JP2773084B2 - 写真用支持体およびその製造方法 - Google Patents

写真用支持体およびその製造方法

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JP2773084B2 JP1679890A JP1679890A JP2773084B2 JP 2773084 B2 JP2773084 B2 JP 2773084B2 JP 1679890 A JP1679890 A JP 1679890A JP 1679890 A JP1679890 A JP 1679890A JP 2773084 B2 JP2773084 B2 JP 2773084B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真用支持体およびその製造方法に関するも
のである。
〔発明の背景〕
従来写真用支持体としては、紙の片面に硫酸バリウム
を主体とするバライタ層を塗布したいわゆるバライタ紙
が使用されていた。近年、写真の現像処理の高速化に伴
い、原紙の両面をポリエチレンやポリプロピレン等の熱
可塑性合成樹脂でコーティングして防水処理を施した支
持体、即ち樹脂コート紙と称される紙が主に用いられる
ようになってきた。一般にこのような樹脂コート紙は、
前記熱可塑性合成樹脂を押出機で溶融押出したフィルム
を熱いうちに基材たる紙の両面に塗工して、冷却ロール
と例えばゴムロールよりなるニップで樹脂を紙に圧着さ
せることによって製造されている。
上述の構造の写真用支持体は、通常のバライタ紙に比
較して湿度変化に伴う伸縮が少ないが、この表面にゼラ
チンの如き高分子物を主たる結合剤とする感光乳剤を塗
布する時は、この乳剤層の湿度変化に伴う伸縮が大きい
ためにカールを生ずる。特に乳剤が塗布された後、過度
の乾燥をしたり、出来た印画紙または現像処理後の印画
紙を、例えば相対湿度が20%という低湿度で放置すると
きには、乳剤面を内側にしたカールを生ずる。
このカールの発生は、印画紙製造中または引き伸ばし
焼き付け作業の作業能率の低下と得率の低下をもたらす
他、印画紙を集積したり、アルバムに貼付する作業を困
難にする。
前記樹脂コート紙に塗布される熱可塑性合成樹脂フィ
ルムの厚みは、写真乳剤を塗布する面については製品規
格が定められていることが多いが、反対側の裏面はさほ
ど重要ではなく一般にラミネートされるフィルムの厚み
は自由に変更できる。
しかしながら、裏面のラミネート厚みを変化させると
製品のカールが変わるところから、従来は製品の品質を
一定にするために、表裏両面のラミネート厚みを合わせ
ていた。
一方、高密度ポリエチレンは、特公昭48−9963号に記
載の如く耐カール性増進のために極めて有効であるとい
う特徴を有する。この特性を利用して感光材料が塗布さ
れる側のポリエチレン樹脂としては低密度のものを、裏
面側には高密度のものを塗布することによって乳剤塗布
前のラミネート紙としては乳剤塗布側を外側にするカー
ルを与えるようにする。このようにして得られたラミネ
ート紙に感光乳剤を塗布乾燥すると感光乳剤層の乾燥収
縮によりカールがバランスするようになる。
即ち、高密度ポリエチレンの配合比率を高めることに
よって耐カール性を増大させることができる。また、裏
面のラミネート量を減量しても裏面の高密度ポリエチレ
ンの配合率を高めることで品質として要求されるカール
が保たれる。即ち、品質を維持したまま製造コスト、輸
送コストを低下させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら高密度ポリエチレンの配合比率が過度に
高まると押出時の樹脂の流動性が不安定となり、また紙
基体と樹脂層との接着が不良となる問題を生じるため高
密度ポリエチレンの配合比率には限界があり、優れた耐
カール性を有する写真用支持体が得られなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような問題点を解決するべくなされたも
のである。本発明は、原紙両面上に溶融ポリオレフィン
樹脂を押出コーティングし、ポリオレフィン層により被
覆された写真用支持体において、写真乳剤層が設けられ
る側と反対側の樹脂層が多層構造であり、該多層構造の
原紙に最も近い第一樹脂層に低密度ポリエチレンを50重
量%以上含み、それよりも外側の層のうち少なくとも一
層に高密度ポリエチレン75重量%以上を含む層を配置し
たことを特徴とする写真用支持体によって達成される。
また、原紙両面上に溶融ポリオレフィン樹脂を押出コ
ーティングし、ポリオレフィン層により被覆された写真
用支持体を製造する方法において、写真乳剤層が設けら
れる側と反対側の樹脂層を共押出コーティングにより多
層構造とし、該多層構造の原紙に最も近い第一樹脂層に
低密度ポリエチレンを50重量%以上含有させ、それより
も外側の層のうち少なくとも一層に高密度ポリエチレン
75重量%を含有させる配置とすることを特徴とする写真
用支持体の製造方法によって達成される。該多層構造を
構成する原紙に最も近い第一樹脂層中の低密度ポリエチ
レンの量が50重量%に満たない場合には樹脂層と原紙層
との接着性が低下する。それよりも外側の層で、高密度
ポリエチレンを最も高濃度に含有する層の高密度ポリエ
チレン含有率が75重量%に満たない場合には裏樹脂層全
体に占める高密度ポリエチレンの比率が同等の混合系一
層押出コーティングの場合とさほど変わるところがな
く、本発明の効果が十分には発揮されない。
また高密度ポリエチレンを最も高濃度に含有する層の
高密度ポリエチレンの含有率がさらに80重量%、90重量
%、100重量%と増加するにしたがい、より一層顕著に
本発明の効果が発揮される。
また、高密度ポリエチレンはこれら75重量%以上の高
濃度に含有する層に集中する方がカール改良の観点から
好ましく、多層構造中に含有される高密度ポリエチレン
の少なくとも50%は高密度ポリエチレン高濃度含有層に
含有せしめるのが望ましい。
樹脂を多層化する押出ラミネート法としては、逐次コ
ーティングと共押出コーティングがあるが、前述の目的
により極薄の層を作り出すためには、共押出コーティン
グが望ましい。
共押出コーティングの際、三層以上で押し出し、高密
度ポリエチレン高濃度含有層を内側に配置するとネック
インが小さくなるという効果もある。
本発明に於けるポリオレフィン樹脂としては、低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン等のホ
モポリマー、またはエチレン−プロピレン共重合体など
のオレフィンの二つ以上からなる共重合体及びこれらの
混合物である。
本発明に於ける写真用支持体の写真乳剤層を設ける側
とは反対側の裏面に用いられる低密度ポリエチレンと
は、密度が0.915〜0.930g/cm3のものであり、通常高圧
法で製造されるものである。また、裏面に用いられる高
密度ポリエチレンとは、密度が0.950g/cm3以上のもので
あり、通常低圧法あるいは中圧法で製造されるものであ
る。特に好ましい高密度ポリエチレンとしては、共押出
特性、カール改良効果などの点から密度が0.955〜0.970
g/cm3のものである。
またこれらのポリオレフィン樹脂は本発明を構成する
範囲において、各種の密度及び溶融粘度指数(メルトイ
ンデックス:以下単にMIと略す)を有するものを単独に
あるいはそれらの二種以上を混合して用いることができ
る。例えば、裏面の第一樹脂層として密度0.918g/cm3
MI=7.0のもの第二樹脂層として密度0.967g/cm3、MI=
6.0のものを使用するなど密度やMIの異なる樹脂を使用
することができる。
本発明の写真用支持体の写真乳剤層を設ける側、即
ち、表側を構成する樹脂としても前記のものを用いるこ
とができる。該表側のポリオレフィン樹脂層中にはプリ
ント像の鮮鋭度を高めるためにルチル型またはアナター
ゼ型の二酸化チタン顔料を7.5〜25重量%含有せしめる
のが有利である。
写真用支持体に適した二酸化チタン顔料としては、特
公昭59−42296号、特公昭59−37304号、特公昭60−343
0、特公昭60−56118号、特公昭57−108849号、特公昭58
−7630号、特開昭58−22014号、特開昭59−1544号、特
開昭59−121329、特開昭59−164550、特開昭59−215334
号、特開昭61−103635号に記載のものを含有せしめるこ
とができる。また、表側の樹脂層中には、二酸化チタン
顔料の他に酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム、等の白
色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸アミド等の
脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネ
シウム、バルミチン酸亜鉛、ミスチリン酸亜鉛、パルミ
チン酸カルシウム、等の脂肪酸金属塩、ヒンダードフェ
ノール、ヒンダードアミン、リン系、硫黄系等の各種酸
化防止剤、コバルトブルー、群青、セルリアンブルー、
フタロシアニンブルー等のブルー顔料や染料、コバルト
バイオレット、ファストバイオレット、マンガンバイオ
レットなどのマゼンタの顔料や染料、螢光増白剤、紫外
線吸収剤などの各種の添加剤を適宜組み合わせて添加す
るのが好ましい。また、二酸化チタン顔料やこれらの添
加剤を含有せしめる方法としては、前記した公報明細書
及び特開昭60−11841号、特開昭60−75832号、特開昭60
−181131号等に記載もしくは例示の方法など任意の方法
で行うことができる。
また、本発明における写真用支持体の多層構造の裏側
の夫々の樹脂層にも、表側樹脂層中に含有せしめたと同
様、白色顔料、脂肪酸アミド、脂肪酸金属塩、各種酸化
防止材、着色顔料や染料、螢光増白剤、紫外線吸収剤等
の各種の添加剤を適宜組み合わせて含有せしめることが
できる。
特に、脂肪酸金属塩を数ppmから0.5重量%、特開昭60
−11847号に記載もしくは例示の酸化防止剤を数ppmから
1000ppm程度含有せしめるのが好ましい。また、特に酸
化防止剤は多層構造の外側の層中に多く含有せしめるの
が原紙との接着性で好ましく、最外層中に多く含有せし
めるとクーリングロールとの離型性を良くする点で好ま
しい。
本発明における写真用支持体は、走行する基体たる紙
上に加熱溶融したポリオレフィン樹脂を流延するいわゆ
る押出しコーティング法によって製造され、通常その両
面が樹脂により被覆される。
その際、裏側の樹脂層は前記した如く、多層構造で押
出コーティングされる。一方、表側の樹脂は単層でも多
層構造でもよい。また、樹脂を原紙に被覆する前に、原
紙にコロナ放電処理を施すのが好ましい。写真用支持体
の乳剤側表面は光沢面または印画紙にした場合に印画紙
の表面の光沢に影響を与えない程度の特開昭55−26507
号に記載の微粗面、あるいはマット面、絹目面等を有
し、裏面は通常無光沢面であり、表面あるいは必要に応
じ表裏両面にもコロナ放電処理、火炎処理などの活性化
処理を施すことができる。更に、活性化処理後、特開昭
61−84643号に記載のような下引き処理をすることがで
きる。
また、本発明における写真用支持体の表裏夫々樹脂層
の厚さとしては、特に制限はないが、一般に10μ〜50μ
程度の厚さに押出コーティングしたものが有利である
が、本発明の効果、即ちカール物性の改良及びコストの
点から裏側の樹脂層の合計の厚味は表側樹脂層の厚みよ
り薄いか等しいのが有利である。
本発明の実施に用いられる基体たる原紙としては、通
常の天然パルプを種成分とする天然パルプ紙、天然パル
プと合成繊維とから成る混抄紙などいずれでもよいが、
本発明における写真用支持体の基体としては、カール物
性が良く、それ故、該支持体を有する写真印画紙の現像
処理時の走行性や取り扱いやすさ、さらにはカールの少
ないプリントが得られるという優れた写真用支持体を経
済的に有利に提供出来るということから、天然パルプ紙
が特に好ましく有利に用いられる。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙を構成するパ
ルプとしては、特開昭58−37642号、特開昭60−67940
号、特開昭60−69649号、特開昭61−35442号等に記載も
しくは例示してあるような適切に選択された天然パルプ
を用いるのが有利であるが、必要に応じて天然パルプ以
外の合成パルプ、合成繊維を用いてもよい。
天然パルプは塩素、次亜塩素酸類、二酸化塩素漂白の
通常の漂白処理並びにアルカリ抽出もしくはアルカリ処
理および必要に応じて過酸化水素、酸素などによる酸化
漂白処理など、およびそれらの組み合わせ処理を施した
針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹広葉樹混合パルプ
の木材パルプが有利に用いられ、また、クラフトパル
プ、サルファイトパルプ、ソーダパルプなどの各種のも
のを用いることができる。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙中には、紙料
スラリー調製時に各種のサイズ剤、高分子化合物を含有
せしめることができる。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙に有利に含有
せしめられるサイズ剤としては、脂肪酸金属塩あるいは
/及び脂肪酸、アルキルケテンダイマー、アルケニルま
たはアルキルコハク酸無水物、特開昭54−147211号に記
載のエポキシ化高級脂肪酸アミド、特開昭56−109343号
に記載の有機フルオロ化合物があげられる。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙に有利に含有
せしめられるサイズ剤としては、塩化アルミニウム、硫
酸バン土、ポリ塩化アルミニウム等の水溶性アルミニウ
ム塩でパルプに定着される態様での脂肪酸金属塩あるい
は/および脂肪酸、水溶性アルミニウム塩を用いるか、
あるいは用いないでパルプに定着される態様でのアルキ
ルケテンダイマーあるいはアルキルケテンダイマーとエ
ポキシ化高級脂肪酸アミドとの組み合わせサイズ剤等を
あげることができる。脂肪酸金属塩あるいは/および脂
肪酸としてはその炭素数が12〜22のものが好ましく、そ
の添加量は対パルプの絶乾重量当り0.5〜4.0重量%の範
囲が好ましい。また、必要に応じて添加される水溶性ア
ルミニウム塩の添加量はサイズ剤に対して固形重量基準
で1/20〜4/1の範囲が、特に1/10〜1/1の範囲が好まし
い。また、アルキルケテンダイマーとしては、アルキル
基の炭素数が8〜30、好ましくは12〜18のものがよい。
アルキルケテンダイマーは、通常、その乳化物として市
販されており、具体例としては、ディックハーキュレス
(株)製のアコーペル360XCなどがある。その添加量と
してはアルキルケテンダイマー分として対パルプ絶乾重
量当り0.2〜4.0重量%の範囲が好ましい。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙に紙料スラリ
ー調製時に有利に含有せしめられる高分子化合物として
陽イオン性湿潤紙力増強剤、カチオン性、アニオン性あ
るいは両性紙力増強剤があげられる。陽イオン性湿潤紙
力増強剤としては、ポリアミンポリアミドエピクロルヒ
ドリン樹脂が好ましく、その添加量はパルプ乾燥重量に
対して、0.05〜4.0重量%の範囲が、特に0.15〜1.5重量
%の範囲が好ましい。その具体例としては、ディック・
ハーキュレス(株)製のカイメン557H、カイメンS−2
5、エピノックスP−130などがある。
また、カチオン性、アニオン性あるいは両性紙力増強
剤としては、特公昭60−17103号に記載もしくは例示の
カチオン化澱粉、特願昭62−49699号に記載もしくは例
示のカチオン性ポリビニルアルコール、特開昭57−1854
32号、特開昭57−197539号に記載もしくは例示のカチオ
ン性ポリアクリルアミド、特公昭62−23119号、特公昭6
2−31118号に記載もしくは例示のアニオン性ポリアクリ
ルアミド、特公昭61−37613号、特開昭59−31949号に記
載もしくは例示の両性ポリアクリルアミド、特開昭59−
125731号に記載もしくは例示の植物性ガラクトマンナン
などをあげることができる。それらの添加量はパルプ乾
燥重量に対して、0.05〜8重量%の範囲が、特に0.15〜
4重量%の範囲が好ましい。
また、本発明の実施に好ましく用いられる原紙中に
は、紙料スラリー調製時に各種の添加剤を含有せしめる
ことができる。填料として、クレー、カオリン、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、酸化チ
タンなど、pH調節剤として、苛性ソーダ、炭酸ソーダな
ど、着色顔料、着色染料、蛍光増白剤として、特開昭54
−147033号、特願昭62−37555号、特願昭63−96516号に
記載もしくは例示のものなどを適宜組み合わせて含有せ
しめることができる。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙中には、各種
の水溶性ポリマー、帯電防止剤、添加剤をスプレーある
いはタブサイズプレスによって含有せしめることができ
る。水溶性ポリマーとして、特願昭63−96516号に記載
もしくは例示の澱粉系ポリマー、ポリビニルアルコール
系ポリマー、ゼラチン系ポリマー、ポリアクリルアミド
系ポリマー、セルローズ系ポリマーなど、帯電防止剤と
して、特願昭63−96516号に記載もしくは例示の塩化ナ
トリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩、塩化カル
シウム、塩化バリウム等のアルカリ土類金属塩、コロイ
ド状シリカ等のコロイド状金属酸化物、特開昭58−8224
2号に記載もしくは例示の有機帯電防止剤など、ラテッ
クス、エマルジョン類として、石油樹脂エマルジョン、
スチレン−アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、
スチレン−アクリル酸−ブタジエン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マイレン酸−アクリ
ル酸エステル共重合体等のラテックス、顔料として、ク
レー、カオリン、タルク、硫酸バリウム、酸化チタンな
ど、pH調節剤として、塩酸、リン酸、クエン酸、苛性ソ
ーダ、炭酸ソーダなど、そのほか前記した着色顔料、着
色染料、蛍光増白剤などの添加剤を適宜組み合わせて含
有せしめるのが有利である。
本発明の実施に好ましく用いられる原紙の抄造には、
長網抄紙機、丸網抄紙機など通常用いられる抄紙機が用
いられるが、特開昭58−37642号、特開昭61−260240
号、特開昭61−284762号に記載もしくは例示してあるよ
うな適切な抄紙方法を採用するのが有利である。また、
原紙の厚味に関しては特に制限はないが、原紙を抄造
後、特開昭58−37642号、特開昭60−126397号に記載も
しくは例示してあるように原紙をカレンダー処理したも
のが好ましく、その秤量は40g/m2〜250g/m2のものが好
ましい。
本発明における写真用支持体には帯電防止、カール防
止等のために、各種のバックコート層を塗設することが
できる。また、バックコート層には、特公昭52−18020
号、特公昭57−9059号、特公昭57−53940号、特公昭58
−56859号、特開昭59−214849号、特開昭58−184144号
等に記載もしくは例示の無機帯電防止剤、有機帯電防止
剤、親水性バインダー、ラテックス、硬化剤、顔料、界
面活性剤等を適宜組み合わせて含有せしめることができ
る。
本発明における写真用支持体は、各種の写真構成層が
塗設されてカラー写真印画紙用、白黒写真印画紙用、写
植印画紙用、複写印画紙用、反転写真材料用、銀塩拡散
転写法ネガ及びポジ用、印刷材料用等各種の用途に用い
ることができる。例えば、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、
沃臭化銀、塩沃臭化銀乳剤層を設けることができる。ハ
ロゲン化銀写真乳剤層にカラーカプラーを含有せしめ
て、多層ハロゲン化銀構成層を設けることができる。ま
た、物理現像核を含有せしめて、銀塩拡散転写受像層を
設けることができる。それらの写真構成層の結合剤とし
ては、通常のゼラチンの他に、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール、多糖類の硫酸エステル化合物な
どの親水性高分子物質を用いることができる。また、上
記の写真構成層には各種の添加剤を含有せしめることが
できる。例えば、増感色素として、シアニン色素、メロ
シアニン色素など、化学増感剤として、水溶性金化合
物、イオウ化合物など、カブリ防止剤もしくは安定剤と
して、ヒドロキシ−トリアゾロピリミジン化合物、メル
カプト−複素環化合物など、硬膜剤としてホルマリン、
ビニルスルフォン化合物、アジリジン化合物など、塗布
助剤として、ベンゼンスルフォン酸塩、スルホコハク酸
エステル塩など、汚染防止剤として、ジアルキルハイド
ロキノン化合物など、そのほか蛍光増白剤、鮮鋭度向上
色素、帯電防止剤、pH調節剤、カブらせ剤、更にハロゲ
ン化銀の生成・分散時に水溶性イリジウム、水溶性ロジ
ウム化合物などを適宜組み合わせて含有せしめることが
できる。
本発明に係るハロゲン化銀写真材料は、その写真材料
に合わせて「写真感光材料と取扱法」(共立出版、宮本
五郎著、写真技術講座2)に記載されているような露
光、現像、停止、定着、漂白、安定などのような処理が
行われるが、特に発色現像後一浴漂白定着処理を行う多
層ハロゲン化銀カラー写真材料は、CD−III、CD−IV
(以上の2種の化合物はコダック社商品名)、ドロキシ
クロム(メイアンドベーカー社商品名)などいかなる主
薬のカラー現像液でも処理することができる。かかる主
薬を含む現像液にベンジルアルコール、タリウム塩、フ
ェニドンなどの現像促進剤を含有させてもよい。また、
ベンジルアルコールを実質的に含まない現像液で処理す
ることもできる。また、有用な一浴漂白定着液アミノポ
リカルボン酸の金属塩(例えば、エチレンジアミン四酢
酸、プロピレンジアミン四酢酸などの第2鉄錯塩など)
溶液であり、定着剤としては、チオ硫酸ソーダ、チオ硫
酸アンモニウムなどが有用である。かかる一浴漂白定着
液には種々の添加剤を含有させることができる。例え
ば、脱銀促進剤(例えば、米国特許第3,512,979号に記
載のメルカプトカルボン酸、ベルギー特許第682,426号
に記載のメルカプト−複素環化合物など)、汚染防止
剤、pH調節剤ないしはpH緩衝剤、硬膜剤(例えば、硫酸
マグネシウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなど)、
界面活性剤などの種々の化合物を組み合わせて含有させ
ることができる。また、かかる一浴漂白定着液は種々の
pHで使用され得るが有用なpH領域はpH6.0〜8.0である。
〔実施例〕
実施例1 秤量170g/m2の写真用原紙を基紙とし、その裏面をコ
ロナ処理後第1表記載の樹脂を樹脂温度320℃でコロナ
処理面に第1表記載の塗布量で溶融共押出コーティング
して(No.〜については一層押出コーティング)無
光沢面を有する裏樹脂層を形成した。
次いで表面をコロナ処理し、アナラーゼ型酸化チタン
50重量部、低密度ポリエチレン(密度0.918g/m3、MI9)
47.5重量部、ステアリン酸亜鉛2.5重量部からなるマス
ターバッチ20重量部、高密度ポリエチレン(密度0.96g/
cm3、MI7)25重量部、低密度ポリエチレン(密度0.918g
/cm3、MI5)55重量部の混合物を樹脂温度320℃で塗布量
30g/m2溶融押出コーティングして光沢面を有する表樹脂
層を形成した。
評価方法 カール:試料を流れ方向3cm、幅方向10cmに裁断して温
度25℃、湿度65%RHの状態で24時間経時後、中央部が接
地する向きで水平な台の上に置き、端部の持ち上り長さ
を測定した。
乳剤面側へのカールをプラス(+)、裏面側へのカー
ルをマイナス(−)とした。
接着性:紙基体からポリエチレン被覆層をゆっくり剥し
たときの状態を次の四階級で官能評価した。
A:紙基体の剥離面全面に光沢がなく毛羽だっている。
B:紙基体の剥離面に光沢のある部分が若干見られる。
C:紙基体の剥離面に光沢のある部分がかなり見られる。
D:紙基体の剥離面全面に光沢があり、毛羽だちがない。
上記四階級のうち実用上において満足できる状態とみ
なされるのは、AあるいはBの評価が与えられたもので
ある。
押出特性:試料のラミネート幅を50cm間隔で測定し、ネ
ックインと流動の不安定性、所謂サージングあるいはド
ローレゾナンスを評価した。結果を第2表に示す。
試料、の比較、、、の比較から、高密度ポ
リエチレンと低密度ポリエチレンの塗布量比が同一の場
合、二層共押出しで第二樹脂層を高密度ポリエチレン単
独配合とすることにより、さらに高密度ポリエチレンを
第二樹脂層に集中することにより、カール水準を維持し
たまま樹脂塗布量を減量できることがわかる。
試料ように、高密度ポリエチレン単独でラミネート
した場合には樹脂減量効果は極めて大きくなる。しか
し、ネックインが大きくなり、ラミネート幅が不安定と
なって押出特性が悪化する。
また、紙基体と樹脂層との接着も不良となり実用には
適さない。
実施例2 実施例1の第1表を第3表に替える以外は実施例1と
同様に実施した。
第4表から第一樹脂層の低密度ポリエチレンの含有量
が50%を下まわると原紙との接着性が不安になることが
わかる。
実施例3 実施例1の第1表を第5表に替える以外は同様に実施
した。
結果を第6表に示す。
第6表で明らかなように三層構造でも高密度ポリエチ
レン100%層が存在すると裏樹脂低塗布量でもカールバ
ランスが保たれていることがわかる。又、高密度ポリエ
チレン層が中間層となっているNo.、、、はNo.
よりもネックインが小さいこともわかる。
実施例4 実施例1の表1を表7に替える以外は同様に実施し
た。
使用した樹脂は低密度ポリエチレンは密度0.92g/c
m3、MI3、高密度ポリエチレンは密度0.955g/cm3、MI3で
あった。
結果を第6表に示す。
試料No.〜は何れも第一樹脂層と第二樹脂層の合
計の高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンの重量比
は1対1であるが、第二樹脂層の高密度ポリエチレン含
有率が75重量%以上になるとカール水準を維持したま
ま、樹脂塗布量を効率良く減量できることがわかる。
実施例5 実施例1と同様の手順で試作した。
A−1〜A−7については第1表に替え、第一樹脂層
は低密度ポリエチレン100%、第二樹脂層は第9表記載
の配合比で両層の塗布重量が等しくなるようにコーティ
ングし、裏樹脂両変化を行ってカール値が−2.4mmにな
る塗布量を求めた。
B−1〜B−7についてはA−1〜A−7の第一樹脂
層、第二樹脂層合計の高密度ポリエチレン、低密度ポリ
エチレンの重量比に相当する割合で一層押出コーティン
グして裏樹脂層を形成する以外は同様にした。結果を第
9表に示す。
なお、用いた樹脂は夫々実施例−1の場合と同じであ
る。
第9表より、第二樹脂層の高密度ポリエチレン含有量
が75重量以上になると、共押出コーティングにより、第
二樹脂層に高密度ポリエチレンを集中的に使用するとカ
ール水準を維持したまま、特に顕著に樹脂塗布量を減量
できることがわかる。
実施例6 支持体用原紙の抄造 針葉樹サルファイトパルプと広葉樹クラフトパルプの
1対1混合物をカナディアンスタンダードフリーネス31
0mlに共叩解し、下記配合で長網抄紙機を用いて170g/m2
の紙を抄造した。
(配合中の数値は重量部を示す。) パルプ 100 カチオン化澱粉 2 アニオン性ポリアクリルアミド樹脂 0.5 アルキルケテンダイマー乳化物 0.4 (ケテンダイマー分として) ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂 0.4 メインドライヤー通過後下記配合含浸液を35g/m2含浸
させ、アフタードライヤーで乾燥及びマシンカレンダー
で平滑化処理後巻き取った。
(配合中の数値は重量部を示す) カルボキシ変性ポリビニルアルコール 3 ジアミノスチルベンジルスルホン酸塩型螢光増白剤0.
05 青色染料 0.002 食塩 2 水を加えて 100 樹脂被覆紙型写真用支持体の製造 紙匹を元巻から引き出し裏面をコロナ処理後、試料
として、高密度ポリエチレン(密度0.96g/cm3、MI7)と
低密度ポリエチレン(密度0.92g/cm3、MI5)の1対1混
合物を樹脂温度320℃でコロナ処理面に塗布面30g/m2
融押出コーティングして、無光沢面を有する裏樹脂層を
形成した。
試料としては、第一樹脂層として高密度ポリエチレ
ン(密度0.96g/cm3、MI7)と低密度ポリエチレン(密度
0.92g/cm3、MI5)の1対1混合物を塗布量11g/m2、第二
樹脂層として高密度ポリエチレン(密度0.96g/cm3、MI
7)を塗布量11g/m2をコロナ処理面に溶融共押出コーテ
ィングして、同じく無光沢面を有する裏樹脂層を形成し
た。
次いで表面をコロナ処理し、ルチル型酸化チタン50
部、低密度ポリエチレン(密度0.918g/cm3、MI9)50部
からなるマスターバッチ20部、高密度ポリエチレン(密
度0.96g/cm3、MI7)30部、低密度ポリエチレン(密度0.
918g/cm3、MI5)50部の混合物を樹脂温度320℃で塗布量
30g/m2溶融押出し塗工して、光沢面を有する表樹脂層を
形成した。
さらに裏面にコロナ処理し下記配合のバックコート用
塗液を塗布し乾燥した。
塗布量は湿分3g/m2である。
(配合中の数値は重量部を示す) スチレン無水マレイン酸共重合物4 のアルカリ加水分
解物 (25%液として) コロイド状シリカ(20%液として) 50 スチレンアクリル系ラテックス 1 (30%液として) 有効エポキシ基数約2.5の化合物 0.25 2−エチルヘキシルスルホコハク酸 0.01 ソーダ系界面活性剤 水を加えて 100 次いで表面をコロナ処理し、ゼラチンの1重量%溶液
である下引き液をエアーナイフコーターで塗布乾燥し、
得られた樹脂被覆紙型写真用支持体の両サイド部分に存
在する樹脂塗布量不正部分をスリット裁断し、正常部分
を巻き取った。
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の製造 上記樹脂被覆紙型写真用支持体を製造後45日目に下記
の各層を支持体側より順次塗設し、ハロゲン化銀カラー
写真感光材料試料No.〜を作成した。
層1…1.2g/m2のゼラチン、0.32g/m2(銀換算、以下同
じ)の青感光性塩臭化乳剤(臭化銀含有率90mol%、平
均粒径0.6μm)、0.50g/m2のジオクチルフタレートに
溶解した。0.80g/m2の構造式(I)のイエローカプラー
を含む層。
層2…0.7g/m2のゼラチン、8mg/m2の構造式(II)の水
溶性染料及び4mg/m2の構造式(III)の水溶性染料から
なる中間層。
層3…1.25g/m2のゼラチン0.22gの緑感性臭化銀乳剤
(臭化銀含有率50mol%、平均粒径0.4μm)、0.30gの
ジオクチルフタレートに溶解した0.62gの構造式IVのマ
ゼンタカプラーを含有する層。
層4…1.2g/m2のゼラチンからなる中間層。
層5…1.4g/m2のゼラチン、0.20g/m2の赤感性塩臭化銀
乳剤(臭化銀含有率50mol%、平均粒径0.4μm)、0.20
g/m2のジオクチルフタレートに溶解した0.45g/m2の構造
式(V)のシアンカプラーを含有する層。
層6…1.0g/m2のゼラチン及び0.20g/m2のジオクチルフ
タレートに溶解した0.30g/m2の構造式(VI)の紫外線吸
収剤を含有する層。
層7…0.5g/m2のゼラチンを含有する層。
なお、硬膜材として、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキ
シ−S−トリアジンナトリウムを層2,4及び7中にそれ
ぞれゼラチン1g当り0.012gになるように添加した。
これら得られたハロゲン化銀カラー写真感光材料は40
℃で2日経過後裁断され、下記に示す処理を行った。
処理工程(33℃) 発色現像 3分30秒 漂白定着 1分30秒 水洗 3分 乾燥 60〜80℃ 1分30秒 各処理液の組成は下記の通りである。
〔発色現像液〕
純水 800ml 硫酸ヒドロキシアミン 2.0g 臭化カリウム 1.5g 塩化ナトリウム 1.0g 亜硫酸カリウム 2.0g トリエタノールアミン 2.0g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル− 3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 4.5g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 (60%水溶液) 1.5ml 炭酸カリウム 32g Whitex BB(50%水溶液) 2ml (蛍光漂白剤、住友化学工業社製) 純水を加えて1とし20%水酸化カリウム又は10%希
硫酸でpH10.1に調整する。
〔漂白定着液〕
純水 550ml エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム 65g チオ硫酸アンモニウム 85g 亜硫酸水素ナトリウム 10g メタ重亜硫酸ナトリウム 2g エチレンジアミン四酢酸−2−ナトリウム 20g 臭化ナトリウム 10g 純水を加えて1とし、アンモニア水又は希硫酸にて
pH=7.0に調整する。
次いで20℃、65%RHで24時間経時後、実施例1と同様
にカールを測定した。
カール値は夫々、−2.1mm、−2.2mmとなり、本発明に
より、カール水準を維持したまま、裏樹脂量を減量でき
ることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明により樹脂塗布量を減量しながら、品質レベル
として要求されるカール水準を維持し、原紙と樹脂との
接着の良好な写真用支持体を得ることができる。又、樹
脂の押出流動性が安定した状態に於いてそのような良好
な写真用支持体の製造が可能となる。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原紙面上に溶融ポリオレフィン樹脂を押出
    コーティングし、ポリオレフィン層により被覆された写
    真用支持体において、写真乳剤層が設けられる側と反対
    側の樹脂層が多層構造であり、該多層構造のうちで原紙
    面に最も近い第1樹脂層が低密度ポリエチレンを50重量
    %以上含み、第1樹脂層よりも外側の層のうち少なくと
    も1層が高密度ポリエチレンを75重量%以上含むことを
    特徴とする写真用支持体。
  2. 【請求項2】第1樹脂層よりも外側の層の中で最も高密
    度ポリエチレン含有量の高い層の高密度ポリエチレン含
    有量が90重量%以上であることを特徴とする請求項1記
    載の写真用支持体。
  3. 【請求項3】原紙面上に溶融ポリオレフィン樹脂を押出
    コーティングし、ポリオレフィン層により被覆された写
    真用支持体を製造する方法において、写真乳剤層が設け
    られる側と反対側の樹脂層を共押出コーティングにより
    多層構造とし、該多層構造のうちで原紙面に最も近い第
    1樹脂層に低密度ポリエチレンを50重量%以上含有さ
    せ、第1樹脂層よりも外側の層のうち少なくとも1層が
    高密度ポリエチレンを75重量%以上含むことを特徴とす
    る写真用支持体の製造方法。
  4. 【請求項4】第1樹脂層よりも外側の層の中で最も高密
    度ポリエチレン含有量の高い層の高密度ポリエチレンの
    含有量が90重量%以上であることを特徴とする請求項3
    記載の写真用支持体の製造方法。
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