JP5741552B2 - 順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラム - Google Patents

順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラムに係り、特に受付番号を利用する順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラムに関する。
例えば金融機関の窓口では、来店した顧客が番号札発行機から発行される番号札により取引待ち順番を獲得し、呼出番号表示装置に自分の持っている番号札に書かれている呼出番号が表示され次第、窓口に出向いて取引を行っている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のような順番待ち制御方法では、待ち行列が長くなるほど、顧客の待ち時間も増大するという問題がある。このような問題に対して、従来の順番待ち制御方法では顧客から予約された時間に窓口で取引を行いたいという要望があった。また、特許文献2では病院における診察を希望する患者が電話にて診察予約を行う内容が記載されている。
特開2002−207885号公報 特開2005−157597号公報
しかしながら、従来の順番待ち制御方法では、番号札による順番待ち制御方法と予約による順番待ち制御とを別々に行う必要があり、番号札による順番待ち制御方法と予約による順番待ち制御とを両立させることが難しかった。すなわち、従来の順番待ち制御方法では番号札による順番決定と予約による順番決定とが別々であるため、番号札により決定される順番と予約により決定される順番との関係を、どのように管理するかが問題となっていた。
このように、従来の順番待ち制御方法では、番号札(受付番号券)による順番待ち制御方法と、予約(時間指定)による順番待ち制御とを両立させることが難しいという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、受付番号券による順番待ち制御と、時間指定による順番待ち制御とを両立可能な順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、受付順に発行される受付番号による順番待ちと、予約時刻を指定した予約申請による順番待ちに対応した順番待ち制御方法であって、発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接する場合に、該次の受付番号を該予約申請による予約の受付番号として仮押さえし、受付番号が仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻を算出した際に、算出された前記仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻が当該予約申請の予約時刻よりも所定時間以上早い場合に、前記仮押さえされた受付番号の仮押さえを解除する、ことを特徴とする。
また、本発明は、受付順に発行される受付番号による順番待ちと、予約時刻を指定した予約申請による順番待ちに対応した順番待ち制御装置であって、発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接する場合に、該次の受付番号を該予約申請による予約の受付番号として仮押さえする仮押さえ手段と、受付番号が仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻を算出した際に、算出された前記仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻が当該予約申請の予約時刻よりも所定時間以上早い場合に、前記仮押さえされた受付番号の仮押さえを解除する、前倒し調整手段と、を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明は、受付順に発行される受付番号による順番待ちと、予約時刻を指定した予約申請による順番待ちに対応したコンピュータにおいて実行される順番待ち制御プログラムであって、発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接する場合に、該次の受付番号を該予約申請による予約の受付番号として仮押さえし、受付番号が仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻を算出した際に、算出された前記仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻が当該予約申請の予約時刻よりも所定時間以上早い場合に、前記仮押さえされた受付番号の仮押さえを解除する、ことをコンピュータに実行させることを特徴とする順番待ち制御プログラムであることを特徴とする。
上述の如く、本発明によれば、受付番号券による順番待ち制御と、時間指定による順番待ち制御とを両立可能な順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラムを提供可能である。
本発明による順番待ち制御システムの一実施例のシステム構成図である。 本発明による順番待ち制御システムの他の実施例のシステム構成図である。 順番待ち制御装置の一例の構成図である。 本発明による順番待ち制御装置の処理ブロックの一例を示したブロック構成図である。 本発明による順番待ち制御装置の処理手順の一例を示しているフローチャートである。 発券制御部が行う発券処理の一例を示したフローチャートである。 番号テーブルの一例の構成図である。 予約受付部が行う予約受付処理の一例を示したフローチャートである。 処理条件テーブルの一例の構成図である。 仮押さえ番号作業テーブルの一例の構成図である。 前倒し調整部が行う前倒し調整処理の一例を表したフローチャートである。 本発行部が行う本発行処理の一例を表したフローチャートである。 窓口事務連携部が行う窓口連携処理の一例を表したフローチャートである。 番号調整部が行う番号調整処理の一例を表したフローチャートである。 本発明による順番待ち制御システムの運用イメージを模式的に表した説明図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では受付番号を利用する順番待ち制御の一例として金融機関の窓口を例に説明するが、受付番号を利用する如何なる順番待ち制御装置、順番待ち制御方法及び順番待ち制御プログラムであってもよい。
図1は本発明による順番待ち制御システムの一実施例のシステム構成図である。図1の順番待ち制御システムは、順番待ち制御装置1,発券機2,端末3,呼出番号表示装置4及びネットワーク5を有する構成である。
順番待ち制御装置1は、発券機2からの受付番号券の発券要求と、端末3からの時間指定による予約申請とを受け付ける。順番待ち制御装置1は、受付番号券の発券順による順番決定と、時間指定による順番決定とを両立できるように、発券機2及び呼出番号表示装置4を制御する。なお、順番待ち制御装置1の詳細は後述する。
発券機2は、金融機関に来店した顧客が例えばボタン等を押下することで、受付番号が印刷された受付番号券を発券する。発券機2が受付番号券に印刷する受付番号は順番待ち制御装置1により制御される。
端末3は、時間指定による予約申請を行う顧客が操作する携帯電話等である。顧客が時間指定による予約申請の為の操作を行うと、端末3は予約申請を例えば電子メール等で順番待ち制御装置1へ送信する。予約時刻に近づくと、端末3は順番待ち制御装置1から受付番号を受信し、画面へ表示する。予約申請を行った顧客の場合、受付番号の表示された端末3の画面自体が受付番号券の代わりとなる。
なお、後述では、予約申請を行わずに受付番号券を発券した顧客と端末3から予約申請を行った顧客とを区別する必要がある場合、予約申請を行わずに受付番号券を発券した顧客を無予約顧客と呼び、予約申請を行った顧客を予約顧客と呼ぶ。
呼出番号表示装置4は、金融機関の職員が例えばボタン等を押下することで、次に呼び出す受付番号を表示するものである。顧客は、自分の持っている受付番号券の受付番号又は端末3に表示されている受付番号が呼出番号表示装置4に表示され次第、窓口に出向いて取引等を行う。呼出番号表示装置4が表示する受付番号は順番待ち制御装置1により制御される。
ネットワーク5は、例えばインターネット,LAN,WAN等であり、順番待ち制御装置1,発券機2,端末3,呼出番号表示装置4をデータ通信可能に接続している。図1の順番待ち制御システムでは、順番待ち制御装置1が、端末3から時間指定による予約申請を受け付けているが、図2の順番待ち制御システムのような構成としてもよい。
図2は本発明による順番待ち制御システムの他の実施例のシステム構成図である。図2の順番待ち制御システムは、順番待ち制御装置1,発券機2,端末3,呼出番号表示装置4,ネットワーク5,予約受付装置6を有する構成である。
図2の順番待ち制御システムでは、順番待ち制御装置1が、端末3から時間指定による予約申請を直接受け付けず、予約受付装置6を介して端末3から時間指定による予約申請を受け付けている。
顧客が時間指定による予約申請の為の操作を行うと、端末3は予約申請を電子メール等で予約受付装置6へ送信する。なお、予約受付装置6は予約申請の為のWeb画面を端末3に表示させて、そのWeb画面に入力された予約申請を受信してもよい。予約受付装置6は端末3から受信した予約申請を順番待ち制御装置1へ送信する。
図2の順番待ち制御システムでは、例えば順番待ち制御装置1,発券機2及び呼出番号表示装置4が店舗毎に設けられている場合に、予約受付装置6が全ての店舗に対する予約申請を受信し、その予約申請を各店舗の順番待ち制御装置1に振り分けるというような運用も可能となる。その他は、図1の順番待ち制御システムと同様であるため、説明を省略する。
図3は、順番待ち制御装置の一例の構成図である。順番待ち制御装置1は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置11,出力装置12,ドライブ装置13,補助記憶装置14,メモリ装置15,演算処理装置16およびインターフェース装置17で構成される。
入力装置11はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置12はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置17は、モデム,LANカードなどで構成されており、ネットワーク5に接続する為に用いられる。
本発明の順番待ち制御プログラムは、順番待ち制御装置1を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。順番待ち制御プログラムは、例えば記録媒体18の配布やネットワーク5からのダウンロードなどによって提供される。なお、記録媒体18は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、順番待ち制御プログラムを記録した記録媒体18がドライブ装置13にセットされると、順番待ち制御プログラムは記録媒体18からドライブ装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。また、ネットワーク5からダウンロードされた順番待ち制御プログラムは、インターフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。補助記憶装置14は、インストールされた順番待ち制御プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。
メモリ装置15は、起動時に補助記憶装置14から順番待ち制御プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置16はメモリ装置15に格納された順番待ち制御プログラムに従って、後述するような順番待ち制御装置1の各種処理を実現している。
以下では、図1の順番待ち制御システムにおける順番待ち制御装置1を例に説明しているが、図2の順番待ち制御システムにおける順番待ち制御装置1も予約受付装置6を介して端末3から時間指定による予約申請を受け付けていることを除いて同様である。
図4は本発明による順番待ち制御装置の処理ブロックの一例を示したブロック構成図である。図4の順番待ち制御装置1は、窓口事務連携部41,発券制御部42,予約受付部43,番号調整部44,前倒し調整部45,本発行部46,処理条件テーブル47,番号テーブル48,仮押さえ番号作業テーブル49を有する構成である。
なお、窓口事務連携部41,発券制御部42,予約受付部43,番号調整部44,前倒し調整部45,本発行部46,処理条件テーブル47,番号テーブル48,仮押さえ番号作業テーブル49の詳細は、後述のフローチャートと共に説明する。
図5は、本発明による順番待ち制御装置の処理手順の一例を示したフローチャートである。ステップS1に進み、発券制御部42は発券機2からの受付番号券の発券要求があるか否かを判定する。発券要求があれば(S1においてYES)、発券制御部42はステップS2に進み、後述の発券処理を行う。発券要求がなければ(S1においてNO)、発券制御部42はステップS2の発券処理を行わない。
ステップS3に進み、予約受付部43は端末3からの時間指定による予約申請があるか否かを判定する。予約申請があれば(S3においてYES)、予約受付部43はステップS4に進み、後述の予約受付処理を行う。予約申請がなければ(S3においてNO)、予約受付部43はステップS4の予約受付処理を行わない。
ステップS5に進み、前倒し調整部45は後述の前倒し調整処理を行う。ステップS6に進み、本発行部46は後述の本発行処理を行う。そして、ステップS7に進み、窓口事務連携部41は職員等がボタン等を押下して、次に呼び出す受付番号を呼出番号表示装置4に表示する窓口連携があるか否かを判定する。
窓口連携があれば(S7においてYES)、窓口事務連携部41はステップS8に進んで後述の窓口連携処理を行う。窓口連携がなければ(S7においてNO)、窓口事務連携部41はステップS8の窓口連携処理を行わない。図5に示した順番待ち制御装置1の処理は繰り返し行われる。
図6は発券制御部が行う発券処理の一例を示したフローチャートである。ステップS11に進み、発券制御部42は発券機2から受付番号券の発券要求を受け付ける。ステップS12に進み、発券制御部42は番号調整部44に後述の番号調整処理を行わせる。
ステップS13に進み、発券制御部42は図7に示す番号テーブル48のレコードを番号順に読み出す。図7は番号テーブルの一例の構成図である。図7の番号テーブル48のレコードは番号およびフラグを項目として含む構成である。項目「番号」は、受付番号を表すものである。また、項目「フラグ」は発行した受付番号の状態を表すものである。
例えば項目「フラグ」は、未設定の受付番号を「−」、設定済の受付番号のうち窓口での取引等が終了した受付番号を「済」、設定済の受付番号のうち窓口での取引等を行っている最中の受付番号を「中」、設定済の受付番号のうち順番待ち中の受付番号を「待ち」、設定できない受付番号を「欠」、仮押さえ中の受付番号を「仮押さえ」で表している。
ステップS14に進み、発券制御部42はフラグが「−」である未設定の受付番号を含むレコードのうち、最初のレコードの番号を受付番号として発券機2に受付番号券を発券させる。例えば図7の番号テーブル48の場合、発券制御部42は番号「9」を受付番号として発券機2に受付番号券を発券させる。
ステップS15に進み、発券制御部42は受付番号とした番号を含むレコードのフラグに「待ち」を設定したあと、発券処理を終了する。
図8は予約受付部が行う予約受付処理の一例を示したフローチャートである。ステップS21に進み、予約受付部43は端末3から予約申請データを受け付ける。ステップS22に進み、予約受付部43は予約申請データを解析し、例えば端末3のメールアドレス等の回答先と、予約希望時刻(予約時刻)とを抽出する。
ステップS23に進み、予約受付部43は図9に示す処理条件テーブル47を参照して一客当り所要見込み時間及び誤差見込みを読み出す。図9は処理条件テーブルの一例の構成図である。図9の処理条件テーブル47は、一客当り所要見込み時間及び誤差見込みを項目として含む構成である。
ステップS24に進み、予約受付部43は図7に示す番号テーブル48を参照し、フラグが「待ち」となっているレコード数を取得し、待ち人数とする。また、ステップS25に進み、予約受付部43は現在時刻を取得する。
ステップS26に進み、予約受付部43は図10に示す仮押さえ番号作業テーブル49を参照する。図10は仮押さえ番号作業テーブルの一例の構成図である。図10の仮押さえ番号作業テーブル49は、回答先,予約時刻及び仮押さえ番号を項目として含む構成である。例えば項目「回答先」は、端末3のメールアドレス等である。項目「予約時刻」は端末3から受け付けた予約時刻である。項目「仮押さえ番号」は予約顧客に発行する予定の受付番号を仮押さえ番号として設定しておくものである。なお、仮押さえ番号が設定されていないとき、項目「仮押さえ番号」には「未」が設定されている。
予約受付部43は図10に示す仮押さえ番号作業テーブル49を参照し、項目「仮押さえ番号」が「未」であり、且つ、項目「予約時刻」が予約希望時刻以前であるレコード数を待ち人数に加算する。
ステップS27に進み、予約受付部43は以下の式(1)を計算して予約可能時刻を算出する。
[予約可能時刻]=[現在時刻]+[待ち人数]×[一客当り所要見込み時間]
・・・(1)
ステップS28に進み、予約受付部43は予約希望時刻が予約可能時刻と同刻又は後刻かを判定する。予約希望時刻が予約可能時刻と同刻又は後刻であれば(S28においてYES)、予約受付部43はステップS29に進む。
ステップS29では、予約受付部43が、例えば予約希望時刻で予約を受け付けた旨の文面,他のお客様への対応状況により時間が多少前後することがあるので、予約希望時刻の[誤差見込み]前の来店を促す文面を、回答先へ通知する。
ステップS30に進み、予約受付部43は図10の仮押さえ番号作業テーブル49に新規のレコードを追加する。追加する新規のレコードは、項目「回答先」に予約申請データを送信した端末3のメールアドレス等、項目「予約時刻」に予約希望時刻、項目「仮押さえ番号」に「未」を設定したあと、予約受付処理を終了する。
予約希望時刻が予約可能時刻と同刻又は後刻でなければ(S28においてNO)、予約受付部43はステップS31に進む。ステップS31では、予約受付部43が、予約希望時刻で予約を受け付けられない旨の文面,現時点で予約可能な時刻が[予約可能時刻]以後である旨の文面を、回答先へ通知したあと、予約受付処理を終了する。
図11は前倒し調整部が行う前倒し調整処理の一例を表したフローチャートである。ステップS41に進み、前倒し調整部45は現在時刻を取得する。また、前倒し調整部45はステップS42に進み、図9に示した処理条件テーブル47を参照して一客当り所要見込み時間及び誤差見込みを読み出す。
ステップS43に進み、前倒し調整部45は図10に示す仮押さえ番号作業テーブル49のレコードのうち、項目「予約時刻」の昇順に、項目「仮押さえ番号」が「未」でない1レコードを読み出し、そのレコードの予約時刻を抽出する。
ステップS44に進み、前倒し調整部45は図7に示す番号テーブル48を参照し、フラグが「待ち」か「仮押さえ」となっているレコード数を取得し、待ち人数とする。前倒し調整部45はステップS45に進み、以下の式(2)を計算して仮押さえ番号処理開始見込時刻を算出する。
[仮押さえ番号処理開始見込時刻]
=[現在時刻]+[待ち人数]×[一客当り所要見込み時間]・・・(2)
ステップS46に進み、前倒し調整部45は以下の式(3)の関係を満たすか否かを判定する。なお、式(3)の関係を満たす場合は、実際の取引時間が一客当り所要見込み時間よりも短く、誤差見込みを考慮しても仮押さえ番号処理開始見込時刻が予約時刻と比べて早すぎることを表している。
[仮押さえ番号処理開始見込時刻]+[誤差見込み]<[予約時刻]・・・(3)
式(3)の関係を満たせば(S46においてYES)、前倒し調整部45は仮押さえ番号作業テーブル49の該当レコード(S43で抽出したレコード)の仮押さえ番号に該当する番号テーブル48のレコードのフラグを「欠」に設定する。ステップS48に進み、前倒し調整部45は仮押さえ番号作業テーブル49の該当レコードの仮押さえ番号に「未」を設定したあと、ステップS49に進む。
なお、式(3)の関係を満たさなければ(S46においてNO)、前倒し調整部45はステップS47,S48の処理を行わずにステップS49に進む。ステップS49では、前倒し調整部45が、仮押さえ番号作業テーブル49から項目「仮押さえ番号」が「未」でない全レコードを抽出し終えたか否かを判定する。
項目「仮押さえ番号」が「未」でない全レコードを抽出し終えていなければ(S49においてNO)、前倒し調整部45はステップS43に戻り処理を続ける。項目「仮押さえ番号」が「未」でない全レコードを抽出し終えていれば(S49においてYES)、前倒し調整部45は前倒し調整処理を終了する。
上記の前倒し調整処理により、前倒し調整部45は時刻指定による予約に対して受付番号を仮押さえした後、予測以上に前の客向け窓口処理が短時間で終了した場合(指定された予約時刻よりかなり早く仮押さえ番号に到達しそうな場合)に、いったん仮押さえした番号を解除し、さらに後の番号を仮押さえしなおすための準備を行うことが可能になる。
なお、指定予約時刻よりかなり早く仮押さえ番号に到達する見込みとなった場合、前倒し調整部45はもし仮押さえ番号の後続の番号を既に多量連続発行していて、指定予約時刻にちょうどよい受付番号を既に別な顧客へ発行済みであるならば、その仮押さえ番号を本発行し、指定予約時刻頃に呼出番号表示装置で表示するような運用にしても構わない。
図12は本発行部が行う本発行処理の一例を表したフローチャートである。ステップS51に進み、本発行部46は仮押さえ番号作業テーブル49のレコードのうち、項目「予約時刻」の昇順に1レコードを読み出し、そのレコードの予約時刻を抽出する。ステップS52に進み、本発行部46は現在時刻を取得する。
ステップS53に進み、本発行部46は、以下の式(4)の関係を満たすか否かを判定する。なお、式(4)の関係を満たす場合は、誤差見込みを考慮すると現在時刻が予約時刻になったことを表している。
[現在時刻]+[誤差見込み]≧[予約時刻]・・・(4)
式(4)の関係を満たせば(S53においてYES)、本発行部46はステップS54に進み、仮押さえ番号作業テーブル49の該当レコード(S51で抽出したレコード)の仮押さえ番号を抽出する。ステップS55に進み、本発行部46は該当レコードに仮押さえ番号が設定されているか否かを判定する。
仮押さえ番号が設定されていれば(S55においてYES)、本発行部46はステップS56に進み、該当レコードの仮押さえ番号を回答先へ、受付番号として電子メール等で通知する。なお、仮押さえ番号が設定されていなければ(S55においてNO)、本発行部46はステップS57に進み、番号テーブル48を読み出し、フラグが「待ち」である次のレコードの番号を、受付番号として、仮押さえ番号作業テーブル49の該当レコードの回答先へ通知する。
ステップS56又はS57に続いてステップS58に進み、本発行部46は仮押さえ番号作業テーブル49の当該レコードを削除する。ステップS59に進み、本発行部46は受付番号に相当する番号テーブル48のレコードのフラグに「待ち」を設定した後、本発行処理を終了する。また、式(4)の関係を満たさなければ(S53においてNO)、本発行部46は本発行処理を終了する。
図13は窓口事務連携部が行う窓口連携処理の一例を表したフローチャートである。ステップS61に進み、窓口事務連携部41は番号テーブル48のレコードを番号順に読み出す。
ステップS62に進み、窓口事務連携部41はフラグが「待ち」である最初のレコードの番号を次に読み出す受付番号として呼出番号表示装置4に表示させる。ステップS63に進み、窓口事務連携部41は窓口業務を行っている間、当該レコード(S61で読み出したレコード)のフラグを「中」に設定する。ステップS64に進み、窓口事務連携部41は当該レコードのフラグを「済」に設定したあと、窓口連携処理を終了する。
図14は番号調整部が行う番号調整処理の一例を表したフローチャートである。ステップS71に進み、番号調整部44は現在時刻を取得する。また、番号調整部44はステップS72に進み、図9に示した処理条件テーブル47を参照して一客当り所要見込み時間及び誤差見込みを読み出す。
ステップS73に進み、番号調整部44は図10に示す仮押さえ番号作業テーブル49のレコードのうち、項目「予約時刻」の昇順に、1レコードを読み出し、そのレコードの予約時刻を抽出する。
ステップS74に進み、番号調整部44は図7に示す番号テーブル48を参照し、フラグが「待ち」か「仮押さえ」となっているレコード数を取得し、待ち人数とする。番号調整部44はステップS75に進み、以下の式(5)を計算して次受付番号処理開始見込時刻を算出する。
[次受付番号処理開始見込時刻]
=[現在時刻]+[待ち人数]×[一客当り所要見込み時間]・・・(5)
ステップS76に進み、番号調整部44は以下の式(6)の関係を満たすか否かを判定する。なお、式(6)の関係を満たす場合は、次に発行される受付番号の処理開始見込時間(呼出番号表示装置4に表示される見込時間)が、そのレコードの予約時刻に適していることを表している。
[次受付番号処理開始見込時刻]−[誤差見込み]<[予約時刻]<[次受付番号処理開始見込時刻]+[誤差見込み]・・・(6)
式(6)の関係を満たせば(S76においてYES)、番号調整部44はステップS77に進み、番号テーブル48のレコードのうちフラグが「−」である最初のレコードの番号を仮押さえ番号とするために、そのフラグに「仮押さえ」を設定する。ステップS78に進み、番号調整部44は仮押さえ番号作業テー49の該当レコード(S73で抽出したレコード)に仮押さえ番号を設定したあと、ステップS79に進む。
なお、式(6)の関係を満たさなければ(S76においてNO)、番号調整部44はステップS77,S78の処理を行わずにステップS79に進む。ステップS79では、番号調整部44が、仮押さえ番号作業テーブル49から全レコードを抽出し終えたか否かを判定する。全レコードを抽出し終えていなければ(S79においてNO)、番号調整部44はステップS73に戻り処理を続ける。全レコードを抽出し終えていれば(S79においてYES)、番号調整部44は番号調整処理を終了する。
図15は本発明による順番待ち制御システムの運用イメージを模式的に表した説明図である。なお、図15の運用イメージでは、前提条件として一客当り所要見込み時間を5分間(前提条件A)とみなす。また、図15の運用イメージでは、端末3からの時間指定による予約申請の場合、予約時刻の前後5分以内(前提条件B)に窓口業務の開始を目指すものとする。
本発明による順番待ち制御システムでは、予約申請を受け付けると、逐次、現在時刻及び現在の待ち人数を監視し続けて、以下の式(7)の関係を満たした段階で、最新の受付番号を仮押さえする。なお、この式(7)は、式(2)〜(5)の変形式に前提条件A,Bを勘案した式である。
[予約希望時刻]−[現在時刻]−[前提条件Bの5分]≦[前提条件Aの仕掛時間5分]+[前提条件Aの一客当り所要見込み時間5分]×[待ち人数]・・・(7)
そして、予約申請してきた顧客への通知期限時点で仮押さえしている受付番号を本発行して顧客の端末3へ通知する。発券機2は仮押さえしている受付場号を発行しない。本発行して顧客の端末3へ通知された受付番号は、発券機2から発券された受付番号券に印刷されている受付番号と同様、呼出番号表示装置4に表示する呼出番号として扱われる。
なお、本発明による順番待ち制御システムでは、一旦、式(7)の関係を満たして受付番号を仮押さえしたあと、式(7)の関係を満たさなくなった場合、再度、式(7)を満たした段階で受付番号を仮押さえし直す。
以下では、具体的に説明する。図15の運用イメージでは窓口が4つある金融機関の例を表している。また、図15の運用イメージでは発券済の受付番号券に印刷された受付番号を(1)〜(19)で表している。
図15(A)は運用イメージにおける前提状況を表している。図15(A)は10時の様子を表している。そして、顧客Aの端末3から予約時刻が11時の予約申請があったものとする。窓口では、受付番号(1)〜(4)の顧客が取引等を行っている。予約希望時刻が11時の場合、以下の式(8)から予約可能時刻を算出する。
[予約可能時刻]=[現在時刻]+[前提条件Aの仕掛時間5分]+[待ち人数]×[前提条件Aの一客当り所要見込み時間5分]・・・(8)
現在時刻10時,待ち人数2人であるので、予約可能時刻は式(8)から10時15分となる。つまり、10時15分以降の予約時刻は受付可能である。よって、順番待ち制御装置1は顧客Aの端末3へ「ご希望の11:00の窓口予約を受け付けました。他のお客様対応状況により、時間が多少前後することがあります。5分前にはお越し下さい。受付番号は、後刻(10:55分頃)に、本携帯電話番号へ通知します。その通知を窓口でご提示ください。」というメッセージを通知する。
図15(B)は運用イメージにおける受付番号を仮押さえする状況を表している。図15(B)は10時30分の様子を表している。待ち人数は受付番号(12)〜(14)の3人である。この状態で、新たな4人の顧客(イ,ロ,ハ,ニ)が、ほぼ同時に来店し、発券機2から次々と受付番号券の発券を受けたとする。
1番目の顧客イについて受付番号「15」が印刷された受付番号券を発券すると、以下に示すように式(7)の関係は満たされる。
式(7)の左辺:11時−10時30分−5分=25分
式(7)の右辺:5分+5分×4人=25分
したがって、順番待ち制御装置1は受付番号「16」を顧客A向けに仮押さえする。発券機2が次に発券する受付番号券には受付番号「17」が印刷される。2番目〜4番目である顧客ロ,ハ,ニについては受付番号「17」,「18」,「19」が印刷された受付番号券を発券する。
図15(C)は運用イメージにおける仮押さえした受付番号を発行しない状況を表している。図15(C)は10時31,32分頃の様子を表している。受付番号(12)〜(13)の顧客の窓口業務が見込み通り5(分/人)の計20分であった場合、10時55分には仮押さえしていた受付番号「16」を顧客Aの端末3へ受付番号として通知する。
一方、受付番号(12)〜(13)の顧客の窓口業務が見込みより極端に短かった場合は式(7)の関係を満たさなくなった時点で、仮押さえしている受付番号の仮押さえを解除する。そして、再度、式(7)を満たした段階で受付番号を仮押さえする。式(7)の関係を満たし続けると、順番待ち制御装置1は10時55分に仮押さえしている受付番号を顧客Aの端末3へ受付番号として通知する。
なお、仮押さえしている受付番号の仮押さえを解除した場合、仮押さえしていた次の受付番号が未発行であれば、順番待ち制御装置1は仮押さえしていた受付番号を新たに発行することもできる。
このように、本発明による順番待ち制御システムでは無予約顧客と予約顧客とで共通した一連の受付番号を発行できるので、受付番号券による順番待ち制御と、時間指定による順番待ち制御とを両立可能である。
なお、図1及び図2の順番待ち制御システムは順番待ち制御装置1,発券機2,呼出番号表示装置4が別々に設けられているが、順番待ち制御装置1及び発券機2を一体化する構成、順番待ち制御装置1及び呼出番号表示装置4を一体化する構成、発券機2及び呼出番号表示装置4を一体化する構成、順番待ち制御装置1,発券機2,呼出番号表示装置4を一体化する構成も可能である。
また、本実施例では本発行処理により受付番号を端末3へ送信していたが、例えば来店した顧客が発券機2の所定部分に端末3を近づけることにより、非接触式ICカード機能を利用して顧客を特定し、その顧客が行った予約申請に対応する受付番号の受付番号券を発券するようにしてもよい。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
受付番号が付与された受付番号券の発券順による順番決定と、時間指定による順番決定とを両立する順番待ち制御装置であって、
未設定の前記受付番号を識別可能に管理する番号テーブル手段と、
前記受付番号券を発券する発券手段を制御し、前記受付番号券の発券順により順番が決定される発券者に前記番号テーブル手段により識別される未設定の前記受付番号を付与した受付番号券を発券する発券機制御手段と、
時間指定により順番が決定される予約者の端末からネットワーク経由で予約時刻を受け付ける予約受付手段と、
順番待ち中の前記発券者および予約者の人数及び一人あたりの所要見込み時間から前記受付番号券を発券済の受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻を算出し、その開始見込み時刻が前記予約時刻と近似していれば該次の受付番号を前記予約者の受付番号として仮押さえするように前記番号テーブル手段に設定する番号調整手段と
を有することを特徴とする順番待ち制御装置。
(付記2)
前記予約時刻から所定時間前に、前記仮押さえした前記予約者の受付番号を前記予約者の端末に通知すると共に、前記仮押さえした前記予約者の受付番号を、順番待ち中の前記受付番号として前記番号テーブル手段に設定する本発行手段を更に有することを特徴とする付記1記載の順番待ち制御装置。
(付記3)
順番待ち中の前記発券者および予約者の人数及び一人あたりの所要見込み時間から次の受付番号の開始見込み時刻を算出し、その開始見込み時刻が前記予約時刻よりも所定時間以上早ければ、前記仮押さえした前記予約者の受付番号の仮押さえを解除する前倒し調整手段を更に有することを特徴とする付記1記載の順番待ち制御装置。
(付記4)
前記番号テーブル手段が管理している設定済の前記受付番号のうち、順番待ち中の最初の前記受付番号を現在の順番として出力すると共に、現在の順番として出力した前記受付番号を、順番待ち済みの前記受付番号として前記番号テーブル手段に設定する連携手段を更に有することを特徴とする付記1記載の順番待ち制御装置。
(付記5)
受付番号が付与された受付番号券の発券順による順番決定と、時間指定による順番決定とを両立する、未設定の前記受付番号を識別可能に管理する番号テーブル手段と、前記受付番号券を発券する発券手段とを有している順番待ち制御装置における順番待ち制御方法であって、
前記発券手段を制御し、前記受付番号券の発券順により順番が決定される発券者に前記番号テーブル手段により識別される未設定の前記受付番号を付与した受付番号券を発券する発券機制御ステップと、
時間指定により順番が決定される予約者の端末からネットワーク経由で予約時刻を受け付ける予約受付ステップと、
順番待ち中の前記発券者および予約者の人数及び一人あたりの所要見込み時間から前記受付番号券を発券済の受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻を算出し、その開始見込み時刻が前記予約時刻と近似していれば該次の受付番号を前記予約者の受付番号として仮押さえするように前記番号テーブル手段に設定する番号調整ステップと
を有することを特徴とする順番待ち制御方法。
(付記6)
前記予約時刻から所定時間前に、前記仮押さえした前記予約者の受付番号を前記予約者の端末に通知すると共に、前記仮押さえした前記予約者の受付番号を、順番待ち中の前記受付番号として前記番号テーブル手段に設定する本発行ステップを更に有することを特徴とする付記5記載の順番待ち制御方法。
(付記7)
順番待ち中の前記発券者および予約者の人数及び一人あたりの所要見込み時間から次の受付番号の開始見込み時刻を算出し、その開始見込み時刻が前記予約時刻よりも所定時間以上早ければ、前記仮押さえした前記予約者の受付番号の仮押さえを解除する前倒し調整ステップを更に有することを特徴とする付記5記載の順番待ち制御方法。
(付記8)
前記番号テーブル手段が管理している設定済の前記受付番号のうち、順番待ち中の最初の前記受付番号を現在の順番として出力すると共に、現在の順番として出力した前記受付番号を、順番待ち済みの前記受付番号として前記番号テーブル手段に設定する連携ステップを更に有することを特徴とする付記5記載の順番待ち制御方法。
(付記9)
記憶装置、演算処理装置を含み、受付番号が付与された受付番号券の発券順による順番決定と、時間指定による順番決定とを両立するコンピュータにおいて実行される順番待ち制御プログラムであって、
前記記憶装置は、未設定の前記受付番号を識別可能に管理する番号テーブル手段を有しており、
前記演算処理装置を、
前記受付番号券を発券する発券手段を制御し、前記受付番号券の発券順により順番が決定される発券者に前記番号テーブル手段により識別される未設定の前記受付番号を付与した受付番号券を発券する発券機制御手段と、
時間指定により順番が決定される予約者の端末からネットワーク経由で予約時刻を受け付ける予約受付手段と、
順番待ち中の前記発券者および予約者の人数及び一人あたりの所要見込み時間から前記受付番号券を発券済の受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻を算出し、その開始見込み時刻が前記予約時刻と近似していれば該次の受付番号を前記予約者の受付番号として仮押さえするように前記番号テーブル手段に設定する番号調整手段として実行させる順番待ち制御プログラム。
(付記10)
前記予約時刻から所定時間前に、前記仮押さえした前記予約者の受付番号を前記予約者の端末に通知すると共に、前記仮押さえした前記予約者の受付番号を、順番待ち中の前記受付番号として前記番号テーブル手段に設定する本発行手段として更に実行させることを特徴とする付記9記載の順番待ち制御プログラム。
(付記11)
順番待ち中の前記発券者および予約者の人数及び一人あたりの所要見込み時間から次の受付番号の開始見込み時刻を算出し、その開始見込み時刻が前記予約時刻よりも所定時間以上早ければ、前記仮押さえした前記予約者の受付番号の仮押さえを解除する前倒し調整手段として更に実行させることを特徴とする付記9記載の順番待ち制御プログラム。
(付記12)
前記番号テーブル手段が管理している設定済の前記受付番号のうち、順番待ち中の最初の前記受付番号を現在の順番として出力すると共に、現在の順番として出力した前記受付番号を、順番待ち済みの前記受付番号として前記番号テーブル手段に設定する連携手段として更に実行させることを特徴とする付記9記載の順番待ち制御プログラム。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 順番待ち制御装置
2 発券機
3 端末
4 呼出番号表示装置
5 ネットワーク
6 予約受付装置
11 入力装置
12 出力装置
13 ドライブ装置
14 補助記憶装置
15 メモリ装置
16 演算処理装置
17 インターフェース装置
18 記録媒体
41 窓口事務連携部
42 発券制御部
43 予約受付部
44 番号調整部
45 前倒し調整部
46 本発行部
47 処理条件テーブル
48 番号テーブル
49 仮押さえ番号作業テーブル

Claims (9)

  1. 受付順に発行される受付番号による順番待ちと、予約時刻を指定した予約申請による順番待ちに対応した順番待ち制御方法であって、
    発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接する場合に、該次の受付番号を該予約申請による予約の受付番号として仮押さえし、
    受付番号が仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻を算出した際に、算出された前記仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻が当該予約申請の予約時刻よりも所定時間以上早い場合に、前記仮押さえされた受付番号の仮押さえを解除する、
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  2. 請求項1記載の順番待ち制御方法であって、
    仮押さえが解除された前記予約申請について、発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接していた場合に、前記次の受付番号を前記予約申請による予約の受付番号として仮押さえする
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の順番待ち制御方法であって、
    前記受付番号それぞれについて、受付設定の有無、順番待ち中の有無、および、仮押さえの有無を管理する
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  4. 請求項1〜請求項3何れか一項記載の順番待ち制御方法であって、
    前記発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻は、順番待ち中の前記受付番号による順番待ち、および、前記予約申請による順番待ちの人数、および、一人あたりの所要見込み時間から決定する
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  5. 請求項1〜請求項4何れか一項記載の順番待ち制御方法であって、
    前記受付順に発行される受付番号による順番待ちは、前記受付番号が付与された受付番号券の発券順に行われる
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  6. 請求項5記載の順番待ち制御方法であって、
    前記受付番号券の発券は、前記受付番号券を発券する発券手段を制御することにより行われる
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  7. 請求項1〜請求項6何れか一項記載の順番待ち制御方法であって、
    前記予約時刻から所定時間前に、前記仮押さえした前記予約申請による受付番号を、前記予約申請の申請元に通知する
    ことを特徴とする順番待ち制御方法。
  8. 受付順に発行される受付番号による順番待ちと、予約時刻を指定した予約申請による順番待ちに対応した順番待ち制御装置であって、
    発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接する場合に、該次の受付番号を該予約申請による予約の受付番号として仮押さえする仮押さえ手段と、
    受付番号が仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻を算出した際に、算出された前記仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻が当該予約申請の予約時刻よりも所定時間以上早い場合に、前記仮押さえされた受付番号の仮押さえを解除する、前倒し調整手段と、
    を備えた順番待ち制御装置。
  9. 受付順に発行される受付番号による順番待ちと、予約時刻を指定した予約申請による順番待ちに対応したコンピュータにおいて実行される順番待ち制御プログラムであって、
    発行済み受付番号の次の受付番号の開始見込み時刻が前記予約申請による予約時刻と近接する場合に、該次の受付番号を該予約申請による予約の受付番号として仮押さえし、
    受付番号が仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻を算出した際に、算出された前記仮押さえされた予約申請の開始見込み時刻が当該予約申請の予約時刻よりも所定時間以上早い場合に、前記仮押さえされた受付番号の仮押さえを解除する、
    ことをコンピュータに実行させることを特徴とする順番待ち制御プログラム。
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