JP2774421B2 - 水田作業機の昇降制御装置 - Google Patents

水田作業機の昇降制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機や直播機等の水
田作業機に係り、詳しくは、走行機体に装着した水田作
業装置を駆動昇降させる単動型の油圧シリンダと、この
油圧シリンダの作動を司るスプール式の制御弁とを備
え、水田作業装置に設けた接地フロートの上下動検出に
基づいて制御弁のスプールを切換作動させ、水田作業装
置の対地レベルを安定維持可能な自動昇降制御が行える
ように構成してある水田作業機の昇降制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の水田作業機としては、実開平4
−103417号公報に示された田植機のように、圃場
の泥の軟硬に拘らずに良好に昇降制御作動できるよう、
接地フロートの上下動に要する接地反力荷重の基準値を
変更することによって、昇降制御感度を調節可能な感度
調節機構を付設してあるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記構造の昇
降制御装置では、自動制御される制御弁のスプールを昇
降レバーで強制的に移動操作することによって人為操作
で植付装置の昇降作動が行えるように構成されており、
昇降レバーを下降及び植付位置にすればこの昇降レバー
とスプールとの連係が解除された自動昇降制御状態、す
なわち接地フロートが対地接触するまで自動下降される
下降状態になり、昇降レバーを上昇位置にすればスプー
ルを強制的に上昇側に移動させて制御弁を上昇位置に切
換るようになっている。この場合、下降操作では実質的
に昇降レバーとスプールとの連係が絶たれることによっ
て軽快にレバー操作できるが、スプール出退移動用のア
ームと接地フロートとがレリーズワイヤ連動されている
ため、スプールを強制移動する上昇操作では、接地フロ
ートに連動するレリーズワイヤを一緒に動かすことにな
り、その摺動抵抗によって操作が重いという不利があっ
た。本発明の目的は、重い操作となる人為上昇操作を軽
く操作できるよう工夫する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、冒頭に記載した水田作業機の昇降制御装置に
おいて、水田作業装置の下降移動状態が現出される下降
位置に向けてスプールが付勢される状態に制御弁を構成
し、下降付勢されるスプールを、これに連動連結されて
往復移動可能な第1移動部材に作用することによって前
記下降付勢力に抗して水田作業装置の上昇移動状態が現
出される上昇位置に向けて切換移動可能な人為操作用の
昇降操作具を備え、かつ、接地フロートに連動連結され
て往復移動可能な第2移動部材を設けるとともに、昇降
操作具をしてスプールが上昇位置に向けて操作されると
きには、第1移動部材が第2移動部材との干渉なく独立
して移動される状態を現出し、かつ、自動昇降制御の状
態における水田作業装置の下降移動状態を、第2移動部
材が第1移動部材をスプールの下降位置に向けて追従移
動させることで現出するように、第1及び第2移動部材
どうしを片当たり接当構造で連動連係してあることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】水田作業機での昇降制御では、人為操作される
昇降操作具が下降及び植付の各位置であるときに昇降制
御が行われれば良く、中立及び上昇位置では昇降制御を
行う必要がない。従って、例えば図2に示す同軸の軸心
を有したスプール側部材28と接地フロート側部材2
7、及び一方の部材28のピン28aとによる片当たり
揺動接当構造を採ることにより、中立位置から下降位置
側へのレバー操作では昇降レバー側部材34とスプール
側部材28との連係が絶たれることも手伝って軽快にレ
バー操作できるとともに、中立位置から上昇側へのレバ
ー操作ではスプール側部材28と接地フロート側部材2
7との連係が絶たれることにより、やはり軽快にレバー
操作できるようになる。
【0006】
【発明の効果】その結果、スプール側部材と接地フロー
ト側部材とを片当たり接当構造に連係させるという、昇
降制御及び非昇降制御の各状態における制御弁と人為昇
降操作具との関係を検討・利用して得られた比較的簡単
な構造変更により、人為昇降操作具を下降側及び上昇側
のいずれの操作も軽快に行え、より操作性に優れる昇降
制御装置を提供することができた。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、水田作業機の一例
である乗用型田植機の場合について図面に基づいて説明
する。図1に示すように前輪1及び後輪2で支持された
機体の後部に、苗植付装置3をリンク機構4及び単動型
の油圧シリンダ5を介して昇降操作自在に連結して田植
機が構成されている。苗植付装置3は、植付ミッション
ケース6の後部に植付アーム7を回転駆動自在に支持
し、かつ、苗のせ台8を植付ミッションケース6に対し
て左右に往復横送り駆動自在に支持して構成されてお
り、植付アーム7の回転に伴い苗のせ台8から苗を取出
して田面Gに植付けて行く。
【0008】図2,3,4に示すように、ポンプ10か
らの作動油がケース15のポンプポート20、制御弁1
1(制御弁11のスプール12は中立位置)、シリンダ
ポート22、チェック弁23、油路24及び締切弁25
を介して、油圧シリンダ5に供給されている。ケース1
5に操作軸26が回動自在に支持されており、ケース1
5内において操作軸26に固定された操作アーム26a
が、制御弁11のスプール12の一端に接当している。
ケース15外において、操作軸26にT字形状の天秤ア
ーム(第2移動部材に相当)27が遊外嵌されている。
又、操作軸26には切換アーム28が一体回動状態に外
嵌装着してあり、切換アーム(第1移動部材に相当)2
8に突設された接当ピン28aによってこれら天秤アー
ム27と切換アーム28とを接当連動構造に構成してあ
る。図2及び図1に示すように、苗植付装置3の左右中
央に接地フロート9(高さセンサーに相当)が配置され
ており、植付ミッションケース6の横軸芯P1周りに上
下揺動自在に、接地フロート9の後部が支持されてい
る。そして、ケース15側の天秤アーム27の一端と接
地フロート9とが、苗植付装置3側の天秤アーム13、
及びレリーズワイヤ14(連係手段に相当)のインナー
14aを介して連動連結されている。
【0009】図2,3,5に示す状態は、後述する昇降
レバー21を植付位置に操作してロータリ部29、カム
ボール30及び操作スプール31によりチェック弁23
を開操作している状態であり、締切弁25も開操作して
いる状態である。この図2,3,5に示す状態におい
て、田面Gに接地追従する接地フロート9に対し苗植付
装置3が設定高さ以下に下降すると、インナー14aが
接地フロート9側に引き操作されて、天秤アーム27が
切換アーム28を強制揺動して操作アーム26aが紙面
時計方向に揺動し、制御弁11のスプール12が図3に
示す中立位置から紙面右方にスライド操作される。これ
により、スプール12においてポンプ10側の第1ラン
ド部12a側が開き、ポンプ10からの作動油がシリン
ダポート22及びチェック弁23等を通り油圧シリンダ
5に供給され、油圧シリンダ5が伸長操作されて苗植付
装置3が上昇操作される。
【0010】逆に、接地フロート9に対し苗植付装置3
が設定高さ以上に上昇すると、インナー14aが天秤ア
ーム27側に戻され、後述する第1バネ16の戻し付勢
力によってスプール12が図3に示す中立位置から紙面
左方にスライド操作されるとともに、操作アーム26a
がスプール12に押され、切換アーム28がその接当ピ
ン28aと天秤アーム27側縁との接当状態で天秤アー
ム27に追従して紙面反時計方向に揺動するのである。
これにより、スプール12においてドレン部18側の第
2ランド部12b側が開き、油圧シリンダ5の作動油が
前述と逆に流れてドレンポート18から排出され、油圧
シリンダ5が収縮操作されて苗植付装置3が下降操作さ
れる。以上のようにして、田面Gに接地追従する接地フ
ロート9に対して苗植付装置3が上下動すると、これに
伴って制御弁11のスプール12が操作され油圧シリン
ダ5が伸縮操作されて、苗植付装置3が田面Gから設定
高さに維持され、苗の植付深さが一定に維持されるので
ある。
【0011】図2及び図4に示すように、ケース15の
横軸芯P2周りに回動自在にロータリ部29が支持さ
れ、このロータリ部29に第1アーム33及び第2アー
ム34が固定されている。そして、後述する第1バネ1
6により、前述したように下降位置に向けて付勢される
スプール12を、これに連動連結されて揺動往復移動可
能な切換アーム28に作用することによってスプール1
2の下降付勢力に抗して苗植付装置3の上昇移動状態が
現出される上昇位置に向けて切換移動可能な人為操作用
の昇降レバー(昇降操作具に相当)21と、接地フロー
ト9にレリーズワイヤ14で連動連結されて揺動往復移
動可能な天秤アーム27とによって連係機構Bが構成さ
れている。つまり、昇降レバー21をしてスプール12
が上昇位置に向けて操作されるときには、切換アーム2
8のみが(天秤アーム27との干渉なく独立して)移動
される状態を現出し、かつ、自動昇降制御状態における
苗植付装置3の下降移動状態を、天秤アーム27が切換
アーム28をスプール12の下降位置に向けて強制移動
することで現出するように、天秤アーム27と切換アー
ム28どうしを接当ピン28aによる片当たり接当構造
で連動連係して連係機構Bを構成してある。
【0012】さらに詳述すると、第1アーム33に手動
操作用の昇降レバー21が支持されており、昇降レバー
21の中立位置で第2アーム34のピン34aが切換ア
ーム28のアーム部28bに接当して、切換アーム2
8、天秤アーム27及びスプール12の下降側(図3の
紙面左方)への移動が阻止されるのであり、昇降レバー
21の上昇位置で第2アーム34が、ピン34aをして
切換アーム28のみを揺動操作してスプール12を上昇
側(図3の紙面右方)に強制的に操作するのであり、こ
のとき、苗植付装置3の上昇に伴う接地フロートの垂れ
下がりにより、天秤アーム27は図2において反時計周
り方向に回動移動するのである。以上の構造により、昇
降レバー21を植付位置(苗植付装置3が植付作動し、
前述のような苗植付装置3の自動的な昇降操作が行われ
る状態)、下降位置(苗植付装置3が植付作動を停止
し、苗植付装置3の下降操作が行われる状態)、中立位
置(苗植付装置3が植付作動を停止し、苗植付装置3の
昇降操作が停止される状態)、及び、上昇位置(苗植付
装置3が植付作動を停止し、苗植付装置3の上昇操作が
行われる状態)に操作することができる。特に、中立位
置から上昇位置へ向けての操作では、レリーズワイヤ1
4の摺動抵抗や感知バネ38と初期荷重設定用でもある
バネ32の荷重が作用しないようになり、軽快に操作で
きるようになる。
【0013】この場合、図4に示すようにロータリ部2
9に第1凹部29aと第2凹部29bとが設けられてお
り、ケース15側にボールデテント機構35が設けられ
ている。これによって図4に示すように、昇降レバー2
1を中立位置に操作していると、ボールデテント機構3
5がロータリ部29の第1凹部29aに入り込んで、昇
降レバー21が中立位置に保持されると共に、ケース1
5側のカムボール30が第2凹部29bに入り込んで、
チェック弁23が閉じ操作される。従って、油圧シリン
ダ5からの作動油がチェック弁23で止められて、苗植
付装置3が下降することはない。そして、昇降レバー2
1を上昇、下降及び植付位置に操作すると図5に示すよ
うに(図5の状態は昇降レバー21を植付位置に操作し
ている状態)、ロータリ部29によりカムボール30及
び操作スプール31が紙面右方に押されて、チェック弁
23が開操作される。これにより、シリンダポート22
及びチェック弁23を通しての油圧シリンダ5への作動
油の給排操作が行えて、苗植付装置3の昇降操作が行わ
れる。又、長時間に亘って油圧シリンダ5及び苗植付装
置3を固定しておく場合には、図4の締切弁25を締め
込んで閉じておく。
【0014】図2に示すように、横軸芯P3周りに揺動
操作自在に天秤状のブラケット36が支持されて、この
ブラケット36の上部に感度調節レバー19が備えられ
ており、接地フロート9側のレリーズワイヤ14のアウ
ター14bの一端がブラケット36の下部に支持されて
いる。そして、別のレリーズワイヤ37のアウター37
bの端部がブラケット36の上部に支持され、インナー
37aの一端がバネ38を介して天秤アーム27の上部
に接続されており、走行用の無段変速装置(図示せず)
用の変速レバー39に、インナー37aの他端が接続さ
れている。
【0015】以上の構造により、感度調節レバー19を
敏感側に操作していくと、バネ38が天秤アーム27及
びスプール12を下降側(図3の紙面左方)に付勢する
付勢力が弱められると共に、アウター14bの一端が紙
面左方に移動し、接地フロート9の姿勢が下向きになり
接地面積が増加して、接地フロート9が敏感に田面Gの
凹凸に接地追従していく状態になる。逆に感度調節レバ
ー19を鈍感側に操作していくと、バネ38が天秤アー
ム27及びスプール12を下降側(図3の紙面左方)に
付勢する付勢力が強められると共に、アウター14bの
一端が紙面右方に移動し、接地フロート9の姿勢が上向
きになり接地面積が減少して、接地フロート9の凹凸へ
の接地追従が鈍感な状態になる。そして、変速レバー3
9を低速側に操作すればインナー37aが戻し操作され
て、バネ38が天秤アーム27及びスプール12を下降
側(図3の紙面左方)に付勢する付勢力が弱められ、接
地フロート9が敏感に田面Gの凹凸に接地追従していく
状態になる。逆に変速レバー39を高速側に操作すれ
ば、バネ38が天秤アーム27及びスプール12を下降
側(図3の紙面左方)に付勢する付勢力が強められ、接
地フロート9の凹凸への接地追従が鈍感な状態になる。
【0016】図3に示すように、制御弁11のスプール
12を紙面左方の下降側に常時付勢する第1バネ16が
備えられており、スプール12が図3に示す中立位置か
ら紙面右方の上昇側の設定ストローク位置Aに達する
と、スプール12の端部が接当する第2バネ17が備え
られている。この場合、スプール12が中立位置と上昇
側の設定ストローク位置Aとの間に位置していると、第
1ランド部12aにおける切欠き部12cの部分のみが
連通する開度小の状態になり、スプール12が設定スト
ローク位置Aを越えて上昇側に移動すると、第1ランド
部12aの全体が開く開度大の状態となる。
【0017】この構造により昇降レバー21を植付位置
に操作している状態において、接地フロート9に対し苗
植付装置3が少し下降して、制御弁11のスプール12
が図3に示す中立位置と上昇側の設定ストローク位置A
との間に位置している場合には、第1バネ16の抵抗の
みがスプール12に対して線型的に掛かる。従って、こ
の状態において苗植付装置3の下降に伴いスプール12
は素早く上昇側に操作されるが、第1ランド部12aに
おいては切欠き部12cの部分のみが連通する開度小の
状態となる。これにより、苗植付装置3の下降に伴い油
圧シリンダ5が素早く伸長し始めて苗植付装置3の上昇
操作を開始するが、その伸長速度は遅い状態となる。こ
の場合、接地フロート9に対して苗植付装置3の下降量
に応じて、第1ランド部12aの切欠き部12cでの開
度が比例して大きくなり、油圧シリンダ5への作動油の
供給量が大きくなって油圧シリンダ5の伸長速度が速く
なっていく。
【0018】逆に、接地フロート9に対し苗植付装置3
が大きく下降して、制御弁11のスプール12が設定ス
トローク位置Aを越えて上昇側(紙面右方)に操作され
た場合には、第1バネ16と第2バネ17の両方の抵抗
の和が線型的にスプール12に掛かることになる。従っ
て、この状態において苗植付装置3の下降に伴いスプー
ル12は遅く上昇側に操作されるが、第1ランド部12
aが開いて開度大の状態となる。これにより、苗植付装
置3の下降に伴い油圧シリンダ5が遅く伸長し始めて苗
植付装置3の上昇操作を開始するが、その伸長速度は速
い状態となる。
【0019】昇降レバー21を植付位置に操作している
状態において、接地フロート9に対し苗植付装置3が上
昇して、制御弁11のスプール12が図3に示す中立位
置から紙面左方の下降側に位置している場合には、第1
バネ16の付勢力のみによりスプール12が下降側に操
作されようとする。この場合、中立位置からの苗植付装
置3の上昇量が小さい範囲においては、その上昇量に応
じて、第2ランド部12bの切欠き部12cでの開度が
比例して大きくなり、油圧シリンダ5からの作動油の排
出量が大きくなって油圧シリンダ5の収縮速度が速くな
っていく。そして、接地フロート9に対し苗植付装置3
が大きく上昇した場合には、第2ランド部12bが開い
て油圧シリンダ5からの作動油の排出量が急激に大きく
なり、苗植付装置3が高速で下降操作される。
【0020】〔別実施例〕切換アーム28と天秤アーム
27とを同軸心での揺動による片当たり接当構造の他、
別軸心での揺動による片当たり接当構造や、平行(スラ
イド)移動する第1及び第2部材による片当たり接当構
造でも良く、種々のを片当たり接当構造が考えられる。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】制御弁の操作系と自動制御系の構造を示す系統
【図3】制御弁内装ケースの断面図
【図4】中立状態での制御弁内装ケースのチェック弁部
分の断面図
【図5】植付状態での制御弁内装ケースのチェック弁部
分の拡大断面図
【符号の説明】
3 水田作業装置 5 油圧シリンダ 9 接地フロート 11 制御弁 12 スプール 21 昇降操作具 27 第2移動部材 28 第1移動部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に装着した水田作業装置(3)
    を駆動昇降させる単動型の油圧シリンダ(5)と、この
    油圧シリンダ(5)の作動を司るスプール式の制御弁
    (11)とを備え、前記水田作業装置(3)に設けた接
    地フロート(9)の上下動検出に基づいて前記制御弁
    (11)のスプール(12)を切換作動させ、前記水田
    作業装置(3)の対地レベルを安定維持可能な自動昇降
    制御が行えるように構成してある水田作業機の昇降制御
    装置であって、 前記水田作業装置(3)の下降移動状態が現出される下
    降位置に向けて前記スプール(12)が付勢される状態
    に前記制御弁(11)を構成し、下降付勢される前記ス
    プール(12)を、これに連動連結されて往復移動可能
    な第1移動部材(28)に作用することによって前記下
    降付勢力に抗して前記水田作業装置(3)の上昇移動状
    態が現出される上昇位置に向けて切換移動可能な人為操
    作用の昇降操作具(21)を備え、かつ、前記接地フロ
    ート(9)に連動連結されて往復移動可能な第2移動部
    材(27)を設けるとともに、 前記昇降操作具(21)をして前記スプール(12)を
    上昇位置に向けて操作するときには、前記第1移動部材
    (28)のみが移動操作され、かつ、前記自動昇降制御
    の状態における前記水田作業装置(3)の下降移動状態
    を、前記第2移動部材(27)が前記第1移動部材(2
    8)を前記スプール(12)の下降位置に向けて追従移
    動させることで現出されるように、前記第1及び第2移
    動部材(28),(27)どうしを片当たり接当構造で
    連動連係してある水田作業機の昇降制御装置。
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