JP2771663B2 - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2771663B2
JP2771663B2 JP3868390A JP3868390A JP2771663B2 JP 2771663 B2 JP2771663 B2 JP 2771663B2 JP 3868390 A JP3868390 A JP 3868390A JP 3868390 A JP3868390 A JP 3868390A JP 2771663 B2 JP2771663 B2 JP 2771663B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は無線装置に関し、殊に少なくとも送信側にお
いて疑似雑音符号等の拡散符号にてスペクトラムが拡散
された信号を受信するための受信部を備えた無線装置に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、情報信号よりも充分広いスペクトラム幅を持つ
符号、例えば2進の疑似雑音符号(Pseudo Noise Code;
以下PN符号)で変調されたキャリアを送信し、受信側で
は送信側で用いたのと同一のPN符号で受信信号を乗算す
ることにより元の情報を復調する、所謂スペクトラム拡
散通信が知られている(例えば、電子科学1978年11月号
参照)。
斯るスペクトラム拡散通信は、秘匿性が高い、干渉の
影響を受け難い等の利点を有しているため、各種無線装
置への展開が計られている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、斯るスペクトラム拡散通信では、上述した
ように広スペクトラム幅を有するPN符号等で情報信号を
変調しているため、情報信号を正確に復調するには受信
側で生成する符号を送信側の符号と同期させる必要があ
る。
何故ならば、送信側符号と受信側符号との位相が同期
していなければ、受信スペクトラム拡散信号は受信側符
号にて再度スペクトラムが拡散されることになり、元の
情報を復調することが出来ない。
而して、此種スペクトラム拡散通信を例えばコードレ
ス電話装置の如く音声信号の伝送を行う無線装置に適用
した場合、送信側符号と受信側符号の位相が同期するま
での間、スペクトラムが再度拡散された信号が音声復調
回路に供給されるため、音声復調回路は元の情報(音
声)を復調することが出来ず、雑音を発生し、使用者に
不快感を与えてしまうという問題を生じるものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の点に鑑み、本発明は、受信部にて受信された受
信スペクトラム拡散信号と受信側で生成された拡散信号
との位相同期状態を判定する同期状態判定手段と、 前記受信スペクトラム拡散信号を受信側で生成された
拡散符号にて逆拡散するため、拡散信号を発生する符号
発生器と前記受信スペクトラム拡散信号とこの符号発生
器からの拡散信号を乗算する乗算器とこの乗算器の出力
に応じた直流電圧若しくは所定の定電圧を選択する第1
選択手段とこの第1選択手段の出力に応じてその発信周
波数が制御されるVCOとこのVCOの出力を位相変調する位
相変調器と前記VCOの出力または前記位相変調器の出力
を選択し前記符号発生器にクロック信号として供給する
第2選択手段とを備える逆拡散手段と、 この逆拡散手段にて逆拡散された信号を復調する復調
手段と、 前記逆拡散手段の出力端若しくは復調手段の出力端に
接続されたミューティング手段とを設けてなる。
(ホ) 作用 本発明によれば、受信スペクトラム拡散信号に含まれ
る送信側の拡散信号と受信側で生成された拡散信号との
位相が同期していないとき、前記位相同期状態判定手段
の出力に基づき前記ミューティング手段を動作状態に設
定すると共に、前記第1選択手段を定電圧側に切り換
え、且つ前記第2選択手段を前記VCO側に切り換えるこ
とにより前記符号発生器は送信側の拡散符号より位相が
進んだ符号を発生し、 受信スペクトラム拡散信号に含まれる送信側の拡散信
号と受信側で生成された拡散信号との位相が同期したと
き、前記位相同期状態判定手段の出力に基づき前記ミュ
ーティング手段を不動作状態に設定すると共に、前記第
1選択手段を前記乗算器の出力に応じた直流電圧側に切
り換え、前記第2選択手段を前記位相変調器側に切り換
えることにより同期状態を維持することにより、非同期
状態において雑音の発生を防止する。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明の一実施例を示す図である。第1図に
おいて、(1)は受信スペクトラム拡散信号が供給され
る入力端子(2)は電圧制御発振器(VCO)、(3)は
疑似雑音符号等の拡散符号を発生させる符号発生器、
(4)は入力端子(1)から供給される受信スペクトラ
ム拡散信号と符号発生器(3)から出力される拡散符号
とを乗算する第1乗算器、(5)は第1乗算器(1)の
出力端に接続されたバンドパスフィルタ(BPF)、
(6)はBPF(5)を通過した信号のレベルに基づき送
信側で用いられた拡散符号と符号発生器(3)から出力
された拡散符号の位相同期状態を判定し、位相同期判定
時、Hレベルの判定信号を出力する位相同期判定回路、
(7)は低周波発振器、(8)はBPF(5)を通過した
信号をエンベロープ検波する検波器、(9)は直流カッ
ト用コンデンサ、(10)は検波器(8)の出力信号と低
周波発振器(7)の出力信号とを乗算する第2乗算器、
(11)は第2乗算器(10)の出力を直流電圧に変換する
ローパスフィルタ(LPF)、(12)は低周波発信器
(7)の出力信号に基づきVCO(2)の出力信号を位相
変調する位相変調器、(13)は位相同期判定回路(6)
の判定信号に基づき切換制御され、VCO(2)の発振制
御電圧として低電圧(V)若しくはLPF(11)の出力を
選択的に供給する第1スイッチ、(14)は位相同期判定
回路(6)の判定信号に基づき切換制御され、符号発生
器(3)のクロック信号としてVCO(2)の出力若しく
は位相変調器(12)の出力を選択的に供給する第2スイ
ッチである。以上の回路にて逆拡散回路(A)が構成さ
れている。(15)はBPF(5)の出力端に接続された復
調回路、(16)は復調回路(15)の出力端に接続され、
位相同期判定回路(6)の判定信号(Lレベル)に基づ
き動作状態に設定されるミューティング回路、(17)は
スピーカである。
次に、動作について説明する。
今、例えば所定レベル以上の信号が受信されたとする
と、このとき位相同期判定回路(6)の判定信号はLレ
ベルであるため、第1スイッチ(13)は定電圧(V)供
給状態に、また第2スイッチ(14)はVCO(2)出力供
給状態に設定されている。
而して、VCO(2)は定電圧(V)の供給に基づき送
信側符号のクロック信号の周波数よりも高い周波数で発
振し、符号発生器(3)は斯るVCO(2)の発振出力に
基づき送信側符号に対して順次位相の進む符号を発生す
ることになる。
この符号発生器(3)から発生された拡散符号は第1
乗算器(4)において入力端子(1)から供給された受
信スペクトラム拡散信号と乗算される。
斯る第1乗算器(4)の出力は、BPF(5)にて帯域
制限された後、位相同期判定回路(6)に供給され、BP
F(5)を通過した信号のレベルが所定レベル以上か否
かにより位相状態の判定が行なわれる。その結果、位相
が同期していなければ、上述の動作を繰り返すが、位相
同期判定回路(6)の出力がLレベルのとき(即ち、非
同期状態のとき)にはミューティング回路(16)が動作
状態に設定されているため、復調回路(15)からの不要
な雑音はスピーカ(17)から放音されない。
上述した符号位相の位相動作が進み、BPF(5)を通
過した信号レベルが所定レベル以上になると、位相同期
判定回路(6)の判定信号がHレベルに反転するため、
第1スイッチ(13)がLPF(11)出力供給状態に、また
第2スイッチ(14)が位相変調器(12)出力状態に切換
えされると共に、ミューティング回路(16)が不動作状
態に設定される。
而して、第1乗算器(4)において逆拡散された信号
は、BPF(5)を通じて復調回路(15)に供給され、復
調回路(15)で音声信号に復調された後、スピーカ(1
7)より放音される。
ところで、斯様に位相同期判定回路(6)の判定信号
がHレベルになった後は、復調動作を正確に行うため、
同期状態を維持する必要があるが、同期維持は次の方法
により達成される。
即ち、VCO(2)の発振出力を低周波発振器(7)の
発振出力(レベルが+1、−1の矩形波信号)にて位相
変調すると、例えば符号の相対位相は第2図の点1a、1b
間を往復し、これに伴なって第1乗算器(4)の出力信
号は前記矩形波信号と同一周波数の振幅変調を受けるこ
とになる。
斯る振幅変調成分は、検波器(8)にてエンベロープ
検波され、直流カット用コンデンサ(9)にて直流分が
除去された後、第2乗算器(10)において前記矩形波信
号と乗算される。そして、この乗算出力はLPF(11)を
通過させることにより直流電圧に変換され、VCO(2)
に制御電圧として供給される。
斯くして本発明の動作は達成されるが、本発明は上記
実施例の回路構成に限定されるものではなく、例えば逆
拡散回路(A)として図示したタウ・ディザ回路だけで
なく、遅延ロックループ回路を用いることが出来る。ま
た、ミューティング回路を復調回路前段に設けてもよ
い。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、送信側符号と受信側符号とが同期し
ていないとき、ミューティング手段を動作状態に設定す
るようにしたので、非同期時に不要な雑音が発生するの
を防止することが出来る。
また、一つの同期状態判定手段に基づき、逆拡散手段
の同期状態への引き込み及び非同期状態におけるミュー
ティング動作を行うことができるため、回路規模は最小
限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は符号の相
対位相を示す図である。 (1)……入力端子、(2)……VCO、(3)……符号
発生器、(4)……第1乗算器、(6)……位相同期判
定回路、(15)……復調回路、(16)……ミューティン
グ回路、(A)……逆拡散回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 13/00 H04B 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも送信側において疑似雑音符号等
    の拡散信号にてスペクトラムが拡散された信号を受信す
    るために受信部を備えた無線装置であって、 前記受信部にて受信された受信スペクトラム拡散信号と
    受信側で生成された拡散信号との位相同期状態を判定す
    る同期状態判定手段と、 前記受信スペクトラム拡散信号を受信側で生成された拡
    散符号にて逆拡散するため、拡散信号を発生する符号発
    生器と前記受信スペクトラム拡散信号とこの符号発生器
    からの拡散信号を乗算する乗算器とこの乗算器の出力に
    応じた直流電圧若しくは所定の定電圧を選択する第1選
    択手段とこの第1選択手段の出力に応じてその発信周波
    数が制御されるVCOとこのVCOの出力を位相変調する位相
    変調器と前記VCOの出力または前記位相変調器の出力を
    選択し前記符号発生器にクロック信号として供給する第
    2選択手段とを備える逆拡散手段と、 この逆拡散手段にて逆拡散された信号を復調する復調手
    段と、 前記逆拡散手段の出力端若しくは復調手段の出力端に接
    続されたミューティング手段とよりなり、 受信スペクトラム拡散信号に含まれる送信側の拡散信号
    と受信側で生成された拡散信号との位相が同期していな
    いとき、前記位相同期状態判定手段の出力に基づき前記
    ミューティング手段を動作状態に設定すると共に、前記
    第1選択手段を定電圧側に切り換え、且つ前記第2選択
    手段を前記VCO側に切り換えることにより前記符号発生
    器は送信側の拡散符号より位相が進んだ符号を発生し、 受信スペクトラム拡散信号に含まれる送信側の拡散信号
    と受信側で生成された拡散信号との位相が同期したと
    き、前記位相同期状態判定手段の出力に基づき前記ミュ
    ーティング手段を不動作状態に設定すると共に、前記第
    1選択手段を前記乗算器の出力に応じた直流電圧側に切
    り換え、前記第2選択手段を前記位相変調器側に切り換
    えることにより同期状態を維持することを特徴とする無
    線装置。
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JPS603231A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Toshiba Corp デ−タ信号音減衰方式
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JPH01208923A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Fm多重受信機

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