JP2773216B2 - 普通型コンバイン - Google Patents

普通型コンバイン

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JP2773216B2
JP2773216B2 JP1088742A JP8874289A JP2773216B2 JP 2773216 B2 JP2773216 B2 JP 2773216B2 JP 1088742 A JP1088742 A JP 1088742A JP 8874289 A JP8874289 A JP 8874289A JP 2773216 B2 JP2773216 B2 JP 2773216B2
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JP
Japan
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culm
handling room
lifting conveyor
sensor
stem
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JP1088742A
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JPH02268619A (ja
Inventor
栄治 篠崎
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、刈取穀稈の全量を扱室内へ供給して脱穀処
理する普通型コンバインに関するものである。
〔従来の技術〕
この種、普通型コンバインにおいては、刈取部から脱
穀装置の扱室へ刈取穀稈を供給搬送する揚上コンベアを
備えている。この揚上コンベアは、箱型のコンベアケー
スの内部において、前後端部に軸架したスプロケット
に、多数の搬送ラグを有する無端搬送帯を巻回して構成
されている。そして、刈取穀稈は、この揚上コンベアの
前端部側から、無端搬送帯の搬送ラグに係止されて後方
へと搬送され、この後端部から脱穀装置の扱室内へ送込
供給される。
このようにして、刈取穀稈を揚上コンベアから扱室内
へ送込供給する際、供給量が多過ぎると、扱室内への引
継ぎ不良により、揚上コンベアの詰り、あるいは扱室内
への詰りが発生し、作業能率を著しく低下させる問題が
あった。
そこで、実願昭60−47018号(実開昭61−160623号)
のマイクロフィルムに記載されているように、揚上コン
ベアの終端折返し前の揚上コンベア底面部に、茎稈量を
検出するセンサーを設け、該センサーによる所定値以上
の茎稈量検出結果に基づき扱室内での脱穀負荷を自動制
御する技術が考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の、実願昭60−47018号(実開昭61−160623号)
のマイクロフィルムに記載された技術においては、茎稈
量を検出するセンサーが、揚上コンベアの終端折返し前
の揚上コンベア底面部に設けられている。このため、こ
のセンサーは、この揚上コンベア終端底面部を通過する
供給茎稈の総量を検出することになる。
従って、このセンサーの感知面は、刈取脱穀作業中に
おいて常に茎稈と接触して動かされるため、感知面が早
期に摩耗し易く、また、センサー自体の故障が発生し易
しくなり、安定した制御を維持することができず、作業
能率の低いものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の如き課題を解決するために、以下の
ような技術的手段を講じる。
即ち、刈取穀稈を揚上搬送して扱室3内へ送込供給す
る揚上コンベア9の終端折折返し後の部位に、茎稈の逆
流量を検出するセンサー13を設け、該センサー13による
所定値以上の逆流量検出結果に基づき扱室3内での脱穀
負荷を自動制御するように構成してあることを特徴とす
る普通型コンバインとしたものである。
この構成により、刈り取られた穀稈は、揚上コンベア
9によって扱室3へ送込供給されて脱穀処理され、収穫
された穀粒は、コンバインの機体に設ける穀粒タンク内
等へ一時貯留される。
そして、この刈取脱穀作業において、揚上コンベア9
によって扱室3内へ送込供給される茎稈が過剰なものと
なった場合等、揚上コンベア9の終端部において、扱室
3内へ引き継がれるはずであった茎稈が連れ回されて逆
流する現象が生じる場合がある。
このような場合、センサー13が揚上コンベア9の終端
折返し後の部位において、逆流する茎稈の量、即ち扱室
3内へ取り込まれなかった残余の茎稈量を検出し、この
逆流量検出結果が所定値以上になると、例えば、扱室3
内の排塵板を排稈の送り促進側に調節して排塵能力を高
めたり、走行速度を減速側に調節して刈取茎稈量を減少
させたりして、扱室3内での脱殻負荷が自動的に制御さ
れる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明においては、刈取穀稈を揚上搬
送して扱室3内へ送込供給する揚上コンベア9の終端折
返し後の部位に、茎稈の逆流量を検出するセンサー13を
設け、該センサー13による所定値以上の逆流量検出結果
に基づき扱室3内での脱穀負荷を自動制御するように構
成したので、センサー13の耐久性を良好に維持して安定
した脱穀負荷制御が行なえ、刈取脱殻作業の能率を向上
させることができる。
〔発明の実施の形態〕
本発明の実施の形態を図面に従い詳述する。
図例において、走行装置1を具備する機体2上に、扱
室3内に吸胴4を機体前後向き軸芯周りに回転するよう
軸架させた脱穀装置5を搭載してあると共に、圃場の立
毛穀稈を掻込むリール6、掻込まれた穀稈を刈取る装置
7、刈取後の穀稈を横送りして中央側に寄せ集める集送
オーガ8、集送後の穀稈を受継いで前記脱穀装置5の扱
室3内へ送込供給する揚上コンベア9を装備した刈取前
処理部10を、前記機体2に対して昇降駆動可能に設け、
もって全稈投入型いわゆる普通型コンバインを構成して
いる。
揚上コンベア9はフィードケース11内に架設してあ
り、その終端折返し経路部12には、持ち回りされる茎稈
の逆流量を検出するセンサー13を設け、このセンサー13
が所定値以上の逆流量を検出すると、制御部14及びモー
タMを介して前記扱室内に設けた排塵板15の傾斜角を排
稈の送りが促進される側に制御するように構成してい
る。また、逆流量が減少して所定値以下になると、排塵
板15は元の位置に自動復帰するようになっている。
要するに、制御部14においては、茎稈の逆流量検出結
果に応じた制御出力を生じ、モータMを制御することに
より、アーム16が回動すると連動杆17が移動して排塵板
15が傾斜角大となる方向に揺動するのである。従って、
扱室内の排稈は扱胴軸方向へ速やかに送られ、排稈口か
ら早く排出されるため排塵能力が増大し、負荷が軽減さ
れることになる。
すると、揚上コンベア9から扱室内の茎稈の送込供給
がスムースに行われることになるから逆流量が減少し、
排塵板15は元位置に復帰されて正常な脱穀制御が行われ
ることになる。
なお、脱穀負荷制御手段として、揚上コンベアでの茎
稈の逆流量検出結果が所定以上になると走行速度を制御
する無段変速装置を減速して扱室内への供給量を制御す
るように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の実施の形態を示すもので、第1図は普
通型コンバインの要部の破断側面図、第2図はその要部
の側断面図、第3図は制御ブロック図を示す。 符号の説明 3……扱室 9……揚上コンベア 13……センサー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈取穀稈を揚上搬送して扱室3内へ送込供
    給する揚上コンベア9の終端折返し後の部位に、茎稈の
    逆流量を検出するセンサー13を設け、該センサー13によ
    る所定値以上の逆流量検出結果に基づき扱室3内での脱
    穀負荷を自動制御するように構成してあることを特徴と
    する普通型コンバイン。
JP1088742A 1989-04-07 1989-04-07 普通型コンバイン Expired - Lifetime JP2773216B2 (ja)

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