JP2771233B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2771233B2 JP1072564A JP7256489A JP2771233B2 JP 2771233 B2 JP2771233 B2 JP 2771233B2 JP 1072564 A JP1072564 A JP 1072564A JP 7256489 A JP7256489 A JP 7256489A JP 2771233 B2 JP2771233 B2 JP 2771233B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特にアナログ
回路が具備された半導体集積回路装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の半導体集積回路装置においては、アナ
ログ回路間あるいは、アナログ回路・ディジタル回路間
の相互干渉による特性劣化を最小にすることを目的に、
これらの回路を動作させるための高電位電源及び低電位
電源を供給する配線を外部接続用端子部で回路ごとに分
岐し、電源を供給することが行なわれていた。
このことを図面を用いて詳細に説明する。
第3図は従来の半導体集積回路装置を説明するための
説明図あり、半導体基板1上に第1のアナログ回路14,
第2のアナログ回路15,第1のディジタル回路16,及び第
2のディジタル回路17が構成されている。これらの回路
を動作させるための高電位電源は、第1のアナログ回路
14へは配線10により第2のアナログ回路15へは、配線11
により供給されており、第1のディジタル回路16へは配
線12により、第2のディジタル回路17へは配線13により
供給されている。さらに配線10及び11は、外部接続用端
子2の部分において分岐されており、配線12及び13は外
部接続用端子3の部分において分岐されている。一方低
電位電源は、第1のアナログ回路14へは配線6により、
第2のアナログ回路15へは配線7により供給されてお
り、第1のディジタル回路16へは配線8により、第2の
ディジタル回路17へは配線9により供給されている。さ
らに配線6及び7は外部接続用端子4の部分において分
岐されており、配線8及び9は外部接続用端子5の部分
において分岐されている。
また、半導体基板1への電位の供給は特に図示してい
ないが、半導体基板1がP型半導体の場合、第1のアナ
ログ回路14は配線6と基板との接触をとり、第2のアナ
ログ回路15は配線7と基板との接触を取っている。第1
のディジタル回路16は、配線8と基板との接触をとり、
第2のディジタル回路17は配線9と基板との接触をとっ
ている。これにより、半導体基板1がN型半導体の場
合、第1のアナログ回路14は配線10と基板との接触を取
り、第2のアナログ回路15は配線11と基板との接触を取
り、第1のディジタル回路16は配線12と基板との接触を
取り、第2のディジタル回路17は配線13と基板との接触
を取ることにより行なっている。
このように、高電位電源及び低電位電源を供給するた
めの配線を外部接続用端子部で回路ごとに分岐し電流を
供給することにより、アナログ回路間、あるいは、アナ
ログ回路・ディジタル回路間の相互干渉による特性劣化
を最小にしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の半導体集積回路装置は、電源用配線が
回路毎に分岐されており、かつ、有限のインピーダンス
を有しているため、回路毎に消費電流が異なると回路に
供給される電源電圧が回路毎に異なり、半導体基板内に
電位差を生じる。その結果、半導体基板に、基板のイン
ピーダンスと電位差により決まる電流が流れ、回路間の
相互干渉が生じ、特性劣化を招くという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路装置は、半導体基板上に第1
および第2のアナログ回路を形成した半導体集積回路装
置において、電源電圧を受ける外部接続用端子から前記
第1のアナログ回路への第1の電圧供給配線と、前記外
部接続用端子から前記第2のアナログ回路への第2の電
圧供給配線と、前記外部接続用端子から前記第1および
第2のアナログ回路への基板電位供給用の第3の電圧供
給配線とが互いに独立して形成され、かつ前記第3の電
圧供給配線は前記第1および第2のアナログ回路のそれ
ぞれの内部において基板に接続されていることを特徴と
する。
〔実施例〕 次に本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を説明するための説明図で
ある。ここでは、半導体基板をP型半導体として示して
いる。この図において従来例を示した第3図と同一の箇
所には同一の符号を記している。第1図では、外部接続
用端子4より配線18を引き出し、第1のアナログ回路1
4,第2のアナログ回路15,第1のディジタル回路16及び
第2のディジタル回路17に低電位を供給しており、さら
に、特に図示していないが、14,15,16及び17の各回路内
で、この配線18と基板との接触を取ることにより、半導
体基板1に電位を供給している点で第3図とは異なる。
配線18は、半導体基板1との接触を取ること以外には使
用されていないため、配線18に電流が流れることなく、
配線18内に電位差が生じることはない。従って、半導体
基板1内に電位差が生じるこはなく、その結果、前述し
た「半導体基板内に電流が流れ回路間の相互干渉が生じ
特性劣化を招く」という問題を解決することができる。
しかも配線18には電流が流れないことから配線18の配
線幅は設計ルールにより決まる最小寸法で良く、チップ
面積の増加を最小限におさえることができる。
次に、本発明の他の実施例を第2図を参照して説明す
る。ここでは、半導体基板をP型半導体として示してい
る。この図において本発明の一実施例を示した第1図及
び従来例を示した第3図と同一の箇所には同一の符号を
記している。第2図では、外部接続用端子4より配線18
を引き出し、第1のアナログ回路14及び第2のアナログ
回路15に低電位を供給しており、さらに特に図示してい
ないが、第1のアナログ回路14及び第2のアナログ回路
15の各回路内でこの配線18と基板との接触を取ることに
より半導体基板1に電位を供給している。また、第1の
ディジタル回路16の内部では、配線8と基板との接触を
取る。第2のディジタル回路17の内部では配線9と基板
との接触を取ることにより半導体基板1に電位を供給し
ているという点で第1図,第3図とは異なる。配線18は
半導体基板1との接触を取ること以外には使用されてい
ないため、配線18に電流が流れることはなく、配線18内
に電位差が生じることはない。一方、第1のディジタル
回路16及び第2のディジタル回路17が相補型絶縁ゲート
型電界効果トランジスタにより構成されている場合、一
般にその消費電流は極めて小さく電源を供給している配
線(8,9)内の電位差は無視できる程度(特性に影響を
与えない程度)のものである。
従って、配線18,8及び9の間の電位差は無視すること
ができ、そのため半導体基板1内に生じる電位差は無視
することができる程度(特性に影響を与えない程度)の
ものである。その結果前述した「半導体基板内に電流が
流れ回路間の相互干渉が生じ特性劣化を招く」という問
題を解決することができる。さらに第1図に示した本発
明の一実施例と比較し、配線18は第1のアナログ回路14
及び第2のアナログ回路15に配線され、第1のディジタ
ル回路16及び第2のディジタル回路17には配線されてい
ないため、配線に要する面積を小さくすることができ、
チップ面積をさらに小さくすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による半導体集積回路装置
は半導体基板に電位を供給するための配線を、回路を動
作させるための電源を供給するための配線とは分岐する
ということにより、回路間の相互干渉による特性劣化を
防止できるという効果がある。
しかも、この半導体基板に電位を供給するための配線
には電流が流れないためその配線幅は設計ルールにより
決まる最小寸法で良くチップ面積の増加は最小限におさ
えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積回路装置の一実施例を説明
するための平面図、第2図は本発明の半導体集積回路装
置の第2の実施例を説明するための平面図、第3図は従
来の半導体集積回路装置の例を説明するための平面図で
ある。 1……半導体基板、2,3,4,5……外部接続用端子、6,7,
8,9……低電位電源(接地)用配線、10,11,12,13……高
電位電源用配線、14……第1のアナログ回路ブロック、
15……第2のアナログ回路ブロック、16……第1のディ
ジタル回路ブロック、17……第2のディジタル回路ブロ
ック、18……基板電位供給用配線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に第1および第2のアナログ
    回路を形成した半導体集積回路装置において、電源電圧
    を受ける外部接続用端子から前記第1のアナログ回路へ
    の第1の電圧供給配線と、前記外部接続用端子から前記
    第2のアナログ回路への第2の電圧供給配線と、前記外
    部接続用端子から前記第1および第2のアナログ回路へ
    の基板電位供給用の第3の電圧供給配線とが互いに独立
    して形成され、かつ前記第3の電圧供給配線は前記第1
    および第2のアナログ回路のそれぞれの内部において基
    板に接続されていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
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