対象機器200から、ジョブログや操作ログなどの各種ログを取得・収集する機能部である。ログ収集部21は、例えば、ポーリング処理などにより、所定時間間隔に従って、管理対象機器200に対してログ取得要求を行い、ログを応答情報として取得する。この場合、ログ収集部21は、機器管理機能に係る管理情報である管理対象機器200を識別する機器識別情報(例えば「IP(Internet Protocol)アドレス」)に基づき、システム内で管理中の管理対象機器200に対してログ取得要求を送信する。ログ収集部21は、ログ取得要求の送信を行う際に、機器識別情報に基づき、管理対象機器200が、ログ取得要求を送信可能な状態か否かを確認し、送信可能な機器に対して送信する。
なお、管理対象機器200が、機器状態の変化に応じて機器情報を能動的に送信するTrap機能を有する場合には、ログ収集部21により、管理対象機器200から送信されたログを受信し取得してもよい。
また、システム構成において上述したが、管理対象機器200がクライアントPC300にローカル接続されている場合や、所定のデータ伝送路Nにプリントサーバ(非図示)が接続されている場合には、ログ収集部21により、クライアントPC300やプリントサーバを介して各種ログを取得・収集する。
履歴情報保持部22は、管理対象機器200から収集された各種ログを、機器利用履歴を記録した履歴情報として保持する機能部である。
ログは、例えば、機器管理装置100が備えるHDD108の所定の記憶領域に格納され保持される。つまり、履歴情報保持部22は、機器管理装置100が備える記憶装置により実現される機能である。
取得されたログが「ジョブログ」の場合には、複数のジョブログが、ジョブ実行日時の順にソートされ、管理対象機器200ごとに所定の記憶領域に格納される。これにより、ジョブ履歴情報として保持される。また、取得されたログが操作ログの場合には、複数の操作ログが、管理対象機器200の搭載機能ごとに所定の記憶領域に格納される。これにより、操作履歴情報として保持される。
このように、機器管理装置100では、履歴情報保持部22により、管理対象機器200から収集された各種ログを、利用機器(管理対象機器)の履歴情報として管理する。なお、上記履歴情報保持部22が保持する具体的な履歴情報のデータ例については、以降の動作説明の中で後述する。
提案情報生成部31は、作業時における機器利用履歴を解析することにより改善点を検出し、検出結果(解析結果)に基づく提案情報を生成する機能部である。提案情報生成部31は、次のように提案情報の生成を行う。
提案情報生成部31は、作業者を識別するユーザ識別情報(例えば「ユーザID」)に基づき、履歴情報保持部22で保持する履歴情報の中から該当履歴を検索する。提案情報生成部31は、同機能部が有する履歴解析部(原因検出部)311により、該当履歴を作業者単位で解析し、作業効率を低下させる原因を検出する。履歴解析部311は、例えば、解析の中で、履歴情報に作業効率を低下させる作業履歴が含まれているか否かを確認することで原因を検出する。上記「作業効率を低下させる作業」には、例えば、繰り返し操作や断片的な機能利用などがある。提案情報生成部31は、このようにして検出した原因(作業履歴)に基づき、提案情報を生成する。提案情報生成部31は、例えば、幾つかにパターン分けされた具体的な改善案の中から、検出された原因を解決する改善案を特定し、提案情報を生成する。
提案部32は、機器管理装置100が備えるインタフェース装置107を介して、当該装置が接続される所定のデータ伝送路上の作業要求元であるクライアントPC300に、生成された提案情報を送信する機能部である。
このように、機器管理装置100では、作業時における機器利用履歴を解析することにより作業効率低下の原因を検出し、検出結果(解析結果)に基づく改善提案を行う。なお、上記提案情報生成部31及び提案部32による改善提案に係る具体的な処理手順例については、以降の動作説明の中で後述する。
このように、本実施形態に係る改善提案機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、改善提案機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図及びフローチャートを用いて説明する。
改善提案機能は、機器管理装置100に搭載(インストール)されるプログラム(改善提案機能を実現するソフトウェア部品)が、CPU106により、格納先(例えば「ROM」など)からRAM104上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
以下の説明では、「履歴情報の管理及び履歴情報に基づく改善提案に係る処理」(全体処理)と、「履歴情報の解析から作業効率低下の原因を検出後に提案情報を生成する具体的な処理」(提案情報生成処理)とに分けて説明する。
《全体処理》
図4は、本実施形態に係る改善提案を行う処理手順例を示すシーケンス図である。
図4に示すように、機器管理装置100では、上記各機能部により次のような改善提案に係る処理が行われる。
まず、機器管理装置100では、履歴情報の収集・保持・管理に係る処理が行われる。
機器管理装置100は、ログ収集部21により、所定のデータ伝送路Nを介して管理対象機器200からログが収集される(ステップS101)。ログ収集部21は、収集したログを、当該装置が備える記憶装置の所定の記憶領域に格納し記録する(ステップS102)。これにより、収集したログは、所定の記憶領域にあたる履歴情報保持部22で保持され管理される。
ここで、履歴情報保持部22が保持する履歴情報のデータ例について説明する。
図5及び図6は、本実施形態に係る履歴情報22Dのデータ例(その1,その2)を示す図である。
図5には、収集したログが「ジョブログ」であった場合の履歴情報(ジョブ履歴情報)22Dのデータ例が示されている。
ジョブ履歴情報22Dは、例えば、「日時」、「ユーザ識別」、及び「利用機能」などの情報項目が、機能実行履歴を示す「印刷枚数」、「印刷部数」、「後処理」などの情報項目と関連付けられた構成となっている。
上記「日時」は、ジョブ実行日時を示す情報項目である。上記「ユーザ識別」は、作業者を識別する情報項目である。上記「利用機能」は、作業時に利用した管理対象機器200の搭載機能を識別する情報項目である。
また、上記「印刷枚数」は、作業時に指定された印刷枚数を示す情報項目である。上記「印刷部数」は、作業時に指定された印刷部数を示す情報項目である。上記「後処理(出力時の加工処理)」は、作業時に指定された出力に係る加工処理を示す情報項目である。
これら情報項目の項目値は、1つのジョブログ(1ジョブのログ)から得られる値である。
例えば、図5のデータ例(ジョブ履歴情報22D)では、次のような作業履歴が記録されている。作業者[User01]が、日時[2009/07/14 14:00]に印刷機能[Print]を利用してカラー印刷を1部行い、続けて日時[2009/07/14 14:01]にコピー機能[Copy]を利用して両面・集約されたカラーコピーを10部行い、コピー後に後処理[Staple]を行った作業履歴が記録されている。
さらに、ジョブ履歴情報22Dは、複数のジョブログから得られた項目値が、情報項目「日時」の項目値に従って、ジョブ実行順にソートされた構成となっている。ジョブ履歴情報22Dを、このようなデータ構成とする理由(ジョブ実行順でソートする理由)は、上述した「作業効率を低下させる作業」の断片的な機能利用を判断するためである。断片的な機能利用は、ジョブ履歴情報22Dの中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行って1つの作業を終えたジョブ履歴(作業履歴)が存在するか否か(有無)を確認することで検出できる。
また、図6には、収集したログが「操作ログ」であった場合の履歴情報(操作履歴情報)22Dのデータ例が示されている。さらに、(A)には「コピー機能」、(B)には「スキャン機能」、(C)には「FAX機能」の各操作履歴情報22D2c,22D2s,22D2fのデータ例が示されている。
操作履歴情報22Dは、例えば、「日時」及び「ユーザ識別」などの情報項目が、機能実行時の動作設定を示す「カラー/モノクロ」、「印刷部数」、「両面」、「集約」、及び「後処理」などの情報項目と関連付けられた構成となっている。
上記「日時」は、操作日時を示す情報項目である。上記「カラー/モノクロ」は、操作時に指定されたカラー/モノクロの印刷モードに係る動作設定を示す情報項目である。上記「印刷部数」は、操作時に指定された印刷部数に係る動作設定を示す情報項目である。上記「両面」は、操作時に指定された両面に係る動作設定(例えば「両面オン/オフ」)を示す情報項目である。上記「集約」は、操作時に指定された集約(例えば「集約オン/オフ」や「ページ当たりの集約数(N)in1」)に係る動作設定を示す情報項目である。
これら情報項目の項目値は、管理対象機器200の搭載機能を利用して作業を実施した際に行われた一連の操作ログから得られる値である。
例えば、図6(A)のデータ例(コピー機能の操作履歴情報22D2c)には、次のような作業履歴が記録されている。作業者[User01]が、日時[2009/07/14 14:01]に両面[ON]・集約[2in1]のカラーコピーを10部行い、コピー後に後処理[Staple]を行った作業履歴が記録されている。
なお、以降では、上記ジョブ履歴情報22D及び操作履歴情報22Dについて、履歴情報22Dと総称する。
図4の説明に戻る。機器管理装置100では、上記処理手順により管理される履歴情報22Dに基づき、次のような改善提案に係る処理が行われる。
機器管理装置100は、提案情報生成部31により、履歴情報保持部22にアクセスし、ユーザ識別情報に基づき、履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する(ステップS201)。その結果、提案情報生成部31は、検索結果として作業者の作業履歴を得る。
続いて、提案情報生成部31は、履歴解析部311により、該当履歴(作業履歴)を解析し、作業効率を低下させる原因を検出する(ステップS301)。これにより、提案情報生成部31は、検出された原因(作業履歴)に基づき、提案情報を生成する(ステップS302)。つまり、提案情報生成部31では、履歴解析部311により検出した原因を解決する具体的な改善案を特定する。
なお、上記「履歴情報解析による原因検出」及び「原因を解決する具体的な改善案の特定」に係る処理については、提案情報生成処理の説明で後述する。
提案情報生成部31は、提案情報が生成されると、提案部32に対して、生成された提案情報を渡し、改善提案を要求する(ステップS303)。その結果、提案部32は、所定のデータ伝送路Nを介して、作業要求元であるクライアントPC300に提案情報を送信することで、作業者に改善提案を行う(ステップS401)。
《提案情報生成処理:その1》
図7は、本実施形態に係る提案情報を生成する処理手順例(その1)を示すフローチャートである。
例えば、作業者が、文書を10部印刷する作業を行う場合に、印刷機能を利用して1部だけ通常印刷を行った後にコピー機能を利用して残り9部を印刷する場合がある。作業効率の観点から考えると、印刷機能を利用して10部印刷を行う方が効率的である。また、作業者が、FAXを送信する作業を行う場合に、印刷機能を利用して1部だけ通常印刷を行った後にFAX機能を利用して宛先に送信する場合がある。作業効率の観点から考えると、PCFAX機能を利用して送信を行う方が効率的である。
このように、作業者によっては、本来、作業を1つの機能で完結させることができるにもかかわらず、誤った機能利用で複数の工程により作業を行っている(断片的な機能利用を行っている)。
ここでは、上記断片的な機能利用を例に提案情報生成に係る処理を説明する。図7(A)には、「印刷機能及びコピー機能を利用した作業」、図7(B)には、「印刷機能及びFAX機能を利用した作業」それぞれに対応する提案情報生成に係る処理手順例が示されている。なお、図7に示す処理手順は、提案情報生成部31により行われる図4に示すステップS301及びS302の詳細な処理手順にあたる。
図7(A)に示す提案情報生成処理について説明する。
図7(A)に示すように、提案情報生成部31は、履歴情報保持部22にアクセスし、ユーザ識別情報に基づき、ジョブ履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する(ステップS201)。その結果、提案情報生成部31は、検索結果として作業者のジョブ履歴を得る。
提案情報生成部31は、履歴解析部311により、次のように該当履歴(ジョブ履歴)を解析し、作業効率を低下させる原因を検出する。
履歴解析部311は、ジョブ履歴情報22Dの情報項目「ユーザ識別」及び「利用機能」に基づき、該当履歴の中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴が存在するか否か(有無)を判定する(ステップS3011)。
履歴解析部311は、ジョブ履歴が存在すると判定された場合に(ステップS3011:YES)、情報項目「利用機能」に基づき、これらジョブ履歴が、印刷機能を利用して通常印刷後にコピー機能を利用して印刷(コピー)を行った履歴か否かを判定する(ステップS3012)。
履歴解析部311は、通常印刷後にコピーを行った履歴であると判定された場合に(ステップS3012:YES)、情報項目「利用機能」、「印刷部数」、「後処理」に基づき、コピー機能のジョブ履歴が、複数の動作設定(例えば「両面」、「集約」、「ステープル」)が指定され、かつ2部以上の印刷を行った履歴か否かを判定する(ステップS3013)。
履歴解析部311は、複数の動作設定が指定され2部以上の印刷を行った履歴であると判定された場合に(ステップS3013:YES)、作業効率低下の原因である「印刷機能及びコピー機能の断片的な利用」を検出する。
これにより、提案情報生成部31は、検出された原因(ジョブ履歴)に基づき、幾つかにパターン分けされた具体的な改善案の中から、「プリンタドライバによる動作設定と部数を指定した印刷」を具体的な改善案(原因解決策)として特定し、この改善案を含む提案情報を生成する(ステップS302)。
なお、提案情報生成部31は、上記各判定処理において、ジョブ履歴が存在しないと判定された場合(ステップS3011:NO)、通常印刷後にコピーを行った履歴ではないと判定された場合(ステップS3012:NO)、複数の動作設定が指定され2部以上の印刷を行った履歴ではないと判定された場合(ステップS3013:NO)、作業効率低下の原因を検出しなかったとして処理を終了する。
図7(B)に示す提案情報生成処理について説明する。
図7(B)に示すように、提案情報生成部31は、履歴情報保持部22にアクセスし、ユーザ識別情報に基づき、ジョブ履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する(ステップS201)。その結果、提案情報生成部31は、検索結果として作業者のジョブ履歴を得る。
提案情報生成部31は、履歴解析部311により、次のように該当履歴(ジョブ履歴)を解析し、作業効率を低下させる原因を検出する。
履歴解析部311は、ジョブ履歴情報22Dの情報項目「ユーザ識別」及び「利用機能」に基づき、該当履歴の中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴が存在するか否か(有無)を判定する(ステップS3011)。
履歴解析部311は、ジョブ履歴が存在すると判定された場合に(ステップS3011:YES)、情報項目「利用機能」に基づき、これらジョブ履歴が、印刷機能を利用して通常印刷後にFAX機能を利用して送信を行った履歴か否かを判定する(ステップS3012)。
履歴解析部311は、通常印刷後にFAX送信を行った履歴であると判定された場合に(ステップS3012:YES)、作業効率低下の原因である「印刷機能及びFAX機能の断片的な利用」を検出する。
これにより、提案情報生成部31は、検出された原因(ジョブ履歴)に基づき、幾つかにパターン分けされた具体的な改善案の中から、「PCFAXの利用」を具体的な改善案(原因解決策)として特定し、この改善案を含む提案情報を生成する(ステップS302)。
図8は、本実施形態に係る提案画面例(その1)を示す図である。
上記ステップS302により生成された提案情報は、提案情報生成部31から提案部32に渡り、例えば、図8に示すように、クライアントPC300が備える表示装置の画面上へと表示され、作業者に提示される。
図8(A)には、図7(A)に示した提案情報生成処理により生成された提案情報(印刷機能及びコピー機能の断片的な利用に対する具体的な改善案)の画面例が示されている。また、図8(B)には、図7(B)に示した提案情報生成処理により生成された提案情報(印刷機能及びFAX機能の断片的な利用に対する具体的な改善案)の画面例が示されている。
図8に示す画面例では、作業者に対して「自身が行った作業をどのように改善できるのか」を分かり易く提示するために、作業情報と提案情報とを比較可能な提示内容になっている。
《提案情報生成処理:その2》
図9は、本実施形態に係る提案情報を生成する処理手順例(その2)を示すフローチャートである。
例えば、作業者が、管理対象機器200を利用して作業を行う場合に、機能実行時の動作設定を、作業時にその都度、作業者が設定する場合がある。作業効率の観点から考えると、設定頻度の高い動作設定を利用機器のデフォルト設定としたり、利用機器に動的な一括設定を行ったりする方が効率的である。
このように、作業者によっては、管理対象機器200に対して同じ操作を繰り返して行っている。
ここでは、上記繰り返し操作を例に提案情報生成に係る処理を説明する。なお、図9に示す処理手順は、提案情報生成部31により行われる図4に示すステップS301及びS302の詳細な処理手順にあたる。
図9に示す提案情報生成処理について説明する。
図9に示すように、提案情報生成部31は、履歴情報保持部22にアクセスし、ユーザ識別情報に基づき、操作履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する(ステップS201)。その結果、提案情報生成部31は、検索結果として作業者の操作履歴を得る。
提案情報生成部31は、履歴解析部311により、次のように該当履歴(操作履歴)を解析し、作業効率を低下させる原因を検出する。
履歴解析部311は、操作履歴情報22Dの情報項目「ユーザ識別」に基づき、該当履歴の中に、同一作業者による利用頻度の高い機能の操作履歴が存在するか否かを判定する(ステップS3011)。
履歴解析部311は、操作履歴が存在すると判定した場合に(ステップS3011:YES)、情報項目「動作設定」に基づき、これら操作履歴が、設定頻度の高い動作設定を行った履歴か否かを判定する(ステップS3012)。
履歴解析部311は、設定頻度の高い動作設定を行った履歴であると判定された場合に(ステップS3012:YES)、作業効率低下の原因である「利用頻度の高い機能における繰り返し操作」を検出する。
これにより、提案情報生成部31は、検出された原因(操作履歴)に基づき、幾つかにパターン分けされた具体的な改善案の中から、「利用機器のデフォルト設定」を具体的な改善案(原因解決策)として特定し、この改善案を含む提案情報を生成する(ステップS302)。
なお、提案情報生成部31は、上記各判定処理において、操作履歴が存在しないと判定された場合(ステップS3011:NO)、設定頻度の高い動作設定を行った履歴ではないと判定された場合(ステップS3012:NO)、作業効率低下の原因を検出しなかったとして処理を終了する。
図10は、本実施形態に係る提案画面例(その2)を示す図である。
図10には、図9(A)に示した提案情報生成処理により生成された提案情報(利用頻度の高い機能における繰り返し操作に対する具体的な改善案)の画面例が示されている。
図10に示す画面例では、作業者が提示された「利用機器のデフォルト設定」を行うか否かを選択指示可能なGUI(Graphical User Interface)を備えた提示内容になっている。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器管理装置100によれば、ログ取得部21により、管理対象機器200からジョブログや操作ログなどの各種ログを取得し、履歴情報保持部22で、取得したログを利用機器の履歴情報22Dとして管理する。
機器管理装置100は、提案情報生成部31により、これらの履歴情報22Dを作業者単位で解析し、作業効率を低下させる原因(作業履歴)を検出する。
このとき、提案情報生成部31は、作業者を識別するユーザ識別情報に基づき、履歴情報保持部22で保持する履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する。提案情報生成部31は、同機能部が有する履歴解析部(原因検出部)311により、該当履歴を作業者単位で解析し、作業効率を低下させる原因を検出する。履歴解析部311は、例えば、解析の中で、履歴情報22Dに作業効率を低下させる作業履歴(「ジョブ履歴」や「操作履歴」)が含まれているか否かを確認することで原因を検出する。
機器管理装置100は、提案情報生成部31により、このようにして検出した原因に基づき提案情報を生成し、作業者に改善案の提案を行う。
これによって、機器管理装置100は、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴(作業履歴)の存在(有無)を確認し、作業効率低下の原因である断片的な機能利用を検出した。厳密に言えば、同一作業者が異なる機能を利用して同一データの処理を行ったジョブ履歴の存在を確認する必要がある。なぜなら、たとえ同一作業者が異なる機能を利用して処理を行った場合であっても、異なるデータの処理であれば、必ずしも1つの機能で作業を完結させる機能利用を改善案として提案できない場合が考えられるからである。
そこで、本実施形態では、作業効率低下の原因を検出する際に、同一作業者が異なる機能を利用して同一データの処理を行ったジョブ履歴の存在を確認することで、より高精度な検出を実現する。
以降の説明では、第1の実施形態と同一の点について、同一参照符号を付し、その説明を省略する。よって、本実施形態に係る説明では、第1の実施形態と異なる点についてのみ行う。
<改善提案機能>
図11は、本実施形態に係る改善提案機能の構成例を示す図である。
第1の実施形態と異なる構成は、管理対象機器200の搭載機能を利用して、作業時に処理されたデータ(処理対象データ)、つまり画像データを保持・管理する画像情報保持部23を有する点である。
作業時に処理された画像データは、ログ収集部21により、管理対象機器200から各種ログを収集するときに取得される。取得された画像データは、画像情報保持部23に保持される。画像データは、例えば、機器管理装置100が備えるHDD108の所定の記憶領域に格納され保持される。つまり、画像情報保持部23は、機器管理装置100が備える記憶装置により実現される機能である。
また、履歴情報保持部22で保持する履歴情報22Dには、画像情報保持部23に格納された画像データを識別する画像識別情報(例えば「データ名」)が、ジョブ単位で他の情報項目の項目値と関連付けて記録されている。これにより、履歴情報保持部22で保持する履歴情報22Dの画像識別情報に基づき、画像情報保持部23で保持する画像データの中から、実行ジョブに対応する処理対象データ(画像データ)を特定できる。
このように、機器管理装置100では、履歴情報保持部22及び画像情報保持部23により、管理対象機器200から収集された各種ログ及び処理対象データを、利用機器(管理対象機器)の履歴情報22Dとして管理する。なお、上記履歴情報保持部22が保持する具体的な履歴情報22Dのデータ例については、以降の動作説明の中で後述する。
また、提案情報生成部31は、次のように提案情報の生成を行う。
提案情報生成部31は、作業者を識別するユーザ識別情報に基づき、履歴情報保持部22で保持する履歴情報の中から該当履歴を検索する。提案情報生成部31は、検索結果として得た該当履歴に含まれる画像識別情報に基づき、画像情報保持部23で保持する画像データの中から該当画像を取得する。提案情報生成部31は、同機能部が有する履歴解析部(原因検出部)311により、該当履歴を作業者単位で解析し、該当画像を基に作業効率を低下させる原因を検出する。履歴解析部311は、同一作業者が異なる機能を利用して同一データの処理を行ったジョブ履歴の存在を確認することで原因を検出する。このとき、履歴解析部311は、同一データの判定を、取得した該当画像の比較結果から判定する。画像データの比較処理は、既知の画像マッチング技術を用いて行う。
このように、機器管理装置100では、作業時における機器利用履歴を解析することにより、同一作業者が異なる機能を利用して同一データの処理を行ったジョブ履歴の存在を確認することで、作業効率低下の原因を精度良く検出し、検出結果(解析結果)に基づく改善提案を行う。なお、上記提案情報生成部31及び提案部32による改善提案に係る具体的な処理手順例については、以降の動作説明の中で後述する。
このように、本実施形態に係る改善提案機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、改善提案機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図及びフローチャートを用いて説明する。
改善提案機能は、機器管理装置100に搭載(インストール)されるプログラム(改善提案機能を実現するソフトウェア部品)が、CPU106により、格納先(例えば「ROM」など)からRAM104上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
以下の説明では、「履歴情報の管理及び履歴情報に基づく改善提案に係る処理」(全体処理)と、「履歴情報の解析から作業効率低下の原因を検出後に提案情報を生成する具体的な処理」(提案情報生成処理)とに分けて説明する。
《全体処理》
図12は、本実施形態に係る改善提案を行う処理手順例を示すシーケンス図である。
図4に示す処理手順と異なる点は、図12に示すステップS101〜S103,S202,S302である。
図12に示すように、機器管理装置100では、上記各機能部により次のような改善提案に係る処理が行われる。
まず、機器管理装置100では、履歴情報の収集・保持・管理に係る処理が行われる。
機器管理装置100は、ログ収集部21により、所定のデータ伝送路Nを介して管理対象機器200からログが収集され、作業時に処理された画像データも取得される(ステップS101)。ログ収集部21は、収集したログを、取得した画像データの画像識別情報とジョブ単位で関連付け、当該装置が備える記憶装置の所定の記憶領域に格納し記録する(ステップS102)。また、ログ収集部21は、取得した画像データを、当該装置が備える記憶装置の所定の記憶領域に格納する(ステップS103)。これにより、収集したログ及び処理対象データ(画像データ)は、所定の記憶領域にあたる履歴情報保持部22及び画像情報保持部23で保持され管理される。
ここで、履歴情報保持部22が保持する履歴情報22Dのデータ例について説明する。
図13は、本実施形態に係る履歴情報22Dのデータ例を示す図である。
図13(A)には、収集したログが「ジョブログ」であった場合の履歴情報(ジョブ履歴情報)22Dのデータ例が示されている。また、図13(B)には、収集したログがコピー機能の「操作ログ」であった場合の履歴情報(操作履歴情報)22Dのデータ例が示されている。
履歴情報22Dは、例えば、作業時に処理された画像データ(取得画像)を識別する「画像識別」の情報項目が、機能実行履歴を示す各情報項目や機能実行時の動作設定を示す情報項目と関連付けられた構成となっている。
例えば、図13(A)のデータ例(ジョブ履歴情報22D)には、次のような作業履歴が記録されている。作業者[User01]が、日時[2009/07/14 14:00]に印刷機能[Print]を利用してカラー印刷を1部行い、続けて日時[2009/07/14 14:01]にコピー機能[Copy]を利用して、両面・集約されたカラーコピーを10部行い、コピー後に後処理[Staple]を行った作業履歴が記録されている。また、ジョブ履歴情報22Dには、日時[2009/07/14 14:00]及び[2009/07/14 14:01]に実行された各ジョブの画像データ[A.jpg]も関連付けて記録されている。
また、図13(B)のデータ例(コピー機能の操作履歴情報22D2c)には、次のような作業履歴が記録されている。作業者[User01]が、日時[2009/07/14 14:01]に両面[ON]・集約[2in1]のカラーコピーを10部行い、コピー後に後処理[Staple]を行った作業履歴が記録されている。また、データ例には、日時[2009/07/14 14:01]に実行されたジョブの画像データ[A.jpg]も関連付けて記録されている。
このようなデータ構成により、本実施形態では、履歴情報22Dの情報項目「画像識別」に基づき、画像情報保持部23で保持する画像データの中から、ジョブ単位で処理対象データを特定できる。
図12の説明に戻る。機器管理装置100では、上記処理手順により管理される履歴情報22D及び処理対象である画像データに基づき、次のような改善提案に係る処理が行われる。
機器管理装置100は、提案情報生成部31により、履歴情報保持部22にアクセスし、ユーザ識別情報に基づき、履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する(ステップS201)。その結果、提案情報生成部31は、検索結果として作業者の作業履歴を得る。また、提案情報生成部31は、画像情報保持部23にアクセスし、画像識別情報に基づき、画像データの中から該当画像を取得する(ステップS202)。
続いて、提案情報生成部31は、履歴解析部311により、該当履歴(作業履歴)を解析し、該当画像を基に作業効率を低下させる原因を検出する(ステップS301)。これにより、提案情報生成部31は、検出された原因(作業履歴)に基づき、提案情報を生成する(ステップS302)。つまり、提案情報生成部31では、履歴解析部311により検出した原因を解決する具体的な改善案を特定する。
なお、上記「履歴情報解析・該当画像による原因検出」及び「原因を解決する具体的な改善案の特定」に係る処理については、提案情報生成処理の説明で後述する。
《提案情報生成処理》
図14は、本実施形態に係る提案情報を生成する処理手順例を示すフローチャートである。
ここでは、作業効率低下の原因である断片的な機能利用を例に提案情報生成に係る処理を説明する。図14には、「印刷機能及びコピー機能を利用した作業」に対応する提案情報生成に係る処理手順例が示されている。なお、図14に示す処理手順は、提案情報生成部31により行われる図12に示すステップS301及びS302の詳細な処理手順にあたる。
図14に示すように、提案情報生成部31は、履歴情報保持部22にアクセスし、ユーザ識別情報に基づき、ジョブ履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する(ステップS201)。その結果、提案情報生成部31は、検索結果として作業者のジョブ履歴を得る。また、提案情報生成部31は、画像情報保持部23にアクセスし、画像識別情報に基づき、画像データの中から該当画像を取得する(ステップS202)。
提案情報生成部31は、履歴解析部311により、次のように該当履歴(ジョブ履歴)を解析し、該当画像を基に作業効率を低下させる原因を検出する。
履歴解析部311は、ジョブ履歴情報22Dの情報項目「ユーザ識別」及び「利用機能」に基づき、該当履歴の中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴が存在するか否か(有無)を判定する(ステップS3011)。
履歴解析部311は、ジョブ履歴が存在すると判定された場合に(ステップS3011:YES)、情報項目「利用機能」に基づき、これらジョブ履歴が、印刷機能を利用して通常印刷後にコピー機能を利用して印刷(コピー)を行った履歴か否かを判定する(ステップS3012)。
履歴解析部311は、通常印刷後にコピーを行った履歴であると判定された場合に(ステップS3012:YES)、通常印刷時のジョブに対応する画像データ(印刷画像)と、コピー時のジョブに対応する画像データ(コピー画像)とを、所定の画像マッチング処理により比較する(ステップS3013)。
履歴解析部311は、上記比較結果に基づき、通常印刷時の画像とコピー時の画像が同一画像であるか否かを判定する(ステップS3014)。すなわち、通常印刷時とコピー時との各ジョブで処理されたデータ(画像データ)が同一か否かを判定する。これにより、履歴解析部311では、同一作業者が異なる機能を利用して同一データの処理を行ったジョブ履歴の存在を確認する。
履歴解析部311は、同一画像であると判定された場合に(ステップS3014:YES)、情報項目「利用機能」、「印刷部数」、「後処理」に基づき、コピー機能のジョブ履歴が、複数の動作設定(例えば「両面」、「集約」、「ステープル」)が指定され、かつ2部以上の印刷を行った履歴か否かを判定する(ステップS3015)。
履歴解析部311は、複数の動作設定が指定され2部以上の印刷を行った履歴であると判定された場合に(ステップS3015:YES)、作業効率低下の原因である「印刷機能及びコピー機能の断片的な利用」を検出する。
これにより、提案情報生成部31は、検出された原因(ジョブ履歴)に基づき、幾つかにパターン分けされた具体的な改善案の中から、「プリンタドライバによる動作設定と部数を指定した印刷」を具体的な改善案(原因解決策)として特定し、この改善案を含む提案情報を生成する(ステップS302)。
なお、提案情報生成部31は、上記各判定処理において、ジョブ履歴が存在しないと判定された場合(ステップS3011:NO)、通常印刷後にコピーを行った履歴ではないと判定された場合(ステップS3012:NO)、通常印刷時の画像とコピー時の画像が同一画像でない場合(ステップS3014:NO)、複数の動作設定が指定され2部以上の印刷を行った履歴ではないと判定された場合(ステップS3015:NO)、作業効率低下の原因を検出しなかったとして処理を終了する。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器管理装置100によれば、ログ取得部21により、管理対象機器200からジョブログや操作ログなどの各種ログ及び処理対象である画像データを取得する。これにより、機器管理装置100は、履歴情報保持部22で、取得したログを利用機器の履歴情報22Dとして管理する。また、機器管理装置100は、画像情報保持部23で、取得した画像データを、画像データを識別する画像識別情報を基に履歴情報22Dにジョブ単位で関連付けて保持する。
機器管理装置100は、提案情報生成部31により、これらの履歴情報22Dを作業者単位で解析し、処理対象である画像データを基に作業効率を低下させる原因(作業履歴)を検出する。
このとき、提案情報生成部31は、作業者を識別するユーザ識別情報に基づき、履歴情報保持部22で保持する履歴情報22Dの中から該当履歴を検索する。また、提案情報生成部31は、処理対象である画像データ(取得画像)を識別する画像識別情報に基づき、画像情報保持部23で保持する画像データの中から該当画像を取得する。提案情報生成部31は、同機能部が有する履歴解析部(原因検出部)311により、該当履歴を作業者単位で解析し、該当画像を基に作業効率を低下させる原因を検出する。履歴解析部311は、例えば、解析の中で、履歴情報22Dに同一作業者が異なる機能を利用して同一データの処理を行ったジョブ履歴が含まれているか否かを確認することで原因を検出する。
機器管理装置100は、提案情報生成部31により、このようにして検出した原因に基づき提案情報を生成し、作業者に改善案の提案を行う。
これによって、機器管理装置100は、作業効率低下の原因である断片的な機能利用を高精度に検出でき、作業効率を向上させる具体的な機器利用に関する改善案を提案できる。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る機器管理装置100が有する「改善提案機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、CPU106により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。上記記録媒体103aには、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびにSDメモリカード(SD Memory Card)及びUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
よって、上記プログラムは、上記記録媒体103aに記憶させることで、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103などを介して機器管理装置100にインストールすることができる。また、機器管理装置100は、インタフェース装置107を備えていることから、インターネットなどの電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、提案情報生成処理を、「印刷機能及びコピー機能を利用した作業」や「印刷機能及びFAX機能を利用した作業」などの特定の場面を想定し、説明を行ったが、この内容に本発明が限定されるものではない。提案情報生成処理は、作業効率低下の原因に応じて、「履歴情報解析による原因検出」及び「原因を解決する具体的な改善案の特定」に係る処理は設計変更できる。また、提案情報生成処理を、原因ごとにプラグイン形式により実装することで、改善提案機能に係るソフトウェア部品の1つとして、機器管理装置100に追加・削除が行える。
また、上記実施形態では、クライアントPC300を介して作業者に改善案の提案を行う構成について説明を行ったが、この内容に本発明が限定されるものではない。例えば、機器管理装置100が、提案部32により、作業時の利用機器である管理対象機器200に提案情報を送信し、管理対象機器200が備える操作パネル(非図示)に表示させ、提示してもよい。
また、上記実施形態では、提案情報を生成し、通知することで改善提案を行う構成について説明を行ったが、この内容に本発明が限定されるものではない。例えば、作業効率低下の原因である繰り返し操作を検出した場合、機器管理装置100が、作業者への改善提案を行うとともに、繰り返される一連の操作をマクロ(1アクションで実行可能な手続きの定義)として登録するように、管理対象機器200に要求してもよい。
また、上記実施形態では、作業者単位で改善提案を行う構成について説明を行ったが、この内容に本発明が限定されるものではない。例えば、機器管理装置100が、作業者が所属するグループ単位や作業者の職種単位などで履歴情報22Dを解析し、改善提案を行ってもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 機器管理システム
21 ログ収集部
22 履歴情報保持部
22D 履歴情報(22D:ジョブ履歴情報,22D:操作履歴情報)
23 画像情報保持部
31 提案情報生成部
311 履歴解析部(原因検出部)
32 提案部
100 機器管理装置(機器管理サーバ)
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 管理対象機器(画像処理装置)
300 クライアントPC(情報処理装置)
特開2007−48236号公報

Claims (14)

  1. 所定のデータ伝送路で接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置であって、
    前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成した提案情報を提示することで、改善案の提案を行う提案手段と、を有することを特徴とする機器管理装置。
  2. 前記取得手段により取得したログを解析することで、前記機器の搭載機能を利用した機器利用における作業効率を低下させる原因を検出する解析手段を有し、
    前記生成手段は、
    前記解析手段により検出した原因に基づき提案情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の機器管理装置。
  3. 前記解析手段は、
    前記ログの解析により、誤った機能利用で複数の工程により作業を行っている作業履歴が存在するか否かを確認することで、作業効率低下の原因を検出することを特徴とする請求項2に記載の機器管理装置。
  4. 前記解析手段は、
    前記ログに含まれるジョブ履歴の中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴が存在するか否かを確認することを特徴とする請求項3に記載の機器管理装置。
  5. 前記解析手段は、
    前記ログに含まれるジョブ履歴の中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴が存在すると確認された場合、
    作業効率低下の原因である断片的な機能利用を検出することを特徴とする請求項4に記載の機器管理装置。
  6. 前記取得手段は、
    前記機器から、前記各種ログを取得するとともに、機器利用による作業時の処理対象データである画像データを取得し、
    前記解析手段は、
    前記ログに含まれるジョブ履歴の中に、同一作業者が異なる機能利用を連続して行ったジョブ履歴が存在すると確認された場合、
    前記取得手段により取得した画像データに基づき、ジョブ履歴の処理対象データが、同一の画像データであるか否かを判定し、
    同一の画像データであった場合、
    作業効率低下の原因である断片的な機能利用を検出することを特徴とする請求項5に記載の機器管理装置。
  7. 前記解析手段は、
    前記ログの解析により、利用機器に対して同じ操作を繰り返して行っている作業履歴が存在するか否かを確認することで、作業効率低下の原因を検出することを特徴とする請求項2ないし6のいずれか一項に記載の機器管理装置。
  8. 前記解析手段は、
    前記ログに含まれるジョブ履歴の中に、繰り返して行った操作履歴が存在するか否かを確認することを特徴とする請求項7に記載の機器管理装置。
  9. 前記解析手段は、
    前記ログに含まれる操作履歴の中に、繰り返して行った操作履歴が存在すると確認された場合、
    作業効率低下の原因である繰り返し操作を検出することを特徴とする請求項8に記載の機器管理装置。
  10. 前記取得手段は、
    前記機器がローカル接続される情報処理装置及び/又はプリントサーバ機能を有する情報処理装置を介して、前記機器の各種ログを取得することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の機器管理装置。
  11. 1又は複数の機器と、前記機器を管理する機器管理装置と、作業者端末である情報処理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器管理システムであって、
    前記機器管理装置が、
    前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成した提案情報を前記情報処理装置に送信することで、改善案の提案を行う提案手段と、を有することを特徴とする機器管理システム。
  12. 所定のデータ伝送路で接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置における改善提案方法であって、
    前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順により生成した提案情報を提示することで、改善案の提案を行う提案手順と、を有することを特徴とする改善提案方法。
  13. 所定のデータ伝送路で接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置における改善提案プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記機器から、ジョブ履歴や操作履歴が記録された各種ログを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したログに基づき、提案情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成した提案情報を提示することで、改善案の提案を行う提案手段として機能させる改善提案プログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
JP2009213753A 2009-09-15 2009-09-15 機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Pending JP2011066551A (ja)

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