JP2769480B2 - 既存杭の引抜き工法 - Google Patents
既存杭の引抜き工法Info
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- JP2769480B2 JP2769480B2 JP29800692A JP29800692A JP2769480B2 JP 2769480 B2 JP2769480 B2 JP 2769480B2 JP 29800692 A JP29800692 A JP 29800692A JP 29800692 A JP29800692 A JP 29800692A JP 2769480 B2 JP2769480 B2 JP 2769480B2
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- Japan
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- pipe
- pile
- drilling
- pressure jet
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既存杭の引抜き工法の
分野に関するものである。
分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来既存杭の引抜き工法としては、ジェ
ット水を送り込むパイプをリーダーに装着した減速機の
中を通過させ、ケーシング内に送水していた。そのため
減速機の構造を考慮しても、ジェット水の最大圧力は3
0kg/c
ット水を送り込むパイプをリーダーに装着した減速機の
中を通過させ、ケーシング内に送水していた。そのため
減速機の構造を考慮しても、ジェット水の最大圧力は3
0kg/c
【外1】 以下でないと、減速機が耐えきれずに破損するおそれが
あった。
あった。
【0003】さらに従来の工法では、ジェット水の圧力
の関係で、既存の短尺杭でも硬質地盤の場合削孔するの
に長時間を要していた。また中、長尺杭においても同様
であった。さらに上述のように長時間削孔すると、バイ
ブロジェット工法と同量の水処理が必要とされていた。
の関係で、既存の短尺杭でも硬質地盤の場合削孔するの
に長時間を要していた。また中、長尺杭においても同様
であった。さらに上述のように長時間削孔すると、バイ
ブロジェット工法と同量の水処理が必要とされていた。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の既
存杭の引抜き工法とは異なって、硬質地盤の削孔をきわ
めて短時間で処理できるようにしたこと、第2にリーダ
ーに装着の減速機の負担を軽減し、且ベースマシンも汎
用機で施工を可能にしたこと、第3に多連式配管の採用
により、直噴射ノズルの外に、引抜き杭洗浄の洗浄用ノ
ズルがセット可能になったこと、第4に高圧ジェット噴
射ノズルに逆止弁一体ノズル(特願平2−93317
号)を装着せしめたことによって、削孔停止時のノズル
のつまりを解消せしめたこと、第5に高圧ジェット水噴
射パイプを減速機から分離せしめたことによって高圧ジ
ェット水の使用が可能になったこと等、きわめて多数の
すぐれた利点を併有するものである。
存杭の引抜き工法とは異なって、硬質地盤の削孔をきわ
めて短時間で処理できるようにしたこと、第2にリーダ
ーに装着の減速機の負担を軽減し、且ベースマシンも汎
用機で施工を可能にしたこと、第3に多連式配管の採用
により、直噴射ノズルの外に、引抜き杭洗浄の洗浄用ノ
ズルがセット可能になったこと、第4に高圧ジェット噴
射ノズルに逆止弁一体ノズル(特願平2−93317
号)を装着せしめたことによって、削孔停止時のノズル
のつまりを解消せしめたこと、第5に高圧ジェット水噴
射パイプを減速機から分離せしめたことによって高圧ジ
ェット水の使用が可能になったこと等、きわめて多数の
すぐれた利点を併有するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、杭引抜き装置
を構成するケーシングの上方部の外側よりケーシングを
構成する側壁部の外側にかけ、さらにケーシングを構成
する開口部の下方部にかけ、且所定間隔おきに複数の高
圧ジェット水を送り込むパイプを保護カバー付きで装着
し、上記パイプの先端部に逆止弁一体ノズルを装着する
と共に、ケーシングの開口部の外周に所定間隔おきに掘
削刃を取着せしめ、以上の構成からなるケーシングを回
転させながら逆止弁一体ノズルより高圧ジェット水をケ
ーシングの外側面より噴射させ、ケーシングと地盤との
間に生ずる摩擦力をカットしながら削孔せしめ、短時間
にして、しかも完全無振動、且無騒音にて既存杭を引抜
くようにしたことを特徴とする既存杭の引抜き工法であ
る。
を構成するケーシングの上方部の外側よりケーシングを
構成する側壁部の外側にかけ、さらにケーシングを構成
する開口部の下方部にかけ、且所定間隔おきに複数の高
圧ジェット水を送り込むパイプを保護カバー付きで装着
し、上記パイプの先端部に逆止弁一体ノズルを装着する
と共に、ケーシングの開口部の外周に所定間隔おきに掘
削刃を取着せしめ、以上の構成からなるケーシングを回
転させながら逆止弁一体ノズルより高圧ジェット水をケ
ーシングの外側面より噴射させ、ケーシングと地盤との
間に生ずる摩擦力をカットしながら削孔せしめ、短時間
にして、しかも完全無振動、且無騒音にて既存杭を引抜
くようにしたことを特徴とする既存杭の引抜き工法であ
る。
【0006】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
る。
【0007】杭引抜き機を水平に据付け、ケーシングを
杭芯に合わせる。重錘式リーダーに装着している減速機
を始動させ、同着のケーシングを地盤に合わせて上下に
動かしながら所定のスピードで回転させ削孔する。
杭芯に合わせる。重錘式リーダーに装着している減速機
を始動させ、同着のケーシングを地盤に合わせて上下に
動かしながら所定のスピードで回転させ削孔する。
【0008】上述のようにケーシングを減速機を介して
回転する際に、ケーシングの外側に取着しているパイプ
を通じて高圧ジェット水を送り込むと、ケーシングの下
方部の開口部に位置している逆止弁一体ノズルから高圧
ジェット水が噴射される。その際ケーシングが所定の速
度で回転しているので、ケーシングと地盤との間に生ず
る摩擦力が高圧ジェット水によってカットされると共
に、掘削刃により地盤の削孔が従来のケーシングの削孔
速度よりも著しく短縮することができた。
回転する際に、ケーシングの外側に取着しているパイプ
を通じて高圧ジェット水を送り込むと、ケーシングの下
方部の開口部に位置している逆止弁一体ノズルから高圧
ジェット水が噴射される。その際ケーシングが所定の速
度で回転しているので、ケーシングと地盤との間に生ず
る摩擦力が高圧ジェット水によってカットされると共
に、掘削刃により地盤の削孔が従来のケーシングの削孔
速度よりも著しく短縮することができた。
【0009】さらに本発明において、高圧ジェット水の
送り込むパイプを、カバーによって保護しているので、
削孔作業時において損傷しない。
送り込むパイプを、カバーによって保護しているので、
削孔作業時において損傷しない。
【0010】また本発明においては、ケーシングの外側
に装着した下方のパイプに装着している逆止弁一体ノズ
ルの中、例えばノズルが4個の場合、2個を下向き(直
ノズル)にしてケーシングの先端地盤のカット用とし、
他の2個は内側斜め向きにして杭洗浄用とする。従って
本発明の逆止弁一体ノズルは、地盤をカットし、さらに
既存杭を洗浄する作用を有している。
に装着した下方のパイプに装着している逆止弁一体ノズ
ルの中、例えばノズルが4個の場合、2個を下向き(直
ノズル)にしてケーシングの先端地盤のカット用とし、
他の2個は内側斜め向きにして杭洗浄用とする。従って
本発明の逆止弁一体ノズルは、地盤をカットし、さらに
既存杭を洗浄する作用を有している。
【0011】上記のように本発明においては、高圧ジェ
ット水をパイプ先端の逆止弁一体ノズルから噴射させ、
同時に杭を洗浄しながら先端地盤をカットするようにし
たので、高圧ジェット水がケーシングと地盤との間の摩
擦力をカットし、削孔スピードを従来のケーシングより
も著しく短縮した。
ット水をパイプ先端の逆止弁一体ノズルから噴射させ、
同時に杭を洗浄しながら先端地盤をカットするようにし
たので、高圧ジェット水がケーシングと地盤との間の摩
擦力をカットし、削孔スピードを従来のケーシングより
も著しく短縮した。
【0012】また本発明は高圧ジェット水を噴射してい
る逆止弁一体ノズルによって、削孔が一時停止になって
も、ノズルがつまってしまうおそれがない。
る逆止弁一体ノズルによって、削孔が一時停止になって
も、ノズルがつまってしまうおそれがない。
【0013】さらに本発明は、高圧ジェット水を送り込
むパイプを、減速機の内部を通すことなく切り離して装
着しているので、減速機の耐久力を考慮せずに高圧ジェ
ット水が使用でき、従ってケーシングと土壌との間の摩
擦力を確実にカットし、削孔時間を短縮することができ
た。
むパイプを、減速機の内部を通すことなく切り離して装
着しているので、減速機の耐久力を考慮せずに高圧ジェ
ット水が使用でき、従ってケーシングと土壌との間の摩
擦力を確実にカットし、削孔時間を短縮することができ
た。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
ある。
【0015】1はケーシングaの上方部、2は側壁部、
3は下方部、4は開口部である。5はケーシングaを接
続するフランジであり、このフランジ5の外周には高圧
用Oリング6を捲廻する。7はフランジ5の接続具、8
は補強フランジ、9はケーシングaの上方部1の中央に
取着したピンである。10は超高圧スイベルジョイント
であって、前記ピン9を防水を施し貫通せしめる。そし
てこのスイベルジョイント10には高圧ジェット水を送
り込む高圧ホース11を接続する。また前記スイベルジ
ョイント10はケーシングaが回転しても回転しない。
12はケーシングaの上方部1に装着のスイベルジョイ
ント10に接続し、しかも側壁部2の外側にして、且フ
ランジ5の外径より内側に位置し、さらに開口部4より
若干上方の外側に達するように装着した高圧ジェット水
を送り込むパイプである。13はパイプ12を保護する
カバーである。以上のように装着したカバー13付きパ
イプ12はケーシングaの外周に所定間隔おきに複数取
着する。14はパイプ12の先端部に装着した逆止弁一
体ノズルであり、本発明においては特願平2−9331
7号のノズルを使用する。そして例えば4個のノズルの
中、2個については、下向き(直ノズル)として、ケー
シングaの先端の地盤カット用とする。他の2個は、内
側斜め向きにして杭bの洗浄用とする。15は掘削刃で
あり、開口部4の外周部に所定間隔おきに且所定の傾斜
角度をもたせて複数装着する。16はケーシングaに形
成した窓孔、17は水槽、18はポンプ装置、19はパ
イプである。
3は下方部、4は開口部である。5はケーシングaを接
続するフランジであり、このフランジ5の外周には高圧
用Oリング6を捲廻する。7はフランジ5の接続具、8
は補強フランジ、9はケーシングaの上方部1の中央に
取着したピンである。10は超高圧スイベルジョイント
であって、前記ピン9を防水を施し貫通せしめる。そし
てこのスイベルジョイント10には高圧ジェット水を送
り込む高圧ホース11を接続する。また前記スイベルジ
ョイント10はケーシングaが回転しても回転しない。
12はケーシングaの上方部1に装着のスイベルジョイ
ント10に接続し、しかも側壁部2の外側にして、且フ
ランジ5の外径より内側に位置し、さらに開口部4より
若干上方の外側に達するように装着した高圧ジェット水
を送り込むパイプである。13はパイプ12を保護する
カバーである。以上のように装着したカバー13付きパ
イプ12はケーシングaの外周に所定間隔おきに複数取
着する。14はパイプ12の先端部に装着した逆止弁一
体ノズルであり、本発明においては特願平2−9331
7号のノズルを使用する。そして例えば4個のノズルの
中、2個については、下向き(直ノズル)として、ケー
シングaの先端の地盤カット用とする。他の2個は、内
側斜め向きにして杭bの洗浄用とする。15は掘削刃で
あり、開口部4の外周部に所定間隔おきに且所定の傾斜
角度をもたせて複数装着する。16はケーシングaに形
成した窓孔、17は水槽、18はポンプ装置、19はパ
イプである。
【0016】cはクローラクレーン、20はクローラ、
21はブーム、22はワイヤー、23はブーム21の先
端に装着したリーダーであり、このリーダー23には減
速機24を装着する。25はリーダー23を固着するた
めの固定アームである。ケーシングaの上方部に装着の
ピン9と減速機24とを接続して削孔する。
21はブーム、22はワイヤー、23はブーム21の先
端に装着したリーダーであり、このリーダー23には減
速機24を装着する。25はリーダー23を固着するた
めの固定アームである。ケーシングaの上方部に装着の
ピン9と減速機24とを接続して削孔する。
【0017】dはラフタークレーンであり、ブーム2
6、ワイヤー27を装着している。このクレーンdは削
孔後、杭bの頭部にワイヤー掛けし杭bを引抜くもので
ある。
6、ワイヤー27を装着している。このクレーンdは削
孔後、杭bの頭部にワイヤー掛けし杭bを引抜くもので
ある。
【0018】
【効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0019】ケーシングを構成する上方部の外側から、
下方開口部より若干上方に位置する側壁部の外側にか
け、高圧ジェット水を送り込む複数のパイプを、減速機
の内部を貫通させずに、しかもフランジの外周部内にお
さまるようにして取着すると共に、夫々のパイプをカバ
ーにかけて保護し、さらに夫々のパイプの先端に逆止弁
一体ノズルを装着せしめ、減速機を介して接続するケー
シングによって先端地盤が削孔される際に生ずるケーシ
ングと地盤との間の摩擦力が、ジェット状にして、しか
も高圧に噴射させる高圧ジェット水によってカットされ
るので、削孔速度が従来のケーシングによる削孔速度よ
りもきわめて短縮し削孔作業能率を著しく高めると共
に、工事費の節減をもはかることができる利点を併有し
ている。
下方開口部より若干上方に位置する側壁部の外側にか
け、高圧ジェット水を送り込む複数のパイプを、減速機
の内部を貫通させずに、しかもフランジの外周部内にお
さまるようにして取着すると共に、夫々のパイプをカバ
ーにかけて保護し、さらに夫々のパイプの先端に逆止弁
一体ノズルを装着せしめ、減速機を介して接続するケー
シングによって先端地盤が削孔される際に生ずるケーシ
ングと地盤との間の摩擦力が、ジェット状にして、しか
も高圧に噴射させる高圧ジェット水によってカットされ
るので、削孔速度が従来のケーシングによる削孔速度よ
りもきわめて短縮し削孔作業能率を著しく高めると共
に、工事費の節減をもはかることができる利点を併有し
ている。
【0020】さらに本発明は、減速機の内部を高圧ジェ
ット水を送り込むパイプを貫通させずに独立状態となし
たので、減速機の負担を軽減せしめると共に、ベースマ
シンも汎用機で施工することができる利点を有してい
る。
ット水を送り込むパイプを貫通させずに独立状態となし
たので、減速機の負担を軽減せしめると共に、ベースマ
シンも汎用機で施工することができる利点を有してい
る。
【0021】また本発明は、直噴射ノズルと引抜き杭洗
浄のための洗浄ノズルがセット可能になった。
浄のための洗浄ノズルがセット可能になった。
【0022】さらに本発明においては、逆止弁一体ノズ
ルを装着したので、削孔停止時のノズルのつまりを解消
することができた。
ルを装着したので、削孔停止時のノズルのつまりを解消
することができた。
【0023】また高圧ジェット水噴射ノズルを減速機か
ら分離したことによって、より高圧ジェット水の使用が
可能になった等、多数のすぐれた利点を併有するもので
ある。
ら分離したことによって、より高圧ジェット水の使用が
可能になった等、多数のすぐれた利点を併有するもので
ある。
【図1】本発明既存杭の引抜き工法において使用するケ
ーシングの一部切欠正面図である。
ーシングの一部切欠正面図である。
【図2】同ケーシングの正面図である。
【図3】同ケーシングの一部切欠正面図である。
【図4】同ケーシングとポンプ装置との接続状態を示す
一部切欠正面図である。
一部切欠正面図である。
【図5】ケーシングによる削孔開示前の状態を示すクロ
ーラクレーンの側面図である。
ーラクレーンの側面図である。
【図6】削孔中の状態を示す図である。
【図7】削孔完了の状態を示す図である。
【図8】ケーシングを引抜いた状態を示す図である。
【図9】ラフタークレーンと共同で上杭へのワイヤー掛
けと杭の引抜き状態を示す図である。
けと杭の引抜き状態を示す図である。
【図10】杭の切断と上杭を倒し、下杭を支持している
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図11】下杭を倒す直前の状態を示す図である。
a・・・ケーシング 1・・・上方部 2・・・側
壁部 3・・・下方部 4・・・開口部 5・・・フランジ 6・・・Oリ
ング 7・・・接続具 8・・・補強フランジ 9・・・ピン 10・・・
スイベルジョイント 11・・・高圧ホース 12、19・・・パイプ
13・・・カバー 14・・・逆止弁一体ノズル 15・・・掘削刃
16・・・窓孔 17・・・水槽 18・・・ポンプ装置 b・・・
杭 c・・・クローラクレーン 20・・・クローラ
21、26・・・ブーム 22、27・・・ワイヤー 23・・・リーダー
24・・・減速機 25・・・固定アーム d・・・ラフタークレーン
壁部 3・・・下方部 4・・・開口部 5・・・フランジ 6・・・Oリ
ング 7・・・接続具 8・・・補強フランジ 9・・・ピン 10・・・
スイベルジョイント 11・・・高圧ホース 12、19・・・パイプ
13・・・カバー 14・・・逆止弁一体ノズル 15・・・掘削刃
16・・・窓孔 17・・・水槽 18・・・ポンプ装置 b・・・
杭 c・・・クローラクレーン 20・・・クローラ
21、26・・・ブーム 22、27・・・ワイヤー 23・・・リーダー
24・・・減速機 25・・・固定アーム d・・・ラフタークレーン
Claims (1)
- 【請求項1】杭引抜き装置を構成するケーシングの上方
部の外側よりケーシングを構成する側壁部の外側にか
け、さらにケーシングを構成する開口部の下方部にか
け、且所定間隔おきに複数の高圧ジェット水を送り込む
パイプを保護カバー付きで装着し、上記パイプの先端部
に逆止弁一体ノズルを装着すると共に、ケーシングの開
口部の外周に所定間隔おきに掘削刃を取着せしめ、以上
の構成からなるケーシングを回転させながら逆止弁一体
ノズルより高圧ジェット水をケーシングの外側面より噴
射させ、ケーシングと地盤との間に生ずる摩擦力をカッ
トしながら削孔せしめ、短時間にして、しかも完全無振
動、且無騒音にて既存杭を引抜くようにしたことを特徴
とする既存杭の引抜き工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29800692A JP2769480B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 既存杭の引抜き工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29800692A JP2769480B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 既存杭の引抜き工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06116955A JPH06116955A (ja) | 1994-04-26 |
JP2769480B2 true JP2769480B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17853909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29800692A Expired - Fee Related JP2769480B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 既存杭の引抜き工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769480B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5100512B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2012-12-19 | 株式会社福田組 | 既存杭の引き抜き方法 |
CN103669343B (zh) * | 2013-11-22 | 2015-07-15 | 河海大学 | 可拆除的组合桩及其拆除施工方法 |
JP6952159B1 (ja) * | 2020-05-30 | 2021-10-20 | 株式会社マルシン | 杭抜埋戻工法 |
CN113653054B (zh) * | 2021-09-17 | 2022-08-30 | 中建八局第二建设有限公司 | 一种拔桩施工方法 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP29800692A patent/JP2769480B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06116955A (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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